JP3451638B2 - 機械式過給機付エンジンの掃気装置 - Google Patents

機械式過給機付エンジンの掃気装置

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JP3451638B2
JP3451638B2 JP32194492A JP32194492A JP3451638B2 JP 3451638 B2 JP3451638 B2 JP 3451638B2 JP 32194492 A JP32194492 A JP 32194492A JP 32194492 A JP32194492 A JP 32194492A JP 3451638 B2 JP3451638 B2 JP 3451638B2
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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機械式過給機を備え
たエンジンにおいてシリンダ内燃焼室の排気ガスを新気
により掃気するようにした掃気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種エンジンの掃気装置と
して、例えば特開昭61―58920号公報に示される
ように、エンジンのシリンダ内燃焼室に2つの吸気弁及
び排気弁をシリンダ中心の両側にそれぞれ対向して配置
するとともに、そのシリンダ中心に対し斜めに対向する
吸/排気弁の1組を他の組よりも大径とし、これら大径
の吸/排気弁の開弁オーバーラップ期間を他の組の小径
の吸/排気弁よりも短くすることにより、エンジン低速
時に燃焼室に供給された新気の一部がそのまま排気ポー
トへ吹き抜けるのを防止しながら掃気効果を得るように
したものが知られている。
【0003】ところで、エンジンにより駆動される機械
式過給機を備えたエンジンでは、吸気が過給機により加
圧されて供給されるので、吸/排気弁の開弁オーバーラ
ップ期間を通常のエンジンに比して大に設定すること
で、燃焼室の掃気効果を高めることができる。例えば特
開平2―119641号公報に開示されるものでは、過
給機付エンジンにおいて、吸/排気弁の一方にバルブタ
イミング可変機構を設け、このバルブタイミング可変機
構の制御によりエンジンの高負荷域で吸/排気弁の開弁
オーバーラップ期間を大きくするようにして掃気性を向
上させ、耐ノッキング性や吸気の充填効率の向上を図る
ようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その反面、
吸/排気弁の開弁オーバーラップ期間が大きいので、そ
の分、上記のような新気の排気ポートへの吹抜けを有効
に禁じ得ない。特に、エンジンの低速高負荷領域では、
高速域に比べ単位時間当たりの開弁オーバーラップ期間
が相対的に大きくなるので、顕著となる。
【0005】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、吸/排気弁を開閉駆動するカムのプロ
フィルを改良することにより、上記前者の従来技術のよ
うに2つの吸/排気弁を要する燃焼室構造に限定される
ことなく、新気吹抜けの低減と掃気性の向上との両立を
図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、請求項1又は2の発明では、少なくともエンジンの
高負荷域で吸/排気弁の開弁期間をオーバーラップさせ
ることとし、そのオーバーラップ期間において排気弁の
開口面積が吸気弁の開口面積よりも大きくなる期間を短
くした。
【0007】すなわち、請求項1の発明では、吸気弁に
より開閉される吸気ポートと排気弁により開閉される排
気ポートとの各々のシリンダへの開口がシリンダ中心を
挟んで対向するように配置され、かつ該吸/排気ポート
の各開口の中心線が互いに同じ方向に設定された機械式
過給機付エンジンにおいて、そのエンジンが少なくとも
高負荷域にあるときに開弁期間がオーバーラップするよ
うに上記吸/排気弁の開閉時期を設定する。
【0008】また、吸/排気弁のカムによるリフト特性
を、上記吸気弁の開き時期の排気弁のリフト量に対し排
気弁の閉じ時期の吸気弁のリフト量が大きくなるように
