JP3467918B2 - 固体撮像素子の製造方法及び固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子の製造方法及び固体撮像素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子の製
造方法及び固体撮像素子に関し、特に固体撮像素子にお
ける垂直転送レジスタから水平転送レジスタへの電荷転
送部の製造方法及び固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子において、素子全体の小型
化に伴って各部の寸法が縮小されている。その一例とし
て、固体撮像素子における垂直転送レジスタから水平転
送レジスタへ信号電荷を転送する電荷転送部(以下、V
‐H転送部と称する)のチャネル幅が縮小されている。
【0003】図8に従来のV‐H転送部の平面パターン
を、図9に図8のY‐Y′矢視断面構造をそれぞれ示
す。これらの図において、垂直転送レジスタ81は、シ
リコン基板82の表面側にN+型不純物をイオン注入す
ることによって形成されたチャネル83と、そのチャネ
ル83の上方にその転送方向において繰返し配列された
例えば4相の電極84-1〜84-4(図には、4相目の
電極84-4のみを示す)とから構成されている。
【0004】一方、水平転送レジスタ85は、シリコン
基板82の表面側にN+ 型不純物をイオン注入すること
によって形成されたチャネル86と、蓄積電極STおよ
び転送電極TRを対とし、チャネル86の上方にその転
送方向において繰返し配列された2相の電極対87-1,
87-2とから構成されている。これら電極対87-1,8
7-2において、図に一点鎖線で示す蓄積電極STは1層
目のポリシリコンによって形成され、図に二点鎖線で示
す転送電極TRは2層目のポリシリコンによって形成さ
れる。
【0005】また、1相目(φH1)の電極対87-1に
おける転送電極TRは、垂直転送レジスタ81のチャネ
ル83に沿って4相目(φV4)の電極84-4まで延在
している。そして、この転送電極TRのチャネル86か
らの延出部分TR′とその下のチャネル83により、垂
直転送レジスタ81から水平転送レジスタ85へ信号電
荷を転送するV‐H転送部88が構成されている。
【0006】上記構成のV‐H転送部88において、そ
のチャネル幅は、水平転送レジスタ85の1相目(φH
1)の電極対87-1の転送電極TRやチャネル83の加
工精度から決まる。すなわち、チャネル83は、1相目
(φH1)の電極対87-1の転送電極TRの延出部分T
R′との重ね合わせ加工精度を見込んで、当該延出部分
TR′の外側にはみ出さないように、転送電極TRの端
より内側に一定の距離(マージン)Aをおいて形成され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の固
体撮像素子では、V‐H転送部88のチャネル幅が水平
転送レジスタ85の1相目の電極対87-1の転送電極T
Rやチャネル83の加工精度から決まることから、その
加工精度を考慮すると、V‐H転送部88のチャネル幅
をあまり拡大できない。このような制限の下に、固体撮
像素子の小型化に伴って各部の寸法の縮小化が進められ
ると、V‐H転送部88のチャネル幅も縮小せざるを得
ない。しかしながら、V‐H転送部88のチャネル幅が
狭くなりすぎると、垂直転送レジスタ81から水平転送
レジスタ85への信号電荷の転送効率が悪化する。した
がって、固体撮像素子の小型化にも限界が生ずる。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、V‐H転送部の転送
効率を改善し、素子の小型化に寄与できるようにした固
体撮像素子の製造方法及び固体撮像素子を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像素
子の製造方法は、固体撮像素子における垂直転送レジス
タから水平転送レジスタへの電荷転送部の製造に際し、
先ず、第1導電型不純物のイオン注入により、形成予定
水平転送レジスタの転送電極の垂直転送レジスタ側へ
の延出部分の幅もしくはそれよりも広くなるように第1
導電型不純物領域を形成し、次いで垂直転送レジスタお
よび水平転送レジスタの各転送電極を形成し、しかる後
これら各転送電極に対してセルフアライメントにて第2
導電型不純物を注入することにより、前記水平転送レジ
スタの転送電極の延出部分の幅よりも広い部分における
前記第1導電型不純物を相殺して前記第1導電型不純物
領域の残った部分を垂直転送レジスタのチャネルと
る。本発明による固体撮像素子は、形成予定の水平転送
レジスタの転送電極の垂直転送レジスタ側への延出部分
の幅もしくはそれよりも広くなるように第1導電型不純
物をイオン注入した領域に、形成後の垂直転送レジスタ
および水平転送レジスタの各転送電極に対してセルフア
ライメントにて第2導電型不純物を注入することによ
