JP3463585B2 - 部品整送装置 - Google Patents

部品整送装置

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JP3463585B2
JP3463585B2 JP34741198A JP34741198A JP3463585B2 JP 3463585 B2 JP3463585 B2 JP 3463585B2 JP 34741198 A JP34741198 A JP 34741198A JP 34741198 A JP34741198 A JP 34741198A JP 3463585 B2 JP3463585 B2 JP 3463585B2
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拓巳 井上
啓修 長島
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神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品整送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば振動パーツフィーダにおいては多
数の部品を受容するボウルの内周壁に螺旋状の部品移送
路を形成させており、このボウルのねじり振動により上
記移送路に沿って部品を移送するようにしているが、こ
の途上で該部品の移送姿勢を判別し、この判別に基いて
何らかの部品整送手段により所望の姿勢にない部品は上
記移送路から外方へと、例えば圧縮空気によりボウル内
方へと吹き飛ばすか、あるいは所望の姿勢に矯正して、
例えば方向を180度変換させるべくターンテーブルに
より矯正して下流側の移送路へと導くようにしたものは
広く知られている。
【0003】然るに、従来の部品の姿勢を判別する装置
としては、例えば複数対の発光素子と受光素子とから成
り、各発光素子からの光線を通すべく移送路に貫通する
小孔を形成し、上記発光素子からの光を受けるべく受光
素子が配設されているのであるが、これらのうち一対の
発光素子及び受光素子はいわゆる同期用として用いら
れ、この光が遮断されると姿勢を判別すべき部品の先端
が検出位置に達したと判断し、このときの他の対の発光
素子及び受光素子においてどの受光素子に対応する発光
素子からの光が達しているかどうかをコンピュータ内で
判定し、これにより所定の姿勢と比較して、所定の姿勢
にないときには下流側の部品整送手段、例えば空気噴出
手段によりこの部品をボウル内方へと吹き飛ばす。ある
いは、前後方向が逆であると判断したときには、部品反
転手段により姿勢を正しい姿勢に矯正して下流側に供給
するようにしている。
【0004】然るに、ボウル内に貯蔵されている部品が
一定の部品であれば問題はないが、今、他の形状の部品
について上述のような作用を行おうとすれば、部品の姿
勢を判断すべき複数対の発光素子及び受光素子の配置を
姿勢を判別すべく変えなければならない。あるいは、そ
の個数を変えなければならない。最近、搬送すべき部品
が電子部品のように非常に小型となっているので、これ
ら発光素子及び受光素子の配置作業は非常に面倒であ
る。又、部品が小さくなるに応じて、移送路に発光素子
からの光を通すべく貫通孔を形成しなければならない
が、これも小さくなり、これを形成することは非常に困
難である。
【0005】本出願人は上述の問題に鑑みてなされ、先
に部品の形状が変わっても直ちに迅速にこれに対処する
ことができ、又、如何なる形状あるいは如何なる小型の
部品に対しても正しく姿勢を判別することのできる部品
整送装置を提供することを目的として、ほぼ円筒形状の
第1回転体と、該第1回転体内にその最上方部が該第1
回転体の上縁部のレベルにほぼ一致するように傾斜して
配設された円板状の第2回転体と、前記第1回転体の上
端面に沿って、かつ該第1回転体と同心的に配設された
円筒形状の側壁形成部材と、前記第1回転体の上端面及
び前記側壁形成部材で形成される円形の部品移送路上を
移送される部品の姿勢を判別する姿勢判別手段と、該姿
勢判別手段の判別結果により当該部品を前記第2回転体
上へ排除する部品排除手段とから成り、前記第1回転体
と前記第2回転体とは独立して同一方向に回転し、前記
第2回転体上に収容された部品を前記部品移送路に向っ
て前記2回転体の回転による遠心力によって移動させ、
前記部品移送路上で該部品を前記側壁形成部材に沿って
搬送するようにし、前記姿勢判別手段は前記側壁形成部
材に形成された開口と、該開口の一方側に配設された光
源と、該光源と対向して他方側に配設された撮像装置と
から成ることを特徴とする部品整送装置、を提案した
(特願平4−179139号)。
【0006】以上の装置により、第1回転体の回転によ
り所定の移送路を搬送されてきた部品の姿勢は姿勢検出
