JP3468886B2 - 発泡チューブラーフィルム、その製法および物品包装用袋 - Google Patents

発泡チューブラーフィルム、その製法および物品包装用袋

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JP3468886B2 JP27587894A JP27587894A JP3468886B2 JP 3468886 B2 JP3468886 B2 JP 3468886B2 JP 27587894 A JP27587894 A JP 27587894A JP 27587894 A JP27587894 A JP 27587894A JP 3468886 B2 JP3468886 B2 JP 3468886B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡チューブラーフィル
ム、その製法および物品包装用袋に関する。より詳しく
は、本発明は、長鎖分岐型低密度エチレン系重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、直鎖状低密度エチレン−
α−オレフィン共重合体および化学発泡剤からなる樹脂
組成物から空冷インフレーション法により成形した発泡
チューブラーフィルム、その製法および該フィルムから
得られる物品、例えば高価格商品、贈答品、記念品、賞
品、特に冠婚葬祭引出物等の包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種物品の包装用袋としてはエチ
レン系重合体、プロピレン系重合体等を原料としてイン
フレーション法、Tダイ法等により成形した非発泡フィ
ルムを素材とするものが多かったが、これらの包装用袋
は強度は高いものの、手触り感や外観があまりよくない
ため、高価格商品、贈答品、記念品、賞品、特に冠婚葬
祭引出物等を包装するのには不適当であった。これに対
し、近年、インフレーション成形機を用いて、これに高
圧法による長鎖分岐型低密度エチレン系重合体と化学発
泡剤からなる樹脂組成物を供給し、発泡フィルムを成形
する方法が広く普及してきた。この発泡フィルムは表面
がきれいで、手触り感が柔らかく、高級感を有するの
で、冠婚葬祭引出物を中心として各種物品の包装用袋と
して使用されている。しかしながら、高圧法による長鎖
分岐型低密度エチレン系重合体をインフレーション法に
供する場合、得られる発泡フィルムは引張強度、引裂強
度、伸び、耐突き刺し性、ヒートシール強度等が不十分
であり、収納する内容物が重量物であったり、角や突起
を持つものである場合、包装用袋が破れたり、穴があい
たりすることが頻発し、改良が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、高圧
法による長鎖分岐型低密度エチレン系重合体を原料とす
るインフレーション法による従来の発泡フィルムは、引
張強度、引裂強度、伸び、耐突き刺し性、ヒートシール
強度等に劣るので、これらを改良するための新たな樹脂
組成物およびこれに適したインフレーション法の条件を
見出し、柔軟性があり、引張強度、引裂強度、伸び、耐
突き刺し性、ヒートシール強度等が高く、かつ表面光沢
性、表面平滑性にすぐれ、しかも手触り感がよく、外観
が美麗で、高級感を有する包装用袋、その素材である発
泡チューブラーフィルムおよびその製法の提供を本発明
の課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高圧法に
よる長鎖分岐型低密度エチレン系重合体が柔軟性、発泡
特性にはすぐれているものの、引張強度、引裂強度、伸
び、耐突き刺し性、ヒートシール強度等に劣ることに注
目し、これらを改良するため、各種エチレン系重合体を
特定比率で配合し、インフレーション条件を数多く設定
し、これらを組み合わせた数多くの実験を行ったとこ
ろ、2種類の特定のエチレン系重合体を特定比率で上記
長鎖分岐型低密度エチレン系重合体に配合し、これに特
定の化学発泡剤を特定量配合した樹脂組成物を特定のイ
ンフレーション条件で成形した場合、上記課題が解決で
きることを見出し、さらに検討を加え本発明を完成させ
た。
【0005】すなわち、本発明は、高圧ラジカル重合法
で製造された密度0.917〜0.925g/ml、メ
ルトインデックス0.1〜5g/10分の長鎖分岐型低
密度エチレン系重合体100重量部、高圧ラジカル重合
法で製造された酢酸ビニル含有量5〜25重量%、密度
0.930〜0.950g/ml、メルトインデックス
0.5〜5g/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体
40〜70重量部、密度0.915〜0.930g/m
l、メルトインデックス0.3〜3g/10分の直鎖状
低密度エチレン−α−オレフィン共重合体30〜50重
量部および分解温度130〜190℃の化学発泡剤0.
