JP3448473B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP3448473B2
JP3448473B2 JP29714797A JP29714797A JP3448473B2 JP 3448473 B2 JP3448473 B2 JP 3448473B2 JP 29714797 A JP29714797 A JP 29714797A JP 29714797 A JP29714797 A JP 29714797A JP 3448473 B2 JP3448473 B2 JP 3448473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
set temperature
air
air conditioner
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29714797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11132528A (ja
Inventor
元 高田
義紀 中山
由紀 高津
浩 広瀬
孝 不動
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29714797A priority Critical patent/JP3448473B2/ja
Priority to KR1019980042370A priority patent/KR19990037002A/ko
Priority to CN98123813A priority patent/CN1109858C/zh
Publication of JPH11132528A publication Critical patent/JPH11132528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448473B2 publication Critical patent/JP3448473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
    • F24F11/64Electronic processing using pre-stored data
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/52Indication arrangements, e.g. displays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/10Temperature
    • F24F2110/12Temperature of the outside air

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内が設定温度と
なるように冷房又は冷暖房を行う空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の空気調和を図る空気調和機(以下
「エアコン」という)は、リモコンスイッチ等によって
設定温度と共に運転モード、風向、風量等の運転条件が
設定されて運転スイッチが操作されることにより空調運
転を開始する。このとき、エアコンでは、設定温度と室
内温度等に基づいて室内を設定温度とするために必要な
空調風の温度や風量等の空調能力を設定すると共に、こ
の温度の空調風を得るためのコンプレッサの運転周波数
を設定する。
【0003】この後、設定された運転周波数に基づいて
コンプレッサを駆動することにより、室内を設定温度と
するためのエアコンの空調運転が開始される。また、エ
アコンでは、室内温度の変化に応じて空調能力を調整し
て、室内を迅速に所望の空調状態とすると共に、この空
調状態(設定温度)を維持するようにしている。
【0004】ところで、設定温度と室外の温度差が大き
いと、室内を設定温度に維持するために大きな空調能力
を必要とし、エアコンの電力消費量も増加する。
【0005】また、冷房時の設定温度を必要以上に低く
設定したり、暖房時の設定温度を必要以上に高く設定す
ると、室内温度と室外温度の温度差が大きくなる。この
温度差により、例えば空調された室内から室外に出たと
きや室外から空調されている室内に入ったときに不快感
を生じさせたり、ヒートショックと呼ばれる体調不良を
生じさせることがある。
【0006】このような健康及び省エネの観点から、エ
アコンによって空調するときには、冷房運転時には設定
温度を高くし、暖房運転時には設定温度を低くすること
が望ましい。
【0007】しかしながら、例えば、冷房運転を開始す
るときには、早急に冷房感が得られるように設定温度を
低くし、また、暖房運転を開始するときには、設定温度
を高く設定してしまう。このため、エアコンでは、大き
な空調能力で運転を開始し、また、設定温度を維持する
ために、電力消費量も多くなってしまう。また、室内が
この設定温度に維持されることにより、室内温度と室外
温度の差が大きくなり、空調されている室内に出入りす
ることによりヒートショック等の体調不良を生じさせて
しまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、省エネを図ると共に、室内の
空調状態によって体調不良を生じさせるのを抑えること
ができる空気調和機を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
設定温度を含む運転条件に基づいて空調能力を制御し、
被空調室内が設定温度となるように空気調和を図る空気
調和機であって、空調運転が開始されてから一定時間経
過後又は室内温度が略設定温度に達したときに、暖房運
転時と冷房運転時のそれぞれに対して予め設定されてい
る所定の温度と前記設定温度を比較することにより設定
温度の適否を判定する判定手段と、前記判定手段の判定
結果を報知する報知手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、空調運転が開始されて
から一定時間経過後又は室内温度が略設定温度に達した