位置、すなわち撮像装置、例えばCCDカメラに対向す
る位置に至るとその姿勢が撮像される。この撮像結果を
コンピュータ内における所望の姿勢と比較され、これが
一致しないときには下流側の部品排除手段により第2回
転体上へと排除される。以上のようにして整送されるの
で、部品の形状が如何なるものであってもコンピュータ
へのこの姿勢の記憶入力は簡単に行なうことができるの
で、又、撮像装置によって部品の形状が如何に小型であ
っても、これを拡大して撮像することもできるので、従
来より広範囲の部品に対して適用することができる。
【0007】然るに、上記装置で取り扱われる部品とし
ては、例えば図1で示されるような長手状の部品mを扱
うことが多く、このような部品mは第2回転体の円盤か
ら遠心力により第1回転体の上面に形成される部品移送
路上に転送されここを第1回転体の回転により移送され
るのであるが、この時にはその長手方向を移送方向に向
ける矯正力を受けて下流側へと向かう。上記装置では、
この途上においてその前後方向で正しい姿勢であるかど
うかを判断して、後ろ向きの姿勢の部品は、例えば空気
噴出手段により第2回転体の上に戻すようにしている。
従って、前後方向において正しい姿勢の部品は、ほぼ2
分の1の確率で次工程に供給することができるのである
が、更に高い供給効率が要求されている。
【0008】本出願人は上述の問題に鑑みて、更に上述
の装置で開示される部品供給機、いわゆるロータリパー
ツフィーダRを適用しながら、次工程への部品の前後方
向において正しい姿勢にして供給する効率を大巾に向上
させることができる部品供給装置を適用することを目的
として、ほぼ円筒形状の第1回転体と、該第1回転体内
にその最上方部が該第1回転体の上縁部のレベルにほぼ
一致するように傾斜して配設された円板状の第2回転体
と、前記第1回転体の上端面に沿って、かつ該第1回転
体と同心的に配設された円筒形状の側壁形成部材とを備
え、前記第1回転体の上端面及び前記側壁形成部材で円
形の部品移送路を形成し、前記第1回転体と前記第2回
転体とは独立して同一方向に回転し、前記第2回転体上
に収容された部品を前記部品移送路に向って前記2回転
体の回転による遠心力によって移動させ、前記部品移送
路上で該部品を前記側壁形成部材に沿って搬送するよう
にした部品供給装置と、該部品供給装置の前記部品移送
路の排出端部に連接して配設され、相互間に間隙をおい
た一対のベルトコンベヤと前記間隙に整列して相対する
側に配設されたライセンサ撮像装置と、光源と、前記ラ
イセンサ撮像装置の下流側に配設され所定の姿勢にない
部品を前記ベルトコンベヤの移送方向に関し一側方へ排
除するための部品排除手段とを備えた部品姿勢選別装置
とから成る部品整送装置において、前記一対のベルトコ
ンベヤの前記一側方に平行して又はこれと垂直に部品移
送手段を配設し、前記部品排除手段により排除された所
定の姿勢にない部品を、そのままの姿勢で前記部品移送
手段で受けて前記部品供給装置の部品移送路上へ部品の
前後姿勢に関し正しい姿勢にして該部品移送手段から転
送させるようにしたことを特徴とする部品整送装置を提
案した。
【0009】上述の装置により、確かに正しい姿勢にし
て次工程に供給する部品の効率を大巾に向上させること
ができた。然るに、次のような問題がある。
【0010】すなわち、上記装置においては、下流側に
オーバフロー検出装置を設けており、正しい姿勢の部品
が、例えば相当接した状態で移送されており、これ以
上、上流側から正しい姿勢の部品が供給されると、互い
のプレッシャーによってその姿勢を乱したり、あるいは
外方に飛び出したりすることがあるので、公知のように
上流側の、例えば空気噴出装置によりこれから空気を噴
出させて、上記装置ではベルトコンベヤ装置の一側方に
配設されている部品移送手段上に吹き飛ばすようにして
いるのであるが、この場合には正しい姿勢の部品も殆ど
そのままの姿勢で吹き飛ばされることになり、これが部
品供給装置の排出端から供給された時には反対の姿勢で
ベルトコンベヤ装置に供給されることになり、これをそ
のままベルトコンベヤ装置の一側方の部品移送手段に再
び転送させることになる。よって、オーバフロー状態が
短時間で解除された場合には、正しくない姿勢の部品が
ベルトコンベヤ装置に多量に供給されることになり、部
品の次工程への供給効率を低下させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題に
鑑みてなされ、前後姿勢に関して正しい姿勢にして次工
程に供給する部品の供給効率を、更に上昇させることの
できる部品整送装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、ほぼ円筒
形状の第1回転体と、該第1回転体内にその最上方部が
該第1回転体の上縁部のレベルにほぼ一致するように傾