1〜2重量部からなる樹脂組成物を押出機に供給し、1
70〜190℃で溶融混練し、円形スリットを有するダ
イギャップ幅0.4〜0.6mmのダイより樹脂温度1
70〜190℃で押出し、空気リングより吹き出す空気
で冷却しつつ、フィルム内部に空気を吹き込んでブロー
比が1.5〜3.0、使用するダイの直径に対するフロ
ストライン高さが1.5〜3.0倍、引取り速度が4〜
15m/分でインフレーション成形を行うことからなる
発泡チューブラーフィルムの製造方法に関する。
【0006】本発明において使用される高圧ラジカル重
合法により製造された長鎖分岐型低密度エチレン系重合
体(以下、HP−LDPEとも記載する)とは、エチレ
ン単独またはエチレンに少量のプロピレン、イソプロピ
ルアルコール、アセトンまたは水素等を配合し、酸素ま
たは有機ラジカル発生剤等の触媒の存在下、1000〜
3000気圧、温度150〜300℃で管状反応器また
は槽状反応器中、ラジカル重合させて得られるポリエチ
レンホモポリマーであり、他のポリエチレンが短鎖分岐
のみを有するのに対し、本発明におけるHP−LDPE
は短鎖分岐と長鎖分岐を併有し、分子量分布も広い点に
おいて、他のポリエチレンとは区別されるものである。
【0007】本発明において使用されるHP−LDPE
の密度は0.917〜0.925g/mlであるが、
0.917g/ml未満では発泡チューブラーフィルム
の引張強度、引裂強度、耐突き刺し性が低下し、フィル
ムの腰がなくなり、0.925g/mlを越えると柔軟
性、伸び等が悪くなり、望ましくない。また、上記HP
−LDPEのメルトインデックスは0.1〜5g/10
分であるが、0.1g/10分未満ではインフレーショ
ン成形性が悪化して生産性が低下し、5g/10分を越
えると発泡チューブラーフィルムの引張強度、引裂強
度、耐突き刺し性が低下し、望ましくない。
【0008】本発明において使用される高圧ラジカル重
合法で製造されたエチレン−酢酸ビニル共重合体(以
下、EVAとも記載する)とは、エチレンと酢酸ビニル
とを、所望によりプロピレン、イソプロピルアルコー
ル、アセトンまたは水素等とともに、酸素または有機ラ
ジカル発生剤等の触媒の存在下、管状反応器または槽状
反応器中でラジカル重合させて得られるエチレンと酢酸
ビニルとの共重合体であり、酢酸ビニル基の存在により
柔軟性、ゴム弾性、透明性、低温特性等が上記HP−L
DPEよりすぐれている。
【0009】本発明において使用されるEVAの酢酸ビ
ニル含有量は5〜25重量%であるが、5重量%未満で
は発泡チューブラーフィルムの引張強度、引裂強度、伸
び、柔軟性、手触り感、外観、ヒートシール強度が不十
分であり、25重量%を越えるとメルトインデックスが
5g/10分を越え、引張強度、引裂強度等が不十分と
なり、望ましくない。また、上記EVAの密度は0.9
30〜0.950g/mlであり、0.930g/ml
未満では発泡チューブラーフィルムの引張強度、引裂強
度、伸び、柔軟性、手触り感、外観が劣り、0.950
g/mlを越えると引張強度、引裂強度等が不十分とな
り、望ましくない。さらに、上記EVAのメルトインデ
ックスは0.5〜5g/10分であり、0.5g/10
分未満ではインフレーション成形性が悪化して生産性が
低下するばかりか、柔軟性、手触り感も悪化し、5g/
10分を越えると発泡チューブラーフィルムの引張強
度、引裂強度、耐突き刺し性、ヒートシール強度等が低
下し、望ましくない。
【0010】本発明において使用される直鎖状低密度エ
チレン−α−オレフィン共重合体(以下、LLDPEと
も記載する)とは、公知方法、例えば主触媒として遷移
金属化合物(例えばチタン,バナジウム等の化合物)、
助触媒として有機金属化合物(例えば有機アルミニウ
ム)、担体(例えばケイ素,チタン,マグネシムウム等
の酸化物または塩化物)からなるチーグラー系触媒、酸
化クロム系フィリップス型のイオン重合触媒、モリブデ
