JP3469873B2 - タバコパック用のブランク - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、タバコパック用の
ブランクに関する。

【０００２】

【従来の技術】タバコパック用の非常に多くのブラン
ク、例えば、いわゆるカップホールド（ｃａｐ−ｆｏｌ
ｄ）箱が既に公知であり、ここで、ダンボールから製造
した平らなブランクは、折り畳み線およびスロットを備
えており、使用時には、長方形のブロック形状に組み立
てられている。

【０００３】タバコパック用のブランクは、ＥＰ ０
５４５ ７２３ Ａ で公知であり、これは、相互に連
絡されていない３個の部品からなる。この公知のブラン
クは、ワンピース内部またはツーピースケーシングを有
し、その外被の一部は、そのキャップを形成する。この
ケーシングには、接着性フラップが形成され、これは、
この基部および頂部を形成する目的に役立つ。さらに、
この内部およびケーシングの両方は、予め溝を付けた折
り畳み線を備えており、これは、内部およびケーシング
を半円形で折り畳み可能にする。この従来のブランクに
は、以下の欠点がある：この接着剤フラップは、互いに
上方に配置されいるだけであり、また、その丸くした側
面領域にあるケーシングの内部への接着結合がなく、そ
の結果、この包装は、その部分で実質的に開いていて、
それにより、安定性が低い。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
なタバコ包装用のブランクを形成することにあり、これ
は、丸い側縁部を備えた長方形立方骨形状から逸脱した
形状を有し、ここで、その底部および頂部の両方は、実
質的に完全に閉鎖されており、それゆえ、このパックに
高い安定性を与える。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載のブラン
クおよび請求項４に記載のその製造方法は、この目的を
達成するのに役立つ。

【０００６】本発明の有利な開発は、従属請求項の課題
となる。

【０００７】本発明による方法を用いると、その包装
は、２個のブランク、すなわち、内部ブランクおよびケ
ーシングブランクから作製される。まず、比較的に簡単
な形状の内部ブランクに由来の内部は、フォーマット体
の周りに置かれ、次いで、折り畳まれるかまたは成形さ
れて内部が得られ、引き続いて、共に接着され、この内
部の一端は、後の工程にて、このフォーマット体を取り
除くために、開いたままにされる。この内部は、好まし
くは、この接着直後に、このフォーマット体から引き外
され、そして中空フォーマット体へと押し入れられて、
その結果、この内部には、次いで、その内容物（例え
ば、タバコ）を詰めることができる。それに引き続い
て、この内部は、完全に密封され、再度、この中空フォ
ーマット体から引き出される。この可能性から、その密
封内部に現在位置している内容物または製品がフォーマ
ット体の機能を果たすという利点が得られる。このケー
シングブランクは、同様に、非常に容易に成形される
が、次いで、この内部の周りに置かれ、そして接着され
る。この内部を、このフォーマット体から早期に既に引
き外して、それを、包装する製品と置きかえる好ましい
工程は、この内部が、今ここで、既に密封できる（これ
は、このフォーマット体から、さらに別の用途が得られ
る場合ではない）という利点を有し、また、この内部と
共に詰めた製品は、安定なフォーマット体を形成し、そ
の周りで、このケーシングブランクが成形できるという
利点を有する。本発明による方法を用いると、多くは、
曲げおよび接着操作しか必要としないので、これらの包
装は、ずっと迅速に製造できる。最終的に、必要な製造
プラントもまた、それ程複雑ではなく、従って、より安
価であり、破壊されにくい。

【０００８】この方法は、多数の異なる形状の包装に適
当である。しかしながら、この方法は、円形または半円
形の長い側面を有する包装の場合に、特に有利である。
円形ゾーンの製造を簡単にするために、数個の予め溝を
付けた折り畳み線が平行に延びているこの円形ゾーンに
て、この内部ブランクおよび／またはケーシングブラン
クが得られる。このようにして、異なる断面形状を備え
た包装が製造できる。

【０００９】

【発明の実施の形態】本発明は、図面を参照して、さら
に詳細に記述される。

【００１０】これらの図面では、同じ部分は、全体を通
して、同じ参照番号で示されているのに対して、類似部
分または対応部分の場合には、アポストロフィ（’）ま
たは引用符（”）を付ける。これらのブランクは、さら
に、およそ１：１の縮尺で描写されている。