斜して配設された円板状の第2回転体と、前記第1回転
体の上端面に沿って、かつ該第1回転体と同心的に配設
された円筒形状の側壁形成部材とを備え、前記第1回転
体の上端面及び前記側壁形成部材で円形の部品移送路を
形成し、前記第1回転体と前記第2回転体とは独立して
同一方向に回転し、前記第2回転体上に収容された部品
を前記部品移送路に向って前記2回転体の回転による遠
心力によって移動させ、前記部品移送路上で該部品を前
記側壁形成部材に沿って搬送するようにした部品供給装
置と、該部品供給装置の前記部品移送路の排出端部と整
列して配設されたベルトコンベヤ装置と、該ベルトコン
ベヤ装置の相対する側に配設された撮像装置と、光源
と、前記撮像装置の下流側に配設され該撮像装置により
後向きの姿勢であると判断された部品を前記ベルトコン
ベヤ装置の移送方向に関し一側方へ排除するための空気
噴出装置と、前記ベルトコンベヤ装置の下流側に設けら
れた部品のオーバフロー検出手段とを備え、前記ベルト
コンベヤ装置の前記一側方に平行し該ベルトコンベヤ装
置と反対方向に部品を移送させる部品移送手段を配設
し、前記空気噴出装置により排除された後向きの姿勢の
部品を、そのままの姿勢で前記部品移送手段で受けて前
記部品供給装置の部品移送路上へ前向きの姿勢のままで
該部品移送手段から転送させるようにした部品整送装置
において、前記ベルトコンベヤ装置のベルトを巻回させ
ている複数のローラの一つにエンコーダを接続し、少な
くとも前記撮像装置の撮像信号、前記エンコーダの出力
及び前記オーバフロー検出手段の検出信号を受けるコン
ピュータが前記撮像信号により前向きの姿勢であると判
断したときには、かつ前記オーバーフロー検出手段が部
品のオーバーフローを検出していないときには前記空気
噴出装置を駆動せず、部品をそのまま下流側へと進行さ
せ、後向きの姿勢であると判断したときには、前記エン
コーダの出力パルスが前記撮像信号による部品の姿勢判
断の時点からカウントして、第1の所定のパルス数に達
すると、前記空気噴出装置を駆動して該後向きの姿勢の
部品を、そのままの姿勢で前記部品移送手段へと吹き飛
ばし、前記オーバフロー検出装置がオーバフローを検出
しており、かつ前記コンピュータが部品の姿勢が前向き
姿勢であると判断しているときには、前記エンコーダ
の出力パルスが、前記撮像信号による部品の姿勢判別の
時点からカウントして第2の所定パルス数に達すると、
前記空気噴出装置を駆動して、この噴出空気の吹き付け
により前向きの姿勢の部品を約180度反転させて、
部品移送手段へと転送させるようにしたことを特徴と
する部品整送装置、によって解決される。
【0013】又はボウル内に設けられた部品移送路で部
品を移送する部品供給装置と、該部品供給装置の排出端
に設置され、次工程へ部品を供給するための部品搬送装
置と、該部品搬送装置の所定箇所に設けられた部品の前
後姿勢を判別する部品姿勢判別手段と、該部品姿勢判別
手段の下流側に設けられ、部品を前記部品搬送装置の一
側方に排除する部品排除手段と、前記部品搬送装置の前
記一側方に平行して設置され、前記部品移送路に部品を
転送する部品転送装置とを備え、所定の前後姿勢にない
部品を前記部品排除手段により、前記部品転送装置に排
除することにより、部品を所定の前後姿勢で前記部品移
送路に転送する部品整送装置において、前記部品搬送装
置の所定箇所に部品のオーバーフロー検出手段と部品姿
勢反転排除手段を設け、前記オーバーフロー検出手段が
部品のオーバーフローを検出しており、かつ前記部品姿
勢判別手段が部品の前後姿勢が所定方向であると判別し
ているときには、前記部品姿勢反転排除手段で当該部品
の前後姿勢を反転させてから前記部品転送装置に排除
し、前記部品姿勢判別手段が部品の前後姿勢が所定方向
でないと判別しているときには前記部品排除手段を駆動
して、そのまゝの姿勢で前記部品転送装置へと排除し、
前記オーバーフロー検出手段が部品のオーバーフローを
検出せず、かつ前記部品姿勢判別手段が部品の前後姿勢
が所定方向であると判別しているときには、前記部品排
除手段を駆動せず、そのまゝ下流側へと進行させ、前記
部品姿勢判別手段が部品の前後姿勢が所定方向でないと
判別しているときには、前記部品排除手段を駆動して、
そのまゝの姿勢で前記部品搬送装置へと排除したことを
特徴とする部品整送装置、によって解決される。
【0014】以上の構成でベルトコンベヤ装置上で姿勢
判別手段もしくは撮像装置により前後姿勢に関し、正し
くない姿勢の部品がその姿勢を撮像されると、又は判断
されるとコンピュータの姿勢判断時点からカウント開始
して第1の所定のパルス数をカウントすると、部品排除
手段もしくは空気噴出手段を作動させることにより、そ
のままの姿勢で側方の部品移送手段上へと転送され、上
流側の部品供給装置から再びベルトコンベヤ装置に供給