ン系触媒、メタロセン系触媒等の存在下、エチレンとα
−オレフィンを高圧(500気圧以上)、中圧(80〜
300気圧)または低圧(0〜80気圧)下で重合させ
て得られる共重合体であり、長鎖分岐はなく、短鎖分岐
が多い共重合体であり、上記HP−LDPEとは異なる
ものである。上記LLDPEの製造のためのα−オレフ
ィンとしては、プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1、デセン−1、4−メチルペンテン−
1等が好適である。また、重合はスラリー法、気相重合
法、高温溶融重合法等の種々の方法により行われ得る。
【0011】本発明において使用されるLLDPEの密
度は0.915〜0.930g/mlであり、0.91
5g/ml未満であると発泡チューブラーフィルムの引
張強度、引裂強度が低下し、腰がなくなり望ましくな
く、0.930g/mlを越えると柔軟性、手触り感が
なくなり望ましくない。また、上記LLDPEのメルト
インデックスは0.3〜3g/10分であり、0.3g
/10分未満では発泡インフレーションの加工性が悪化
して生産性に劣り、3g/10分を越えると発泡チュー
ブラーフィルムの引張強度、引裂強度が低下し、望まし
くない。
【0012】本発明においては、HP−LDPE100
重量部に対して、EVA40〜70重量部を配合する。
EVAが40重量部未満であると、発泡フィルムの成形
性が不十分であり、製造後の発泡フィルムの柔軟性、手
触り感、ヒートシール強度、引張強度、引裂強度、外観
等が悪くなり、一方、70重量部を越えると、LLDP
Eの配合量が相対的に減少し、三者の樹脂中、最も引張
強度および引裂強度が高いLLDPEの特性が発現しな
くなり、望ましくない。
【0013】また、LLDPEはHP−LDPE100
重量部に対して30〜50重量部配合する。30重量部
未満であると引張強度、引裂強度が低下し、50重量部
を越えると、EVAの配合量が相対的に減少し、三者の
樹脂中、最も柔軟性、手触り感および外観にすぐれるE
VAの特性が発現しなくなり、望ましくない。
【0014】本発明において発泡チューブラーフィルム
を得るために、分解温度130〜190℃の化学発泡剤
をHP−LDPE100重量部に対して0.1〜2重量
部配合する。この化学発泡剤は上記樹脂組成物にそのま
ま添加してもよいが、予め樹脂成分に添加したマスター
バッチとして添加して、分散性を高めることもできる。
化学発泡剤の分解温度が130℃未満であると発泡性樹
脂組成物や発泡性マスターバッチの製造時に発泡を起こ
し望ましくなく、190℃を越えるとインフレーション
法の加工温度で発泡フィルムを成形できず望ましくな
い。また、化学発泡剤の配合量が0.1重量部未満であ
ると、発泡用ガスの発生量が少なく、発泡フィルムが得
られず、2重量部を越えると発泡倍率が大きくなりす
ぎ、引張強度、引裂強度、耐突き刺し性、表面光沢、表
面平滑性が低下し、望ましくない。
【0015】本発明において使用される化学発泡剤とし
ては、例えばアゾジカーボンアミド、ジニトロペンタメ
チレンテトラミン、p,p′−オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジド、p,p′−オキシビスベンゼンスル
ホニルセミカルバジド、N,N′−ジメチル−N,N′
−ジニトロソテレフタルアミド等が挙げられる。
【0016】発泡助剤として、タルク、シリカ、酸化チ
タン、サリチル酸、ステアリン酸、フタル酸、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸鉛、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、エチレングリコール、グ
リセリン、エタノールアミン、尿素、尿素誘導体、メラ
ミン、二塩基性亜リン酸鉛、三塩基性硫酸鉛、酸化亜鉛
