JP3472399B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電子写真式の画像形
成装置に関し、特にフルカラー画像形成と文字画像等の
白黒単色画像形成とが可能なカラー画像形成装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】電子機器の普及により、コンピュータの
出力機器として電子写真プロセスとレーザ技術とを用い
た、所謂、レーザープリンタが広く用いられてきた。レ
ーザープリンタは光書込ユニットによって、原稿の画像
情報を読み取り、該読み取った画像情報に基づき感光体
ドラム上に静電潜像を形成し、現像器から供給されるト
ナーによって上記感光体上の静電潜像を顕像化し、さら
に該トナー像をベルト等で構成した中間転写体を介して
転写紙に転写し、定着器等で溶融定着するものである。
また、近年はフルカラー出力の要求に応えるため、カラ
ーレーザープリンタが広く用いられており、該カラーレ
ーザープリンタは、シアン、マゼンタ、イエローの3色
若しくはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色
のトナーを重ねてフルカラーの画像を形成する。図4は
特開平6−250474号公報により開示されたカラー
画像形成装置の概略構成を示す図であり、1Yはイエロ
ー画像形成部、1Mはマゼンタ画像形成部、1Cはシア
ン画像形成部、1Kはブラック画像形成部であり、各画
像形成部は感光体ドラム2(Y、M、C、K)、帯電装
置3(Y、M、C、K)、露光装置4(Y、M、C、
K)、現像装置5(Y、M、C、K)、クリーニング装
置6(Y、M、C、K)、転写装置13(Y、M、C、
K)から構成している。 また、8は搬送ベルト、9は
搬送ベルト駆動ローラ、10は搬送ベルト従動ローラ、
11は記録紙(記録紙)、12は給紙トレイ、14は定
着装置、15は排紙トレイである。 【0003】上記各画像形成部1Y、1M、1C、1K
は搬送ベルト8に沿って直線状に配置され、該搬送ベル
ト8は駆動ローラ9の回転により矢印10方向に回転駆
動し、これにより記録紙11は4つの画像形成部に沿っ
て順次搬送される。搬送ベルト8の下方には給紙トレイ
12が設けられ、給紙トレイ12から送り出された記録
紙11は搬送ベルト8に吸着され各画像形成部を順次通
過する。この際、イエローの画像形成部1Yの感光体ド
ラム2Y上に形成されたトナー像が転写位置7Yで転写
装置13Yにより記録紙11上に転写され、また以降の
画像形成部1M、1C、1Kにおいても同様にマゼン
タ、シアン、ブラックのトナー像が記録し11上の同じ
位置に転写されることにより4色のトナー像が形成さ
れ、定着装置14にて定着処理を受けた後、排紙トレイ
15に排出される。各感光体ドラム上の表面に残ったト
ナーは各画像形成部に設けられたクリーニング装置6に
より除去され、次の画像形成サイクルに備える。露光装
置4としては図5に示したように、原稿画像に対応する
画像信号に所定の画像処理を施した変調信号が、画像形
成のタイミングに合わせて画像形成処理部24(図4参
照)から順次送り出され、レーザ光源16からのレーザ
ビーム17をポリゴンスキャナ18で反射させ、さらに
ミラー19にて光路を屈折せしめ、感光体ドラム2の表
面を露光させる、いわゆる、レーザスキャナと呼ばれる
装置が用いられている。このレーザスキャナにおいて
は、ポリゴンスキャナ18が矢印20方向に回転するこ
とにより感光体ドラム2の軸方向21に主走査が行わ
れ、感光体ドラム2が矢印22方向に回転することによ
り、感光体ドラムの軸方向21とは直交する方向23に
副走査が行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
カラー画像は光沢のある方が美しく見えるため、光沢性
の高いトナーが用いられており、上述したように4色の
画像形成部よりなるカラー画像形成装置の例えば、ブラ
ックトナーを用いて文字画像を形成すると、ギラギラし
た光沢性のある見難い文字画像となり、従来の白黒画像
形成装置と比較して画像品質が著しく劣化するという問
題点があった。また、その他のカラー画像形成装置とし
ては、特開平4−284468号により開示されたもの
がある。図6にその概略構成を示し、上記図4と同一の
機能を有する部分には同一の符号を付す。このカラー画