【００１１】図１は、ほぼ長方形のストリップから左か
ら右へと製造した第一型のタバコパック用ブランクの内
部２を示し、これは、第一に、このブランクの全幅にわ
たって伸長している予め溝を付けた折り畳み線１７を備
えた第一側面部１８’が接合している後部１４’を形成
する。前部１２’は、折り畳み線１７を備えた第一側面
部１８’と接合して、第二側面部１６’内を通る。この
第二側面部１６’は、第一側面部１８’と同様に、この
ブランクの全幅にわたって伸長している予め溝を付けた
折り畳み線１７を備えている。第一接着剤フラップ１９
は、このブランクの全幅にわたっては伸長していない
が、第二側面部１６’に接合している。

【００１２】丸くした角部２２を備えたＵ形カラー切り
欠き部２１は、タバコへのアクセスを容易にするのに役
立つが、前部１２’の上部リムに設けられている。第二
接着剤フラップ２３は、ほぼ、基部６（これは、まだ、
述べていない）の形状を有するが、前部１２’の下部リ
ムに接合されている。基部６は、後部１４’の下部リム
に接合された長方形の基本形状を有し、その長さは、後
部１４’の幅に相当している。半円形表面は、基部６に
対してほぼ卵形が得られるように、各場合において、こ
の長方形の短い２辺へと成形されている。

【００１３】頂部８は、その形状は基部６の形状と一致
するが、基部６と反対側に存在するブランクの他の側面
にて、後部１４’に接合されている。折り畳み線３１
は、後部１４’に隣接した頂部８のリム２８から一定距
離で、頂部８のリム２８と平行に延びており、このブラ
ンクの上部リムまで折り畳み線３１と直角に延びるスロ
ット３０で終わっている。それにより、キャップ部分３
４が形成され、それによって、頂部８は、仕上げタバコ
パックにおいて、後方へと折り畳むことができる。

【００１４】第三接着剤フラップ３２は、後に、ケーシ
ング４の前部に接着されるが、バックリム２８とは反対
側に存在する頂部８の前縁部２９と接合している。挿入
フラップ３３は、一旦、こじ開けられると、再度、この
パックをロックするように役立つが、また、第三接着剤
フラップ３２に接合される。

【００１５】図２は、接着した内部２を後で取り囲むケ
ーシング４を示しており、そして図１１による仕上げ包
装における基部６および頂部８以外、全て見ることがで
きる。このために、ケーシング４は、ケーシング４の短
い側面（例えば、左側側面部１８）に接合された第四接
着剤フラップ４０以外は長方形である。ケーシング４の
上半分には、曲がった開口縁部１０が延びており、これ
は、実線部分にて切断線１０’として、また、一点鎖線
により示される部分ではヒンジ線１０”として、設計さ
れている。ヒンジ線１０”は、それゆえ、ケーシング４
の後部１４に延びているのに対して、開口縁部１０の切
断線１０’は、前部１２および隣接側面部１６および１
８に延びている。

【００１６】図３は、図２のケーシング４にほぼ相当す
る第二型のケーシング４’を示す。その相違は、前部１
２の領域では、基部６は、下に成形され、そして上部８
は、上に成形されていることにある。さらに、第五接着
剤フラップ４２は、頂部８とほぼ一致しているが、後部
１４の上に成形されている。

【００１７】図４は、ケーシング４’と共に、図１１で
表わされるタバコパックを形成する内部２’を示す。内
部２’は、図１からの前部１２’とほぼ同じ形状であ
り、そこに、側面部１６’および１８’が接合されてお
り、これらは、各場合にて、折り畳み線１７を備えてい
る。さらに、基部８の内部用の第二接着剤フラップ２３
は、前部１２’の下に接合されているのに対して、丸く
した角部２２を有するカラー切り欠き部２１は、上に設
けられる。

【００１８】基部８用の接着剤フラップ２３もまた、図
３によるケーシング４’に装着され得、これは、図５の
型に対応している。この場合、図４の内部２’は、真っ
直ぐな下部リムを備えたほぼ長方形であるのに対して、
その上部リムには、丸くした角部２２を備えたカラー切
り欠き部２１が残っている。