等を化学発泡剤に少量、例えば化学発泡剤1重量部に対
して、0.0003〜0.6重量部配合してもよい。
【0017】本発明において分解温度が130〜190
℃の有機過酸化物をさらに樹脂組成物に添加してもよ
い。有機過酸化物を併用した場合、溶融した樹脂成分の
溶融張力が高まり、発泡が安定して行われ、より高品質
の発泡フィルムが得られ、また、架橋反応が起こり、発
泡フィルムの機械的強度が上昇し、望ましい。
【0018】有機過酸化物の例として以下のものを挙げ
ることができる〔なお、カッコ内は分解温度(℃)を示
す〕:第三ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート
(135)、第三ブチルペルオキシラウレート(14
0)、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルペル
オキシ)ヘキサン(140)、第三ブチルペルオキシア
セテート(140)、ジ第三ブチルジペルオキシフタレ
ート(140)、第三ブチルペルオキシマレイン酸(1
40)、シクロヘキサノンペルオキシド(145)、第
三ブチルペルオキシベンゾエート(145)、ジクミル
ペルオキシド(150)、2,5−ジメチル−2,5−
ジ(第三ブチルペルオキシ)ヘキサン(155)、第三
ブチルクミルペルオキシド(155)、第三ブチルヒド
ロペルオキシド(158)、ジ第三ブチルペルオキシド
(160)、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブチ
ルペルオキシ)ヘキシン−3(170)、ジイソプロピ
ルベンゼンヒドロペルオキシド(170)、p−メンタ
ンヒドロペルオキシド(180)。
【0019】本発明において発泡性樹脂組成物には、必
要により、その他の添加剤、例えば酸化防止剤、耐候性
改良剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、スリップ剤、ブロ
ッキング防止剤、抗菌剤、香料、顔料、加工助剤、防錆
剤、吸湿剤等を配合してもよい。
【0020】また、本発明において発泡性樹脂組成物
は、樹脂成分と化学発泡剤、所望によりその他の添加剤
をバンバリーミキサー、ヘンシェルミキサー、コニーダ
ー、多軸押出機、リボンブレンダー等で混合または加熱
混練して、ペレット化し、インフレーション成形機に供
給してもよいが、各樹脂のペレットと発泡剤含有マスタ
ーバッチペレットを単に混合しただけで、インフレーシ
ョン成形機に供給してもよい。
【0021】次に、本発明における発泡インフレーショ
ン成形の条件について順を追って説明する。まず、発泡
性樹脂組成物をインフレーション押出機に供給し、17
0〜190℃で溶融混練し、化学発泡剤を分解し、溶融
樹脂中に発泡ガスを均一に分散させる。この際の温度が
170℃未満であると、樹脂組成物成分が均一に溶融せ
ず、溶融張力も大きくなりすぎ、サメ肌といわれる肌荒
れ現象を生じ、また、膜切れを起こし、発泡インフレー
ションを行うことができず、190℃を越えると樹脂組
成物の溶融張力が低下しすぎて、過発泡現象が起こり、
また、溶融しているチューブラーフィルムの走行が不安
定となり、均一な厚さ、折り径の発泡フィルムが得られ
ず、望ましくない。
【0022】本発明においては、円形スリットを有する
ダイギャップ幅0.4〜0.6mmのダイが用いられ
る。これが0.4mm未満であると溶融樹脂圧力が上昇
し、メルトフラクチャーが発生し、バブルの安定性が悪
く、高吐出の押出加工が不可能になり、逆に0.6mm
を越えると高吐出になりすぎ、空気リングからの冷却空
気での冷却が追いつかず、バブルの形成が困難となり、
さらにフィルムの縦方向にのみ配向し、縦方向にのみ裂
けやすい発泡フィルムとなり、しかも発泡倍率が1.4
倍を越え、望ましくない。
【0023】発泡インフレーションの際のブロー比は
1.5〜3.0の範囲であり、1.5未満であると引取