設定する。さらに、上記排気弁のリフト特性を閉弁近傍
のリフト量が異なるように複数に設定し、エンジンの低
速域では上記排気弁のリフト量を小さくし、高速域では
排気弁のリフト量を大きくするように切り換える切換制
御手段を設ける。
【0009】一方、請求項2の発明では、吸気弁のリフ
ト量が排気弁のリフト量よりも大きくなる期間を吸/排
気弁の開弁オーバーラップ期間全体の半分以上とする。
【0010】請求項3の発明では、上記排気弁のカムリ
フト特性における閉弁近傍のランプ部の期間中に吸気弁
のリフト量が排気弁のリフト量よりも大きくなる側に変
化するように構成する。
【0011】
【0012】請求項の発明では、エンジンが低負荷域
にあるとき、排気弁のカムリフト特性における閉弁近傍
のランプ部の開始時期をピストンの上死点以前とする。
【0013】請求項の発明では、排気ポートの開口周
縁でかつ吸気ポートの開口側に所定高さのマスク部を設
ける。
【0014】
【作用】上記の構成により、請求項1又は2の発明で
は、エンジンが少なくとも高負荷域にあるときに吸/排
気弁の開弁期間がオーバーラップするので、このオーバ
ーラップ期間において、過給機により過給される新気を
シリンダ内に供給して、該新気によりシリンダ内の排気
ガスを十分に掃気することができる。しかも、このオー
バーラップ期間において吸気弁のリフト量が排気弁のリ
フト量よりも大きくなる期間が長いので、その間、小さ
いリフト量の排気弁により排気ポートの開口面積が吸気
ポートよりも相対的に小さくなり、吸気ポートからシリ
ンダ内に供給された新気はシリンダ内奥部に向かいその
まま短絡的に排気ポートへ流れ難くなる。よって、新気
の吹抜けの抑制と掃気性の向上とを有効に両立させるこ
とができる。そのとき、切換制御手段により排気弁のリ
フト特性がエンジン回転域に応じて切り換えられ、エン
ジンの低速域では排気弁の閉弁近傍のリフト量が小さく
なる。このため、単位時間当たりのオーバーラップ期間
が高速域に比べ相対的に長くなる低速域で、排気ポート
の開口面積を吸気ポートよりも小さくして、新気の排気
ポートへの吹抜けを抑制することができる。このとき、
吸/排気弁の大きなオーバーラップによりシリンダ内を
掃気することができる。 一方、エンジンの高速域では排
気弁の閉弁近傍のリフト量が大きくなる。このため、高
速域で掃気時間が低速域に比べ相対的に短くなっても、
掃気性を確保することができる。また、この高速域で
は、オーバーラップ期間自体が低速域に比べ相対的に短
くなるので、排気弁の閉弁近傍のリフト量が大きくなっ
ても新気吹抜けの絶対量は少なくなる。 よって、エンジ
ンの広い回転域に亘り上記新気の吹抜けの低減と掃気性
の向上との両立を図ることができる。
【0015】請求項3の発明では、排気弁のカムリフト
特性における閉弁近傍のランプ部の期間中に吸気弁のリ
フト量が排気弁のリフト量よりも大きくなるので、オー
バーラップ期間中、吸気弁のリフト量を排気弁よりも大
きくすることを容易に達成して、新気の吹抜けの低減と
掃気性の向上との両立をより一層有効に図ることができ
る。
【0016】
【0017】
【0018】請求項の発明では、エンジンが低負荷域
にあるとき、排気弁のカムリフト特性における閉弁近傍
のランプ部の開始時期がピストンの上死点以前に設定さ
れているので、その上死点の後にピストンが下降移動し
てシリンダ内圧力が減少する状態では常にランプ部が対
応することとなり、排気弁から排出された既燃ガスのシ
リンダへの持込みを有効に低減することができる。
【0019】請求項の発明では、排気ポートの開口周
縁でかつ吸気ポートの開口側に所定高さのマスク部が設
けられているので、オーバーラップ期間中に吸気ポート
からシリンダ内に供給された新気がそのまま排気ポート
に流れるのをマスク部により抑制することができ、新気
の吹抜けをより一層有効に低減することができる。すな
わち、オーバーラップ期間での排気弁のリフト量が小さ
いので、マスク部の高さが低く、或いは加工誤差の関係
からマスク部と排気ポートの開口におけるバルブシート
部との間のクリアランスが大であっても、吸気ポートか
ら排気ポートに短絡的に流れる新気の流れにマスク部に
より効果的に抵抗を与えることができ、その吹抜けを抑
制できることとなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】(実施例1)図3は本発明の実施例1の全
体構成を示す。1は4つのシリンダ2,2,…を有する
直列4気筒エンジンで、図2に拡大詳示するように、上
記各シリンダ2に対応するシリンダヘッド1aの下面に
は、各々吸気弁37によって開閉される2つの吸気ポー
ト3,3と、各々排気弁38によって開閉される2つの
排気ポート32,32とが開口されている。上記吸気ポ
ート3,3の開口と排気ポート32,32の開口とはシ
リンダ中心Oを挟んで対向するようにシリンダ中心Oの
両側に配置され、一方の吸気ポート3の開口と一方の排
気ポート32の開口との中心線同士、及び他方の吸気ポ
ート3の開口と他方の排気ポート32の開口との中心線
同士はそれぞれ互いに同じ方向(図2で左右方向)に設
定されている。
【0022】上記各吸気ポート3は吸気通路4の下流端
部分を構成するもので、該吸気通路4は、下流端が吸気
ポート3で構成される4つの独立吸気通路5,5,…
と、下流端の集合部4aに4つの独立吸気通路5,5,
…の上流端が集合して接続された1つの集合吸気通路6
とを有し、この集合吸気通路6の上流端は吸入空気(吸
気)を清浄にするエアクリーナ7に接続されている。集
合吸気通路6にはエアクリーナ7から下流側に向かって
順に、吸入空気量を検出するエアフローメータ8と、集
合吸気通路6(吸気通路4)を絞るスロットル弁9と、
吸入空気(吸気)を圧縮して過給する過給機10と、該
過給機10で圧縮された空気を冷却するインタクーラ2
1とが配設されている。また、各独立吸気通路5の吸気
ポート3近傍には、燃料を噴射供給するインジェクタ2
2が配設されている。
【0023】上記過給機10は内部圧縮型の機械式過給
機で、ハウジング11内に回転軸12,13によって支
持された雌雄のロータ14,15を備え、両ロータ1
4,15は各々の回転軸12,13に取り付けたギヤ1
6,17の噛合によって逆方向に回転する。一方のロー
タ14の回転軸12にはプーリ18が取り付けられ、こ
のプーリ18はエンジン1のクランク軸1bに取り付け
たプーリ19に伝動ベルト20を介して駆動連結されて
おり、エンジン1の運転によりロータ14,15を回転
させて、吸入空気をハウジング11内に吸い込み、その
空気を圧縮してハウジング11から吐出するようになっ
ている。
【0024】上記吸気通路4の集合部4a(独立吸気通
路5と集合吸気通路6との接続部)にはリリーフ通路2
3の一端(上流端)が接続され、該リリーフ通路23の
他端(下流端)は、上記スロットル弁9下流側で過給機
10上流側の集合吸気通路6に接続されており、過給機
10から吐出された空気(吸気)の一部を過給機10上
流側の吸気通路4にリリーフ通路23によってリリーフ
するようにしている。また、上記リリーフ通路23に
は、リリーフ通路23を開閉してリリーフ量を調整する
ことでエンジン1への過給圧を制御する過給圧コントロ
ールバルブ24が配設されている。このコントロールバ
ルブ24はアクチュエータ25に駆動連結されている。
このアクチュエータ25は、バルブ24に連結されたダ
イアフラム26と、このダイアフラム26によってケー
シング27内に区画された圧力室28と、該圧力室28
に縮装され、バルブ24を閉じ方向に付勢するスプリン
グ29とを備え、上記圧力室28は上記吸気通路4の集
合部4aに過給圧導入通路30を介して連通されてい
る。そして、この過給圧導入通路30にはデューティソ
レノイド弁31が配設されており、このデューティソレ
ノイド弁31の制御により圧力室28への導入圧力を調
整して過給圧を制御し、デューティソレノイド弁31の
開度を大きくしたときには、圧力室28への導入圧力を
高くして過給圧コントロールバルブ24の開度を小さく
し、リリーフ量を少なくして過給圧を高くする一方、デ
ューティソレノイド弁31の開度を小さくしたときに
は、圧力室28への導入圧力を低くして過給圧コントロ
ールバルブ24の開度を大きくし、リリーフ量を多くし
て過給圧を下げるようになっている。
【0025】一方、各シリンダ2の排気ポート32は排
気通路33の上流端部分を構成するもので、該排気通路
33は、上流端が排気ポート32で構成される4つの独
立排気通路34,34,…と、上流端の集合部33aに
