JP3455784B2 - パノラマ電子写真の作成法 - Google Patents

パノラマ電子写真の作成法

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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の電子写真が継ぎ合
されてなるパノラマ電子写真の作成法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より広大な景色の写真を作成する場
合、普通のカメラにより、連続して、少しずつ風景を重
ねながら、複数のフィルムに撮影し、その写真を切り継
いで1枚の写真にする方法が採用されている。この様に
して得られた写真は、ある角度を持って異なる方向から
撮影した写真を接続するため、景色そのものは折線的に
不連続となるが、特殊な基材を用意することなく、手軽
に展望全景を伝達する写真を得ることができるため、学
術用写真においてもこの方法が採用されることが多い。
【0003】この方法により得られた写真の横方向の折
線的な不連続は宿命的なものであり、解消の方策はな
い。しかし、往々にしてみられる接続線の上の縦方向の
景色のずれは、一枚の写真として見苦しく、感興をそ
ぐ。
【0004】この問題を解決すべく、本発明者は写真が
中心投影であり、視点(レンズの光学中心)を共有する
交差した二つの画面(フィルム)の交線を、球面三角法
を用いて見出すことにより、写真上でその交線(接続
線)を求める方法を既に提案している(図学研究47
号、3〜8頁、平成元年8月)。
【0005】しかしながら、写真の中にはいわゆる銀塩
フィルムを記録媒体とせず、フレキシブルディスクなど
を記録媒体としているものがある。かかる記録媒体から
得られた写真(以下、電子写真という)についても、印
画紙等に焼付けを行なった後に本発明者の先に提案した
方法を適用することは、フレキシブルディスクなどの記
録媒体に記録されている電子情報(光ディスクの場合は
光情報、以下、単に電子情報という)が有効に活用され
ないことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、フレキシブル
ディスクなどの記録媒体に記録されている電子情報が有
効に活用されてなるパノラマ電子写真の作成法を提供す
ることを目的としている。また、本発明はパノラマ電子
写真の撮影に適した撮影手段を提供することも目的とし
ている。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明のパノラマ電子写
真の作成法は、複数の電子写真が継ぎ合わされてなるパ
ノラマ電子写真の作成法であって、レンズの第1主点を
回転中心として回転された電子写真撮影手段により、被
写体の一部が重なる様にして複数枚の電子写真を記録媒
体に入力する工程と、前記記録媒体に入力された各電子
写真を、第2主点を通り受光面に平行な直線を回転軸と
し焦点距離を回転半径とする円筒体上に投影された画像
に変換する工程と、前記円筒体上に投影された各隣接す
る画像に、該画像中の相互に共通する部分を通りかつ前
円筒体の回転軸に平行な接続線を作成する工程と、前
記接続線の位置で前記各画像を接続する工程と、前記接
合された電子写真を出力する工程とを含んでなることを
特徴としている。
【0009】本発明のパノラマ電子写真の作成法におい
ては、前記電子写真撮影手段が、CCDカメラまたはM
OS型カメラであるのが好ましく、また前記記録媒体
が、磁気ディスク、磁気テープ、フレキシブルディスク
または光ディスクであるのが好ましい。
【0010】さらに、本発明のパノラマ電子写真の作成
法においては、電子写真の歪曲収差を補正する工程が設
けられているのが好ましい。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本発明のパノラマ電子写真の作成法において
は、記録媒体に記録されている電子情報を用いて電子写
真の接続線を求めて電子写真の接合を行っているので、
記録媒体に記録されている電子情報が有効に活用され
る。
【0015】また、本発明の電子写真撮影手段において
は、レンズの第1主点位置に回転中心を有する回転用治
具が配設されているので、容易にパノラマ電子写真用の
電子写真を撮影することができる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明のパノラマ電子写真の作成法
