JP3448543B2 - 少なくとも２つの製品を即席に混合して分配する装置 - Google Patents

少なくとも２つの製品を即席に混合して分配する装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、少なくとも２つ
の製品、特に、安定性のために、使用時まで混合できな
い２つの製品を即席に混合するための装置に関するもの
である。例えば、染料と酸化剤との混合物から得られる
毛染め製品を例に挙げることができる。他の例として
は、１つの成分が、例えば、粉末状のビタミンＣからな
る混合物を挙げることができる。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】特
に、仏国特許出願公開第２１２９０７９号公報により、
分配口を備えた第１の容器と、該第１の容器に隣接する
一端を有し、取り外し可能な壁によって両端を閉じられ
た第２の円筒状容器とを具備する混合装置が知られてい
る。この混合装置では、前記壁を、(i)２つの容器の外
側に配される位置と、(ii)第２の容器を長手方向に貫通
して第１の容器内部に開く位置との間で移動可能な、斜
めに切り落としたチューブによって貫通することがで
き、それによって２つの容器を連通状態に配することが
できる。この種の容器は、第１の容器内に液体状の第１
の製品を、第２の容器内に、粉末状の第２の製品を別々
に収容することができる。
【０００３】また、仏国特許出願公開第２７２２７６５
号公報により、少なくとも２つの製品を格納しかつ混合
することができ、そのようにして得られた混合物を分配
することができる混合装置が知られている。この刊行物
に記載された混合装置は、仏国特許出願公開第２１２９
０７９号公報に記載されたものと同種のものである。
【０００４】しかしながら、２つの容器を連通状態に配
するための可動部分は、第２の容器の底部壁を構成し、
該可動部分が第１の位置に配されるときには、第２の容
器の口から、該可動部分の移動距離にほぼ等しいかそれ
よりも大きな距離を隔てて配置されている横断壁を具備
している。これにより、可動部分が第２の位置に移動す
るときには、第２の容器の容積がゼロになるまで減じら
れ、それによって、それぞれの容器内に収容されていた
２つの製品が、容器の向きにかかわらず、好適に混合さ
れる。前記可動部分の横断壁は、平坦で、面取りされた
エッジ部分で取り囲まれており、その上端が、該可動部
分の移動方向に垂直な平面に対して傾斜した平面内に配
されている。
【０００５】これらの装置は、特に、不安定な粉末、例
えば、酸素と反応しやすい粉末の包装に関する限り、い
ずれも欠点を有している。これは、これらの酸素と反応
しやすい製品の場合には、粉末の上方に形成される空気
の容積を低減することが必要だからである。上述したよ
うな構造では、２つの容器間の隔壁を迅速に除去するこ
とができず、分離手段が除去される前に粉末がかなり圧
縮されることになる。このため、圧縮されていない緩い
粉末よりも溶解性が悪い、粉末の塊が形成される。その
結果、混合物の品質が不十分となる。
【０００６】さらに、２つの容器間の隔壁を除去するた
めに必要な時間を低減するように、面取りされたエッジ
を形成するスカートの軸方向高さが増加させられる場合
には、粉末のために使用可能な容積はこれに対応して低
減されてしまう。上述した種類の欠点を示す他の混合装
置は、仏国特許出願公開第１５４２４６７号公報、およ
び仏国特許出願公開第２２３９３９０号公報に開示され
ている。
【０００７】 したがって、この発明の目的の１つ
は、そのうちの１つが粉末である少なくとも２つの製品
を即席に混合するための装置であって、格納位置におい
て、各容器内に配される製品を良好に分離する一方、迅
速に開放することができる分離手段を有する装置を提供
することである。
【０００８】この発明の他の目的は、一方が紛状の２つ
の製品の混合に適し、粉末に使用する容積が、従来の装
置と比較して改良されている装置を提供することであ
る。さらに、この発明の他の目的は、一方が、例えば、
紛状の２つの製品の混合に適し、２つの容器を分離する
手段が除去されるときに粉末が圧縮される危険性を大幅
に低減した装置を提供することである。この発明の他の
目的は、以下の詳細な説明から明らかになる。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、少な
くとも２つの製品を即席に混合し、少なくとも１つの分
配孔を介してその混合物を分配する装置であって、第１
の製品を収容する第１の容器と、第２の製品を収容する
第２の容器とを具備し、該第１および第２の容器が、取
外し可能なストッパによって密封状態に離隔され、操作
部材に連結され、かつ、該操作部材の作動に応じて、前
記ストッパと係合して、該ストッパに設けられた停止部
に当接する位置まで弾性的に湾曲させられる可撓フィン
ガを具備し、この当接位置における該可撓フィンガが、
前記第１および第２の製品の混合を可能にするように、
前記ストッパを取り外すことができるバットレス状の支
柱を形成している装置により達成される。
【００１０】フィンガが柔軟であることによって、それ
が硬質である場合に占有する容積と比較して、より小さ
い容積を与えることができる。したがって、粉末のため
に利用できる容積は、従来のものより大きい。混合が行
われるときにバットレス状の支柱を形成させるような方
法でフィンガを据え付けることにより、ストッパが非常
にしっかりと保持されている場合でさえも、該ストッパ
を取り外すことができ、かつ、これを迅速に行わせ、第
２の製品が粉末である場合に、ストッパが取り外される
前に粉末が圧縮されることを回避することができる。
【００１１】この可撓フィンガは、装置に取り付けるた
めのストッパの周縁と、前記停止部を形成し前記周縁と
同心の環状のリムとの間に配置された領域において、前
記ストッパと係合するようになることが好ましい。この
種の構造は、ストッパ部材を取り外すために必要な時間
をさらに低減する点において、特に有利である。そのよ
うな取り外しは、ストッパに対する可撓フィンガの角度
位置に関わらず可能である。
【００１２】前記可撓フィンガは、随意に、軸方向の移
動を伴う回転移動によって、特に、ストッパの方向に沿
う螺旋状の移動によってストッパと係合してもよい。ス
トッパは、停止部に向けてフィンガが曲がることを促進
することができる凹んだ、特に、円錐状に凹んだ形状を
有していることが好ましく、このことは、ストッパの取
り外しを容易にすることに貢献する。
【００１３】特殊な態様によれば、この発明に係る装置
は、 ａ） 第１の製品を収容し、前記分配孔に連通して配置
される第１の開口と第２の開口とを具備する第１の容器
と、 ｂ） 該第１の容器の前記第２の開口に固定され、自由
端に前記ストッパが据え付けられ、前記第２の容器を部
分的に画定する第１のスカートを有する中間部材と、 ｃ） 一壁面が前記第２の容器の可動底壁を構成し、か
つ、前記ストッパと係合させられる自由端を有する可撓
フィンガを有する操作部材とを具備し、該操作部材は、
該操作部材の前記中間部材に対する回転に応じて、前記
可撓フィンガが、ストッパの取り外し、および、ほぼ前
記第１の容器内に製造された混合物が収容されるように
前記スカート内への可動底壁の軸方向移動を生じさせる
ために、該ストッパに沿って移動させられるように、中
間部材によって形成された少なくとも１つの斜面、特
に、螺旋状の斜面上に係合状態に据え付けられた結合手
段を含んでいる。
【００１４】一態様では、前記ストッパは、前記第１の
スカートの自由端内部に圧力嵌めされている。この種の
固定により、特に、装置内部の温度上昇に関連する圧力
上昇が生じた場合でさえも、ストッパが、第２の容器を
画定するスカートに、十分にしっかりと保持されること
が保証される。
【００１５】中間部材によって形成された少なくとも１
つの斜面は、第１のスカートと同心に配され、該第１の
スカートの外径よりも大きな内径寸法を有する第２のス
カートによって形成されていてもよい。前記第１および
第２のスカートは、環状溝、特に、前記第２の開口を画
定する容器の自由端を把持し、前記中間部材を第１の容
器上に捕らえることを可能にするＵ字状溝を画定してい
ることが好ましい。前記中間部材は、上部容器上に、特
に、スナップ式の固定方法によって保持されていてもよ
い。中間部材が第１の容器上に取り付けられる位置にお
いて、ストッパを保持するスカートの端部が第２の開口
を画定する首部の内部に係合されることが好ましい。
【００１６】前記可撓フィンガは、前記可動底壁を形成
する壁面の周縁近傍に配置されたスカート部分からなっ
ていることが好ましい。そのようなスカート部分は、約
１ｍｍ程度の厚さを有しており、必要な柔軟性を与えて
いる。可撓フィンガは、前記第１のスカートの軸方向高
さとほぼ同じ軸方向高さにわたって延びていることが好
ましい。この特徴により、ストッパを非常に短い時間で
取り外すことが可能となり、すなわち、前記操作部材を
前記中間部材に対して非常に小さい角度だけ回転させる
だけで済み、粉末のために使用される容積を余り減少さ
せることなく、これを達成することができる。
【００１７】ストッパは、操作部材が、中間部材に対し
て３６０°より小さい角度にわたって回転された後に、
取り外されることが好ましく、９０°〜１８０°の角度
にわたって回転されることが好ましい。また、前記スカ
ート部分は、２０°〜９０°、好ましくは４５°〜７０
°の角度範囲にわたって広がっていることが好ましい。
【００１８】好ましい態様によれば、混合物を圧力によ
って前記分配孔から分配することを可能にするように、
前記第１の開口にポンプが固定されている。このポンプ
は、前記第１の開口を画定する第１の容器の首部に締結
されていてもよい。該ポンプには、ディップチューブが
接続され、第１の容器の底部に正確に浸されていてもよ
く、該浸されたチューブがストッパの取り外しと干渉す
ることを防止するための手段が設けられていてもよい。
これに代えて、容器を反転させた位置で使用することに
より、ディップチューブを用いることなく混合物を分配
してもよい。
【００１９】装置の種々の部品は、それぞれ、ポリエチ
レンまたはポリプロピレンのような熱可塑性樹脂から成
形により構成されていてもよい。しかしながら、容器の
内の１つ、特に、上部容器は、内部に収容すべき製品に
よっては、ガラスにより構成されていてもよい。
【００２０】この発明に係る装置は、特に、化粧におい
て、液体からなる第１の製品と、粉末、特に、ビタミン
Ｃからなる第２の製品の混合物を製造するのに適してい
る。上述した装置とは別に、この発明は、いくつかの限
定のない実施形態に関して、添付図面を参照して以下に
説明される、他の装置を含んでいる。
【００２１】
【発明の実施の形態】図１は、この発明に係る混合装置
の一実施形態を示す分解斜視図である。図２の（ａ）〜
（ｃ）は、図１に示された装置を用いた混合物の製造に
おける種々の過程を示している。
【００２２】図１に分解斜視図が示され、図２（ａ）〜
（ｃ）にその動作図が示された混合装置１は、上部ボト
ル２を具備している。該上部ボトル２の上端には首部３
が形成され、その自由端には、押しボタン６を搭載した
ポンプ５が螺合される開口４が画定されている。押しボ
タン６は、ポンプと連通し、かつ、分配孔７を介して外
部に開口するダクトを有している。前記ボトル２の上端
とは反対側の端部にも、首部８が形成され、その自由端
は開口９を画定している。前記首部８は、その自由端近
傍の外面に、以下に詳細に説明する中間部材１３の外部
スカート１２の内面に設けられた対応する突起１１とス
ナップ式の固定方法で協動することができる突起１０を
有している。
【００２３】中間部材１３は、外部スカート１２と同心
に配され、前記上部ボトル２の首部８の内部に密封状態
に係合することができる外径の内部スカート１４を具備
している。前記スカート１４は両端において開口してい
る。該スカート１４の上端１６は、ほぼ前記上部ボトル
２の肩部１５の高さに配されるように、前記上部ボトル
２の首部内に係合される。スカートの上端１６には、カ
ップ状の取外し可能なストッパ２０が圧力嵌めされてい
る。該ストッパ２０の底壁は円錐形状である。円錐の頂
点は、前記上部ボトル２の方向に向けられている。
【００２４】前記ストッパ２０は、スカート１４内部に
圧力嵌めされる側縁２２を有している。内部スカート１
４の内面に形成された対応する溝５１と協動させられる
細い突起５０がストッパ３０を中間部材１３に、より確
実に保持するために使用されてもよい。円錐の頂点近傍
において、ストッパの底壁２１は、ボトル２とは反対側
に環状のリム２３を有している。このリム２３の機能に
ついては、以下に詳細に説明する。リム２３の半径は、
ストッパ２０の最大半径の約１／３に等しい。このリム
２３は、この発明に係る装置の軸と同心に配されてい
る。
【００２５】前記スカート１４は、装置の全周にわたっ
て均一に間隔を開けた材料のブリッジによって外部スカ
ート１２に接続されている。この構造により、スカート
１２，１４は、ボトル２の首部８の自由端を保持するた
めのＵ字状溝２９を構成している。前記スカート１４
は、その下端部近傍の外面上に、以下に示されるよう
に、操作部材３０を前記中間部材１３に対して持ち上げ
た位置にロックするように、操作部材３０によって形成
されたリブ２５を把持することができる溝２４を有して
いる。
【００２６】中間部材１３の外部スカート１２は、操作
部材３０の内面に形成された突起２７，２８が係合する
２つの螺旋溝２６を有している。
【００２７】前記操作部材３０は、その内面の自由端近
傍に、中間部材１３の螺旋溝２６に係合させられる２つ
の突起２７，２８を有するカバースカート３１を有して
いる。操作部材３０も内部スカート３２を具備し、その
一端が、前記カバースカート３１の自由端の高さよりも
若干上方に配置された底壁３３によって閉じられてい
る。該底壁３３は、前記中間部材１３の内部スカート１
４内に密封状態に係合するように構成されており、それ
によって、スカート１４，可動底壁３３および取外し可
能なストッパ２０によって画定された容器４０のための
可動底壁を形成している。
【００２８】容器４０の内部に面するその表面上におい
て、前記可動底壁３３は、その周囲に、可撓フィンガを
構成するスカート部４１を有し、該スカート部４１の自
由端４２は、格納位置において、可動ストッパ２０の若
干下方であって、捕獲縁２２と環状リム２３との間の半
径方向位置に配置されている。スカート部４１の角度方
向の幅は、６０°程度である。
【００２９】前記内部スカート３２は、その下端部近傍
に、環状のリム４３と組み合わせて、以下に示されるよ
うに、中間部材１３のスカートの下側自由端を把持する
ためのＵ字状溝４４を画定している。中間部材１３の溝
２４と係合するためのリブ２５が、環状のリムの内面に
形成されている。
【００３０】この装置は、図２（ａ）に、組み立てられ
た状態で示されている。上部ボトル２は、液体Ｌを収容
している。この位置は、いわゆる格納位置に対応してい
る。下部容器４０は、粉末Ｐを収容している。この格納
位置において、容器４０の底部壁３３は、スカート１４
の下端部近傍に配置されている。可撓フィンガ４１は、
ストッパ２０の直下に配置される自由端４２を有し、該
ストッパ２０は、液体Ｌを粉末Ｐから密封状態に分離す
るようにスカート１４の内部に圧力嵌めされている。操
作部材３０の突起２７，２８は、中間部材の溝２６内
に、それらの各下端近傍において係合している。
【００３１】液体Ｌと粉末Ｐとを混合するために、使用
者は、操作部材３０を、上部ボトル２の固定された角度
位置に取り付けられている中間部材１３に対して回転さ
せる。これにより、突起２７，２８が対応する螺旋溝２
６に沿って案内され、可動底壁３３を軸方向に移動さ
せ、可撓フィンガ４１をストッパ２０に向けて移動させ
る。ほぼ瞬時に、可撓フィンガ４１の自由端４２がスト
ッパの内面と係合するようになり、その先端４２がリム
２３に当接するまで、環状のリム２３の方向に弾性的に
湾曲させられる。図２（ｂ）に示された、この位置にお
いて、可撓フィンガ４１は、アーチ形に形成され、スト
ッパ２０を外すのに十分な力をストッパに印加するよう
になる。
【００３２】図２（ｃ）に示されるように、製品Ｌは粉
末Ｐと混合される。ストッパ２０は、操作部材３０が約
１／４回転させられた後に外れることが好ましい。スト
ッパ２０が一旦外れると、可撓フィンガ４１は、弾性復
元力によって真っ直ぐになる。操作部材３０を中間部材
１３に対して回転させ続けると、容器４０の可動底壁３
３は、操作部材３０のリブ２５が中間部材１３の溝２４
と係合するまで、上部ボトル２に向かって上昇し続け
る。この位置において、底壁３３は、容器の肩部１５と
ほぼ同じ高さに配され、容器４０内の容積は、ほぼゼロ
になる。操作部材３０を、中間部材１３に対して、反対
方向に回転させることは、溝２４とリブ２５との協動に
よって装置がロックされているために不可能となる。
【００３３】使用者は、混合物を均質化するために装置
１を振ってもよい。その後、装置を反転して、押しボタ
ン６を用いてポンプを作動させる。液体が孔７を介して
分配される。
【００３４】上述した詳細な説明においては、この発明
のいくつかの好ましい実施形態を参照した。特許請求の
範囲に記載されたこの発明の精神を逸脱しない範囲で、
これらの実施形態に対して種々の変更を加えることがで
きることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明に係る混合装置の一実施形態を示す
分解斜視図である。
【図２】 （ａ）〜（ｃ）は、図１に示された装置を用
いた混合物の製造における種々の過程を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
Ｐ，Ｌ 製品 １ 装置 ２ 第１の容器 ４ 第１の開口 ７ 分配孔（ ８ 首部 ９ 第２の開口 １３ 中間部材 １４ 第１のスカート １６ 自由端 ２０ 可動ストッパ ２２ 周縁 ２３ リム（停止部材） ２６ 斜面 ２７，２８ 突起（結合手段） ２９ 環状溝 ３０ 操作部材 ３３ 壁面 ４０ 第２の容器 ４１ 可撓フィンガ ４２ 自由端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 25/08 B65D 81/32

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 少なくとも２つの製品（Ｐ，Ｌ）を即席
    に混合し、少なくとも１つの分配孔（７）を介して混合
    物を分配する装置であって、 第１の製品（Ｌ）を収容する第１の容器（２）と、 可動ストッパ（２０）によって、前記第１の容器（２）
    に対して密封状態に離隔され、第２の製品（Ｐ）を収容
    する第２の容器（４０）とを具備し、 操作部材（３０）に連結され、該操作部材の駆動に応じ
    て前記ストッパ（２０）と係合可能であり、かつ、前記
    ストッパ（２０）に設けられた停止部材（２３）に当接
    する位置において弾性変形させられる可撓フィンガ（４
    １）を具備し、 その当接位置における該可撓フィンガ（４１）が、前記
    第１および第２の製品（Ｌ，Ｐ）の混合を可能とするよ
    うに、前記ストッパ（２０）を取り外すことができる支
    え壁状の支柱を構成することを特徴とする装置（１）。
  2. 【請求項２】 前記可撓フィンガ（４１）が、前記スト
    ッパ（２０）を装置に取り付けるための周縁（２２）
    と、前記停止部材を構成する前記周縁（２２）と同心に
    設けられた環状のリム（２３）との間に配された領域に
    おいて、前記ストッパ（２０）と係合させられることを
    特徴とする請求項１記載の装置。
  3. 【請求項３】 前記可撓フィンガ（４１）が、ストッパ
    （２０）の方向に向かう、螺旋状の動作を含む、軸方向
    成分を有する回転動作によって、ストッパ（２０）と係
    合させられることを特徴とする請求項１または請求項２
    記載の装置。
  4. 【請求項４】 前記ストッパ（２０）は、前記フィンガ
    （４１）が、前記ストッパ（２３）に向かって湾曲する
    ことを促進する、円錐形状を含む凹状に形成されている
    ことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記
    載の装置。
  5. 【請求項５】 ａ） 前記第１の容器が、第１の製品
    （Ｌ）を収容し、前記分配孔（７）に連通状態に配置さ
    れる第１の開口（４）および第２の開口（９）を含み、 ｂ） 前記第１の容器（２）の第２の開口（９）に固定
    状態に取り付けられ、その自由端上に前記ストッパ（２
    ０）が取り付けられるとともに前記第２の容器（４０）
    を部分的に画定する第１のスカート（１４）を有する中
    間部材（１３）を具備し、 ｃ） 前記操作部材（３０）の一壁面（３３）が、前記
    第２の容器（４０）の可動底壁を構成し、該壁面（３
    ３）に、その自由端（４２）を前記ストッパ（２０）と
    係合させられる前記可撓フィンガ（４１）が設けられ、 前記操作部材（３０）が、前記中間部材（１３）に形成
    された螺旋状の斜面を含む、少なくとも１つの斜面（２
    ６）に係合状態に設けられた結合手段（２７，２８）を
    具備し、 それによって、前記中間部材（１３）に対して前記操作
    部材（３０）が回転させられると、それに応じて、前記
    可撓フィンガ（４１）が、前記ストッパ（２０）を外す
    ように該ストッパに沿って移動され、製造された混合物
    がほぼ第１の容器（２）の内部に収容されるように、前
    記第１のスカート（１４）の内部で、前記可動底壁（３
    ３）が軸方向に移動させられることを特徴とする請求項
    １から請求項４のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項６】 前記ストッパ（２０）が、前記第１のス
    カート（１４）の自由端（１６）内部に圧力嵌めされて
    いることを特徴とする請求項５記載の装置。
  7. 【請求項７】 前記中間部材（１３）に形成された少な
    くとも１つの斜面が、前記第１のスカート（１４）と同
    心に配され、かつ、該第１のスカート（１４）の外径よ
    りも大きな内径を有する第２のスカート（１２）によっ
    て構成されていることを特徴とする請求項５または請求
    項６記載の装置。
  8. 【請求項８】 前記第１および第２のスカート（１４，
    １２）が、前記第２の開口（９）を画定する前記第１の
    容器（２）によって構成された首部（８）の自由端を受
    け入れ、かつ、前記中間部材（１３）の前記第１の容器
    （２）への締結を可能にする環状溝（２９）を画定する
    ことを特徴とする請求項５から請求項７のいずれかに記
    載の装置。
  9. 【請求項９】 前記可撓フィンガ（４１）が、前記可動
    底壁（３３）を構成する壁面の周縁近傍に配置されたス
    カート部からなることを特徴とする請求項５から請求項
    ８のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項１０】 前記可撓フィンガ（４１）が、前記第
    １のスカート（１４）の軸方向高さにほぼ等しい軸方向
    高さにわたって延びていることを特徴とする請求項５か
    ら請求項９のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項１１】 前記スカート部が、２０°〜９０°の
    角度範囲にわたって延びていることを特徴とする請求項
    ９または請求項１０記載の装置。
  12. 【請求項１２】 前記スカート部が、４５°〜７０°の
    角度範囲にわたって延びていることを特徴とする請求項
    ９または請求項１０記載の装置。
  13. 【請求項１３】 前記ストッパ（２０）は、前記操作部
    材（３０）が前記中間部材（１３）に対して３６０°よ
    り小さい角度だけ回転された後に外されることを特徴と
    する請求項５から請求項１２のいずれかに記載の装置。
  14. 【請求項１４】 前記ストッパ（２０）は、前記操作部
    材（３０）が前記中間部材（１３）に対して９０°〜１
    ８０°の角度だけ回転された後に外されることを特徴と
    する請求項５から請求項１２のいずれかに記載の装置。
  15. 【請求項１５】 前記分配孔（７）を介して、圧力によ
    り、前記混合物を分配することを可能にするように、前
    記第１の開口（４）にポンプが取り付けられていること
    を特徴とする請求項５から請求項１２のいずれかに記載
    の装置。
  16. 【請求項１６】 前記第１の製品が液体（Ｌ）からな
    り、前記第２の製品が粉末（Ｐ）からなり、化粧作用を
    有する混合物を製造するために用いられることを特徴と
    する請求項１から請求項１３のいずれかに記載の装置。
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