JP3473914B2 - 塗膜付き樹脂成形品の塗膜微細化方法 - Google Patents

塗膜付き樹脂成形品の塗膜微細化方法

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗膜付き樹脂成形廃品
の再利用に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の観点から樹脂成形廃品
の再生利用が必要となっている。自動車部品にも樹脂成
形品が利用されているが、その多くの樹脂成形品は塗装
されておりその廃品の再利用が重要な課題となってい
る。これらの樹脂成形品に形成された塗膜は、通常3次
元網目状に架橋して硬化されており熱硬化性で溶融しな
いし溶媒などにも溶解しない。この塗膜を除去するには
機械的に削りとる以外に方法がない。したがって、予め
塗膜をサンドブラストなどにより機械的に除去した後、
粉砕して再生樹脂組成物とする方法が考えられるが、こ
の方法では複雑な立体面をもつ部品では塗膜の除去に時
間がかかるうえに、完全に除去できず工業的には不向き
である。
【0003】この熱硬化性塗料で塗装された樹脂成形廃
品の再生方法としては、粉砕した樹脂成形廃品をそのま
ま多軸押出機等の混練装置を用いて混練して、成形用再
生樹脂組成物とする方法がおこなわれている。しかしこ
の方法では塗膜成分は、混練装置内で溶融せず成形用再
生樹脂組成物中に粗大な異物として存在している。その
ため、この樹脂成形廃品の粉砕物を含む樹脂組成物で成
形された樹脂成形品は力学的性質が低下する。この樹脂
成形品の力学的性質の低下は、特に、衝撃強度に顕著に
現れる。このためこの成形用の再生樹脂組成物は、用途
が衝撃強度を要しないものの分野に限定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、塗膜付の樹脂成形廃品を塗膜を
取り除くことなく、混練工程で樹脂成形品が衝撃強度の
低下を示さない程度に塗膜を微細化することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の塗膜付き樹脂成
形品の塗膜微細化方法は、塗膜付き樹脂成形品の粉砕物
と200℃における粘度がη=90poise (g/cm・
sec)以上の熱可塑性母材樹脂との混合物を混練して
押出し、塗膜付き樹脂成形品の塗膜を該熱可塑性母材樹
脂の成形性および物性に影響を与えない程度に微細化す
ることを特徴とする。
【0006】塗膜付き樹脂成形品は、通常、樹脂成形品
の表面にウレタン塗料およびアミノ樹脂系塗料の塗膜が
形成されたもので、たとえばポリプロピレン樹脂などオ
レフイン系樹脂その他汎用樹脂の成形品がある。具体的
には、ポリプロピレン樹脂と不定形ポリオレフイン樹脂
の混練物の成形品である塗膜付きPPバンパー廃品など
がある。この塗膜付き樹脂成形品は、混練に際して押出
機などに投入して押出成形できる程度の大きさに粉砕さ
れて用いられる。
【0007】本発明の熱可塑性母材樹脂としては、20
0℃の粘度がη=90poise (g/cm・sec)以上
の高粘度を有する、たとえば、ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ナイロン樹脂などの通常の樹脂の高粘
度グレード品が使用できる。この高粘度の熱可塑性母材
樹脂は、たとえば、押出機などで混練する際に異質材が
添加されていると、異質材に大きな剪断力を付与する。
このため塗膜付き樹脂成形品の粉砕物を母材樹脂中に混
入して混練すると、母材樹脂の剪断力と熱により粉砕物
の塗膜は剥離され樹脂成分は溶融する。剥離された塗膜
は、さらに母材樹脂の剪断力を受けて微粒子化される。
その結果、塗膜付き樹脂成形品の塗膜は微細となり、こ
の微細化された塗膜を含む樹脂組成物の成形性や物性、
特に耐衝撃性に影響を与えない程度の大きさまで微細化
塗膜とすることができる。
【0008】熱可塑性母材樹脂は、押出機中で混練でき
かつ混練時の剪断力が大きい高粘度をもっていることが