【００１９】図５は、ほぼ、図３に従って、ケーシング
４”用の他の型を示すが、第三接着剤フラップ２３は、
基部６用の後部１４の下に装着されているのに対して、
頂部８用の第五接着剤フラップ４２は、後部１４の上部
リムに装着されている。

【００２０】ケーシング４”は、便宜上、カラー２５か
ら本質的になる内部と共に使用される。カラー２５は、
再度、図１の前部１２’の領域で分かるように、丸くし
た角部２２を備えたカラー切り欠き部２１を有する。し
かしながら、カラー２５はこのブランクの全高にわたっ
て伸びているわけではないが、２／３に低くした高さを
有し、その形状がほぼカラー切り欠き部２１の形状に相
当する下部リム２７を有する。ウイング２６は、再度、
図１による型のように、予め溝を付けた折り畳み線１７
を備えているが、その右側および左側にて、カラー切り
欠き部２１に接合されている。予め溝を付けた折り畳み
線１７は、カラー２５の全高にわたって延びている。

【００２１】図７は、本発明の第四型を示し、ここで、
ケーシング４”’は、図３のケーシング４’にほぼ対応
しているが、基部６は、ケーシング４”’の一部ではな
く、図８で示されている内部２”に接合されているとい
う変更がある。

【００２２】図８は、内部２”を示し、これは、便宜
上、図１１によるタバコパックの製造用のケース４”’
と共に使用されている。内部２”は、ほぼ、図１による
内部２の形状を有し、接着剤フラップ３２を備えた頂部
８、挿入フラップ３３およびキャップ部分３４だけは、
省略されている。

【００２３】図９は、第五型のタバコパック用ブランク
の内部２”’を示し、ここで、今度も、図１による第一
型と同じ部分は、同じ参照番号で示している。２個の内
部２および２”’は、まず、第五接着剤フラップ４２’
が、頂部８の代わりに、後部１４’に接合されており、
第二に、カラー切り欠き部２１では、舌部２４が載って
おり、これは、数個の点４４にて、カラー切り欠き部２
１で吊るされ、それゆえ、このパックを開くと、カラー
切り欠き部２１から取り外される。舌部２４の上端に
は、第一タブ３５が装着されており、その長さは、ほ
ぼ、カラー切り欠き部２１の幅に相当しており、また、
頂部８または第五接着剤フラップ４２’の幅のほぼ半分
に相当している。

【００２４】図１による型では、第二接着剤フラップ２
３が吊るされている点にて、反対側の前部１２’には、
第二タブ３６が接合されており、その長さは、基部６の
幅に相当しており、またその幅は、基部６の幅のほぼ半
分に相当している。さらに、第二接着剤フラップ２３’
は、後部１４’の下部末端から吊るされている。

【００２５】組み立てると、内部２”’は、まず、密封
ケーシングが形成されるような様式で、第一接着剤フラ
ップ１９が後部１４’の内部にしっかり接着できるま
で、フォーマット体の周りに曲げられる。第一および第
二タブ３５および３６は、次いで、内側に折り畳まれる
のに対して、第二および第五接着剤フラップ２３’およ
び４２’は、次いで、第一および第二タブ３５および３
６の上に折り畳まれ、そしてこれらに接着される。

【００２６】このことは、そのように製造するキャップ
箱の構造説明のための内部の折り畳みのみを意味するの
に対して、上記説明の場合には、このタバコブロックの
挿入は、最初には、何も考慮されていなかったことを指
摘しておく。このことは、後に説明する。

【００２７】さらに、Ｃ形スロット３８が、さらに、内
部２”’の上部リムの近傍にて、側面部１６’および１
８’の各々に設けられており、それゆえ、後に頂部８に
隣接するリムでは、Ｃ形の開口部が互いに面している。
内部２”’を密封すると、これにより、反対方向に外部
へ突出している２個のノーズが得られ、それによって、
このパックのキャップは、閉じたままにされる。

【００２８】図１０は、第五型の内部２”’に属するケ
ーシング４””を示し、これは、基部６が下でケーシン
グ４””の前壁１２に接合されており上で頂部８に接合
されているという点で、図２によるケーシング４とは異
なる。さらに、第三タブ３７は、上で後壁１４に装着さ
れており、そして第四タブ３９は下で装着されている。
第三および第四タブ３７および３９は、それぞれ、前壁
１４の幅と同じ長さを有するのに対して、それらの幅
は、それぞれ、基部６および頂部８の幅のほぼ半分に相
当している。

