JP3447872B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JP3447872B2 JP3447872B2 JP31568295A JP31568295A JP3447872B2 JP 3447872 B2 JP3447872 B2 JP 3447872B2 JP 31568295 A JP31568295 A JP 31568295A JP 31568295 A JP31568295 A JP 31568295A JP 3447872 B2 JP3447872 B2 JP 3447872B2
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- Japan
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- sheet
- cushioning material
- back sheet
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨ておむつに
関し、更に詳細には、おむつ止着用のテープシステムと
して機械的ファスナーを有し、且つ止着性に優れた使い
捨ておむつに関する。
関し、更に詳細には、おむつ止着用のテープシステムと
して機械的ファスナーを有し、且つ止着性に優れた使い
捨ておむつに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
使い捨ておむつとしては、おむつ止着用のテープシステ
ムとして機械的ファスナーを用いたもの、即ち、液透過
性の表面シート、液不透過性の裏面シート及びこれら両
シート間に介在する吸収体を有し、使用時に着用者の腹
側に位置する腹側部及び背側に位置する背側部が形成さ
れており、該背側部の左右両側縁部に機械的ファスナー
の凸部材がそれぞれ設けられており、該腹側部の該裏面
シート上に機械的ファスナーの凹部材が設けられてい
る、いわゆる展開型の使い捨ておむつが用いられてい
る。
使い捨ておむつとしては、おむつ止着用のテープシステ
ムとして機械的ファスナーを用いたもの、即ち、液透過
性の表面シート、液不透過性の裏面シート及びこれら両
シート間に介在する吸収体を有し、使用時に着用者の腹
側に位置する腹側部及び背側に位置する背側部が形成さ
れており、該背側部の左右両側縁部に機械的ファスナー
の凸部材がそれぞれ設けられており、該腹側部の該裏面
シート上に機械的ファスナーの凹部材が設けられてい
る、いわゆる展開型の使い捨ておむつが用いられてい
る。
【０００３】そして、従来の機械的ファスナーを用いた
使い捨ておむつにおいては、上記凹部材は、接着剤など
を介して直接裏面シートに接着固定されており、更に上
記裏面シートも上記吸収体に直接接着されていた。
使い捨ておむつにおいては、上記凹部材は、接着剤など
を介して直接裏面シートに接着固定されており、更に上
記裏面シートも上記吸収体に直接接着されていた。
【０００４】しかし、このような、従来の使い捨ておむ
つでは、上記凸部材の上記凹部材に対する係合力が弱
く、装着中に凸部材が外れてしまい、おむつが外れると
いう問題があった。また、この傾向は、近年、おむつの
薄型化がすすみ吸収体が硬化していることに伴い、顕著
なものとなっている。
つでは、上記凸部材の上記凹部材に対する係合力が弱
く、装着中に凸部材が外れてしまい、おむつが外れると
いう問題があった。また、この傾向は、近年、おむつの
薄型化がすすみ吸収体が硬化していることに伴い、顕著
なものとなっている。
【０００５】従って、本発明の目的は、止着性に優れ、
装着中に外れることがない、機械的ファスナーからなる
おむつの止着システムを有する、使い捨ておむつを提供
することにある。
装着中に外れることがない、機械的ファスナーからなる
おむつの止着システムを有する、使い捨ておむつを提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解消すべく鋭意検討した結果、凹部材の裏面側にクッ
ション性を持たせることにより、上記目的を達成しうる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発
明は、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート
及びこれら両シート間に介在する吸収体を有し、使用時
に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側に位置する背
側部が形成されており、該背側部の左右両側縁部に機械
的ファスナーの凸部材がそれぞれ設けられており、該腹
側部の該裏面シート上に機械的ファスナーの凹部材が設
けられている、展開型の使い捨ておむつにおいて、緩衝
材が、上記裏面シートの表面に設けられており、該緩衝
材を覆って被覆シートが設けられており、上記凹部材
は、該被覆シート上に設けられていることを特徴とする
使い捨ておむつを提供するものである。
を解消すべく鋭意検討した結果、凹部材の裏面側にクッ
