JP3459260B2 - 解剖学的に形作られた混合衛生ナプキン - Google Patents

解剖学的に形作られた混合衛生ナプキン

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JP3459260B2 JP52630096A JP52630096A JP3459260B2 JP 3459260 B2 JP3459260 B2 JP 3459260B2 JP 52630096 A JP52630096 A JP 52630096A JP 52630096 A JP52630096 A JP 52630096A JP 3459260 B2 JP3459260 B2 JP 3459260B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、使い捨て可能な衛生ナプキンに関係して
いる。ここで使用される時、衛生ナプキンは、女性によ
り、通常は彼女等の月経の期間に、体の外部に身に付け
られて彼女等の月経や膣***物を受け入れ保持するよう
設計された吸収装置と考えられている。使い捨て可能な
衛生ナプキンは使用後に捨てられることを意図されてい
て、清浄にされ再使用されるよりも汚れたままにされ
る。
発明の背景 衛生ナプキンの最も単純な形態においては、使い捨て
可能な衛生ナプキンは液体透過性の人体接触要素(しば
しば、表シートまたは覆いとして引用される)と液体不
浸透性の保護覆い(しばしば、裏シートとして引用され
る)との間に介在された吸収要素(しばしば、吸収核と
して引用される)を備えている。吸収要素は、月経や他
の膣***物を受け入れ保持することを意図している。人
体接触要素は、これを介して吸収要素に向かう液体の自
由な通過を許容するとともに人体表面との多少は快適で
乾いた感じの接触を創出することを意図している。保護
覆いは、吸収要素から漏れ出た月経や他の膣***物が衛
生ナプキンの使用者の衣類を汚すことを防止することを
意図している。
上述した3つの機能要素に加えて、使い捨て可能な衛
生ナプキンには一般的に、使用者が動いた時でさえ衛生
ナプキンがその意図する機能を最も効率良く果たすこと
が出来る場所である使用者の股領域の近傍に吸収装置を
支持する為の手段が設けられている。典型的には衛生ナ
プキンには、使用者の下着の内股領域に吸収装置を固定
する為の粘着取り付け手段が設けられている。
従来知られている衛生ナプキンがその意図する機能を
達成する間に、個々の従来の設計は、体液の吸収,使用
者の衣類を汚れから防止すること,及び/又は使用者に
対する物理的な快適さの中の1つ又はそれ以上について
のある欠点にさらされている。
使い捨て可能な衛生ナプキンについては、少なくとも
2つの一般的な種類が現在存在している。この中の第1
の種類は、中間以上に多量の月経の流れの吸収を意図し
ていると認められる。これらの衛生ナプキンは比較的高
い吸収容量を提供している。吸収容量は通常、比較的厚
く嵩張る吸収部材を衛生ナプキンに設けることにより達
成される。比較的高い吸収容量を持っている一方で、吸
収部材の嵩張りがある程度の装着の不快さを生じさせて
いる。
衛生ナプキンの第2の種類は、軽いまたは低量の月経
の流れの為を意図しており、一般にはパンティライナー
(Pantiliner)またはパンティシールド(Pantishiel
d)として引用されている。この種類の衛生ナプキンは
第1の種類の衛生ナプキンに比べて、全体として、薄
く、幾分かはより柔軟で全体としてより快適である。し
かしながら、第2の種類の衛生ナプキンは第1の種類の
衛生ナプキンに比べて吸収容量に欠けている。
前述した2つの種類の衛生ナプキンの利点を1つの混
合衛生ナプキン中に創出しようとする1つの試みが、19
84年1月10日付けでデスマレイス(DesMarais)に対し
て発行され共同して譲渡された米国特許第4,425,130号
の明細書中に記載されている。デスマレイス(DesMarai
s)の混合衛生ナプキンは第1の月経パッドとパンティ
保護部材とを備えており、第1の月経パッドとパンティ
保護部材はこれらの共通の全体的な長さに本質的に渡っ
た相対的な動きを自由にするようこれらの対応端が相互
に連結されている。第1の月経パッドは使用者から***
された体液の嵩を吸収することを意図しており、パンテ
ィ保護部材は使用者の衣類を汚れから防止することを意
図している。使用においては、第1の月経パッドとパン
ティ保護部材との間の比較的自由な動きが、パンティ保
護部材を使用者の下着に対応して残しながら、第1の月
経パッドを使用者の股領域の近傍に維持するよう機能す
る。第1の月経パッドとパンティ保護部材との間の比較
的自由な動きが第1の月経パッドを使用者の股領域の近
傍に維持するよう機能する一方で、この自由な動きは第
1の月経パッドがパンティ保護部材の両縁を越えて側方
に移動してしまい使用者の下着を汚す可能性を創出して
いるという安定性の欠如を導いている。
さらには、第1の月経パッドとパンティ保護部材との
間の比較的自由な動きはそれのみで、体液が着用者の膣
開口に存在した時点で体液を捕らえるのには不十分であ
る。第1の月経パッドは、外陰部の中に少なくても部分
的に存在するのに十分な程度に狭いことが好ましい。ま
たは第1の月経パッドは、第1の月経パッドの一部が女
性の外陰部の中に少なくとも部分的に存在出来るよう、
大***の間の距離よりも幅が広く出来るが、女性の外陰
部の柔らかな組織(soft tissue)により負荷される力
の如き比較的低い力で側方の圧縮または快適さを創出し
なければならない。比較的低い力による快適さにより、
第1の吸収部材は使用中の快適さを維持する。さらには
第1の月経パッドは、第1の月経パッドと人体の表面と
の界面が形状変化にさらされた時に第1の月経パッドが
人体の表面に形を合わせることが出来るよう弾性的な回
復を示すことが好ましい。第1の月経パッドが人体の表
面に適合するようより狭く形成された時には、パンティ
保護部材は着用者の下着に対する安定した取り付けを創
出するとともに下着を汚れから防止するのに十分な幅を
残していることが好ましい。
発明の概要 この発明は、混合衛生ナプキンに関係している。この
混合衛生ナプキンは、吸収核を含んでいる第1の吸収部
材,外側覆い,そして液体不浸透性の裏シート及び裏シ
ートに取り付けられた吸収要素を含んでいる第2の吸収
部材を備えていて、第2の吸収部材が第1の吸収部材に
取り付けられている。第1の吸収部材は幅を有した基礎
と幅を有した頂部とを有していて、基礎は第2の吸収部
材に対して並置されており、頂部は基礎に対して直角に
反対方向を向いていて、基礎の幅が頂部の幅よりも大き
い。吸収核は複数の核部材を備えていて、複数の核部材
が保持層,獲得層,又は保持層と獲得層の両者により包
まれている。
図面の簡単な説明 この明細書は本願の発明を特に指摘し明確に申し述べ
ている請求項を含んでいるが、この発明は以下の図面と
共に以下の記載からより良く理解出来、以下の図面にお
いては同様の参照符号は同じ部材を指摘している。そし
て: 第1図は、この発明の混合衛生ナプキンの一実施例の
平面図であり; 第2図は、第1図中に示された混合衛生ナプキンの側
面図であり; 第3図及び第3A図は、第2図の3−3線に沿った第1
