JP3465410B2 - レンズ鏡筒およびレンズ系の偏芯調整方法 - Google Patents

レンズ鏡筒およびレンズ系の偏芯調整方法

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JP3465410B2
JP3465410B2 JP13054495A JP13054495A JP3465410B2 JP 3465410 B2 JP3465410 B2 JP 3465410B2 JP 13054495 A JP13054495 A JP 13054495A JP 13054495 A JP13054495 A JP 13054495A JP 3465410 B2 JP3465410 B2 JP 3465410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1レンズ群と第2レ
ンズ群の偏芯調整を行うことが可能なレンズ鏡筒、およ
び、レンズ系の偏芯調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズの偏芯調整の方法として、
実開平5−36410号公報に記載されるように、レン
ズ外径とレンズ保持部材の内周面に適当なガタを設けて
おいて、保持部材の外周方向から複数の調整ねじでレン
ズの外径部分に当接させることで、複数のレンズの偏芯
調整を行う機構がある。また、特開平6−265766
号公報に記載されるように、第1、第2のレンズ系を透
過する平行光を利用して、結像性能を画像処理すること
で調芯の補正量を求め、一方のレンズ系を直接調整治具
で補正量分だけ調整し、接着する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術において、実開平5−36410号公報記載の調整ね
じ方式では、レンズを直接押す構造のため、調整によっ
てレンズの胴付き面の反対の面ににタオレが発生してし
まうばかりでなく、レンズ調整の間は、押え環を緩めて
おいて、調整後に締め直すことになるので、押え環を締
める際にレンズが動いてしまう可能性が高い。
【0004】また、特開平6−265766号公報に記
載されるように、第1、第2のレンズ系を透過する平行
光を利用して、結像性能を画像処理することで調芯の補
正量を求め、一方のレンズ系を直接調整治具で補正量分
だけ調整し、接着する方法方法は、調整しようとするレ
ンズを直接調整治具で動かすことが可能な場合のみ可能
であり、レンズ系が複数のレンズで構成されているよう
な場合は調整困難である。
【0005】また、従来の技術では、いずれも、生産さ
れたすべてのレンズ系について、偏芯調整を行なうこと
を前提としている。そのため、調整のための手間がかか
るという問題がある。
【0006】ところで、レンズによっては、必ずしも偏
芯調整を行わなくても部品精度で、レンズ性能を確保で
きる場合が多い。部品公差のばらつきで100%の良品
確保が困難な場合でも、不良品のみ偏芯調整などを行っ
て良品を確保すれば良い場合がある。しかし、従来の技
術では、このような考え方はまったく考慮されていなか
った。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、第1
レンズ群と第2レンズ群の偏芯調整を精度良く行うこと
ができるレンズ鏡筒の構造を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、第1レンズ群
と第2レンズ群の偏芯調整を精度良く行うことができる
レンズ系の偏芯調整を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の一態様によれば、第1のレンズ群と第2の
レンズ群とを有するレンズ鏡筒において、第1のレンズ
群を保持する第1保持部材と、第2のレンズ群を保持す
る第2保持部材とを備え、第1保持部材と第2保持部材
とは、一方が他方に同軸に嵌合するための嵌合部を有
し、嵌合部は、外側の嵌合部材の内周に、内向きに突出
する内向き突出部を、内側の嵌合部材の外周に、外向き
に突出する外向き突出部を、それぞれ有し、かつ、内側
嵌合部材と外側嵌合部材とは、内向き突出部の先端と外
向き突出部の先端とが当接する位置にあるときには半径
方向に遊びがなく、内向き突出部の先端と外向き突出部
の先端とが当接する位置にないときには半径方向に遊び
