JP3470566B2 - 積層型電子部品 - Google Patents

積層型電子部品

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、積層型電子部品、
特に、電子回路に侵入したり又は電子回路から放射され
るノイズを除去する貫通コンデンサや、過電圧を吸収し
て電子回路を保護するバリスタ等を複数個内蔵した積層
型電子部品に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、この種の積層型電子部品の一
例として、図に示す貫通コンデンサアレイ1が知られ
ている。この貫通コンデンサアレイ1は、二つの内部信
号電極3a,3bを表面に形成したセラミックシート2
aと、二つの内部信号電極3c,3dを表面に形成した
セラミックシート2bと、内部グランド電極4を表面に
形成したセラミックシート5及び保護用セラミックシー
ト6とを積み重ねて、一体的に焼成して構成したもので
ある。 【0003】内部信号電極3a,3bは、セラミックシ
ート5及び2aを間にして、その上側及び下側に位置す
る内部グランド電極4,4と対向しており、内部信号電
極3a,3bの各々とそれに対向する内部グランド電極
4,4との間にはそれぞれ静電容量Cが形成される。同
様に、内部信号電極3c,3dも、セラミックシート5
及び2bを間にして、その上側及び下側に位置する内部
グランド電極4,4と対向しており、内部信号電極3
c,3dの各々とそれに対向する内部グランド電極4,
4との間にもそれぞれ静電容量Cが形成されている。す
なわち、貫通コンデンサアレイ1は、内部に、内部信号
電極3a〜3d及び内部グランド電極4をそれぞれ貫通
導体及びそれに対向するグランド導体とする、四つの貫
通コンデンサ8a〜8dを形成したものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
貫通コンデンサアレイ1にあっては、セラミックシート
2a及び2bの各々には二つの内部信号電極3a,3b
及び3c,3dがそれぞれ一定の間隔をおいて平行に形
成されているので、内部信号電極3aと3bとの間及び
内部信号電極3cと3dとの間に比較的大きな電磁気的
干渉が生じ易い。このため、内部信号電極3aと3bを
それぞれ流れる高周波信号やそれに重畳するノイズの一
部が互いに他の内部信号電極3b,3aに漏洩する、い
わゆるクロストークが発生するという問題があった。こ
のクロストークは、内部信号電極3cと3dとの間でも
同様に発生する。特に、従来の貫通型コンデンサアレイ
1は、形状が小さくなればなるほど、これら内部信号電
極3a,3b間の距離及び内部信号電極3c,3d間の
距離が短くなり、その間のクロストークが大きくなると
いう問題があった。 【0005】そこで、本発明の目的は、隣接する電気機
能素子間の電磁気的干渉、例えば、クロストーク等が少
ない積層型電子部品を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段と作用】以上の目的を達成
するため、本発明に係る積層型電子部品は、 (a)複数の内部信号電極と複数の内部グランド電極と
複数のセラミック層とを積層して構成した積層体と、 (b)内部信号電極と内部グランド電極とをセラミック
層を介して交差させて構成した、積層体に内蔵された複
数の電気機能素子とを備え、 (c)内部信号電極及び内部グランド電極のそれぞれが
相互に異なる層に配設されると共に、全ての内部信号電
極が相互に異なる層に配設され、内部グランド電極を挟
んで内部信号電極が配設されることにより、電気機能素
子のそれぞれが積層方向に相互に異なる位置に配設さ
れ、 (d)積層方向に対して垂直な方向に隣接する複数の電
気機能素子の内部信号電極が、積層方向に対して垂直な
方向に千鳥状に配置され、(e)複数の電気機能素子の外部入力電極相互間の距離
D1及び複数の電気機能素子の外部出力電極相互間の距
離D1が、積層体の上部及び下部にそれぞれ配設されて
いる最外層の内部グランド電極と該内部グランド電極に
それぞれ積層方向に対向した外部入力電極及び外部出力
電極の両端部との間の距離D2より大きく、かつ、 (f)距離D1が、内部グランド電極の長手方向の縁部
と該長手方向の縁部にそれぞれ対向しかつ積層体の側面
に形成されている外部入力電極及び外部出力電極との間
の距離D3より大きいこと、 を特徴とする。 【0007】以上の構成により、一つの層には一つの内
部信号電極又は内部グランド電極が形成され、各内部信
号電極は内部グランド電極によって他の内部信号電極か
ら電磁気的に遮蔽されるため、内部信号電極相互間の電
磁気的干渉が抑えられる。さらに、積層方向に対して垂
直な方向に隣接する複数の電気機能素子の内部信号電極