り、前記水平転送レジスタの転送電極の延出部分の幅よ
りも広い部分における前記第1導電型不純物を相殺し、
相殺されずに残った部分をチャネルとする垂直転送レジ
スタを有する構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が
適用される例えばインターライン転送方式CCD固体撮
像素子の概略構成図である。図1において、入射光をそ
の光量に応じた電荷量の信号電荷に変換し、これを蓄積
する多数のフォトセンサ11が2次元配列され、これら
フォトセンサ11の垂直列ごとにCCDからなる複数本
の垂直転送レジスタ12が配されている。
【0011】これら垂直転送レジスタ12の転送先側の
端部にはV‐H転送部13が設けられ、さらにCCDか
らなる水平転送レジスタ14が配されている。水平転送
レジスタ14の転送先側の端部には、例えばフローティ
ング・ディフュージョン・アンプ構成の電荷検出部15
が設けられている。垂直転送レジスタ12は例えば4相
の転送パルスφV1〜φV4によって4相駆動され、水
平転送レジスタ14は例えば2相の転送パルスφH1,
φH2によって2相駆動される。
【0012】上記構成のCCD固体撮像素子において、
入射光は各フォトセンサ11で光電変換され、そこに蓄
積される。各フォトセンサ11に蓄積された信号電荷
は、図示せぬ読み出しゲート部を介して垂直転送レジス
タ12に読み出される。垂直転送レジスタ12は、各フ
ォトセンサ11から読み出された信号電荷を、1水平走
査期間のある特定の期間、例えば水平帰線期間中に1段
転送する。これにより、複数本の垂直転送レジスタ12
の信号電荷は、1ライン(1走査線)分ずつV‐H転送
部13を介して水平転送レジスタ4に転送される。この
1ライン分の信号電荷は、水平転送レジスタ14によっ
て順次水平転送され、さらに電荷検出部15で信号電圧
に変換されて出力される。
【0013】図2は、本発明に係るV‐H転送部3の周
辺の平面パターン図であり、図3にそのX‐X′矢視断
面構造を示す。これらの図において、垂直転送レジスタ
12は、シリコン基板21の表面側にN+ 型不純物をイ
オン注入することによって形成されたチャネル22と、
そのチャネル22の上方にその転送方向において繰返し
配列された4相(φV1〜φV4)の電極23-1〜23
-4(図2には、4相目(φV4)の電極23-4のみを示
す)とから構成されている。
【0014】一方、水平転送レジスタ14は、シリコン
基板21の表面側に第1導電型であるN+ 型の不純物を
イオン注入することによって形成されたチャネル24
と、蓄積電極STおよび転送電極TRを対とし、チャネ
ル24の上方にその転送方向において繰返し配列された
2相(φH1,φH2)の電極対25-1,25-2とから
構成されている。これら電極対25-1,25-2におい
て、図に一点鎖線で示す蓄積電極STは1層目のポリシ
リコンによって形成され、図に二点鎖線で示す転送電極
TRは2層目のポリシリコンによって形成される。
【0015】また、1相目(φH1)の電極対25-1に
おける転送電極TRは、垂直転送レジスタ12のチャネ
ル22に沿って4相目(φV4)の電極23-4まで延出
している。そして、この転送電極TRの延出部分TR′
とその下のチャネル22により、垂直転送レジスタ12
から水平転送レジスタ14へ信号電荷を転送するV‐H
転送部13が構成されている。そして、垂直転送レジス
タ12の4相目(φV4)の電極23-4、V‐H転送部
13の電極(転送電極TRの延出部分)TR′および水
平転送レジスタ14の電極対25-1,25-2によって囲
まれる領域26には、第2導電型であるP+ 型の不純物
がイオン注入されている。
【0016】次に、V‐H転送部13の周辺部分を製造
する際の手順について、図4の工程図にしたがって説明
する。先ず、図4において、シリコン基板21にN+
不純物をイオン注入し、水平転送レジスタ14の転送電
極TR(延出部分TR′)の幅もしくはそれよりも広い
チャネル幅の垂直転送レジスタ12のチャネル22を仮
に形成する(工程1)。続いて、基板21の表面にシリ
コン酸化膜(SiO2)27を形成し(工程2)、その上
にさらにポリシリコン層28を形成する(工程3)。次
いで、ポリシリコン層28の上に、レジスト29をV‐
H転送部13の電極24′および水平転送レジスタ14
の転送電極TRの形状にパターニングする(工程4)。
【0017】続いて、図5において、このレジスト29
をマスクとしてエッチング処理を行い、しかる後レジス
ト29を剥離する(工程5)。次に、既に形成されてい
る垂直転送レジスタ12の4相目の電極23-4、V‐H
転送部13の電極(転送電極TRの延出部分)TR′お
よび水平転送レジスタ14の電極対25-1,25-2の上
に、各電極の端よりも内側になるようにレジスト30を
塗布し(工程6)、次いでこのレジスト30および各電
極をマスクとしてP+ 型不純物をイオン注入する(工程