図及び第2図に示された混合衛生ナプキンの横断面図で
あり;そして、 第4図,第5図,第6図,そして第7図は、この発明
の混合衛生ナプキンの別の実施例を示す横断面図であ
る。
発明の詳細な説明 この発明は、体液の吸収,使用者の衣類の汚れからの
防止,そして使用者に対する物理的な快適さを提供す
る、人体に適用される混合衛生ナプキンである。ここで
使用される用語「衛生ナプキン」は、女性によって外陰
部領域の近傍に着用され、体から***される種々の***
物(例えば、血液,月経,そして小水)を吸収して保持
することを意図され、さらに一回の使用の後に捨てられ
ることを意図され(即ち、洗濯されたり、他のやり方で
回復されたり、再使用されることを意図されていない)
物体を意味する。ここで使用される用語「混合衛生ナプ
キン」は、単一構造を形成する為に相互に結合された独
立した構成部材を備えている衛生ナプキンを意味してい
る。着用者の前庭内に部分的に存在するとともに前庭の
外にも部分的に存在する内唇装置もまた、この発明の範
囲内である。ここで使用される用語「外陰部」は、外部
から見える女性器を意味していて、大***,小***,陰
核,そして前庭に限定される。
第1図乃至第3図は、この発明の混合衛生ナプキン20
の好適な一実施例を示している。第1図乃至第3図から
見ることが出来るように、混合衛生ナプキン20は、第1
の吸収部材30と、一体化手段70により第1の吸収部材30
と結合された第2の吸収部材50と、を備えている。混合
衛生ナプキン20は2つの表面を有していて、その一方は
体接触または対面表面87であり、他方は衣類対面または
接触表面55である。第1及び第2の吸収部材30及び50の
夫々が、体対面表面及び衣類対面表面を有している。混
合衛生ナプキン20は2つの中心線を有していて、その一
方の中心線は長手方向(longitudinal)中心線Lであ
り、他方の中心線は横断方向(transverse)中心線Tで
ある。ここで使用される用語「長手方向(longitudina
l)」は、混合衛生ナプキンが着用された時に立ってい
る着用者を体の左半分と右半分とに2つに分割する垂直
面と略一直線上に配置された(即ち、略平行な)混合衛
生ナプキンの面中の線または軸または方向を意味してい
る。ここで使用されている「幅方向(transverse)」ま
たは「側方(lateral)は交換可能であり、長手方向に
対して直角である混合衛生ナプキンの面中に横たわる線
または軸または方向を意味している。
第1の吸収部材30は両方の測縁24と両方の端縁25とを
有していて、これらは共に第1の吸収部材30の周辺26を
形成する。第2の吸収部材50は両方の測縁21と両方の端
縁22とを有していて、これらは共に第2の吸収部材50及
び混合衛生ナプキン20の周辺23を形成している。混合衛
生ナプキン20は、第1の端領域27と、中心領域28と、そ
して第2の端領域29と、を有している。
第1の吸収部材30は、使用者により***された体液を
吸収することを意図された混合衛生ナプキン20の構成要
素である。第1の吸収部材30は、吸収核34の如き吸収手
段33と、吸収核34上に重複された外側覆い32と、備えて
いる(ここで使用される用語「重複された(superimpos
ed)」は隣接しているか、または並べられている、こと
を意味していて、接触したり結合されている必要はな
い。)。好ましくは外側覆い32の全体は液体浸透性であ
るが、しかしながら、他の実施例では外側覆い32の部分
が液体不浸透性または疎水性であることが出来る。さら
に第1の吸収部材30の大略的な形状は、混合衛生ナプキ
ン20の吸収特性に影響を与えるばかりでなく、着用者に
対する全体的な快適さにも影響を与える。一般的に、頂
部(女性の外性器中に少なくとも部分的に適合すること
を意図された第1の吸収部材30の部分である)よりも幅
の広い基礎を有した第1の吸収部材30を備えている混合
衛生ナプキン20は、効果と快適さとを向上させる。
第3図及び第3A図に示されている如く、第1の吸収部
材30は、垂直中心線200と、幅Bを有している基礎10
と、基礎10に対して垂直に反対側に突出している頂部15
と、を有していて、頂部15は幅Aを有している(この好
適な混合衛生ナプキン20の頂部15及び基礎10の幅A及び
Bは、第3A図において最も良く示されている。)。ここ
で使用されている用語「基礎(base)」は、第2の吸収
部材50の体接触表面87に重複していて最も大きな幅Bを
有している第1の吸収部材30の部分を意味している(い
かなる所定の場所においても「幅(width)」は、その
場所の側方または横断方向寸法を測定することにより決
定される。従って、測定は一般的に垂直中心線200に対
して直角であるとともに横断方向中心線Tに対しては略
平行に行われる。)。基礎10は、基礎10が頂部15の幅A
よりも大きな幅Bを有している限り、いかなる特定の形
状や幅にも限定されない。基礎10の少なくとも一部は、
第2の吸収部材50の体対面表面87と好ましくは結合また
は面対面の接触をされている(ここで使用されている用
語「結合されている(joined)」は、1つの要素が他の
要素に取り付けられることにより1つの要素が他の要素
に直接固定される形態や、1つの要素が1つまたは複数
の中間部材に取り付けられ、さらに中間部材が他の要素
に取り付けられることにより1つの要素が他の要素に間
接的に固定される形態を、包含している。)。
頂部15は、基礎10及び第2の吸収部材50に対して垂直
に反対側に突出している第1の吸収部材30の部分であ
る。頂部15はいかなる形状であることも出来るし、基礎
10の幅Bよりも小さないかなる幅Aをも有することが出
来る。好ましくは頂部15は、女性の外性器中に少なくと
も部分的に快適に存在するような形状と寸法にされてい
る。従って、第3図乃至第7図に示されている如く、頂
部15は好ましくは、着用者の体に対して適合出来るよう
少なくとも部分的に湾曲されているか、丸められている
か、他の形状にされている。他の実施例においては、し
かしながら頂部15は、平坦であったり、尖っていたり、
または大略的に曲線ではないことが出来る。
好ましくは、外側覆い32は着用者の皮膚に対して従順
であり、柔らかな感触であり、そして非刺激性である。
さらに、上述した如く、外側覆い32の少なくとも一部は
液体浸透性であって、液体がその厚さを介して容易に浸
透することを許容する。適切な外側覆い32は、織られた
材料や織られていない材料;開口されて形成された熱可
塑性フィルムや開口された合成樹脂フィルムや油圧成形
された(hydroformed)熱可塑性フィルムの如き高分子
材料;多孔性発泡体;網状熱可塑性フィルム;そして熱
可塑性スクリム;の如き幅広い範囲の材料から製造され
ることが出来る。適切な織られた材料や織られていない
材料は、天然繊維(例えば、木や綿の繊維)や合成繊維
(例えば、ポリエステルやポリプロピレンやポリエチレ
ン繊維の如き高分子繊維)や天然繊維と合成繊維との組
み合わせを備えていることが出来る。
外側覆い32は、一体化された部材であることが出来る
し、または外側覆い32を形成する為に相互に組み合わさ
れた2つまたはそれ以上の要素を備えていることが出来
る。さらには、外側覆い32を備えている材料のいかなる
