JP3464777B2 - 移動通信システムと移動局装置の識別id自動切替え方法 - Google Patents

移動通信システムと移動局装置の識別id自動切替え方法

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JP3464777B2
JP3464777B2 JP2000139442A JP2000139442A JP3464777B2 JP 3464777 B2 JP3464777 B2 JP 3464777B2 JP 2000139442 A JP2000139442 A JP 2000139442A JP 2000139442 A JP2000139442 A JP 2000139442A JP 3464777 B2 JP3464777 B2 JP 3464777B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
およびその移動局装置の識別ID自動切替え方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動通信システムとして
は図3に示すようなものがあった。図3に示す移動通信
システムの基本構成図において、移動局装置8は例えば
携帯通信端末装置のような移動体無線通信装置、基地局
装置9は複数の移動局装置8と無線通信を行い外部の通
信装置に中継し、無線回線制御局装置10は複数の基地
局と有線などで接続され、主に無線回線の接続に関する
制御を行い、移動通信交換局装置11は複数の無線回線
制御局装置10と接続され、移動局装置8間の通信交換
と、公衆網との間の通信交換とを行う。基地局装置9、
無線回線制御局装置10および移動通信交換局装置11
を移動局装置8に対して固定局装置と総称する。
【0003】従来、この種の移動通信システムにおい
て、個々の移動局装置に割当てられる識別IDは予め設
定された1つに限定されるものであった。そのため、携
帯電話システムを例に挙げると、1つの携帯電話機を複
数の使用者が利用する場合でも、使用者に係わらずその
識別IDは一定のものであり、個人認証を行うことがで
きないという課題があった。また、従来、このような課
題を解決する手段として移動局装置本体の外部に記憶装
置を装着して、識別IDを記憶させるようにした移動局
装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の移動通信システムでは、1つの移動局装置を複数の
使用者が共用している場合には、本来通信したい相手以
外の使用者が応答してしまう可能性があった。また、移
動局装置本体の買い替えや譲渡などの理由により、移動
局装置の識別IDの変更が必要となった場合には、事業
者により内部記憶部に登録された識別IDを変更する措
置を行うことが必要であった。
【0005】また、移動局装置本体の外部に記憶装置を
設け、個々の識別IDを記憶させる手段を備えた移動局
装置では、使用者は各個人に割当てられた識別IDが記
憶されている外部記憶装置を常備または携行している必
要があり、また移動局装置の使用者が変わる度ごとに、
この外部記憶装置を取替えることが必要であるという問
題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、識別IDの変更や外部記憶装置の取
替え等を行うことなく、移動局装置から入力した個人認
証情報に基づき、認証された個人認証情報に対応する識
別IDに自動的に切替えるようにした移動通信システム
と移動局装置の識別ID自動切替え方法を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における移動通信
システムは、移動局装置に、個人認証情報を入力する認
証情報入力手段と、予め登録された複数の認証情報と各
前記認証情報に対応する識別IDとを記憶した個人認証
情報および識別ID記憶手段と、前記認証情報入力手段
に入力した個人認証情報と予め登録された認証情報とを
照合する照合手段とを備え、前記移動局装置の識別ID
を、前記照合手段における照合の結果合致した個人認証
情報に対応する識別IDに自動的に切替えるという構成
を有している。この構成により、事業者により内部記憶
部に登録された識別IDを変更することなしに、自動的
に移動局装置の識別IDを切替えることができる。
【0008】本発明における移動通信システムは、移動
局装置に、個人認証情報を入力する認証情報入力手段を
備え、基地局装置、無線回線制御局装置および移動通信
交換局装置のうち少なくとも1つに、予め登録された複
数の認証情報と各前記認証情報に対応する識別IDとを
記憶した個人認証情報および識別ID記憶手段と、前記
移動局装置において入力した個人認証情報と予め登録さ
れた認証情報とを照合する照合手段とを備え、前記照合
手段における前記移動局装置からの個人認証情報と予め