7)。そして、レジスト30を剥離する(工程8)。
【0018】上述したように、垂直転送レジスタ12の
チャネル22を形成する際に、そのチャネル22を先ず
水平転送レジスタ14の転送電極TRの延出部分TR′
の幅もしくはそれよりも広く形成し、次に垂直転送レジ
スタ12の4相目の電極23-4および水平転送レジスタ
14の電極対25-1,25-2を形成し、しかる後これら
電極に対してセルフアライメントにて電位障壁用のイオ
ン注入を行うことで、電極からはみ出したチャネル部分
のN+ 型不純物は、イオン注入されたP+ 型不純物によ
って相殺される。
【0019】これにより、最終的に形成されるチャネル
22は、電極(転送電極TRの延出部分)TR′の下の
みとなる。その結果、V‐H転送部13において、製造
時の合わせ精度のばらつきを見込む必要がなくなるた
め、その分だけチャネル22の幅を拡大できる。すなわ
ち、従来は、製造時の合わせ精度のばらつきを見込んで
2A分のマージン(図8を参照)を持たせる必要があっ
たが、本実施形態に係る製造方法によれば、この2A分
のマージンが不要となり、その分だけチャネル幅を拡大
できるため、V‐H転送の転送効率を改善できる。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態について、
図6の平面パターン図を用いて説明する。この第2の実
施形態は、水平転送レジスタ14のチャネル24にも適
用したものである。ここで、図2における水平転送レジ
スタ14に着目すると、この水平転送レジスタ14にお
いてもV‐H転送部13と同様に、チャネル24は1相
目(φH1)の蓄積電極STと2相目(φH2)の蓄積
電極STおよび転送電極TRとの重ね合わせ加工精度を
見込んで、電極の外側にはみ出さないように、電極の端
より内側に一定の距離(マージン)Bをおいて形成され
ている。
【0021】そこで、第2の実施形態では、第1の実施
形態と同様の製造過程において、水平転送レジスタ14
のチャネル24の形成時に、図6のC点(1相目(φH
1)の蓄積電極STおよび2相目(φH2)の蓄積電極
ST,転送電極TRの端)もしくはD点(垂直転送レジ
スタ12の4相目(φV4)の電極23-4の端)までの
間にチャネル24を作る。その後、水平転送レジスタ1
4の電極対25-1,25-2および垂直転送レジスタ12
の4相目の電極23-4を形成し、これら電極に対してセ
ルフアライメントにて電位障壁用のP+ 型不純物をイオ
ン注入する。
【0022】これによれば、V‐H転送部13における
チャネル22の電極TR′からはみ出した部分のN+
不純物とともに、水平転送レジスタ14におけるチャネ
ル24の電極対25-1,25-2からはみ出した部分のN
+ 型不純物が、P+ 型不純物のイオン注入によって相殺
される。したがって、V‐H転送部13のチャネル22
と共に水平転送レジスタ14のチャネル24も、電極対
25-1,25-2の下のみとなる。これにより、V‐H転
送部13のチャネル22のチャネル幅を広げることがで
きると同時に、垂直転送レジスタ12と水平転送レジス
タ14との間の距離を縮めることができるため、V‐H
転送部13の転送効率を第1の実施形態の場合によりも
さらに改善できる。
【0023】ところで、CCD固体撮像素子には、V‐
H転送部13の転送効率を上げるために、図7に示すよ
うに、V‐H転送部13の電極TR″、即ち水平転送レ
ジスタ14の1相目の電極対25-1における転送電極T
Rの延出部分TR″を幅広に形成した構成のものがあ
る。すなわち、V‐H転送部13の電極TR″を幅広に
形成することで、V‐H転送部13における製造時の合
わせ精度のばらつきに対するマージンを大きくとり、そ
の分だけチャネル幅を拡大することによってV‐H転送
の転送効率を改善するというものである。
【0024】本発明の第1,第2の実施形態は、上記構
成のCCD固体撮像素子にも適用可能であり、第1,第
2の実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
この場合の製造工程は、第1,第2の実施形態の場合と
同じである。すなわち、垂直転送レジスタ12のチャネ
ル22を電極TR″の一端(図7の場合には、左側の
端)からはみだした状態で形成するとともに、水平転送
レジスタ14のチャネル24を電極対25-1,25-2の
端からはみ出した状態で形成し、その後水平転送レジス
タ14の電極対25-1,25-2(V‐H転送部13の電
極TR″を含む)および垂直転送レジスタ12の4相目
の電極23-4を形成し、これら電極に対してセルフアラ
イメントにて電位障壁用のP+ 型不純物をイオン注入す
る。
【0025】ただし、この場合には、V‐H転送部13
の電極TR″が幅広に形成されていることから、チャネ
ル22は電極TR″の一端に寄った形で形成されるた
め、チャネル22と電極TR″の他端との間には電位障
壁用のP+ 型不純物がイオン注入されないことになる