に用いる装置の説明図、図2は本発明のパノラマ電子写
真の作成法に用いる装置の電気的構成のブロック図、図
3は本発明の光学系の説明図、図4〜8は本発明の第1
態様の一実施例の説明図、図9は平面画像が第2主点を
中心とする単位球面に投影された状態の説明図、図10
〜12は本発明の第1態様における接続線の作成方法の
説明図、図13は本発明の第2態様における座標変換の
説明図、図14〜16は本発明の第2態様の一実施例の
説明図、図17は本発明のパノラマ電子写真撮影用カメ
ラの概略図である。図において、1はパノラマ電子写真
撮影手段(装置)、2は記録媒体、3は画像処理手段
(装置)、4は出力手段(装置)、5は回転用治具、A
はレンズの第1主点、Bはレンズの第2主点、Oは受光
面の中心位置を示す。ここで、レンズの第1主点とは、
外界と関係する点でカメラ本体の回転中心となるもので
あり、第2主点とは、カメラ内の光学構造の基準となる
点である。
【0018】本発明のパノラマ電子写真の作成法におい
ては、パノラマ電子写真撮影手段1により撮影された電
子写真は記録媒体2に記録され、この記録媒体2に記録
された電子写真は画像処理手段3により、所望により使
用レンズの歪曲収差曲線から得られた歪曲収差除去プロ
グラムにより歪曲収差が0とされた画像にされた後、接
合された画像に変換され、この接合された画像は出力手
段4により1枚の写真として出力される。
【0019】パノラマ電子写真撮影手段1としては、C
CDカメラ、MOS型カメラなどが用いられる。
【0020】記録媒体2としては、磁気ディスク、磁気
テープ、フレキシブルディスク、光ディスクなどが用い
られる。
【0021】画像処理手段3としては、ワークステーシ
ョン、パソコン、画像処理能力を有するワープロなどが
用いられる。
【0022】出力手段4としては、ドットプリンタ、レ
ーザプリンタなどが用いられる。
【0023】以下、この様に構成された装置によるパノ
ラマ電子写真の作成法について説明する。
【0024】実施例1 レンズの第1主点位置に回転中心を有する回転用治具が
取付けられたパノラマ電子写真撮影用カメラ1を三脚に
セットし、被写体の一部が重なる範囲の角度で回転させ
ながら複数枚の電子写真を撮影し、フレキシブルディス
ク2に記録した。しかるのち、フレキシブルディスク2
に記録された電子写真を画像処理装置3に読み込み、下
記の工程にしたがって処理してパノラマ電子写真を作成
した。
【0025】パノラマ電子写真作成法1 ステップ1:レンズの第2主点からカメラの受光面(通
常のカメラのフィルム面に相当する)と光軸との交点
(以下、中心点という)Oまでの距離(以下、焦点距離
という)fを算出し、RAMに記憶する。
【0026】ステップ2:受光面の中心点Oを原点とす
る座標系を設定して、受光面の各コーナの座標を実寸で
算出し、RAMに記録する。
【0027】ステップ3:1枚目の電子写真(以下、写
真1という)と2枚目の電子写真(以下、写真2とい
う)を画像処理装置3の画像表示部に2枚並べて表示す
る。(図4参照) この際、歪曲収差が大きくてそのま
まの状態で接合した場合に画像の欠落が生じるときは、
使用レンズの歪曲収差除去プログラムにより歪曲収差が
0とされた画像としておく。
【0028】ステップ4:写真1で写真2の被写体の重
なり合う部分の上方の共通画像中および下方の画像中に
基準点P1、Q1を選定する。(図5左側参照) つい
で、基準点P1、Q1の受光面上の座標を算出し、RAM
に記録する。
【0029】ステップ5:写真2において、写真1の基
準点P1、Q1に相当する点P2、Q2を選定する。(図5
右側参照) ついで、点P2、Q2の受光面上の座標を算
出し、RAMに記録する。
【0030】ステップ6:写真1の直線O11上および
直線O11上で、ならびに写真2の直線O22上および
直線O22上に写真1と写真2の画像の倍率が等しくな
る点U1およびV1ならびにU2およびV2を特定する。こ
れらの点は、例えば、次のようにして求められる。
【0031】三角形O111において、辺O11の長
さa1、辺O11の長さb1及び辺P11の長さc1なら
びに三角形O222において、辺O22の長さa2、辺
22の長さb2および辺P22の長さc2を求める。
【0032】これら求められた辺の長さを用いて第2余
弦定理により、辺O11と辺O11のなす角H1および
辺O22と辺O22のなす角H2を求める。
【0033】またこれら求められた辺の長さa1、a2
1、b2と焦点距離fを用いて、第2主点Bから辺
1、a2、b1、b2を望む角d1、d2、e1、e2をそれ