部分も、強度や柔軟性や液体浸透性や液体不浸透性の如
きいかなる所望の特徴を分け与えるか、または強調する
為に、被覆されたり、積層されたり、処理されたり、ま
たは他の操作をされたりすることが出来る。
好適な外側覆い32は、開口を有した成形フィルムを備
えている。開口された成形フィルムは、体からの***物
に対して一般的に浸透性であって非吸収性でもあり、従
ってフィルムを介して液体が逆戻りし着用者の皮膚を再
び濡らす傾向を減少させることが出来るので、外側覆い
32の為には好ましい。従って、体に接触している成形フ
ィルムの表面は乾いたままであり、このことにより体の
汚れを減少させるとともに着用者の為により快適な感触
を創出する。さらに成形フィルムは、いかなる液体の通
過も阻止する液体不浸透領域を創出する非開口領域を伴
うよう容易に形成される。適切な成形フィルムは、1975
年12月30日付けでトンプソン(Thompson)に対し発行さ
れた米国特許第3,929,135号の明細書;1982年4月13日付
けでムラーネ,その他(Mullane,et al.)に対し発行さ
れた米国特許第4,324,246号の明細書;1982年8月3日付
けでラデル、その他(Radel,et al.)に対し発行された
米国特許第4,342,314号の明細書;1984年7月31日付けで
アー、その他(Ahr,et al.)に対し発行された米国特許
第4,463,045号の明細書;そして、1991年4月9日付け
でベアード(Baird)に対し発行された米国特許第5,00
6,394号の明細書中に記載されている。これらの特許の
記載の夫々は、これらの特許がここに引用されることに
よりこの明細書中に組み込まれた。この発明の第1の吸
収部材30の為に特に好適な外側覆い32は、上述した特許
の1つまたはそれ以上に記載されていて、「ドライ−ウ
イーブ(DRI−WEAVE)」としてオハイオ州シンシナチ
(Cincinnati)のプロクター&ギャンブル社(THe Proc
ter & Gamble Company)により衛生ナプキンにおいて
市販されている成形フィルムを備えている。
この発明の好適な実施例においては、外側覆い32の少
なくとも一部の体対面表面は、体対面表面が親水性でな
い場合よりも外側覆い32を介した液体搬送を速くするの
を助ける為に親水性である。このことは、月経の流れが
吸収核34中に流入し吸収されるされるよりも外側覆い32
から流れ出る傾向を減少させる。好適な実施例において
は、界面活性剤が、アジズ,その他(Aziz,et al.)に
よって1993年6月4日に提出され「織られておらず開口
されたフィルム覆いシートを有した吸収物品(Absorben
t Article Having a Nonwoven and Apertured Film Cov
ersheet)」と題された米国特許出願第08/072,660号の
明細書中に記載されている如き高分子材料の成形フィル
ムに組み込まれている。そして、この米国出願の明細書
の記載は、この米国出願がここに引用されることにより
この明細書中に組み込まれた。また、外側覆い32の体対
面表面は、1990年4月21日付けでオスボーン(Osborn)
に対し発行され米国特許第4,950,264号の明細書中に記
載されている如き界面活性剤で処理されることにより親
水性にされることが出来る。そしてこの米国特許の明細
書の記載は、この米国特許がここに引用されることによ
りこの明細書中に組み込まれた。
上述した如く、外側覆い32は好ましくは吸収核34上に
重複されている。外側覆い32と吸収核34との間の適切な
流体の搬送を確実にする為には、外側覆い32がその下に
横たわっている吸収核34に対して、これらの共通の提携
または界面を介して実質的に連続して結合されているこ
とが好ましい。下に横たわっている吸収核34に対して外
側覆い32を実質的に連続して結合することにより、外側
覆い32は使用中に吸収核34から分離しようとする傾向が
減少される。外側覆い32からの吸収核34の分離は、外側
覆い32から下に横たわっている吸収核34中への流体の搬
送を禁止する。外側覆い32はいかなる適切な手段によっ
ても吸収核34に連結することが出来、上記いかなる適切
な手段には、外側覆い32と吸収核34との間の噴霧接着や
接着剤の線状の適用または点状の適用による如き接着剤
による外側覆い32の吸収核34との結合が含まれるが、こ
のような噴霧接着や接着剤の線状の適用または点状の適
用に限定される訳ではない。また、あるいはさらに、吸
収核34の回りを外側覆い32で包んだり、吸収核34の繊維
を外側覆い32にもつれさせたり、複数の不連続な個々の
融着により吸収核34に対して外側覆い32を融着させた
り、あるいは当該技術分野により知られている他のいか
なる結合手段によってのみ、外側覆い32を吸収核34と結
合させることも出来る。
今度は第3図を参照すると、外側覆い32が第1の吸収
部材30の吸収核34を完全に覆っていることを見ることが
出来る。第3図に示されている外側覆い32は、第2の吸
収部材50の近傍に閉じ目85を有している。このような形
態は閉じ目85をいかなる体の接触からも遠ざけておく為
に有利ではあるが、この発明の範囲を限定することを意
味しない。閉じ目85が吸収核34の回りのいかなる場所に
も配置されている他の適切な実施例も予想される。さら
に、外側覆い32におけるいかなる数の閉じ目や折り目や
襞や接着も、着用者に快適さを提供している一方で第1
の吸収部材30が体液を吸収し保持する機能を果たすこと
が出来る限りにおいて、受け入れることが出来る。第3
図に示されている第1の吸収部材30の外側覆い32は、第
2の吸収部材50の表シート52から分離し独立した要素で
ある。このような実施例においては、外側覆い32は好ま
しくは、一体化手段70により第2の吸収部材50の表シー
ト52に結合されている。
第4図に示されている如きもう1つの実施例において
は、外側覆い32が第1の吸収部材30の吸収核34を完全に
取り囲んでいない。しかしながら外側覆い32は、実質的
には吸収核34を取り囲んでいる(ここで使用されている
用語「実質的に取り囲んでいる(substatially encircl
e)」は、外側覆いが吸収核の半分以上、より好ましく
は吸収核の殆ど、を覆うことを意味している。)。外側
覆い32が吸収核34を完全に取り囲んでいないので、溝80
が形成されている。溝80は第1の吸収部材30によって保
持されなかったいかなる液体も第2の吸収部材50の表シ
ート52や吸収要素56やいかなる他の要素上に配置させて
これらの中に吸収させ保持させることが出来る為の手段
を提供している(溝80を備えているこの発明の別の実施
例が第5図に示されている。)。
さらに第5図に示されている如く、第1の吸収部材30
の外側覆い32と第2の吸収部材50の表シート52とは、ウ
ェッブ100の如き単一材料のウェッブを備えることが出
来る。この実施例においては、ウェッブ100が第1の吸
収部材30の吸収核34を実質的に取り囲んでおり、第2の
吸収部材50の少なくとも一部を覆うよう吸収核34から外
側に延出している。ウェッブ100として使用する為に適
切な材料は、第1の吸収部材30の外側覆い32と第2の吸
収部材50の表シート52とに関して上に記載されている。
