JP3474155B2 - ネットワークシステムおよびネットワーク監視方法 - Google Patents

ネットワークシステムおよびネットワーク監視方法

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JP3474155B2 JP2000247858A JP2000247858A JP3474155B2 JP 3474155 B2 JP3474155 B2 JP 3474155B2 JP 2000247858 A JP2000247858 A JP 2000247858A JP 2000247858 A JP2000247858 A JP 2000247858A JP 3474155 B2 JP3474155 B2 JP 3474155B2
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尚志 岡田
陽一 廣田
令和 山岸
睦治 武貞
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク監視
技術にかかり、特にネットワークからのパケットの取り
込みを制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークトラブルの原因を解析する
ために、ネットワーク上のパケットを取り込んで、取り
込んだパケットを保持するLANアナライザが広く用い
られている。このパケットを保持するための記憶領域は
容量が限られているので、サイクリックに利用される。
したがって、一定時間が経過すると取り込んだパケット
であっても上書きされて、消失する。
【0003】また、従来のLANアナライザでは、例え
ば、プロトコルにTCP/IPを採用しているネットワ
ークであれば、物理層、データリンク層、ネットワーク
層、トランスポート層、セッション層でのプロトコルエ
ラーを検出することができる。このエラーを検出する
と、データの取得を停止して、その時点で記憶領域に保
持されているデータが消失しないようにするストップト
リガー機能がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信の
過程に原因があった場合でも、アプリケーション層など
のデータにエラーが発生すると、LANアナライザはそ
のエラーを認識することができない。そのため、アプリ
ケーション層などでのエラーを検出してストップトリガ
ーをかけることもできない。したがって、この場合は、
エラー発生時点の記憶領域のデータを保持し続けること
が出来ないという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
し、取り込んだデータに応じてデータの更新を停止する
ネットワーク監視技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では以下の処理を行う。すなわち、あらかじ
め定められた事象の発生を検出し、前記事象の発生を検
出すると、ネットワークに対して特定のパケットを出力
する。ネットワーク上のパケットを取り込み、当該取り
込んだパケットが特定のパケットであるかどうかを判別
する。判別の結果、取り込んだパケットが特定のパケッ
トでない場合、取り込んだパケットを保持する。判別の
結果、取り込んだパケットが特定のパケットである場
合、そのパケットより後のパケットは保持しない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0008】図1は、第1の実施形態が適用されるネッ
トワークシステムの全体構成図である。すなわち、ネッ
トワーク監視装置であるLANアナライザ1a,1b
と、コンピュータ2a,2bと、テスト用コンピュータ
3a,3bと、がLAN(Local Area Network)8a,
8bに接続されている。それぞれ同一構成のLAN8
a,8bがWAN(Wide Area Network)9で接続され
ている。このネットワークシステムは、通信プロトコル
にTCP/IPを用いている。ただし、通信プロトコル
はTCP/IPに限定されない。たとえば、他の通信プ
ロトコルを用いてもよいし、IP(インターネットプロ
トコル)と、TCP(トランスミッションコントロール
プロトコル)以外の上位プロトコルとを組み合わせても
よい。
【0009】本実施の形態では、コンピュータ2a、2
bが、あらかじめ定められた事象の発生を検出して、そ
れをLANアナライザ1a、1bが検知可能な事象に変
換を行う。具体的には、コンピュータ2a、2bが、ア
プリケーション層でのエラー等を検出すると、ネットワ
ーク上にあるすべてのコンピュータにとって、論理的に
存在しないIPアドレス(新規に割り当てられたIPア
ドレス)に対するpingコマンドの発行という事象に
変換する。
【0010】LANアナライザ1は、ネットワークのト
ラブル発生時等に設置され、LAN8上のパケットを取
り込んで保持する。ネットワークの保守担当者は、LA
Nアナライザに保持されたパケットを解析して、トラブ
ルの原因の究明に役立てる。LANアナライザ1の詳細
な構成は図4(a)を用いて説明する。
【0011】LANアナライザ1は、図4(a)に示す
ように、キーボード等の入力装置101およびCRT、
液晶ディスプレイ等の表示装置102が接続されてい
る。LANアナライザ1は、データ取得部12と、IP
アドレス記憶部13と、データ判別部14と、データ取
得制御部16と、表示制御部18とを、その内部機能と
して備える。これらの内部機能は、プロセッサが所定の
プログラムを読み込んで、それを実行することにより実
現される。
【0012】データ取得部12は、データ取込部121
とデータ保持部122とを有する。データ取込部121
は、LAN上のパケットを取り込む。取り込んだパケッ
トは、図示しないバッファに一時的に記憶される。
【0013】データ保持部122は、データ取込部12
1が取り込んだパケットを保持する。データ保持部12
2は、例えば、一定の容量を持つサイクリックバッファ
で構成される。つまり、例えば100メガバイト程度の
容量を持ち、パケットを順次記憶していき、全領域にデ
ータが記憶された状態になると、時間的に最も古いデー
タに上書きして記憶していく。
【0014】IPアドレス記憶部13は、LANアナラ
イザ1と同じLAN8に接続されているテスト用コンピ
ュータ3に設定されたIPアドレス80を記憶する領域
を備える。例えば、LANアナライザ1aのIPアドレ
ス記憶部13には、テスト用コンピュータ3aのIPア
ドレス80c(***.***.34.56)が記憶される。
【0015】データ判別部14は、データ取込部12が
取り込んだパケットが特定のパケットであるかどうかを
判別する。例えば、取り込んだパケットの送信先のIP
アドレスがIPアドレス記憶部13に記憶されているI
Pアドレスと一致するかどうかを判別する。具体的に
は、LANアナライザ1aでは、取り込んだパケットの
送信先IPアドレスが、IPアドレス80c(***.***.
34.56)であるかどうかを判別する。さらに好ましく
は、取り込んだパケットがPingコマンドであるかど
うかを併せて判別してもよい。
【0016】判別の結果、特定のパケットである場合
は、その旨をデータ取得制御部16へ通知する。特定の
パケットでない場合は、データ取込部121に対して、
図示しないバッファに記憶されているパケットをデータ
保持部122へ書き込むように指示する。
【0017】データ取得制御部16は、データ取得部1
2が行うデータ取得を制御する。例えば、データ判別部
14からの通知を受けて、データ取得部12に対して、
特定のパケットより後のパケットを保持しないように指
示する。好ましくは、前記特定のパケットより後にLA
N上を伝送されてくるパケットについては、データ取込
部121が取り込まないように制限するようにしてもよ
い。あるいは、前記特定のパケットより後にLAN上を
伝送されてきて、データ取込部121が取り込んだパケ
ットについては、図示しないバッファからデータ保持部
122へ書き込まないようにしてもよい。
【0018】こうすることで、特定のパケットを受信し
た以降、データ保持部122の記憶内容が更新されて、
書きかえられてしまうことを回避できる。その結果、特
定のパケットを受信する直前にネットワーク上に存在し
たパケットが上書きされずに、保持しつづけることがで
きる。
【0019】入出力制御部18は、入力装置101およ
び表示装置102の制御を行う。例えば、入力装置10
1から入力を受け付け、表示装置102にデータ保持部
122に保持しているデータを表示させる。
【0020】コンピュータ2aとコンピュータ2bに
は、それぞれIPアドレス80a,80bが割り振られ
ていて、相互に通信を行い、所定のアプリケーションを
実行する。コンピュータ2の詳細な構成は、図4(b)
を用いて説明する。図4(b)に示すように、コンピュ
ータ2は、通信制御部21と、1以上のデータ処理部2
2と、データ処理部22でのエラー発生を検出するエラ
ー検出部23と、IPアドレス記憶部24を、その内部
機能として備える。これらの内部機能は、プロセッサが
所定のプログラムを読み込んで、それを実行することに
より実現される。
【0021】通信制御部21は、ネットワーク上の他の
装置との通信を制御する。例えば、LAN8上のパケッ
トを取得し、自コンピュータ2宛てのパケットを受け付
ける。また、ネットワーク上の他の装置へ送信するため
に、パケットを生成して、LAN8へ出力する。
【0022】データ処理部22は、通信制御部21が受
け付けたパケットが示す情報に基づいて、ユーザが定義
した所定のアプリケーション処理を行う。
【0023】エラー検出部23は、データ処理部22で
あらかじめ定められた事象が発生したかどうかを監視
し、当該事象が発生すると、それをエラーとして検出す
る。エラー検出部23が検出すべき事象は、ユーザが任
意に指定することができる。たとえば、データ処理部2
2における処理の異常終了、他の装置との通信処理にお
けるタイムアウト等の通信不良、プロトコルの上位階層
でのエラー等を検出するようにしてもよい。さらに好ま
しくは、いわゆる警告のような軽微な不具合もエラーと
して検出するようにしてもよい。
【0024】さらに、エラー検出部23は、エラーを検
出すると、IPアドレス記憶部24に記憶されているI
Pアドレスの装置に対してエラー検出を通知する。例え
ば、IPアドレス記憶部24に記憶されているIPアド
レスへ宛てて、Pingコマンドを発行するように通信
制御部21へ指示する。
【0025】IPアドレス記憶部24は、LANアナラ
イザ1と同じLAN8に接続されているテスト用コンピ
ュータ3に設定されたIPアドレス80、および、WA
N9を介して接続される他のLAN8に接続されている
テスト用コンピュータ3に設定されたIPアドレス80
を記憶する。例えば、コンピュータ2a、2bのいずれ
のIPアドレス記憶部24にも、テスト用コンピュータ
3a、3bのIPアドレス80c(***.***.34.56)お
よび80d(***.***.12.78)が記憶される。
【0026】テスト用コンピュータ3a,bは、ネット
ワークトラブルの解析用に設置されるコンピュータであ
る。したがって、通常時には設置する必要はない。各テ
スト用コンピュータ3a,bには、それぞれIPアドレ
ス80c、80dが割り振られている。テスト用コンピ
ュータ3は、IPアドレスを割り振って、LAN8に接
続できる装置であれば、なんでもよい。
【0027】本実施形態での処理手順について、図7を
用いて説明する。
【0028】図7は、LANアナライザ1aの処理手順
を示したものである。LANアナライザ1bについて
は、LAN8aとLAN8bが異なる点以外は同様であ
る。
【0029】入力装置101から所定の指示を受けて、
データ取込121がデータの取り込みを開始する(S1
01)。取り込んだパケットがテスト用コンピュータ3
a宛てのものであるかどうかを判別する(S102)。
テスト用コンピュータ3a宛てでない場合には、そのパ
ケットをデータ保持部122に書き込んで保持する(S
103)。その後、S101へ戻って処理を繰り返す。
これにより、コンピュータ2a,2b間の通信を含む、
LAN8a上のパケットが保持されていく。
【0030】このとき、例えば、コンピュータ2bのデ
ータ処理部22でエラーが発生したとする。すると、コ
ンピュータ2bのエラー検出部23がエラーを検出す
る。そして、コンピュータ2bからテスト用コンピュー
タ3a,3bに宛ててPingコマンドが発行される。
【0031】LANアナライザ1aが、テスト用コンピ
ュータ3a宛てのパケットを取り込むと(S101、S
102)、データ取得制御部16が、そのパケットより
後にLAN8a上を伝送されてくるパケットの取得を禁
止する(S104)。これにより、データ保持部122
が更新されない。つまり、テスト用コンピュータ3a宛
てのパケットを取得した時点でデータ保持部122に記
憶されているパケットが、そのまま保持される。
【0032】つぎに、本発明の第2の実施形態が適用さ
れるネットワークシステムの全体構成図を図2に示す。
すなわち、ネットワーク監視装置であるLANアナライ
ザ1と、コンピュータ2と、テスト用コンピュータ3
と、がLAN8に接続されている。監視コンピュータ5
がLAN8bに接続され、LAN8a,bがWAN9で
接続されている。なお、以下の実施形態において、第1
の実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を
省略する場合がある。
【0033】本実施形態で用いるLANアナライザ1、
コンピュータ2、テスト用コンピュータ3の構成は、第
1の実施形態と同様である。
【0034】監視コンピュータ5は、コンピュータ2の
状態を監視する。監視コンピュータ5の構成は図5に示
すように、通信制御部51と、監視制御部52と、IP
アドレス記憶部53とを、その内部機能として備える。
これらの内部機能は、プロセッサが所定のプログラムを
読み込んで、それを実行することにより実現される。
【0035】通信制御部51は、ネットワーク上の他の
装置との通信を制御する。例えば、LAN8上のパケッ
トを取得し、自監視コンピュータ5宛てのパケットを受
け付ける。また、ネットワーク上の他の装置へ送信する
ために、パケットを生成して、LAN8へ出力する。
【0036】監視制御部52は、コンピュータ2の動作
状態を監視する。例えば、定期的にコンピュータ2に対
してメッセージを出力し、応答があるかどうかを確認す
る。応答がない場合、コンピュータ2に何等かの異常が
あるとみなして、テスト用コンピュータ3へその旨を通
知する。具体的には、定期的にコンピュータ2宛てのP
ingコマンドを出力するように通信制御部51へ指示
する。このPingに対する応答を通信制御部51を介
して受け付る。一定時間内に応答がない場合、テスト用
コンピュータ3へPingコマンドを出力するように通
信制御部51へ指示する。
【0037】IPアドレス記憶部53は、少なくとも、
コンピュータ21と、テスト用コンピュータ3に設定さ
れたIPアドレス80a、80cを記憶する。
【0038】本実施形態における監視コンピュータ5の
処理手順について説明する。LANアナライザ1の処理
手順は、図7と同様である。
【0039】コンピュータ2が図示しない他の装置等と
通信をしながら、所定の処理を行っている。このとき
に、監視コンピュータ5は、コンピュータ2に対して定
期的にPingコマンドを送り、その応答を確認する
(S201、S202)。所定時間内に応答がない場合
等、異常を検出した場合、監視コンピュータ5はテスト
用コンピュータ3へPingを発行する(S203)。
【0040】このテスト用コンピュータ3宛てのPin
gを受け取ったLANアナライザ1は、図7のフローに
したがって動作する。
【0041】第1の実施形態では、コンピュータ2が自
らエラーを検出してテストコンピュータ3宛てのPin
gを発行した。このため、コンピュータ2がハングアッ
プまたはダウンして、自らPingを発行することがで
きないような場合は、エラーを検出することができなか
った。しかし、本実施形態では、そのような場合もエラ
ーを検出することができる。
【0042】さらに、第1の実施形態では、コンピュー
タ2の内部にエラー検出部23を設ける必要がある。し
かし、現実には、コンピュータ2内部にエラー検出部を
設けたくない場合もある。そのような場合に、本実施形
態のような構成にすれば、コンピュータ2には手を加え
ることなく、監視コンピュータ5をネットワークに追加
するだけで、同様の機能を実現することができる。
【0043】つぎに、本発明の第3の実施形態が適用さ
れるネットワークシステムの全体構成図を図3に示す。
すなわち、コンピュータ2a,2bと、ネットワーク監
視装置コンピュータ6a、6bとが、LAN8a,8b
に接続されている。それぞれ同一構成のLAN8a,8
bがWAN9で接続されている。ネットワーク監視コン
ピュータ6a、6bには、それぞれ、IPアドレス80
e,80fが割り振られている。
【0044】本実施形態で用いるコンピュータ2a,2
bの構成は、第1の実施形態と同様である。ネットワー
ク監視コンピュータ6a、6bの構成を図6に示す。
【0045】ネットワーク監視コンピュータ6は、図6
に示すように、キーボード等の入力装置101、およ
び、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置102が接
続されている。ネットワーク監視コンピュータ6は、通
信制御部61、データ取得部12と、IPアドレス記憶
部13と、データ判別部14と、データ取得制御部16
と、表示制御部18とを、その内部機能として備える。
これらの内部機能は、プロセッサが所定のプログラムを
読み込んで、それを実行することにより実現される。
【0046】通信制御部61は、ネットワーク上の他の
装置との通信を制御する。例えば、ネットワーク上の他
の装置へ送信するために、パケットを生成して、LAN
8へ出力する。具体的には、ネットワーク監視コンピュ
ータ6aであれば、データ判別部14から通知を受ける
と、IPアドレス記憶部13からネットワーク監視コン
ピュータ6bのIPアドレス80fを取得して、Pin
gを送る。
【0047】IPアドレス記憶部13には、自ネットワ
ーク監視コンピュータ6に割り当てられたIPアドレス
80と、他のLAN8に接続されているネットワーク監
視コンピュータ6に割り当てられたIPアドレス80と
を記憶する領域を備える。例えば、ネットワーク監視コ
ンピュータ6aであれば、自コンピュータ6用の領域に
IPアドレス80e(***.***.34.78)を記憶し、他の
ネットワーク監視コンピュータの領域にIPアドレス8
0f(***.***.12.89)を記憶している。
【0048】データ判別部14は、取り込んだパケット
の送信先のIPアドレスが、IPアドレス記憶部13の
自装置用IPアドレス記憶領域に記憶されているIPア