ぞれ求める。(図9参照)
【0034】 d1=arctan(a1/f) d2=arctan(a2/f) e1=arctan(b1/f) e2=arctan(b2/f)
【0035】これらd1、d2、e1、e2およびH1を用
いて球面三角法の公式により、第2主点Bを中心とする
単位球の球面上に形成される2辺の長さがd1およびe1
であり、そのなす角がH1である球面三角形における角
1に対応する辺の長さhを求める。
【0036】 h=arccos(cosd1・cose1+sind1・sine1・cosH1)
【0037】さらに、このhをも用いて前記の球面三角
法の公式により、d1長さの辺とh長さの辺とのなす角
1およびd2長さの辺とh長さの辺とのなす角I2を求
める。
【0038】 I1=arccos((cose1-cosh・cosd1)/(sinh・sind1)) I2=arccos((cose2-cosh・cosd2)/(sinh・sind2))
【0039】さらに、このI1およびI2をも用いて、d
1長さの辺とd2長さの辺とのなす角(I1+I2)に対応
する辺の長さgを求める。このgは第2主点Bを中心と
する単位球面上に投影された写真1の中心O1と写真2
の中心O2との距離である。
【0040】 g=arccos(cosd1・cosd2+sind1・sind2・cos(I1+I2))
【0041】さらに、このgをも用いて、長さgの辺と
長さd1の辺とのなす角K1および長さgの辺と長さd2
の辺とのなす角K2を求める。
【0042】 K1=arccos((cosd2-cosd1・cosg)/(sind1・sing)) K2=arccos((cosd1-cosd2・cosg)/(sind2・sing))
【0043】さらに、このK1およびK2を用いて、長さ
gの辺と長さe1の辺とのなす角L1および長さgの辺と
長さe2の辺とのなす角L2を求める。
【0044】 L1=H1−K12=H2−K2
【0045】ところで、単位球面上に投影された点
1、O2の中間点が求める接続線の通過位置であるか
ら、球面上のg/2長さに相当する長さtを写真1およ
び写真2上で求めれば、写真1および写真2における接
続線の位置が求められることになる。
【0046】t=f・tan(g/2)
【0047】さらに、このt、K1、K2、L1、L2を用
いて、辺O11の長さu1およびO11の長さv1ならび
に辺O22の長さu2およびO22の長さv2を求める。
【0048】このu1、v1、u2およびv2により、直線
11、直線O11、直線O22および直線O22を切
断することにより、あるいはU1、V1、U2およびV2
座標を算出することにより、U1、V1、U2およびV
2を、直線O11、直線O11、直線O22および直線
22上にプロットする。(図6参照)
【0049】ステップ7:写真1を直線U11で切断
し、図中の右側を削除し、同様に写真2を直線U22
切断し、図中左側を削除する。(図7参照)
【0050】ステップ8:直線U11上の画像と直線U
22の画像とが一致するように、写真1及び写真2を移
動させる。この場合、直線U11上にW1、直線U22
上にW2をとり、このW1およびW2を一致させるように
すれば、容易に直線U11上の画像と直線U22の画像
とを一致させることができる。(図12参照)
【0051】ここに、 W1:写真1上の接続線へ点O1から下ろした垂線との交
点 W2:写真2上の接続線へ点O2から下ろした垂線との交
【0052】ステップ9:写真1および写真2が接合さ
れた画像をRAMに記録する。
【0053】以下、最終写真まで前記と同様にして接合
された画像を作成し、画像処理装置3のRAMに記録す
る。しかるのち、画像処理装置3によりRAMに記憶さ
れた画像データに基づき接合写真を作成し、出力装置4
に出力する。
【0054】この様にして得られた接合写真(パノラマ
電子写真)には接続線上における縦方向のずれは認めら
れなかった。
【0055】実施例2 実施例1と同様にして複数枚の電子写真を撮影した。し
かるのち、フレキシブルディスク2に記録された写真を
画像処理装置3に読み込み、下記の工程にしたがって処
理してパノラマ電子写真を作成した。
【0056】 パノラマ電子写真作成法2 ステップ1:読み込まれた各電子写真(以下、写真1
A,2A,3A・・・と略す)を第2主点Bを通り受光
面に平行な直線を回転軸とし、例えば焦点距離fを回転
半径とする円筒体に投影された画像1A’,2A’,3
A’・・・に変換する。この円筒面に変換された画像の