り速度にもよるが、発泡セルの形状が均一化せず、また
発泡フィルムが縦方向に裂けやすくなり、3.0を越え
るとバブルが不安定となり、安定した発泡フィルムの加
工が困難となり、望ましくない。
【0024】また、本発明において、フロストライン高
さは使用するダイの直径に対して1.5〜3.0倍の範
囲である。1.5倍未満であるとフィルムを冷却固化す
る冷却風が強すぎる現象となり、フィルムのフラット性
が損なわれ、フィルムの外観および印刷工程等に悪影響
を及ぼすことになる。逆に、3.0倍を越えると冷却風
が弱すぎる現象となり、バブルが不安定になり、またダ
イからフロストラインに至るまでの距離が長くなること
による延伸比の増大により発泡セル形状が変化し、均一
な発泡フィルムが得られない。
【0025】また、本発明のインフレーション成形の際
の引取り速度は4〜15m/分の範囲であり、4m/分
未満ではフィルム縦方向の配向が起こらず、しかも生産
性が悪く、15m/分を越えるとフィルムの膜切れを起
こし、フィルム縦方向の配向が起こりすぎ、縦方向に裂
けやすいフィルムとなり、望ましくない。
【0026】本発明はまた、上記本発明の方法で製造さ
れた発泡倍率1.2〜1.4、厚さ30〜300μmの
発泡チューブラーフィルムに関する。発泡倍率が1.2
未満では緩衝性に劣り、手触り感も悪く、フィルムの高
級感もなくなり望ましくなく、1.4を越えるとフィル
ムの腰がなくなり、表面光沢、引張強度、引裂強度、耐
突き刺し性、ヒートシール強度が低下し、望ましくな
い。また、発泡フィルムの厚さが30μm未満である
と、該フィルムから製造した包装用袋に重量物を収納し
た場合に破袋を起こし、またフィルムの手触り感や外観
が劣り、しかも自立性が低下し、一方、300μmを越
えると発泡倍率が1.4倍を越え、発泡フィルムの表面
光沢、機械的強度等が低下し、また発泡フィルムの面積
あたりの使用原料費が高くなってコストアップとなり、
望ましくない。
【0027】本発明の発泡チューブラーフィルムは、フ
ィルムの長手方向にほぼ直角に一定の長さ(例えば10
〜100cm)に切断し、そのまま、または非開口部の
両辺をガゼット折りにし、一方の開口部の端部を3〜1
0mmの幅でヒートシールして閉じ底部とし、他方の開
口部をそのまま、または折り曲げて二重膜とし、所望に
よりヒートシールし、そこに把手(例えばひも、成形品
等)を取り付けて包装用袋とすることができる。包装用
袋の底部は箱型となるように折込んでヒートシールを行
い、自立型の袋構造としてもよい。
【0028】本発明はこのようにして製造できる上記本
発明の発泡チューブラーフィルムから製造された物品包
装用袋にも関する。本発明の物品包装用袋は外観が美し
く、高級感があり、しかも引張強度、引裂強度、耐突き
刺し性、緩衝性、耐熱性、耐寒性、耐水性、耐化学薬品
性等にすぐれているので、高価で重量物である商品、製
品、物品、贈答品の包装用袋として好適である。本出願
人は、冠婚葬祭引出物包装用袋を従来より製造販売して
いるが、本発明の物品包装用袋は、特にこの分野の包装
用袋として、従来の高圧法による長鎖分岐型低密度エチ
レン系重合体のみを樹脂成分として用いたものに比べ、
上記のように非常に性質がすぐれており、画期的な効果
がある。従って、本発明は上記本発明の発泡チューブラ
ーフィルムから製造された冠婚葬祭引出物装用袋にも特
に関する。
【0029】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明の要旨を逸脱しない限り、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。 実施例1 発泡チューブラーフィルムの製造 高圧ラジカル重合法で製造された密度0.917g/m
l、メルトインデックス0.24g/10分の長鎖分岐
型低密度ポリエチレン系重合体(日本ユニカー製,商品