される時には正しい姿勢で供給される。従って、その時
には部品排除手段もしくは空気噴出装置を駆動させるこ
となく、そのまま次工程に供給される。又、正しい姿勢
である場合には部品排除手段もしくは空気噴出装置を作
動させることなく、そのまま下流側へと進行するのであ
るが、今、下流側においてオーバフロー検出装置により
オーバフロー状態が検出され、かつ撮像装置又は姿勢判
別手段によりコンピュータが正しい姿勢と判断した時に
は、姿勢の判断時点よりカウントしてエンコーダからの
パルスが第2の所定のパルス数に達すると部品排除手段
もしくは空気噴出手段を作動させて、この正しい姿勢の
部品を180度反転させて部品移送手段に転送し、従っ
て、上流側の部品供給装置からは正しい姿勢でベルトコ
ンベヤ装置に供給される。従って、これまでにオーバフ
ローの状態が解除されておれば、そのまま進行させ従来
より更に高能率で正しい姿勢で部品を次工程に供給する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
部品整送装置について図面を参照して説明する。
【0016】図1及び図2は本実施の形態の部品整送装
置の全体を示すものであるが、図においてロータリパー
ツフィーダRにおいては、ほぼ円筒状のボウル1内には
その最上方部8aがボウル1の上縁部に一体的に形成さ
れた水平フランジ部1aと、ほぼ同レベルとなるように
傾斜して配設された円板8が設けられており、この中央
部に一体的に固定された回転軸9はボウル1の底部に形
成された中央開口1bを通って下方に延びており、カッ
プリング12によりモータ13に結合されている。回転
軸9は静止部11に固定された長手の軸受部材10によ
り回動自在に支持されている。
【0017】ボウル1の底壁にはプーリ2がベアリング
Bを介して一体的に固定されており、この周部に形成さ
れた溝にベルト3を巻装させ、これは他方モータプーリ
4に巻装されている。モータプーリ4に一体的に固定さ
れた回転軸5はモータ6の回転軸と一体化されている。
又ボウル1のフランジ部1aの外縁部に沿って、且つ隙
間をおいて、円弧状の側壁形成部材14が静止部7にボ
ルト・ナット15により固定されている。ボウル1はプ
ーリ2、4、ベルト3を介してモータ6により図1に示
す矢印方向に回転する。又円板8はカップリング12を
介してモータ13により同じ方向に回転するが、回転速
度はボウル1のそれよりは大きい。又、フランジ部1a
は水平に形成されているが、この接線方向に延びるよう
に整列ベルトコンベヤ装置33が同じく水平に配設され
ている。
【0018】更にボウル1のフランジ部1aの内縁部に
はワイヤー29が取付けられており、これによりフラン
ジ部1a上に部品mを、横臥した姿勢でその巾方向の移
動を規制させながら、ボウル1の回転と共にこの回転方
向に搬送するようにしている。
【0019】次に、本発明に係わる部品姿勢選別部30
について説明する。ロータリパーツフィーダRの部品移
送路1aは図1に示すように、矢印方向に高速回転して
いるのであるが、これの接線方向に延びるように、排出
口を形成すべく、直線的な側壁板28が円形の側壁形成
板29の端部にボルト31とナット32により固定され
ており、ここを図1に示すように部品mが長手方向を移
送方向に向けて一個宛、整列コンベヤ33に転送され
る。これは通常のベルトコンベヤであって、その両側に
側壁33a、33bを配設しており、部品姿勢選別部本
体を構成する一対の選別ベルトコンベヤ35、36に転
送される。これら選別ベルトコンベヤ35、36は同一
の構成であるので、上流側の選別ベルトコンベヤ35に
ついてのみ説明し、この構成要素に対応する部分につい
ては、他方の選別ベルトコンベヤ36においてダッシュ
をつけて付す。又、この選別ベルトコンベヤ35、36
間にはスリットを設けており、これに整列してライン
センサ用CCDカメラ37及び光源38が設けられてい
る。又、下流側の選別ベルトコンベヤ36の下流側端部
に近接して空気噴出ノズル40が配設されており、これ
はチューブを介して図示しない電磁弁を接続させてお
り、これはラインセンサ用CCDカメラ37の撮像信号
を受けるコンピュータ(図示せず)の制御出力により電
磁弁が開弁されて、空気噴出ノズル40より空気を噴出
させ、この前方を移送されている後述の条件で部品mを
この側方のベルトコンベヤ30上に転送するようにして
いる。下流側の選別ベルトコンベヤ36の下流側には更
に隙間を置いて次工程供給用のベルトコンベヤ41が設
けられており、これも上流側の整列ベルトコンベヤ33
と同様に、隙間を置いて側壁部41a、41bを設けて
おり、次工程に所定の姿勢を確実に保持して供給するよ
うにしている。
【0020】上流側の選別用ベルトコンベヤ35は3本
のローラ42、43、44を2等辺三角形の頂点に配設
されており、このうち下方のローラ43が駆動ローラで
