JP3475105B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
びその製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】図7は、従来技術である透過型の液晶表
示装置1の断面図である。液晶表示装置1を構成する一
対の絶縁性基板であるガラス基板2,3は互いに対向し
て配置され、その周縁部が接着剤5で接着されている。
基板2,3の間には、セル厚を規制するスペーサを含む
液晶層4が介在されている。ガラス基板2,3はともに
同じ厚みTを有し、各ガラス基板2,3においてその厚
みは均一である。ガラス基板2,3の液晶層4とは反対
側表面には、偏光板などのフィルム状の光学部材6,7
が接着剤などによってそれぞれ貼合わせられている。 【0003】なお、ガラス基板2,3の液晶層側表面に
は、表示電極や配向膜などが形成される。また、ガラス
基板2,3のうちのいずれか一方ガラス基板、たとえば
ガラス基板3には端子が形成され、該端子と、IC(集
積回路)チップなどで実現される液晶駆動用ドライバー
10が実装されたTCP(Tape Carrier Package)の端
子とが、異方性導電膜などで実現される接着剤8によっ
て、互いに電気的に接続される。図7では、COF(Ch
ip On Film)方式のドライバー接続方式を示している
が、接続方式としてはこれ以外にCOG(Chip On Glas
s)方式も可能である。液晶表示装置1はさらにバック
ライト光源、導光体、駆動回路基板およびベゼルなどを
含んで構成され、たとえばバックライト光源はガラス基
板3の液晶層4とは反対側に配置される。 【0004】液晶表示装置1は、複数の表示素子分の大
きさを有する一方のガラス基板と、単一の表示素子分の
大きさを有する複数の他方のガラス基板とを貼合わせ、
一方ガラス基板と他方ガラス基板との間に液晶を封入し
た後、一方ガラス基板を切断して製造される。切断前の
一方ガラス基板の大きさは、たとえば数百mm角以上で
ある。 【0005】液晶表示装置は、CRT(陰極線管)と比
べて厚みが薄く軽量で、消費電力が小さく、フルカラー
化が容易という利点がある。このため、時計や電子卓上
計算機などのセグメント型の表示手段やワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータおよびナビゲーションシス
テムなどのマトリクス型の表示手段のみならず、携帯型
コンピュータ、ゲーム用モニタ、携帯型テレビジョンお
よびデジタルカメラなどの表示手段として利用されてい
る。 【0006】また、液晶表示装置をさらに軽量・薄型化
するために、前記ガラス基板2,3をより薄くすること
が検討されている。ガラス基板2,3の厚みTは従来
1.1mmであったが、0.7mmのものが量産化され
ており、さらに0.5mm以下のものが開発されてい
る。 【0007】このような軽量・薄型の液晶表示装置を基
板の貼合わせ時の割れ不良を低減して効率よく作製する
技術が、特許番号第2722798号公報に開示されて
いる。該公報では、複数の表示素子分の面積をもつ一対
のガラス基板同士を、各表示素子区画の液晶封入領域を
それぞれ囲む接着剤を介して貼合わせた後、各表示素子
区画のガラス基板の外面をエッチングして基板の厚みを
薄くしている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】前記特許番号第272
2798号公報では、ガラス基板を切断する前にその厚
みを薄くしているので、曲げ剛性が低く、たわみやす
く、強度が低い。したがって、組立て工程中や各工程間
の搬送中の自動または手動作業において、ガラス基板が
製造装置や基板カセットと接触したり、ガラス基板同士
が接触したりすると、ガラス基板にクラックやかけによ
る割れ不良が発生する。割れ不良の発生後、ガラス基板
の周縁部に残存する該基板のかけらによって、COG方
式またはCOF方式でドライバーを熱圧着などで接続す
る際、ガラス基板にさらに割れ不良が発生する。 【0009】また、ガラス基板に貼付けた偏光板などの