像形成装置は搬送ベルト8に沿って2つの感光体ドラム
2KBk、2YMCが配置され、一方の感光体ドラム2
KBkの周囲にカラー画像用の高光沢のブラックトナー
の現像器5Kと文字画像用の低光沢のブラックトナーの
現像器5Bkを設けると共に、もう一方の感光体とラム
2YMCの周囲にカラー画像用の高光沢のイエロー、マ
ゼンタ、シアンの各色の現像器5Y、5M、5Cを設け
たことによりカラー画像と文字画像の画質を両立できる
構成となっている。 【0005】また、搬送ベルト8に沿って二組の画像形
成部1YMC、1KBkが配置され、画像形成部1YM
C側の感光体ドラム2YMCの周囲には、カラー画像用
のイエロー、マゼンタ、シアントナーの現像器5Y、5
M、5Cと帯電装置3、露光装置4、クリーニング装置
6が設けられている。もう一方の画像形成部1KBk側
の感光体ドラム2KBkの周囲には、カラー画像用の高
光沢ブラックトナーの現像器5Kと、文字画像形成用の
低光沢ブラックトナー現像器5Bkと、帯電装置3、露
光装置4、クリーニング装置6が設けられている。さら
に、記録紙11が二組の画像形成部1KBk、1YMC
に沿って順次搬送され、搬送ベルト8は一方が駆動ロー
ラであるローラ9により矢印10方向に回転駆動され
る。給紙トレイ12は搬送ベルトの下方に設けられてい
る。給紙トレイ12から送り出された記録紙は搬送ベル
ト8に吸着され、二組の画像形成部1KBk、1YMC
に沿って順次通過する。次にこの装置においてカラー画
像を形成する場合について説明する。先ず、カラー画像
形成時には上流側画像形成部1YMCにおいては、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色に応じたレーザ光17Y
MCによる露光に同期して各現像器5Y、5M、5Cは
図示しないソレノイド機構などにより感光体ドラム2Y
MCの表面に接離し、レーザ書込色に対応した現像器の
みが作動して現像を行う。すなわち、感光体ドラム2Y
MCの1回転目ではイエローに対応する現像器5Yのみ
が動作可能となっており、他の現像器5M、5Cは動作
不能となっている。同様に2回転目ではマゼンタに対応
する現像器5Mのみが動作可能となり、3回転目ではシ
アンの現像器5Cのみが動作可能となる。 【0006】矢印24方向に回転駆動される感光体ドラ
ム2YMCは、まず、帯電装置3YMCにより一様に帯
電され、次に、露光装置4YMCにおいて、画像のイエ
ローに対応した信号により変調されたレーザ光により感
光体ドラム2YMCの表面が露光され、静電潜像が形成
される。次に、この静電潜像はイエロー現像器5Yまで
進みイエロートナーにより現像される。このイエローの
トナー像は、感光体ドラム2YMCの回転に伴い転写位
置7YMCに至る。一方、感光体ドラム2YMCの回転
に同期して、記録紙11が給紙トレイ12から転写位置
7YMCまで搬送され、転写装置3YMCによりイエロ
ートナー像は感光体ドラム2YMCの表面から搬送ベル
ト8上の記録紙11の表面に転写される。転写後の記録
紙11は、静電的或いは機械的に搬送ベルト8上に巻き
付けられた状態で回転を続ける。また、転写後に感光体
ドラム2YMCの表面に残ったイエロートナーは、クリ
ーニング装置6YMCにより除去され次の画像形成サイ
クルに備える。 【0007】同様の動作が、感光体ドラム2YMCの1
回転毎に、マゼンタ、シアンについても繰り返され、搬
送ベルト8が3回転することにより、記録紙の表面には
イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像が位置合わせさ
れた状態で多重転写される。但し、搬送ベルト8の3回
転目では、下流側画像形成部1KBkも動作状態とな
り、矢印25方向に回転駆動されている感光体ドラム2
KBkは、先ず、帯電装置3KBkにより一様に帯電さ
れ、次に露光装置4KBkにおいて、カラー画像の黒に
対応した信号により変調されたレーザ光により感光体ド
ラム2KBkの表面が露光され静電潜像が形成される。
次にこの静電潜像はカラー用ブラックトナー現像器5K
まで進み、カラー用ブラックトナーにより現像される。
このカラー用ブラックのトナー像は、搬送ベルト8に巻
き付けられて搬送されてくる記録紙11上のイエロー、
マゼンタ、シアンの多重転写に位置合わせした状態で、
さらに多重転写される。すなわち、搬送ベルトの3回転
目ではシアンとカラー用ブラックのトナー像の転写が順
次行われる。このように4色のトナー像が多重転写され
カラー画像が形成された記録紙は、図示しない剥離手段
により搬送ベルトから剥離され、搬送ベルト8により定
着装置14に送られ、トナー像が記録紙に定着する。定
着装置14で定着処理を受けた後、排紙トレイ15に排
出される。 【0008】しかしながら、上述したような従来のカラ
ー画像形成装置では、カラー画像と文字画像が混在した
場合、搬送ベルト8が例えば2回転目においてマゼンタ
トナー像の現像転写と文字画像用の低光沢ブラックトナ
ー像の現像・転写を行えばよいが、この場合であっても
搬送ベルト8は3回転しなければならない。すなわち、
カラー画像及びカラー画像と文字画像との両方が存在し
た画像を出力する場合、搬送ベルトは3回転する必要が
あり、搬送に時間を要してしまい、出力時間がかかって
しまうという問題点があった。また記録紙を搬送ベルト
に巻き付けて回転搬送するため、曲率部でも搬送ベルト
から記録紙が離れないようにしなくてはならず、紙種が
限定される。さらに回転搬送しないで直線経路を記録紙
が往復搬送する手段を用いた場合には、機構、制御が複
雑になり、いずれの手段を用いても記録紙の搬送経路が
長くなり、搬送中のがイランに影響を受けやすく、色ズ
レ、位置ズレが発生する可能性が高くなるという問題点
があった。本発明は、上述した従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、カラー画像と文字画像の
画質を両立すると共に、高速に出力ができるカラー画像
形成装置を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、カラー画像用の光沢性のあるイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの現像剤を有した4つの画像形成
部と、文字画像用の光沢性のないブラック現像剤を有し
た1つの画像形成部とからなる複数の画像形成部を記録
紙搬送経路に沿って直線状に並設したカラー画像形成装
置において、前記文字画像用の画像形成部を前記カラー
画像用の画像形成部の記録紙搬送経路の下流に配置する
とともに、給紙トレイから前記カラー画像用の画像形成
部へ記録紙を搬送する記録紙搬送路と、該給紙トレイか
ら前記文字画像用の画像形成部へ記録紙を搬送する記録
紙搬送路とを設け、該カラー画像用の画像形成部へ記録
紙を搬送する記録紙搬送路と文字画像用の画像形成部へ
記録紙を搬送する記録紙搬送路とが前記給紙トレイの両
側に対向して設けられていることにより解決される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を用いて詳細に説明する。図1は参考例のカラー画像
形成装置の概略構成を示す図である。符号31はイエロ
ー画像形成部、32はマゼンタ画像形成部、33はシア
ン画像形成部、34は高光沢ブラック画像形成部、35
は低光沢ブラック画像形成部であり、各画像形成部は記
録紙搬送経路に沿って直線状に配列している。各画像形
成部において、aは感光体ドラム、bは帯電装置、cは
露光装置、dは現像装置、eはクリーニング装置、fは
転写装置であり、各記号のはじめに各色の画像形成部の
番号が付してある。したがって、例えば、イエロー画像
形成部31の感光体ドラムは31aであり、また低光沢
ブラックの画像形成部35の転写装置は35fと表して
いる。記録紙36は給紙トレイ37に収納され、記録紙
搬送経路の一部38を介して搬送ベルト39、駆動ロー
ラ40及び従動ローラ41からなる記録紙搬送経路に一
枚ずつ送り出される。上記駆動ローラ40及び従動ロー
ラ41はそれぞれ矢印の方向に回転し、その結果記録紙
は搬送ベルト39上を矢印42に示した方向に移動す
る。さらに、43は定着装置、44は各画像形成部の露
光装置31c、32c、33c、34c、35cを制御
する画像処理部である。 【0011】このように構成したカラー画像形成装置で
は、感光体ドラム31aの表面を帯電装置31bで一様
に帯電した後、露光装置31cにより出力すべき画像に
対応したパターンで露光し、感光体ドラム31aの表面
に静電潜像を形成する。次に該静電潜像を現像装置31
dで現像してトナー像を形成し、搬送ベルト39により
記録紙が転写位置31gに搬送された際に上記トナー像
は記録紙上に転写される。なお、上述した帯電処理、露