あり、この駆動ローラ43の一端部に取り付けられたプ
ーリと、下流側の選別用ベルトコンベヤ36の従動ロー
ラ43’との間にタイミングベルト46が巻装されてい
る、又駆動ローラ43は、図示せずともモータにより所
定の回転速度で駆動される。下流側の選別用ベルトコン
ベヤも、三本のローラ42’、43’、44’を上流側
の選別用ベルトコンベヤ35と同様に配設して、下方の
ローラ43’が上述したように駆動ローラ43が所定速
度で駆動されることにより、タイミングベルト46を介
して同一方向で同一の所定の駆動速度で回転される。従
って、これらローラ42、43、44、42’、4
3’、44’にそれぞれ巻装されているベルト45、4
5’の上方走行部分は同一の走行速度で駆動されてお
り、これらの間に隙間を形成させているのであるが、
ここを所定の速度で、部品mを搬送させる。この時に、
ラインセンサ用CCDカメラ37が光源38からの光を
受ける部品mの影を撮像し、その撮像信号を図示しない
コンピュータに供給してその姿勢を判別するようにして
いる。
【0021】一対の選別用ベルトコンベヤ35、36の
一側方には、図2に明示されるように、登り傾斜でベル
トコンベヤ300が配設されており、これは駆動ローラ
48及び従動ローラ49にベルトが巻装されている。ベ
ルトコンベヤ300の排出端に近接して強制的に空気圧
送させる圧送機51が設けられており、ここを部品mが
通過した直後に図1に示すように弧状の転送シュート5
2を通って迅速に圧送機51の噴出空気を受けて所定の
方向に駆動され、ロータリパーツフィーダRにおける側
壁形成部材14に設けられた切欠14aを通って、その
前後方向の姿勢を変えることなく、ボウル1のフランジ
部1aの上に転送されるように構成されている。尚、こ
の部分は円板8の上端部8aより時計方向側にある。す
なわち、移送路1aの搬送方向の上流側であるので、円
板8から遠心力で上昇してくる部品mと干渉し合うこと
はない。
【0022】更に、本発明によれば、一方のベルトコン
ベヤ36の側方に部品移送手段としてのベルトコンベヤ
300が設けられているのであるが、更に、この側方に
ゴムでなる垂れ膜11が配設されており、これに対向し
て上述の空気噴出ノズル40が配設されている。更に、
ベルトコンベヤ36のローラ44’には同軸にエンコー
ダ6が結合されており、この出力パルスは図3に示すコ
ンピュータ内のコントローラ93に供給される。更に、
下流側のベルトコンベヤ41の上流側端部に近接して光
源E及び受光素子Hからなるオーバフロー検出装置が設
けられており、ベルトコンベヤ41の側壁41a、41
bに形成した小孔を通って、光源Eからの光線を受光素
子Hが受け、この検出信号は導線Vを介してコンピュー
タ内のコントローラ93に供給されるが、所定時間以上
連続して部品mを検出した場合には、オーバフローであ
ると判断するようにしている。
【0023】次に、図3を参照して部品姿勢選別部30
の要部につき、更に詳細に説明すると、ベルトコンベヤ
36のベルト45’の一側方に上述したように空気噴出
ノズル40が設けられており、このノズル40口aから
空気が噴出されるのであるが、これは電磁弁90を介し
て圧縮空気源92に接続されており、又、コントローラ
93からの駆動信号をそのソレノイド91で受けて電磁
弁90を開弁するようにしている。
【0024】又、上述したようにコンピュータ内のコン
トローラ93は撮像装置37からの撮像信号が供給され
て、ここに記憶されている正しい姿勢の部品と比較し
て、前後姿勢に関して正しいかどうかを判断するのであ
るが、正しくない姿勢であると判断した時には、すなわ
ち後向きの姿勢であると判断した時にはこの判断時点よ
りカウントして、エンコーダ6のパルス数が第1の所定
パルス数に達すると、ソレノイド91を励磁して電磁弁
90を開弁させ、ノズル40aの前方を通過する正しく
ない姿勢の部品mの重心Gがノズル口40aに直対向し
た時に、この部品を側方のベルトコンベヤ300に吹き
付けるようにしている。又、オーバフロー検出装置
(E、Hで成る)により、オーバフローが検出された時
には、撮像装置37により部品が正しい姿勢であると判
断している時には、すなわち前向きの姿勢であると判断
した時には、その判断時点によりカウントしてエンコー
ダ6のパルス数が第2のパルス数に達した時に、空気噴
出装置40を駆動させるようにしており、この時には図
5に示すように、この部品mの重心Gより前方に所定の
距離にある部分aが、ノズル口40aに対向した時に吹
き付けられるようになっている。
【0025】本発明の実施の形態による部品整送装置は
以上のように構成されるが、次にこの作用について説明
する。
【0026】図2において、モータ13を駆動すると、
回転円板8は図1において矢印で示す方向に高速回転
し、又これと同心的に外方に配設されるボウル1も同方