必要であり、たとえば、200℃の粘度がη=90pois
e 以上のものが使用できる。熱可塑性母材樹脂の粘度が
η=90poise 未満であると塗膜に加わる剪断力が不足
して十分に塗膜が微細化されないので好ましくない。混
練には、樹脂混合物を十分に混練することのできる押出
機が使用できる。たとえば、一軸押出機、二軸押出機、
多軸押出機などが使用できる。混練時の温度は、少なく
とも熱可塑性母材樹脂の成形温度以上の温度でおこなう
ことが好ましく、樹脂混合物中の成形温度の高い樹脂の
成形温度より高い温度で混練することがより好ましい。
【0009】母材樹脂に添加する塗膜付き樹脂成形品の
粉砕物の量は5〜30重量%の範囲が好ましい。添加量
が30重量%を超えると塗膜の微細化が均一に進行しな
いので好ましくない。また、添加量が5重量%未満であ
ると粉砕品の活用効果が低下するので好ましくない。ま
た樹脂混合物を混練時に、母材樹脂と塗膜付き樹脂成形
品の樹脂との相溶性を促進する相溶化剤を添加すること
ができる。また、混練時に樹脂には炭酸カルシウムなど
の無機充填剤、カーボンブラックなどの顔料、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、滑剤などの添加剤が配合
されていてもよい。
【0010】この混練生成物は、そのまま成形材料とし
て使用できるが、同種の新材に適当量配合して使用する
ことも可能である。この混練生成物は、通常の樹脂の成
形法が適用できるが、射出成形、スタンピング成形、真
空圧空成形用の材料としても使用することができる。
【0011】
【作用】本発明の塗膜の微細化方法では、高粘度に調製
された熱可塑性母材樹脂材料と塗膜付き樹脂成形品の粉
砕物との混合物が混練される。混練時にマトリックスと
なる熱可塑性母材樹脂が高粘度であるので、共存する塗
膜付き樹脂成形廃品の粉砕物は剪断力を受け塗膜片は樹
脂から剥離され、さらに剪断力を受けて微細化されて微
粒子状となり母材樹脂中に分散される。また塗膜が剥離
された粉砕樹脂は熱と剪断力で母材樹脂中に分散され
る。このためこの混練物を含む成形材料で成形された成
形品は、大きな形状の異物が存在しないので力学的強
度、たとえば、低温での衝撃強度を新材と同程度に保持
することができる。したがって、この方法で処理した混
練物はそのまま、または新材に配合して、通常の成形材
料として使用することがきる。
【0012】このため塗膜付き樹脂成形廃品は、塗膜を
予め処理することなく、粉砕・混練により成形用再生樹
脂とすることができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例)ポリプロピレン樹脂製のバンパー廃品(P
P:60重量%、EPR30重量%、タルク10重量
%)を約5mm角に粉砕した。この粉砕物を粘度η=9
0.2poise(g/cm・sec at200℃)
の高粘度ポリエチレン(HEPE)に表1に示す割合で
添加し一軸および二軸押出機で220℃で5分混練し
た。バンパー廃品の添加量はNo.1が5%、No.2
が10%、No.3が20%、No.4が30%であ
る。No.5はNo.2と同じ混合組成であり、混練を
一軸の押出機で220℃で5分混練した。
【0014】PPバンパー廃品が30重量%以上混合・
混練するとメルトテンションが低いPPの混入が多くな
ることにより高密度ポリエチレン(HDPE)のメルト
テンションが低下するため溶融時の延伸性、高メルトテ
ンションなどを必要とする真空圧空成形などが困難とな
る。また、全体の粘度も低下するので(PPの粘度はP
Eの1/30)塗膜の微粒子化も同様に困難になる。ま
たPPバンパーの混合量が10重量%がより均一に混合
し成形品は耐熱性が向上し、真空圧空成形性が最も優れ
ていた。また、予め混合物の混練マスターバッチを押出
機で作製した後、HDPEペレットにドライブレンドし
て配合量を調製することもできる。 (比較例)母材樹脂のPEの粘度を変え、バンパー廃品
の配合量は10%として二軸押出機で220℃で5分混