展開平面における座標位置(X,Y)は、例えば、受光
面の座標(x1,y1)のx座標を光軸と第2主点Bとx
軸上の点を結ぶ線と光軸とのなす角θに対応する円弧長
さに縮小された値X1とし、y座標を焦点距離fと第2
主点Bとx軸上の点x1との距離との比で縮小した値Y1
とすることにより得られる(図13参照)。 すなわ
ち、
【0057】 tanθ=x1/f X1=f・θ Y1=y1・f/√((x12+(f)2
【0058】 ステップ2:画像1A’と画像2A’
の接続線を作成する。この場合、画像1A’及び画像2
A’の全画素は第2主点から等距離の位置にあるので、
画像1Aおよび画像2Aの被写体が重なり合う部分の共
通画像上において回転中心に平行な直線を引けば、それ
が接続線となる。
【0059】ステップ1およびステップ2について、具
体的例に基づいて説明すれば、次のようになる。
【0060】いま、受光面のサイズが38mm x 24
mm、焦点距離fが24mmで撮影された写真1A,2
Aの画像1A,2Aとして表示する。図14はこの状態
を概念的に示したものである。これらの画像1A,2A
を回転半径rが24mmの円筒に投影された画像1A
´,2A´に変換する。図15はこの状態を概念的に示
したものである。この状態において、画像1A´のX=
9mmの線上の画像と、画像2A´のX=−14mmの
線上の画像が一致していれば、画像1A´のX=9mm
の線と画像2A´のX=−14mmの線とをX軸を揃え
て合成する。図16はこの状態を概念的に示したもので
ある。この合成画像を線I−I,II−IIにより上下
の不要部分を削除すると矩形のパノラマ画像が得られ
る。
【0061】前記説明においては、画像1A´のX=9
mmの線上の画像と、画像2A´のX=−14mmの線
上の画像が一致しているとしているが、この他の線上、
例えば、画像1A´のX=19mmの線上の画像と、画
像2A´のX=−17mmの線上の画像が一致していれ
ば、この線上でも合成することができる。これは、画像
面が平面の場合には、U11線とU22線上でしか画像
の倍率が一致する線はなかったが、この場合には第2主
点から等距離の円筒面に投影された画像に変換している
ので、画像が共通する位置の任意の線にて合成すること
ができる。
【0062】以下、同様にして最終画像まで合成する。
【0063】ステップ5:作成された接合写真(パノラ
マ電子写真)を出力装置4より出力する。
【0064】この様にして得られた接合写真(パノラマ
電子写真)には接続線上における縦方向のずれは認めら
れなかった。
【0065】図17は本発明のパノラマ電子写真撮影用
カメラ1の一実施例の概略図を示している。
【0066】本発明のパノラマ電子写真撮影用カメラ1
は、図17に示すように、カメラ本体11と回転用治具
5とから構成されている。カメラ本体11は従来の1眼
レフ電子カメラと同様であるので、その構成の詳細な説
明は省略する。
【0067】回転用治具5は、カメラ本体11に適宜手
段により固定された回転体保持部材51とこれに保持さ
れる回転体52とから構成されている。回転体保持部材
51には、レンズの第1主点位置に回転中心を有する回
転用突起53がカメラ本体11と反対方向に形成されて
いる。この回転用突起53は、回転体52に同じくレン
ズの第1主点位置に回転中心を有するようにして形成さ
れた穴部54と回転自在に嵌合されている。回転体52
の底面の回転中心には図示はされていないが、三脚のお
ねじと螺合するめねじが形成されている。この様な構成
とされることにより、カメラ本体11がレンズの第1主
点を中心として回転され得る。また、回転用突起53に
は複数個の係止部材55が植設されている。これらの係
止部材55が、穴部54に形成された係止溝56に係止
されることにより、回転体保持部材51からの脱落防止
が図られる。回転用治具5には、その他にカメラの回転
角度検出計や設定回転角からのカメラの回転を防止する
ストッパなどが設けられてもよい。
【0068】図17に示す例では回転用突起53の位置
は固定されているが、この回転用突起53の位置は、使
用されるレンズの第1主点位置に応じて移動可能なよう
に構成されているのが好ましい。これは、例えば、回転
体保持部材51にガイド孔を形成し、これに回転用突起
53を摺動させることにより達成することができる。
【0069】なお、カメラ本体11を回転させる回転機
構および(または)回転部の移動機構は、前記のものに
限定されるものではなく、従来より公知の回転機構およ