4つの独立排気通路34,34,…の下流端が集合して
接続された1つの集合排気通路35とからなり、この集
合排気通路35の途中には排気ガスを清浄にする排気ガ
ス浄化装置36が配設されている。
【0026】上記エンジン1には、各シリンダ2の吸/
排気弁37,38を開閉する動弁機構39が設けられて
いる。この動弁機構39は、エンジン1のクランク軸1
bによりタイミングプーリ40,40及び図外のタイミ
ングベルトを介して同期して回転駆動される吸気用及び
排気用のカムシャフト41,42を有し、吸気用カムシ
ャフト41には各シリンダ2の2つの吸気弁37,37
に対応してカム43,43がそれぞれ形成されており、
この各カム43によりそれぞれロッカアーム44を押し
て軸45回りに揺動させ、吸気弁37を開閉駆動する。
【0027】一方、排気用カムシャフト42には各シリ
ンダ2に対応して2つの第1カム46,46と1つの第
2カム47とがそれぞれ形成されており、この2種類の
カム46,47のいずれか一方によりロッカアーム4
8,49を押して軸58回りに揺動させ、排気弁38を
開閉駆動する。すなわち、上記動弁機構39には各シリ
ンダ2毎に、カム46,47の使用を切り換えて排気弁
38のリフト特性を2通りに変化させるための排気弁リ
フト切換機構50が具備されている。図4及び図5に示
すように、上記2つの第2カム47,47は第1カム4
6の両側に配置されている。また、ロッカアームも上記
第1カム46に押される第1ロッカアーム48と、その
両側に並設され、第2カム47,47にそれぞれ押され
る2つの第2ロッカアーム49,49との3つで構成さ
れ、各第2ロッカアーム48,49の先端にそれぞれ排
気弁38のバルブステム上端が当接している。
【0028】さらに、図5に示す如く、中央の第1ロッ
カアーム48の中間部には、カムシャフト42と平行に
延びる貫通孔51が形成され、この貫通孔51には各々
第1ロッカアーム48の側面から出没可能な1対の係合
ピン52,52が摺動可能に収容されている。また、両
側の第2ロッカアーム49,49の第1ロッカアーム4
8との対向側面には上記貫通孔51に対応して係合穴5
3が形成され、この係合穴53には上記第1ロッカアー
ム48の係合ピン52先端に当接するスプリング受け5
4が摺動可能に嵌合されている。このスプリング受け5
4は係合穴53底部との間に縮装したスプリング55に
よって係合ピン52を没入させる方向に付勢され、その
ストロークエンドは第2ロッカアーム49の側面から突
出しない位置とされている。
【0029】また、上記第1ロッカアーム48における
係合ピン52背面側の貫通孔51内に油圧を供給する油
圧供給経路56が設けられ、図3に示す如く、この油圧
供給経路56には電磁弁57が配設されている。そし
て、電磁弁57を閉じたときには、各係合ピン52の背
面側に油圧を作用させず、その係合ピン52をスプリン
グ55の付勢力により押し戻して貫通孔51内に没入さ
せ、第1ロッカアーム48と第2ロッカアーム49,4
9との連結を遮断することにより、排気弁38を第2カ
ム47で開閉駆動する。一方、電磁弁57を開いたとき
には、各係合ピン52の背面側に油圧を作用させ、その
係合ピン52をスプリング55の付勢力に抗して貫通孔
51内から突出させて、その先端半部を第2ロッカアー
ム49の係合穴53に係合させ、この係合ピン52によ
り第1ロッカアーム48と第2ロッカアーム49,49
とを揺動一体に連結することにより、排気弁38を第1
カム46で開閉駆動するようにしている。
【0030】この発明の特徴として、図1に示す如く、
上記動弁機構39により、エンジン1の高負荷域を含む
全体の運転域で開弁期間がオーバーラップするように上
記吸/排気弁37,38の開閉時期が設定されている。
また、上記排気用カムシャフト42の第1及び第2カム
46,47におけるカム山のプロフィルは、各々で排気
弁38をリフトさせたときに少なくとも閉弁近傍のリフ
ト量が大小2通りに異なり、図1に示すように第2カム
47による排気弁38のリフト特性の閉弁近傍のリフト
量が、第1カム46による同リフト特性の閉弁近傍のリ
フト量よりも小さくなるように設定されている。尚、第
1カム46による排気弁38のリフト特性は吸気弁37
と同じリフト特性である。そして、上記第2カム47に
