JP3474214B2 - 論理回路及びこの論理回路を備えたテスト容易化回路 - Google Patents

論理回路及びこの論理回路を備えたテスト容易化回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路のテ
スト容易化設計、特に組み込み自己テストに好適な論理
回路及びこの論理回路を用いたテスト容易化回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体技術の急速な進歩により、LSI
をより一層大規模化・複雑化・高性能化したVLSIが
登場し、さらにはULSIの登場が間近という状況にな
りつつある。これに伴って、これらのチップをどのよう
にテストすべきかという問題が極めて深刻な問題となっ
てきた。
【0003】従来のLSIチップでは通常動作用に定義
された機能だけを用いてLSIテスタでテストすること
が一般に行なわれていたが、VLSI,ULSIでは膨
大な量のテストベクトルを作成する必要があり、しか
も、これらチップのテストに対応できるLSIテスタも
ますます高性能、従ってより高価なものに限定される。
【0004】さらに、これらテストベクトルがどの程度
十分にチップをテストしているかの客観的な判定は別に
行なわなければならず、多大なCPUコストが必要とな
る。こうした理由から、従来の手法でVLSI,ULS
Iのチップを完全にテストするのは、現実的に見てほぼ
不可能である。
【0005】こうした深刻な問題に対する解として、チ
ップの内部にあらかじめテストを容易にするためのテス
ト用回路を組込み、低コストで完全にテストするテスト
容易化設計が注目され普及しつつある。
【0006】テスト容易化設計の一種である組込み自己
テスト(Built-In Self Test、以下、BIST)は、被
テスト回路(Device Under Test 、以下DUT)である
LSIチップに、それ自身の内部の回路ブロックに対す
るテストデータ発生回路とテスト結果判定回路とを内蔵
させ、外部からの信号でテストを開始させ、テスト終了
後、良否判定結果信号または判定のためのテスト結果を
出力させるというテストで、LSIテスタがほとんど不
要であり、テストコスト削減にきわめて有効である。し
かも、チップを実使用と同じ条件下でテストでき、シス
テムに組込んだ後もテストできる。これら多くの際立っ
た利点により、VLSIおよびULSIのテストにおい
てBISTは極めて重要な役割を果たすものと期待され
ている。
【0007】上記のようなBISTにおいて、最も基本
的な技術は、シグネチャ解析(Signature Analysis) と
呼ばれるものである。この技術は、線型帰還シフトレジ
スタ(Linear Feedback Shift Register、以下、LFS
R)を基本としており、まずこれについて説明する。
【0008】LFSR(nビット幅とする)は、テスト
データ発生回路としてもテスト結果判定回路としても利
用できる。テストデータ発生回路としてのLFSRは、
図3(a)(n=8の場合)に示すように、シリアル接
続されたn個のD型フリップフロップ31と、所定のフ
リップフロップ31の出力Qの排他的論理和(exclusiv
e-OR、以下、XOR)を生成して前記シリアル接続さ
れた第1番目のフリップフロップ31のD入力に入力す
る帰還(feedback)回路32とから構成される簡単なレ
ジスタ回路である。
【0009】上記フリップフロップ31にall-0以外の
初期値(このLFSRでは初期化用の回路は省略してい
る)を設定してから動作させると、(2n −1)個のほ
ぼランダムなデータ(擬似乱数)出力を一定順序で繰り
返す。この擬似乱数は、n個のフリップフロップ31の
出力のいずれか(Outi,i=0,・・,7)を利用
すればシーケンシャルに取り出すこともできるし、これ
らの出力全てを利用すれば並列に取り出すこともでき
る。最近の多ビット幅でデータ処理がなされるVLSI
やULSIでは、後者の方式が一般的かつ重要である。
【0010】さて、シグネチャ解析は、LFSRをテス
ト結果判定回路として利用する技術である。この場合
も、DUTからの出力をシリアルに入力するタイプのL
FSRと、MISR(Multiple Input Signature Regis
ter)とも呼ばれる並列入力タイプのLFSRとがある
が、VLSIやULSIではやはり後者の方が圧倒的に
重要である。そこで以後は、これに絞って説明していく
ことにする。
【0011】nビット並列入力タイプのLFSRの構成
例を図3(b)(n=8の場合)に示す。LFSR内の
ビットi(i=0,・・,6)のフリップフロップ33
のQ出力とビットiの外部データ(Ini)が付加され
たXOR回路34を介してビット(i+1)のフリップ
フロップ33のD入力に入力されるようになっており、
また、ビット0のフリップフロップ33のD入力には、
前述のLFSRの帰還回路32の出力とビット0の外部
データとがXOR回路34を介して入力されるようにな
っている。
【0012】この構成により、ある確定値が格納された
LFSRにDUTからの応答出力が順次印加されていく
と、それらの値に応じて内部のフリップフロップにほぼ
ランダムなデータが形成されていき、最終的にはある固
有のテスト結果データがLFSR内に形成されていくこ
ととなる。このLFSR内部に生成されるデータをシグ
ネチャ(signature 、署名)と呼び、DUTからの応答
出力を印加してシグネチャを生成していく動作をシグネ
チャ圧縮動作と呼ぶ。
【0013】シグネチャ解析は、一連のテストデータに
対するDUTからの応答出力をシグネチャ圧縮し、最後
にLFSR内に残ったテスト結果(シグネチャ)を期待
値と1回だけ比較することにより、DUT(自身の内部
の回路ブロック)の良否判定を行なう解析法である。一
般に、十分なテストデータでシグネチャ圧縮を実行した
後に上記のシグネチャが正しい確率は、正常時と異なる
出力があったにも拘らず最終のシグネチャが結果で正常
時と同一になってしまう「うそつき(Aliasing)」確率
を1から差し引いた、(1−2-n)となる「うそつき」
確率は、一般にnが大きく(n>24)なれば無視でき
るので、多ビット(n≧32)幅のデータ処理が一般的
なVLSIやULSIでは、シグネチャ解析の信頼性は
極めて高いものとなる。なお、上記のLFSRはBIS
T専用に設けることもあるが、テスト用回路の節約とい
う意味から通常動作用のレジスタを転用することも多く
行なわれている。
【0014】上記のようなBISTにも問題点はある。
最も重要なのは、BISTの利点の裏返しであり、BI
ST実行後は基本的に多数のテストデータに対する被テ
スト回路(DUT)からの応答データをシグネチャ圧縮
した1個のテスト結果データしか残らないため、故障の
存在を検出はできるが、故障が発生したサイクルおよび
その時の出力データを知ることができないため、故障箇
所を特定する故障診断は容易でない、という問題であ
る。
【0015】これへの対策として最も簡便かつ有効な方
法は、適当なテストモード下においてLFSRの排他的
論理和の帰還ループが遮断されるとともに、LFSRを
構成するフリップフロップのシリアル接続部分がチップ
外部に接続されたデータ経路(スキャンチェーンとい
う)に含まれ、その内容がシリアルに読出される(スキ
ャン転送という)ようにすることである。さらに、LF
SRに固定データを設定できるようにしておくと、BI
ST開始時の初期化が行なえるようになる(この初期化
はスキャン動作によりシリアルに行なうことも可能であ
る)。
【0016】このように、BIST用レジスタ回路にお
いては、通常動作、シグネチャ圧縮動作、スキャン動
作、固定データ設定の4種類の動作を簡易なテスト用付
加回路で可能にするのが、故障診断における弱点も補強
したBISTを実現するために極めて重要である。
【0017】上記のような特徴をもったBIST用レジ
スタの代表例がBILBO(BUILT-IN Logic Block Obs
erver)である。これを図4に示す(8ビット幅)。
【0018】この回路の動作は、2個のモード信号
1 ,Bにより決定される。B1 =1,B2 =1の
時、通常動作(DUTからの各出力Z1 〜Z8 が別々の
D型フリップフロップ41に格納される)をし(図5
(a))、B1 =1,B2 =0の時、8個のフリップフ
ロップ41は並列入力LFSRとして動作し(図5
(c))、並列シグネチャ圧縮が可能となる。また、B
1 =0,B2 =0の時、各フリップフロップ41はシフ
トレジスタとなってスキャン動作可能になる(図5
(b))。さらに、図示していないが、B1 =0,B2
=1の時、固定データ設定(リセット)可能となる。
【0019】以上のようにBILBO方式は、前述の故
障診断における弱点も補強したBISTを実現するBI
ST用レジスタを簡潔な構成で提供している。しかしな
がら、BILBO方式は、スキャン動作(および固定デ
ータ設定)の実現のため、DUTの出力からLFSR内
部のフリップフロップまでの間にシグネチャ圧縮のため
に不可欠な排他的論理和回路42に加え、AND回路4
3を挿入する必要があり、通常動作時の性能を低下させ
てしまうという大きな欠点があった。
【0020】このBILBO方式の欠点については、D
UTが比率型またはプリチャージ型の出力を有する場合
に限っては、比較的簡単な対策がある。即ち、図6の比
率型ROM51において示されるように、その各出力と
接地電位との間で接続され、共通の信号によりオン/オ
フされる素子を設け、スキャン動作および初期値設定は
これらの素子をオン状態にすることによりAND回路の
挿入なしに実現できる。
【0021】図6において、53はワード線、54はビ
ット線、52は常にオン状態にされたPMOS素子で構
成されるビット線のロード(load)回路である。ROM
51のデータは、ビット線54とワード線53の交差す
る位置にNMOS素子55が配置される(論理0)か否
(論理1)かによって決まるようになっている。また、
上述の共通信号はA、これによりオン/オフされる素子
は56である。
【0022】この図6から明らかなように、共通信号A
=1に設定すると、ビット線54の出力は強制的に論理
0となるため、信号Bの値により、スキャン動作(B=
1の時)または固定データ設定(B=0の時)が実現さ
れ(A=0かつB=0では通常動作、A=0かつB=1
では並列シグネチャ圧縮)、BILBOで見られるよう
なAND回路は不要となっている。
【0023】しかしながら、上記のような対策が可能な
のは、あくまでDUTの出力が比率型またはプリチャー
ジ型になっている場合だけであり、より一般的な出力に
なっている場合の解は得られていなかった。
【0024】一方、特開平3−91942号公報には、
外部入力線I1 〜I5 とD型フリップフロップ回路F1
〜F5 の出力Q1 〜Q5 を入力とするセレクタ回路S1
〜S5 を備え、外部入力をセレクタ回路を介して出力す
ることにより、レジスタ部を通過させるフィールドスル
ーモードの動作を行ない、演算速度を向上させた半導体
集積回路装置のビルトインテスト回路が開示されてい
る。
【0025】しかしながら、このようなテスト回路にあ
っても、図4に示したBILBO方式と同様に、シグネ
チャ圧縮に必要な排他的論理和回路ならびにスキャン動
作に必要なAND回路が使用されている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
BILBOにおいては、被テスト回路の出力からLFS
Rを構成するフリップフロップのデータ入力端子Dまで
のデータ経路の間に、シグネチャ圧縮のために不可欠な
XOR回路に加え、スキャン動作実現のためにAND回
路を挿入する必要があった。したがって、通常動作時に
DUTから与えられるデータは、XOR回路とAND回
路を介してフリップフロップにセットされるので、通常
動作時の動作速度が低下して性能の低下を招いていた。
【0027】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、被テスト回路
とLFSRを構成するフリップフロップとのデータ経路
にAND回路を挿入することなく、BILBOと同等の
機能を実現させる論理回路及びこの論理回路を用いたテ
スト容易化回路を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、課題を解決する第1の手段は、フリップフロップ回
路間に配置されたテスト容易化回路であって、第2の入
力信号と第1の制御信号を受けて、第1の制御信号が一
方の論理値にある場合は第2の入力信号及びその反転値
を出力し、第1の制御信号が他方の論理値にある場合に
は第2の入力信号を2つの出力端子から出力する第1の
回路と、第1の入力信号と第1の回路の出力信号を受け
て、第1の制御信号が一方の論理値にある場合は、第1
の入力信号の論理値にしたがって第1の回路から出力さ
れる第2の入力信号又はその反転値を択一的に選択して
出力することにより、第1の入力信号と第2の入力信号
との排他的論理和値を出力し、第1の制御信号が他方の
論理値にある場合には、第1の入力信号の論理値にかか
わらず第1の回路の2つの出力端子から出力される第2
の入力信号の内一方の第2の入力信号を出力する第2の
回路とを有することを特徴とする。
【0029】第2の手段は、フリップフロップ回路間に
配置されたテスト容易化回路であって、第2の入力信号
と第1の¥制御信号を受けて、第1の制御信号が一方の
論理値にある場合は第2の入力信号及びその反転値を出
力し、第1の制御信号が他方の論理値にある場合には第
2の入力信号を2つの出力端子から出力する第1の回路
と、第1の入力信号と第1の回路の出力信号を受けて、
第1の制御信号が一方の論理値にある場合は、第1の入
力信号の論理値にしたがって第1の回路から出力される
第2の入力信号又はその反転値を択一的に選択し、選択
した信号を反転して出力することにより、第1の入力信
号と第2の入力信号との排他的否定論理和値を出力し、
第1の制御信号が他方の論理値にある場合には、第1の
入力信号の論理値にかかわらず第1の回路の2つの出力
端子から出力される第2の入力信号の内一方の第2の入
力信号を反転して出力する第2の回路とを有することを
特徴とする。
【0030】第3の手段は、前記第1の手段の論理回路
と、第3の入力信号と第2の制御信号を受けて、第2の
制御信号が一方の論理値にある場合は、第3の入力信号
を第2の入力信号として第1の回路に出力し、第2の制
御信号が他方の論理値にある場合には、固定値を第2の
入力信号として第1の回路に出力する第3の回路とを有
することを特徴とする。
【0031】第4の手段は、前記第2の手段の論理回路
と、第3の入力信号と第2の制御信号を受けて、第2の
制御信号が一方の論理値にある場合は、第3の入力信号
の反転値を第2の入力信号として第1の回路に出力し、
第2の制御信号が他方の論理値にある場合には、固定値
を第2の入力信号として第1の回路に出力する第3の回
路とを有することを特徴とする。
【0032】第5の手段は、前記第1又は第3の手段に
おいて、前記第1の回路は、第1の制御信号を反転出力
する第1のインバータと、第1の制御信号及び第1のイ
ンバータの出力信号にしたがって、第2の入力信号を受
けて反転出力する第1のクロックトインバータと、第1
の制御信号及び第1のインバータの出力信号にしたがっ
て、第1のクロックトインバータがオン状態にある時に
第1のクロックトインバータの入出力端子を非接続状態
とし、第1のクロックトインバータがオフ状態にある時
には第1のクロックトインバータの入出力端子を接続す
る第1のトランスファゲートとからなり、前記第2の回
路は、第1の入力信号を反転出力する第2のインバータ
と、第1の入力信号及び第2のインバータの出力信号に
したがって、第1のクロックトインバータの出力端子と
第2の回路の出力端子とを接続/非接続制御する第2の
トランスファゲートと、第1の入力信号及び第2のイン
バータの出力信号にしたがって、第2のトランスファゲ
ートの接続/非接続制御とは逆に第1のクロックトイン
バータの入力端子と第2の回路の出力端子とを非接続/
接続制御する第3のトランスファゲートとからなること
を特徴とする。
【0033】第6の手段は、前記第2又は第4の手段に
おいて、前記第1の回路は、第1の制御信号を反転出力
する第1のインバータと、第1の制御信号及び第1のイ
ンバータの出力信号にしたがって、第2の入力信号を受
けて反転出力する第1のクロックトインバータと、第1
の制御信号及び第1のインバータの出力信号にしたがっ
て、第1のクロックトインバータがオン状態にある時に
第1のクロックトインバータの入出力端子を非接続状態
とし、第1のクロックトインバータがオフ状態にある時
には第1のクロックトインバータの入出力端子を接続す
る第1のトランスファゲートからなり、前記第2の回路
は、第1の入力信号を反転出力する第2のインバータ
と、入力端子が第1のクロックトインバータの出力端子
に接続されて、第1の入力信号及び第2のインバータの
出力信号にしたがってオン/オフ制御される第2のクロ
ックトインバータと、入力端子が第1のクロックトイン
バータの入力端子に接続され、出力端子が第2のクロッ
クトインバータの出力端子に接続されて、第1の入力信
号及び第2のインバータの出力信号にしたがって、第2
のクロックトインバータのオン/オフ制御と逆にオン/
オフ制御される第3のクロックトインバータとからなる
ことを特徴とする。
【0034】第7の手段は、前記第3又は第4の手段の
論理回路と、論理回路の第3の入力信号が前段のフリッ
プフロップ(F/F)回路の出力となり、論理回路の第
2の回路の出力信号が次段のF/F回路の入力となるよ
うに、論理回路を介して縦続接続されたn個のF/F回
路と、n番目のF/F回路を含む所定のF/F回路の出
力の排他的論理和をとる排他的論理和回路からなる帰還
回路と、第1の制御信号に基づいて、スキャンチェーン
の出力信号又は帰還回路の出力信号を選択し、選択した
信号を第3の入力信号とする論理回路を介して初段のF
/F回路に接続されてなる選択回路とを有することを特
徴とする。
【0035】第8の手段は、前記第7の手段において、
前記第3又は第4の手段の論理回路は、第1及び第2の
制御信号にしたがって、第1及び第2の制御信号が一方
の論理値にある場合は、第1の入力信号として被テスト
回路の出力を並列入力してシグネチャ圧縮し、第1の制
御信号が一方の論理値かつ第2の制御信号が他方の論理
値にある場合は、第1の入力信号として被テスト回路の
出力をそれぞれ対応するF/F回路にセットし、第1の
制御信号が他方の論理値かつ第2の制御信号が一方の論
理値にある場合は、F/F回路にセットされた内容をス
キャンさせて順次読み出し、第1及び第2の制御信号が
他方の論理値にある場合は、固定値をF/F回路にセッ
トしてなることを特徴とする。
【0036】
【0037】
【作用】上記構成において、前記第1の手段は、第1の
制御信号にしたがって、第2の入力信号及びその反転値
を出力し、第1の入力信号にしたがって、第2の入力信
号又はその反転値を選択出力し、第1の入力信号と第2
の入力信号との排他的論理和値を得るようにしている。
【0038】前記第2の手段は、第1の制御信号にした
がって、第2の入力信号及びその反転値を出力し、第1
の入力信号にしたがって、第2の入力信号又はその反転
値を選択出力し、選択した信号を反転して第1の入力信
号と第2の入力信号との排他的否定論和値を得るように
している。
【0039】前記第3又は第4の手段は、第1及び第2
の制御信号が一方の論理値にある場合には第1の入力信
号と第3の入力信号との排他的論理値を出力し、第1の
制御信号が一方の論理値、第2の制御信号が他方の論理
値にある場合は第1の入力信号を出力し、第1の制御信
号が他方の論理値、第2の制御信号が一方の論理値にあ
る場合は第3の入力信号を出力し、第1及び第2の制御
信号が他方の論理値にある場合は固定値を出力するよう
にしている。
【0040】前記第5の手段は、第1の制御信号が一方
の論理値にある場合は、第1のクロックトインバータを
オン状態とし、第1のトランスファゲートを非接続状態
とし、第1の入力信号にしたがって第1のクロックトイ
ンバータの出力又は第2の入力信号を選択出力し、第1
の制御信号が他方の論理値にある場合には、第1のクロ
ックトインバータをオフ状態とし、第1のトランスファ
ゲートを接続状態とし、第1の入力信号にかかわらず第
2の入力信号を出力するようにしている。
【0041】前記第6の手段は、第1の制御信号が一方
の論理値にある場合は、第1のクロックトインバータを
オン状態とし、第1のトランスファゲートを非接続状態
とし、第1の入力信号にしたがって第1のクロックトイ
ンバータの出力又は第2の入力信号を選択して反転出力
し、第1の制御信号が他方の論理値にある場合には、第
1のクロックトインバータをオフ状態とし、第1のトラ
ンスファゲートを接続状態とし、第1の入力信号にかか
わらず第2の入力信号の反転値を出力するようにしてい
る。
【0042】前記第7又は第8の手段は、第1及び第2
の制御信号にしたがって、シグネチャ圧縮動作、被テス
ト回路からのテストデータをF/F回路にセットする通
常動作、スキャン動作ならびにそれぞれのF/F回路に
固定値をセットするリセット動作からなる4つの動作モ
ードを行うようにしている。
【0043】
【0044】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0045】図1はこの発明の一実施例に係わる論理回
路を備えたテスト容易化回路の一部を示す図であり、同
図(a)は構成図、同図(b)は同図(a)の一部構成
図、同図(c)は同図(a)の動作説明図である。
【0046】図1(a)に示すテスト容易化回路は、n
ビット幅のBIST用レジスタ内部のLFSRの一部で
あり、LFSRのi(i=1,2,・・,(n−1))
番目のD型のフリップフロップ(F/F)回路1及び
(i+1)番目のD型のフリップフロップ(F/F)回
路2と、両F/F回路1,2を接続する論理回路3の部
分だけを図示したものである。
【0047】また、図1(a)に示すテスト容易化回路
は、その1番目のF/F回路は、その入力Dが論理回路
3を介して図4に示したマルチプレクサ44と同様のマ
ルチプレクサ(図示せず)の出力に接続されている。こ
のマルチプレクサは、スキャン動作時にはチップ外部か
ら接続されてきているスキャンチェーンの出力信号を選
択し、シグネチャ圧縮動作時には、n番目のF/F回路
を含む所定のF/F回路の出力の排他的論理和をとる排
他的論理和(XOR)回路からなるLFSRの帰還回路
(図示せず)の出力信号を選択する選択回路として機能
する。
【0048】図1において、この発明の特徴となる論理
回路3は、第1の回路4、第2の回路5、第3の回路6
によって構成されている。
【0049】第1の回路4は、クロックトインバータ7
と、Nチャネル及びPチャネルFETからなるトランス
ファゲート8及びインバータ9とから構成されている。
クロックトインバータ7は、図1(b)に示すように、
PチャネルのFET11,12とNチャネルのFET1
3,14とによって構成され、PチャネルのFET11
を導通制御する信号YとNチャネルのFET14を導通
制御する信号Xとは互いに逆相となる。
【0050】クロックトインバータ7は、ノードaに与
えられる第1の回路4の入力信号を受けて、第1の制御
信号A及び第1の制御信号Aをインバータ9により反転
した信号によりオン/オフ制御される。すなわち、クロ
ックトインバータ7は、第1の制御信号Aが“1”(ハ
イレベル)の時はオ状態となり、第1の制御信号Aが
“0”(ロウレベル)の時はオ状態となり、インバー
タとして機能する。
【0051】トランスファゲート8は、第1の制御信号
Aと第1の制御信号Aをインバータ9により反転した信
号によりクロックトインバータ7の入出力端子を接続/
非接続制御している。すなわち、トランスファゲート8
は、第1の制御信号Aが“1”の時はクロックトインバ
ータ7の入出力端子ノードaとノードbを非接続状態と
し、第1の制御信号Aが“0”の時にはクロックトイン
バータ7の入出力端子ノードaとノードbを接続状態に
する。
【0052】したがって、第1の回路4は、第1の制御
信号Aが“1”の時には、ノードaに与えられる入力信
号をそのまま出力するとともに、入力信号をクロックト
インバータ7で反転した反転信号をノードbから出力す
る。一方、第1の制御信号Aが“0”の時には、入力信
号をそのまま出力するとともに、トランスファゲート8
を介してノードbから出力する。
【0053】第2の回路5は、2つのクロックトインバ
ータ15,16とインバータ17とから構成されてい
る。
【0054】クロックトインバータ15は、第1の回路
4の一方の出力であるノードbから入力信号を受けて、
DUTからの出力信号(Din)及びこの出力信号をイ
ンバータ17により反転した信号を制御信号としてオン
/オフ制御される。クロックトインバータ16は、第1
の回路4の他方の出力であるノードaから入力信号を受
けて、DUTからの出力信号(Din)及びこの出力信
号をインバータ17により反転した信号を制御信号とし
て、クロックトインバータ15のオン/オフ制御とは逆
にオン/オフ制御される。
【0055】すなわち、第2の回路5は、DUTからの
出力信号(Din)が“1”にある時は、クロックトイ
ンバータ15がオン状態、クロックトインバータ16が
オフ状態となり、ノードbに与えられた入力信号を反転
した信号をノードcに出力する。一方、DUTからの出
力信号(Din)が“0”にある時には、クロックトイ
ンバータ15がオフ状態、クロックトインバータ16が
オフ状態となり、ノードaに与えられた入力信号を反転
した信号をノードcに出力する。
【0056】したがって、第2の回路5は、DUTから
の出力信号(Din)を選択信号として、第1の回路4
のノードa又はノードbから出力される出力信号のいず
れか一方の出力信号を選択するセレクタとして機能する
ことになる。
【0057】このような第1の回路4と第2の回路5が
縦続接続された構成において、第2の回路5に与えられ
るDUTからの出力信号(Din)を第1の入力信号と
し、第1の回路4のノードbに与えらえる入力信号を第
2の入力信号とすると、第1の制御信号Aが“1”の時
に、第1及び第2の入力信号がともに“1”又は“0”
であると、ノードcの出力信号は“1”となり、第1及
び第2の入力信号が“1”,“0”又は“0”,“1”
であると、ノードcの出力信号は“0”となる。したが
って、第1の回路と第2の回路とは、第1の制御信号A
が“1”の時には、ノードaに与えられる論理値とDU
Tからの出力信号(Din)の論理値との排他的否定論
調和をとる排他的否定論理和(XNOR)回路として機
能することになる。
【0058】第3の回路6は、i番目のF/F回路1の
出力Qと第2の制御信号Bとを入力とする否定論理積
(NAND)回路により構成され、その否定論理積出力
は第1の回路4の入力となるノードaに与えられる。
【0059】このような第1の回路4、第2の回路5な
らびに第3の回路6が縦続接続されてなる論理回路3に
おいて、第1の制御信号Aが“1”、かつ第2の制御信
号Bが“1”の時には、第1の回路4と第2の回路5は
XNOR回路、第3の回路6はインバータとしてそれぞ
れ機能することになるので、DUTからの出力信号(D
in)を第1の入力信号、i番目のF/F回路1からの
出力Qを第3の入力信号とすると、論理回路3は第1の
入力信号と第3の入力信号を入力とする排他的論理和
(XOR)回路として機能することになる。
【0060】したがって、図1(c)に示すように、第
1及び第2の制御信号A,Bがともに“1”にある時
は、図1(a)に示したLFSRとしては、図5(c)
に示すように、DUTからの出力を並列入力してシグネ
チャ圧縮することになる。
【0061】次に、第1の制御信号Aが“1”、かつ第
2の制御信号Bが“0”の時は、第1の回路4と第2の
回路5はXNOR回路として機能し、第3の回路6の出
力は“1”となるので、第1の入力信号のDUTからの
出力信号(Din)と同じ論理値が論理回路3から出力
されて、(i+1)番目のF/F回路2に与えられる。
【0062】したがって、図1(c)に示すように、こ
のような条件において、LFSRとしては、図5(a)
に示すように、通常動作が行われることになる。
【0063】一方、第1の制御信号が“0”の時には、
第1の回路4のクロックトインバータ7がオフ状態、か
つトランスファゲート8が接続状態となり、第1の回路
4のノードaとノードbとはともに第3の回路6の出力
と等しくなるので、論理回路3の出力はDUTからの出
力信号(Din)にかかわらず第3の回路6の出力とな
る。このことは、図4に示したBILBO方式におい
て、DUTからの出力信号(Din)とLFSRのF/
F回路41とのデータ経路にANDゲート43を挿入
し、このANDゲート43の出力を“0”にして、DU
Tからの出力信号を無効としているのと等価となる。
【0064】したがって、図1(c)に示すように、第
1の制御信号Aが“0”、かつ第2の制御信号Bが
“1”の時は、図5(b)に示すように、それぞれのF
/F回路にセットされた内容がスキャンされて順次読み
出されるスキャン動作が行われる。
【0065】一方、第1及び第2の制御信号A,Bがと
もに“0”の時には、固定値として“0”がすべのてF
/F回路にセットされて、リセット動作が行なわれる。
【0066】以上のように、本発明のテスト容易化回路
では、故障診断の容易性が付加されているBILBOと
同様に、通常動作,シグネチャ圧縮動作,スキャン動
作,固定データ設定(リセット動作)を簡潔な構成で実
現しているが、この際、図4に示すように、BILBO
では必要であった被テスト回路(DUT)と内部のLF
SRのフリップフロップ41との間に挿入されるAND
回路43は、本発明では不要となり、通常動作時の性能
の低下をBILBOより少なく構成できる。
【0067】BISTは今後ユーザーに解放されること
が多くなると予想され、その場合に、通常動作と同じク
ロック周波数で実行されることになる。ここで、BIS
Tは被テスト回路(DUT)の通常動作でのクリティカ
ルパス(critical path)をテストできるようになってい
ることが重要だが、最近よく見られる極限までの高速動
作が要求されるようなVLSI,ULSIでは動作速度
がボトルネックとなる場合が多く、BIST用回路の追
加による通常動作性能の低下は、本来良品とされるべき
チップがBISTにより不良品と判定されるようになる
ことを意味する。
【0068】従って、これらのVLSI・ULSIにと
って、BIST(シグネチャ圧縮)での性能低下が少な
いということは、歩留りの向上に直接的に反映されるた
め極めて重要である。
【0069】したがって、本発明では、BISTが通常
動作時のクリティカルパスをテストするようになってい
る極めて高速なVLSI,ULSIでは、歩留りの向上
が期待できる。
【0070】図2はこの発明の第2の実施例を示す図で
ある。
【0071】図2に示す実施例の特徴とするところは、
図1に示した第1の実施例の構成に比べて、第2の回路
5のクロックトインバータ16,17をPチャネルとN
チャネルのFETからなるトランスファゲート21,2
2に置き換え、第1の回路4と第2の回路5とでNAN
D回路を構成し、第3の回路6をAND回路で構成し、
図2(b)に示すように、図1に示した構成と同様の機
能を実現したことにある。
【0072】このような構成においても、図1に示した
第1の実施例と同様の効果を得ることができる。さら
に、論理回路3を構成する総素子数は減少するが、CM
OSプロセスにおいては必ずしもレイアウト面積が有意
に減少するとは限らず、また、DUTからの出力のフリ
ップフロップへのセットアップ時間も若干増加する可能
性があり、採用に当たっては十分な事前検討が必要であ
る。
【0073】また、各信号の極性を変更する、さらに
は、クロックトインバータのゲート入力信号の配置を変
える(第1の制御信号AとDin、または第2の制御信
号BとDin)、といった変更も容易である。
【0074】なお、本発明は上記実施例に限ることはな
く、本発明の論理回路3の一部をフリップフロップと組
合せることも可能であり、例えば第3の回路6をi番目
のF/F回路1に組み込み、第2の回路5のクロックト
インバータ16,17やトランスファゲート21,22
を(i+1)番目のF/F回路2に組み込むようにして
もよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1の制御信号にしたがって第1の入力信号と第2
の入力信号との排他的論理和値を出力し、又は第1の入
力信号にかかわらず第2の入力信号を出力するようにし
たので、LFSRにおけるF/F回路を接続するに好適
な論理回路を提供できる。
【0076】また、上記論理回路を用いてLFSRを構
成してなるテスト容易化回路にあっては、被テスト回路
からF/F回路の入力までのデータ経路にAND回路を
挿入することなく、シグネチャ圧縮動作、通常動作、ス
キャン動作ならびにリセット動作を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係わる論理回路を用
いたテスト容易化回路の一部構成及び動作を示す図であ
る。
【図2】この発明の第2の実施例に係わる論理回路の構
成及び動作を示す図である。
【図3】従来の線形帰還シフトレジスタの構成を示す図
である。
【図4】従来のBILBOの構成を示す図である。
【図5】図4に示すBILBOの動作時における等価回
路の構成を示す図である。
【図6】被テスト回路が比率型出力を有するBILBO
の構成を示す図である。
【符号の説明】 1,2 フリップフロップ(F/F)回路 3 論理回路 4 第1の回路 5 第2の回路 6 第3の回路 7,15,16 クロックトインバータ 8,21,22 トランスファゲート 9,17 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−140677(JP,A) 特開 平4−69580(JP,A) 特開 平3−118641(JP,A) 特開 平4−255000(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリップフロップ回路間に配置されたテ
    スト容易化回路であって、 第2の入力信号と第1の制御信号を受けて、第1の制御
    信号が一方の論理値にある場合は第2の入力信号及びそ
    の反転値を出力し、第1の制御信号が他方の論理値にあ
    る場合には第2の入力信号を2つの出力端子から出力す
    る第1の回路と、 第1の入力信号と第1の回路の出力信号を受けて、第1
    の制御信号が一方の論理値にある場合は、第1の入力信
    号の論理値にしたがって第1の回路から出力される第2
    の入力信号又はその反転値を択一的に選択して出力する
    ことにより、第1の入力信号と第2の入力信号との排他
    的論理和値を出力し、第1の制御信号が他方の論理値に
    ある場合には、第1の入力信号の論理値にかかわらず第
    1の回路の2つの出力端子から出力される第2の入力信
    号の内一方の第2の入力信号を出力する第2の回路とを
    有することを特徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】 フリップフロップ回路間に配置されたテ
    スト容易化回路であって、 第2の入力信号と第1の¥制御信号を受けて、第1の制
    御信号が一方の論理値にある場合は第2の入力信号及び
    その反転値を出力し、第1の制御信号が他方の論理値に
    ある場合には第2の入力信号を2つの出力端子から出力
    する第1の回路と、 第1の入力信号と第1の回路の出力信号を受けて、第1
    の制御信号が一方の論理値にある場合は、第1の入力信
    号の論理値にしたがって第1の回路から出力される第2
    の入力信号又はその反転値を択一的に選択し、選択した
    信号を反転して出力することにより、第1の入力信号と
    第2の入力信号との排他的否定論理和値を出力し、第1
    の制御信号が他方の論理値にある場合には、第1の入力
    信号の論理値にかかわらず第1の回路の2つの出力端子
    から出力される第2の入力信号の内一方の第2の入力信
    号を反転して出力する第2の回路とを有することを特徴
    とする論理回路。
  3. 【請求項3】 フリップフロップ回路間に配置されたテ
    スト容易化回路であって、 請求項1記載の論理回路と、 第3の入力信号と第2の制御信号を受けて、第2の制御
    信号が一方の論理値にある場合は、第3の入力信号を第
    2の入力信号として第1の回路に出力し、第2の制御信