光処理、トナー像現像処理、転写処理等は各色の画像形
成部において順次行われ、記録紙が各色の画像形成部の
転写位置32g〜35gに達した時点で、トナー像が記
録紙36上に順次重ね合わせられたカラー画像を得、そ
の後、各感光体ドラム上に残留したトナーはクリーニン
グ装置31e〜35eにより除去される。 【0012】したがって、記録紙36の一回の通過搬送
により記録紙36上に全色のトナー像及び低光沢ブラッ
クのトナー像が重ね合わされた画像を得ることができ
る。すなわち、カラー画像だけの原稿の場合は、高光沢
のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色を用い
て光沢のある高画質のカラー画像を形成でき、また、文
字画像だけの原稿の場合は低光沢のブラックトナーを用
い、低光沢ブラック画像形成部35のみを用いて光沢性
の低い見やすい文字画像を得、さらにカラー画像と文字
画像が混在している原稿の場合には、高光沢の4色と低
光沢のブラックトナーを用いることにより所望の高画質
の画像を記録紙36を一回通過搬送するだけで得ること
が可能となる。なお、上述した参考例では文字画像のみ
の原稿の場合であっても、高光沢のトナーの画像形成部
31乃至34を記録紙36が通過し、記録紙36と感光
体ドラム31a〜34aとが接触し、各感光体ドラムが
磨耗し、感光体ドラムの寿命が短くなるという傾向があ
る。また、感光体ドラムと記録紙とを非接触とするため
に各感光体ドラムから記録紙へのトナー像転写を非接触
のコロナ転写にするとオゾンが発生し、環境保全上、望
ましくない。 【0013】さらに感光体ドラムの磨耗を防ぐために、
画像形成部31〜34に接離機構を設け、文字画像のみ
の画像形成時には上記画像形成部を搬送ベルト39に対
して接離動作を行うようにすると、構造及び制御が複雑
になるのみならず、接離動作により各色の感光体ドラム
の位置関係が微小にずれ、色重ね時に色間のズレ(色ズ
レ)が生じてしまうという。反対に、搬送ベルトに接離
機構を設けることも考えられるが、搬送ベルトに接触し
ている部材、例えば、駆動ローラ、従動ローラ、転写ロ
ーラ等も一緒に移動させる必要があり、この方法でも機
構が複雑となる。そこで、以下説明する第2の参考例の
ように構成することにより、オゾン等を発生しない機構
且つ簡単な機構であるにも拘わらず、画像形成に不要な
画像形成部に記録紙を通さず、磨耗を低減することがで
きる。 【0014】図2は第二の参考例を示す図であり、上記
図1と同一部分には同一の符号を付しその説明を省略す
る。図2に示した参考例と上記図1に示した参考例との
相違点は、給紙トレイ37からの記録紙搬送経路とし
て、高光沢のトナー像を形成する画像形成部31〜34
に記録紙を搬送するための搬送ベルト39に送出する経
路38に加え、給紙トレイ37から直接、低光沢ブラッ
クトナー像を形成する画像形成部35に記録紙36を搬
送するバイパス搬送経路45を備えた点である。このよ
うに文字画像用の光沢性の低いブラックトナーの画像形
成部35を記録紙搬送経路38の下流側に配置し、且つ
図示を省略した簡単な経路切替器と、文字画像形成用の
画像形成部35の転写位置35gへ記録紙36をバイパ
スして搬送する簡単な構造のバイパス搬送経路45とを
設けることにより、文字画像形成時には記録紙がバイパ
ス搬送経路45を介して搬送され、カラー画像形成部3
1〜34の転写位置31g〜34gを通過しない構成と
したため、記録紙との接触による感光体ドラム31a〜
34aの磨耗を防止することができる。さらに文字画像
を形成する場合は。記録紙の搬送機構や文字画像形成用
の画像形成部35の駆動機構を高速モードに切り換える
ことにより、文字画像形成の高速化を図ることが可能と
なる。 【0015】次に本発明に係るカラー画像形成装置の実
施の形態について説明する。図3は本発明の実施の形態
例を示す図であり、上記図2と異なる点は、給紙トレイ
37の両側から給紙できるようにすると共に、カラー画
像形成部31〜34への経路に近接した給紙トレイの反
対側に文字画像形成用の画像形成部35への経路を設け
た点である。すなわち、上記図2に示した参考例では搬
送経路45を別に設けるためにその分のスペースが必要
となり、したがって装置が大型化するという可能性があ
る。そこで、図3に示したように給紙トレイの両側から
