JP3474130B2 - ボイス・メール・システムに記憶されたメッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブを介してアクセスするための方法 - Google Patents

ボイス・メール・システムに記憶されたメッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブを介してアクセスするための方法

Info

Publication number
JP3474130B2
JP3474130B2 JP26165999A JP26165999A JP3474130B2 JP 3474130 B2 JP3474130 B2 JP 3474130B2 JP 26165999 A JP26165999 A JP 26165999A JP 26165999 A JP26165999 A JP 26165999A JP 3474130 B2 JP3474130 B2 JP 3474130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
www
voice mail
server
client
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26165999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000138757A (ja
Inventor
ポーター、ローレンス、レオン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP26165999A priority Critical patent/JP3474130B2/ja
Publication of JP2000138757A publication Critical patent/JP2000138757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3474130B2 publication Critical patent/JP3474130B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイス・メール・シ
ステムに関するものであり、更に詳しく云えば、そのよ
うなボイス・メール・システムをアクセスする方法の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイス・メール・システム(ボイス・メ
ッセージング・システムとも呼ばれる)はPBXを介し
て電話網に付属し、意図された受領者が不在であるか或
いは通話中である時、着信コールからのメッセージを記
憶するために使用される。
【0003】その後、その意図された受領者は、いつか
将来、それらの記憶されたメッセージを聴取することが
できる。
【0004】ボイス・メール・システムは、一般的に
は、特別目的のコンピュータ・ハードウエアにおいて、
或いは適当な電話インターフェースを備えた標準的なコ
ンピュータ・ワークステーションにおいて実施される。
【0005】そのようなボイス・メール・システムはよ
く知られている。
【0006】その一例は、IBM社から入手可能な「D
irectTalkMail」システムであり、そのシ
ステムは「DirectTalk/6000」音声処理
システム(これもIBM社から入手可能である)と関連
して動作する。
【0007】ボイス・メール・システムのもう1つの例
が米国特許第5,136,648号及び欧州特許出願05
88576号に開示されている。
【0008】非常によく知られているものとしては、ロ
ータス社から入手可能な「Lotus Notes」の
ようなコンピュータ実行の電子メール(Eメール)シス
テムがあり、それによって、コンピュータ・ファイル、
主として、テキスト・ファイルを一方のコンピュータ・
ユーザから他方のコンピュータ・ユーザに送ることが可
能である。
【0009】最近、ロータス社は、ワールド・ワイド・
ウェブを介してインターネット上で同社の電子メールを
利用可能にする戦略を発表した。
【0010】一般に、コンピュータ電子メール・システ
ムはボイス・メール・システムとは完全に別なものとな
っている。
【0011】前者は、通常、デスク・トップ・コンピュ
ータを介してアクセスされ、後者は電話を介してアクセ
スされる。
【0012】しかし、ここ数年、テキスト・メッセージ
及びボイス・メッセージの両方を処理することができる
より統一化されたメール・システムを提供しようとする
試みが行われている(そのようなシステムは、マルチメ
ディア・システムと呼ばれることもある)。
【0013】例えば、「Lotus−Notes」は
「Phone Notes」を含み、それによって、電
話を介して入れられた音声情報が「Note」の中に取
り込まれる。
【0014】そこで、その「Note」は、他の何れの
「Note」とも同様の方法で扱われる。
【0015】本質的には、「Phone Notes」
は、音声が「Notes」アプリケーションに統合され
ることを可能にする発展環境である。
【0016】それは、本格的なマルチユーザ・ボイス・
メッセージ・システムを提供するものではない。
【0017】対照的に、国際公報(WO)87/078
01号は、ボイス・メール・システム及びコンピュータ
電子メール・システムを結合した統合システムを開示し
ている。
【0018】この統合システムでは、ユーザは、すべて
のメッセージに対する一次受領者として一方のメール・
システム(即ち、ボイス・メール・システム又はコンピ
ュータ電子メール・システム)を指定することができ
る。
【0019】例えば、一次受領者としてコンピュータが
選択される場合、電話及び電子メール着信メッセージの
両方の通知がデスクトップ・コンピュータにおいて与え
られる。
【0020】代替方法として、ボイス・メール・システ
ムを通してすべてのメッセージの通知を受領することを
選択することも可能である。
【0021】後者の場合、テキスト(即ち、電子メー
ル)メッセージが電話を通してアクセスされることを可
能にするために、テキスト・ツー・スピーチ・システム
も使用可能である。
【0022】この方法は、種々のタイプの媒体に対する
複数のサーバに基づいた統合メッセージング・システム
を教示する米国特許第5,333,266号において詳述
されている。
【0023】例えば、ボイス・メールは本質的には通常
のボイス・メッセージング・システムに記憶され、一
方、コンピュータ・メール・メッセージを記憶するため
に別のサーバが使用される。
【0024】その統合メッセージング・システムは、す
べてのタイプの媒体に対して同期メール・インバスケッ
トを保持し、それによって、媒体に関係なく、コンピュ
ータ又は電話からすべてのメールにアクセスすることを
可能にする。
【0025】統合された又は単一化されたメッセージン
グを提供する商業的に入手可能な製品は、Applied Voic
e Technology 社から得られる「CallXpress3 DeskTop f
or Windows」及び VMX 社(現在、Octel Communication
s 社の一部)から入手可能な「VMX Desktop for Window
s」を含む。
【0026】これらの両方とも、デスクトップ・コンピ
ュータを介してボイス・メール・システムにグラフィカ
ル・ユーザ・インターフェース(GUI)フロント・エ
ンドを与える。
【0027】例えば、ユーザがスクリーン上の特定のボ
イス・メッセージを選択する場合、ボイス・メール・シ
ステムは、そのワークステーションと関連した電話を鳴
らすように、そしてその選択されたメッセージを再生す
るように命じられる。
【0028】もう1つのマルチメディア・メッセージン
グ・システムはAT&T社からの「Intuity」で
ある。
【0029】Computer Reseller News 誌 November 28