ドレスと一致するかどうかを判別する。つまり、ネット
ワーク監視コンピュータ6aでは、取り込んだパケット
の送信先IPアドレスが、IPアドレス80e(***.**
*.12.89)であるかどうかを判別する。判別の結果、一
致する場合は、その旨を通信制御部61およびデータ取
得制御部16へ通知する。
【0049】本実施形態のネットワーク監視コンピュー
タ6には、IPアドレスが割り振られているので、他の
実施形態と異なり、テスト用コンピュータ3を備える必
要がない。つまり、自コンピュータ6宛てのパケットを
受信すると、データ保持部122が更新されない。これ
により、自コンピュータ6宛てのパケットを取得した時
点でデータ保持部122に記憶されているパケットが、
そのまま保持される。
【0050】さらに、ネットワーク上の他の装置に対し
てパケットを送出することができるので、コンピュータ
2は、同一LAN8上のネットワーク監視コンピュータ
6に対してエラー検出を通知するPingを送ればよ
い。
【0051】なお,第1の実施形態において、LANア
ナライザ1とコンピュータ2を一体として構成すること
もできるし、第3の実施形態において、ネットワーク監
視コンピュータ6とコンピュータ2を一体として構成し
てもよい。また、上記実施形態において説明した各構成
は、可能な限り組み合わせの変更、追加、省略等をする
ことができる。
【0052】さらに、上記いずれの実施形態において
も、WAN9により接続される2つのLAN8a,8b
を用いて説明したが、LAN8の数はこれ以上であって
も同様である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク監視装置
が取り込んだデータに応じて、保持しているデータの更
新しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される第一の実施形態におけるネ
ットワークシステムの全体構成図である。
【図2】本発明が適用される第二の実施形態におけるネ
ットワークシステムの全体構成図である。
【図3】本発明が適用される第三の実施形態におけるネ
ットワークシステムの全体構成図である。
【図4】(a)は、本発明にかかる実施形態におけるL
ANアナライザの構成を説明する説明図であり、(b)
は、本発明にかかる実施形態におけるコンピュータの構
成を示す説明図である。
【図5】本発明にかかる実施形態における監視コンピュ
ータの構成を示す説明図である。
【図6】本発明にかかる実施形態におけるネットワーク
監視コンピュータの構成を示す説明図である。
【図7】本発明にかかるLANアナライザの処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】本発明にかかる監視コンピュータの処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…LANアナライザ、2…コンピュータ、3…テスト
用コンピュータ、5…監視コンピュータ、6…ネットワ
ーク監視コンピュータ、8…LAN、9…WAN。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武貞 睦治 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−132960(JP,A) 特開2000−106586(JP,A) 特開 昭59−202756(JP,A) 特開 平10−21171(JP,A) 特開2002−64492(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 H04L 29/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク監視装置と電子計算機と
    が、ネットワークを介して接続されたネットワークシス
    テムにおいて、 前記電子計算機は、 所定のアプリケーション処理を行う処理部と、 前記処理部であらかじめ定められた事象が発生したこと
    を検出すると、トラブル解析のために設置されたテスト
    装置の識別情報が送信先として設定されているパケット
    を、前記ネットワークに対して出力する事象検出部を備
    え、 前記ネットワーク監視装置は、 ネットワーク上のパケットを逐次取り込んで、保持する
    パケット取得部と、 前記パケット取得部が取り込んだパケットの送信先の識
    別情報が、前記テスト装置の識別情報であるかを判別す
    る判別部と、 前記判別部における判別の結果、前記送信先の識別情報
    が前記テスト装置の識別情報である場合、前記パケット
    取得部が前記パケットより後のパケットを保持しないよ