ときに、運転条件として設定される設定温度を予め設定
されている所定の温度と比較して、設定温度が適切な範
囲であるかを判定手段によって判定する。例えば、冷房
運転時に設定温度が所定の温度より低くなっているとき
には、設定温度が不適切であると判定する。報知手段
は、判定手段の判定結果から設定温度が不適切であると
判定されたときに、設定温度の変更を促すように報知す
る。
【0011】これにより、設定温度が適切と判断される
ように設定温度が変更されれば、省エネを図ることがで
きる。すなわち、冷房運転時に設定温度が低く設定され
れば、大きな空調能力を必要とするが、設定温度が上げ
られることにより、空調能力が小さくてすむので省エネ
が図られる。なお、暖房運転時には、設定温度が所定の
温度を越えているか否かから設定温度の適否を判断す
る。
【0012】室内は、設定温度となるように空調される
ので、設定温度に基づいて空調状態の適否を判定するこ
とにより、室内温度が設定温度となる前に適否の判定が
可能となり、室内を不適切な設定温度で空調することが
無いので、この点からも省エネが図られる。
【0013】また、この発明によれば、判定手段によっ
て設定温度の適否を判定するタイミングは、空調運転が
開始されてから一定時間経過後又は室内温度が略設定温
度に達したときとされている。これにより、室内が早急
に所望の空調状態となることが望まれる空調運転の開始
は、室内温度が任意に設定した設定温度となるように
空調されるので、空調感を損ねることがない。また、室
内温度が略設定温度に達したときに設定温度の適否が判
定されるので、室内が不適切な温度に維持されることに
よる電力消費量の浪費や、室内温度と室外温度の差が大
きい状態が継続されるのを防止することができる。
【0014】請求項2に係る発明は、室外の温度を検出
する温度検出手段を含み、前記判定手段が前記設定温度
と前記温度検出手段によって検出した室外温度を比較
し、前記設定温度と前記室外温度の温度差が所定値を越
えているか否かから設定温度の適否を判定することを特
徴とする。
【0015】この発明によれば、設定温度と室外温度を
比較し、温度差が所定値以上であるときに、報知手段に
より設定温度の変更を促す。すなわち、設定温度と室外
温度の温度差は、室内が設定温度となるように空調され
ることにより、室内温度と室外温度の温度差となる。こ
の温度差は、空調された室内から室外へ出たときや、室
外から空調された室内へ入るときの温度変化となり、温
度差が大きくなることにより、ヒートショック等を引き
起こす原因となることがある。
【0016】このため、室外の温度に応じて設定温度を
抑えることにより、室内が設定温度となるように空調さ
れたときの、温度差を抑えることができ、空調された室
内へ出入りしても、温度差によって体調不良等を生じさ
せてしまうのを防止することができる。
【0017】請求項3に係る発明は、前記判定手段が設
定温度を設定する温度設定手段によって設定温度が変更
されたときに、該変更された設定温度の適否を判定する
ことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、温度設定手段によって
設定温度が変更されたときに、変更された設定温度の適
否を判定する。室内の空調は、室内温度が空調開始時に
設定されている設定温度となるように行われる。室内の
空調が進行すると、この設定温度は、室内の空調状態に
応じて変更される。
【0019】判定手段は、室内を空調しているときに、
この設定温度が変更されたときに、変更された設定温度
が適切な温度範囲であるかを判定する。これによって、
設定温度が適切な温度範囲に保たれることにより、室内
が冷えすぎたり、暖まり過ぎたりしてしまうのを事前に
防止することができる。
【0020】請求項4に係る発明は、前記所定値が暖房
運転時と冷房運転時とで異なることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、設定温度と外気温度を
比較するときの基準となる所定値を冷房運転時と暖房運
転時のそれぞれについて設定している。
【0022】例えば冷房運転を必要とする環境(気象状
態)では、暖房運転を必要とする環境に比べて薄着とな
っていることが多い。このため、冷房運転を行う環境で
は、空調された室内と非空調状態の室外との温度差が、
暖房運転を行う環境に比べて体に直接感じられる。この
ため、冷房運転時には、暖房運転時に比べて所定値を小
さくし、設定温度が室外温度と大きく離れるのを防止す
ることにより、温度差による体調不良の発生を防止する
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本実施の形態を説明する。
図1乃至図5には、本実施の形態に適用した空気調和機
(以下「エアコン10」と言う)が示されている。
【0024】図1に示されるように、エアコン10は、
室内ユニット12と室外ユニット14とによって構成さ
れており、ワイヤレスリモコンスイッチ(以下「リモコ
ンスイッチ120」という)の操作によって運転/停止
される。また、エアコン10は、リモコンスイッチ12
0で運転モード、設定温度等の運転条件が設定されて操
作信号が送出されると、この操作信号を室内ユニット1
2で受信して操作信号に基づいた運転が行われる。な
お、エアコン10は、ワイヤレスのリモコンスイッチ1
20に限らず、ワイヤードのリモコンスイッチによって
操作されるものであっても良く、また、室内ユニットに
設けられている操作パネルの操作によって運転条件が設
定されるものであっても良い。
【0025】図2には、エアコン10の室内ユニット1
2と室外ユニット14との間に構成されている冷凍サイ
クルの概略を示している。室内ユニット12と室外ユニ
ット14の間には、冷媒を循環させる太管の冷媒配管1
6Aと、細管の冷媒配管16Bが対で設けられており、
それぞれの一端が室内ユニット12に設けられている熱
交換器18に接続されている。
【0026】冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット1
4のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20A
は、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されてい
る。この四方弁24には、それぞれがコンプレッサ26
に接続されているアキュムレータ28とマフラー22B
が接続されている。さらに、室外ユニット14には、熱
交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一
方が四方弁24に接続され、他方がキャピラリチューブ
32、ストレーナ34、電動膨張弁36、モジュレータ
38を介してバルブ20Bに接続されている。このバル
ブ20Bには、冷媒配管16Bの他端が接続されてお
り、これによって、室内ユニット12と室外ユニット1
4の間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉された循環
路が構成されている。
【0027】エアコン10では、四方弁24の切り換え
によって、運転モードが冷房モード(ドライモード)と
暖房モードに切り換えられる。なお、図2では、矢印で
冷房モード(冷房運転)と暖房モード(暖房運転)にお
けるそれぞれの冷媒の流れを示している。
【0028】図3には、室内ユニット12の概略断面を
示している。この室内ユニット12には、図示しない室
内の壁面に取り付けられる取付ベース40の上下(図2
の紙面上下)に係止されるケーシング42によって内部
が覆われている。このケーシング42内には、中央部に
クロスフローファン44が配置されている。熱交換器1
8は、クロスフローファン44の前面側から上面側に渡
って配置されていおり、熱交換器18とケーシング42
の前面側から上面側に形成されている吸込み口46との
間には、フィルタ48が配置されている。また、ケーシ
ング42の下部には、吹出し口50が形成されている。
【0029】これにより、室内ユニット12では、クロ
スフローファン44の回転によって、吸込み口46から
室内の空気が吸込まれフィルタ48及び熱交換器18を
通過した後、吹出し口50から室内へ向けて吹き出され
る。この空気は、冷凍サイクル中の熱交換器18を通過
するときに、冷媒との間で熱交換が行われることにより
加熱又は冷却され、吹出し口50から空調風として吹出
され、室内の空気調和が図られる。
【0030】吹出し口50内には、左右フラップ52及
び上下フラップ54が設けられており、左右フラップ5
2及び上下フラップ54によって、吹き出される空調風
の向きが変えられるようになっている。
【0031】図4に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。エアコン10を運転
するための電力が供給される電源基板56には、モータ
電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆
動回路68が設けられている。また、コントロール基板
58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイコ
ン74が設けられている。
【0032】電源基板56の駆動回路68には、クロス
フローファン44を駆動するファンモータ76(例えば
DCブラシレスモータ)が接続されており、コントロー
ル基板58に設けられているマイコン74からの制御信
号に応じてモータ電源62から駆動電力が供給される。
このとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電
圧を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化させ
るように制御してファンモータ76の速度制御を行う。
これによって、クロスフローファン44の回転数、すな
わち吹出し口50から吹出される空調風の風量が制御さ
れる。
【0033】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60及び上下フラップ54を操作
する上下フラップモータ78が接続されている。パワー
リレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ
等が設けられており、マイコン74からの信号によっ
て、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電
力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン1
0は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニッ
ト14へ電力が供給されて運転される。
【0034】また、上下フラップモータ78は、マイコ
ン74の制御信号に応じて制御されて、上下フラップ5
4を操作する。上下フラップ54が、上下方向へスイン
グされることにより、室内ユニット12の吹出し口50
から吹き出される空気の吹出し方向が上下方向へ変えら
れる。この上下フラップ54の操作は、吹出し風が任意
の位置に向けられるように固定できるが、自動モードで
は、ランダムに変化するようになっている。
【0035】エアコン10では、クロスフローファン4
4の回転と、上下フラップ54の操作が制御されること
により、室内ユニット12の吹出し口50から所望の風
量及び風向または室内を快適にするために制御された風
量及び風向で空調風を吹出す。なお、左右フラップ52
は、手動によって操作されるようになっているが、この
左右フラップ52をスイングさせるための左右フラップ
モータが設けられているものでも良い。
【0036】シリアル回路70は、マイコン74及び電
源回路56のシリアル電源66に接続され、さらに室外
ユニット14へ接続されている。マイコン74は、この
シリアル回路70を介して室外ユニット14との間でシ
リアル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御する
ようになっている。
【0037】また、室内ユニット12には、後述するリ
モコンスイッチ120からの操作信号を受信する受信回