よる排気弁38のリフト特性により、吸気弁37の開き
時期の排気弁38のリフト量Hに対し排気弁38の閉じ
時期の吸気弁37のリフト量hが大きくなるように(h
>H)、換言すれば吸気弁37のリフト量が排気弁38
のリフト量よりも大きくなる期間が吸/排気弁37,3
8の開弁オーバーラップ期間TOL全体の半分以上となる
ように設定されている。より具体的には、排気弁38の
カムリフト特性における閉弁近傍のランプ部Rの期間中
に吸気弁37のリフト量が排気弁38のリフト量よりも
大きくなる側に変化するように構成され、かつ、該ラン
プ部Rの開始時期rがピストン(図示せず)の上死点T
DC以前とされている。
【0031】上記過給圧コントロールバルブ24、各イ
ンジェクタ22及び電磁弁57はコントロールユニット
61によって制御されるようになっている。このコント
ロールユニット61には、エンジン1のクランク軸1b
の回転によりエンジン回転数を検出するエンジン回転数
センサ63の出力信号と、上記エアフローメータ8の出
力信号とが少なくとも入力されている。
【0032】そして、コントロールユニット61におけ
るCPUの信号処理により、エアフローメータ8からの
信号及び上記エンジン回転数センサ63の出力信号に基
づいて燃料噴射量を設定し、各シリンダ2の吸気行程で
設定噴射量の信号をインジェクタ22に出力して、該イ
ンジェクタ22から吸気行程で燃料を噴射供給するよう
にしている。
【0033】また、コントロールユニット61には上記
CPUの信号処理機能で構成される切換制御部64が設
けられており、この切換制御部64により排気弁リフト
切換機構50に対して以下の制御を行うように構成され
ている。すなわち、エンジン1の回転域に応じて排気弁
リフト切換機構50における電磁弁57を開閉制御し、
エンジン1の低速域では、電磁弁57を閉じて、第1ロ
ッカアーム48と第2ロッカアーム49,49との連結
を遮断することにより、排気弁38を第2カム47で開
閉駆動して、そのリフト特性を閉弁近傍のリフト量が小
さくなるように切り換える一方、エンジン1の高速域で
は、電磁弁57を開弁させて、第1及び第2ロッカアー
ム48,49同士を一体的に連結することにより、排気
弁38を第1カム46で開閉駆動し、そのリフト特性を
閉弁近傍のリフト量が大きくなるように切り換える。
【0034】次に、上記実施例の作用について説明す
る。エンジン1の運転中、排気行程の終期(吸気行程の
初期)でピストンが上死点TDC近傍にあるとき、吸/
排気弁37,38の開弁がオーバーラップし、このオー
バーラップ期間TOLにおいて、過給機10により過給さ
れた新気が各シリンダ2内に供給され、この新気により
シリンダ2内が十分に掃気される。
【0035】また、これと同時に、コントロールユニッ
ト61により電磁弁57が開閉切換えされて排気弁リフ
ト切換機構50が制御され、吸気弁37とのオーバーラ
ップ期間TOLにおける排気弁38のリフト特性が変化す
る。すなわち、エンジン1の低速域においては、電磁弁
57が閉じて第1ロッカアーム48と第2ロッカアーム
49,49との連結が遮断され、このことにより各シリ
ンダ2の両排気弁38,38が第2カム47で開閉駆動
される。この第2カム47による排気弁38のリフト特
性では、図1に示すように、その閉弁近傍のランプ部R
の期間中に吸気弁37のリフト量が排気弁38のリフト
量よりも大きくなる側に変化して、排気弁38のリフト
量が小さくなるように設定されているので、吸/排気弁
37,38の単位時間当たりのオーバーラップ期間TOL
が高速域に比べ相対的に長くなる低速域であっても、該
オーバーラップ期間TOLにおいて吸気弁37のリフト量
が排気弁38よりも大きくなる期間が長く、その間、排
気弁38のリフト量が吸気弁37よりも小さくなって排
気ポート32の開口面積が吸気ポート3よりも相対的に
小さくなり、吸気ポート3からシリンダ2内に供給され
た新気がそのまま短絡的に排気ポート32へは流れ難く
なって、新気の吹抜けを低減することができる。
【0036】そのとき、上記各排気弁38のカムリフト
特性におけるランプ部Rの開始時期rがピストンの上死
点TDC以前に設定されているので、その上死点TDC
の後にピストンが下がってシリンダ2内の圧力が低下す