給紙できる構成とすると共に、文字画像形成用の画像形
成部35への経路はカラー画像形成部への経路と対向す
る側から設けることにより、装置を小型化し、簡単な構
成で搬送経路を切り換えることができ、さらに搬送経路
が短くなる分、より高速に文字画像形成(低光沢ブラッ
クトナーの使用)を行うことができる。 【0016】 【発明の効果】上述したように本発明のカラー画像形成
装置によれば、文字画像用の画像形成部を前記カラー画
像用の画像形成部の記録紙搬送経路の下流に配置すると
ともに、給紙トレイから前記カラー画像用の画像形成部
へ記録紙を搬送する記録紙搬送路と、該給紙トレイから
前記文字画像用の画像形成部へ記録紙を搬送する記録紙
搬送路とを設け、該カラー画像用の画像形成部へ記録紙
を搬送する記録紙搬送路と文字画像用の画像形成部へ記
録紙を搬送する記録紙搬送路とが前記給紙トレイの両側
に対向して設けられているので、文字画像形成時はカラ
ー画像用の画像形成部を通過せずに記録紙を文字画像用
の画像形成部へ搬送することができ、感光体ドラムと記
録紙との接触による感光体ドラムの磨耗を防ぐことがで
き、感光体ドラムの寿命を長くするうえで効果を発揮す
る。また、文字画像形成時にはカラー画像形成用の画像
形成部とは独立して動作制御することができるので、線
速を早くすれば、高速に光沢性のない文字画像形成が可
能となる。さらに、記録紙の搬送経路を短縮することが
できるため、装置を小型化することができ、また搬送経
路の短縮によりより一層高速に光沢性のない文字画像形
成を行う上で効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】参考例のカラー画像形成装置の概略構成を示す
図。 【図2】第二の参考例を示す図。 【図3】本発明の実施の形態例を示す図。 【図4】従来のカラー画像形成装置の概略構成を示す
図。 【図5】露光装置の構成を示す図。 【図6】従来のカラー画像形成装置の概略構成を示す
図。 【符号の説明】 31・・・イエロー画像形成部、32・・・マゼンタ画
像形成部、33・・・シアン画像形成部、34・・・ブ
ラック画像形成部(高光沢) 35・・・ブラック画像形成部(低光沢)、36・・・
記録紙、37・・・給紙トレイ、38・・・搬送経路、
39・・・搬送ベルト、40・・・駆動ベルト、41・
・・従動ベルト、44・・・画像処理部、45・・・バ
イパス搬送経路。
フロントページの続き (72)発明者 薮田 知典 鳥取県鳥取市北村10−3 リコーマイク ロエレクトロニクス株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−107576(JP,A) 特開 平8−95333(JP,A) 特開 平3−28865(JP,A) 特開 昭62−212960(JP,A) 特開 平5−341617(JP,A) 特開 平6−211364(JP,A) 特開 昭63−212960(JP,A) 特開 平6−83158(JP,A) 特公 昭62−30431(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/00 510

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カラー画像用の光沢性のあるイエロー、
    マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤を有した4つの画
    像形成部と、文字画像用の光沢性のないブラック現像剤
    を有した1つの画像形成部とからなる複数の画像形成部
    を記録紙搬送経路に沿って直線状に並設したカラー画像
    形成装置において、 前記文字画像用の画像形成部を前記カラー画像用の画像
    形成部の記録紙搬送経路の下流に配置するとともに、 給紙トレイから前記カラー画像用の画像形成部へ記録紙
    を搬送する記録紙搬送路と、該給紙トレイから前記文字
    画像用の画像形成部へ記録紙を搬送する記録紙搬送路と
    を設け、 該カラー画像用の画像形成部へ記録紙を搬送する記録紙
    搬送路と文字画像用の画像形成部へ記録紙を搬送する記
    録紙搬送路とが前記給紙トレイの両側に対向して設けら
    れていることを特徴とするカラー画像形成装置。
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