ション性を持たせることにより、上記目的を達成しうる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発
明は、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート
及びこれら両シート間に介在する吸収体を有し、使用時
に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側に位置する背
側部が形成されており、該背側部の左右両側縁部に機械
的ファスナーの凸部材がそれぞれ設けられており、該腹
側部の該裏面シート上に機械的ファスナーの凹部材が設
けられている、展開型の使い捨ておむつにおいて、緩衝
材が、上記裏面シートの表面に設けられており、該緩衝
材を覆って被覆シートが設けられており、上記凹部材
は、該被覆シート上に設けられていることを特徴とする
使い捨ておむつを提供するものである。
【０００７】また、本発明は、上記緩衝材の剛性が、
０．３〜１００gf・cmである上記使い捨ておむつを提供
するものである。また、本発明は、上記緩衝材の厚み
が、０．３〜５mmである上記使い捨ておむつを提供する
ものである。
０．３〜１００gf・cmである上記使い捨ておむつを提供
するものである。また、本発明は、上記緩衝材の厚み
が、０．３〜５mmである上記使い捨ておむつを提供する
ものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の使い捨ておむつを
添付図面を参照して更に詳細に説明する。図１は、本発
明の第１の形態としての使い捨ておむつの裏面シート側
を示す展開図であり、図２は、図１のII-II断面を模式
的に示す断面図である。また、図３は、本発明の使い捨
ておむつの第２の形態（参考例）を模式的に示す幅方向
断面図（図２相当図）であり、図４は、本発明の使い捨
ておむつの第３の形態（参考例）を模式的に示す幅方向
断面図（図２相当図）である。
添付図面を参照して更に詳細に説明する。図１は、本発
明の第１の形態としての使い捨ておむつの裏面シート側
を示す展開図であり、図２は、図１のII-II断面を模式
的に示す断面図である。また、図３は、本発明の使い捨
ておむつの第２の形態（参考例）を模式的に示す幅方向
断面図（図２相当図）であり、図４は、本発明の使い捨
ておむつの第３の形態（参考例）を模式的に示す幅方向
断面図（図２相当図）である。
【０００９】本形態の使い捨ておむつ１は、図１に示す
ように、液透過性の表面シート２、液不透過性の裏面シ
ート３及びこれら両シート間に介在する吸収体４を有
し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部Ａ及び背側
に位置する背側部Ｂが形成されており、該背側部Ｂの左
右両側縁部に機械的ファスナーの凸部材８、８がそれぞ
れ設けられており、該腹側部Ａの該裏面シート３上に機
械的ファスナーの凹部材９が設けられている、展開型の
使い捨ておむつである。
ように、液透過性の表面シート２、液不透過性の裏面シ
ート３及びこれら両シート間に介在する吸収体４を有
し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部Ａ及び背側
に位置する背側部Ｂが形成されており、該背側部Ｂの左
右両側縁部に機械的ファスナーの凸部材８、８がそれぞ
れ設けられており、該腹側部Ａの該裏面シート３上に機
械的ファスナーの凹部材９が設けられている、展開型の
使い捨ておむつである。
【００１０】更に詳細に説明すると、本形態の使い捨て
おむつ１は、図１に示すように、吸収体４が股下領域が
縊れた砂時計状に湾曲形成され、表面シート２及び裏面
シート３も吸収体４の形状に即して股下領域が上述の如
く湾曲形成されており、該吸収体４は、表面シート２及
び裏面シート３により挟持・固定されている。また、上
記吸収体４の周縁部におけるウエスト部５とレッグ部６
とには、おむつを着用した際に、着用者にウエスト部５
とレッグ部６とをフィットさせるための弾性伸縮部材７
が表面シート２と裏面シート３とにより固定されて設け
られている。
おむつ１は、図１に示すように、吸収体４が股下領域が
縊れた砂時計状に湾曲形成され、表面シート２及び裏面
シート３も吸収体４の形状に即して股下領域が上述の如
く湾曲形成されており、該吸収体４は、表面シート２及
び裏面シート３により挟持・固定されている。また、上
記吸収体４の周縁部におけるウエスト部５とレッグ部６
とには、おむつを着用した際に、着用者にウエスト部５
とレッグ部６とをフィットさせるための弾性伸縮部材７
が表面シート２と裏面シート３とにより固定されて設け
られている。
【００１１】また、上記凸部材８は、長方形状であり、
その基部（図示せず）が上記背側部Ｂの左右両側縁に接
着固定されている。また、上記凹部材９は、長方形状で
あり、上記腹側部Ａのほぼ中央部においておむつの幅方
向に沿って設けられている。このような構成は、従来の
展開型の使い捨ておむつと同じである。
その基部（図示せず）が上記背側部Ｂの左右両側縁に接
着固定されている。また、上記凹部材９は、長方形状で
あり、上記腹側部Ａのほぼ中央部においておむつの幅方
向に沿って設けられている。このような構成は、従来の