第5図に示されている如く、ウェッブ100は第2の吸
収部材50の体対面表面の全体を覆うことが出来るが、こ
れは必ずしもそうする必要は無い。さらに、ウェッブ10
0の正確な形状は、ウェッブ100が第1の吸収部材30の吸
収核34を実質的に取り囲む限りにおいて、変化させるこ
とが出来る。従って、ウェッブ100は、第5図に示され
ている如く、吸収核34を完全に包むことが出来るし、ま
たは溝80を形成することが出来る。
第5図の実施例においてウェッブ100は、第1の吸収
部材30と第2の吸収部材50とを共に連結している一体化
手段として機能する。混合衛生ナプキンはまた、第1の
吸収部材30を第2の吸収部材50に連結する為の追加の一
体化手段を含むことが出来る。適切な追加の一体化手段
は、接着剤や融着やここに記載された如きいかなる他の
一体化手段を含むことが出来るが、これらに限定される
訳ではない。
この発明の吸収核34は第1に体からの***物を吸収し
保持するよう機能する。しかしながら、幾つかの好適な
実施例では、吸収核34は第1の吸収部材30の形状を維持
する為の整形部材として機能する。従って吸収核34は、
一般的に圧縮可能であり、快適であり、弾性を有し、着
用者の皮膚を刺激せず、そして体からの***物を吸収し
保持することが出来る、いかなる吸収手段であることが
出来る。好ましくは吸収核34の全吸収容量は、混合衛生
ナプキン20の第1の吸収部材30の為に意図する***物の
量に一致していなければならない。さらには吸収核34の
吸収容量は、着用者により予期される***される液体の
量の範囲を収容するよう変化させることが出来る。例え
ば、夜間の使用を意図されている混合衛生ナプキンの吸
収容量と比較して昼間の使用を意図されている混合衛生
ナプキンには異なった吸収容量を使用することが出来、
またはより成熟した女性により使用されることを意図さ
れた混合衛生ナプキンの吸収容量と比較して10代の女性
により使用されることを意図された混合衛生ナプキンに
は異なった吸収容量を使用することが出来る。
吸収核34は、使い捨て可能な衛生ナプキン及び他の使
い捨て可能な吸収物品において通常使用されている幅広
い種類の液体吸収材料から製造することが出来る。適切
な吸収材料の例は、エアフェルト(airfelt)として一
般に引用されている細かく砕かれた木材パルプ;1993年
6月8日付けでヤングその他(Young,et al.)に対し発
行された米国特許第5,217,445号の明細書中に記載され
ている如き、襞状のセルロース詰め物(cellulose wadd
ing)にされ改質された架橋構造セルロース繊維;毛細
管溝繊維(1993年4月6日付けでトンプソンその他(Th
ompson,et al.)に対し発行された米国特許第5,200,248
号の明細書中に記載されている如き、内部繊維毛細管溝
を有している繊維);1993年11月9日付けでデスマレイ
ス,その他(DesMarais,et al.)に対し発行された米国
特許第5,260,345号の明細書中に記載されている如き吸
収発泡体;1993年12月7日付けでデスマレイス,その他
(DesMarais,et al.)に対し発行された米国特許第5,26
8,244号の明細書中に記載されている如き吸収発泡体;19
94年7月19日付けでデスマレイス,その他(DesMarais,
et al.)に対し発行された米国特許第5,331,015号の明
細書中に記載されている如き吸収発泡体;そして、1995
年2月7日付けでダイアー,その他(Dyer,et al.)に
対し発行された米国特許第5,387,207号の明細書中に記
載されている如き吸収発泡体;1993年10月21日付けでリ
チャーズ,その他(Richards,et al.)の名前で提出
「月経流体の改良された取り扱いの為の熱接着層を有し
ている月経吸収構造、及び改良された適合と快適さとを
有している月経パッドにおけるこれらの使用(Catameni
al Absorbent Structures Having Thermally Bonded La
yers For Improved Handling of Menstrual Fluids and
Their Use In Catamenial Pads Having Improved Fit
and Comfort)」と題された、米国特許出願第08/141,15
6号の明細書(P&Gの事件5051)中に記載されている
如き熱接着空中横たわり材料;ポリウレタン吸収スポン
ジ;人工ステープルファイバー;高分子繊維;ヒドロゲ
ル−成形(hydrogel−forming)高分子ゲル化剤;ピー
トモス(peat moss);ガラス繊維またはいかなる均等
材料またはこれらの材料の組み合わせ、を含んでいる。
上述した特許及び特許出願の記載の全ては、上述した特
許及び特許出願がここに引用されたことにより本願の明
細書中に組み合わされる。
発泡体を備えている適切な吸収核は、1993年11月9日
付けで発行された米国特許第5,260,345号の明細書;1992
年9月15日付けで発行された米国特許第5,147,345号の
明細書;そして、1992年9月22日付けで発行された米国
特許第5,149,720号の明細書中に記載されている。ここ
で第1及び第3の特許はデスマレイス,その他(DesMar
ais,et al.)の名前でリストに記載されており、第2の
特許はヤングその他(Young,et al.)の名前で発行され
ている。発泡体を備えている追加の核は、ヨーロッパ特
許第0 293 208 B1号の明細書中に記載されている。
スポンジを備えている吸収核は、米国特許第3,512,530
号及び第3,954,493号の夫々の明細書;そして、フラン
ス特許第2,203,837号の明細書に記載されている。別の
適切な吸収核の例が、本願と同時に審査されている米国
特許出願第08/277,733号の明細書(P&Gの事件5395)
中に詳細に記載されている。上述した特許及び特許出願
の記載の全ては、上述した特許及び特許出願がここに引
用されることにより本願の明細書中に組み合わされる。
他の適切な吸収核はフォアメックス(Foamex)08−8982
の商品名称でフォアメックス(Foamex)から入手可能な
ポリウレタン発泡体を備えている。
吸収核34として使用される為に選択された材料は好ま
しくは、体に対する第1の吸収部材30の適合と快適さと
を増す為に、従順で、柔らかで、快適で、圧縮可能で、
そして弾性があることが好ましい。好ましくは吸収核34
は、通常の使用の間に負荷される比較的小さな力の下で
変形するよう圧縮可能である。圧縮可能であることに加
えて、吸収核34を備えている材料は好ましくは、第1の
吸収部材30が唇及び会陰中及びこれらの回りに対する改
良された適合を創出することが出来るように、変形可能
であることが好ましい。使用中に女性の外性器により負
荷された比較的小さな力の下で圧縮可能であり変形可能
である間には、第1の吸収部材30は通常の着用力が負荷
された時に永久的に潰れないような十分な弾性を有して
いることも重要である。幾つかの好適な実施例では、吸
収核34は所望の弾性特性を伴った第1の吸収部材30を創
出する。他の好適な実施例では、以下にさらに記載され
る如き独立した弾性部材が所望の弾性特性を伴った第1
の吸収部材30を提供し、この所望の弾性特性により第1
の吸収部材30は女性の使用者の露出された性器との密接
な接触を創出するよう体の輪郭に合致する。女性の露出
された性器との密接な接触は、使用者から第1の吸収部
材30への、第1の吸収部材30を迂回した、及び/又は第
1の吸収部材30から逃げ出す流れを許容しない、より良
好な流体の移動を創出することを助ける。吸収核34の弾
性特性が改良された適合を許容している間に、弾性特性
は着用者の為に柔らかで快適である製品である必要との
間で釣り合いが取られていなければならない。
第3図及び第5図に示されている如く、この発明の好
適な実施例は大略的に3三角形状の横断面の核部材36を
有している吸収核34を備えている。この実施例において
は、核部材36は好ましくは弾性を有していて、第1の吸
収部材30の所望の形状を維持する手助けをする。1つま
たは複数の核部材36は好ましくは細長く、衛生ナプキン
20の長さの方向における寸法を有している(第5図にお
いては、吸収核34は幾分かは「マッシュルーム」の横断
面形状の単一の核部材36である。)。この核形状は、頂
部15の幅Aよりも幅広の幅Bを有している基礎10を伴っ
た第1の吸収部材30を創出する。しかしながら、吸収核
34は四角形状や長円形状や台形状や五角形状やU字形状
やZ形の折り畳み形状の如き幅広い種類の形状を備えて
いることが出来、そして依然として頂部の幅Aよりも大
きな基礎の幅Bをともなった第1の吸収部材30を提供す
る。他の好適な核形状の種々の例は第6図及び第7図中
に示されている。
第6図において吸収核34は、体に対する第1の吸収部
材30の好適な適合形状を創出する複数の核部材36を備え
ている。1つの好適な実施例においては、第6図に示す
如く、核部材36は細長い平行六面体の形状である。しか
しながら、核部材36の形状や寸法や数や配置は、第1の
吸収部材30が頂部の幅Aよりも大きな基礎の幅Bをとも
なっている限り、変更することが出来る。さらに、核部
材36は吸収核,吸収層,獲得層,または当該技術分野に
おいて知られている如きいかなる他の吸収材料に関して
ここに記載されている如きいかなる材料も備えることが
出来る。核部材において使用される為の好適な材料の例
は、1993年11月9日付けでデスマレイス,その他(DesM
arais,et al.)に対し発行された米国特許第5,260,345
号の明細書;1993年12月7日付けでデスマレイス,その
他(DesMarais,et al.)に対し発行された米国特許第5,
268,244号の明細書;1994年7月19日付けでデスマレイ
ス,その他(DesMarais,et al.)に対し発行された米国
特許第5,331,015号の明細書;そして、1995年2月7日
付けでダイアー,その他(Dyer,et al.)に対し発行さ
れた米国特許第5,387,207号の明細書中に記載されてい
る吸収発泡体である。
好適な実施例において核部材36は格納層35により包ま
れている。格納層35は、液体を吸収し保持するいかなる
材料も備えることが出来、吸収核及び獲得層に関連して
ここに記載された材料を含むことが出来るがこれらの材
料に限定されるものではない。特に好適な格納層35は、
上に記載されていて米国特許出願第08/141,156号の明細
書中の如き熱接着された空気の横たわりを備えている。
さらに、核部材36及び格納層35の夫々は好ましくは獲得
層46中に包まれている。獲得層46は獲得層に関して以下
にさらに記載される如きいかなる材料も備えることが出
来る。特に好適な獲得層46は、商品名P−9の名の下で
ファイバーウェッブ・ノースアメリカ(Fiberweb North
America)から入手可能な織られていないウェッブの如
き織られていないウェッブを備えている。第6図に示さ
れている如く、外側覆い32は核部材36の上に重複されて
この発明の第1の吸収部材30を形成している。他の適切
な核部材の材料,形状,寸法及び配置は、1982年7月20
日付けでピアース,その他(Pierce et al.)に対し発
行され「衛生ナプキン(Sanitary Napkin)」と題され
た米国特許第4,340,058号の明細書(略円形状の横断面
を伴った細長い吸収パッドを記載している);及び1984
年12月25日付けでピアース,その他(Pierce et al.)
に対し発行され「吸収衛生ナプキン(Absorbent Sanita
ry Napkin)」と題された米国特許第4,490,147号の明細
書、中にさらに詳細に記載されている。これら2つの明
細書の記載の夫々は、これら2つの明細書がここに引用
されることにより本願の明細書の記載に組み込まれた。
第1の吸収部材30はさらに、第4図中に図示されてい
る如く、弾性部材をさらに備えることが出来る。第1の
吸収部材30は、単一の弾性部材45または複数の弾性部材
を備えることが出来る。弾性部材45は吸収剤であること
が出来るが、それがそうである必要はない。弾性部材45
として使用されるのに適切な材料は、ナイロン,ポリプ
ロピレン,ポリウレタン,ポリエステル,人造ゴム,ガ
ラス繊維そして成形フィルムの如き他の人工材料や、ゴ
ム,スポンジ,そしてこれらと同様な物体の如き天然材
料や、使用中の衛生ナプキンの通常の着用状態の下で潰
れに対する抵抗が可能ないかなる適切な材料を含むが、
これらに限定される訳ではない。1つの好適な弾性部材
は、フォアメックス(Foamex)08−8982の商品名称でフ
ォアメックス(Foamex)から入手可能なポリウレタン発
泡体を備えている。弾性部材45は、長四角形状や、三角
形状や、長円形状や、正方形状や、五角形状や、U字形
状や、Z字形状への折り畳みや、当該技術分野において
知られている如きいかなる他の形状の如き幅広い種類の
形状に製造することが出来る。
弾性部材45は、第1の吸収部材30の全長さを通じて延
出していることが出来る。弾性部材45は、第1の吸収部
材30の長さの一部のみを通じて延出していることが出来
る。弾性部材45は,第1の端領域27,中央領域28,第2の
端領域29,またはこれらの組み合わせの中に配置されて
いることが出来る。例えば弾性部材45は、第1の吸収部
材30の第1の端領域27または第2の端領域29のいずれか
の中、または第1の吸収部材30の第1の端領域27と第2
の端領域29の両者の中、または第1の吸収部材30の中央
領域28の中、または第1の吸収部材30の第1の端領域2
7,中央領域28,第2の端領域29の全てに配置されること
が出来る。弾性部材45の弾性は好ましくは、吸収核によ
り吸収され吸収核中に保持された体***物の存在により
影響を受けない。弾性部材45の維持された弾性は、第1
の吸収部材30が、使用中に着用者の体との親密な接触を
維持することを許容する。第1の吸収部材30は、カール
・エル・バーグマン(Carl L.Bergman)の名前で1994年
4月8日に提出され「内部整形要素を有した衛生ナプキ
ン(Sanitary Napkin having an Internal Shaping Com
ponent)」と題された米国特許出願第08/225,441号(P
&Gの事件5109R)の明細書中に開示されている内部整
形要素と同様な弾性部材45を含むことが出来る。この米
国特許出願の明細書の記載は、この米国特許出願がここ
に引用されたことにより本願の明細書の記載に組み込ま
れた。
第7図は、核部材が細長いことが好ましい略洞状の横
断面を有している弾性部材45を含んでいる第1の吸収部
材30を備えている混合衛生ナプキン20の別の実施例を示
している(略洞状の横断面を有している弾性部材45が好
適な実施例であるとはいうものの、第1の吸収部材30に
頂部の幅よりも広い幅の基礎が設けられている限り、い
かなる形状,いかなる横断面,そしていかなる形状及び
/または横断面の核部材で十分である。形状及び横断面
の幾つかの限定されない例は、円筒形状,正六面体形
状,球形状,円形状,四角形状、円弧形状,角形状,湾
曲形状,Z形状への折り畳み,その他を含むが、これらの
形状に限定されるわけではない。)。図に示されている
如く、湾曲した弾性部材45は、基礎10における側方空間
とともに、第1の吸収部材30の頂部15の為の支持を創出
している。弾性部材45は、上述したいかなる吸収材料も
備えることが出来る。特に好ましい弾性材料は、フォア
メックス(Foamex)08−8982の商品名称でフォアメック
ス(Foamex)から入手可能なポリウレタン発泡体であ
る。第7図に示されている如く、吸収核34は好ましくは
保持層35及び獲得層46を備えている。好適な保持層及び
獲得層は第6図において描かれていた実施例に関してよ
り詳細に上述されていた。
第1の吸収部材30は、第4図に示す如く、外側覆い32
と吸収核34との間に配置された獲得層46を備えることが
出来る。獲得層46は吸収核34の上及び中への***物の吸
収の改良を含む幾つかの機能を果たすことが出来る。排
泄物の吸収を改良することにより、獲得層46は吸収核34
を通過する***物のより均等な分散を創出する。獲得層
46は、ポリエステル,ポリプロピレン,またはポリエチ
レンを含む人造繊維;綿またはセルロースを含む天然繊
維;または、これらの繊維と均等な他のいかなる材料ま
たはこれらの繊維の材料の組み合わせの、織られたウェ
ッブまたは織られていないウェッブを含む幾つかの異な
った材料を備えていることが出来る。獲得層を有してい
る衛生ナプキンの幾つかの例が、オスボーン(Osborn)
に対し発行された米国特許第4,950,264号の明細書及び
クリー,その他(Cree,et al.)の名前で1992年10月7
日に提出され「合同にされた層を有する吸収物品(Abso
rbent Article Having Fused Layers)」と題された米
国特許出願第07/944,764号の明細書中により十分に記載
されている。これらの特許及び特許出願の明細書中の記
載はこれらの特許及び特許出願がここに引用されたこと
により、本願の明細書中に取り込まれた。好適な実施例
において獲得層46は、ウェッブを相互に結合する為のい
かなる従来の手段によっても外側覆い32に結合されるこ
とが出来、最も好ましくは上述したクリー,その他(Cr
ee,et al.)の米国特許出願の明細書中に十分記載され
ている。
第1の吸収部材30は応力を受けていない状態で一般的
にはいかなる横断面形状でもあることが出来るが、基礎
10が頂部15の幅Aよりも大きな幅Bを有しているような
3角形状の横断面であることが好ましい。第1の吸収部
材30の長さ40と幅41は、いかなる都合の良い寸法である
ことが出来る。第1の吸収部材30は略2から35cmの長さ
であることが好ましく、最も好ましくは略20から35cmの
長さである。特に好適な第1の吸収部材30は、略24cmの
長さを有している。第1の吸収部材30は、好ましくは略
0.5から5cmの幅であり、より好ましくは略0.5から略4cm
の幅であり、そして最も好ましくは略0.5から略3cmの幅
である。
第1の吸収部材を有している混合衛生ナプキンに、そ
の長さにわたり種々の程度の幅または厚さを創出するこ
とを望むことが出来る。例えば、第1の吸収部材は、第
1及び第2の端領域27及び29と比べて中央領域28を比較
的厚くすることが出来る。または第1の吸収部材は、第
1及び第2の端領域27及び29と比べて中央領域28を比較
的薄くすることが出来る。
この発明の混合衛生ナプキン20の第2の構成部材は、
第2の吸収部材50である。第2の吸収部材50は大略的に
長方形状であることが出来る。しかしながら他の適切な
形状は、長円形状,砂時計ガラス,犬の骨,非対称形状
そして当該技術分野において知られている他の形状を含
むことが出来るが、これらの形状に限定される訳ではな
い。さらに、この発明の第2の吸収部材50は、好ましく
は比較的薄く、そして柔軟である。第2の吸収部材50
は、好ましくは略3.0ミリメータ以下の厚さを有してお
り、より好ましくは略2.6ミリメータ以下の厚さを有し
ており、さらにより好ましくは略2.2ミリメータ以下の
厚さを有しており、そして最も好ましくは略2.0ミリメ
ータ以下の厚さを有している。
第2の吸収部材50は好ましくは、吸収要素56と、吸収
要素56に結合された液体不浸透性の裏シート54と、を備
えている。第3図中に示されている如く、吸収要素56は
第2の吸収部材50の体接触表面87を形成することが出来
る。他の好適な実施例においては、第4図及び第5図に
示されている如く、第2の吸収部材50は、液体不浸透性
の裏シート54と、裏シート54に結合された液体透過性の
表シート52と、そして表シート52と裏シート54との間に
配置された吸収要素56と、を備えている。さらに他の実
施例においては、第6図に示す如く、第2の吸収部材50
は、表シート52に加えて、または表シート52の代わり
に、獲得層88を備えていることが出来る。
表シート52は、衛生ナプキン,使い捨て可能なおむ
つ,そしてこれらに類似の物において通常使用されてい
るいかなる液体透過性の材料でもあることが出来る。表
シート52は、第1の吸収部材30の外側覆い32中で使用さ
れていて上述されているいかなる材料であることも出
来、このような材料は織られておらず開口されている成
形フィルムを含むが、このような成形フィルムに限定さ
れる訳ではない。
第2の吸収部材50の獲得層88は、第1の吸収部材30の
獲得層46に関して上述されたいかなる材料も備えること
が出来る。好適な実施例において第2の吸収部材50は、
第6図中に示されている如く表シート52と吸収要素56と
の間に配置された獲得層88を備えている。しかしなが
ら、獲得層88が表シート52,吸収要素56,またはこれらの
両者に取って代わる実施例も予想される。このような形
態において獲得層88は、第2の吸収部材50中で望まれる
いかなる特性も提供する。
第2の吸収部材50の吸収要素56はまず第1に、第1の
吸収部材30から漏れた出たたか、あるいは第1の吸収部
材30を思い掛けず迂回してしまった、吸収された液体に
より使用者の衣類が汚されてしまうのを防止するよう機
能する。従って、第2の吸収部材50の吸収要素56は一般
的に、吸収核34の機能とは異なった機能を果たし、好ま
しくは吸収核34よりも幾分か薄く、そして幾分か嵩張ら
ない。吸収要素56は、吸収核34または獲得層46及び88に
おいて使用される如き上述されたいかなる材料も備える
ことが出来る。しかしながら、紙ティシュ(単一片また