路及び運転表示用の表示LED等を備えた表示基板82
が設けられており、この表示基板82がマイコン74に
接続されている。図1に示されるように、表示基板82
は表示部82Aがケーシング42の表面に露出されてお
り、リモコンスイッチ120からの操作信号がこの表示
部82Aで受信されて入力される。
【0038】図4に示されるように、マイコン74に
は、室内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器1
8のコイル温度を検出する熱交温度センサ86が接続さ
れ、さらに、コントロール基板58に設けられているサ
ービスLED及び運転切換スイッチ88が接続されてい
る。なお、後述するリモコンスイッチ120にも温度セ
ンサが設けられており、通常、室内温度は、リモコンス
イッチ120によって計測されて所定のタイミングで送
出される温度を用いている。
【0039】運転切換スイッチ88は、通常運転とメン
テナンス時等に行う試験運転との切換用であると共に、
電源スイッチ88Aの接点を開放してエアコン10への
運転電力の供給を遮断できるようになっている。通常、
この運転切換スイッチ88は、通常運転に設定されてい
る。なお、サービスLEDは、メンテナンス時に点灯操
作することにより、サービスマンに自己診断結果を知ら
せるようになっている。
【0040】この室内ユニット12は、端子板90のタ
ーミナル90A、90B、90Cを介して室外ユニット
14に接続されている。
【0041】一方、図5に示されるように、室外ユニッ
ト14には、端子板92が設けられ、この端子板92の
ターミナル92A、92B、92Cがそれぞれ、室内ユ
ニット12の端子板90のターミナル90A、90B、
90Cに接続されている。これにより、室外ユニット1
4には、室内ユニット12から運転電力が供給されると
共に、室内ユニット12との間でシリアル通信が可能と
なっている。
【0042】この室外ユニット14には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。コントロ
ール基板96には、マイコン98共に、ノイズフィルタ
100A、100B、100C、シリアル回路102及
びスイッチング電源104等が設けられている。
【0043】整流基板94は、ノイズフィルタ100A
を介して供給される電力を整流し、ノイズフィルタ10
0B、100Cを介して平滑化してスイッチング電源1
04へ出力する。スイッチング電源104には、マイコ
ン98と共にインバータ回路106が接続されており、
マイコン98から出力される制御信号に応じた周波数の
電力をインバータ回路106からコンプレッサモータ1
08へ出力して、コンプレッサ26を回転駆動させるよ
うになっている。
【0044】なお、マイコン98は、インバータ回路1
06から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz
以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるよう
に制御しており、これによって、コンプレッサモータ1
08、すなわちコンプレッサ26の回転数が変えられ、
コンプレッサ26の能力(エアコン10の冷暖房能力)
が制御される。
【0045】このコントロール基板96には、四方弁2
4及び熱交換器30を冷却するための図示しないファン
を駆動するファンモータ110、ファンモータコンデン
サ110Aが接続されている。また、室外ユニット14
には、外気温度を検出する外気温度センサ112、熱交
換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイル温度セン
サ114及びコンプレッサ26の温度を検出するコンプ
レッサ温度センサ116が設けられており、これらがマ
イコン98に接続されている。
【0046】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁24を切り換えるとと共に、室内ユニット12からの
制御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ1
14及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基
づいて、ファンモータ110のオン/オフ及びコンプレ
ッサモータ108の運転周波数(コンプレッサ26の能
力)等を制御するようになっている。
【0047】また、このマイコン98は、所定のタイミ
ングで外気温度センサ112によって検出した外気温度
を室外の温度として室内ユニット12へ送出するように
なっている。
【0048】図6(A)及び図6(B)には、エアコン
10の遠隔操作に用いられるリモコンスイッチ120の
一例を示している。
【0049】リモコンスイッチ120は、ケーシング1
22に矩形状の液晶パネルを用いた表示パネル124が
設けられている。図6(A)に示されるように、この表
示パネル124には、運転モード、設定温度、室内温度
(室温)、時間(時刻)に加えて風向、風量等の種々の
運転条件が表示可能となっている。図6(B)に示され
るように、エアコン10の運転中は、運転モード、設定
温度又は室温、現在時間、風向、風量等の設定された運
転条件又は運転状態が選択されて表示されるようになっ
ている。
【0050】図6(A)及び図6(B)に示されるよう
に、ケーシング122の表面には、運転/停止ボタン1
26、温度設定ボタン128A、128B、1時間タイ
マ(1Hタイマ)ボタン130及び足もと暖房ボタン1
32等の主な設定ボタンが設けられている。エアコン1
0は、運転/停止ボタン126の操作によって運転/停
止される。また、温度設定ボタン128A、128Bの
操作により、表示パネル124に表示される設定温度が
変更される。すなわち、温度設定ボタン128Aの操作
によって設定温度が高くなり、温度設定ボタン128B
の操作によって設定温度が下げられる。この表示パネル
124に表示されている温度が設定温度として、室内ユ
ニット12へ送出される。
【0051】なお、1時間タイマボタン130は、エア