光学部材が気泡や異物を巻込んだ場合には、光学部材を
貼りなおして修復する。このとき、ガラス基板の端部に
光学部材の引剥がしのための治具が当たると、ガラス基
板に割れ不良が生じる。また、引剥がす際に生じる応力
によって、ガラス基板に割れ不良が生じる。 【0010】また、ガラス基板がたわみやすいので、特
に液晶表示装置を縦置きする場合、液晶やスペーサが流
動しやすく、セル厚の均一性が低下して表示特性が悪化
する。特に、高精度なセル厚制御が要求されるTFT
(薄膜トランジスタ)素子を使用したSTN(スーパー
ツイステッドネマティック)型の液晶表示装置では、セ
ル厚均一性の低下による表示特性の悪化は顕著である。 【0011】本発明の目的は、軽量・薄型で高強度な液
晶表示装置を提供すること、およびそのような液晶表示
装置を高い歩留りで製造できる液晶表示装置の製造方法
を提供することである。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、第1絶縁性基
板と、該第1絶縁性基板よりも小さい面積の第2絶縁性
基板と、これらの基板間に介在される液晶層とを備える
液晶表示装置の製造方法において、 (a)第1絶縁性基板と第2絶縁性基板とを貼合わせ、
基板間に液晶を封入する工程と、 (b)液晶注入後に、第1絶縁性基板の第2絶縁性基板
側の所定領域に凹所を形成する工程と、 (c)凹所形成後に、第2絶縁性基板とは反対側から第
1絶縁性基板をエッチングして該第1絶縁性基板の厚み
を薄くするとともに切断する工程とを含み、前記第1絶
縁性基板を切断する工程では、第1絶縁性基板を切断
後、前記凹所の深さが予め定める深さとなるまで、第1
絶縁性基板を第2絶縁性基板とは反対側からさらにエッ
チングすることで、第1絶縁性基板の切断後のエッジ部
分に丸みを形成することを特徴とする液晶表示装置の製
造方法である。 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】本発明に従えば、機械的ではないエッチン
グという化学的手法によって基板を切断するので、基板
にクラックやかけが生じにくい。したがって、ドライバ
ーの実装工程などにおける割れ不良を防止することがで
きる。特に第1絶縁性基板を切断後、前記凹所の深さが
予め定める深さとなるまで、第1絶縁性基板を第2絶縁
性基板とは反対側からさらにエッチングすることで、第
1絶縁性基板の切断後のエッジ部分に丸みを形成するの
で、基板のクラックやかけの発生を防止することができ
る。たとえば、第1絶縁性基板を0.1mm程度薄くな
るまでさらにエッチングすることによって、切断された
基板端部の鋭利な角部が一様に丸みを帯びる。したがっ
て、基板同士が接触したり、基板を保持するカセットや
治具に基板が接触したとしても、クラックやかけの発生
を防止することができる。接触時に発生するかけらや粉
塵は、基板表面を傷つけたり、異物として付着して偏光
板などの光学部材との間に残存して外観不良となる。ま
た、ドライバーなどの実装端子近傍に付着すると、接続
不良が発生する。しかし本発明では、このような原因と
なるかけらや粉塵が抑制できるので、上述したような不
都合の発生を低減することができる。 【0024】 【0025】 【0026】 【0027】 【0028】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の参考の一形態で
ある透過型の液晶表示装置21の断面図である。液晶表
示装置21を構成する一対の絶縁性基板であるガラス基
板22,23は、互いに対向して配置され、その周縁部
は接着剤25で接着されている。ガラス基板22,23
の間には、セル厚を規制するスペーサを含む液晶層24
が介在されている。ガラス基板22,23の液晶層24
とは反対側の表面には偏光板などのフィルム状の光学部
材26,27が接着剤などによってそれぞれ貼合わせら
れている。 【0029】なお、ガラス基板22,23の液晶層側表
面には、表示電極や配向膜などが形成される。また、ガ
ラス基板22,23のうちの一方ガラス基板23には端
子が形成され、該端子と、ICチップなどで実現される
液晶駆動用ドライバー30が実装されたTCP29の端