は複数片のいずれか)もまた、吸収要素56において使用
される為に適している。1つの好適な実施例において吸
収要素56は、略1片から略5片の紙ティシュで形成され
ている。
1967年1月31日付けでサンフォード及びシソン(Sanf
ord and Sisson)に対し発行された米国特許第3,301,74
6号の明細書中に記載されていた方法により形成されて
1平行メートル当り略24グラムから略48グラムの坪量
(basis weight)と1立方センチメートル当り略0.10か
ら略0.12グラムの見掛け密度(apparent density)と有
する1片またはそれ以上の片を備えている紙ティシュ
が、吸収要素56として使用する為に全く満足出来ること
が分かっている。なお、この米国特許の明細書の記載
は、この米国特許がここに引用されることにより本願の
明細書の記載に組み込まれる。1976年11月30日付けでモ
ーガン,その他(Morgan,et al.)に対し発行された米
国特許第3,994,771号の明細書に記載されている方法に
より形成された紙ティシュもまた、吸収要素56としての
良い利点の為に使用することが出来、この米国特許の明
細書の記載もまたこの米国特許がここに引用されること
により本願の明細書の記載に組み込まれる。吸収要素56
中で使用された紙ティシュに追加の強度を創出する為に
湿潤強さ樹脂及びラテックスバインダー(latex binde
r)を使用することが出来、そして使用することが好ま
しい。
第2の吸収部材50の裏シート54は好ましくは液体(例
えば、月経及び/または小水)に対して不浸透であり、
そして好ましくは薄い合成樹脂フィルムから製造されて
いる。しかしながら、他の柔軟で液体不浸透性の材料も
また使用することが出来る。ここで使用されている用語
「柔軟(flexible)」は、従順であって、人体の大略的
な形状及び輪郭に対して容易に合致する材料を意味す
る。使用中に裏シート54は、吸収要素56と使用者の下着
との間に介在される。裏シート54の機能は、第1の吸収
要素から漏れ出るか、また第1の吸収要素を迂回してし
まった***物や吸収要素56に吸収され保持された***物
が使用者の下着に接触して下着を汚すことを防止する。
裏シート54は従って、織られているか、または織られて
いない材料や、ポリエチレンまたはポリプロピレンの熱
可塑性フィルムの如き高分子フィルムや、フィルムが被
覆された織られていない材料の如き混合材料を備えるこ
とが出来る。好ましくは、裏シート54は略0.012mm(0.5
mil)から略0.015mm(2.0mil)の厚さを有しているポリ
エチレンフィルムである。例示的なポリエチレンフィル
ムは、商品名P18−0401の名前の下でオハイオ州シンシ
ナチ(cincinnati)のクローペイ会社(Clopay Corpora
tion)により製造され、また商品名XP−39385の名前の
下でインディアナ州テール・オート(Terre Haute)の
エチル・コーポレーション(Ethyl Corporation)のビ
スクイーン・デビジョン(Visqueen Division)により
製造される。適切に伸張可能な裏シートは、ウィスコン
シン州ワウワトサ(Wauwatosa)のフィンドレイ・接着
剤会社(Findley Adhisives Company)により製造され
た形式#198−388として知られている延伸された粘着フ
ィルムである。裏シートは好ましくは、より布地に近い
外観を創出する為にしぼ押し(emboss)及び/または艶
消し仕上げ(matte finish)されている。さらに裏シー
トは、***物が裏シートを通過することを依然として防
止している間に吸収要素56から蒸気が逃げることを許容
(即ち、呼吸可能)することが出来る。
好適な実施例において第2の吸収部材50には、粘着取
り付け手段58の如き支持手段または取り付け手段が設け
られている。粘着取り付け手段58は、使用者の下着また
はパンティの股部分中に混合衛生ナプキン20を固定する
為の手段を創出している。従って、裏シート54の外側ま
たは衣類対面表面55の一部または全部には粘着剤が塗布
されている。好適な実施例において粘着剤58の少なくと
も一部は、第2の吸収部材50の長手方向側縁21の近傍で
裏シート54の衣類対面表面55上に位置されている。この
ような目的の為に当該業界において使用されているいか
なる接着剤または粘着剤もここの粘着剤の為に使用する
ことが出来るが、感圧接着剤であることが好ましい。適
切な粘着剤は、オハイオ州コロンバス(Columbus)のセ
ンチュリー・アドヒーシブ・コーポレーション(Centur
y Adhesives Corporation)により製造されている。セ
ンチュリー(Century)A−305−IV;及びニュージャー
ジー州ブリッジウォーター(Bridgewater)のナショナ
ル・スターチ・アンド・ケミカル。カンパニー(Nation
al Starch and Chemical Company)により製造されてい
るインスタント・ロック(Instant Lock)34−2823であ
る。適切な粘着固定装置はまた、米国特許第4,917,697
号の明細書中にも記載されている。
感圧接着剤は、粘着剤を乾燥した状態に保つ為、また
は使用される以前にパンティの股部分以外の表面に粘着
させておく為に、除去可能な開放ライナー59により大概
は覆われている。適切な開放ライナーはまた、上述した
米国特許第4,917,697号の明細書中にも記載されてい
る。このような目的の為に通常使用されている市場で入
手可能ないかなる開放ライナーも、ここで使用すること
が出来る。適切な開放ライナーの限定されない例は、ウ
ィスコンシン州(WI)マナーシャ(Manasha)のアクロ
シル・コーポレーション(Akrosil Corporation)によ
り製造されたBL30MG−A シロックス(Silox)E1/0及
びBL30MG−A シロックス(Silox)4P1/0の両者であ
る。この発明の混合衛生ナプキン20は開放ライナー50を
除去し、しかる後に混合衛生ナプキン20をパンティ中に
載置して粘着剤をパンティに接着させる。粘着剤58は、
混合衛生ナプキン20を使用中にパンティ中の所定の位置
に維持する。
第2の吸収部材20はまた、吸収核34の側縁から側方に
延出したフラップを有することが出来る。この発明の混
合衛生ナプキン20の第2の吸収部材50とともに使用する
為に適しているか、また適用可能なフラップを有してい
る衛生ナプキンの多数が、1987年8月18日付けでファン
・ティルバーグ(Van Tilburg)に対し発行された米国
特許第4,687,478号の明細書;1986年5月20日付けでファ
ン・ティルバーグ(Van Tilburg)に対し発行された米
国特許第4,589,876号の明細書;そして1986年8月26日
付けでマッティングリ(Mattingly)に対し発行された
米国特許第4,608,047号の明細書中に開示されている。
そしてこれらの米国特許の明細書中の記載は、これらの
米国特許がここで引用されることにより本願の明細書中
に組み込まれる。
さらに第2の吸収部材は、着用者のパンティの両側を
自然に包む要素を備えることが出来る。この発明の混合