コン10の運転時間を1時間に設定し、1時間経過する
とリモコンスイッチ120からエアコン10の室内ユニ
ット12へ停止信号が送出されるようになっている。ま
た、足もと暖房ボタン132が操作されることにより、
室内ユニット12は、風向を下に向けると共に風量を増
加させて、室内の床面の暖房感を高くするようにしてい
る。
【0052】リモコンスイッチ120のケーシング12
2には、スライドカバー134が設けられており、この
スライドカバー134のスライド操作によって、種々の
操作ボタンを有する操作パネル136が露出される。
【0053】図6(A)に示されるように、操作パネル
136には、運転モードを自動、暖房、ドライ、冷房、
空気清浄、乾燥と順に切り換える運転切換ボタン13
8、室内ユニット12の吹出し口50から吹出す風量、
風向の設定を換える風量ボタン140、風向ボタン14
2が設けられており、表示パネル124にこれらの操作
に応じた表示がなされる(例えば図6(B)参照)。ま
た、操作パネル136には、ハイパワーボタン144、
おやすみボタン146、省エネのための運転電流の上限
(1/2又はアンペア)を設定するための省エネボタン
148等が設けられており、エアコン10の運転能力を
種々に運転条件の設定可能となっている。さらに、エア
コン10は、操作パネル136上のボタン操作によって
タイマー設定が可能となっている。
【0054】エアコン10は、運転/停止ボタン126
の操作により、リモコンスイッチ120の各種ボタン操
作によって設定された運転条件に基づいて空調運転を開
始し、また、再度、運転/停止ボタン126が操作され
ることにより、空調運転を停止する。また、リモコンス
イッチ120には、ケーシング122の内部に温度セン
サ(図示省略)が設けられており、エアコン10の運転
中は、この温度センサによって検出した温度を、一定の
時間間隔及びリモコンスイッチ120に設けられている
何れかのボタン操作がなされるごと等のタイミングで室
内ユニット12へ向けて送出される。
【0055】ところで、エアコン10には、健康サイン
として設定温度の自己診断機能が設けられ、エアコン1
0によって空調している室内温度と、室外温度との差が
必要以上に大きくなるのを抑えるようになっている。す
なわち、暖房時に設定温度が外気温度に比べて所定温度
以上高い温度に設定されたり、冷房時に外気温度に比べ
て必要以上に低い温度に設定されるのを抑えるようにし
ている。
【0056】図4に示されるように、室内ユニット12
の表示基板82には、報知手段としてブザー150が設
けられている。このブザー150は、マイコン74から
の信号に基づいて鳴動し、室内ユニット12からアラー
ムを発する。
【0057】マイコン74には、前記した如く室外ユニ
ット14のマイコン98から外気温度センサ112によ
って検出した外気温度を室外温度として入力されるよう
になっており、エアコン10による空調運転中に、リモ
コンスイッチ120が操作されて運転条件が変更される
などして、リモコンスイッチ120から変更された運転
条件等が入力されると、まず、設定温度と暖房運転時及
び冷房運転時のそれぞれに対応して設定されている所定
の温度とを比較し、さらに、設定温度と外気温度を比較
する。マイコン74では、この比較結果に基づいて設定
温度の適否を判定し、設定温度が不適当と判断したとき
には、アラームを発する。
【0058】すなわち、エアコン10による空調運転中
にリモコンスイッチ120の操作がなされると、例えば
暖房時に設定温度が外気温度に対して必要以上に高く設
定されたり、冷房時に設定温度が外気温度に対して必要
以上に低く設定されてしまうのをアラームによって抑え
るようになっている。
【0059】以下に、本実施の形態の作用を説明する。
エアコン10では、リモコンスイッチ120の操作によ
って運転モード、設定温度、風向、風量等の運転条件が
設定され、これらの運転条件と運転/停止ボタン126
の操作に応じた操作信号がリモコンスイッチ120から
送出されると、操作信号に応じて運転を開始する。これ
によって、エアコン10の室内ユニット12が設けられ
ている室内温度が徐々に設定温度に近づけられるように
空調され、さらに、室内温度が略設定温度に達すると、
室内温度がこの設定温度に維持されるように空調され
る。
【0060】また、エアコン10は、空調運転中にリモ
コンスイッチ120の運転/停止ボタン126が操作さ
れて、リモコンスイッチ120から停止を指示する操作
信号が入力されることによって、運転を停止する。
【0061】一方、エアコン10の空調運転中にリモコ
ンスイッチ120の操作によって設定温度が変更される
と、リモコンスイッチ120は、変更された設定温度を
含む運転条件をエアコン10の室内ユニット12へ送出
する。エアコン10は、新たな運転条件が入力される
と、この運転条件に基づいた空調運転を開始する。
【0062】ところで、エアコン10では、空調運転中
に設定温度が変更されると、室内温度が変更された新た
な設定温度となるように空調を開始するが、このとき、
このとき設定温度が適切な範囲内であるか否かを自己判
定し、設定温度が運転モードに応じて設定されている適
切な温度範囲を外れているときには、アラームを発して
設定温度の変更を促す。
【0063】図7のフローチャートには、エアコン10
の室内ユニット12で実行される自己診断の一例を示し
ている。このフローチャートは、リモコンスイッチ12
0の運転/停止ボタン126の操作によってエアコン1
0の空調運転が開始された後に実行される。
【0064】なお、このフローチャートの実行を開始す
るタイミングは、エアコン10の空調運転が開始されて
から一定時間経過した後や、室内温度が所定温度以上上
昇した後、室内温度が設定温度に達した後、などの種々
のタイミングとする。
【0065】また、エアコン10では、自己診断時にア
ラームを発する条件の一例として、冷房モードでの運転
中に設定温度TS が20.0°C(温度T1 )以下とな
っているか、又は、設定温度TS が25.0°C(温度
2 、T1 >T2 )以下でかつ設定温度TS と室外温度
(外気温度)TO の差が5°C以上となっているときと
しており、また、暖房モードでは、設定温度TS が2