向にモータ6により、然し、より低速で、同じく矢印で
示す方向に回転する。図を分かり易くするために散在的
にのみ示すが、円板8上には多量の整送すべき部品mが
貯蔵されている。回転円板8の高速回転によりこの円板
8上を遠心力で径外方向に推進させられ、その上縁部8
aよりボウル1のフランジ部1a上に転送される。この
フランジ部1aが移送路として働くのであるが、低速で
あるものの同方向に回転しているので、この上に乗せら
れた部品mはワイヤ29と側壁形成部材14とで形成さ
れる部品移送路をボウル1の回転と共に一列でその長手
方向を移送方向に向けて搬送される。直線的な側壁形成
部材28にガイドされながら、部品mは、一個宛整列ベ
ルトコンベヤ33上に転送される。ここでは、部品mは
その転送された姿勢を維持しながら下流側へと移送さ
れ、部品姿勢選別部30へ転送される。上流側の選別用
ベルトコンベヤ35上を移送され、下流側の選別用ベル
トコンベヤ36との間に形成される隙間上を移送され
るが、この時にラインセンサ用CCDカメラ37により
公知のように、その影が撮像信号としてコントローラ内
にあるコンピュータに供給され、ここには正しい姿勢の
すなわち前向きの姿勢の部品の影を記憶しているので、
これと比較して一致すれば下流側の選別用ベルトコンベ
ヤ36のベルト45’をそのまま移送されて、ベルトコ
ンベヤ41上に転送され、次工程に一個宛供給される。
【0027】次に、前後方向において異姿勢の部品mが
隙間Sを通過する時に、同じくその影を撮像されるので
あるが、これは、コンピュータに記憶されている影と一
致しないので、その姿勢判別時点よりカウントしてエン
コーダ6の出力パルスが第1の所定パルスに達すると、
空気噴出ノズル40に接続される電磁弁を開弁し、ここ
から空気を噴出させる。図4に示すように、そのほぼ重
心Gがノズル口40aの直前方を通過する時点で空気噴
出ノズル40より空気を噴出させて、確実に側方のベル
トコンベヤ300のベルト50上にその長手方向を移送
方向に向ける姿勢は変えることなく転送させる。ベルト
コンベヤ300は、図2に示すように、上がり傾斜走行
であるが、これにより上方へと移送され、圧送機51を
通過する直後において、所定方向を向いた空気噴出力を
受けて、ロータリパーツフィーダRにおける側壁形成部
材14に形成された切欠14aを通って、移送路1a上
に転送される。尚、この時、切欠14aに対向して,図
1で一点鎖線で示すように、ストッパ60が上方の静止
部に固定されており、確実に移送路1a上に乗って、以
後この回転と共にその姿勢を保持して移送されるように
している。すなわち、今度は整列ベルトコンベヤ33上
には、前後方向において正しい姿勢でこれに転送され、
従って部品姿勢選別部30においては正しい姿勢である
ので、空気噴出ノズル40の側方をそのまま通過し、ベ
ルトコンベヤ41に転送される。
【0028】以上のような作用が行なわれるので、従来
のロータリパーツフィーダR内で部品の姿勢を判別し、
且つ、この直後に空気噴出ノズルで円板8上に排除して
いたのに比べると、次工程に供給される正しい姿勢の部
品の供給効率は大巾に向上させることができる。
【0029】次に、コンベヤ41上で部品がオーバフロ
ー状態に達した場合について説明する。すなわち、オー
バフロー検出装置(E、Hで成る)により部品のオーバ
フローが検出されると、このオーバフロー検出信号がコ
ンピュータ内のコントローラ93に供給される。そし
て、撮像装置37により所定の姿勢でない部品が空気噴
出装置40の前方に来た時には、上述したように、姿勢
判断時点からエンコーダ6が第1の所定のパルス数をカ
ウントした時に空気を噴出させて、図4に示すようにそ
のままの姿勢で隣りのベルトコンベヤ300上に吹き飛
ばされるのであるが、正しい姿勢の部品が撮像装置37
で撮像された時には、コンピュータのこの判断時点より
カウントしてエンコーダ6のパルスが第2の所定のパル
ス数に達した時に空気噴出手段40を駆動させる。これ
により図5に示すように、部品mの重心Gより前方の部
分aにノズル口44aからの空気が噴出され、矢印Qで
示すように、重心Gの回りに回動し、この時180度以
上より回動せんとしてもゴムの垂れ膜11により衝突し
てそれ以上の回動が抑えられ、一点鎖線で示すような姿
勢でベルトコンベヤ300上を移送され、図1で示す圧
送機51においては、所望の姿勢にしてロータリパーツ
フィーダRに転送される。オーバフロー状態が続行する
限り、正しい姿勢の部品も正しくない姿勢の部品も以上
のようにしてベルトコンベヤ300上に転送されるの
で、下流でオーバフロー状態が何れ解除されることにな
るのであるが、正しい姿勢の部品は180度方向を転換
してベルトコンベヤ300上に転送されることにより、
部品姿勢選別装置30に供給される時には、やはり正し
