JP3456126B2 - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベアInfo
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- JP3456126B2 JP3456126B2 JP30393297A JP30393297A JP3456126B2 JP 3456126 B2 JP3456126 B2 JP 3456126B2 JP 30393297 A JP30393297 A JP 30393297A JP 30393297 A JP30393297 A JP 30393297A JP 3456126 B2 JP3456126 B2 JP 3456126B2
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- Japan
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
ェーン等に連結された複数の踏み板により乗客を搬送す
る乗客コンベアに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、乗客を乗せて移動する乗客コン
ベアの一種である電動道路は、複数の踏み板を左右に設
けた無端状の踏み板チェーンに軸を介して連結し、この
踏み板チェーンを二つのスプロケット間に巻き掛け、前
記スプロケットの一方に回転力を与えて前記踏み板を移
動するように構成されている。なお、この種の乗客コン
ベアに関する従来技術として、例えば、特開平4−35868
7 号公報等に記載された技術が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、踏み
板が反転するターミナル部において、踏み板チェーンと
固定されていない後ローラが、ターミナルレールを通過
する際にローラ走行路内に隙間がある為、後ローラがガ
タつき、踏み板に振動や音を発生させる問題があった。 【0004】本発明の目的は、踏み板等から不快な音や
振動の発生しない乗客コンベアを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本目的を達成するため、
本発明は、ターミナルレールのローラ走行路の間隔を、
入り口ないし出口では、ローラの径よりも大きい間隔と
し、中間部付近ではローラの径よりも小さくセットし、
外側レールはゴムやバネなどの弾性体で支持したことに
より達成される。 【0006】 【発明の実施の形態】以下本発明による乗客コンベアの
一実施例を図面により詳細に説明する。図1は本発明の
一実施例による電動道路の概略を示す側面図、図2は踏
み板の斜視図、図3はターミナル部における踏み板の動
きを示す図、図4は本発明を示すターミナル部のレール
構成を示す図である。 【0007】図1〜図4において、1は枠体、1aは乗
降口、2は主スプロケット、3は副スプロケット、4は
踏み板、5は踏み板チェーン、6は前ローラ、7は前
軸、8は後ローラ、9は後軸、10は往路レール、11
はターミナルレール、12は復路レール、13は内側レ
ール、14は外側レール、15は駆動機械、16は駆動
チェーン、17は欄干パネル、18は移動手すり、19
は欄干カバー、20は弾性体である。 【0008】以下に説明する本発明の一実施例は通路上
に設置される乗客コンベア、すなわち電動道路であり、
図1および図2に示すように、枠体1の長手方向の両側
の一方に一対の主スプロケット2が軸支され、他方に一
対の副スプロケット3が軸支され、これら、主スプロケ
ット2と副スプロケット3との間に、主チェーンである
踏み板チェーン5が左右に巻き掛けられて構成されてい
る。 【0009】この左右の踏み板チェーン5間は、前軸7
により連結され、その側端には前ローラ6が組み込まれ
ている。踏み板4には後軸9が固設され、その後軸9に
は後ローラ8が取付けられている。そして、前ローラ6
及び後ローラ8は、レールに沿って走行する。 【0010】前記主スプロケット2は駆動機械15によ
って駆動チェーン16を介して駆動され、これに巻き掛
けられた踏み板チェーン5を回動させ、踏み板チェーン
5に連結されている前軸7と共に踏み板4を回動させて
乗客を搬送する。 【0011】他方、前記踏み板4の移動方向に沿って、
前記枠体1に支持された欄干パネル17が立設されてお
り、この欄干パネル17の周縁に移動手すり18が移動
可能に支持されている。また、前記欄干パネル17の下
部はカバー19で被われている。 【0012】図3の如く、踏み板4が反転する時、踏み
板チェーン5に固定されていない後ローラ8が、ターミ
ナルレール11を通過する際に、ローラ走行路がローラ
径よりも広い為、後ローラが隙間によってガタつき、踏
み板自体が振動するとともに、音が発生していた。 【0013】この問題を解決する為、図4の如く、ター
ミナルレール11の中間部のローラ走行路の間隔Wは、
入り口の間隔Hよりも小さくした、このWの間隔はロー
ラ径よりも小さくセットし、隙間をなくしてローラがガ
タつかないようにした。このとき外側レールは、バネな
いしゴム等の弾性体で支持することによって、ターミナ
ルレールのローラ走行路はローラ径よりも小さくセット
することが可能になるのである。 【0014】以上の構成にしたことによって、踏み板が
ターミナル部で反転する時に後ローラがガタつかない
で、スムーズに通過することが出来るため、振動や音の
発生を防止することができる。 【0015】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不快な振動,音がない静かで快適な乗客コンベアを提供
できる。
側面図である。 【図2】踏み板の斜視図である。 【図3】ターミナル部における踏み板の動きを示す図で
ある。 【図4】本発明を示すターミナル部のレール構成を示す
図である。 【符号の説明】 1…枠体、1a…乗降口、2…主スプロケット、3…副
スプロケット、4…踏み板、5…踏み板チェーン、6…
前ローラ、4…前軸、8…後ローラ、9…後軸、10…
往路レール、11…ターミナルレール、12…復路レー
ル、13…内側レール、14…外側レール、15…駆動
機械、16…駆動チェーン、17…欄干パネル、18…
移動手すり、19…欄干カバー、20…弾性体。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】前ローラ及び後ローラを軸支した踏み板
と、この踏み板の前ローラの前軸を連結した無端状の踏
み板チェーンと、前記前ローラ及び後ローラの走行を案
内する往路レール及び復路レールと、前記踏み板が反転
するターミナル部で前記前ローラ及び後ローラの走行を
案内するターミナルレールとを備えた乗客コンベアにお
いて、前記ターミナルレールは内側レールと外側レール
とを有し、この内側レールと外側レールとの間隔を、出
入口では前ローラ及び後ローラの径よりも大きくし、中
間部付近では前ローラ及び後ローラの径よりも小さく
し、かつ前記外側レールを弾性体で支持したことを特徴
とするエスカレータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30393297A JP3456126B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30393297A JP3456126B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 乗客コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11139741A JPH11139741A (ja) | 1999-05-25 |
JP3456126B2 true JP3456126B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=17927027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30393297A Expired - Fee Related JP3456126B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3456126B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106185587A (zh) * | 2016-08-26 | 2016-12-07 | 丁荣寿 | 一种自动扶梯导轨及自动扶梯 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010048679A (ko) * | 1999-11-29 | 2001-06-15 | 장병우 | 승객 수송장치의 진동 저감장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138994B2 (ja) * | 1972-03-08 | 1976-10-25 | ||
JPS5823822Y2 (ja) * | 1978-10-18 | 1983-05-21 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベヤ装置 |
JPH08108986A (ja) * | 1994-10-07 | 1996-04-30 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP30393297A patent/JP3456126B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106185587A (zh) * | 2016-08-26 | 2016-12-07 | 丁荣寿 | 一种自动扶梯导轨及自动扶梯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11139741A (ja) | 1999-05-25 |
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