を、積層方向に対して垂直な方向に千鳥状に配置するこ
とにより、隣接する電気機能素子間の距離が長くなり、
さらに電気機能素子間の電磁気的干渉が少なくなる。 【0008】 【0009】 【0010】さらに、複数の電気機能素子の外部入力電
極相互間の距離D1及び複数の電気機能素子の外部出力
電極相互間の距離D1を、積層体の上部及び下部にそれ
ぞれ配設されている最外層の内部グランド電極と該内部
グランド電極にそれぞれ積層方向に対向した外部入力電
極及び外部出力電極の両端部との間の距離D2より大き
く、かつ、距離D1を、内部グランド電極の長手方向の
縁部と該長手方向の縁部にそれぞれ対向しかつ積層体の
側面に形成されている外部入力電極及び外部出力電極と
の間の距離D3より大きくしている。これにより、外部
入力電極相互間の電磁気的干渉(クロストーク)及び外
部出力電極相互間の電磁気的干渉(クロストーク)が抑
えられる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層型電子部
品の実施形態について添付図面を参照して説明する。各
実施形態は、積層型電子部品として貫通コンデンサアレ
イを例にして説明する。 【0012】[第1実施形態、図1〜図5] 図1に示すように、積層型貫通コンデンサアレイ11
は、内部信号電極12,13,14,15をそれぞれ表
面に形成したセラミックシート22a,22b,22
c,22d、内部グランド電極24を表面に形成したセ
ラミックシート25及び保護用セラミックシート26等
にて構成されている。 【0013】直線状の内部信号電極12はシート22a
の左側の位置に配設され、その両端部12a,12bは
シート22aの手前側及び奥側の辺に露出している。直
線状の内部信号電極13はシート22bの中央部右寄り
の位置に配設され、その両端部13a,13bはシート
22bの手前側及び奥側の辺に露出している。直線状の
内部信号電極14はシート22cの中央部左寄りの位置
に配設され、その両端部14a,14bはシート22c
の手前側及び奥側の辺に露出している。直線状の内部信
号電極15はシート22dの右側の位置に配設され、そ
の両端部15a,15bはシート22dの手前側及び奥
側の辺に露出している。内部グランド電極24はシート
25上に広面積に配設され、その両端部24a,24b
はシート25の左辺及び右辺に露出している。 【0014】セラミックシート22a〜22d,25,
26は、Pb−Ni−Nb系やチタン酸バリウム系の誘
電体材料からなるものである。電極12〜15,24
は、Ag,Ag−Pd,Cu等の導電性ペーストを用い
て、それぞれシート22a〜22d,25上に印刷法等
の方法にて形成される。 【0015】各セラミックシート22a〜22d,2
5,26は、積み重ねられて一体的に焼成され、積層体
とされる。次に、図2に示すように、この積層体27の
手前側の側面部に外部入力電極31a,32a,33
a,34aが設けられ、奥側の側面部に外部出力電極3
1b,32b,33b,34bが設けられ、左右の両端
部にそれぞれ外部グランド電極35a,35bが設けら
れる。それぞれの電極31a〜34a,31b〜34
b,35a,35bの両端部は、積層体27の上面及び
下面に延在している。 【0016】このとき、図3に示すように、外部入力電
極31a〜34a相互間の距離D1及び外部出力電極3
1b〜34b相互間の距離D1が、積層体27の上部及
び下部にそれぞれ配設されている最外層の内部グランド
電極24とこの内部グランド電極24にそれぞれ積層方
向に対向した外部入力電極31a〜34a及び外部出力
電極31b〜34bの両端部との間の距離D2より大き
くなるように設定し、外部入力電極31a〜34a及び
外部出力電極31b〜34bの両端部を、内部グランド
電極24に近付けている。外部入力電極31a〜34a
相互間の電磁気的干渉(クロストーク)及び外部出力電
極31b〜34b相互間の電磁気的干渉(クロストー
ク)を抑えるためである。 【0017】同様の理由により、図4に示すように、前
記距離D1が、内部グランド電極24の長手方向の縁部
と、この長手方向の縁部にそれぞれ対向しかつ積層体2
7の側面に形成されている外部入力電極31a〜34a
及び外部出力電極31b〜34bとの間の距離D3より
大きくなるように設定し、外部入力電極31a〜34a
及び外部出力電極31b〜34bの積層体27の側面に
形成された部分を、内部グランド電極24に近付けてい
る。 【0018】外部入力電極31a及び外部出力電極31
bは、それぞれ内部信号電極12の端部12a,12b
に電気的に接続されている。外部入力電極32a及び外
部出力電極32bは、それぞれ内部信号電極14の端部
14a,14bに電気的に接続されている。外部入力電