い姿勢で供給されることになる。よって、オーバフロー
解除時には、更に高い供給効率で次工程に正しい姿勢の
部品を供給することができる。
【0030】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0031】例えば、以上の実施の形態では姿勢を選別
すべき部品としては、T字形の部品mを説明したが、勿
論これらに限定されることなく、一般に軸方向に沿って
移送され、前後方向において姿勢を異にする部品全てに
適用可能である。
【0032】又、以上の実施の形態では、一対の姿勢選
別用ベルトコンベヤ35及び36との間に間隙Sを設
け、これに整列してラインセンサ用撮像装置37及び光
源38を配設して、この間隙Sの上を通る部品mの姿勢
を判別するようにしたが、この一対のベルトコンベヤ3
5、36に代えて、通常の一本のベルトコンベヤを配設
し、且つ、この搬送方向の両側にエリアセンサ(ライン
センサはスリットを通るスリット状光線で順次変化する
一部の影を撮像するのに対し、エリアセンサは二次元的
な光線で部品全体の影を一度に撮像する。)用CCDカ
メラと、これに対向して光源を配設し、このベルトコン
ベヤ上を搬送される部品の影をエリアセンサ用CCDカ
メラで撮像し、この撮像信号をコンピュータで受けて、
前後方向に関し正しい姿勢であるかどうかを判断するよ
うにしてもよい。
【0033】又、以上の実施の形態では、コンピュータ
内にエンコーダ6の出力パルスが第1の所定のパルス数
及び第2の所定のパルス数に達した時に、それぞれの条
件で空気噴出ノズル40を駆動させるようにしたが、こ
の第1及び第2の所定パルス数はコンピュータ内で部品
の形状に応じて自由に調節可能としてもよい。
【0034】又、以上の実施の形態では、前後方向に関
して正しい姿勢の部品が、オーバフロー時にはaの部分
をノズル40aからの噴出空気により吹き付けるように
したが、これに代え重心Gより図5において左方の柄の
部分bのある位置がノズル口40aの直前方に至った時
に空気を吹き付けるようにしてもよい。
【0035】又、以上の実施の形態では部品移送手段と
してベルトコンベヤ300を用いたが、これに代えて振
動コンベヤ、あるいは振動フィーダを用いてもよい。
【0036】又以上の実施の形態では、ベルトコンベヤ
300の側方にゴム膜11を垂下させたが、場合によっ
ては、これを省略しても部品の形状によってはその18
0度の方向転換は可能である。あるいは、上述したよう
に振動コンベヤ、あるいは振動フィーダを用いる場合に
は、その一方の側壁部(ベルトコンベヤ装置47とは反
対側の)の高さは大とし、これに空気噴出ノズル40に
より吹き飛ばされた部品の過剰な回転モーメントを抑え
るようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の部品整送装
置によれば、大量に貯蔵されているロータリパーツフィ
ーダR内の部品を常に高い供給効率で前後方向で正しい
姿勢にして次工程に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による部品整送装置の平面
図である。
【図2】部分破断同正面図である。
【図3】同要部の拡大平面図である。
【図4】同要部の作用を説明するための拡大平面図であ
る。
【図5】同要部の作用を説明するための拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
1a 部品移送路 6 エンコーダ 30 部品姿勢選別部 35 姿勢選別用ベルトコンベヤ 36 姿勢選別用ベルトコンベヤ 37 ラインセンサ用CCDカメラ 38 光源 40 空気噴出ノズル 93 コントローラ 300 ベルトコンベヤ R ロータリパーツフィーダ(部品供給装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−24630(JP,A) 特開 平2−286514(JP,A) 特開 平2−66438(JP,A) 特開 昭60−94185(JP,A) 特開 昭61−127514(JP,A) 特開 平5−338773(JP,A) 実開 平4−19554(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/00 - 47/20 B07C 1/00 - 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ円筒形状の第1回転体と、該第1回
    転体内にその最上方部が該第1回転体の上縁部のレベル
    にほぼ一致するように傾斜して配設された円板状の第2
    回転体と、前記第1回転体の上端面に沿って、かつ該第
    1回転体と同心的に配設された円筒形状の側壁形成部材
    とを備え、前記第1回転体の上端面及び前記側壁形成部