名:DFDJ−6775)100重量部、高圧ラジカル
重合法で製造された密度0.930g/ml、メルトイ
ンデックス0.5g/10分、酢酸ビニル含有量5重量
%のエチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製,
商品名:NUC−3050)40重量部、密度0.92
4g/ml、メルトインデックス0.9g/10分の直
鎖状低密度エチレン−ブテン−1共重合体(日本ユニカ
ー製,商品名:NUCG−5172)30重量部、およ
び化学発泡剤(上記長鎖分岐型低密度ポリエチレン系重
合体とアゾジカーボンアミドとのマスターバッチ)0.
8重量部をそれぞれが直径3mm、長さ3mmのペレッ
ト状態で計量自動供給機を通過させて、ペレットの混合
状態で下記のインフレーション成形機のホッパーに供給
し、下記の条件で発泡チューブラーフィルムを製造し
た: (1)押出装置:φ65mmのインフレーションフィル
ム製造装置(トミー機械工業製) (2)ダイ:φ200mm,ダイギャップ幅0.5m
m,押出温度175℃(トミー機械工業製) (3)冷却装置:シングルリップストレートおよびコニ
カルカラー付き (4)吐出量:50kg/時間 (5)ブロー比:2.3 (6)フロストライン:350mm (7)引取り速度:5m/分。
【0030】発泡チューブラーフィルムの評価 (1)フィルム折り径:700mm (2)フィルム厚さ:200μm (3)発泡倍率:1.3 (4)引張強度:縦方向160kg/cm2 横方向120kg/cm2 (ASTM D882に準拠して測定) (5)引裂強度:縦方向30kg/cm 横方向70kg/cm (ASTM D1004に準拠して測定) (6)伸び:縦方向470% 横方向480% (ASTM D882に準拠して測定) (7)耐突き刺し性:135g 〔NUC法に準拠して測定(インストロンタイプの押出
試験機を用い、1mmの針で押して突き刺し、破れたと
きの荷重を測定)〕 (8)ヒートシール強度:2.80kg/15mm (測定条件:温度160℃,シール幅5mm,シール時
間1秒,シール圧力1.0kg/cm2 ) (9)光沢:入射角45°の場合48で、良好である。 (10)表面平滑性:粗面になっておらず、平滑であ
る。 (11)衝撃強度:23kg・cm(打抜式インパクト
テスト,衝撃球1/2インチ使用) (12)柔軟性(曲げ弾性率):83kgf/mm
2(JIS K7203に準拠して測定)
【0031】包装用袋の製造およびその評価 上で製造した発泡チューブラーフィルムの長手方向に9
0°の角度で700mmの長さに切断し、非開口部の両
辺を深さ130mmにガゼット折りし、底部を箱形に折
込み、該底部のフィルムの重なり部を幅7mmでヒート
シールを行い、自立性をもった袋状物とし、上部はフィ
ルム幅50mm分を内側に折込み、該フィルムの重なり
部の中央(袋状物の正面およびその対向面の上部中央)
に直径10mmの穴を150mmの間隔で2ヶ所づつあ
け、そこに飾りひもを外側から内側に通し、ひもの両末
端を球結びにして、ひもが抜けないようにして手提げひ
もを取り付け、包装用袋を完成させた。これに重量7k
g、内容積12000cm3 の婚礼引出物を入れた。外
観は淡い黄色がかった乳白色であり、光沢があり、上品
な高級感を与えるものであり、手提げひもを手で持ち2
km運んだが、破袋することはなかった。
【0032】実施例2 発泡チューブラーフィルムの製造 高圧ラジカル重合法で製造された密度0.923g/m
l、メルトインデックス2.4g/10分の長鎖分岐型
低密度ポリエチレン系重合体(日本ユニカー製,商品
名:DFD−0111)100重量部、高圧ラジカル重
合法で製造された密度0.930g/ml、メルトイン
デックス0.5g/10分、酢酸ビニル含有量18重量
%のエチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製,