展開型の使い捨ておむつと同じである。
【００１２】次いで、上記使い捨ておむつ１を構成する
各部材の形成材料について説明する。上記表面シート２
としては、***物を吸収体へ透過させる液透過性シート
で肌着に近い感触を有したものが好ましく、このような
液透過性シートとしては、例えば、織布、不織布、多孔
性フィルム等が好ましく挙げられる。また、表面シート
２の周縁にシリコン系油剤、パラフィンワックス等の疎
水性化合物を塗布する方法や、予めアルキルリン酸エス
テルのような親水性化合物を全体に塗布し、周縁を温水
で洗浄する方法により、撥水処理を施し、周縁における
尿等の滲みによる漏れを防止することができる。
各部材の形成材料について説明する。上記表面シート２
としては、***物を吸収体へ透過させる液透過性シート
で肌着に近い感触を有したものが好ましく、このような
液透過性シートとしては、例えば、織布、不織布、多孔
性フィルム等が好ましく挙げられる。また、表面シート
２の周縁にシリコン系油剤、パラフィンワックス等の疎
水性化合物を塗布する方法や、予めアルキルリン酸エス
テルのような親水性化合物を全体に塗布し、周縁を温水
で洗浄する方法により、撥水処理を施し、周縁における
尿等の滲みによる漏れを防止することができる。
【００１３】また、上記裏面シート３としては、熱可塑
性樹脂にフィラーを加えて延伸した液不透過性かつ蒸気
透過性のフィルムシート、または繊維集合体が用いられ
る。
性樹脂にフィラーを加えて延伸した液不透過性かつ蒸気
透過性のフィルムシート、または繊維集合体が用いられ
る。
【００１４】また、上記吸収体４としては、解繊パルプ
を主材とした高分子吸水ポリマーを併用したものが好ま
しい。該高分子吸水ポリマーは、上記吸収体４の上層、
中層、下層のいずれに存在させてもよく、また、パルプ
と混合したものであってもよい。また、該高分子吸水ポ
リマーは自重の２０倍以上の液体を吸収して保持し得る
保持性能を有し、ゲル化する性質を有する粒子状のもの
が好ましく、このような高分子吸水ポリマーとしては、
例えば、デンプン−アクリル酸（塩）グラフト共重合
体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、
ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アク
リル酸（塩）重合体などが好ましく挙げられる。
を主材とした高分子吸水ポリマーを併用したものが好ま
しい。該高分子吸水ポリマーは、上記吸収体４の上層、
中層、下層のいずれに存在させてもよく、また、パルプ
と混合したものであってもよい。また、該高分子吸水ポ
リマーは自重の２０倍以上の液体を吸収して保持し得る
保持性能を有し、ゲル化する性質を有する粒子状のもの
が好ましく、このような高分子吸水ポリマーとしては、
例えば、デンプン−アクリル酸（塩）グラフト共重合
体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、
ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アク
リル酸（塩）重合体などが好ましく挙げられる。
【００１５】また、上記弾性伸縮部材７としては、糸ゴ
ム、平ゴム、フィルムタイプのゴムあるいはフィルム状
の発泡ポリウレタン等が好ましく挙げられ、５０％伸長
時の応力が４０〜１５０グラムのものが好ましい。
ム、平ゴム、フィルムタイプのゴムあるいはフィルム状
の発泡ポリウレタン等が好ましく挙げられ、５０％伸長
時の応力が４０〜１５０グラムのものが好ましい。
【００１６】上記機械的ファスナーの凸部材８として
は、「マジックテープ」（登録商標、クラレ社製）、
「クイックロン」（登録商標、ＹＫＫ社製）、「マジク
ロス」（登録商標、カネボウベルタッチ社製）等、鍵状
やキノコ形状などの凸状の係合部材が多数付設されてな
るシート等の公知の（市販の）メカニカルホックテープ
の凸部材を特に制限なく用いることができる。また、上
記機械的ファスナーの凹部材９としては、不織布等の繊
維シートの他、「トリコット」（商品名、クラレ社製）
等が用いられる。
は、「マジックテープ」（登録商標、クラレ社製）、
「クイックロン」（登録商標、ＹＫＫ社製）、「マジク
ロス」（登録商標、カネボウベルタッチ社製）等、鍵状
やキノコ形状などの凸状の係合部材が多数付設されてな
るシート等の公知の（市販の）メカニカルホックテープ
の凸部材を特に制限なく用いることができる。また、上
記機械的ファスナーの凹部材９としては、不織布等の繊
維シートの他、「トリコット」（商品名、クラレ社製）
等が用いられる。
【００１７】而して、本形態の使い捨ておむつ１は、上
記凹部材９の裏面側に緩衝材１０が設けられている。更
に詳述すると、上記緩衝材１０は、上記裏面シート３の
表面に設けられており、該緩衝材１０を覆って被覆シー
ト１１が設けられており、上記凹部材９は、該被覆シー
ト１１上に設けられている。即ち、上記緩衝材１０は、
上記凹部材９の形状に即した長方形状に形成されてお
り、上記裏面シート３上に、該裏面シート３に直接接着
されて設けられている。更に、該緩衝材１０上には、該
緩衝材１０を覆って、該緩衝材１０及び該緩衝材１０の
周縁にて裏面シート３に接着されて被覆シート１１が配
されており、該被覆シート１１上に上記凹部材９が配さ
れている。
記凹部材９の裏面側に緩衝材１０が設けられている。更
に詳述すると、上記緩衝材１０は、上記裏面シート３の
表面に設けられており、該緩衝材１０を覆って被覆シー
ト１１が設けられており、上記凹部材９は、該被覆シー
ト１１上に設けられている。即ち、上記緩衝材１０は、
上記凹部材９の形状に即した長方形状に形成されてお
り、上記裏面シート３上に、該裏面シート３に直接接着
されて設けられている。更に、該緩衝材１０上には、該
緩衝材１０を覆って、該緩衝材１０及び該緩衝材１０の
周縁にて裏面シート３に接着されて被覆シート１１が配
されており、該被覆シート１１上に上記凹部材９が配さ
れている。
【００１８】上記緩衝材１０の剛性及び厚みは、０．３
〜１００gf・ cm及び０．３〜５mmの範囲内で、緩衝材の
配置構造や用いる材料等に応じて適宜選択することによ
り、止着性を一層向上させることができる。ここで、上
記剛性は、ＪＩＳ Ｌ１０９６の６．１９．２ Ｂ法
（スライド法）に従って測定して得られる値である。
〜１００gf・ cm及び０．３〜５mmの範囲内で、緩衝材の
配置構造や用いる材料等に応じて適宜選択することによ
り、止着性を一層向上させることができる。ここで、上
記剛性は、ＪＩＳ Ｌ１０９６の６．１９．２ Ｂ法
（スライド法）に従って測定して得られる値である。
【００１９】上記緩衝材１０の形成材料としては、ウレ
タンフォーム、不織布、織布、クロロプレンスポンジ、
セルローススポンジ等、上記の好ましい剛性を満足する
ものであれば特に制限無く用いることができる。また、
上記被覆シート１１の形成材料としては、公知のフィル
ムシート等を特に制限なく用いることができる。
タンフォーム、不織布、織布、クロロプレンスポンジ、
セルローススポンジ等、上記の好ましい剛性を満足する
ものであれば特に制限無く用いることができる。また、
上記被覆シート１１の形成材料としては、公知のフィル
ムシート等を特に制限なく用いることができる。
【００２０】本形態の使い捨ておむつ１は、上記緩衝材
を有し、該緩衝材上に凹部材が設けられているので、上
記凸部材に対する上記凹部材の係合性が良好で、凸部材
を凹部材に軽く当接させるだけで、両者を良好に係合さ
せることができ、更には、装着中における止着性が向上
され、装着中に凹部材が外れておむつが外れることなど
がない。
を有し、該緩衝材上に凹部材が設けられているので、上
記凸部材に対する上記凹部材の係合性が良好で、凸部材
を凹部材に軽く当接させるだけで、両者を良好に係合さ
せることができ、更には、装着中における止着性が向上
され、装着中に凹部材が外れておむつが外れることなど
がない。
【００２１】次いで、本発明の第２及び第３の形態（参
考例）について説明する。尚、以下の第２及び第３の形
態の説明に際して、特に詳述しない点については、上述
した第１の形態でした説明が適宜適用される。本発明の
第２の形態の使い捨ておむつは、図３に示すように、上
記緩衝材１０が、上記裏面シート３の表面に設けられて
おり、上記凹部材９は、該緩衝材１０上に直接接着され
て設けられており、これにより、上記緩衝材１０が上記
凹部材９の裏面側に設けられている。
考例）について説明する。尚、以下の第２及び第３の形
態の説明に際して、特に詳述しない点については、上述
した第１の形態でした説明が適宜適用される。本発明の
第２の形態の使い捨ておむつは、図３に示すように、上
記緩衝材１０が、上記裏面シート３の表面に設けられて
おり、上記凹部材９は、該緩衝材１０上に直接接着され
て設けられており、これにより、上記緩衝材１０が上記
凹部材９の裏面側に設けられている。
【００２２】また、本発明の第３の形態（参考例）の使
い捨ておむつは、図４に示すように、上記緩衝材１０が
上記裏面シート３の裏面側（裏面シート３と吸収体４と
の間）に設けられており、上記凹部材９は、上記裏面シ
ート３上に直接接着固定されており、これにより、上記
緩衝材１０が上記凹部材９の裏面側に設けられている。
い捨ておむつは、図４に示すように、上記緩衝材１０が
上記裏面シート３の裏面側（裏面シート３と吸収体４と
の間）に設けられており、上記凹部材９は、上記裏面シ
ート３上に直接接着固定されており、これにより、上記
緩衝材１０が上記凹部材９の裏面側に設けられている。
【００２３】
【００２４】尚、本発明の使い捨ておむつは、上述の第
１の形態には何ら限定されるものではなく、例えば、上
記凹部材は、吸収体が介在しない部位、即ち、表面シー
トと裏面シートとが直接接着されている部位に設けられ
ていてもよく、この場合には、上記緩衝材も、この吸収
体が介在しない部位に設けることができる。また、上記
裏面シートが不織布とフィルムシートとの積層体である
場合には、該不織布の厚さを厚くすること、具体的には
上述した緩衝材の好ましい厚さと同じ厚さとすることに
より、該不織布を上記緩衝材として機能させることがで
き、この場合には特に他の部材を緩衝材として設ける必
要がない。
１の形態には何ら限定されるものではなく、例えば、上