1994, p12 に開示されているように、これは、ユーザが
ファックス・メッセージを聴取するか或いはボイス・メ
ール・メッセージを読むことができるように、メッセー
ジが1つのフォーマットから他のフォーマットに変換さ
れることを可能にすることを意図されている。
【0030】この開発の一部として、AT&T社は、音
声認識及びテキスト音声ソフトウエア次第で、電話を介
したワールド・ワイド・ウェブへのアクセスも与えるで
あろう。
【0031】更に、メッセージが電話から又はコンピュ
ータから管理されることを可能にするために、「Int
uity」が「Lotus Notes」電子メールシ
ステムと統合されることが1995年1月23日に発表
された。
【0032】EPC 54(3)条の範囲における同時継
続出願である公開公報(WO)96/20553号は、
グローバル・ボイス・メール・システムを提供するため
にインターネットを使用することができる統合メッセー
ジング・システムを開示している。
【0033】そのような統合システムの代表的なデスク
トップ・コンピュータ・インターフェースは、ユーザと
ボイス・メール・システムとの間のこれまで実用可能で
あった情報交換よりもずっと大きい且つ更に融通性のあ
る情報交換を与える。
【0034】従って、ユーザは、ボイス・メール・シス
テムから再生された情報及び命令を最早覚えようとする
必要がなく、むしろ、これはコンピュータ・スクリーン
上に都合よく表示可能である。
【0035】同様に、ボイス・メール・システムへのユ
ーザ入力コマンドは、最早、電話キーパッド上の通常の
12個のタッチトーン(DTMF)キーに制限されず、
むしろ、コンピュータ・キーボード全体及びGUIの全
能力を活用することができる。
【0036】勿論、ユーザがボイス・メール及び電子メ
ールの両方を同じセッションにおいて処理し得ることも
統合メール・システムの更なる利点である。
【0037】それにもかかわらず、ボイス・メール・シ
ステムに対するそのようなコンピュータ・インターフェ
ースを開発する場合、問題点がある。
【0038】従って、通常のボイス・メール・システム
の大きな利点は、ユーザが世界のどこにおける標準的な
電話からもそれらをアクセスすることができることであ
る。
【0039】それは、電話が画一的であり、しかも遍在
しているためである。
【0040】対照的に、コンピュータの世界は異種性に
満ちている。
【0041】ユーザは、単一の組織においても種々のコ
ンピュータを備えていることが多い。
【0042】例えば、エンジニアリング部門の人達はU
NIXベースのワークステーションを使用し、マーケテ
ィング部門の人達はApple社のMacIntosh
コンピュータを使用し、経理及び他の部門の人達はOS
/2オペレーティング・システムを走らせるIBM P
Cワークステーションを使用するかもしれない。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】各異なる環境(UNI
X、Apple、OS/2)に対して、そのボイス・メ
ッセージング・システムに対する異なるフロント・エン
ドが開発及びサポートされる必要があろう。
【0044】これは、長い時間を要し、しかも費用のか
かることである。
【0045】更に、それらのフロント・エンドが環境に
よって異なる場合、部門が変わりそれによって一方の環
境から他方の環境に移動するユーザは新たな環境におい
て再教育される必要があろう。
【0046】これも又、更なる望ましくない損失を意味
する。
【0047】もう1つの重要な問題点は、電話ネットワ
ークを介するよりもコンピュータ・ネットワークを介す
る方がボイス・メール・システムに対するリモート・ア
クセスがずっと困難であるということである。
【0048】そのため、恐らく、ユーザはリモート・ワ
ークステーションからコンピュータ・ネットワークを介
してボイス・メール・システムにナビゲートする方法を
知らないか或いは知ることができないであろう。
【0049】更に、リモート・ワークステーションは、
任意のメール・メッセージを効果的にアクセスするため
にユーザが必要とするそのボイス・メール・システムに
対するGUIフロント・エンドを提供すること或いはサ
ポートすることができないであろう。
【0050】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、ボイ
ス・メール・システムに記憶されたメッセージを、イン
ターネット・ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)を介
してアクセスするための方法にして、次のステップを含
む方法を提供する。 (a)WWWクライアント端末からの特定のURLを指
定するクライアント・リクエストを、前記ボイス・メー
ル・システムから隔離されているWWWサーバにして、
前記WWWとは別個の通信ネットワークを通して前記ボ
イス・メール・システムへのリンクを有している前記W
WWサーバにより受領するステップ。 (b)前記URLを解析して当該URLが一のメッセー
ジ・クライアント・アプリケーションに対応するか否か
を判定し、もしそうであれば、当該メッセージ・クライ
アント・アプリケーションを起動するステップ。 (c)前記URLから抽出された少なくとも1つのパラ
メータを前記メッセージ・クライアント・アプリケーシ
ョンに引き渡すステップ。 (d)前記メッセージ・クライアント・アプリケーショ
ンからのネットワーク・リクエストを、前記通信ネット
ワークを通して前記ボイス・メール・システム上で実行
中のメッセージ・サーバ・アプリケーションに送信する
ステップ。 (e)前記ネットワーク・リクエストに応答する前記メ
ッセージ・サーバ・アプリケーションにより、前記少な
くとも1つのパラメータに依存し且つ前記記憶されたボ
イス・メール・メッセージに関する情報を検索するステ
ップ。 (f)前記情報を前記メッセージ・サーバ・アプリケー
ションから前記メッセージ・クライアント・アプリケー
ションに戻すステップ。 (g)前記情報を前記メッセージ・クライアント・アプ
リケーションによりフォーマットするステップ。 (h)前記フォーマットされた情報を、表示のために、
前記メッセージ・クライアント・アプリケーションから
前記WWWサーバ及び前記WWWを通して前記WWWク
ライアント端末に戻すステップ。
【0051】本発明は、ワールド・ワイド・ウェブ(W
WW)フロント・エンドが、そのWWWへの一般的なア
クセスを与えられているすべての商業的に重要なプラッ
トフォームにとって既に使用可能なものであるという事
実を利用する。
【0052】従って、そのボイス・メール・システムへ
の別個のフロント・エンドを開発又は保守する必要はな
く、むしろ、一般的に入手可能なクライアント・ソフト
ウエアを使用することが可能である。
【0053】ここ数年のうちに、WWWクライアント・
ソフトウエアはほとんどすべての新しいコンピュータ・
ワークステーションに事前ロードされそうなので、やが
て、そのWWWを介したアクセスが世界中の大多数のコ
ンピュータから得られるであろう。
【0054】更に、ユーザは、既に、WWWに慣れてい
るので、非常にわずかな追加のトレーニングしか必要と
しない。
【0055】ユーザにとって事実上透明にWWWをサポ
ートするに必要なすべてのネットワーキングをインター
ネットが提供することも明らかであろう。
【0056】従って、リモート・ユーザは、インターネ
ット内での単一のアドレス(実際には電話番号に等し
い)を覚えることができる場合、この接続をサポートし
ているネットワーク構造に関する如何なる知識も(例え
ば、どのゲートウェイを使用すべきか等を)必要とする
ことなく、WWWを通したボイス・メールへのアクセス
を高速に且つ容易に得ることができる。
【0057】更に、インターネットの基本施設を活用す
ることが、両サイト間でコミュニケートする非常にコス
ト効果のある方法であることは明らかであろう。