子とが、異方性導電膜などの接着剤28によって、互い
に電気的に接続される。図1では、COF方式のドライ
バー接続方式を示しているが、COG方式で接続するこ
とも可能である。液晶表示装置21はさらにバックライ
ト光源、導光体、駆動回路基板およびベゼルなどを含ん
で構成される。たとえばバックライト光源は、ガラス基
板23の液晶層24とは反対側に配置される。 【0030】ガラス基板22,23のうちの一方ガラス
基板23の液晶層24とは反対側の表面には、段差が形
成されている。これによってガラス基板23は、厚みT
1,T2(T1<T2)の領域をそれぞれ有する。たと
えば、厚みT1は0.5mmであり、厚みT2は1.1
mmである。特に、厚みT2の領域をガラス基板23の
周縁部に設けることが好ましい。具体的には、TCP2
9との接続端子部分に設けられる。このような部分は接
続時に生じる応力によってクラックやかけが生じやすい
けれども、本形態のように厚みを厚くすることによって
これを防止することができる。厚みT2の領域は、接続
端子部分以外に、ガラス基板23の周縁部であって、他
の部材と接触しやすい部分に設けても効果的である。こ
のような周縁部は、たとえばガラス基板23の端部から
内方に向かって約15mmの幅の領域に設定される。 【0031】液晶表示装置21では、ガラス基板23の
液晶層24とは反対側の表面の厚みT1の領域に、偏光
板などのフィルム状の光学部材27が貼付けられて配置
される。光学部材27の端部をガラス基板23の厚みT
2の部分にかかることなく配置することによって、液晶
表示装置21全体としての厚みを薄くすることができ
る。 【0032】図2(A)は、本発明の参考の他の形態で
ある透過型の液晶表示装置31を示す断面図であり、図
2(B)はその平面図である。液晶表示装置31は、前
記液晶表示装置21とほぼ同様にして構成される。液晶
表示装置31を構成する一対の絶縁性基板であるガラス
基板32,33は、互いに対向して配置され、その周縁
部は接着剤35で接着されている。ガラス基板32,3
3の間にはセル厚を規制するスペーサを含む液晶層34
が介在されている。ガラス基板32,33の液晶層34
とは反対側の表面には、偏光板などのフィルム状の光学
部材36,37が接着剤などによってそれぞれ貼合わせ
られている。なお、ガラス基板32,33の液晶層側表
面には、表示電極や配向膜などが形成される。 【0033】ガラス基板32,33の液晶層34とは反
対側の表面には、それぞれ段差が形成されている。これ
によってガラス基板32,33は、厚みT1の領域39
と、厚みT2の領域40とをそれぞれ有する。なお、T
1<T2であり、たとえば厚みT1は0.5mmであ
り、厚みT2は1.1mmである。特に、厚みT2の領
域40はガラス基板32,33の周縁部に設けられ、具
体的には4つの角部に設けられる。これによって液晶表
示装置31を軽量化するとともに、剛性を高め、そりを
防止することができる。 【0034】液晶表示装置31では、ガラス基板32,
33の液晶層34とは反対側表面の厚みT1の領域39
に、偏光板などのフィルム状の光学部材36,37がそ
れぞれ貼付けられて配置されるけれども、光学部材3
6,37の端部、特に互いに対向する一方の端部同士を
ガラス基板32,33の厚みT2の領域40の一部分4
0aにかかるようにして配置することによって、光学部
材36,37の貼合わせ不良が生じた場合の修復時にお
いて該光学部材36,37を剥がす際に、ガラス基板3
2,33にクラックやかけが生じることを防止すること
ができる。 【0035】図3は、修復時において光学部材36を剥
がす際の液晶表示装置31を示す断面図である。たとえ
ば、ガラス基板32とこれに貼付けられた光学部材36
との間にごみや気泡などの異物41が入った場合、光学
部材36を貼りなおすために、貼付けられた光学部材3
6が剥がされる。このとき、所定の治具42をガラス基
板32の端部に押当て、光学部材36の端部36aを挟
込んだ後、治具42とガラス基板32との相対的な位置
を移動させてガラス基板32から光学部材36を剥が
す。 【0036】ここで、治具42をガラス基板32の端部