び(または)移動機構も好適に用いることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパノラマ
電子写真の作成法によれば、記録媒体に記録されている
電子情報を有効に利用して、パノラマ電子写真を作成す
ることができる。
【0071】また、本発明のパノラマ電子写真撮影用カ
メラを用いれば、通常の三脚を用いてパノラマ電子写真
用の電子写真を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパノラマ電子写真の作成法に用いる装
置の説明図である。
【図2】本発明のパノラマ電子写真の作成法に用いる装
置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の光学系の説明図である。
【図4】本発明の第1態様の一実施例の説明図の一部で
ある。
【図5】本発明の第1態様の一実施例の説明図の一部で
ある。
【図6】本発明の第1態様の一実施例の説明図の一部で
ある。
【図7】本発明の第1態様の一実施例の説明図の一部で
ある。
【図8】本発明の第1態様の一実施例の説明図の一部で
ある。
【図9】平面画像が第2主点を中心とする単位球面に投
影された状態の説明図である。
【図10】本発明の第1態様における接続線の作成方法
の説明図の一部である。
【図11】本発明の第1態様における接続線の作成方法
の説明図の一部である。
【図12】本発明の第1態様における接続線の作成方法
の説明図の一部である。
【図13】本発明の第2態様の座標変換の説明図であ
る。
【図14】本発明の第2態様の一実施例の説明図の一部
である。
【図15】本発明の第2態様の一実施例の説明図の一部
である。
【図16】本発明の第2態様の一実施例の説明図の一部
である。
【図17】本発明のパノラマ電子写真撮影用カメラの概
略図である。
【符号の説明】
1 パノラマ電子写真撮影用手段(装置) 2 記録媒体 3 画像処理手段(装置) 4 出力手段(装置) 5 回転用治具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−242526(JP,A) 特開 平1−251962(JP,A) 特開 平4−2287(JP,A) 特開 昭61−140937(JP,A) 特開 昭62−60064(JP,A) 特開 平2−216184(JP,A) 特開 昭61−288827(JP,A) 実開 平3−65373(JP,U) 大西道一,つなぎ写真(パノラマ)の 接続法,図学研究,日本,日本図学会, 1989年 8月,47号,3〜8 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 H04N 5/232 H04N 5/76 G06T 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子写真が継ぎ合わされてなるパ
    ノラマ電子写真の作成法であって、 レンズの第1主点を回転中心として回転された電子写真
    撮影手段により、被写体の一部が重なる様にして複数枚
    の電子写真を記録媒体に入力する工程と、 前記記録媒体に入力された各電子写真を、第2主点を通
    り受光面に平行な直線を回転軸とし焦点距離を回転半径
    する円筒体上に投影された画像に変換する工程と、 前記円筒体上に投影された各隣接する画像に、該画像中
    の相互に共通する部分を通りかつ前記円筒体の回転軸に
    平行な接続線を作成する工程と、 前記接続線の位置で前記各画像を接続する工程と、 前記接合された電子写真を出力する工程とを含んでなる
    ことを特徴とするパノラマ電子写真の作成法。
  2. 【請求項2】 前記電子写真撮影手段が、CCDカメラ
    またはMOS型カメラであることを特徴とする請求項1
    記載のパノラマ電子写真の作成法。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体が、磁気ディスク、磁気テ
    ープ、フレキシブルディスクまたは光ディスクであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のパノラマ電子写真の作成
    法。
  4. 【請求項4】 電子写真の歪曲収差を補正する工程が設
    けられてなることを特徴とする請求項1記載のパノラマ
    電子写真の作成法。
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