【0058】好適な実施例では、そのボイス・メール・
システムは、更に、記憶されたボイス・メール・メッセ
ージに関する情報を維持するためのディレクトリ手段を
含み、サーバ・システムは前記記憶されたボイス・メー
ル・メッセージに関する情報を得るために前記ディレク
トリ手段と対話する。
【0059】各ユーザは自分のボイス・メール・メッセ
ージを記憶するためのメール・ボックスを有し、前記W
WWを介して受領された前記リクエストは、特定のメー
ル・ボックスにおけるボイス・メール・メッセージに関
連する情報であってその検索されそしてWWWクライア
ント端末に戻された情報でもって、その特定のメールボ
ックスを識別する。
【0060】特定のメールボックスにおけるボイス・メ
ール・メッセージに関連する情報であってその検索され
そしてWWWクライアント端末に戻された情報は、その
メールボックスにおける各メッセージの受領の日付及び
時間に関する情報を含んでいる。
【0061】前記サーバ・システムは、更に、特定の記
憶されたメッセージを識別する前記WWWを介して受領
されたリクエストに応答して、前記特定の記憶されたメ
ッセージに対応する音声データを検索し、前記音声デー
タをWWWクライアント端末に戻す。
【0062】前記サーバ・システムは、前記リクエスト
を前記WWWクライアント端末から受領することに応答
して起動されるアプリケーション・プログラムを含むこ
とも望ましい。
【0063】前記アプリケーション・プログラムは、ボ
イス・メッセージを検索するためにボイス・メール・メ
ッセージを記憶するための手段とコミュニケートする。
【0064】望ましくは、そのサーバ・システムは、更
に、ユーザからパスワードを得るための手段と、記憶さ
れたボイス・メール・メッセージに関する情報をユーザ
に与える前に、そのパスワードを検証のためにボイス・
メール・メッセージを記憶するための手段に伝送するた
めの手段と、そのパスワードをその記憶されたボイス・
メール・メッセージに関する前記情報と共に隠蔽形式で
ユーザに書き戻すための手段とを含み、その隠蔽形式の
パスワードは、ユーザがそのパスワードを明示的に再入
力する必要なくそのユーザからの更なるリクエストのパ
スワード検証を可能にするために、その更なるリクエス
トに自動的に含まれる。
【0065】パスワード制御は、ボイス・メール・メッ
セージに対する未承認アクセスを防ぐために広く使用さ
れている。
【0066】しかし、ユーザが正式に検証されたパスワ
ードを入力した時には、例えば、聴取するための特定の
メッセージが選択される場合、追加の各リクエストに対
してそのパスワードを再入力するようにユーザに強要す
ることは望ましくない。
【0067】これは、その検証されたパスワードをWW
Wクライアントに書き戻してその後のリクエストに対し
それを再び取り出し可能にすることによって回避するこ
とができる。
【0068】
【0069】
【0070】次に、図面を参照して、本発明の実施例を
詳細に説明することにする。
【0071】
【発明の実施の形態】第1図は、システム・ユニット2
0、ディスプレイ・スクリーン12、及びキーボード1
4を含む通常のコンピュータ・ワークステーションを基
礎としたボイス・メール・システムの単純化した図であ
る。
【0072】そのシステム・ユニットは、バス28を介
して共に接続されたマイクロプロセッサ22、ROM/
RAM24、及びディスク記憶装置26を含む。
【0073】ボイス・メール・ユニットとして動作させ
るために、そのコンピュータ・ワークステーションはデ
ィジタル・トランク・プロセッサ(DTP)64及びデ
ィジタル・トランク・アダプタ・カード(DTA)62
を介して電話線66に接続される。
【0074】そのボイス・メール・システムは、そのボ
イス・メール・システムをコンピュータ・ネットワーク
(例えば、LAN)に接続するためのネットワーク・ア
ダプタ・カード(NA)30も含む。
【0075】そのボイス・メール・システムは、音声収
集/再生カード、CD−ROM、及びマウス(図示され
てない)のような他の既知のコンポーネントも含み得る
ものである。
【0076】第1図に示されたボイス・メール・システ
ムは、IBM社から入手可能な「DirectTalk
/6000」音声処理システムを基礎にしている。
【0077】このシステムのハードウエア・コンポーネ
ントは、「RISC System/6000」コンピ
ュータ・ワークステーションにディジタル・トランク・
プロセッサ及びディジタル・トランク・アダプタを加え
たものである。
【0078】その「DirectTalk/6000」
システムは、T1又はE1ディジタル・トランク・ライ
ン66を介して(及び、ほとんどのインストレーション
では、PBXを介して)電話網に接続している。
【0079】そのディジタル・トランク・プロセッサ
は、トランク・ラインにおける着信信号をデマルチプレ
ックスするために、及び発信信号をマルチプレックスす
るために使用され、しかも、ログ・リニア変換を適宜行
うために使用される。
【0080】そのディジタル・トランク・プロセッサ
は、圧縮/圧縮解除を行うためにも使用される。
【0081】ディジタル・トランク・アダプタは、ワー
クステーション自身とディジタル・トランク・プロセッ
サとの間のインターフェースとしても効果的に作用す
る。
【0082】「DirectTalk/6000」音声
処理システムに関する更なる詳細は、マニュアル「IB
M Callpath DirectTalk/600
0一般情報及び計画(IBM Callpath DirectTalk/6000,
General Information andPlanning)」(資料番号 GC2
2-0100-04)及びそこに参照された他のマニュアルにお
いて見ることができる。
【0083】第2図は、第1図のボイス・メール・シス
テムにおいて走るメイン・ソフトウエア・コンポーネン
トの簡単なブロック図である。
【0084】「RISC System/6000」で
は、そのワークステーション用のすべてのオペレーティ
ング・システムの第1のもの、この場合は「AIX」1
10が走り、次に、「DirectTalk/600
0」ソフトウエア120自体が走る。
【0085】更に、その「RISC System/6
000」ワークステーションでは、「DirectTa
lkMail」130が「DirectTalk/60
00」のトップにおけるアプリケーションとして走る。
【0086】それは、標準的なボイス・メッセージング
機能を与える。
【0087】第1図及び第2図に示されたようなボイス
・メール・システムが周知であること及び図示のシステ
ムにおける多くの変更も周知であることは明らかであろ
う。
【0088】例えば、電話線66がアナログである多く
のシステムが存在し、その場合、ディジタル・トランク
・プロセッサが省かれることが多く、それの機能は適当
な電話アダプタ・カードによって適宜遂行される。
【0089】ボイス・メール・システムにおいて使用さ
れる正確なハードウエア構成は本発明の理解には関係な
く、従って、これ以上言及しないことにする。
【0090】「DirectTalkMail」ボイス
・メッセージング・システム自体は、メールボックスに
基づく1つの形式のデータベース・システムと考えるこ
とができる。
【0091】従って、各ユーザは、そのユーザに対する
すべての情報、例えば、そのユーザの内線番号、パスワ
ード、そのユーザが有する新しいメッセージの数、その
ユーザの現在の挨拶文等をそれと関連付けているメール
ボックスを有する。
【0092】メールボックスは、そのユーザに対するデ
ィジタル化された記憶メッセージも論理的に含む(しか
し、物理的には、音声記録は他の情報とは異なるロケー
ションに記憶可能である)。
【0093】各メールボックスは番号又は名前のような
特有の識別子を有する。
【0094】例えば、各メールボックスは、そのメール
ボックスと関連したユーザの内線番号を割り当てられて