記凹部材は、吸収体が介在しない部位、即ち、表面シー
トと裏面シートとが直接接着されている部位に設けられ
ていてもよく、この場合には、上記緩衝材も、この吸収
体が介在しない部位に設けることができる。また、上記
裏面シートが不織布とフィルムシートとの積層体である
場合には、該不織布の厚さを厚くすること、具体的には
上述した緩衝材の好ましい厚さと同じ厚さとすることに
より、該不織布を上記緩衝材として機能させることがで
き、この場合には特に他の部材を緩衝材として設ける必
要がない。
【００２５】
【発明の効果】本発明の使い捨ておむつは、止着性に優
れ、装着中に外れることがない、機械的ファスナーから
なるおむつの止着システムを有するものである。
れ、装着中に外れることがない、機械的ファスナーから
なるおむつの止着システムを有するものである。
【図１】図１は、本発明の第１の形態としての使い捨て
おむつの裏面シート側を示す展開図である。
おむつの裏面シート側を示す展開図である。
【図２】図２は、図１のII-II 断面を模式的に示す断面
図である。
図である。
【図３】図３は、本発明の使い捨ておむつの第２の形態
（参考例）を模式的に示す幅方向断面図（図２相当図）
である。
（参考例）を模式的に示す幅方向断面図（図２相当図）
である。
【図４】図４は、本発明の使い捨ておむつの第３の形態
（参考例）を模式的に示す幅方向断面図（図２相当図）
である。
（参考例）を模式的に示す幅方向断面図（図２相当図）
である。
１ 使い捨ておむつ
２ 表面シート
３ 裏面シート
４ 吸収体
５ ウエスト部
６ レッグ部
７ 弾性伸縮部材
８ 凸部材
９ 凹部材
１０ 緩衝材
Ａ 腹側部
Ｂ 背側部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平１−168901（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−103408（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61F 13/15 - 13/84
A61F 5/44
Claims (3)
- 【請求項１】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
面シート及びこれら両シート間に介在する吸収体を有
し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側に
位置する背側部が形成されており、該背側部の左右両側
縁部に機械的ファスナーの凸部材がそれぞれ設けられて
おり、該腹側部の該裏面シート上に機械的ファスナーの
凹部材が設けられている、展開型の使い捨ておむつにお
いて、緩衝材が、上記裏面シートの表面に設けられており、該
緩衝材を覆って被覆シートが設けられており、上記凹部
材は、該被覆シート上に設けられている ことを特徴とす
る使い捨ておむつ。 - 【請求項２】 上記緩衝材の剛性が、０．３〜１００gf
・cmであることを特徴とする請求項１記載の使い捨てお
むつ。 - 【請求項３】 上記緩衝材の厚みが、０．３〜５mmであ
ることを特徴とする請求項１記載の使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31568295A JP3447872B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31568295A JP3447872B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154883A JPH09154883A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3447872B2 true JP3447872B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=18068295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31568295A Expired - Fee Related JP3447872B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3447872B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5291213B1 (ja) | 2012-03-30 | 2013-09-18 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨ておむつ |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP31568295A patent/JP3447872B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09154883A (ja) | 1997-06-17 |
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