極33a及び外部出力電極33bは、それぞれ内部信号
電極13の端部13a,13bに電気的に接続されてい
る。外部入力電極34a及び外部出力電極34bは、そ
れぞれ内部信号電極15の端部15a,15bに電気的
に接続されている。これらの電極31a〜34a,31
b〜34bは、Ag,Ag−Pd等の導電性ペーストを
塗布、焼付けたり、乾式メッキしたりすることによって
形成される。 【0019】以上の構成からなる貫通コンデンサアレイ
11において、内部信号電極12は、その上側及び下側
にそれぞれ位置する内部グランド電極24,24と交差
してその間に静電容量Cが形成される。同様に、内部信
号電極13〜15も、内部信号電極13〜15の各々の
上側及び下側に位置する内部グランド電極24,24と
交差してその間にそれぞれ静電容量Cが形成される。内
部信号電極12〜15の間にそれぞれ配設されている内
部グランド電極24は、この内部グランド電極24を挟
んで上下に配設している内部信号電極(例えば12と1
3、あるいは13と14等)に共用されている。 【0020】こうして、貫通コンデンサアレイ11は、
内部信号電極12〜15及び内部グランド電極24をそ
れぞれ貫通導体及びそれに対向するグランド導体とす
る、四つの貫通コンデンサ28a〜28d(図2参照)
を内蔵することになる。図5は貫通コンデンサアレイ1
1の電気等価回路図である。 【0021】そして、内部信号電極12が配設されてい
る層には、他の内部信号電極13〜15は配設されてお
らず、しかもその上側及び下側に内部グランド電極24
が位置しているので、内部信号電極12は内部グランド
電極24によって内部信号電極13〜15から電磁気的
にシールドされる。内部信号電極13〜15の各々にお
いても、内部信号電極12の場合と全く同様である。従
って、隣接する貫通コンデンサ28a〜28d間のクロ
ストークが抑えられる。 【0022】さらに、内部信号電極12〜15は、積層
体27の積層方向に対して垂直な方向に千鳥状に配置さ
れている。このため、内部信号電極12〜15の間の距
離が大きくなり、貫通コンデンサ28a〜28dの相互
間でのクロストークを大幅に低減することができる。 【0023】[第実施形態、図] 図に示すように、第実施形態の貫通コンデンサアレ
イ11Bは、図1で説明した第1実施形態の貫通コンデ
ンサアレイ11において、内部信号電極12〜15の相
互間にそれぞれ二つの内部グランド電極24,24を配
設したものである。すなわち、内部信号電極12を形成
したセラミックシート22aと内部信号電極13を形成
したセラミックシート22bとの間に内部グランド電極
24を形成した2枚のセラミックシート25を配設して
いる。内部信号電極13を形成したセラミックシート2
2bと内部信号電極14を形成したセラミックシート2
2cとの間にも、2枚の同様のセラミックシート25を
配設している。同様に、内部信号電極14を形成したセ
ラミックシート22cと内部信号電極15を形成したセ
ラミックシート22dとの間にも、2枚の同様のセラミ
ックシート25を配設している。 【0024】以上の構成からなる貫通コンデンサアレイ
11Bは、隣接する貫通コンデンサ(例えば28aと2
8c,28cと28b等)が、それぞれ個有の内部グラ
ンド電極24を隣接側に設けた構造となり、内部信号電
極12〜15は互いに別々の内部グランド電極24に対
向する。従って、貫通コンデンサ28a〜28dに相互
にクロストークを発生させる共通インピーダンスの発生
を抑えることができる。 【0025】この結果、貫通コンデンサ28a〜28d
の内部信号電極12〜15を流れる信号やそれに重畳す
るノイズの一部が、他の貫通コンデンサに漏洩しにくく
なる。また、内部信号電極12〜15から内部グランド
電極24に流れたノイズが、再び他の貫通コンデンサの
内部信号電極に戻るという不具合も防止される。 【0026】[他の実施形態] なお、本発明に係る積層型電子部品は前記実施形態に限
定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更す
ることができる。前記実施形態は、貫通コンデンサを複
数個内蔵したものについて説明したが、この他に、過電
圧を吸収して電子回路を保護するバリスタを複数個内蔵
したものや、電子回路に入出力するノイズを除去するノ
イズフィルタを複数個内蔵したものにも適用することが
できる。ここに、バリスタを複数個内蔵した電子部品の
場合には、隣接するバリスタ間のクロストークの問題よ
りも、バリスタ間の耐電圧性の向上が主な目的となる。 【0027】また、電流容量が大きい積層型電子部品が
必要な場合には、図及び図に示すように、内部信号
電極12〜15の層数を増やせばよい。これにより、各