もよい。
【0095】「DirectTalkMail」ボイス
・メッセージング・システムは、発呼者がデータベース
にメッセージを電話で入れること、及び電話を通して聴
取するために、及びメッセージの発送のような他の機能
のために、ユーザがデータベースからメッセージを取り
出すことを可能にする。
【0096】そのような方法におけるボイス・メール・
システムの動作は周知であり、従って、これ以上言及し
ないことにする。
【0097】第3図は、インターネット・ワールド・ワ
イド・ウェブ(WWW)を介してボイス・メール・シス
テムにおけるボイス・メール・メッセージへのアクセス
を行うことができるようにするアーキテクチャを概略的
に示す。
【0098】更に詳しく云えば、WWWクライアント3
10におけるユーザは、インターネットWWW通信ネッ
トワーク320及びWWWサーバ330を介してそのユ
ーザのボイス・メールへのアクセスを得ることができ
る。
【0099】更に、そのサーバは、メッセージ・サーバ
370とコミュニケートするメッセージ・クライアント
350に接続される。
【0100】そのメッセージ・サーバのコンポーネント
は「DirectTalk/6000」音声処理システ
ムにおけるアプリケーションであり、そのアプリケーシ
ョンは、ボイス・メッセージそのものを含むボイス・メ
ッセージ情報をアクセスするために、及びリクエストし
たWWWクライアントにこれを戻すために使用される。
【0101】次に、WWWの構造を再考すると、これ
は、WWW上の特定のページ又はファイルを指定するも
のと見なし得るユニバーサル・リソース・ロケータ(U
RL)を基礎としている。
【0102】そのURLは、サーバ・マシン及びそのマ
シンにおける特定のファイル又はページを表す。
【0103】単一のサーバ上に多くのページ又はURL
が存在する。
【0104】WWWクライアント310におけるユーザ
がWWWサーバ330上のURLを選択する場合、その
サーバはそのページに特有のアクションを遂行する。
【0105】場合によっては、これはそのサーバにアプ
リケーションを起動させることができるが、多くの場
合、そのサーバは、記憶されたページのデータベース3
40からそのリクエストされたページを検索し、そして
これは、ユーザに表示するために、WWW320を介し
てWWWクライアント310へ返送される。
【0106】それらのページは、HTMLとして知られ
た標準的なフォーマットに従ってフォーマットされる。
【0107】多くのページが、そのサーバにおける別の
グラフィックス・ファイルに、例えば、標準的な ".gi
f" 又は ".jpeg" フォーマットで記憶されるイメージを
含む。
【0108】HTMLテキストはこれらのグラフィック
ス・ファイルへの参照を含み、それは、その指定された
ファイルをサーバから検索するようにクライアントに指
示し、それによって、クライアントがHTMLテキスト
及び関連のイメージの両方を表示することを可能にする
ものである。
【0109】WWWにおいて得られる他のページは、例
えば、最新のフィルム又はコンパクト・ディスク・レコ
ーディングを宣伝するスタジオからのビデオ又は音声の
抜粋を含む。
【0110】WWWクライアント310は、ユーザがW
WWネットワーク320を介して種々のURLにナビゲ
ートすることを可能にする簡単なGUIをユーザに提供
する。
【0111】時には、ユーザは名前によって特定のUR
Lを指定するであろうが、更に頻繁に、ユーザは1つの
ページにおける参照によって1つのURLから他のUR
Lにジャンプするであろう(いわゆる、「ハイパーリン
ク」)。
【0112】従って、例えば、関連のロケーションにお
いてマウスをクリックすることによるワード又は記号の
選択がクライアントに他のURLから1つのページを検
索及び表示させるように、そのページにおける特定のワ
ード又は記号を他のURLと関連付けることができる。
【0113】この新しいページを、第1のページとは完
全に異なるサーバにおいて見つけることができる。
【0114】他のURLにマップするワード又は記号は
「ホット・ボタン」と呼ばれることがある。
【0115】単一のページに数多くのホット・ボタン又
はハイパーリンクが存在してもよい。
【0116】商業的に入手可能な種々のウェブ・クライ
アント、例えば、IBM社からの「Web Explo
rer」及びNCSAからの「Mosaic」が存在す
る。
【0117】そのようなクライアントはすべてHTML
及び他のWWW標準フォーマットを理解して、ファイル
をこれらのフォーマットで正しく表示又は出力すること
ができる。
【0118】同様に、種々のURL相互間でナビゲート
するための機構も理解され、そのようなプログラムによ
って実施される。
【0119】ワールド・ワイド・ウェブに関する更なる
情報は、Andrew Ford による「ウェブのスピニング(Sp
inning the Web)」(International Thomson Publishi
ng,London 1955)及び John December 及び Neil Randa
ll による「解放されたワールド・ワイド・ウェブ(The
World Wide Web Unleashed)」(SAMS Publishing,Ind
ianapolis 1994)において見ることができる。
【0120】WWWを介してボイス・メールをアクセス
するために、ユーザは、先ず、そのボイス・メール・シ
ステムに対応するURLを、次に、自分自身のメールボ
ックス番号を知る必要がある。
【0121】これらは(ローカル/地区コードが落とさ
れることがあり、国際アクセス・コードが変更されるこ
とのある電話番号とは違って)ユーザのロケーションに
関係なく同じであることに留意して欲しい。
【0122】ユーザがそのボイス・メール・システムの
URLを入力する時、この結果として、リクエストがサ
ーバ330に送られる。
【0123】そこで、サーバは、第4図に示されるよう
なスクリーン表示を生じさせる対応したHTMLファイ
ルをデータベース340から検索する。
【0124】このスクリーンの最上部にはコントロール
・バー410があり、それは、ユーザがWWWとの対話
を制御することを可能にするように、WWWクライアン
トによって既知の方法で与えられる。
【0125】例えば、そのコントロール・バー上のボタ
ンは、前にアクセスされたURLに戻るために、及び現
在リクエストされているURLへのアクセスを中止する
ために、及び現在のURLのロケーションを表示する等
のために使用可能である。
【0126】WWWサーバによって実際に供給された情
報によって、一般的な修辞とは別に、関連ある2つの主
要な特徴がある。
【0127】第1の特徴は、ユーザが自分のメールボッ
クス番号を入れるように指示されるボックス420であ
る。
【0128】この方法におけるデータ・エントリはWW
Wオペレーションではよく知られている。
【0129】第2に、ユーザが自分のボイス・メールへ
のリモート・アクセスを得るために選択するホット・ボ
タン或いはハイパーリンク30が存在する。
【0130】標準的な方法では、ハイパーリンク430
が作動される場合、WWWクライアント310は、この
結果のメッセージをWWWサーバ330に返送する。
【0131】このメッセージも、ユーザによって入力さ
れたメールボックス番号を含む。
【0132】本実施例では、WWWサーバ330は、第
4図に示されたページ及びハイパーリンク430の両方
に対するホストであるが、実際には、その必要はない。
【0133】WWWサーバは、データベース340から
の1ページの情報(第4図に表示されたような)よりも
むしろ1つのアプリケーションにそれが対応することを
表す情報を、ハイパーリンク430に対する常駐ターゲ
ットとして維持する。
【0134】従って、ハイパーリンクの作動に応答し
て、WWWサーバはハイパーリンクURLに対応したア
プリケーションを識別及び起動する。