練した。No.1は粘度ηが8.2、No.2は粘度η
が14.2、No.3は粘度ηが15.9である。N
o.4はNo.3の混合物を一軸押出機で混練した。
【0015】
【表1】 (塗膜の微粒子化効果)2軸混練について、使用した母
材樹脂の粘度と混練後の塗膜の粒径分布を累積ふるい上
重量で表したのが図1、1軸混練について、使用した母
材樹脂の粘度と混練後の塗膜の粒径分布を累積ふるい上
重量%で表したのが図2である。表1には、塗膜の粒径
のミディアム値が100μm未満を○、ミディアム値が
100μm以上を×とした。
【0016】塗膜粒子の測定は、混練品をホットプレス
(230℃以上)にて、溶融プレスし、フィルム状に伸
ばす。このフィルムを拡大鏡又は顕微鏡にて写真撮影
し、塗膜の粒子径を直接測定する。微粒子化した塗膜の
粒径分布は、粘度の高い母材樹脂(HEPE)Dで混練
すると、粘度の低い母材樹脂A、B、Cの場合より小粒
径のものが増加していることがわかる。また、累積ふる
い上重量%のグラフ(図1、図2)によると、母材樹脂
の粘度ηが90以上であれば一軸押出機で混練した場合
は塗膜の60%が100μm以下までに微粒子化されて
いる。さらに、2軸押出機で混練をおこなうと塗膜の7
5%が100μm以下までに微粒子化されていた。 (耐衝撃性)上記の各混練物をペレット化し、このペレ
ットを用いて射出成形により63×12×6mmの矩形
の試験片を成形した。この試験片にノッチを付けて、A
STM D256のTEST METHOD A(CANT
ILEVER BEAM (IZOD-TYPE)TEST )によって−30℃にお
けるアイゾット衝撃強度を測定した。表1にはPE母材
の衝撃強度を100%とし、試験片の衝撃強度保持率
(%)で示した。実施例3、4はPPの混入比率が高い
ためPPの影響が加わっている。PPのアイゾット衝撃
値は50J/m、PEのアイゾット衝撃値は225J/
mである。塗膜の影響のみを想定するとアイゾット衝撃
保持率は向上している。
【0017】樹脂中に存在する塗膜片の影響が最も大き
い低温アイゾット衝撃強度、η=90以上の母材樹脂を
用いて一軸ルーダによる混練によっても強度保持率は8
0%を超えている。これは塗膜の影響というよりもPP
の影響と思われる。また母材樹脂粘度が上がるにしたが
い、衝撃強度保持率も上がっていることは、塗膜粒のサ
イズ分布を見ても、塗膜の微粒子化は母材の粘度に依存
していることがわかる。
【0018】ポリエチレンに配合する塗膜付きPP粉砕
物の配合量を変えて、それを一軸および二軸押出機で混
練したサンプルについて上記と同様に衝撃強度を測定し
た結果を図3および図4に示す。特に二軸で混練し、1
0重量%配合したものは、アイゾット強度が著しく向上
することを示している。図3、図4から、母材に対して
塗膜付PPの粉砕物は30重量%程度配合しても規格値
を満たしておりこの配合量までの添加が可能であること
を示している。 (成形性)混練物の成形性は、各混練品を真空圧空成形
によりフェンダライナを成形して次の項目を基準として
評価した。評価基準は、成形可能で、製品の重量バラツ
キが1%以内、製品に変形、亀裂、割れ、穴などの欠陥
のなきこと。これを満足するもの○、成形可能で基準の
いずれかが不足するもの△、成形不可を×とした。
【0019】比較例の混練品はポリマー自身の粘度が低
く流れ性がよいため、真空圧空成形はできなかった。P
Pバンパー廃品の塗膜を微粒子化した混練物を射出成形
で使用するためには、高粘度であるため型内での樹脂の
まわりが十分でない場合があり直接射出成形に使用する
のは好ましくない。射出成形で使用するためには、この
混練品を母材樹脂と同一樹脂の射出グレードのものとド
ライブレンドして使用するのがよい。混練品と母材との
混入比率は重要ではない。同一樹脂であるので混練性は
良好であり射出グレードの流れ性を損なわない程度の量
の混入が可能である。およそ10重量%程度の混練物の
配合であれば、射出グレードの流れ性を損なうことな
く、物性の安定した成形品が得られる。ただし、混入比