商品名:DQDJ−1868)60重量部、密度0.9
24g/ml、メルトインデックス0.9g/10分の
直鎖状低密度エチレン−ヘキセン−1共重合体(日本ユ
ニカー製,商品名:TUF−2069)40重量部、お
よび化学発泡剤(上記長鎖分岐型低密度ポリエチレン系
重合体とアゾジカーボンアミドとのマスターバッチ)
1.5重量部をそれぞれが直径3mm、長さ3mmのペ
レット状態で計量自動供給機を通過させて、ペレットの
混合状態で下記のインフレーション成形機のホッパーに
供給し、下記の条件で発泡チューブラーフィルムを製造
した: (1)押出装置:φ65mmのインフレーションフィル
ム製造装置(トミー機械工業製) (2)ダイ:φ200mm,ダイギャップ幅0.6m
m,押出温度190℃(トミー機械工業製) (3)冷却装置:シングルリップストレートおよびコニ
カルカラー付き (4)吐出量:40kg/時間 (5)ブロー比:2.5 (6)フロストライン:400mm (7)引取り速度:8m/分。
【0033】発泡チューブラーフィルムの評価 (1)フィルム折り径:700mm (2)フィルム厚さ:100μm (3)発泡倍率:1.4 (4)引張強度:縦方向193kg/cm2 横方向135kg/cm2 (ASTM D882に準拠して測定) (5)引裂強度:縦方向38kg/cm 横方向76kg/cm (ASTM D1004に準拠して測定) (6)伸び:縦方向530% 横方向510% (ASTM D882に準拠して測定) (7)耐突き刺し性:118g 〔NUC法に準拠して測定(インストロンタイプの押出
試験機を用い、1mmの針で押して突き刺し、破れたと
きの荷重を測定)〕 (8)ヒートシール強度:3.23kg/15mm (測定条件:温度160℃,シール幅5mm,シール時
間1秒,シール圧力1.0kg/cm2 ) (9)光沢:入射角45°の場合52で、良好である。 (10)表面平滑性:粗面になっておらず、平滑であ
る。 (11)衝撃強度:28kg・cm(打抜式インパクト
テスト,衝撃球1/2インチ使用) (12)柔軟性(曲げ弾性率):95kgf/mm
2(JIS K7203に準拠して測定)
【0034】包装用袋の製造およびその評価 上で製造した発泡チューブラーフィルムを用いて実施例
1と同様にして包装用袋を完成させた。これに重量10
kg、内容積8000cm3 の婚礼引出物を入れた。外
観は淡い黄色がかった乳白色であり、光沢があり、上品
な高級感を与えるものであり、手提げひもを手で持ち3
km運んだが、破袋することはなかった。
【0035】比較例1 実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体の量
を30重量部に代えた以外は実施例1と同様の実験を行
ったところ、均一な発泡チューブラーフィルムが得られ
ず、柔軟性、手触り感、ヒートシール強度、引張強度、
引裂強度、外観等が不十分だった。
【0036】比較例2 実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体の量
を80重量部に代えた以外は実施例1と同様の実験を行
ったところ、得られた発泡チューブラーフィルムの引張
強度、引裂強度が低下した。
【0037】比較例3 実施例1において、直鎖状低密度エチレン−ブテン−1
共重合体の量を60重量部に代えた以外は実施例1と同
様の実験を行ったところ、均一な発泡チューブラーフィ
ルムが得られず、柔軟性、手触り感、ヒートシール強
度、引張強度、引裂強度、外観等が不十分だった。
【0038】比較例4 実施例1において、直鎖状低密度エチレン−ブテン−1
共重合体の量を20重量部に代えた以外は実施例1と同
様の実験を行ったところ、得られた発泡チューブラーフ
ィルムの引張強度、引裂強度が低下した。
【0039】比較例5 実施例1において、長鎖分岐型低密度エチレン系重合体
を使用しなかった以外は実施例1と同様の実験を行った