【0135】このアプリケーションは、第3図において
MSGクライアント350として示される。
【0136】本実施例では、MSGクライアントはWW
Wサーバと同じマシン上に置かれる。
【0137】MSGクライアント350は、それが作動
される時、他のアプリケーションであるMSGサーバ3
70とのコミュニケーションを開始する。
【0138】そのMSGサーバ370は、第3図に示さ
れるように、ボイス・メッセージング・ソフトウエア3
85と並列に「DirectTalk/6000」音声
処理システム380の上で効果的に走る。
【0139】そのようなコミュニケーションを開始する
ために、MSGクライアントはMSGサーバ370に対
するネットワーク・アドレス及び所定のポート番号を知
り、標準的なUNIXソケットがそれら2つの間で設定
されることを可能にする。
【0140】これは、MSGクライアント及びMSGサ
ーバが既知の態様でコミュニケートすることを可能にす
る。
【0141】そのWWWサーバは、幾つかの開始パラメ
ータ、詳しく云えば、選択されたメールボックス番号及
びゼロにセットされるメッセージ・タイプと呼ばれる制
御パラメータもMSGクライアント・アプリケーション
に送る。
【0142】MSGクライアント及びMSGサーバに対
する基本的なオペレーション・モードは、このメッセー
ジ・タイプ及びデータ構造を含むメッセージを後者が前
者に送ることである。
【0143】そのメッセージ・タイプはリクエストの形
式を表す。
【0144】本実施例では、「0」のメッセージ・タイ
プは指定されたメールボックス内のすべてのメッセージ
に関する情報をリクエストし、一方、「1」のメッセー
ジ・タイプは指定されたメッセージに対する実際の音声
データをリクエストする。
【0145】前述のように、MSGクライアントが開始
される時、WWWサーバは、MSGクライアントがその
指定されたメールボックス(即ち、第4図に示されたス
クリーンに入れられたメールボックス)におけるメッセ
ージをすべてリストするようにリクエストを開始しなけ
ればならないことを表す「0」のメッセージ・タイプを
それに送る。
【0146】「0」のメッセージ・タイプに対しては、
そのリクエストに含まれたデータ構造が、実際には、ア
クセスされるべきメールボックスのアイデンティティを
含む必要があるだけである。
【0147】MSGクライアント及びMSGサーバが同
じロケーションに置かれることは一般には都合がよいこ
とである。
【0148】これは、それら2つの間のリンク360を
比較的短い且つ簡単な接続にすることを可能にして高帯
域幅の通信を可能にする。
【0149】しかも、MSGクライアント及びMSGサ
ーバが相互に適度に近い場合、それらの間の互換性を維
持することは、実用上の見地から、一般には容易であ
る。
【0150】しかし、別の環境では、それらが別々のロ
ケーションにあってもよく、単一のMSGサーバによっ
て操作される多数のWWWサーバ及びMSGクライアン
トがあってもよい。
【0151】「0」のメッセージ・タイプを受領する
と、MSGサーバ370は、リクエストにおいて指定さ
れたボイス・メールボックスに属するメッセージに関連
した情報を検索する。
【0152】これを行うために、MSGサーバ・アプリ
ケーションは、ボイス・メール・データベース390の
構造に関して「DirectTalkMail」ボイス
・メッセージング・アプリケーション385自体と同じ
知識を備えている。
【0153】この知識は、MSGサーバが「Direc
tTalkMail」プログラムと同じ方法でボイス・
メール・データベースを問い合わせ及びアクセスするこ
とを可能にする。
【0154】「DirectTalkMail」プログ
ラムは、それ自体、「DirectTalk/600
0」ボイス処理システムの上にあってメールボックス及
びボイス・メッセージを管理するためにその「Dire
ctTalk/6000」システムのカスタム・サーバ
・インターフェースを活用するプログラムであるので、
MSGサーバが同じインターフェースを使用してボイス
・メールも管理することは簡単なことである。
【0155】事実、MSGサーバが「DirectTa
lkMail」プログラム内に組み込まれることは1つ
の可能性のあることであろう。
【0156】そこで、MSGクライアントによって検索
された情報は、1つのデータ構造でそのMSGクライア
ントに戻される。
【0157】ソケット相互間でデータを送るための標準
的なUNIX機構を使用して、そのようなデータ通信が
再び行われる。
【0158】そのデータ構造は、メールボックスに関す
る幾つかの一般的情報(例えば、未決のメッセージの
数、現在選択されているボイス・メールの挨拶文等)に
加えて、各メッセージに特有の情報(例えば、受領され
た日付及び時間、メッセージの起点等)を持ったその指
定されたメールボックスにメッセージのリストを含む。
【0159】そこで、MSGクライアントはその検索さ
れた情報を、その指定されたメールボックスに対するボ
イス・メール内容を表す別のHTMLページにフォーマ
ットする。
【0160】しかる後、このフォーマットされたぺージ
は、WWWサーバに戻され、そして表示のために、そこ
からWWWを介してWWWクライアントに戻される。
【0161】MSGクライアントに関する限り、それ
は、単に、HTMLページを標準の出力に書くだけであ
ることに注意して欲しい。
【0162】WWWサーバ(勿論、MSGクライアント
を開始させた)は、標準的なWWWサーバ・オペレーシ
ョンではそこから出力を取り出しそしてそれをWWWク
ライアントに送信するように働く。
【0163】第5図は、メールボックスにおける現在の
メール・メッセージを聴取するというようなページを説
明するものである。
【0164】第5図のスクリーンは、第4図に関連して
前に説明したように、WWWクライアント・コントロー
ル・バー510に加えて、このURLに特有の情報を含
む。
【0165】従って、ヘッダ520は関連のメールボッ
クス番号(第5図では、"XXXXXX"として概略的に示され
る)を表す。
【0166】次は、メールボックスに関する一般的な情
報530であり、本実施例では、新しいメッセージ及び
古いメッセージの数である。
【0167】ここで表示されてもよい他の情報は現在の
挨拶文及びそのメールボックスへの最後のアクセスの時
間である。
【0168】次に、そのメールボックスにおける各メッ
セージ540はそれの番号542、受領の日付548及
び時間546、並びに発呼者の内線番号544(入手可
能な場合)をリストされる。
【0169】1つの可能性のあることは、MSGクライ
アント又はMSGサーバが、内線番号をその内線と関連
する人(たぶん、そのコールを行った人)の名前でもっ
て置換するために、その内線番号に関してデータベース
・ルックアップを遂行することであろう。
【0170】第5図は、事実上、ハイパーリンク430
に対応したデータのページであることがわかるであろ
う。
【0171】原理的には、標準的なWWWナビゲーショ
ン機構を使用して、第5図に対応したURLを、ハイパ
ーリンク430を介するのではなく直接にリクエストす
ることが可能であろう。
【0172】しかし、この経路を使用すること(即ち、
第4図に示されたステージをバイパスすること)は、メ
ール番号が入力されなかったことを意味し、従って、第
5図に対応したURLに直接に進もうとする試みは失敗
するであろうということを意味する。
【0173】第5図では、各メッセージ番号542が下
線を付されていることを留意して欲しい。
【0174】実際の実施例では、これらはテキストの残
り(下線を付されていない)とは異なるカラーであり、
それらがハイパーリンクも表すことを示している。
【0175】予想されるように、各ハイパーリンクは特
定のラインによって識別されたメッセージに対応し、し
かもMSGクライアントによって出力されたHTMLペ
ージにおいて指定されたURLが各ハイパーリンクと関
連付けられる。