貫通コンデンサ28a〜28dの貫通導体の断面積を実
質上大きくすることができる。 【0028】また、前記実施形態は、それぞれ内部電極
が形成されたセラミックシートを積み重ねた後、一体的
に焼成するものであるが、必ずしもこれに限定されな
い。セラミックシートは予め焼結されたものを用いても
よい。また、以下に説明する製法によって電子部品を作
成してもよい。印刷等の手段によりペースト状のセラミ
ック材料にてセラミック層を形成した後、そのセラミッ
ク層の表面にペースト状の導電体材料を塗布して任意の
内部電極を形成する。次に、ペースト状のセラミック材
料を前記内部電極の上から塗布して内部電極が内蔵され
たセラミック層とする。同様にして、順に重ね塗りする
ことによって積層構造を有する電子部品が得られる。 【0029】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、内部信号電極及び内部グランド電極のそれぞれ
を相互に異なる層に配設すると共に、電気機能素子のそ
れぞれを積層方向に相互に異なる位置に配設したので、
一つの層には一つの内部信号電極が形成され、かつ、内
部信号電極相互は内部グランド電極により電磁気的にシ
ールドされるので、内部信号電極間の電磁気的干渉を抑
えることができる。 【0030】また、積層方向に対して垂直な方向に隣接
する複数の電気機能素子の内部信号電極を、積層方向に
対して垂直な方向に千鳥状に配置することにより、隣接
する電気機能素子間の距離を長くすることがで、さら
に電気機能素子間の電磁気的干渉を少なくすることがで
きる。 【0031】また、隣接する二つの電気機能素子が、そ
れぞれ固有の内部グランド電極を隣接側に有することに
より、隣接する一方の電気機能素子を構成する内部信号
電極と、他方の電気機能素子を構成する内部信号電極と
の間に、二つの内部グランド電極が配設され、それぞれ
の内部信号電極は互いに別々の内部グランド電極が対向
することになる。従って、この結果、複数の電気機能素
子に共通に作用するいわゆる共通インピーダンスの発生
が抑えられ、この共通インピーダンスによる電磁気的干
渉の発生も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る積層型電子部品の第1実施形態を
示す分解傾斜図。 【図2】図1の積層型電子部品の外観を示す斜視図。 【図3】図1の積層型電子部品の部分縦断面図。 【図4】図1の積層型電子部品の内部グランド電極の配
置関係を示す横断面図。 【図5】図1の積層型電子部品の電気等価回路図。 【図6】本発明に係る積層型電子部品の第実施形態を
示す分解斜視図。 【図7】他の実施形態を示す部分縦断面図。 【図8】別の他の実施形態を示す部分縦断面図。 【図9】従来の積層型電子部品の分解斜視図。 【符号の説明】11,11B …貫通コンデンサアレイ 12,13,14,15…内部信号電極 24…内部グランド電極 25…セラミックシート 27…積層体 28a〜28d…貫通コンデンサ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の内部信号電極と複数の内部グラン
    ド電極と複数のセラミック層とを積層して構成した積層
    体と、 前記内部信号電極と前記内部グランド電極とを前記セラ
    ミック層を介して交差させて構成した、前記積層体に内
    蔵された複数の電気機能素子とを備え、 前記内部信号電極及び前記内部グランド電極のそれぞれ
    が相互に異なる層に配設されると共に、全ての前記内部
    信号電極が相互に異なる層に配設され、前記内部グラン
    ド電極を挟んで前記内部信号電極が配設されることによ
    り、前記電気機能素子のそれぞれが積層方向に相互に異
    なる位置に配設され、 積層方向に対して垂直な方向に隣接する前記複数の電気
    機能素子の内部信号電極が、積層方向に対して垂直な方
    向に千鳥状に配置され、前記複数の電気機能素子の外部入力電極相互間の距離D
    1及び前記複数の電気機能素子の外部出力電極相互間の
    距離D1が、前記積層体の上部及び下部にそれぞれ配設
    されている最外層の内部グランド電極と該内部グランド
    電極にそれぞれ積層方向に対向した前記外部入力電極及
    び前記外部出力電極の両端部との間の距離D2より大き
    く、かつ、 前記距離D1が、前記内部グランド電極の長手方向の縁
    部と該長手方向の縁部にそれぞれ対向しかつ前記積層体
    の側面に形成されている前記外部入力電極及び前記外部
    出力電極との間の距離D3より大きいこと、 を特徴とする積層型電子部品。
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