に押当てる際や光学部材36を引剥がす初期において、
ガラス基板32の剛性が低いと、該基板32にクラック
やかけが生じる。しかし本形態では、ガラス基板32の
周縁部の厚みを厚くしているので、剛性が向上し、上述
したようなクラックやかけの発生を防止することができ
る。また、まず厚みの厚い領域でガラス基板32を保持
することによって、クラックやかけの発生を防止するこ
とができる。 【0037】液晶表示装置31では、このような効果と
ともに、装置全体の薄型化および量化を図ることができ
る。また、液晶表示装置31において光源などの光学部
材38を配置する場合には、液晶表示装置21と同様
に、ガラス基板32,33の厚みT1の領域39に、端
部がガラス基板32,33の厚みT2の領域40にかか
ることなく、配置することが好ましい。これによって、
液晶表示装置31全体としての厚みを薄くすることがで
きる。 【0038】図4は、液晶表示装置31の製造方法を示
す工程図である。なおここでは、液晶表示装置31を製
造する例について説明するが、液晶表示装置21を同様
にして製造することも可能である。まず工程a1では、
2枚のガラス基板が準備される。次の工程a2では、準
備されたガラス基板に厚みT1,T2の領域が形成され
る。これらの領域は、ガラス基板の一方表面に段差を形
成することによって作製され、具体的にはエッチングに
よって形成される。 【0039】さらに次の工程a3では、各厚みT1,T
2の領域が形成されたガラス基板32,33同士が所定
の間隔をあけて貼合わせられ、基板32,33の間に液
晶が封入されて液晶層34が形成される。次の工程a4
では、ガラス基板32,33の液晶層34とは反対側の
表面に光学部材36,37が貼付けられる。 【0040】続いて工程a5では、光学部材36,37
が異物41が入ることなく貼付けられているかどうかな
どが検査され、異物41が入っている場合には工程a6
に進む。異物41が入っていない場合には、工程a7で
液晶表示装置31が完成する。工程a6では、図3で説
明したようにして光学部材36,37が貼りなおされ
る。そして、工程a7で液晶表示装置31が完成する。 【0041】図5は、液晶表示装置の他の製造方法を示
す工程図である。図6は、この製造方法を段階的に示す
断面図である。まず工程b1では、液晶表示素子が形成
される。ここで、一方ガラス基板51と他方ガラス基板
52とが使用される。一方ガラス基板51は、液晶表示
素子が複数個取れるような大型の基板である。他方ガラ
ス基板52は、ガラス基板51と同じように大型の基板
であってもよいし、各素子の大きさの小型の基板であっ
ても構わない。ここでは、各素子の大きさの小型のガラ
ス基板52を使用している。ガラス基板51,52の厚
みはT2、たとえば1.1mmである。ガラス基板51
には、図6(A)に示されるように、各素子毎にガラス
基板52が対向されて、図示しない接着剤で各素子の周
縁部が接着され、基板間に図示しない液晶が介在されて
貼合わせられている。 【0042】次のハーフカットの工程b2では、図6
(B)に示されるように、ガラス基板51の所定の領域
にガラス基板52の側から凹所53が形成される。具体
的には、各素子の周辺領域をダイシングすることや該領
域にレーザー光を照射することなどによって凹所53が
形成される。凹所53の深さはH1、たとえば0.8m
mである。なお、凹所53の形成後、ガラス基板51の
上にはガラス基板52を覆ってレジスト層54が形成さ
れる。 【0043】次の工程b3では、ガラス基板51が、ガ
ラス基板52とは反対側からエッチングされる。これに
よってガラス基板51が切断され、ガラス基板55とガ
ラス基板52とによって液晶層を挟持する液晶表示装置
が完成する。ここで、ガラス基板51の切断後、図6
(C)に示されるように、さらに凹所53の深さH1が
H2(H1>H2、H2=T1)となるまでエッチング
することが好ましい。たとえばH2は、0.7mmであ
る。これによって、ガラス基板55のエッジ部分に丸み
が形成され、基板55のクラックやかけの発生を防止す
ることができる。 【0044】なお、液晶層を一対のガラス基板で挟持し