を持つ構造を有することを特徴とするレンズ鏡筒が提供
される。
【0010】ここで、内向き突出部と外向き突出部と
は、対応する角度位置に複数設けられることができる。
【0011】また、第1保持部材と第2保持部材とは、
一方が他方に同軸に嵌合した状態で、接着剤で固定され
ることができる。
【0012】さらに、第1保持部材および第2保持部材
は、互いに光軸方向に当接する当接面をそれぞれ有し、
かつ、それらの当接面の一方には、凹部が設けられ、凹
部には、第1保持部材と第2保持部材とを接着するため
の接着剤が充填される構造とすることができる。この場
合、凹部は、第1の凹部と第2の凹部の2種が設けられ
る。
【0013】第1保持部材および第2保持部材は、それ
らの一方がフランジを有し、それらの他方が、前記フラ
ンジと当接する筒状の開口端を有し、この開口端の端面
と前記フランジの一方の面とがそれぞれ当接面を構成す
るように設けることができる。この場合、前記開口端の
端面に、第1の凹部が設けられ、前記フランジには、当
接したとき第1の凹部に対向する位置に、貫通孔を有
し、前記開口端の端面の外周側に、第2の凹部が設けら
れる構造とすることができる。
【0014】なお、第1の凹部には、例えば、短時間硬
化型の第1の接着剤を充填し、第2の凹部には、例え
ば、短時間硬化型ではない第2の接着剤が充填すること
ができる。
【0015】また、本発明の他の態様によれば、第1の
レンズ群を保持する第1保持部材と、第2のレンズ群を
保持する第2保持部材とを備え、第1保持部材と第2保
持部材とは、一方が他方に同軸に嵌合するするための嵌
合部を有し、嵌合部は、外側の嵌合部材の内周に、内向
きに突出する内向き突出部を、内側の嵌合部材の外周
に、外向きに突出する外向き突出部を、それぞれ有し、
かつ、内側嵌合部材と外側嵌合部材とは、内向き突出部
の先端と外向き突出部の先端とが当接する位置にあると
きには半径方向に遊びがなく、内向き突出部の先端と外
向き突出部の先端とが当接する位置にないときには半径
方向に遊びを持つ構造を有するレンズ系の偏芯調整方法
であって、嵌合部において、内向き突出部の先端と外向
き突出部の先端とが当接する位置にあるように、第1保
持部材と第2保持部材とを嵌合させた状態で、第1のレ
ンズ群と第2のレンズ群との光軸の偏芯の有無を検出
し、偏芯がない場合には、この状態で第1保持部材と第
2保持部材とを接着剤で固定し、偏芯がある場合には、
第1保持部材と第2保持部材のうち、一方のレンズ群を
固定し、当該他方のレンズ群の保持部材を固定されたレ
ンズ群の光軸と直交する方向に変位させて、固定された
レンズ群と他方のレンズ群の光軸を一致させ、この状態
で第1保持部材と第2保持部材とを接着剤で固定するこ
とを特徴とするレンズ系の偏芯調整方法が提供される。
【0016】
【作用】第1保持部材と第2保持部材とは、それらの嵌
合部で同軸となるように嵌合される。この際、第1保持
部材と第2保持部材とは、嵌合部において、内向き突出
部の先端と外向き突出部の先端とが当接する位置にある
ように嵌合させる。この状態では、内向き突出部の先端
と外向き突出部の先端とが当接しているので、第1保持
部材と第2保持部材とが固定的に嵌合した状態となって
いる。
【0017】この状態で、第1のレンズ群と第2のレン
ズ群との光軸の偏芯の有無が検出される。偏芯の有無検
出は、例えば、後述する実施例で用いられ方法がある。
ここで、偏芯がない場合には、この状態で第1保持部材
と第2保持部材とを接着剤で固定する。
【0018】一方、偏芯がある場合には、偏芯がある場
合には、第1保持部材と第2保持部材の一方を回転させ
て、内向き突出部の先端と外向き突出部の先端とが当接
しないようにする。これにより、嵌合部の内周側と外周
側との間に、遊び(クリアランス)ができる。そこで、
第1保持部材と第2保持部材のうち、一方のレンズ群を
固定し、当該他方のレンズ群の保持部材を固定されたレ
ンズ群の光軸と直交する方向に変位させて、固定された
レンズ群と他方のレンズ群の光軸を一致させる。そし
て、この状態で第1保持部材と第2保持部材とを接着剤
で固定する。
【0019】このように、それぞれの保持部材に設けた
位置が対応する嵌合突起が、嵌合する状態をデフォルト
とし、嵌合突起が嵌合した状態でレンズ群の特定の面ど
うしが精度上問題なければ、偏芯調整を行なうことな
く、相互の保持部材を接着剤で固定できる。従って、必
要のない調整を省くことができて、全体として、手間の
かかる偏芯調整を減らすことができる。一方、偏芯精度
に入っていなければ、一方の保持部材を所定量回転し、
突起の位置をずらすことで、相互の保持部材の調整が可
能になる。
【0020】偏芯調整は、第1保持部材と第2保持部材
のうち、一方のレンズ群を固定し、当該他方のレンズ群
の保持部材を固定されたレンズ群の光軸と直交する方向
に変位させて、固定されたレンズ群と他方のレンズ群の
光軸を一致させることにより行なう。具体的には、それ
ぞれのレンズ系内の同一方向の曲率半径中心を有するレ
ンズ面を用いて調整するので、精度の高い調整が可能で
ある。また、第1のレンズ群を保持する保持部材と、第
2のレンズ群を保持する保持部材のどちらかを偏芯調整
の際に動かすので、レンズ系のタオレの悪化が生じな
い。偏芯だけを直接調整可能である。
【0021】第1保持部材と第2保持部材とは、接着剤
で固定される。そのため、第1保持部材および第2保持
部材は、互いに光軸方向に当接する当接面をそれぞれ有
し、かつ、それらの当接面の一方には、凹部が設けられ
ている。この凹部には、第1保持部材と第2保持部材と
を接着するための接着剤が充填される。凹部は、例え
ば、2種類設けられ、一方に、短時間硬化型の接着剤が
充填され、他方に、短時間硬化型ではない接着剤が充填
される。具体的には、光軸を一致させる調整を行なった
後、この状態で、短時間硬化型の接着剤で、第1保持部
材と第2保持部材とを仮固定し、さらに、短時間硬化型
ではない接着剤で、第1保持部材と第2保持部材とを固
定する。
【0022】このように、接着剤により第1保持部材と
第2保持部材とを固定することにより、調整後に、それ
らの部材の相対位置関係が変化しないですむ利点があ
る。特に、短時間硬化型の接着剤を用いることにより、
短時間に、第1保持部材と第2保持部材とを固定するこ
とができるので、光軸調整した状態を精度よく保持でき
る。また、短時間硬化型でない接着剤を用いることによ
り、強固に固定することができる。この場合、第1保持
部材と第2保持部材とは、短時間硬化型接着剤で固定さ
れているので、短時間硬化型でない接着剤の硬化の過程
で生じる変形による第1保持部材と第2保持部材との位
置関係の変化の発生が抑圧される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。実
施例の説明に当たり、まず、レンズ鏡筒の構造の概要を
説明し、ついで、レンズ群L2およびL3の保持構造に
ついて説明し、その後、レンズ鏡筒と全体の構造および
動作について説明する。
【0024】図2は、本発明の実施例のレンズ鏡筒の断
面図である。本発明のレンズ鏡筒は、図2に示すよう
に、図示されていないカメラボディのメスマウントに装
着するためのオス側の固定マウント1と、固定マウント
1と一体の固定部2と、光軸方向に回転させることでズ
ーミングを行なうズーム環3と、組立調整後にズーム環
3と一体に回転するようにズーム環3に固定される調整
部材4と、レンズ群L1、L2、L3の移動を制御する
カム機構を構成するカム環5と、カム環5に連動してレ
ンズ群L1をズーム移動させるオスヘリコイド部材6
と、レンズ群L1の保持枠7と、図示されていない駆動
ギアによって光軸回りに回転する駆動環8と、固定部2
にビス12で位置決めされ固定される直進連動キー10
と、レンズ群L2を保持する保持部材50と、レンズ群
L3を保持する保持部材11とを有する。
【0025】次に、レンズ群L2およびL3の保持構造
について、図1を参照して説明する。図1は、レンズ群
L2およびL3の保持構造を示す断面図である。
【0026】図1に示すように、レンズ群L2とレンズ
群L3とを保持する構造体は、レンズ群L2を保持する
第1保持部材50と、レンズ群L3を保持する第2保持
部材11とを備える。また、レンズ群L2は、レンズG
4およびG5とで構成される。レンズ群L3は、レンズ
G6およびG7とで構成される。レンズ群L2とレンズ
群L3とは、同一方向の曲率半径中心を有するレンズ面
(G5R1面とG6R2面)がそれぞれのレンズ群内に
少なくとも一面存在する構成となっている。これらの面
は、後述する光軸調整の際に用いられる。
【0027】第2保持部材11は、レンズG6およびG
7を保持するためのレンズ保持部111と、それより大
きな径を持ち、第1保持部材50と連結するための連結
部113と、レンズ保持部111および連結部113を
一体的に連結するフランジ部112とを有する。レンズ
G6は、レンズ保持部111に直接装着され、レンズG
7は、固定部材21を介して保持される。固定部材21
は、筒状に形成され、その一端側にレンズ7を保持して
いる。また、この固定部材21は、外周にねじが刻んで
あり、レンズ保持部111の内周に刻まれているねじと
螺合する。
【0028】連結部113は、その外周において、カム
環5に係合すると共に、カム環5に保持される。また、
連結部113の端部には、第1保持部材50と互いに光
軸方向に当接する当接面として機能機能する開口端面1
1fを有する。この開口端面11fには、2種類の凹部
が設けられている。すなわち、第1の凹部として、凹溝
11dが設けられている。凹溝11dは、例えば、深さ
が約0.03〜0.05mm、長さが約4mm、幅が約
2mm程度である。本実施例では、この凹溝11dは、
図4(B)に示すように、開口端面11fの120度間
隔で3か所に設けられている。また、第2の凹部とし
て、凹溝11dに比べて、軸方向に深く、かつ、周方向
に長く切り欠かれた切欠き部11cが設けられている。
切欠き部11cは、例えば、深さが約1mm、長さが約
20mm、幅が約1.5mm程度である。この切欠き部
11cは、本実施例では、開口端面11fの2か所に設
けられている。もちろん、これらの凹溝11dおよび切
欠き部11cの形状、構造、大きさおよび配置は、一例
に過ぎない。なお、切欠き部11cが、溝ではなく、外
周面に壁面を有しない構造、すなわち、段状となってい
る理由は、外周側から接着剤を注入できるようにするた
めである。従って、接着剤の注入が可能であれば、他の
構造とすることもできる。
【0029】第1保持部材50は、レンズG4およびG
5を保持するレンズ保持部501と、レンズ保持部50
1と一体に設けられて、内側にあるレンズ保持部501
を支持すると共に、連結部113の内側に嵌合する筒状
体502と、この筒状体502の先端側に一体に設けら
れたフランジ部503とを有する。
【0030】フランジ部503は、保持部材11の連結
部113に接着剤で固定するための部分である。そし
て、フランジ部503の裏面50fは、開口端面11f
と互いに光軸方向に当接する当接面として機能する。ま
た、フランジ部503には、貫通孔50aが設けられて
いる。この貫通孔50aは、図1、図4(A)および
(B)に示すように、凹溝11dの位置に対応して設け
られる。
【0031】上記連結部113と筒状体502とは、第
1保持部材と第2保持部材とは、一方が他方に同軸に嵌
合するするための嵌合部を構成する。すなわち、連結部
113が外側の嵌合部材となり、筒状体502が内側の
嵌合部材となって、両者が嵌合部を構成する。外側の嵌
合部材(113)の内周には、図4(B)、図8および
図9に示すように、内向きに突出する内向き突出部11
eが設けられている。また、内側の嵌合部材(502)
の外周には、図4(C)、図7、図8および図9に示す
ように、外向きに突出する外向き突出部50cが設けら
れている。内向き突出部11eと外向き突出部50cと
は、対応する角度位置に複数設けられている。本実施例
では、120度間隔に3個設けられている。もちろん、
これに限定されない。
【0032】また、連結部113と筒状体502とは、
内向き突出部11eと外向き突出部50cの先端どうし
が当接する位置にあるとき(デフォルト状態)には半径
方向に遊びがなく、内向き突出部11eの先端と外向き
突出部50cの先端とが当接する位置にないときには半
径方向に遊びを持つ構造を有する。すなわち、筒状体5
02の外径と連結部113の内径とは、それぞれ突出部
の突出高さを除いた場合、前者の外径が後者の内径よ
り、2c小さい。すなわち、筒状体502の外周と連結
部113の内周との間に、cの間隙が存在する。従っ
て、内向き突出部11eと外向き突出部50cの突出高
さは、それらを等しく設定すると、それぞれcの1/2
となる。すなわち、遊び(クリアランス)cの範囲で、
偏芯調整が可能となる。このcは、本実施例では、例え
ば、約0.1mmである。
【0033】具体的には、図8に示す状態では、内向き
突出部11eの先端と外向き突出部50cの先端とが当
接する位置にあるので、連結部113と筒状体502と
は、固定状態にある。一方、図9に示す状態では、内向
き突出部11eの先端と外向き突出部50cの先端とが
当接する位置にないので、連結部113と筒状体502
とは、遊び(クリアランス)cの範囲で、変位可能であ
る。従って、図8の状態をデフォルトとして、まず、こ
のデフォルト状態で偏芯の有無を調べる。偏芯が許容範
囲内であれば、偏芯調整することなく、保持部材50と
11とを固定する。一方、偏芯が許容範囲を超えていれ
ば、図7および図9に示すように、保持部材50を反時
計方向に回動させて、突出部11eと50cとの当接を
外して、偏芯調整可能とする。そして、後述するように
偏芯調整を行なった後、保持部材50と11とを固定す
る。
【0034】次に、保持部材50と11の固定について
述べる。固定は、2種類の接着剤を用いて行なわれる。
すなわち、瞬間接着剤と呼ばれる短時間硬化型接着剤、
例えば、エチルシアノアクリレート系の接着剤と、短時
間硬化型ではない接着剤、例えば、エポキシ系の2次接
着剤とが用いられる。凹溝11dには、貫通孔50aを
介して、短時間硬化タイプの接着剤101が滴下され
る。切欠き部11cには、エポキシ系の2次接着剤10
0充填される。これにより、短時間硬化タイプの接着剤
101で偏芯調整後の仮止めを確実に行う。また、2次
接着剤が硬化する際に、第1保持部材50と第2保持部
材11とが、2次接着剤100の硬化に伴って動かない
ようにしている。そして、エポキシ系の2次接着剤10
0で、レンズ組立後の強度を保持することができる。
【0035】次に、レンズ系の偏芯調整方法について説
明する。本発明のレンズ系どうしの偏芯調整は、反射偏
芯測定法を応用したものである。第3図は、レンズ系の
偏芯調整の原理説明図である。
【0036】それぞれのレンズ群の中に同一方向の曲率
半径中心を有するレンズ面同士G5R1面、G6R2面
がある。この2面は、相互の偏芯精度が要求され、本発
明の実施例に関わる光学系では、相互の偏芯精度が0.
01mm以内の精度におさめる必要がある。反射偏芯測
定法は、測定する面(G5R1面、G6R2面)の曲率
半径中心にコリメーターレンズによって指標を投影し、
その反射像のずれ位置を調べる方法である。レンズ群L
2のG5R1面の反射像(P1)と、レンズ群L3のG
6R2面の反射像(P2)を同時にモニターする。P2
を基準としてP1を合わせることにより芯が出たと判断
する。本発明レンズの偏芯調整では、2個の光源(不図
示)を用いて、観察する2面の反射像をそれぞれ作り出
し、同一面に結像させる。
【0037】このような偏芯調整は、具体的には、図5
および図6に示す偏芯調整装置を用いて行なわれる。
【0038】図5は、レンズの偏芯調整装置の一例の概
略図である。図5に示す装置は、XYステージ610
と、その上に設置された微動部630とを有する。第1
のレンズ群L2の保持部材50がXYステージ610の
レンズ室631に設置され、直接第1のレンズ群L2の
保持部材50を押し引きしてシフト調整を行う。微動部
630は、本実施例では、4方向から第2のレンズ群保
持部材50を押さえる構造としてある。すなわち、2軸
方向のそれぞれにマイクロメータヘッド632,633
を備え、それぞれのマイクロメータヘッド632,63
3の反対側には、バネを内蔵した付勢機構635,63
6がそれぞれ配置されている。付勢機構635,636
により、第1のレンズ群L2の保持部材50は、マイク
ロメータヘッド632,633側に押しつけられる。従
って、マイクローメータ632,633を、上述したよ
うな方法で検出された結像点のずれがなくなるように、
それぞれ調整することにより、第1のレンズ群L2の光
軸位置の偏芯を許容範囲内に抑える。なお、マイクロメ
ータヘッド632,633および付勢機構635,63
6は、それぞれ、空気圧により、それぞれを調整位置と
退避位置との間を変位できるようになっている。
【0039】図6は、上記図5に示す微動部とほぼ同様
の微動部630を有する偏芯調整装置の一例を示す。よ
り詳細には、図6に示す偏芯調整装置は、XYステージ
610と、その上に設置された微動部630と、それら
の間にあって、第2のレンズ群L3を固定するレンズ固
定部620とを有する。また、ワーク加圧部は640が
XYステージ610の上部に配置されて、第1のレンズ
群L2の保持部材50を第2のレンズ群L3の保持部材
11に押しつける。微動部630は、マイクロメータヘ
ッド632と、それぞれの反対側には、バネを内蔵した
付勢機構635とが配置されている。図示していない
が、図5と同様に、これらと直交する方向にも、マイク
ロメータヘッドと、それぞれの反対側には、バネを内蔵
した付勢機構とが配置されている。
【0040】次に、レンズ鏡筒の他の部分について、図
2を参照して説明する。
【0041】図2において、固定マウント1には、バヨ
ネット1aが設けられている。固定部2には、その内径
部分に突きでた3カ所の直進キー2aと、光軸回りに設
けられる、ズーミングの範囲をカバーする角度溝として
機能する案内溝2bと、固定部2の先端部分に設けられ
た案内溝2cとが設けられる。
【0042】ズーム環3は、その内径側の3か所で突出
し、それぞれ案内溝2bに係合しているピン3aと、ズ
ーム環3の前端部の内径側に突きでた直進キー3bとを
有する。調整部材4には、内径側に設けられたメスヘリ
コイドねじ4aが設けられる。ここで、15は、ズーム
環3と調整部材4とは、調整後に固定する接着テープで
ある。また、20は、接着テープ15で固定後にズーム
環3と調整部材4に被せるゴムリングである。
【0043】カム環5は、右外側に設けられた直進案内
溝5aと、外径側に設けたオスヘリコイドねじ5bと、
カム環5の左外周部分に設けられたカム突起5cと、内
径部分に設けられた凹状のカム溝5dとを有する。オス
ヘリコイド部材6は、外径左部分に設けられるヘリコイ
ドねじ6aと、内径部分に設けられるカムフォロアー6
b、6cと、外径の右側部分に設けられる直進案内溝6
dとを有する。
【0044】レンズ群L1の保持枠7は、内径部分に設
けたメスヘリコイドねじ7aと、外径右側部分に設けら
れた係合用のキー7bとを有する。駆動環8は、駆動環
8と一体で光軸方向に延びた連動用のキー8aと、内径
部分に設けた駆動用のギヤ8bとを有する。レンズ群L
3を保持する保持部材11は、外径部分に設けられ、カ
ム溝5dに係合する連動突起11aと、直進連動キー1
0と係合する案内溝11bとを有する。レンズ群3を保
持する保持部材50は、キー10の逃げ溝50bとを有
する。
【0045】以上の構造によれば、ズーム環3を光軸回
りに回動させると、ズーム環3と一体に固定される調整
部材4およびカム環5が光軸回りに回転する。カム突起
5cが光軸回りに回転することになるので、カム突起5
cを挟むように係合するカムフォロワー6b、6cと、
固定部2の直進キー2aに係合する直進溝6dの作用
で、オスヘリコイド部材6が光軸方向に前後移動する。
これにより、オスヘリコイド部材6にねじ係合するレン
ズ群L1の保持枠7も、一体に光軸方向にズーミング移
動することになる。一方、レンズ群L3の保持部材11
およびレンズ群2の保持部材50は、カム環5の内径カ
ム溝5dに係合する連動突起11aと、直進連動キー1
0と係合する案内溝11bとの作用によって、カム環5
が回転すると、光軸方向に移動する。これにともなっ
て、レンズ群L2およびL3が、光軸方向にズーミング
移動する。
【0046】レンズ群L1は、合焦レンズ群でもあり、
保持枠7が回動すると、ヘリコイドねじ7a、6aの駆
動作用で光軸方向移動を行い、合焦動作を行う。係合用
のキー部分7bが駆動環8の連動用のキー部分8aと回
転連動するので、合焦動作を行う場合に、駆動環8が回
転する。駆動環8は、固定部2の案内溝2cによって光
軸回りに回転のみ可能に拘束される。AFのためにモー
タとギヤで駆動する場合は、駆動環8に設けられたギヤ
8bと不図示の駆動ギアとによって、光軸回りに回転す
る。
【0047】次に、実施例のズームレンズのフランジバ
ック調整について説明する。ズームレンズでは、部品の
製造バラツキのため光学系のピント位置に誤差が生じ
る。この誤差を除去するため、フランジバック調整の前
に合焦レンズ(この場合、レンズ群L1)の位置をワッ
シャー調整や回転制限位置をずらすことで光軸方向に調
整する(構造は不図示)ことで、ワイド側とテレ側の焦
点移動が生じないように調整する。この焦点移動調整を
行うと光学系全体のフランジバックがずれることにな
る。このフランジバック調整のため、本発明では、前記
調整部材4を光軸回りに回転させると、調整部材4のヘ
リコイドねじ4aに係合するカム環のヘリコイドねじ5
b、カム環の直進溝5aに係合するズーム環3の直進キ
ー部分3bの作用によって、カム環5がズーム環3に対
して回転連動したまま光軸移動調整される。また、カム
環5には光学系全体が保持されている。以上により、調
整部材4を回動することで、フランジバック調整が可能
になる。フランジバック調整後は、接着テープ15によ
ってズーム環3と調整部材4を固定し、ゴムリング20
をズーム環3と調整部材4に被せる。
【0048】以上のように本発明によれば、それぞれの
保持部材に設けた位置が対応する突出部が、それらの先
端が当接する状態をデフォルトとし、突出部が嵌合した
状態でレンズ群の特定の面どうしが精度上問題なけれ
ば、相互の保持部材を接着剤で固定するので余計な偏芯
調整の手間がかからない。また、偏芯精度に入っていな
ければ、一方の保持部材を所定量回転し、突出部の位置
をずらすことで、相互の保持部材の調整が可能になる。
【0049】また、本発明によれば、第1のレンズ群を
保持する保持部材と、第2のレンズ群を保持する保持部
材のどちらかを偏芯調整の際に動かすので、レンズ系の
タオレの悪化が生じない利点がある。また、偏芯だけを
直接調整可能であり、それぞれのレンズ系内の同一方向
の曲率半径中心を有するレンズ面同士を調整するので、
精度の高い調整が可能になり、レンズの結像性能が向上
する。レンズ群を保持するための第1および第2の保持
部材に、他方のレンズ群保持部材を接着するためのそれ
ぞれの保持部材の当接面を設けて、それらの当接面を接
着固定する。従って、保持部材の調整後の固定が容易に
行なえる。しかも、短時間硬化型の接着剤により仮止め
するので、偏芯調整後の精度出しを確実に行うので組立
作業性が良い。また、凹溝にエポキシ系の2次接着剤を
注入することより、第1の保持部在位および第2の保持
部材を強固に固定できる。その場合に、短時間硬化タイ
プの接着剤で仮止めしてあるので、2次接着剤が硬化す
る際に、第1、第2の保持部材が2次接着剤の硬化に伴
って動く心配がほとんどない。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
レンズ群と第2のレンズ群の偏芯調整を精度良く行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す主要部分断面図である。
【図2】発明の実施例を示すレンズの断面図である。
【図3】レンズ系の偏芯調整の原理説明図である。
【図4】本発明の実施例を示す主要部分の正面図であ
る。
【図5】偏芯調整装置の概略図である。
【図6】レンズの偏芯調整装置のステージ部分とワーク
固定部分の概略図である。
【図7】本発明の実施例を示す主要部分の正面図である
(図1の左方向から見た図)。
【図8】図4の要部の拡大図。
【図9】図6の要部の拡大図。
【主要部分の符号の説明】
11…保持部材 50…保持部材 L2…第1のレンズ群 L3…第2のレンズ群 50f、11f…フランジ面 11d…凹溝 11c…切欠き部 50c、11e…突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−218913(JP,A) 特開 昭61−249010(JP,A) 特開 平7−63967(JP,A) 特開 平3−155512(JP,A) 特開 平6−265766(JP,A) 実開 平2−51304(JP,U) 実開 昭63−84105(JP,U) 実開 昭63−65119(JP,U) 実開 平5−36410(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のレンズ群と第2のレンズ群とを有す
    るレンズ鏡筒において、 第1のレンズ群を保持する第1保持部材と、第2のレン
    ズ群を保持する第2保持部材とを備え、 第1保持部材と第2保持部材とは、一方が他方に同軸に
    嵌合するための嵌合部を有し、 嵌合部は、外側の嵌合部材の内周に、内向きに突出する
    内向き突出部を、内側の嵌合部材の外周に、外向きに突
    出する外向き突出部を、それぞれ有し、かつ、内側嵌合
    部材と外側嵌合部材とは、内向き突出部の先端と外向き
    突出部の先端とが当接する位置にあるときには半径方向
    に遊びがなく、内向き突出部の先端と外向き突出部の先
    端とが当接する位置にないときには半径方向に遊びを持
    つ構造を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】請求項1において、内向き突出部と外向き
    突出部とは、対応する角度位置に複数設けられるレンズ
    鏡筒。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、第1保持部材
    と第2保持部材とは、一方が他方に同軸に嵌合した状態
    で、接着剤で固定されているレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】請求項3において、第1保持部材および第
    2保持部材は、互いに光軸方向に当接する当接面をそれ
    ぞれ有し、かつ、それらの当接面の一方には、凹部が設
    けられ、凹部には、第1保持部材と第2保持部材とを接
    着するための接着剤が充填されていることを特徴とする
    レンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】請求項4において、凹部は、第1の凹部と
    第2の凹部の2種が設けられているレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】請求項5において、第1保持部材および第
    2保持部材は、それらの一方がフランジを有し、それら
    の他方が、前記フランジと当接する筒状の開口端を有
    し、この開口端の端面と前記フランジの一方の面とがそ
    れぞれ当接面を構成するレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記開口端の端面に、第1の凹部が設けられ、 前記フランジには、当接したとき第1の凹部に対向する
    位置に、貫通孔を有し、 前記開口端の端面の外周側に、第2の凹部が設けられて
    いるレンズ鏡筒。
  8. 【請求項8】請求項4、5、6または7において、第1
    の凹部には、短時間硬化型の第1の接着剤が充填され、
    第2の凹部には、短時間硬化型ではない第2の接着剤が
    充填されるレンズ鏡筒。
  9. 【請求項9】第1のレンズ群を保持する第1保持部材
    と、第2のレンズ群を保持する第2保持部材とを備え、 第1保持部材と第2保持部材とは、一方が他方に同軸に
    嵌合するするための嵌合部を有し、 嵌合部は、外側の嵌合部材の内周に、内向きに突出する
    内向き突出部を、内側の嵌合部材の外周に、外向きに突
    出する外向き突出部を、それぞれ有し、かつ、内側嵌合
    部材と外側嵌合部材とは、内向き突出部の先端と外向き
    突出部の先端とが当接する位置にあるときには半径方向
    に遊びがなく、内向き突出部の先端と外向き突出部の先
    端とが当接する位置にないときには半径方向に遊びを持
    つ構造を有するレンズ系の偏芯調整方法であって、 嵌合部において、内向き突出部の先端と外向き突出部の
    先端とが当接する位置にあるように、第1保持部材と第
    2保持部材とを嵌合させた状態で、第1のレンズ群と第
    2のレンズ群との光軸の偏芯の有無を検出し、 偏芯がない場合には、この状態で第1保持部材と第2保
    持部材とを接着剤で固定し、 偏芯がある場合には、第1保持部材と第2保持部材の一
    方を回転させて、内向き突出部の先端と外向き突出部の
    先端とが当接しないようにし、第1保持部材と第2保持
    部材のうち、一方のレンズ群を固定し、当該他方のレン
    ズ群の保持部材を固定されたレンズ群の光軸と直交する
    方向に変位させて、固定されたレンズ群と他方のレンズ
    群の光軸を一致させ、この状態で第1保持部材と第2保
    持部材とを接着剤で固定することを特徴とするレンズ系
    の偏芯調整方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、第1保持部材と第2
    保持部材との固定は、 短時間硬化型の接着剤で、第1保持部材と第2保持部材
    とを仮固定し、 さらに、短時間硬化型ではない接着剤で、第1保持部材
    と第2保持部材とを固定することを特徴とするレンズ系
    の偏芯調整方法。
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