る状態では常にランプ部Rが対応することとなる。その
結果、エンジン1の低負荷時に掃気不能となっても、そ
の代わり、排気弁38からの既燃ガスの逆流を抑制する
ことができる。
【0037】因みに、図6は実施例1の構成において、
具体的に新気の流れをその速度ベクトルで表示したもの
であり、図6(a)→(d)に従ってクランク角が増加
している。また、図13は排気弁38のリフト量を大き
く設定した従来例での同特性を、また図14はこの従来
例において吸/排気ポートの開口間にマスク部59′を
突設した他の従来例での同特性をそれぞれ示している。
図6を図13及び図14と比較すると、吸気ポート3か
らシリンダ2内に供給された新気がそのまま排気ポート
32に向かう流れが抑制され、特に、排気弁38の下側
ではガスは排気ポート32の開口に向かう方向とは逆の
方向に流れており、新気の吹抜けが低減されているのが
判る。
【0038】一方、エンジン1の高速域においては、上
記電磁弁57が開弁して第1ロッカアーム48と第2ロ
ッカアーム49,49とが連結され、このことにより各
シリンダ2の両排気弁38,38が第1カム46で開閉
駆動される。この第1カム46による排気弁38のリフ
ト特性は、図1に示すように吸気弁37と同じリフト特
性となり、排気弁38の閉弁近傍のリフト量が大きくな
る。このため、高速域で掃気時間が低速域に比べ相対的
に短くなっても、掃気性を確保することができる。尚、
この高速域では、オーバーラップ期間TOL自体が低速域
に比べ相対的に短くなるので、上記のように排気弁38
の閉弁近傍のリフト量が大きくなっても新気吹抜けの絶
対量は少ない。
【0039】したがって、この実施例においては、エン
ジン1の低速域から高速域までの広い回転域に亘り新気
の吹抜けの低減と掃気性の向上との両立を有効に図るこ
とができる。
【0040】(実施例2)図7は本発明の実施例2を示
す(尚、図2と同じ部分については同じ符号を付してそ
の詳細な説明は省略する)。
【0041】この実施例では、エンジン1のシリンダヘ
ッド1a下面において、各シリンダ2に対応する2つの
排気ポート32,32の開口部周縁でかつ吸気ポート
3,3の開口側に所定高さのマスク部59が一体に設け
られている。
【0042】したがって、この実施例の場合、各排気ポ
ート32の開口周縁でかつ吸気ポート3の開口側に所定
高さのマスク部59が設けられ、しかもオーバーラップ
期間TOLでの排気弁38の閉弁近傍のリフト量が小さい
ので、上記マスク部59の高さが低いときや、或いは加
工誤差の関係からマスク部59と各排気ポート32の開
口におけるバルブシート部との間のクリアランスが大き
いときであっても、オーバーラップ期間TOL中に吸気ポ
ート3から排気ポート32に短絡的に流れる新気の流れ
にマスク部59により抵抗が与えられ、新気がそのまま
排気ポート32に流れるのを抑制することができ、新気
の吹抜けをさらに有効に低減することができる。
【0043】図8は実施例2における新気の流れを図6
と同様に示したものであり、吸気ポート3からシリンダ
2内に供給された新気がそのまま排気ポート32に向か
う流れがマスク部59によって効果的に抑制されている
のが判る。
【0044】(具体例)本発明者によれば、吸/排気弁
37,38のオーバーラップ期間TOL中の排気弁38の
リフト特性を吸気弁37と同等にした従来例と、排気弁
38閉弁近傍のリフト量を小さくした本発明例とについ
て、オーバーラップ期間TOLにおける吹抜け新気の量及
び掃気量(シリンダ2内から排出された残留ガス量)を
具体的に測定したところ、図10及び図12に示す結果
が得られた。
【0045】尚、吸/排気弁37,38のオーバーラッ
プ期間TOLは2種類であり、1つは上死点前34°のク
ランク角で吸気弁37が開き、上死点後13°のクラン
ク角で排気弁38が閉じる大オーバーラップ期間(クラ
ンク角で47°)であり、他は上死点前17°のクラン
ク角で吸気弁37が開き、上死点後6.5°のクランク
角で排気弁38が閉じる小オーバーラップ期間(クラン
ク角で23.5°)である。大オーバーラップ期間での
吸/排気弁37,38のリフト特性を図9に、小オーバ
ーラップ期間での同特性を図11(本発明例のみを示
す)にそれぞれ示す。また、測定時のエンジン回転数は
1500rpm であり、過給機10による過給能力は一定
である。
【0046】この図10及び図12によると、本発明例
では従来例に比べ、掃気量は若干減るものの、新気の吹
抜け量を低減でき、特に大オーバーラップ期間の場合は
顕著な効果がある。また、マスク部59を設けるもの
(本発明の実施例2)では、掃気量の増加確保及び新気
吹抜け量の低減を図ることができることが判る。
【0047】尚、上記各実施例では、エンジン1の運転
領域全体に亘り、吸/排気弁37,38の開弁をオーバ
ーラップさせるようにしているが、少なくとも高負荷域
でのみオーバーラップさせるようにしてもよい。また、
排気弁38のカムリフト特性におけるランプ部Rの開始
時期rをピストンの上死点TDC以前とするのをエンジ
ン1の低負荷域に限定してもよい。
【0048】また、上記実施例では、吸/排気ポート
3,32がそれぞれ2つの場合であるが、本発明は、吸
/排気ポート3,32をそれぞれ1つずつ備えたもの
や、吸気ポートを3つ、排気ポートを2つ備えた機械式
過給機付エンジンに対しても適用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、吸気弁により開閉される吸気ポート及び排気弁によ
り開閉される排気ポートの各々のシリンダへの開口がシ
リンダ中心を挟んで対向するように配置され、かつ該吸
/排気ポートの各開口の中心線が互いに同じ方向に設定
された機械式過給機付エンジンにおいて、エンジンが少
なくとも高負荷域にあるときに開弁期間がオーバーラッ
プするように吸/排気弁の開閉時期を設定し、この吸/
排気弁のカムによるリフト特性を、吸気弁の開き時期の
排気弁のリフト量に対し排気弁の閉じ時期の吸気弁のリ
フト量が大きくなるように設定した。また、請求項2の
発明では、上記吸気弁のリフト量が排気弁のリフト量よ
りも大きくなる期間を吸/排気弁の開弁オーバーラップ
期間全体の半分以上とした。そして、上記排気弁のリフ
ト特性を閉弁近傍のリフト量が異なるように複数に設定
して、エンジンの低速域では上記リフト量を小さくし、
高速域ではリフト量を大きくするように切り換える構成
とした。従って、これら発明によると、オーバーラップ
期間において吸気弁のリフト量が排気弁よりも大きくな
る期間を長くして、その間、排気ポートの開口面積を吸
気ポートよりも相対的に小さくでき、吸気ポートからシ
リンダ内に供給された新気がそのまま排気ポートへ流れ
るのを抑制でき、よって吸/排気弁のリフト特性を変え
るという簡単な構成で、新気の吹抜けを良好に低減しつ
つ掃気性を向上させることができとともに、その新気の
吹抜けの低減と掃気性の向上との両立がエンジンの広い
回転域に亘り図れる。
【0050】請求項3の発明によると、排気弁のカムリ
フト特性における閉弁近傍のランプ部の期間中に吸気弁
のリフト量が排気弁のリフト量よりも大きくなる側に変
化するようにしたことにより、オーバーラップ期間で吸
気弁のリフト量を排気弁よりも大きくすることを容易に
達成でき、新気の吹抜けの低減と掃気性の向上との両立
がより一層有効に図れる。
【0051】
【0052】請求項の発明によると、エンジンが低負
荷域にあるとき、排気弁のカムリフト特性における閉弁
近傍のランプ部の開始時期をピストンの上死点以前とし
たことにより、上死点の後にピストンが下がってシリン
ダ内圧が減少するときに常にランプ部を対応させること
ができ、排出された既燃ガスのシリンダへの持込みを抑
制することができる。
【0053】請求項の発明によれば、排気ポートの開
口周縁で吸気ポートの開口側に所定高さのマスク部を設
けたことにより、オーバーラップ期間中に吸気ポートか
らシリンダ内に供給された新気が直接排気ポートに流れ
るのをマスクにより抑制して、新気の吹抜けをさらに有
効に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における吸/排気弁のリフト
特性を示す特性図である。
【図2】実施例1においてシリンダに開口する吸/排気
ポートの位置を示す平面図である。
【図3】エンジンの吸/排気系の全体構成図である。
【図4】排気弁リフト切換機構を模式的に示す概略正面
図である。
【図5】排気弁リフト切換機構を模式的に示す概略平面
図である。
【図6】オーバーラップ期間中の新気及び燃焼ガスの動