登録された複数の認証情報とを照合した結果合致した個
人認証情報に対応する識別IDを前記移動局装置に送信
し、前記移動局装置の識別IDを、前記照合により合致
した個人認証情報に対応する識別IDに自動的に切替え
るという構成を有している。この構成により、事業者に
より内部記憶部に登録された識別IDを変更することな
しに、自動的に移動局装置の識別IDを切替えることが
できる上、固定局装置に個人認証情報および識別ID記
憶手段を備えることにより、移動局装置を小型化するこ
とができる。
【0009】本発明における識別ID自動切替え方法
は、移動局装置において、個人認証情報を認証情報入力
手段を用いて入力し、予め登録された複数の認証情報と
各前記認証情報に対応する識別IDとを個人認証情報お
よび識別ID記憶手段に記憶し、入力した個人認証情報
と予め登録された認証情報とを照合手段で照合する各工
程からなり、前記移動局装置の識別IDを、前記照合手
段における照合の結果合致した個人認証情報に対応する
識別IDに自動的に切替えるという構成を有している。
この構成により、事業者により内部記憶部に登録された
識別IDを変更することなしに、自動的に移動局装置の
識別IDを切替えることができる。
【0010】本発明における識別ID自動切替え方法
は、移動局装置において、個人認証情報を認証情報入力
手段を用いて入力し、基地局装置、無線回線制御局装置
および移動通信交換局装置の少なくとも1つにおいて、
予め登録された複数の認証情報と各前記認証情報に対応
する識別IDとを個人認証情報および識別ID記憶手段
に記憶し、前記移動局装置において入力した個人認証情
報と予め登録された認証情報とを照合手段で照合する各
工程からなり、前記照合手段における前記移動局装置か
らの個人認証情報と予め登録された複数の認証情報とを
照合した結果合致した個人認証情報に対応する識別ID
を前記移動局装置に送信し、前記移動局装置の識別ID
を、前記照合手段における照合の結果合致した個人認証
情報に対応する識別IDに自動的に切替えるという構成
を有している。この構成により、事業者により内部記憶
部に登録された識別IDを変更することなしに、自動的
に移動局装置の識別IDを切替えることができる上、固
定局装置に個人認証情報および識別ID記憶手段を備え
ることにより、移動局装置を小型化することができる。
【0011】本発明における移動局装置は、個人認証情
報を入力する認証情報入力手段と、予め登録された複数
の認証情報と各前記認証情報に対応する識別IDを記憶
する個人認証情報および識別ID記憶手段と、前記認証
情報入力手段に入力した個人認証情報と予め登録された
認証情報とを照合する照合手段とを備え、識別IDを前
記照合手段における照合の結果合致した個人認証情報に
対応する識別IDに自動的に切替えるという構成を有し
ている。この構成により、事業者により内部記憶部に登
録された識別IDを変更することなしに、自動的に移動
局装置の識別IDを切替えることができる。
【0012】本発明における制御装置は、予め登録され
た複数の認証情報と各前記認証情報に対応する識別ID
を記憶する個人認証情報および識別ID記憶手段と、移
動局装置から受信した個人認証情報と予め登録された認
証情報とを照合する照合手段とを備え、前記照合手段に
おける前記移動局装置からの個人認証情報と予め登録さ
れた複数の認証情報とを照合した結果合致した個人認証
情報に対応する識別IDを前記移動局装置に送信し、前
記移動局装置の識別IDを、前記照合により合致した個
人認証情報に対応する識別IDに自動的に切替えるとい
う構成を有している。この構成により、事業者により内
部記憶部に登録された識別IDを変更することなしに、
自動的に移動局装置の識別IDを切替えることができ
る。
【0013】本発明における移動通信システムは、前記
認証情報入力手段から入力する個人認証情報がパスワー
ドであるという構成を有している。この構成により、パ
スワードを入力するだけで、事業者により内部記憶部に
登録された識別IDを変更することなしに、自動的に移
動局装置の識別IDを切替えることができる。
【0014】本発明における識別ID自動切替え方法
は、前記認証情報入力手段から入力する個人認証情報が
パスワードであるという構成を有している。この構成に
より、パスワードを入力するだけで、事業者により内部
記憶部に登録された識別IDを変更することなしに、自
動的に移動局装置の識別IDを切替えることができる。
【0015】本発明における移動局装置は、前記認証情
報入力手段から入力する個人認証情報がパスワードであ
るという構成を有している。この構成により、パスワー
ドを入力するだけで、事業者により内部記憶部に登録さ
れた識別IDを変更することなしに、自動的に移動局装
置の識別IDを切替えることができる。
【0016】本発明における移動通信システムは、前記
認証情報入力手段が移動局装置本体の外部にあるいは着
脱自在に備えるという構成を有している。この構成によ
り、個人認証情報を入力するときのみ認証情報入力手段
を装着して、通信時には移動局装置を小型且つ軽量にす
ることができる。
【0017】本発明における識別ID自動切替え方法
は、前記認証情報入力手段が移動局装置本体の外部にあ
るいは着脱自在に備えるという構成を有している。この
構成により、個人認証情報を入力するときのみ認証情報
入力手段を装着して、通信時には移動局装置を小型且つ
軽量にすることができる。
【0018】本発明における移動局装置は、前記認証情
報入力手段が移動局装置本体の外部にあるいは着脱自在
に備えるという構成を有している。この構成により、個
人認証情報を入力するときのみ認証情報入力手段を装着
して、通信時には移動局装置を小型且つ軽量にすること
ができる。
【0019】本発明における移動通信システムは、前記
認証情報入力手段から入力する個人認証情報が、バイオ
メトリクスを検出して得た情報であるという構成を有し
ている。この構成により、よりセキュリティが高い確実
な個人認証情報を得ることができる。
【0020】本発明における識別ID自動切替え方法
は、前記認証情報入力手段から入力する個人認証情報
が、バイオメトリクスを検出して得た情報であるという
構成を有している。この構成により、よりセキュリティ
が高い確実な個人認証情報を得ることができる。
【0021】本発明における移動局装置は、前記認証情
報入力手段から入力する個人認証情報が、バイオメトリ
クスを検出して得た情報であるという構成を有してい
る。この構成により、よりセキュリティが高い確実な個
人認証情報を得ることができる。
【0022】本発明における移動通信システムは、前記
認証情報入力手段から入力した個人認証情報を前記個人
認証情報および識別ID記憶手段に記憶し、個人認証の
基となる認証情報として新たに登録するという構成を有
している。この構成により、移動局装置で入力した個人
認証情報とそれに対応する識別IDの登録を、遠隔に行
うことができる。
【0023】本発明における識別ID自動切替え方法
は、前記移動局装置の認証情報入力手段から入力した個
人認証情報を前記個人認証情報および識別ID記憶手段
に記憶し、個人認証の基となる認証情報として新たに登
録するという構成を有している。この構成により、移動
局装置で入力した個人認証情報とそれに対応する識別I
Dの登録を、遠隔に行うことができる。
【0024】本発明における移動局装置は、前記認証情
報入力手段から入力した個人認証情報を前記個人認証情
報および識別ID記憶手段に記憶し、個人認証の基とな
る認証情報として新たに登録するという構成を有してい
る。この構成により、移動局装置で入力した個人認証情
報とそれに対応する識別IDの登録を、遠隔に行うこと
ができる。
【0025】本発明における制御装置は、前記移動局装
置から受信した個人認証情報を前記個人認証情報および
識別ID記憶手段に記憶し、個人認証の基となる認証情
報として新たに登録するという構成を有している。この
構成により、移動局装置で入力した個人認証情報とそれ
に対応する識別IDの登録を、遠隔に行うことができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2に基づき、
本発明の第1および第2の実施の形態を詳細に説明す
る。まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態
における移動通信システムと移動局装置の識別ID自動
切替え方法について説明する。図1において、認証情報
入力部1は個人認証を行うための、キー入力やカード入
力などによるパスワード、またはバイオメトリクス(例
えば、指紋や声紋などの生物学的な特徴)を検出して個
人認証情報を入力する。
【0027】個人認証情報および識別ID記憶部2は個
人認証の基となる予め登録された複数の認証情報とそれ
ら各認証情報に対応した識別IDを記憶する。照合部3
は認証情報入力部1から入力された個人認証情報と個人
認証情報および識別ID記憶部2に予め記憶されていた
認証情報とを照合することにより個人認証を行う。移動
局識別ID記憶部4は移動局装置に割当てられた識別I
Dを記憶する。その他、移動局装置8は送受信部5と、
アンテナ6、制御部7とにより構成される。
【0028】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における移動通信システムと移動局装置による
識別ID自動切替え動作について説明する。まず、使用
者により認証情報入力部1から入力された個人認証情報
は照合部3へ送られる。照合部3では、入力された使用
者の個人認証情報を、個人認証情報および識別ID記憶
部2に予め登録されていた複数の認証情報のひとつひと
つと照合することにより個人認証を行う。照合の結果、