【００２９】さらに、第五型では、４個の三角形の接着
剤舌部４１（それらの尖部は、外に向けられており、同
様に、それぞれ、基部６および頂部８に貼り付けるよう
に設けられている）は、上下で、側面部１６および１８
の各々に接合されている。接着剤舌部４１の三角形の形
状により、側面部１６および１８を半円形状で曲げるこ
とが可能となる。

【００３０】たとえ、個々の壁部分の配列を別々に選択
したとしても、図１１によるタバコパックが常に製造で
きるような様式で、種々の要素もまた、互いに組み合わ
せることができることは、明らかである。

【００３１】図１２は、ほぼ卵形の断面を有するタバコ
パックのための内部２の製造の工程段階の順序を示す。
このためには、第一工程Ａでは、大気圧未満の圧力の助
けを借りて、ブランクマガジン（ｂｌａｎｋｓ ｍａｇ
ａｚｉｎｅ）から、吸引により、平らに置いた内部ブラ
ンク２が取り出される。次いで、第二工程Ｂでは、フォ
ーマット体１が、このブランク２の上に配置される。次
いで、工程Ｃでは、内部ブランク２から形成した内部の
後部および内部の側面部が上げられる。

【００３２】これに引き続いて、この内部側面部の第一
接着剤フラップには、接着剤が貼り付けられ、そして工
程Ｄでは、フォーマット体１の周りに形成される。内部
ブランク２の後部もまた、次いで、フォーマット体１の
周りに形成され、この内部の貼り付けたフラップへと押
し付けられ、それにより、この内部に貼り付けられる。
その後、内部ブランク２の基部カバー（これらは、以前
には、また、接着剤フラップとも呼んでいた）の一方に
接着剤が貼り付けられ、そしてフォーマット体１の周り
に折り畳まれる。内部ブランク２の他方の基部カバー
は、次いで、既に接着剤を貼り付けた基部カバー上に折
り畳まれ、そして後者に貼り付けられる。

【００３３】工程Ｅでは、最後に、接着剤を貼り付けた
内部２（これは、その頂面で開いている）が、フォーマ
ット体１から引き離される。

【００３４】図１３は、先に製造した内部２の充填を示
す工程段階の順序を示している。このためには、工程Ｆ
では、その頂面で開いている内部２は、中空フォーマッ
ト体３へと押し入れられる。

【００３５】工程Ｇでは、例えば、アルミニウム箔に包
装したタバコブロック５は、中空フォーマット体３に位
置している内部２へと、押し入れられる。

【００３６】工程Ｈでは、内部２の頂面にあるカバーフ
ラップは、折り畳まれ、そして中空フォーマット体３へ
と挿入される。

【００３７】工程Ｊでは、最後に、密封した内部２（こ
れには、タバコを詰めている）が、中空フォーマット体
３から押し出される。

【００３８】図１４Ａおよび１４Ｂでは、工程段階の順
序が示されており、ここで、充填した内部２の周りにケ
ーシングブランク４を配置して仕上げタバコパックの段
階にすることが描写されている。まず第一に、工程Ｋで
は、大気圧未満の圧力の助けを借りて、ブランクマガジ
ンから、吸引により、平らに置いたケーシングブランク
４が取り出され、次いで、その全面に接着剤が貼り付け
られ、次いで、工程Ｌにてフォーマットポケット７へと
持ってこられる。この充填された内部２は、今やフォー
マット本体の機能を有するが、次いで、工程Ｍにて、ケ
ーシングブランク４へと持ってこられ、そしてラム９の
助けを借りて、フォーマットポケット７へと押し付けら
れ（工程Ｎ）、その結果として、ケーシングブランク４
の側面部１６、１８および後部１４（それらにより、こ
のタバコパックの後部は、後に、形成される）は、上方
に曲げられ、側面部１８は、次いで、フォーマットチー
ク１１の助けを借りて、内部２の周りに押し付けられ
る。同時に、ラム９は、その開始位置に戻される（工程
Ｏ）。