【0176】従って、特定のメッセージをアクセスする
ためには、ユーザは対応するハイパーリンク542を選
択する。
【0177】この結果、そのURLに対するリクエスト
がWWWを介してWWWサーバに送られる。
【0178】それは、再び、そのURLがMSGクライ
アント・アプリケーション・プログラムに対応すること
を検出するというものである。
【0179】しかし、この場合、WWWサーバがMSG
クライアントを呼び出す時、それはメールボックス番号
のみならず、そのメールボックス内のそのリクエストさ
れたメッセージの識別子もまた指定する。
【0180】更に、そのメッセージのリクエスト・タイ
プは、今や、実際のボイス・メール・メッセージが望ま
しいことをMSGサーバに表す「1」である。
【0181】WWWサーバがMSGクライアントを呼び
出す度に、任意の特定のユーザに対して同じコピーを使
用するのではなく、MSGクライアント・アプリケーシ
ョンの新しいコピーが起動される。
【0182】これが、WWWサーバがメッセージ・タイ
プを指定しなければならない理由である。
【0183】そうでない場合、MSGクライアントは、
発呼者との対話が如何に遠く離れて進行したのかがわか
らない。
【0184】同様に、MSGクライアントの新たに呼び
出されたバージョンは、アクセスされるべきメールボッ
クスを知らされなければならない。
【0185】これは、第5図のスクリーンを出力するよ
うに働くMSGクライアントの前のインスタンスによっ
て書き込まれたメールボックス番号を第5図のスクリー
ンから取り出すこと、及びMSGクライアントの新たに
作成されたバージョンにこの番号を戻すことによって行
うことができる。
【0186】勿論、そのメールボックス番号を、たとえ
それがスクリーン上に特定的に表示されなくても、第5
図に対応するURLに含むことは可能である。
【0187】ユーザは、このメールボックス番号を変更
することができなくてもよい。
【0188】別の方法で、ユーザは、他の人達のボイス
・メール・メッセージへの未承認アクセスを得ることが
できる。
【0189】第5図のスクリーンは、メールボックス番
号が変更されるのを明示的に可能にするものでないけれ
ども、熟練したWWWユーザはこの効果を得ることがで
きるかもしれないので、後述のように、パスワードの使
用によってセキュリティを更に改良することが望まし
い。
【0190】この新たな呼出に対するMSGクライアン
トのオペレーションは、それが「1」のメッセージ・タ
イプの時にMSGサーバにメッセージを送るので、メッ
セージ・タイプ「0」に対するオペレーションに類似し
ている。
【0191】このメッセージに含まれたデータ構造はメ
ールボックスを識別するのみならず、勿論ユーザにより
選択された特定のハイパーリンクによって決定されたそ
のメールボックス内の所望のメッセージも識別する。
【0192】MSGサーバは、所望のメール・メッセー
ジに対する実際の音声データを検索するために、メール
ボックス番号及びそのメールボックスにおけるメッセー
ジ番号を使用する。
【0193】そこで、その音声データは、再び標準的な
UNIX通信機構を使用して、ディジタル形式でMSG
クライアントに返送される。
【0194】MSGクライアントは標準的なWWW音声
フォーマットに従ってそのメッセージをフォーマット
し、しかる後、搬送及びWWWクライアントにおける再
生のために、それをWWWサーバに戻す。
【0195】2つの標準的なWWW音声フォーマット
は、例えば、「IBM Ultimedia」カードに
おいて使用される ".au" 及び「SoundBlast
er」カードによって使用される ".wav" である。
【0196】これらのフォーマットの間の相違は音声デ
ータそのものを実際に記憶するのではなく、主としてヘ
ッダを利用することである。
【0197】ユーザが所望の音声出力ファイルの選択項
目を選ぶことを可能にするために、(多くのWWWサイ
トが種々の言語出力オプションの間にスイッチを設ける
方法とほとんど同じ方法で)スイッチが(例えば、第5
図のスクリーンに)設けられる。
【0198】「DirectTalkMail」システ
ムに記憶されたボイス・メッセージは記憶装置要件を減
らすために実際には圧縮形式であることに注目して欲し
い。
【0199】メッセージは、それが再生のために検索さ
れる時、本実施例では、MSGサーバによって圧縮解除
される。
【0200】MSGクライアントにおいて圧縮解除を行
うことも可能であり、それはリンク360における帯域
幅要件を減らすであろうし、リンク360の性質次第で
価値あることになり得る。
【0201】勿論、ボイス・メール・メッセージが、W
WW自体を通して送信される時に圧縮可能である場合、
それは更に効率的であるが、現在のWWWクライアント
は必要な圧縮解除を遂行することができない。
【0202】第6図は、WWWクライアントが第4図の
スクリーンに対応するURLをリクエストする(61
0)時に開始される上記の処理を要約する。
【0203】WWWサーバはそのリクエストされたUR
Lページを検索し(615)、しかる後、そのページは
WWWクライアントに戻されて(620)表示される
(625)。
【0204】今や、ユーザは自分のメールボックス番号
を第4図のスクリーンに入れ(630)、ハイパーリン
クを作動してこのメールボックスに対する情報をリクエ
ストする(635)。
【0205】WWWサーバは、MSGクライアントを作
動する(640)ことによってこのリクエストに応答す
る。
【0206】MSGはその情報に対するリクエストをM
SGサーバに送る(645)。
【0207】MSGサーバは、そのボイス・メール・シ
ステムのデータベースをアクセスして(650)そのリ
クエストされた情報を得る。
【0208】そこで、その情報はMSGクライアントに
戻される(655)。
【0209】しかる後、MSGクライアントはこの情報
を出力する(660)。
【0210】この情報はWWWサーバによってピックア
ップされ、表示のためにWWWクライアントに送られて
(665)表示される(670)。
【0211】今や、ユーザは、ハイパーリンクを作動す
ることによってその表示されたリストから特定のメッセ
ージを選択する(675)。
【0212】これは、リクエストをWWWサーバへ送ら
せ(680)、それに応答して、WWWサーバはMSG
クライアントを起動する(685)。
【0213】MSGクライアントはそのリクエストをM
SGサーバに送信する(690)。
【0214】MSGサーバは、そのリクエストされたメ
ッセージに対する音声データをボイス・メール・データ
ベースから検索する(700)。
【0215】そのメッセージ音声データはMSGクライ
アントに戻され(705)、MSGクライアントはそれ
をWWWサーバに出力する(710)。
【0216】一方、WWWサーバはその音声データをW
WWクライアントに送る(715)。
【0217】そこで、WWWクライアントは、受領され
た音声出力を使用してその選択されたメッセージをユー
ザに再生する(720)。
【0218】WWWクライアントにおいてボイス・メー
ル・メッセージを聴取する能力は(何らかの音声認識機
構が使用されない場合)適当な音声ハードウエアを必要
とするけれども、マルチメディア・マシンは益々一般的
になりつつあり、そのような音声ハードウエアはほとん
どのパーソナル・コンピュータ・ワークステーションに
おいて間もなく標準的なものになり得る。
【0219】音声出力を管理するためのソフトウエアは
既に通常のWWWクライアントにおいて存在し、従っ
て、特別に開発され、インストールされ、又は保守され
る必要はない。
【0220】上記の実施例に加えられた有用な向上策
は、WWWを介したボイス・メール・メッセージへのア
クセスに対してパスワード保護を与えることである。
【0221】大多数のボイス・メール・システムは、通
常の電話アクセスのための各メールボックスに対してパ
ス・ワード保護を与える。