が、この部分はV‐H転送部13の転送効率に何ら悪影
響を及ぼすものではない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
V‐H転送部の製造に際し、先ず、第1導電型不純物の
イオン注入により、形成予定の水平転送レジスタの転送
電極の垂直転送レジスタ側への延出部分の幅もしくはそ
れよりも広くなるように第1導電型不純物領域を形成
し、次いで垂直転送レジスタおよび水平転送レジスタの
各転送電極を形成し、しかる後これら各転送電極に対し
てセルフアライメントにて第2導電型不純物を注入する
ことにより、前記水平転送レジスタの転送電極の延出部
分の幅よりも広い部分における前記第1導電型不純物を
相殺して前記第1導電型不純物領域の残った部分を垂直
転送レジスタのチャネルとするようにしたことにより、
チャネルと電極の重ね合わせ加工精度を考慮しなくて済
み、電極の端までチャネルの配置が可能となるので、V
‐H転送部の転送効率を改善でき、しかもそれに伴って
固体撮像素子の小型化に寄与できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインターライン転送方式C
CD固体撮像素子の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る平面パターン図
である。
【図3】図2のX‐X′矢視断面構造図である。
【図4】第1の実施形態に係る製造工程を示す工程図
(その1)である。
【図5】第1の実施形態に係る製造工程を示す工程図
(その2)である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る平面パターン図
である。
【図7】本発明の他の適用例を示す平面パターン図であ
る。
【図8】従来例を示す平面パターン図である。
【図9】図8のY‐Y′矢視断面構造図である。
【符号の説明】
11 フォトセンサ 12 垂直転送レジスタ 13 V‐H転送部 14 水平転送レジスタ 22,24 チャネル

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子における垂直転送レジスタ
    から水平転送レジスタへの電荷転送部の製造に際し、 先ず、第1導電型不純物のイオン注入により、形成予定
    水平転送レジスタの転送電極の垂直転送レジスタ側へ
    の延出部分の幅もしくはそれよりも広くなるように第1
    導電型不純物領域を形成し、 次いで垂直転送レジスタおよび水平転送レジスタの各転
    電極を形成し、 しかる後これら各転送電極に対してセルフアライメント
    にて第2導電型不純物を注入することにより、前記水平
    転送レジスタの転送電極の延出部分の幅よりも広い部分
    における前記第1導電型不純物を相殺して前記第1導電
    型不純物領域の残った部分を垂直転送レジスタのチャネ
    ルとすることを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1導電型不純物をイオン注入する
    際に、形成予定の水平転送レジスタのチャネルを、当該
    形成予定の水平転送レジスタの転送電極から形成予定の
    垂直転送レジスタの最終段電極までの間に形成すること
    を特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 形成予定の水平転送レジスタの転送電極
    の垂直転送レジスタ側への延出部分の幅もしくはそれよ
    りも広くなるように第1導電型不純物をイオン注入した
    領域に、形成後の垂直転送レジスタおよび水平転送レジ
    スタの各転送電極に対してセルフアライメントにて第2
    導電型不純物を注入することにより、前記水平転送レジ
    スタの転送電極の延出部分の幅よりも広い部分における
    前記第1導電型不純物を相殺し、相殺されずに残った部
    分をチャネルとする垂直転送レジスタを有することを特
    徴とする固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 形成予定の水平転送レジスタの転送電極
    から形成予定の垂直転送レジスタの最終段電極までの間
    にも前記第1導電型不純物をイオン注入し、形成後の垂
    直転送レジスタおよび水平転送レジスタの各転送電極に
    対してセルフアライメントにて第2導電型不純物を注入
    することにより、形成後の水平転送レジスタの転送電極
    から形成後の垂直転送レジスタの最終段電極までの間に
    おける前記第1導電型不純物を相殺し、相殺されずに残
    った部分をチャネルとする水平転送レジスタを有する
    とを特徴とする請求項3記載の固体撮像素子。
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