一致する認証情報が得られた場合には、同じく個人認証
情報および識別ID記憶部2に記憶されていたその認証
情報に対応する識別IDが、制御部7により移動局識別
ID記憶部4に出力される。
【0029】移動局識別ID記憶部4では、今まで移動
局装置8に割当てられていた識別IDを、現に入力され
た認証情報に対応する識別IDに更新して記憶する。一
方、認証情報入力部1から入力された個人認証情報は、
個人認証情報および識別ID記憶部2に出力される。個
人認証情報および識別ID記憶部2では、入力された認
証情報を新たに登録し記憶することも可能である。
【0030】尚、本発明の第1の実施の形態における移
動通信システムと移動局装置の識別ID自動切替え方法
は、個人認証の基となる個人認証情報の種類或いは入力
方法を限定するものではなく、図1に示す認証情報入力
部1は、移動局装置本体の外部に備えたり、移動局装置
本体から着脱可能としても同様の効果を得ることができ
る。
【0031】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によると、入力した認証情報と記憶されている認
証情報とを照合することにより個人認証を行い、移動局
装置に割当てられていた識別IDを認証された個人認証
情報に対応するものに切替えることにより、事業者によ
る内部記憶部に登録されていた識別IDを変更すること
なしに、自動的に移動局装置の識別IDを切替えること
ができる。また、入力した個人認証情報を、移動局装置
に備えられている個人認証情報および識別ID記憶部に
記憶し登録することにより、事業者側における登録手続
きを省略し、事業者から遠隔に、個人認証情報と各個人
認証情報に対応する識別IDの登録または更新を行うこ
とができる。
【0032】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における移動通信システムと移動局装置の識別
ID自動切替え方法について説明する。図2において、
第1の実施の形態では、移動局装置8に設けられていた
個人認証情報および識別ID記憶部2と照合部3とを固
定局である基地局装置9に移設して構成した点が第1の
実施の形態の構成と異なる。その他、図2に示す図1と
同一の符号を付した構成部は同一のため、説明を省略す
る。
【0033】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における移動通信システムと移動局装置による
識別ID自動切替え動作について説明する。まず、使用
者により移動局装置8に備えられている認証情報入力部
1から入力された個人認証情報は送受信部5に出力さ
れ、アンテナ6を介して送信される。移動局装置8から
送信された個人認証情報は、基地局装置9のアンテナ6
を介して送受信部5により受信され、照合部3に入力さ
れる。照合部3では、入力された使用者の個人認証情報
を、個人認証情報および識別ID記憶部2に予め登録さ
れている複数の認証情報のひとつひとつと照合すること
により個人認証を行う。照合の結果、一致する認証情報
が得られた場合には、同じく個人認証情報および識別I
D記憶部2に記憶されているその認証情報に対応する識
別IDが検出され、送受信部5に出力されてアンテナ6
を介し送信される。
【0034】次に、移動局装置8では、基地局装置9か
ら送信されてきた使用者が入力した個人認証情報に対応
する識別IDは、アンテナ6を介して送受信部5で受信
され、移動局識別ID記憶部4へ入力される。移動局識
別ID記憶部4では、移動局装置8に割当てられていた
識別IDを、入力した認証情報に対応する識別IDに更
新して記憶する。また一方、移動局装置8から送信さ
れ、基地局装置9で受信した認証情報は、基地局装置9
の個人認証情報および識別ID記憶部2に入力される。
個人認証情報および識別ID記憶部2は、入力した認証
情報を新たに登録し記憶することができる。
【0035】尚、本発明の第2の実施の形態における移
動通信システムと移動局装置の識別ID自動切替え方法
は、個人認証の基となる個人認証情報の種類或いは入力
方法を限定するものではなく、図2に示す認証情報入力
部1は、移動局装置本体の外部に備えたり、移動局装置
本体から着脱自在としても同様の効果を得ることができ
る。
【0036】また、本発明の第2の実施の形態における
移動通信システムと移動局装置の識別ID自動切替え方
法は、図2に示す個人認証情報および識別ID記憶部2
および照合部3の設置場所を、基地局装置9の内部に限
定するものではなく、基地局装置9以外の固定局装置で
ある、無線回線制御局装置10または移動通信交換局装
置11に備えるようにしても同様の効果が得ることがで
きる。
【0037】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によると、入力した個人認証情報と記憶されてい
る認証情報とを照合することにより個人認証を行い、移