7.0°C(温度T3 、)以上でかつ設定温度TS と外
気温度TO の温度差が10.0°C以上となっていると
きとしている。
【0066】このフローチャートでは、最初のステップ
200でリモコンスイッチ120が操作されたか否かを
判断している。リモコンスイッチ120は、エアコン1
0の運転中は、一定の時間間隔で室内温度を検出して、
検出した室内温度を室内ユニット12へ向けて送出す
る。また、リモコンスイッチ120は、風向、風量の設
定変更の操作がなされたときには勿論、温度設定ボタン
128A、128Bが操作されて設定温度が変更される
と、設定されている運転条件を合わせて送出する。
【0067】ステップ200では、このリモコンスイッ
チ120から送出される運転条件の変更ないし、運転条
件が変更されたことを示す信号を受信する(肯定判定)
と、ステップ202へ移行する。
【0068】このステップ202では、設定温度Ts と
共に冷房モードであるか暖房モードであるかの運転モー
ドも読み込む。次に、ステップ204では、運転モード
が冷房運転か暖房運転か否かの確認を行い、冷房モード
に設定されているときには、ステップ206へ移行す
る。
【0069】このステップ206では、冷房モードで運
転されている時に設定温度TS が温度T1 より低く設定
されているか否かを判断している。また、設定温度TS
が温度T1 より低く設定されていないとき(ステップ2
06で肯定判定)には、ステップ208へ移行して、設
定温度TS が所定の温度T2 より低く設定されているか
否かを確認する。このステップ208で否定判定された
場合、すなわち、設定温度TS が所定の温度T2 より高
く設定されているときには、このフローチャートを終了
する。
【0070】また、設定温度TS が温度T2 より低く設
定されているとき(ステップ208 で肯定判定)には、ス
テップ210へ移行して、室外ユニット14に設けてる
室外温度センサ112によって検出している温度を室外
温度TO として読み込み、次のステップ212で設定温
度TS と室外温度TO を比較する。ここで、設定温度T
S と外気温度TO の差が所定値(例えば5.0°C)以
内であったときには、このまま、このフローチャートを
終了する。
【0071】一方、設定温度TS が温度T1 より低く設
定されていたとき(ステップ206で肯定判定)には、
省エネを考慮してステップ214へ移行し、ブザー15
0を鳴らしてアラームを発する。また、設定温度TS
温度T2 より低く、かつ、設定温度TS と室外温度TO
の温度差が5.0度C以上となっているとき(ステップ
212で肯定判定)には、ステップ214へ移行する。
【0072】このステップ214では、ブザー150を
鳴らすことにより、室内ユニット12からアラームを発
して、設定温度の変更を促す。このアラームは、例え
ば、図8に示されるように、時間t2 (例えば80m
s)間隔で時間t1 (例えば150ms)ずつブザー1
50をオンする。これにより、空調される室内にいる人
に不快感を感じさせること無く、設定温度TS が不適切
な温度に設定されていることを知らせるようにしてい
る。
【0073】このアラームは、例えばリモコンスイッチ
120の操作によって設定温度が変更されることにより
停止する。また、アラームが発せられたことを十分認知
できるように予め設定されている一定時間(数秒から十
数秒)経過した後や、リモコンスイッチ120に設けて
いる任意のボタン操作によって停止するようにしても良
い。
【0074】このように、設定温度TS が、温度T1
り低く設定されたときに、アラームを発して設定温度T
S の変更を促すことにより、冷房運転時の省エネを図る
と共に、室内が冷えすぎてしまうのを防止するようにし
ている。
【0075】また、エアコン10では、設定温度TS
温度T1 より高いときでも、設定温度TS と室外温度T
O の温度差が所定値より大きいときにはアラームを発し
て、設定温度TS の変更を促す。設定温度TS が温度T
1 より高くても、室内温度と室外温度の温度差が大きく
なると、空調された室内に出入りしたときの温度差によ
るヒートショックが生じることがある。このために、設
定温度TS が高くても室外温度TO との間の温度差が大
きいときには、この温度差を狭めるように設定温度TS
の変更を促す。これにより、空調されている室内に出入
りしたときの温度差によって体調不良を生じさせてしま
うのを確実に防止することができる。
【0076】一方、ステップ204でエアコン10が暖
房モードに設定されていると判定されたときには、ステ
ップ216へ移行して設定温度TS が温度T3 より高く
設定されているか否かを確認する。また、ステップ21
8では、室外ユニット14の外気温度センサ112によ
って検出している室外温度T0 を読み込み、ステップ2
20では、この室外温度TO と設定温度TS を比較して
いる。
【0077】ここで、設定温度TS が温度T3 より高く
(ステップ216で肯定判定)かつ、設定温度TS と室
外温度TO の温度差が所定値(本実施の形態では一例と
して10.0°Cより大きいとき(ステップ220で肯
定判定)には、ステップ214へ移行してアラームを発
し、設定温度TS の変更を促す。
【0078】すなわち、暖房運転時のエアコン10の省
エネを考慮した場合、設定温度TSの低いことが好まし
い。また、非空調状態の室外から空調されている室内に
出入りしたときを考慮すると、室外と室内の温度差が小
さいことが好ましいが、温度差が小さいと暖房感が薄れ
てしまい暖房不足と感じてしまう。
【0079】このために、エアコン10では、暖房運転
時に設定温度TS が所定の温度T3より高くかつ、設定
温度TS と室外温度TO の温度差が所定値以上となって
いるときに、設定温度TS の変更を促すアラームを発す
るようにしている。これによって、エアコン10の暖房
運転時の省エネを図ると共に、暖房感を損なうこと無
く、非空調状態の室外から空調されている室内へ出入り
したときの温度差によって体調不良を生じさせるのを確
実に抑えることができる。
【0080】このように、エアコン10では、設定温度
S の自己診断機能を有することにより、省エネと共