【0222】WWWアクセスに対する同程度の保護をサ
ポートするために、パスワードを入力し得る第4図のス
クリーンにパスワード・エントリ・ボックスが加えられ
る(スクリーン上のパスワードの実際の表示は標準的な
技法を使用して禁止される)。
【0223】そこで、パスワードは検証のために、MS
Gクライアントによって、メールボックス番号と共にM
SGサーバに伝送される。
【0224】そのパスワードが正しい場合、MSGサー
バは第4図のスクリーンに対する情報を戻す。
【0225】そうでない場合、それはエラー・メッセー
ジを戻し、そのエラー・メッセージはWWWクライアン
トに送られる。
【0226】メールボックス番号の場合のように、ユー
ザが1つのセッションにおける各トランザクションに対
してパスワードを入れる必要がないようにすることが望
ましい(即ち、第4図のスクリーンにパスワードを入れ
た場合、ユーザは第5図のスクリーンに対して再びその
パスワードを再入力する必要がないようにすべきであ
る)。
【0227】従って、メールボックス番号の場合のよう
に、パスワードは第5図のスクリーンに対するHTML
出力を含まれてもよい。
【0228】しかし、セキュリティ上の理由で、パスワ
ードは、その分野で知られているように、暗号化され又
はスクランブルされそして潜在フィールドとして含まれ
るので、それは実際にはWWWクライアントにおいて表
示されない。
【0229】第5図に示されたハイパーリンクの1つが
選択される時、パスワードはMSGクライアントの次の
インスタンテーション(instantation)に
戻され、暗号解読され、そして新たな検証のためにMS
Gサーバに送られるデータ構造に含まれる。
【0230】本実施例は、選択されたメッセージを第5
図のスクリーンから実際に聴取するのをサポートするだ
けであるけれども、他のメッセージ・オペレーション、
例えば、メッセージを削除すること、それを他のメール
ボックスに送ること、或いはそれを保管すること(即
ち、それを「新リスト」から「保管リスト」に転送する
こと)をカバーするようにこのスキームを拡張すること
は簡単である。
【0231】そのようなオプションを与えるためには、
メッセージ番号は最早1つのハイパーリンクではなく、
むしろ、各メッセージ・ラインは複数のハイパーリン
ク、例えば、「聴取」に対するもの、「削除」に対する
もの、及び「保管」に対するものを付加されるであろ
う。
【0232】これらの3つのアクションの各々は異なる
メッセージタイプを有するであろう。
【0233】従って、「削除」はメッセージ・タイプ2
よく、「保管」メッセージ・タイプ3でよく、勿
論、「聴取」は、前述のようにメッセージ・タイプ1で
よい。
【0234】メッセージ・タイプ2又は3を受領した
時、MSGサーバは、ボイス・メール・データベース内
のメッセージに対するリクエストされたオペレーション
を遂行するであろう。
【0235】
【0236】
【0237】
【0238】
【0239】
【0240】
【0241】
【0242】
【0243】
【0244】
【0245】
【0246】
【0247】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、ボイス・メール・システムの単純化
した図である。
【図2】第2図は、第1図のボイス・メール・システム
の主要なソフトウエア・コンポーネントの単純化した図
である。
【図3】第3図は、本発明に従って、インターネット・
ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)を介してボイス・
メールへのアクセスを行うためのシステムの概略図であ
る。
【図4】第4図は、ボイス・メール・システムにアクセ
スを行うWWWスクリーンを表した図である。
【図5】第5図は、特定のメールボックスにおけるメッ
セージにアクセスを行うWWWスクリーンを表した図で
ある。
【図6】第6図は、そのWWWを介してボイス・メール
・システムにアクセスを行うために使用される方法のフ
ローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 12/66 H04L 12/66 A H04M 3/42 H04M 3/42 J (72)発明者 ポーター、ローレンス、レオン イギリス国ハンプシャー、リンドハース ト、エミリー・ダウン、シーンクロフト (番地なし) (56)参考文献 特開 平4−14942(JP,A) 特開 平5−136880(JP,A) 特開 平6−149693(JP,A) 国際公開94/22259(WO,A1) M.Frans Kaashoek et al:“Dynamic Doc uments:Mobile Wire less Access to the WWW”,IEEE Worksho p on Mobile Comput ing Systems and Ap plications(Dec.8− 9,1994),p179−184 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42,3/533 G06F 13/00 H04L 12/58,12/66

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイス・メール・システムに記憶されたメ
    ッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブ
    (WWW)(320)を介してアクセスするための方法
    にして、 (a)WWWクライアント端末(310)からの特定の
    URLを指定するクライアント・リクエストを、前記ボ
    イス・メール・システムから隔離されているWWWサー
    バ(330)にして、前記WWW(320)とは別個の
    通信ネットワークを通して前記ボイス・メール・システ
    ムへのリンク(360)を有している前記WWWサーバ
    (330)により受領するステップと、 (b)前記URLを解析して当該URLが一のメッセー
    ジ・クライアント・アプリケーション(350)に対応
    するか否かを判定し、もしそうであれば、当該メッセー
    ジ・クライアント・アプリケーションを起動するステッ
    プと、 (c)前記URLから抽出された少なくとも1つのパラ
    メータを前記メッセージ・クライアント・アプリケーシ
    ョンに引き渡すステップと、 (d)前記メッセージ・クライアント・アプリケーショ
    ンからのネットワーク・リクエストを、前記通信ネット
    ワークを通して前記ボイス・メール・システム上で実行
    中のメッセージ・サーバ・アプリケーション(370)
    に送信するステップと、 (e)前記ネットワーク・リクエストに応答する前記メ
    ッセージ・サーバ・アプリケーションにより、前記少な
    くとも1つのパラメータに依存し且つ前記記憶されたボ
    イス・メール・メッセージに関する情報を検索するステ
    ップと、 (f)前記情報を前記メッセージ・サーバ・アプリケー
    ションから前記メッセージ・クライアント・アプリケー
    ションに戻すステップと、 (g)前記情報を前記メッセージ・クライアント・アプ
    リケーションによりフォーマットするステップと、 (h)前記フォーマットされた情報を、表示のために、
    前記メッセージ・クライアント・アプリケーションから
    前記WWWサーバ及び前記WWWを通して前記WWWク
    ライアント端末に戻すステップと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】前記記憶されたボイス・メール・メッセー
    ジに関する情報をディレクトリに維持するステップと、 前記記憶されたボイス・メール・メッセージに関する情
    報を得るために前記ディレクトリと対話するステップ