衛生ナプキン20の第2の吸収部材とともに使用する為に
適した、着用者のパンティの両側を自然に包む要素を有
した衛生ナプキンは、ラバシュ,その他(Lavash,et a
l.)の名前で1993年7月22日に提出され「パンティの両
側の自然に包むパンティ覆い要素を有している吸収物品
(Absorbent Article having Panty Covering Componen
ts that Naturally Wrap the sides of Panties)」と
題された米国特許出願第08/096,121号(P&Gの事件49
61)及びワインバーガー,その他(Weinberger,et a
l.)の名前で1994年7月20日に提出され「伸縮能力の領
域を伴った下着覆い要素を有した吸収物品(Absorbent
Articles Having Undergarment Covering Components w
ith Zones of Extensibility)」と題された米国特許出
願第08/277,733号(P&Gの事件5354)に記載されてい
る。そしてこれらの米国特許出願の明細書中の記載は、
これらの米国特許出願がここで引用されることにより本
願の明細書中に組み込まれる。
今度は、第1図を見ると、第2の吸収部材50は好まし
くは長さ60と幅61とを有している。第2の吸収部材50
は、好ましくは略20から40cmの長さ、より好ましくは略
25から35cmの長さ、そして最も好ましくは略30cmの長さ
である。第2の吸収部材50は、好ましくは略5から15cm
の幅、より好ましくは略5から10cmの幅、そして最も好
ましくは略5から8cmの幅である。第2の吸収部材50の
厚さは、第2図及び第3図中の横断面において示されて
いる如く、大略的には幅よりも幾分か薄い。
第1の吸収部材30及び第2の吸収部材50の個々の構成
要素は、混合衛生ナプキンが着用された時に特に長手方
向において延びが可能(好ましくは、伸縮可能)な要素
を備えていることが出来る。好ましくは混合衛生ナプキ
ンは、延ばされていない時の長さの略15%と略40%との
間で長手方向に延びることが可能である。この延びる能
力は、混合衛生ナプキンが着用者の下着に取り付けられ
た時に、使用時におけるより良い適合や快適さや汚れの
減少を生じさせる。延びが可能な要素を有している衛生
ナプキンは、オスボーン,その他(Osborn,et al.)の
名前で1992年7月23日に提出された米国特許出願第07/9
15,133号及び第07/915,284号の両者(PCT公開公報第WO
93/01785号及びWO 93/01786号,両者は1993年2月4
日に発行された)に記載されている。
1つの好適な実施例において第1の吸収部材30及び第
2の吸収部材50は共通の長さ65を分け合っている。共通
の長さは、第1の吸収部材30と第2の吸収部材50とが共
同して有している長さを意味している。しかしながら、
第1の吸収部材よりも第2の吸収部材を幾分か長くし、
依然として機能が効率的あることは全く可能である。
好ましくは、第2の吸収部材50の幅は第1の吸収部材
30の幅の少なくとも1.5倍である。より好ましくは、第
2の吸収部材50の幅は第1の吸収部材30の幅の少なくと
も2倍である。最も好ましくは、第2の吸収部材50の幅
は第1の吸収部材30の幅の略3倍から略8倍の範囲にあ
る。
この発明の混合衛生ナプキンを形成する為に、第1の
吸収部材30と第2の吸収部材50は、第2図及び第3図に
おいて参照符号70により大略的に指摘されている一体化
手段により結合されている。一体化手段の詳細な性質
は、選択された一体化手段が第1の吸収部材30と第2の
吸収部材50とをこの発明の混合衛生ナプキン20へと結合
させるよう機能し使用中には第1の吸収部材30と第2の
吸収部材50との連結解除が生じないような十分な強度を
伴わさせる限り、重要ではない。良く知られているホッ
トメルト及び感圧接着剤による接着取り付けの如き一体
化手段は全く満足出来る。混合衛生ナプキン20の構成要
素を構成する為に選択された要素の性質がそのように許
容されているのであれば、溶着,超音波溶着,動的機械
的接着または上述したいかなる手段の組み合わせを使用
することが可能である。
この発明の特定の実施例が図示され、そして記載され
ていたが、この発明の精神及び権利範囲から離間するこ
となく他の種々の変化及び変形をなすことは当業者にと
り明白である。それ故に、添付の請求の範囲においてこ
の発明の権利範囲内にあるこのような変化及び変形の全
てを記載する。
フロントページの続き (72)発明者 ランプソン、パトリシア・リー アメリカ合衆国、オハイオ州 45205、 シンシナチ、アカデミー・アベニュー 826 (56)参考文献 特開 平5−115503(JP,A) 特開 昭59−120154(JP,A) 実開 平3−78527(JP,U) 特表 平10−504486(JP,A) 米国特許4433972(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/00 - 13/84

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸収核を含んでいる第1の吸収部材,外側
    覆い,そして液体不浸透性の裏シート及び裏シートに取
    り付けられた吸収要素を含んでいる第2の吸収部材を備
    えていて、第2の吸収部材が第1の吸収部材に取り付け
    られており、 第1の吸収部材が、幅を有した基礎と幅を有した頂部と
    を有していて、 基礎は第2の吸収部材に対して並置されており、頂部は
    基礎に対して直角に反対方向を向いていて、基礎の幅が
    頂部の幅よりも大きく、 吸収核が複数の核部材を備えていて、複数の核部材が保
    持層,獲得層,又は保持層と獲得層の両者により包まれ
    ている、 混合衛生ナプキン。
  2. 【請求項2】第1の吸収部材が大略的に三角形状の横断
    面の吸収核を備えている、請求項1に記載の混合衛生ナ
    プキン。
  3. 【請求項3】核部材が発泡体を備えている、請求項1に
    記載の混合衛生ナプキン。
  4. 【請求項4】核部材が大略的に平行六面体の形状であ
    る、請求項1又は3に記載の混合衛生ナプキン。
  5. 【請求項5】核部材が大略的に円形状の横断面の細長い
    吸収パッドを備えている、請求項1又は3に記載の混合
    衛生ナプキン。
  6. 【請求項6】第1の吸収部材が保持層,獲得層,又は保
    持層と獲得層の両者を備えている、請求項1乃至5のい
    ずれか1項に記載の混合衛生ナプキン。
  7. 【請求項7】第1の吸収部材が弾性部材を備えていて、
    弾性部材は発泡体を備えている、請求項1乃至6のいず
    れか1項に記載の混合衛生ナプキン。
  8. 【請求項8】発泡体がポリウレタン発泡体を備えてい
    る、請求項7に記載の混合衛生ナプキン。
  9. 【請求項9】弾性部材が保持層,獲得層,又は保持層と
    獲得層の両者により包まれている、請求項7又は8に記
    載の混合衛生ナプキン。
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