    号が他方の論理値にある場合には、固定値を第2の入力
    信号として第1の回路に出力する第3の回路とを有する
    ことを特徴とする論理回路。
  4. 【請求項4】 フリップフロップ回路間に配置されたテ
    スト容易化回路であって、 請求項2記載の論理回路と、 第3の入力信号と第2の制御信号を受けて、第2の制御
    信号が一方の論理値にある場合は、第3の入力信号の反
    転値を第2の入力信号として第1の回路に出力し、第2
    の制御信号が他方の論理値にある場合には、固定値を第
    2の入力信号として第1の回路に出力する第3の回路と
    を有することを特徴とする論理回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の回路は、 第1の制御信号を反転出力する第1のインバータと、 第1の制御信号及び第1のインバータの出力信号にした
    がって、第2の入力信号を受けて反転出力する第1のク
    ロックトインバータと、 第1の制御信号及び第1のインバータの出力信号にした
    がって、第1のクロックトインバータがオン状態にある
    時に第1のクロックトインバータの入出力端子を非接続
    状態とし、第1のクロックトインバータがオフ状態にあ
    る時には第1のクロックトインバータの入出力端子を接
    続する第1のトランスファゲートとからなり、 前記第2の回路は、 第1の入力信号を反転出力する第2のインバータと、 第1の入力信号及び第2のインバータの出力信号にした
    がって、第1のクロックトインバータの出力端子と第2
    の回路の出力端子とを接続/非接続制御する第2のトラ
    ンスファゲートと、 第1の入力信号及び第2のインバータの出力信号にした
    がって、第2のトランスファゲートの接続/非接続制御
    とは逆に第1のクロックトインバータの入力端子と第2
    の回路の出力端子とを非接続/接続制御する第3のトラ
    ンスファゲートとからなることを特徴とする請求項1又
    は3記載の論理回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の回路は、 第1の制御信号を反転出力する第1のインバータと、 第1の制御信号及び第1のインバータの出力信号にした
    がって、第2の入力信号を受けて反転出力する第1のク
    ロックトインバータと、 第1の制御信号及び第1のインバータの出力信号にした
    がって、第1のクロックトインバータがオン状態にある
    時に第1のクロックトインバータの入出力端子を非接続
    状態とし、第1のクロックトインバータがオフ状態にあ
    る時には第1のクロックトインバータの入出力端子を接
    続する第1のトランスファゲートからなり、 前記第2の回路は、 第1の入力信号を反転出力する第2のインバータと、 入力端子が第1のクロックトインバータの出力端子に接
    続されて、第1の入力信号及び第2のインバータの出力
    信号にしたがってオン/オフ制御される第2のクロック
    トインバータと、 入力端子が第1のクロックトインバータの入力端子に接
    続され、出力端子が第2のクロックトインバータの出力
    端子に接続されて、第1の入力信号及び第2のインバー
    タの出力信号にしたがって、第2のクロックトインバー
    タのオン/オフ制御と逆にオン/オフ制御される第3の
    クロックトインバータとからなることを特徴とする請求
    項2又は4記載の論理回路。
  7. 【請求項7】 請求項3又は4記載の論理回路と、 論理回路の第3の入力信号が前段のフリップフロップ
    (F/F)回路の出力となり、論理回路の第2の回路の
    出力信号が次段のF/F回路の入力となるように、論理
    回路を介して縦続接続されたn個のF/F回路と、 n番目のF/F回路を含む所定のF/F回路の出力の排
    他的論理和をとる排他的論理和回路からなる帰還回路
    と、 第1の制御信号に基づいて、スキャンチェーンの出力信
    号又は帰還回路の出力信号を選択し、選択した信号を第
    3の入力信号とする論理回路を介して初段のF/F回路
    に接続されてなる選択回路とを有することを特徴とする
    テスト容易化回路。
  8. 【請求項8】 前記請求項3又は4記載の論理回路は、 第1及び第2の制御信号にしたがって、第1及び第2の
    制御信号が一方の論理値にある場合は、第1の入力信号
    として被テスト回路の出力を並列入力してシグネチャ圧
    縮し、第1の制御信号が一方の論理値かつ第2の制御信
    号が他方の論理値にある場合は、第1の入力信号として
    被テスト回路の出力をそれぞれ対応するF/F回路にセ
    ットし、第1の制御信号が他方の論理値かつ第2の制御
    信号が一方の論理値にある場合は、F/F回路にセット
    された内容をスキャンさせて順次読み出し、第1及び第
    2の制御信号が他方の論理値にある場合は、固定値をF
    /F回路にセットしてなることを特徴とする請求項7記
    載のテスト容易化回路。
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