    と、 を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】各ユーザは自身のボイス・メール・メッセ
    ージを記憶するためのメールボックスを有すること、及
    び 前記WWWを介して受領された前記リクエストは特定の
    メールボックスを識別し、前記検索されそして前記WW
    Wクライアント端末に戻された情報は前記メールボック
    スにおけるボイス・メール・メッセージに関連すること を特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】特定のメールボックスにおけるボイス・メ
    ール・メッセージに関連する検索されそしてWWWクラ
    イアント端末に戻された情報はそのメールボックスにお
    ける各メッセージの受領の日付及び時間に関する情報
    (540)を含むことを特徴とする請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】特定の記憶されたメッセージを識別する前
    記WWWを介して受領されたリクエストに応答して、 前記特定の記憶されたメッセージに対応する音声データ
    を検索するステップと、 前記音声データを前記WWWクライアント端末に戻すス
    テップと、 を更に含むことを特徴とする請求項1乃至4の1つに記
    載の方法。
JP26165999A 1999-09-16 1999-09-16 ボイス・メール・システムに記憶されたメッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブを介してアクセスするための方法 Expired - Lifetime JP3474130B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26165999A JP3474130B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 ボイス・メール・システムに記憶されたメッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブを介してアクセスするための方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26165999A JP3474130B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 ボイス・メール・システムに記憶されたメッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブを介してアクセスするための方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53545496A Division JP3369571B2 (ja) 1995-05-26 1995-08-24 ボイス・メール・システムをアクセスする方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000138757A JP2000138757A (ja) 2000-05-16
JP3474130B2 true JP3474130B2 (ja) 2003-12-08

Family

ID=17364989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26165999A Expired - Lifetime JP3474130B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 ボイス・メール・システムに記憶されたメッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブを介してアクセスするための方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3474130B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101621482A (zh) * 2008-06-30 2010-01-06 中兴通讯股份有限公司 一种语音视频信箱设备及实现方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06149693A (ja) * 1992-11-11 1994-05-31 Hitachi Ltd 電子メール駆動型計算機システムとファイル操作方法
JPH08172450A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音声電子メールを利用した蓄積型音声通信方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
M.Frans Kaashoek et al:"Dynamic Documents:Mobile Wireless Access to the WWW",IEEE Workshop on Mobile Computing Systems and Applications(Dec.8−9,1994),p179−184

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000138757A (ja) 2000-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3369571B2 (ja) ボイス・メール・システムをアクセスする方法
US7934148B2 (en) Systems and method for storing, delivering, and managing messages
US6181781B1 (en) Voice mail system that downloads an applet for managing voice mail messages
US6350066B1 (en) Systems and methods for storing, delivering, and managing messages
US5737395A (en) System and method for integrating voice, facsimile and electronic mail data through a personal computer
US20020019225A1 (en) Communication control system using telephone directory management system of mobile phone
US20030135647A1 (en) Web browser control of telephone directories
US6493434B1 (en) Update of web audio messages via audio user interface
WO1998003928A1 (en) Integrated services on intranet and internet
JP3474130B2 (ja) ボイス・メール・システムに記憶されたメッセージをインターネット・ワールド・ワイド・ウェブを介してアクセスするための方法
MXPA00001374A (en) Methods and apparatus for remotely accessing call originating information
JP2001251437A (ja) 情報アクセス方法および装置
WO2001011440A2 (en) Method and system for database retrieving information

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term