率の適量は母材の種類、粘度(または流れ性)、射出グ
レードの種類、粘度(または流れ性)により厳密には異
なる。
【0020】高粘度の熱可塑性樹脂母材の種類をPE、
PP、PAに変え、これに塗膜付きPPバンパー廃品を
混入して一軸押出機で混練した。この混練品を熱可塑性
樹脂母材の新材と物性を比較したのが表2である。表2
に示すように他の樹脂にも添加して使用することが可能
である。
【0021】
【表2】 低温アイゾット衝撃強度 −30℃ 平衡水分時 23℃、50%RH
【0022】
【発明の効果】本発明の方法によれば、塗膜付き樹脂成
形品の塗膜は、高粘度の母材と共に混練されることによ
る剪断力を受けて微細化される。その結果、この混練品
は、成形材料の一部として添加されても微細化された塗
膜粒子が成形品の成形性や、物性に悪影響を与えなくな
る。そのため塗膜付き樹脂成形品の粉砕物の再利用に際
して、塗膜を剥離したり・除去する工程が不要となり容
易に再利用しやすくなる。したがって、本発明の方法に
より新材の使用量が減らせ、原料および製造工程での経
済効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は二軸押出機で混練後の樹脂中の塗膜
の粒径の累積ふるい上の重量%を示す線グラフである。
【図2】 この図は一軸押出機で混練後の樹脂中の塗膜
の粒径の累積ふるい上の重量%を示す線グラフである。
【図3】 この図はPEに配合するPPバンパー廃品の
配合比率を変え、これを一軸押出機で混練した場合のア
イゾット衝撃の変化のグラフである。
【図4】 この図はPEに配合するPPバンパー廃品の
配合比率を変え、これを二軸押出機で混練した場合のア
イゾット衝撃の変化のグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 孝 愛知県刈谷市豊田町1丁目1番地 豊田 紡織株式会社内 (72)発明者 朴 勲夫 愛知県刈谷市豊田町1丁目1番地 豊田 紡織株式会社内 (72)発明者 杉山 繁利 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 佐藤 紀夫 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 鈴木 正一 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (56)参考文献 特開 平7−228722(JP,A) 特開 平7−60819(JP,A) 特開 平6−134757(JP,A) 特開 平5−92430(JP,A) 特開 平7−233263(JP,A) 特開 平7−164443(JP,A) 特開 平7−117052(JP,A) 特開 平6−100726(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 7/00 - 11/14 B29B 13/00 - 15/06 B29B 17/00 - 17/02 C08J 11/00 - 11/28 C08L 1/00 - 101/14 B09B 3/00 - 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗膜付き樹脂成形品の粉砕物と200℃
    における粘度がη=90poise (g/cm・sec)以
    上の熱可塑性母材樹脂との混合物を混練して押出し、塗
    膜付き樹脂成形品の塗膜を該熱可塑性母材樹脂の成形性
    および物性に影響を与えない程度に微細化することを特
    徴とする塗膜付き樹脂成形品の塗膜微細化方法。
  2. 【請求項2】 塗膜付き樹脂成形品はポリプロピレン樹
    脂と不定形ポリオレフイン樹脂の混練物の成形品であ
    り、熱可塑性母材樹脂はポリエチレン樹脂である請求項
    1記載の塗膜付き樹脂成形品の塗膜微細化方法。
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