【００３９】ケーシングブランク４の後部は、工程Ｐで
は、フォーマットチーク１１’の周りに形成される。ラ
ム９は、次いで、この後部を内部２に貼り付けるたため
に、この後部に対して上から押し付ける。

【００４０】工程Ｑでは、フォーマットチーク１１およ
び１１’は、再度、開けられ、ラム９は、その基本位置
へと、上方へ移動する。その後、仕上げタバコパック１
３は、フォーマットポケット７から追い出される。

【００４１】図１５は、タバコパック１３の製造のため
の装置の概略平面図を示す。まず第一に、この装置の頂
端において、ブランクマガジン内に保持されている内部
ブランク２は、大気圧未満の圧力によって、第一回転盤
１５上の関連位置へと輸送される。そこで、内部ブラン
ク２は、工程段階Ａ〜Ｅに従って、内部へと加工され
る。これらの内部は、次いで、第二回転盤２０上へと移
動され、ここで、これらの内部には、工程段階Ｆ〜Ｊに
従って、タバコが詰められる。例えば、アルミニウム箔
に包装したタバコブロック５は、コンベアベルトによっ
て、供給される。

【００４２】詰めた内部は、次いで、第三回転盤４３上
へと移動され、ここで、工程段階Ｋ〜Ｑが行われる。仕
上げられたタバコパック１３は次に、コンベアベルトに
よって、この装置から取り出される。 ［図面の簡単な説明］

【図１】図１は、第一型の内部である。

【図２】図２は、第一型のケーシングである。

【図３】図３は、第二型の内部である。

【図４】図４は、第二型のケーシングである。

【図５】図５は、第三型のケーシングである。

【図６】図６は、第三型の内部である。

【図７】図７は、第四型のケーシングである。

【図８】図８は、第四型の内部である。

【図９】図９は、第五型の内部である。

【図１０】図１０は、第五型のケーシングである。

【図１１】図１１は、図１〜１０によるブランクのいず
れか１個で製造できるタバコパックである。

【図１２】図１２は、タバコパックの内部箱が、いかに
して、内部ブランクから製造されるかを示す工程段階の
順序の代表例である。

【図１３】図１３は、この内部箱をタバコブロックで充
填することを示している工程段階の順序の代表例であ
る。

【図１４Ａ】図１４Ａは、この内部箱の周りの外部箱ブ
ランクの配置が示されている工程段階の順序の第一部分
の代表例である。

【図１４Ｂ】図１４Ｂは、この内部箱の周りの外部箱ブ
ランクの配置が示されている工程段階の順序の第二部分
の代表例である。

【図１５】図１５は、タバコパックの製造のための装置
の概略平面図である。

【符号の説明】

１ フォーマット体 ２、２’、２”、２”’、２”” 内部 ３ 中空フォーマット体 ４、４’、４”、４”’、４”” ケーシング ５ タバコブロック ６ 基部 ７ フォーマットポケット ８ 頂部 ９ ラム １０ 開口縁部 １０’ 切断線 １０” ヒンジ線 １１、１１’ フォーマットチーク １２、１２’ 前部 １３ タバコパック １４、１４’ 後部 １５ 第一回転盤 １６、１６’ 側面部 １７ 折り畳み線 １８、１８’ 側面部 １９ 第一接着剤フラップ ２０ 第二回転盤 ２１ カラー切り欠き部 ２２ 丸くした角部 ２３ 第二接着剤フラップ ２４ 舌部 ２５ カラー ２６ ウイング ２７ 舌部の装着用の点 ２８ リム ２９ 前縁部 ３０ スロット ３１ 折り畳み線 ３２ 第三接着剤フラップ ３３ 挿入フラップ ３４ キャップ部分 ３５ 第一タブ ３６ 第二タブ ３７ 第三タブ ３８ スロット ３９ 第四タブ ４０ 第四接着剤フラップ ４１ 接着剤舌部 ４２ 第五接着剤フラップ ４３ 第三回転盤

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミーア， ユーウィ イー. ドイツ国 デー−22844 ノーデルステ ッド， タンネナリー ４ (72)発明者 フリードリッヒ， ハー． ジェー． デトレフ ドイツ国 デー−22415 ハンブルグ, ランゲンホーナー ショッシー 113 (56)参考文献 特開 平４−279446（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−294335（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−58777（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−256792（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−213339（ＪＰ，Ａ) 特表 昭57−502162（ＪＰ，Ａ) 実公 昭58−9860（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭59−4910（ＪＰ，Ｙ２)

