JP3465517B2 - ガス絶縁機器 - Google Patents

ガス絶縁機器

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JP3465517B2
JP3465517B2 JP03005897A JP3005897A JP3465517B2 JP 3465517 B2 JP3465517 B2 JP 3465517B2 JP 03005897 A JP03005897 A JP 03005897A JP 3005897 A JP3005897 A JP 3005897A JP 3465517 B2 JP3465517 B2 JP 3465517B2
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大輔 海老澤
博 小沢
和彦 高橋
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G5/00Installations of bus-bars
    • H02G5/06Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
    • H02G5/066Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
    • H02G5/068Devices for maintaining distance between conductor and enclosure being part of the junction between two enclosures

Landscapes

  • Installation Of Bus-Bars (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁機器に係わ
り、特に導体支持スペースと導体との取付けを容易にす
るのに好適なガス絶縁機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガス絶縁機器における導体の取付
構造としては、導体支持スペーサに埋め込まれた導体の
両端面にタップを切り、導体の端部にボルト用の貫通穴
をあけた形状の導体を溶接してボルト用の貫通穴にボル
トを通して取付けるのが一般的である。この際の集電方
法としては、多数のセグメントを導体が挿入できるよう
に放射状に並べ、それらを外周から抑え込む構造の集電
子を導体と導体との接続部に取付けて集電していた。
【0003】又、特開平5−191912 号公報,特開昭55−
166410号公報に記載のように、絶縁スペーサと接続導体
との接続方法として、絶縁スペーサと円筒状の接続導体
をその間に設けたスプリング状の接触子を介して挿入し
て接続するもの、絶縁スペーサに設けられた埋金の先端
外周面に摺動子を設け、この埋金に挿入する導体接続部
の内面に溝を設けているものがある。フランジ等で区画
スペーサの外周部を覆い、溶接により区画スペーサを取
付けているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記導体支持スペーサ
と接続導体とをボルト用の貫通穴にボルトを通して取付
ける従来の技術は、取付け構造が複雑なものであり、取
付け構造の簡素化や部品点数の低減について配慮されて
おらず、組立て作業に時間を要していた。また、通電時
に集電する集電子の構造は、円環状導体の外径より外径
が大きくなるため、ガスを封入する容器の内面との絶縁
距離が短くなってしまい、絶縁性能上からの理由で機器
の小型化の妨げとなっていた。
【0005】特開平5−191912号公報,特開昭5
5−166410号公報に記載の従来の技術は、導体支
持スペーサと接続導体との取付け構造について簡素化す
ることや導体の振動や異物の発生による容器内への侵入
を防止することについては配慮されているものではある
が、組立て作業性向上については十分配慮されていない
ものであった。
【0006】本発明の目的は、構造を簡素化できること
は勿論、導体の振動低減や異物の容器内への侵入を防止
でき、作業性向上を図ったガス絶縁機器を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明のガス絶縁機器は、絶縁性のガスを封入した
容器内に配置された円筒状導体を支持する導体支持スペ
ーサと、該導体支持スペーサを固定支持する前記容器に
設けられたフランジ部とを備え、前記導体支持スペーサ
の中央部には、該導体支持スペーサの両側に導体が設け
られ、この導体に前記円筒状導体の内面が嵌合され、か
前記導体支持スペーサに設けられた導体に2つの溝が
設けられるものであって、該2つの溝のうち前記導体支
持スペーサに近い側の溝にパッキングを、他の1つの溝
に集電子を装着すると共に、前記導体支持スペーサに設
けられた導体は、導体支持スペーサに近い側は径が小さ
く形成され、導体支持スペーサから離れるに従って円筒
状導体と隙間を有して嵌合する円筒部分と、先細に形成
された先端部分が形成されたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1及
び図2を用いて説明する。図1は、本実施例のガス絶縁
機器の縦断面図、図2は、導体支持スペーサ部分を拡大
して示した縦断面図である。
【0009】図1に示すように、本実施例のガス絶縁機
器は、主として例えばアルミニウム製の容器1の中央部
に配置された円筒状導体2と、円筒状導体2を支持する
導体支持スペーサ3と、この導体支持スペーサ3を取付
けるためのフランジ部9とによって構成されている。フ
ランジ部9は、導体支持スペーサ3を取付ける位置で
は、別々の容器1を突合わせるようになっており、それ
ぞれの容器1の突合わせ部分はフランジ9a,9bが、
このフランジ9a,9bの内径側に凹部が形成されてシ
ールするようになっている。
【0010】導体支持スペーサ3の中央部には、導体支
持スペーサ3の両側に、導体支持スペーサ3に埋込まれ
た導体4が設けられており、円筒状導体2の内面側に挿
入される形状に形成されている。この導体4は、図2に
示すように、導体支持スペーサ3に近い側は径が小さく
形成され、導体支持スペーサ3から離れるに従って円筒
状導体2と隙間を有して嵌合する円筒部分と先細に形成
された先端部分が形成されている。円筒部分には、軸方
向に沿って2つの溝が形成されており、導体支持スペー
サ3に近い側の溝には、パッキング6が、他の1つの溝
にはリング状に形成された集電子5が装着されるように
なっている。
【0011】円筒状導体2は、容器1のフランジ部9に
より固定された導体支持スペーサ3の導体4に集電子5
とパッキング6を装着した後に挿入されて嵌合される
が、このとき、導体4の端面と円筒状導体2の端面との
間には、隙間7が形成されるようになっている。この隙
間は、導体4や円筒状導体2が熱膨張によって最大に伸
びたとしても集電子5及びパッキング6が抜けないよう
に設定されている。このようにして、導体支持スペーサ
3と円筒状導体2とを接続し、同様にして次の導体支持
スペーサ3と円筒状導体2を接続することによって、ガ
ス絶縁機器を構成している。
【0012】このような構成とすることにより、導体支
持スペーサ3から離れるに従って円筒状導体2と隙間を
有して嵌合する円筒部分と、先細に形成された先端部分
が形成された導体4をガイドとして挿入することによ
り、両端の導体4で円筒状導体2を支持しているので、
円筒状導体2の取付け構造が簡単になり、部品点数が少
なく、組立て作業性が向上する。又、通電時には円筒状
導体2の内面側にリング状に取付けられた集電子5で
集電できるので、集電構造の部品点数が少なくなり、作
業性の向上が図れる。又、集電子5を円筒状導体2の内
面側に設けているので、円筒状導体2の外径より大きく
なることがなく、容器1の外径を小さくしても容器1と
の絶縁距離が確保できる。又、導体4にパッキング6を
装着しているので、円筒状導体2の振動を防振する効果
がある。又、円筒状導体2と集電子5との間で摺動によ
り異物が発生する可能性があるが、パッキング6を導体
4の導体支持スペーサ3に近い側に設けているので、円
筒状導体2の内面側に残り、異物が容器1内に落下する
ことがなくなり、絶縁性能低下に影響する異物の発生を
防止する効果がある。又、円筒状導体2の端面と導体4
の端面との間に隙間を設けているので、ガス絶縁機器の
運転中にこの隙間を円筒状導体2が移動してもよく、通
電や外気気温の変化により導体4、円筒状導体2に熱膨
張等が生じても吸収することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品点数を低減して、構造の簡素化が図れ、導体支持ス
ペーサから離れるに従って円筒状導体と隙間を有して嵌
合する円筒部分と、先細に形成された先端部分が形成さ
れた導体を、円筒状導体のガイドとして挿入することに
より、組立て作業性を向上、容器の外径を小さくしても
容器と円筒状導体との絶縁距離を確保できる他、集電子
の摺動により異物が発生しても容器内に異物が落下する
ことのないガス絶縁機器を提供できる。又、導体にパッ
キングを装着しているので、円筒状導体の振動を防振す
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるガス絶縁機器の縦断面
図である。
【図2】図1の導体支持スペーサ部分を拡大して示した
縦断面図である。
【符号の説明】
1…容器、2…円筒状導体、3…導体支持スペーサ、4
…導体、5…集電子、6…パッキング、7…隙間、9…
フランジ部。
フロントページの続き (72)発明者 津々楽 佳一 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社 日立製作所 国分工場内 (56)参考文献 特開 昭61−273107(JP,A) 特開 昭62−77811(JP,A) 特開 昭55−166410(JP,A) 特開 昭63−69413(JP,A) 特開 昭63−73818(JP,A) 特開 昭63−181612(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 5/06 351 H02B 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性のガスを封入した容器内に配置され
    た円筒状導体を支持する導体支持スペーサと、該導体支
    持スペーサを固定支持する前記容器に設けられたフラン
    ジ部とを備え、前記導体支持スペーサの中央部には、該
    導体支持スペーサの両側に導体が設けられ、この導体に
    前記円筒状導体の内面が嵌合され、かつ前記導体支持ス
    ペーサに設けられた導体に2つの溝が設けられるもので
    あって、該2つの溝のうち前記導体支持スペーサに近い
    側の溝にパッキングを、他の1つの溝に集電子を装着す
    ると共に、前記導体支持スペーサに設けられた導体は、
    導体支持スペーサに近い側は径が小さく形成され、導体
    支持スペーサから離れるに従って円筒状導体と隙間を有
    して嵌合する円筒部分と、先細に形成された先端部分が
    形成されていることを特徴とするガス絶縁機器。
  2. 【請求項2】前記集電子がリング状に取付けられるもの
    である請求項1に記載のガス絶縁機器。
  3. 【請求項3】前記円筒状導体が隣接する導体支持スペー
    サにより両端を支持されるものである請求項1に記載の
    ガス絶縁機器。
  4. 【請求項4】前記導体の端面と前記円筒状導体の端面と
    の間に隙間を形成した請求項1に記載のガス絶縁機器。
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