て成る液晶表示装置において、各ガラス基板の厚みを互
いに異なるようにしても、液晶表示装置全体の薄型・軽
量化を図ることができる。 【0045】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、エッチン
グによって基板を切断するようにしたので、基板にクラ
ックおよびかけが生じにくくなり、ドライバーの実装工
程などにおける割れ不良を防止することができる。特に
第1絶縁性基板を切断後、前記凹所の深さが予め定める
深さとなるまで、第1絶縁性基板を第2絶縁性基板とは
反対側からさらにエッチングすることで、第1絶縁性基
板の切断後のエッジ部分に丸みを形成するので、基板の
クラックやかけの発生を防止することができる。たとえ
ば、第1絶縁性基板を0.1mm程度薄くなるまでさら
にエッチングすることによって、切断された基板端部の
鋭利な角部が一様に丸みを帯びる。したがって、基板同
士が接触したり、基板を保持するカセットや治具に基板
が接触したとしても、クラックやかけの発生を防止する
ことができる。接触時に発生するかけらや粉塵は、基板
表面を傷つけたり、異物として付着して偏光板などの光
学部材との間に残存して外観不良となる。また、ドライ
バーなどの実装端子近傍に付着すると、接続不良が発生
する。しかし本発明では、このような原因となるかけら
や粉塵が抑制できるので、上述したような不都合の発生
を低減することができる。 【0046】 【0047】 【0048】 【0049】 【0050】 【0051】 【0052】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の参考の一形態である液晶表示装置21
の断面図である。 【図2】図2(A)は、本発明の参考の他の形態である
液晶表示装置31を示す断面図であり、図2(B)はそ
の平面図である。 【図3】修復時の液晶表示装置31を示す断面図であ
る。 【図4】液晶表示装置31の製造方法を示す工程図であ
る。 【図5】液晶表示装置の他の製造方法を示す工程図であ
る。 【図6】図5の製造方法を段階的に示す断面図である 【図7】従来技術である液晶表示装置1の断面図であ
る。 【符号の説明】 21,31 液晶表示装置 22,23,32,33,51,52,55 ガラス基
板 24,34 液晶層 26,27,36,37,38 光学部材 53 凹所
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−62847(JP,A) 特開 昭50−161195(JP,A) 特開 平5−249423(JP,A) 特開 平10−73795(JP,A) 特開 平10−282463(JP,A) 特開 平2−179610(JP,A) 特開 平5−273534(JP,A) 実開 平3−77920(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 G02F 1/1333

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1絶縁性基板と、該第1絶縁性基板よ
    りも小さい面積の第2絶縁性基板と、これらの基板間に
    介在される液晶層とを備える液晶表示装置の製造方法に
    おいて、 (a)第1絶縁性基板と第2絶縁性基板とを貼合わせ、
    基板間に液晶を封入する工程と、 (b)液晶注入後に、第1絶縁性基板の第2絶縁性基板
    側の所定領域に凹所を形成する工程と、 (c)凹所形成後に、第2絶縁性基板とは反対側から第
    1絶縁性基板をエッチングして該第1絶縁性基板の厚み
    を薄くするとともに切断する工程とを含み、 前記第1絶縁性基板を切断する工程では、第1絶縁性基
    板を切断後、前記凹所の深さが予め定める深さとなるま
    で、第1絶縁性基板を第2絶縁性基板とは反対側からさ
    らにエッチングすることで、第1絶縁性基板の切断後の
    エッジ部分に丸みを形成することを特徴とする液晶表示
    装置の製造方法。
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