Claims (6)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 内部ブランク（２”’）およびケーシン
   グブランク（４””）を有するタバコパック用ブランク
   であって、該内部ブランク（２”’）は、カラー切り欠
   き部（２１）有し、ここで、該内部ブランク（２”’） は、前部（１
   ２’）、後部（１４’）および側面部（１６’；１
   ８’）を有し、該側面部（１６’；１８’）が、該内部
   ブランク（２”’）の該前部（１２’）および該後部
   （１４’）を接続しており、そして予め溝を付けた折り
   畳み線（１７）を備えており、該折り畳み線は、該内部
   ブランク（２”’）の半円形折り畳みを可能にし、そして該ケーシングブランク（４””）は、前部（１
   ２）、後部（１４）、基部（６）、頂部（８）および側
   面部（１６；１８）を有し、該側面部（１６；１８）
   が、該ケーシングブランク（４””）の該前部（１２）
   および該後部（１４）を接続し、そして該ケーシングブ
   ランク（４””）は、 切裂縁部（１０）を有し、 ここで、該ブランクは、以下により、特徴付けられる： 該基部（６）用の第二接着剤フラップ（２３’）および
   該頂部（８）用の第五接着剤フラップ（４２’）が、該
   内部ブランク（２”’）の後部（１４’）に接続する； 該内部ブランク（２”’）は、さらに、該頂部（８）ま
   たは該基部（６）用の第一および第二タブ（３５、３
   ６）を備えている； 舌部（２４）が、該内部ブランク（２”’）のカラー切
   り欠き部（２１）内に配列されており、該舌部（２４）
   の上端には、該第一タブ（３５）が接続され、少数の点
   （４４）で、該カラー切り欠き部（２１）に接続されて
   おり、； 該頂部（８）用の第三タブ（３７）および該基部（６）
   用の第四タブ（３９）が、該ケーシングブランク
   （４””）に接続されている；そして 第一〜第四タブ（３５、３６、３７、３９）は、それぞ
   れ、該基部（６）または該頂部（８）の半分の幅を有す
   る、 ブランク 。
2. 【請求項２】 前記予め溝を付けた折り畳み線（１７）
   が、前記内部ブランク（２”’）の全高さにわたって伸
   長しており、そして該内部ブランク（２”’）の前記前
   部（１２’）または前記後部（１４’）のリムに平行に
   延びている、請求項１に記載のブランク。
3. 【請求項３】 前記ケーシングブランク（４””）の前
   記側面部（１６および１８）の各々に、４個の三角形接
   着剤舌部（４１）が接続されている、請求項１または２
   に記載のブランク。
4. 【請求項４】 前出の請求項の１項のブランクからタバ
   コパック（１３）を製造する方法であって、該方法が、
   以下を包含する： 内部（２””）を製造するために、内部ブランク（２）
   が、フォーマット体（１）の周りに形成され、そのフラ
   ップに貼り付けられる； 該内部（２””）が、該フォーマット体（１）から引き
   離される； 該フォーマット体（１）の引き離し後、タバコブロック
   （５）が、仕上げた内部（２””）に押し入れられ、該
   内部（２””）は、次いで、前記第一タブ（３５）が前
   記第五接着剤フラップ（４２’）の上に重なるような様
   式で、密封される；そして 前記ケーシングブランク（４””）は、該内部
   （２””）の周りに置かれ、その第三および第四タブ
   （３７、３９）だけでなく前記接着剤舌部（４１）が、
   それぞれ、前記基部（６）または前記頂部（８）の下に
   置かれるような様式で、該内部（２””）に貼り付けら
   れる。
5. 【請求項５】 前記ケーシングブランク（４””）が、
   フォーマットポケット（７）、数個の移動可能フォーマ
   ットチーク（１１、１１’）およびラム（９）の助けを
   借りて、前記内部（２””）の周りに置かれ、そして接
   着剤で貼り付けられる、請求項４に記載の方法。
6. 【請求項６】 前記内部（２””）が、そこにタバコブ
   ロック（５）を詰められる間、前記中空フォーマット体
   （３）に保持されている、請求項４に記載の方法。