    材で円形の部品移送路を形成し、前記第1回転体と前記
    第2回転体とは独立して同一方向に回転し、前記第2回
    転体上に収容された部品を前記部品移送路に向って前記
    2回転体の回転による遠心力によって移動させ、前記部
    品移送路上で該部品を前記側壁形成部材に沿って搬送す
    るようにした部品供給装置と、該部品供給装置の前記部
    品移送路の排出端部と整列して配設されたベルトコンベ
    ヤ装置と、該ベルトコンベヤ装置の相対する側に配設さ
    れた撮像装置と、光源と、前記撮像装置の下流側に配設
    され該撮像装置により後向きの姿勢であると判断された
    部品を前記ベルトコンベヤ装置の移送方向に関し一側方
    へ排除するための空気噴出装置と、前記ベルトコンベヤ
    装置の下流側に設けられた部品のオーバフロー検出手段
    とを備え、前記ベルトコンベヤ装置の前記一側方に平行
    該ベルトコンベヤ装置と反対方向に部品を移送させる
    部品移送手段を配設し、前記空気噴出装置により排除さ
    れた後向きの姿勢の部品を、そのままの姿勢で前記部品
    移送手段で受けて前記部品供給装置の部品移送路上へ前
    向きの姿勢のままで該部品移送手段から転送させるよう
    にした部品整送装置において、前記ベルトコンベヤ装置
    のベルトを巻回させている複数のローラの一つにエンコ
    ーダを接続し、少なくとも前記撮像装置の撮像信号、前
    記エンコーダの出力及び前記オーバフロー検出手段の検
    出信号を受けるコンピュータが前記撮像信号により前向
    きの姿勢であると判断したときには、かつ前記オーバー
    フロー検出手段が部品のオーバーフローを検出していな
    いときには前記空気噴出装置を駆動せず、部品をそのま
    ま下流側へと進行させ、後向きの姿勢であると判断した
    ときには、前記エンコーダの出力パルスが前記撮像信号
    による部品の姿勢判断の時点からカウントして、第1の
    所定のパルス数に達すると、前記空気噴出装置を駆動し
    該後向きの姿勢の部品を、そのままの姿勢で前記部品
    移送手段へと吹き飛ばし、前記オーバフロー検出装置が
    オーバフローを検出しており、かつ前記コンピュータが
    部品の姿勢が前向きの姿勢であると判断しているときに
    は、前記エンコーダの出力パルスが、前記撮像信号によ
    る部品の姿勢判別の時点からカウントして第2の所定パ
    ルス数に達すると、前記空気噴出装置を駆動して、この
    噴出空気の吹き付けにより前向きの姿勢の部品を約18
    0度反転させて、前記部品移送手段へと転送させるよう
    にしたことを特徴とする部品整送装置。
  2. 【請求項2】 ボウル内に設けられた部品移送路で部品
    を移送する部品供給装置と、該部品供給装置の排出端に
    設置され、次工程へ部品を供給するための部品搬送装置
    と、該部品搬送装置の所定箇所に設けられた部品の前後
    姿勢を判別する部品姿勢判別手段と、該部品姿勢判別手
    段の下流側に設けられ、部品を前記部品搬送装置の一側
    方に排除する部品排除手段と、前記部品搬送装置の前記
    一側方に平行して設置され、前記部品移送路に部品を転
    送する部品転送装置とを備え、所定の前後姿勢にない部
    品を前記部品排除手段により、前記部品転送装置に排除
    することにより、部品を所定の前後姿勢で前記部品移送
    路に転送する部品整送装置において、前記部品搬送装置
    の所定箇所に部品のオーバーフロー検出手段と部品姿勢
    反転排除手段を設け、前記オーバーフロー検出手段が部
    品のオーバーフローを検出しており、かつ前記部品姿勢
    判別手段が部品の前後姿勢が所定方向であると判別して
    いるときには、前記部品姿勢反転排除手段で当該部品の
    前後姿勢を反転させてから前記部品転送装置に排除し、
    前記部品姿勢判別手段が部品の前後姿勢が所定方向でな
    いと判別しているときには前記部品排除手段を駆動し
    て、そのまゝの姿勢で前記部品転送装置へと排除し、前
    記オーバーフロー検出手段が部品のオーバーフローを検
    出せず、かつ前記部品姿勢判別手段が部品の前後姿勢が
    所定方向であると判別しているときには、前記部品排除
    手段を駆動せず、そのまゝ下流側へと進行させ、前記部
    品姿勢判別手段が部品の前後姿勢が所定方向でないと判
    別しているときには、前記部品排除手段を駆動して、そ
    のまゝの姿勢で前記部品搬送装置へと排除したことを特
    徴とする部品整送装置。
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