動局装置に割当てられていた識別IDを認証された個人
に対応するものに切替えることにより、事業者による内
部記憶部に登録されていた識別IDを変更することなし
に、自動的に移動局装置の識別IDを切替えることがで
きる。また、入力した個人認証情報を、基地局装置に備
えられている個人認証情報および識別ID記憶部に記憶
し登録することにより、事業者側における登録手続きを
省略し、事業者から遠隔に、個人認証情報と各個人認証
情報に対応する識別IDの登録または更新を行うことが
できる。その上、個人認証情報および識別ID記憶部と
照合部とを基地局装置に備えるよう構成したので、携帯
性が求められる移動局装置の小型化および軽量化が図れ
るという効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】本発明における移動通信システムと移動
局装置の識別ID自動切替え方法は、上記のように構成
され、特に、個人認証を行うための認証情報を入力して
予め登録されているものと照合し、合致した場合、移動
局装置の識別IDをその認証情報に対応する識別IDに
自動的に切替えるようにしたことにより、識別IDの変
更や外部記憶装置の取替え等面倒な操作を行うことな
く、簡単に使用者の識別IDに変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における移動局装置
の概略ブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における移動通信シ
ステムの概略ブロック図、
【図3】従来の移動通信システムの基本構成図。
【符号の説明】
1 認証情報入力部 2 個人認証情報および識別ID記憶部 3 照合部 4 移動局識別ID記憶部 5 送受信部 6 アンテナ 7 制御部 8 移動局装置 9 基地局装置 10 無線回線制御局装置 11 移動通信交換局装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 9/00 673B

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動局装置に、個人認証情報を入力する認
    証情報入力手段と、予め登録された複数の認証情報と各
    前記認証情報に対応する識別IDとを記憶した個人認証
    情報および識別ID記憶手段と、前記認証情報入力手段
    に入力した個人認証情報と予め登録された認証情報とを
    照合する照合手段とを備え、前記移動局装置の識別ID
    を、前記照合手段における照合の結果合致した個人認証
    情報に対応する識別IDに自動的に切替えることを特徴
    とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】移動局装置に、個人認証情報を入力する認
    証情報入力手段を備え、基地局装置、無線回線制御局装
    置および移動通信交換局装置のうち少なくとも1つに、
    予め登録された複数の認証情報と各前記認証情報に対応
    する識別IDとを記憶した個人認証情報および識別ID
    記憶手段と、前記移動局装置において入力した個人認証
    情報と予め登録された認証情報とを照合する照合手段と
    を備え、前記照合手段における前記移動局装置からの個
    人認証情報と予め登録された複数の認証情報とを照合し
    た結果合致した個人認証情報に対応する識別IDを前記
    移動局装置に送信し、前記移動局装置の識別IDを、前
    記照合により合致した個人認証情報に対応する識別ID
    に自動的に切替えることを特徴とする移動通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】移動局装置において、個人認証情報を認証
    情報入力手段を用いて入力し、予め登録された複数の認
    証情報と各前記認証情報に対応する識別IDとを個人認
    証情報および識別ID記憶手段に記憶し、入力した個人
    認証情報と予め登録された認証情報とを照合手段で照合
    する各工程からなり、前記移動局装置の識別IDを、前
    記照合手段における照合の結果合致した個人認証情報に
    対応する識別IDに自動的に切替えることを特徴とする
    移動局装置の識別ID自動切替え方法。
  4. 【請求項4】移動局装置において、個人認証情報を認証
    情報入力手段を用いて入力し、基地局装置、無線回線制
    御局装置および移動通信交換局装置の少なくとも1つに
    おいて、予め登録された複数の認証情報と各前記認証情
    報に対応する識別IDとを個人認証情報および識別ID
    記憶手段に記憶し、前記移動局装置において入力した個
    人認証情報と予め登録された認証情報とを照合手段で照
    合する各工程からなり、前記照合手段における前記移動
    局装置からの個人認証情報と予め登録された複数の認証
    情報とを照合した結果合致した個人認証情報に対応する
    識別IDを前記移動局装置に送信し、前記移動局装置の
    識別IDを、前記照合手段における照合の結果合致した
    個人認証情報に対応する識別IDに自動的に切替えるこ
    とを特徴とする移動局装置の識別ID自動切替え方法。
  5. 【請求項5】個人認証情報を入力する認証情報入力手段
    と、予め登録された複数の認証情報と各前記認証情報に
    対応する識別IDを記憶する個人認証情報および識別I
    D記憶手段と、前記認証情報入力手段に入力した個人認
    証情報と予め登録された認証情報とを照合する照合手段
    とを備え、識別IDを前記照合手段における照合の結果
    合致した個人認証情報に対応する識別IDに自動的に切
    替えることを特徴とする移動局装置。
  6. 【請求項6】予め登録された複数の認証情報と各前記認
    証情報に対応する識別IDを記憶する個人認証情報およ
    び識別ID記憶手段と、移動局装置から受信した個人認
    証情報と予め登録された認証情報とを照合する照合手段
    とを備え、前記照合手段における前記移動局装置からの
    個人認証情報と予め登録された複数の認証情報とを照合
    した結果合致した個人認証情報に対応する識別IDを前
    記移動局装置に送信し、前記移動局装置の識別IDを、
    前記照合により合致した個人認証情報に対応する識別I
    Dに自動的に切替えることを特徴とする制御装置。
  7. 【請求項7】前記認証情報入力手段から入力する個人認
    証情報はパスワードであることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】前記認証情報入力手段から入力する個人認
    証情報はパスワードであることを特徴とする請求項3ま
    たは4記載の移動局装置の識別ID自動切替え方法。
  9. 【請求項9】前記認証情報入力手段から入力する個人認
    証情報はパスワードであることを特徴とする請求項5記
    載の移動局装置。
  10. 【請求項10】前記認証情報入力手段は移動局装置本体
    の外部にあるいは着脱自在に備えることを特徴とする請
    求項1または2記載の移動通信システム。。
  11. 【請求項11】前記認証情報入力手段は移動局装置本体
    の外部にあるいは着脱自在に備えることを特徴とする請
    求項3または4記載の移動局装置の識別ID自動切替え
    方法。
  12. 【請求項12】前記認証情報入力手段は移動局装置本体
    の外部にあるいは着脱自在に備えることを特徴とする請
    求項5記載の移動局装置。。
  13. 【請求項13】前記認証情報入力手段から入力する個人
    認証情報は、バイオメトリクスを検出して得た情報であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の移動通信シ
    ステム。
  14. 【請求項14】前記認証情報入力手段から入力する個人
    認証情報は、バイオメトリクスを検出して得た情報であ
    ることを特徴とする請求項3または4記載の移動局装置
    の識別ID自動切替え方法。
  15. 【請求項15】前記認証情報入力手段から入力する個人
    認証情報は、バイオメトリクスを検出して得た情報であ
    ることを特徴とする請求項5記載の移動局装置。
  16. 【請求項16】前記認証情報入力手段から入力した個人
    認証情報を前記個人認証情報および識別ID記憶手段に
    記憶し、個人認証の基となる認証情報として新たに登録
    することを特徴とする請求項1または2記載の移動通信
    システム。
  17. 【請求項17】前記移動局装置の認証情報入力手段から
    入力した個人認証情報を前記個人認証情報および識別I
    D記憶手段に記憶し、個人認証の基となる認証情報とし
    て新たに登録することを特徴とする請求項3または4記
    載の移動局装置の識別ID自動切替え方法。
  18. 【請求項18】前記認証情報入力手段から入力した個人
    認証情報を前記個人認証情報および識別ID記憶手段に
    記憶し、個人認証の基となる認証情報として新たに登録
    することを特徴とする請求項5記載の移動局装置。
  19. 【請求項19】前記移動局装置から受信した個人認証情
    報を前記個人認証情報および識別ID記憶手段に記憶
    し、個人認証の基となる認証情報として新たに登録する
    ことを特徴とする請求項6記載の制御装置。
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