きを具体的に示す説明図である。
【図7】本発明の実施例2を示す図2相当図である。
【図8】実施例2を示す図6相当図である。
【図9】大オーバーラップ期間での吸/排気弁のリフト
特性を具体的に示す特性図である。
【図10】大オーバーラップ期間での新気吹抜け量及び
掃気量を具体的に示す特性図である。
【図11】小オーバーラップ期間での吸/排気弁のリフ
ト特性を具体的に示す特性図である。
【図12】小オーバーラップ期間での新気吹抜け量及び
掃気量を具体的に示す特性図である。
【図13】従来例を示す図6相当図である。
【図14】他の従来例を示す図6相当図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダ 3 吸気ポート 10 過給機 32 排気ポート 37 吸気弁 38 排気弁 43 吸気用カム 46,47 排気用カム 50 排気弁リフト切換機構 59 マスク部 61 コントロールユニット 64 切換制御部(切換制御手段) R ランプ部 TOL オーバーラップ期間 H 吸気弁開き時期の排気弁リフト量 h 排気弁閉じ時期の吸気弁リフト量 r ランプ部の開始時期
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−119641(JP,A) 特開 昭63−289207(JP,A) 実開 昭63−170533(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 29/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気弁により開閉される吸気ポートと排
    気弁により開閉される排気ポートとの各々のシリンダへ
    の開口がシリンダ中心を挟んで対向するように配置さ
    れ、かつ該吸/排気ポートの各開口の中心線が互いに同
    じ方向に設定された機械式過給機付エンジンにおいて、 エンジンが少なくとも高負荷域にあるときに開弁期間が
    オーバーラップするように上記吸/排気弁の開閉時期を
    設定するとともに、 吸/排気弁のカムによるリフト特性を、上記吸気弁の開
    き時期の排気弁のリフト量に対し排気弁の閉じ時期の吸
    気弁のリフト量が大きくなるように設定し、 排気弁のリフト特性を閉弁近傍のリフト量が異なるよう
    に複数に設定し、 エンジンの低速域では上記排気弁のリフト量を小さく
    し、高速域では排気弁のリフト量を大きくするように切
    り換える切換制御手段を設けた ことを特徴とする機械式
    過給機付エンジンの掃気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機械式過給機付エンジン
    の掃気装置において、 吸気弁のリフト量が排気弁のリフト量よりも大きくなる
    期間を吸/排気弁の開弁オーバーラップ期間全体の半分
    以上としたことを特徴とする機械式過給機付エンジンの
    掃気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の機械式過給機付エンジン
    の掃気装置において、 排気弁のカムリフト特性における閉弁近傍のランプ部の
    期間中に吸気弁のリフト量が排気弁のリフト量よりも大
    きくなる側に変化するように構成したことを特徴とする
    機械式過給機付エンジンの掃気装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の機械式過給機付エンジン
    の掃気装置において、 エンジンの低負荷域では、排気弁のカムリフト特性にお
    ける閉弁近傍のランプ部の開始時期をピストンの上死点
    以前としたことを特徴とする機械式過給機付エンジンの
    掃気装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の機械式過給機付エンジン
    の掃気装置において、 排気ポートの開口周縁でかつ吸気ポートの開口側に所定
    高さのマスク部を設けたことを特徴とする機械式過給機
    付エンジンの掃気装置。
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