に、空調された室内へ非空調状態の室外から出入りした
ときの温度差によるヒートショック等の体調不良を防止
することができる。
【0081】また、室外温度に対する設定温度の適否を
判定する所定値を、実際に体で感じる温度差を考慮し
て、冷房運転時では小さく、暖房運転時には大きくして
いる。すなわち、冷房運転を必要とする環境では、暖房
運転を必要とする環境に比べて薄着であることが多く、
温度差が体調に影響を及ぼしやすい。また、設定温度と
外気温度の温度さを抑えた場合、空調感が薄らいでしま
う。
【0082】このため、空調状態に応じて基準となる温
度及び温度差を設定することにより、空調感を損なうこ
と無く、省エネ及び健康優先の空調を行うことができ
る。
【0083】なお、温度T1 、T2 、T3 等の基準の温
度は、省エネ等を考慮したものであれば任意に設定した
値を用いることできる。また、暖房運転時及び冷房運転
時のそれぞれ設定温度TS と室外温度TO を比較すると
きの所定値は、気候及び環境等を考慮したものであれば
任意に設定した値を用いることができる。
【0084】また、本実施の形態では、エアコン10が
運転を開始した後、室内温度が略設定温度TSに達した
ときに、設定温度TSが適切か否かを判定する。すなわ
ち、室内温度が設定温度に達したと判断したときに、図
7に示されるフローチャートのステップ202移行を実
行する。
【0085】これによって、エアコン10により空調を
行ったときに、最初は、室内温度が任意に設定した設定
温度TS となるように空調するので、空調感を損ねるこ
とがない。また、室内温度が設定温度TS に達した後
に、リモコンスイッチ120の操作に拘わらず、設定温
度TS が適切か否かを判断するので、室内が不適切な温
度に維持されることによる電力消費量の浪費や、室内温
度と室外温度の差が大きい状態が継続されるのを防止す
ることができる。
【0086】さらに、本実施の形態では、室外ユニット
14に設けている外気温度センサ112によって室外温
度を検出したが、外気温度センサを備えていないエアコ
ンにおいても適用が可能である。この場合、設定温度T
S を、所定の温度T1 、T3と比較し、この比較結果に
基づいてアラームを発することにより、冷房モードで設
定温度TS を必要以上に低く設定したり、暖房モードで
設定温度TS を必要以上に高く設定してしまうのを抑え
ることができ、省エネ効果が得られる。
【0087】なお、本実施の形態に適用したエアコン1
0は、本発明が適用される空気調和機の構成を限定する
ものではなく、本発明は、冷凍サイクルを用いた冷房な
いし冷暖房を行う任意の構成の空気調和機に適用するこ
とができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、設
定温度の適否を判定して、設定温度が不適切な場合は、
報知手段によって設定温度の変更を促すことにより、省
エネを図ることができると共に、空調された室内と非空
調状態の室外との温度差を抑えることができる。これに
よって、温度差が大きいことに起因するヒートショック
等の体調不良の発生を抑えることができると言う優れた
効果が得られる。また、暖房運転時と冷房運転時で判定
基準を変えることにより、空調される室内の快適性が損
なわれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの概略構成図
である。
【図2】本実施の形態に適用したエアコンの冷凍サイク
ルを示す概略図である。
【図3】室内ユニットを示す概略断面図である。
【図4】室内ユニットの回路構成の概略を示すブロック
図である。
【図5】室外ユニットの回路構成の概略を示すブロック
図である。
【図6】(A)及び(B)はそれぞれリモコンを示す平
面図であり、(A)はスライドカバーを開いた状態を示
し、(B)はスライドカバーを閉じた状態を示すと共に
エアコンの運転中の表示窓の表示の一例を示している。
【図7】本発明を適用したエアコンの自己診断の一例を
示すフローチャートである。
【図8】アラームを発するブザーの作動の一例を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
10 エアコン(空気調和機) 12 室内ユニット 14 室外ユニット 18 熱交換器 26 コンプレッサ 58 コントロール基板 74 マイコン(判定手段、報知手段) 120 リモコンスイッチ(温度設定手段) 124 表示パネル 128A、128B 温度設定ボタン(温度設定手
段) 112 外気温度センサ(温度検出手段) 150 ブザー(報知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 不動 孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−18077(JP,A) 特開 平7−63394(JP,A) 特開 平9−126522(JP,A) 実開 昭59−182026(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定温度を含む運転条件に基づいて空調
    能力を制御し、被空調室内が設定温度となるように空気
    調和を図る空気調和機であって、空調運転が開始されてから一定時間経過後又は室内温度
    が略設定温度に達したときに、 暖房運転時と冷房運転時
    のそれぞれに対して予め設定されている所定の温度と前
    記設定温度を比較することにより設定温度の適否を判定
    する判定手段と、前記判定手段の判定結果を報知する報
    知手段と、 を含むことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室外の温度を検出する温度検出手段を含
    み、前記判定手段が前記設定温度と前記温度検出手段に
    よって検出した室外温度を比較し、前記設定温度と前記
    室外温度の温度差が所定値を越えているか否かから設定
    温度の適否を判定することを特徴とする請求項1に記載
    の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記判定手段が設定温度を設定する温度