    うに制御する制御部と、を備えることを特徴とするネッ
    トワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワークシステムに
    おいて、 前記パケット取得部は、 前記パケットを前記ネットワークから取り込む取り込み
    部と、 前記取り込部が取り込んだパケットを保持する保持部
    と、を備え、 前記判別部における判別の結果、前記取り込み部が取り
    込んだパケットの送信先の識別情報が、前記テスト装置
    の識別情報である場合、 前記制御部は、 前記取り込み部に前記パケットより後のパケットの取り
    込みを停止させることを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットワークシステムに
    おいて、 前記パケット取得部は、 パケットを保持する保持部と、 前記パケットを前記ネットワークから取り込んで、前記
    保持部に書き込む取り込み部と、を備え、 前記判別部における判別の結果、前記取り込み部が取り
    込んだパケットの送信先の識別情報が、前記テスト装置
    の識別情報である場合、 前記制御部は、 前記取り込み部が取り込んだ、前記パケットより後のパ
    ケットの前記保持部への書き込みを停止させることを特
    徴とするネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のうちのいずれか一項に
    記載のネットワークシステムであって、 前記ネットワークの通信プロトコルは、インターネット
    プロトコルであり、 前記ネットワーク上のパケットは、 少なくとも、当該パケットの送信先装置のIPアドレス
    を含み、 前記特定のパケットは、 当該パケットの送信先装置のIPアドレスに、特定のI
    Pアドレスが設定されたpingコマンドのパケットで
    ある ことを特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 所定のアプリケーション処理を行う処理
    と、 前記アプリケーション処理であらかじめ定められた事象
    が発生したことを検出すると、トラブル解析のために設
    置されたテスト装置の識別情報が送信先として設定され
    ているパケットを、ネットワークに対して出力する処理
    と、 ネットワーク上のパケットを取り込み、当該取り込んだ
    パケットの送信先の識別情報が、前記テスト装置の識別
    情報であるかを判別する処理と、 判別の結果、前記取り込んだパケットの送信先の識別情
    報が、前記テスト装置の識別情報でない場合、前記取り
    込んだパケットを保持し、前記取り込んだパケットの送
    信先の識別情報が、前記テスト装置の識別情報である場
    合、前記パケットより後のパケットは保持しない処理
    と、を行うことを特徴とするネットワーク監視方法。
  6. 【請求項6】 所定のアプリケーション処理を行う処理
    と、 前記アプリケーション処理であらかじめ定められた事象
    が発生したことを検出すると、トラブル解析のために設
    置されたテスト装置の識別情報が送信先として設定され
    ているパケットを、ネットワークに対して出力する処理
    と、 ネットワーク上のパケットを取り込み、当該取り込んだ
    パケットの送信先の識別情報が、前記テスト装置の識別
    情報であるかを判別する処理と、 判別の結果、前記取り込んだパケットの送信先の識別情
    報が、前記テスト装置の識別情報でない場合、前記取り
    込んだパケットを保持し、前記取り込んだパケットの送
    信先の識別情報が、前記テスト装置の識別情報である場
    合、前記パケットより後のパケットは保持しない処理
    と、をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して電子計算機と接続
    されたネットワーク監視装置において、 ネットワーク上のパケットを逐次取り込んで、保持する
    パケット取得部と、 前記パケット取得部が取り込んだパケットの送信先の識
    別情報に、トラブル解析のために設置されたテスト装置
    の識別情報が設定されているかを判別する判別部と、 前記判別部における判別の結果、前記送信先の識別情報
    が前記テスト装置の識別情報である場合、前記パケット
    取得部が前記パケットより後のパケットを保持しないよ
    うに制御する制御部と、を備えることを特徴とするネッ
    トワーク監視装置。
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