ところ、発泡状態が非常に悪く、発泡倍率が1.05と
低く、フィルムの外観が悪く、商品とすることはできな
かった。
【0040】比較例6 実施例1において、ダイギャップ幅を0.3mmとした
以外は実施例1と同様の実験を行ったところ、加工速度
が低下し、また発泡チューブラーフィルムの外観が悪化
した。
【0041】比較例7 実施例1において、ダイギャップ幅を0.8mmとした
以外は実施例1と同様の実験を行ったところ、冷却不足
となり、発泡チューブラーフィルムの成形が困難となっ
た。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の発
泡チューブラーフィルムの製造方法は、それぞれ特定の
長鎖分岐型低密度エチレン系重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン
共重合体および化学発泡剤を特定比率で使用し、特定の
発泡インフレーション成形条件で行うことにより、柔軟
性、引張強度、引裂強度、伸び、耐衝撃強度、耐突き刺
し性にすぐれるばかりでなく、表面光沢性および表面平
滑性等に非常にすぐれる発泡チューブラーフィルムを高
い成形性での製造を可能とする。このため、本発明の方
法により得られる上記のすぐれた種々の特性を有する発
泡チューブラーフィルムから製造される物品包装用袋
は、外観が美麗で、高級感を与えるものであり、高価格
商品、贈答品、記念品、賞品、特に冠婚葬祭引出物等の
包装用袋として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−58440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 9/06 B29C 55/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ラジカル重合法で製造された密度
    0.917〜0.925g/ml、メルトインデックス
    0.1〜5g/10分の長鎖分岐型低密度エチレン系重
    合体100重量部、高圧ラジカル重合法で製造された酢
    酸ビニル含有量5〜25重量%、密度0.930〜0.
    950g/ml、メルトインデックス0.5〜5g/1
    0分のエチレン−酢酸ビニル共重合体40〜70重量
    部、密度0.915〜0.930g/ml、メルトイン
    デックス0.3〜3g/10分の直鎖状低密度エチレン
    −α−オレフィン共重合体30〜50重量部および分解
    温度130〜190℃の化学発泡剤0.1〜2重量部か
    らなる樹脂組成物を押出機に供給し、170〜190℃
    で溶融混練し、円形スリットを有するダイギャップ幅
    0.4〜0.6mmのダイより樹脂温度170〜190
    ℃で押出し、空気リングより吹き出す空気で冷却しつ
    つ、フィルム内部に空気を吹き込んでブロー比が1.5
    〜3.0、使用するダイの直径に対するフロストライン
    高さが1.5〜3.0倍、引取り速度が4〜15m/分
    でインフレーション成形を行うことからなる発泡チュー
    ブラーフィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法で製造された発泡倍
    率1.2〜1.4、厚さ30〜300μmの発泡チュー
    ブラーフィルム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発泡チューブラーフィル
    ムから製造された物品包装用袋。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の発泡チューブラーフィル
    ムから製造された冠婚葬祭引出物包装用袋。
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