    設定手段によって設定温度が変更されたときに、該変更
    された設定温度の適否を判定することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記所定値が暖房運転時と冷房運転時と
    で異なることを特徴とする請求項2または請求項3に記
    載の空気調和機。
JP29714797A 1997-10-29 1997-10-29 空気調和機 Expired - Fee Related JP3448473B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29714797A JP3448473B2 (ja) 1997-10-29 1997-10-29 空気調和機
KR1019980042370A KR19990037002A (ko) 1997-10-29 1998-10-10 공기조화기
CN98123813A CN1109858C (zh) 1997-10-29 1998-10-29 空调机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29714797A JP3448473B2 (ja) 1997-10-29 1997-10-29 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11132528A JPH11132528A (ja) 1999-05-21
JP3448473B2 true JP3448473B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=17842816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29714797A Expired - Fee Related JP3448473B2 (ja) 1997-10-29 1997-10-29 空気調和機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3448473B2 (ja)
KR (1) KR19990037002A (ja)
CN (1) CN1109858C (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100388704B1 (ko) * 2000-12-08 2003-06-25 삼성전자주식회사 공기조화기의 냉방운전 제어장치 및 그 방법
JP2006125669A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP4811077B2 (ja) * 2006-03-24 2011-11-09 ダイキン工業株式会社 空調システム
JP4905950B2 (ja) * 2006-11-22 2012-03-28 株式会社Nttファシリティーズ 空調システムの診断方法
KR101270622B1 (ko) 2007-12-21 2013-06-03 엘지전자 주식회사 공기조화 시스템
JP4885901B2 (ja) * 2008-03-31 2012-02-29 株式会社山武 流量制御システム
CN101995069B (zh) * 2009-08-10 2012-11-07 海尔集团公司 一种空调器及控制其节能运行的方法
CN101806485A (zh) * 2010-03-29 2010-08-18 广东美的电器股份有限公司 一种空调器的控制方法
CN106766021A (zh) * 2016-11-21 2017-05-31 深圳市共济科技股份有限公司 一种空调手操器、空调控制***及方法
CN106765980A (zh) * 2017-01-08 2017-05-31 北京首钢自动化信息技术有限公司 楼宇内部环境温度智能控制***及其方法
CN107621046B (zh) * 2017-10-24 2020-04-28 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法、控制装置和空调器

Also Published As

Publication number Publication date
CN1216813A (zh) 1999-05-19
JPH11132528A (ja) 1999-05-21
KR19990037002A (ko) 1999-05-25
CN1109858C (zh) 2003-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3448471B2 (ja) 人検知の判定方法及び空気調和機
JP3448473B2 (ja) 空気調和機
JP3433072B2 (ja) 空気調和機
JPH11287502A (ja) 空気調和機
JP4056146B2 (ja) 空気調和機
JPH0861737A (ja) 空気調和機
JP3443291B2 (ja) 空気調和機
JP3378781B2 (ja) 空気調和機
JP4130047B2 (ja) 空気調和機
JP2000171072A (ja) 空気調和機
JPH1073300A (ja) 空気調和機
JP3738091B2 (ja) 空気調和機
JP4183320B2 (ja) 空気調和機
JPH1183121A (ja) 空気調和機
JP3369337B2 (ja) 空気調和機
JP4201416B2 (ja) 空気調和機
JPH10197030A (ja) 空気調和機
JP2001254986A (ja) 空気調和機
JPH0861738A (ja) 空気調和機
JPH09152180A (ja) 空気調和機の空気調和方法
JP3416471B2 (ja) 空気調和機
JPH0332701B2 (ja)
JPH09152173A (ja) 空気調和機
JPH10132392A (ja) 空気調和機
JPH10103738A (ja) 空気調和機の制御方法及び空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees