JP3447327B2 - 閃光発光装置の充電制御装置 - Google Patents

閃光発光装置の充電制御装置

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JP3447327B2
JP3447327B2 JP15545193A JP15545193A JP3447327B2 JP 3447327 B2 JP3447327 B2 JP 3447327B2 JP 15545193 A JP15545193 A JP 15545193A JP 15545193 A JP15545193 A JP 15545193A JP 3447327 B2 JP3447327 B2 JP 3447327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、閃光発光装置の充電制
御装置、詳しくは、定数の異なる複数のトランスを切換
えての充電動作を行う閃光発光装置の充電制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、特願平3−57293号におい
て、昇圧特性の異なるトランスを組み合わせて充電回路
を形成し、充電電圧が所定電圧以上になるとトランスを
切換えて充電を行う技術手段が提案されている。また、
上記技術手段と同様な技術手段であって、上記切換え動
作をトランスの2次側で行う技術手段が特開昭60−2
41775号公報に開示されている。さらに、類似の技
術手段が特開昭61−193400号公報,実開平2−
39223号公報,特開昭57−194495号公報に
おいて提案されている。
【0003】ここで、昇圧トランスの昇圧特性を充電中
に切換える意義について、図20ないし図21を参照し
て説明する。
【0004】図20は、一般の昇圧回路の基本的な構成
を示す電気回路図である。図中、符号100は電源電池
であり、該電源電池100の電源電圧が昇圧トランス1
03により昇圧され、メインコンデンサ105が充電さ
れるようになっている。符号101,102は上記昇圧
トランス103のスイッチングトランジスタであり、符
号104は整流用のダイオードである。上記メインコン
デンサ105は、発光エネルギーを蓄えるためのコンデ
ンサである。
【0005】さて、上記昇圧トランス103の2次巻線
より流れ出る電流値をI2 ,メインコンデンサ105の
容量値をC、充電電圧をVMCとすると、次に示す(1)
式が成立する。
【0006】 ∫I2 dt = CVMC ・・・・・(1) ここで、上記(1)式の左辺の積分期間は、充電を開始
してから規定の充電電圧VMCまで充電されるまでの期間
である。
【0007】さらに、昇圧トランス103の巻線比(二
次巻線ターン数/一次巻線ターン数)をn,該昇圧トラ
ンス103の一次巻線へ流れ込む電流値をI1 とする
と、 I1 = nI2 ・・・・(2) であるから、上記(1),(2)式より、 ∫I1 dt = nCVMC ・・・・(3) ここで、電源電池100より流れ出る電流値をI0 ,ト
ランジスタ102の直流電流増幅率をβとすると、 I0 = (1 + 1/β )×I1 +I2 = (1 + 1/β + 1/n )×I1 ・・・・・
(4) となる。
【0008】上記(3),(4)式より ∫I0 dt = n(1 + 1/β )CVMC + CVMC
・・・・(5) となる。
【0009】したがって、電源電池100より流れ出る
電流値の時間積分値、すなわち消費電流は昇圧トランス
103の巻線比nにほぼ比例する。ここで、消費電流を
小さくし、電源電池100のライフ性を良くするために
は、該昇圧トランス103の巻線比nをできるだけ小さ
くしたほうが良い。しかし、巻線比nを小さくすると、
充電時間が長くなる。
【0010】上述の論理を図21を参照してさらに詳し
く説明する。
【0011】図21は、上記メインコンデンサ105へ
の充電電圧VMCの経過時間特性を示した線図である。
【0012】図21(a)において、符号106は巻線
比nが高い場合、また、符号107は巻線比nが低い場
合におけるそれぞれの充電特性を示している。この図2
1(a)に示すように、充電電圧VMCが電圧V1 になる
までは、巻線比nが低いほうが速いが、充電電圧VMCが
該電圧V1 より高くなると逆転して、巻線比nが高いほ
うが速くなる。
【0013】したがって、充電中に巻線比nを切換える
と、図21(b)に示すような特性となる。たとえば、
充電電圧が電圧V1 のときに巻線比を切換えるようにす
ると、符号108で示す特性になる。この場合、充電時
間を損なうことなく、ある程度エネルギー変換効率の高
い充電を行うことができる。また電圧V1 より高い電圧
V2 で巻線比nを切換えるようにした場合、充電特性は
符号109で示すような特性となり、充電時間は若干遅
くなるが巻線比nの低いトランスで充電するエネルギー
の割合が増えるので、エネルギー変換効率は良くなる。
【0014】また電圧V1 より低い電圧V3 で巻線比n
を切換えるようにすると、充電特性は符号110で示す
ような特性となり、充電時間は若干速くなるが巻線比n
の低いトランスで充電するエネルギーの割合が減少する
ので、エネルギー変換効率は悪くなる。このように、切
り換え電圧を増減することにより、充電時間を優先する
切換設定、あるいは、エネルギー変換効率を優先する切
換設定を切換えることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術手段では、トランスの切換えポイントが固定さ
れているため、電源電圧が高いときは充電時間が短くて
よいが、該電源電圧が低くなってくると充電時間の最短
ポイントが変化することより早い充電が行えないとい
う問題点があった。
【0016】たとえば、低温等の状況下で電源電池の能
力が低下しているときは、充電特性は図22に示すよう
に変化する。この図22において、巻線比nが高い場合
は符号111に示すように特性になり、巻線比nが低い
場合は符号112に示すような特性になる。すなわち、
切換電圧を電圧V1 のままにすると、充電時間が極めて
遅くなる。
【0017】またエネルギー変換効率を優先して、切換
電圧を電圧V1 より高くすると、場合によっては、切換
電圧レベルまで、低い巻線比の昇圧トランスでは、充電
できなくなる。
【0018】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、電源電圧に影響されずに、エネルギー変換効
率が良く、充電時間を短くすることができる閃光発光装
置の充電制御装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による閃光発光装置の充電制御装置は、電源
電圧を昇圧して、発光エネルギーを蓄えるメインコンデ
ンサへ充電を行う第1の昇圧手段と、この第1の昇圧手
段よりも昇圧電圧が高い、第2の昇圧手段と、上記メイ
ンコンデンサへの充電開始に伴い上記第1の昇圧手段に
よる充電動作を実行し、該メインコンデンサの充電電圧
が予め定められた値になった際に上記第2の昇圧手段に
よる充電動作を実行するように切換える切換手段と、上
記切換手段が上充電動作の切換えを行う切換電圧を変
更する変更手段と、電源電池の温度を検出する温度検出
手段とを有し、上記変更手段は、該温度検出手段からの
情報に基づいて上記切換手段の切換電圧を変更すること
を特徴とするまた、本発明による閃光発光装置の充電
制御装置は、電源電圧を昇圧して、発光エネルギーを蓄
えるメインコンデンサへ充電を行う第1の昇圧手段と
この第1の昇圧手段よりも昇圧電圧が高い、第2の昇圧
手段と上記メインコンデンサへの充電開始に伴い上記
第1の昇圧手段による充電動作を実行し、該メインコン
デンサの充電電圧が予め定められた値になった際に上記
第2の昇圧手段による充電動作を実行するように切換え
る切換手段と上記切換手段が上記充電動作の切換えを
行う切換電圧を変更する変更手段と上記電源電圧よ
り、予め定められた負荷電流を流すための負荷回路と
この負荷回路を動作させた状態で、上記電源電圧を測定
する電源電圧測定手段とを有し、上記変更手段は、該電
源電圧測定手段からの情報に基づいて上記切換手段の切
換電圧を変更することを特徴とする。 更に、本発明によ
る閃光発光装置の充電制御装置は電源電圧を昇圧し
て、発光エネルギーを蓄えるメインコンデンサへ充電を
行う第1の昇圧手段とこの第1の昇圧手段よりも昇圧
電圧が高い、第2の昇圧手段と上記メインコンデンサ
への充電開始に伴い上記第1の昇圧手段による充電動作
を実行し、該メインコンデンサの充電電圧が予め定めら
れた値になった際に上記第2の昇圧手段による充電動作
を実行するように切換える切換手段と上記切換手段が
上記充電動作の切換えを行う切換電圧を変更する変更手
段と上記メインコンデンサへの充電速度を検出する充
電速度検出手段とを有し、上記変更手段は、該充電速度
検出手段か らの情報に基づいて上記切換手段の切換電圧
を変更することを特徴とし、上記充電速度検出手段は、
上記メインコンデンサへの充電中に、該充電電圧が予め
定められた電圧になってから所定時間の計時を行い、該
所定時間経過後の充電電圧を検出することより充電速度
を検出することを特徴とし、また、上記充電速度検出手
段は、上記メインコンデンサへの充電中に、該充電電圧
が予め定められた電圧になってから所定時間の計時を行
い、該所定時間経過後の充電電圧を検出することより充
電速度を検出することを特徴とする
【0020】
【作 用】本発明では、メインコンデンサへの充電開始
に伴い上記第1の昇圧手段による充電動作を実行し、該
メインコンデンサの充電電圧が予め定められた値になっ
た際に、上記切換手段により、上記第2の昇圧手段によ
る充電動作を実行するように切換える。また、電源電池
の温度検出結果、電源電圧の測定結果、及びメインコン
デンサの充電速度の検出結果に基づいて、上記切換手段
が上記充電動作の切換えを行う切換電圧を、上記変更手
段により変更する
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0022】図1は本発明の第1実施例である閃光発光
装置の充電制御装置の基本的な構成を示したブロック図
であり、図2は、この第1実施例の閃光発光装置の充電
制御装置の構成を示した電気回路図である。
【0023】この第1実施例は、図1に示すように電力
を供給する電源電池1、上記電源電池1の電圧を、メイ
ンコンデンサ4の電圧が発光可能となる電圧までは充電
することができないが、該メインコンデンサ電圧VMCが
低いときの充電時間が短い特性を持っている第1の昇圧
手段2と、上記メインコンデンサ4の電圧が発光可能と
なる電圧までの充電は可能だが、該メインコンデンサ電
圧VMCが低いときの充電時間が上記第1の昇圧手段2に
比べ遅い特性を持つ第2の昇圧手段3と、上記第1の昇
圧手段2、第2の昇圧手段3で昇圧されたエネルギーを
蓄えるメインコンデンサ4と、該メインコンデンサ4の
電圧を測定するメインコンデンサ電圧検出手段5と、上
記電源電池1の電圧を測定する電源電圧検出手段6と、
上記メインコンデンサ電圧検出手段5の情報により、上
記メインコンデンサ4が所定の電圧に達したとき、上記
第1の昇圧手段2と第2の昇圧手段3とを切換る信号を
送出し、上記電源電圧検出手段6からの情報により該第
1の昇圧手段2と第2の昇圧手段3とを切換る所定の電
圧を変化させる切換手段7と、この切換手段7からの出
力信号により起動する上記昇圧手段の選択を行う選択手
段8とで主要部が構成されている。
【0024】上記第1実施例を図2を参照してさらに詳
しく説明する。
【0025】第1の昇圧手段2は電源電池1に並列に接
続されたトランジスタ12、トランジスタ13、抵抗1
4の直列回路、上記電源電池1に並列に接続されたトラ
ンス16の1次巻線16a−16b、上記トランス16
の1次側端子16bと接続されるトランジスタ17の直
列回路、トランジスタ13とトランジスタ17を結ぶ抵
抗15、およびダイオード24、トランス16の2次巻
線、抵抗18の直列回路が図示のように結線されて構成
されている。
【0026】このように構成された上記第1の昇圧手段
2において、トランジスタ12のベースにオン信号(ベ
ースをGNDに短絡)がトランジスタ48より入力され
るとトランジスタ12のエミッタ−コレクタ間→トラン
ジスタ13のエミッタ−ベース間→抵抗18に電流かが
流され、トランジスタ13のエミッタ−コレクタ間→抵
抗15→トランジスタ17のベース−エミッタ間に電流
が流れることによりトランス16の1次巻線16a−1
6b間→トランジスタ17のコレクタ−エミッタ間に電
流が流れトランス16の1次巻線の2次巻線に対する鎖
交磁束により、2次巻線には高電圧が誘起されこれによ
って充電電流はダイオード24→ダイオード25を通り
メインコンデンサ4と抵抗30を介しトリガコンデンサ
31に流れる。
【0027】この充電電流はトランジスタ17のベース
電流が増加するため、これにしたがってトランジスタ1
7のコレクタ電流が増加、そして、メインコンデンサ4
とトリガコンデンサ31への充電電流の増加とつなが
り、この正帰還作用によってトランジスタ17は飽和状
態となる。するとトランス16の1次側の電流変化が無
くなるために2次側の磁束変化も無くなる。よってトラ
ンス16の2次側にはダイオード24を逆バイアスする
方向のエネルギーが発生しトランジスタ13を逆バイア
スすることにより、トランジスタ13のコレクタ電流が
止まりトランジスタ17もオフする。
【0028】ここで2次側巻線には振動が起こり、トラ
ンジスタ13正バイアスする半波のとき、トランジスタ
13が再びオンとなり上記初期状態に戻り次のサイクル
動作を開始する。このような発振動作を行ってメインコ
ンデンサ4とトリガコンデンサ31の充電を行うがこの
第1の昇圧手段2はメインコンデンサ4とトリガコンデ
ンサ31の電圧を発光管29が発光可能となる電圧ま
で、充電はできないが、コンデンサ電圧が低いときの充
電時間が短くエネルギー変換効率が良いと言う特性を持
っている。
【0029】第2の昇圧手段3は電源電池1に並列に接
続されたトランジスタ19、トランジスタ20、抵抗2
1の直列回路、上記電源電池1に並列に接続されたトラ
ンス16の1次巻線16a−16c間、上記トランス1
6の1次巻線端子16cと接続されるトランジスタ23
の直列回路、トランジスタ20とトランジスタ23を結
ぶ抵抗22およびダイオード24、トランス16の2次
巻線、抵抗18の直列回路が図示のように結線され構成
されている。なお、トランス16、抵抗18、ダイオー
ド24は第1の昇圧手段2と第2の昇圧手段3が共有
し、トランス16に関しては第1の昇圧手段2は1次巻
線端子16bで接続され、第2の昇圧手段3は1次巻線
端子16cで接続されている。
【0030】この第2の昇圧手段3の動作は、上記第1
の昇圧手段2の動作と同等であるのでここでの詳しい説
明は省略するが、該第2の昇圧手段3は、メインコンデ
ンサ4とトリガコンデンサ31の電圧を発光管29が発
光可能となる電圧まで充電は可能であるが、コンデンサ
電圧が低いときの充電時間は、第1の昇圧手段2の充電
時間よりも長く効率も悪いと言う特性を持っている。
【0031】またメインコンデンサ電圧検出手段5はメ
インコンデンサ4に並列に、ダイオード25、抵抗2
7、抵抗28が図示の如く接続され、第1の昇圧手段2
と第2の昇圧手段3の充電電流の一部を抵抗27と抵抗
28に流すことにより、抵抗28の両端に発生した電圧
をコンパレータ36とコンパレータ40の非反転入力端
子に入力しメインコンデンサ電圧VMCを測定する。
【0032】電源電圧検出手段6は、電源電池1に並列
に接続された抵抗34とコンデンサ35の直列接続から
なり、抵抗34とコンデンサ35の間からコンパレータ
36の反転入力端子に接続され、一定電圧をコンパレー
タ36に出力する。
【0033】また切換手段7は、コンパレータ36と抵
抗37が図示の如く結線され、電源電圧検出手段6の出
力信号を基準とし、メインコンデンサ電圧検出手段5の
出力信号が低い。すなわち、メインコンデンサ4の電圧
が低いときは切換手段よりLo信号を出力し、メインコ
ンデンサ4の電圧が高くなり、メインコンデンサ電圧検
出手段5の出力が電源電圧検出手段6の出力電圧を上回
ったとき、切換手段7よりHi信号を出力するようにな
っている。また、上記切換手段7の出力はNAND回路
43と、Not回路42を介してNAND回路44に入
力されるようになっている。
【0034】また、選択手段8は抵抗38、抵抗39の
直列回路、コンパレータ40、抵抗41、Not回路4
2、NAND回路43、トランジスタ48、NAND回
路44、トランジスタ49、抵抗45と抵抗46の直列
回路、スイッチ47、抵抗50とトランジスタ51の直
列回路とが図示のように結線され構成されている。
【0035】次に、このように構成される上記第1実施
例の動作を説明する。
【0036】抵抗38と抵抗39の直列回路はメインコ
ンデンサ4の電圧がフル充電となったとき、メインコン
デンサ電圧検出手段5の出力端子5aより発生する電圧
の値と等しい電圧が選択回路8のコンパレータ40の反
転入力端子に入力されるように調整されている。初期状
態においてメインコンデンサ4の電圧は0Vのため、メ
インコンデンサ電圧検出手段5の出力も0Vとなる。し
たがって、コンパレータ36およびコンパレータ40の
出力はLoとなり、抵抗45、抵抗46、スイッチ4
7、抵抗50、トランジスタ51からなる充電制御回路
の出力端子54はHiなので、NAND回路43とNA
ND回路44は共にHiが出力されている。
【0037】ここで上記充電制御回路のスイッチ47が
閉じられると該充電制御回路の出力端子54はLoとな
り、NAND回路43の入力端子はすべてLoとなり出
力はHiとなる。NAND回路44の入力端子はコンパ
レータ36の出力にNot回路が入っているため、1本
の入力端子にHi信号が入力されて出力はLoとなる。
この結果、トランジスタ48がオン、トランジスタ48
がオン、トランジスタ49はオフで、第1の昇圧手段2
が起動し、第2の昇圧手段3は停止したままである。
【0038】上記第1の充電手段2が起動するとメイン
コンデンサ4とトリガコンデンサ31へ充電が行なわ
れ、メインコンデンサ電圧検出手段5の出力端子電圧も
上昇する。そして、コンパレータ36の非反転入力端子
の電圧値が電源電圧検出手段6の出力電圧値と等しくな
ると、該コンパレータ36の出力がHiとなり、NAN
D回路43の出力がLoとなってトランジスタ48がオ
フし、第1の昇圧手段2が停止する。同時に該コンパレ
ータ36の出力によりNot回路42の出力がLoとな
り、NAND回路44の出力がHiとなる。これによ
り、トランジスタ49がオンして第2の昇圧手段が起動
する。
【0039】そして、昇圧手段が切換ってメインコンデ
ンサ4とトリガコンデンサ31への充電が行なわれる。
この後、メインコンデンサ電圧検出手段5の出力電圧が
抵抗38と抵抗39の分圧電圧値を上回ると、2つのコ
ンデンサはフル充電となり、コンパレータ40の出力は
Hiとなり、NAND回路44はLoとなってトランジ
スタ49はオフして第2の昇圧手段3が停止して充電が
完了する。
【0040】その後、スイッチS3が閉じられ、トラン
ジスタ52がオンしてサイリスタ33が起動すると、ト
リガコンデンサ31に蓄えられた電荷は、トリガコンデ
ンサ31→サイリスタ→トリガトランス32の1次巻線
と流れ、トリガトランス1次巻線の2次巻線に対する鎖
交磁束により、2次巻線の発光放電管29の端子側には
高電圧が誘起されてトリガが引火される。そして、発光
放電管29が発光する。その後、上記スイッチ47およ
びスイッチ53を開けば初期状態に戻る。
【0041】この動作を何回もくり返すと電源電池1の
電圧は徐々に低下してくる。該電源電池1の電圧が低下
してくると上記両昇圧手段を切換えて充電時間を短くし
ようとする場合、その切換ポイントのメインコンデンサ
4の電圧が下がってくるため、電源電圧検出手段6によ
って該昇圧手段を切換る基準電圧を下げている。
【0042】このように1回の充電で昇圧手段を切換え
て充電させるものにおいて、電源電圧によって昇圧手段
を切換える時点を変えるようにすると、より短時間で充
電が可能となる。また、コンパレータ36の出力状態が
LoからHiに切換わってもNAND回路43のオフと
NAND回路44のオンが同時に切換わることなく、N
ot回路42の回路遅れ分だけNAND回路44が遅れ
るため、2つの昇圧手段が同時にオンすることがなく、
誤動作を起こさない。
【0043】なお、本第1実施例においては2つの昇圧
手段を用いて説明を行なったが、2つ以上の昇圧手段を
切換て充電を行い電源の電圧値により、昇圧手段の切換
ポイントを変化させても何ら変りなく、また、トランス
16も昇圧手段毎に設けられていても何ら問題ない。
【0044】次に、本発明の第2実施例を図3〜図7を
用いて説明する。
【0045】この第2実施例は全自動カメラ即ち、測
光、測距、露光、フィルムの巻き上げ等を全て自動的に
行うカメラに本発明の閃光発光装置の充電制御装置を内
蔵させたものであって、図3に示す如く、カメラ動作を
行なうシーケンスコントローラはCPU60で構成され
ており、測光および測距動作は上記CPU60で制御さ
れる測光、測距駆動回路61により動作するようになっ
ている。また、撮影レンズはレンズ駆動用モータM1
で、シャッタはシャッタ駆動用モータM2 で、フィルム
は巻上用モータM3 で、それぞれ自動的に動作させら
れ、各モータM1 〜M3 はモータコントロール回路62
で制御されるようになっている。さらに上記CPU60
はレリーズスイッチ63を1段押込んだ1stレリーズ
によって測光、測距指令を発し、2段押込んだ2ndレ
リーズにより発光判定、露出、巻き上げ再充電を行うよ
うになっている。
【0046】第1の昇圧手段2、第2の昇圧手段3、メ
インコンデンサ4、メインコンデンサ電圧検出手段5、
放電発光管29、トリガ回路70の説明は第1実施例の
それとまったく同じなため、ここでの説明は省略する。
また、電源電池1よりCPU60へ電源電圧値を、メイ
ンコンデンサ電圧検出手段5よりCPU60へメインコ
ンデンサ電圧値をそれぞれ入力し、第1の昇圧手段2、
第2の昇圧手段3、トリガ回路70へCPU60が出力
信号を出す。
【0047】このように構成された本発明の第2の実施
例の閃光発光装置の充電制御装置の動作を、図4のフロ
ーチャートと共に説明する。
【0048】ステップS1でカメラのレリーズスイッチ
63を1段押込み、1stレリーズがオンされるとステ
ップS2で測光、ステップS3で測距を行い、そのデー
タをCPU60はメモリする。ここでふたたび1stレ
リーズすると、上記メモリされたデータは新しい値にリ
フレッシュされる。
【0049】その後、ステップS4にて、2ndレリー
ズが押されるとステップS5で発光許可の判断を行い、
閃光発光が不必要ならステップS6に進み、シャッタを
開いてステップS9に戻る。また閃光発光が必要ならス
テップS7に進み、シャッタを開いてステップS9にて
トリガ回路70に発光信号を出力し、閃光発光を行い、
ステップS9でシャッタを閉じ露光を終了させ、ステッ
プS10でフィルムを1コマ巻き上げステップS11で
充電を行い初期状態に戻る。
【0050】充電のサブルーチンを詳しく示したのが図
5である。
【0051】充電のサブルーチンは、ステップS20に
おいてメインコンデンサ電圧VMCを測定し、閃光発光器
が発光していない場合、メインコンデンサ電圧VMCはフ
ル充電のままなので、充電を行なわなくて良く、そのま
まリターンをし、充電の必要性をチェックする。なお、
この充電電圧のチェックはメインコンデンサ4の電圧
が、フル充電まで充電が可能な昇圧手段を用いることに
よって充電電圧のチェック時間を短縮させる。
【0052】ステップS21において電源電池1の電圧
値を測定し、ステップS22においてステップS21で
測定した電圧値を基に昇圧手段を切換るメインコンデン
サ電圧値を設定する。このステップS22は図6のよう
に電池の電圧値における昇圧手段を切換るメインコンデ
ンサ電圧値のデータが入力されており、このグラフにし
たがって、昇圧手段を切換るメインコンデンサ電圧値が
設定されている。ステップS23では、メインコンデン
サ電圧VMCがステップS22で設定された電圧より低い
場合、ステップS24で第1の昇圧手段を起動させ、最
初からメインコンデンサ電圧VMCが高かった場合やステ
ップS24の充電で設定値より高くなったときステップ
S25に進み、第1の昇圧手段を停止させ、ステップS
26で第2の昇圧手段を起動し、ステップS27でメイ
ンコンデンサ電圧VMCがフル電圧となったときステップ
S28に進み、第2の昇圧手段を停止させ、充電サブル
ーチンを終了する。
【0053】このように1回の充電で昇圧手段を切換て
充電させるものにおいて、電源電圧の状況によって昇圧
手段や切換るポイントを変化させようとすると、図7の
ように電源電圧が高いときの充電は図7(a)に示すよ
うにメインコンデンサ電圧値のポイントで切換り、電源
電圧値が低いときは図7(b)に示すようにメインコン
デンサ電圧値のポイントで昇圧手段を切換ることによっ
て、同図7(b)中の斜線内の時間分の充電時間が短縮
でき、シャッターチャンスを逃がさず写真撮影ができ
る。
【0054】なお、本第2実施例のフローチャートにお
いて、充電サブルーチンの巻き上げステップの後に行な
われるようになっているが、その他の所にあっても問題
は無い。
【0055】次に本発明の第3実施例を図8,図9を用
いて説明する。
【0056】上記第2の実施例では昇圧手段を切換るデ
ータを1つのみ有していたが、この第3実施例では、該
昇圧手段を切換るデータを2つ有する構成をとっている
点で異なっている。
【0057】このように構成されている第3の実施例を
図8のフローチャートと共に説明すると、充電のサブル
ーチンは、まずステップS30においてメインコンデン
サ電圧VMCを測定し、閃光発光器が発光していない場
合、メインコンデンサ電圧VMCはフル充電のままなので
充電を行わなくて良く、そのままリターンをし、充電の
必要性をチェックする。ステップS31において電源電
池1の電圧値を測定し、設定値より大きい場合はステッ
プS32の充電時間重視の切換電圧設定に進み、設定値
より小さい場合はステップS33の効率透視の切換電圧
設定に進む。
【0058】これは図9に示す如く、充電時間が最も速
くなるポイントで昇圧手段を切換ても効率が良い充電で
は無いため、電源電圧が低いとき(電池容量が少なくな
ったとき)充電時間を重視した充電を行うと電池がすぐ
になくなってしまうためである。
【0059】ステップS34において、メインコンデン
サ電圧VMCがステップS32あるいはステップS33で
設定された電圧より低い場合、ステップS35で第1の
昇圧手段を起動させる。そして、最初からメインコンデ
ンサ電圧VMCが高かった場合やステップS35の充電で
設定値より高くなったときはステップS36に進み、第
1の昇圧手段を停止させた後ステップS37で第2の昇
圧手段を起動する。その後、ステップS38でメインコ
ンデンサ電圧VMCがフル充電となったときステップS3
9に進み、第2の昇圧手段を停止させ充電サブルーチン
を終了する。
【0060】このように電源電圧により昇圧手段を切換
るデータを複数持つことにより、充電時間を優先した充
電か、効率を優先した充電かを自動的に選択して充電を
行うので、充電時間と充電効率の性能の向上を両立した
閃光発光装置の充電制御装置を提供できる。
【0061】なお、本第3実施例では充電時間優先効率
優先の選択を自動的に行っているが、手動での選択を行
っても何ら変りなく、また周囲温度等も充電時間、効率
の選択基準としても同じである。
【0062】次に、本発明の第4実施例の閃光発光装置
の充電制御装置について説明する。
【0063】図10は、該第4実施例の閃光発光装置の
充電制御装置の概略構成を示したブロック図であり、ま
た図11は、該第4実施例の詳細な構成を示す電気回路
図である。なお、図中、上記第1実施例と同じ符号を付
している構成要素は該第1実施例と同等であるので、こ
こでの詳しい説明は省略する。
【0064】この第4実施例は、図10に示すように、
電源電池1の電源電圧を昇圧して発光エネルギーを蓄え
るメインコンデンサ4へ充電を行う第1の昇圧手段2A
と、上記第1の昇圧手段2Aよりも昇圧電圧が高い、第
2の昇圧手段3Aと、上記メインコンデンサ4の充電電
圧を測定するためのメインコンデンサ電圧検出手段5
と、上記メインコンデンサ4を充電するにあたり、まず
始めに上記第1の昇圧手段2Aにより充電を行い、上記
メインコンデンサ電圧検出手段5が、所定の切換え電圧
になったときに第2の昇圧手段3Aに切換えるための切
換手段6Aと、上記切換手段6Aの、切換え電圧を変更
するための変更手段7Aとで主要部が構成されている。
【0065】次に、図11を参照して上記第4実施例の
閃光発光装置の充電制御装置をさらに詳しく説明する。
【0066】この第4実施例は、上記第1実施例と同様
に、全自動カメラ即ち、測光、測距、露光、フィルムの
巻き上げ等を全て自動的に行うカメラに本発明の閃光発
光装置の充電制御装置を内蔵させたものであって、図1
1に示す如く、カメラ動作を行うシーケンスコントロー
ラはCPU60で構成されており、測光および測距動作
は上記CPU60で制御される測光、測距駆動回路61
により動作するようになっている。また、撮影レンズは
レンズ駆動用モータM1 で、シャッタはシャッタ駆動用
モータM2 で、フィルムは巻上用モータM3 で、それぞ
れ自動的に動作させられ、各モータM1 〜M3 はモータ
コントロール回路62で制御されるようになっている。
さらに上記CPU60はレリーズスイッチ63を1段押
込んだ1stレリーズ(63a)によって測光、測距指
令を発し、2段押込んだ2ndレリーズ(63b)によ
り発光判定、露出、巻き上げ再充電を行うようになって
いる。
【0067】第1の昇圧手段は電源電池1に並列に接続
されたトランジスタ12、トランジスタ13、抵抗14
の直列回路、上記電源電池1に並列に接続されたトラン
ス16の1次巻線16a−16b、上記トランス16の
1次側端子16bと接続されるトランジスタ17の直列
回路、トランジスタ13とトランジスタ17を結ぶ抵抗
15、およびダイオード24、トランス16の2次巻
線、抵抗18の直列回路が図示のように結線されて構成
されている。
【0068】このように構成された上記第1の昇圧手段
において、トランジスタ12のベースにオン信号(ベー
スをLレベルにする)がCPU60より入力されるとト
ランジスタ12のエミッタ−コレクタ間→トランジスタ
13のエミッタ−ベース間→抵抗18に電流が流され、
トランジスタ13のエミッタ−コレクタ間→抵抗15→
トランジスタ17のベース−エミッタ間に電流が流れる
ことによりトランス16の1次巻線16a−16b間→
トランジスタ17のコレクタ−エミッタ間に電流が流れ
トランス16の1次巻線の2次巻線に対する鎖交磁束に
より、2次巻線には高電圧が誘起されこれによって充電
電流はダイオード24→ダイオード25を通りメインコ
ンデンサ4に流れる。
【0069】この充電電流はトランジスタ17のベース
電流が増加するため、これにしたがってトランジスタ1
7のコレクタ電流が増加、そして、メインコンデンサ4
とトリガコンデンサ31への充電電流の増加とつなが
り、この正帰還作用によってトランジスタ17は飽和状
態となる。するとトランス16の1次側の電流変化が無
くなるために2次側の磁束変化も無くなる。よってトラ
ンス16の2次側にはダイオード24を逆バイアスする
方向のエネルギーが発生しトランジスタ13を逆バイア
スすることにより、トランジスタ13のコレクタ電流が
止まりトランジスタ17もオフする。
【0070】ここで2次側巻線には振動が起こり、トラ
ンジスタ13正バイアスする半波のとき、トランジスタ
13が再びオンとなり上記初期状態に戻り次のサイクル
動作を開始する。このような発振動作を行ってメインコ
ンデンサ4の充電を行うがこの第1の昇圧手段はメイン
コンデンサ4の電圧を発光管29が発光可能となる電圧
まで、充電はできないが、コンデンサ電圧が低いときの
充電時間が短くエネルギー変換効率が良いと言う特性を
持っている。
【0071】第2の昇圧手段は電源電池1に並列に接続
されたトランジスタ19、トランジスタ20、抵抗21
の直列回路、上記電源電池1に並列に接続されたトラン
ス16の1次巻線16a−16c間、上記トランス16
の1次巻線端子16cと接続されるトランジスタ23の
直列回路、トランジスタ20とトランジスタ23を結ぶ
抵抗22およびダイオード24、トランス16の2次巻
線、抵抗18の直列回路が図示のように結線され構成さ
れている。なお、トランス16、抵抗18、ダイオード
24は第1の昇圧手段と第2の昇圧手段が共有し、トラ
ンス16に関しては第1の昇圧手段は1次巻線端子16
bで接続され、第2の昇圧手段は1次巻線端子16cで
接続されている。
【0072】この第2の昇圧手段の動作は、上記第1の
昇圧手段の動作と同等であるのでここでの詳しい説明は
省略するが、該第2の昇圧手段は、メインコンデンサ4
の電圧を発光管29が発光可能となる電圧まで充電は可
能であるが、コンデンサ電圧が低いときの充電時間は、
第1の昇圧手段の充電時間よりも長く効率も悪いと言う
特性を持っている。
【0073】またメインコンデンサ電圧検出手段はメイ
ンコンデンサ4に並列に、ダイオード25、抵抗27、
抵抗28が図示の如く接続され、第1の昇圧手段と第2
の昇圧手段の充電電流の一部を抵抗27と抵抗28に流
すことにより、抵抗28の両端に発生した電圧をCPU
60のC3端子に入力する。このCPU60のC3端子
は、A/D変換入力端子になっており、この端子に入力
された電圧をA/D変更することにより、メインコンデ
ンサ4に充電された電圧を検出することができるように
なっている。
【0074】図中、符号29は放電発光管であり、符号
70は該発光管29を発光させるためのトリガ回路であ
る。このトリガ回路70は、CPU60のC5端子より
出力される発光開始信号により動作して、同発光管29
を発光させるようになっている。符号71は上記発光管
29に流す電流をON/OFFするためのIGBT(絶
縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)であり、符号7
2は上記IGBT71を駆動するためのバッファ・アン
プである。また、符号75は、上記電源電池1が変動し
た際に、一定電圧Vccを回路系へ供給するためのDC
/DCコンバータである。
【0075】上記電源電池1の近傍には、該電源電池1
の温度検出回路が配設されている。この温度検出回路
は、抵抗73およびサーミスタ74で構成されており、
該サーミスタ74は、上記電源電池1に直接あるいは極
近傍に配設され、該電源電池1自体の温度を精密に検出
するようになっている。また、該抵抗73,サーミスタ
74は上記DC/DCコンバータ75からの電圧Vcc
を分圧しており、該分圧比はサーミスタ74の温度によ
り異なるようになっている。したがって、上記電源電池
1の温度変化により、抵抗73とサーミスタ74との中
点電圧が変動することになる。
【0076】上記中点電位はCPU60のC6入力端子
に入力されている。該CPU60のC6入力端子は、A
/D変換入力端子になっており、これによりCPU60
は、同入力端子の電圧をA/D変換し、上記電源電池1
の温度を検知するようになっている。
【0077】このように構成された本第4実施例の閃光
発光装置の充電制御装置の動作を、図12のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0078】ステップS1でカメラのレリーズスイッチ
63を1段押込み、1stレリーズがオンされるとステ
ップS2で測光、ステップS3で測距を行い、そのデー
タをCPU60はメモリする。
【0079】その後、ステップS4にて、2ndレリー
ズが押されるとステップS5で発光許可の判断を行い、
閃光発光が不必要ならステップS6に進み、シャッタを
開いてステップS9に戻る。また閃光発光が必要ならス
テップS7に進み、シャッタを開いてステップS8にて
トリガ回路70に発光信号を出力し、閃光発光を行い、
ステップS9でシャッタを閉じ露光を終了させ、ステッ
プS10でフィルムを1コマ巻き上げステップS11で
充電を行い初期状態に戻る。
【0080】上記ステップS4において、2ndレリー
ズがONでない場合、ステップS12で1stレリーズ
がON状態ならば、ステップS4に戻り、ステップS1
2で1stレリーズがOFF状態ならばステップS1に
戻る。
【0081】次に、ステップS8の発光のシーケンスの
詳細について説明する。
【0082】不図示であるが、まずストロボの発光量を
計算する。ストロボの発光量は、ステップS3の測距の
サブルーチンで求められた被写体距離と、フィルム感度
によって計算される。この発光量に従い、図13のタイ
ミングチャートにより発光を行う。まず時刻t0 におい
て、CPU60はC5出力端子を“H”レベルにして、
IGBT71のゲートに“H”レベルの電圧を印加す
る。この結果、上記IGBT71はON状態になる。次
に時刻t1 において、CPU60は、C4出力端子を
“H”レベルにして、トリガ回路70を動作状態にす
る。これにより発光管29は励起状態となり発光を開始
する。次に時刻t2 において、CPU60は、C5出力
端子を“L”レベルにしてIGBT71をOFF状態と
する。これにより、発光は終了する。
【0083】なお、図13中、最下段は発光電流波形を
示す。また、t1 〜t2 の間は、発光期間でであり、計
算された発光量により決定される。被写体の距離が遠
く、フル発光させる場合は、IGBTのON信号を時刻
t3 にOFFする。これにより、発光電流波形は破線で
示すようになり、フル発光状態となる。
【0084】次にステップS11の充電のサブルーチン
について詳細を説明する。
【0085】まずステップS120において、CPU6
0は、C6入力端子の電圧をA/D変換することによ
り、電源電池1の温度検出を行う。次にステップS12
0において検出された電池温度に従い、ステップS12
1において切換電圧を設定する。次にステップS122
において、CPU60はC1出力端子を“L”レベルに
して第1の昇圧手段を起動する。次にステップS123
において、CPU60は、C3入力端子の電圧をA/D
変換して、充電電圧をモニターし、充電電圧が切換電圧
以上ならば次のステップS124に進み、充電電圧が切
換電圧未満ならば、ステップS123を繰り返す。
【0086】上記ステップS124においては、第1の
昇圧手段を停止し、次にステップS125において第2
の昇圧手段を起動する。そしてステップS126におい
て、充電電圧をモニターして、充電電圧が停止電圧以上
ならば、次のステップS127において、第2の昇圧手
段を停止し、充電電圧が停止電圧未満ならば、ステップ
S126を繰り返す。
【0087】図15は、第4実施例の閃光発光装置の充
電制御装置における、電源電池の温度変化に伴って変化
する切換電圧の一例を示した線図である。
【0088】本実施例では、この切換電圧は、図15に
示すように電源電池1の温度により150V〜280V
の範囲で最適な電圧値が設定されるようになっている。
【0089】ところで、本実施例においては、上述した
ように抵抗73およびサーミスタ74よりなる温度検知
回路を、電源電池1の近傍に配置した。これは以下の理
由に基づくものである。
【0090】電源電池と上記温度検知回路とが離れて配
設されていると仮定すると、サーミスタ74は該電源電
池周辺の雰囲気温度を検出することになり、電源電池自
体の真の温度を瞬時に検出することが困難となる。たと
えば、閃光撮影等を繰り返し行うと、該電源電池は大電
流を回路に対して供給することになり、これにより発熱
する。このような場合、電源電池周囲の温度が比較的低
温であっても該電源電池は急激に昇温するが、該周辺の
雰囲気温度はこれに追従せず、したがって電源電池の温
度を正確に検出することができない。
【0091】このように、電源電池の温度が上昇した際
には、切換電圧を高くしたほうがエネルギー変換効率か
ら考えて有利であるが、電源電池と温度検知回路とが離
れて配設されていると上述したように正確に温度検出が
できない。本実施例では、温度検知回路を電源電池の極
近傍に配設しているので、正確に電源電池の温度を検出
でき、適切な切換電圧を設定することが可能となってい
る。
【0092】次に、本発明の第5実施例の閃光発光装置
の充電制御装置について説明する。
【0093】この第5実施例は、上記第4実施例と基本
的には同様な構成をなすが、上記抵抗73,サーミスタ
74からなる温度検出回路を具備していない。他の構成
は第4実施例と同等であるのでここでの説明は省略す
る。
【0094】以下、本第5実施例の動作について説明す
る。
【0095】なお、該第5実施例の閃光発光装置の充電
制御装置の動作は、充電時のシーケンスが異なる他は上
記第4実施例の動作と同様であるので、ここでは該充電
時の動作のみを説明する。
【0096】図16は、本第5実施例の閃光発光装置の
充電制御装置の充電時の動作を示したフローチャートで
ある。
【0097】まずステップS130において第1昇圧手
段を起動する。次にステップS131において充電電圧
をモニターし、該充電電圧が180V以下ならばステッ
プS132に進む。閃光発光の発光量は被写体の距離に
より異なり、該被写体までの距離が近いときは発光量は
小さく、メインコンデンサの発光後の残電圧が180V
以上あることも考えられる。上記ステップS131にお
いて、充電電圧が180V以上あるときは、ステップS
138に進む。また、ステップS132において充電電
圧をモニターし、充電電圧が180V以上になると、ス
テップS133に進む。
【0098】ステップS133においては、タイマーを
リセット・スタートし、ステップS134において、充
電電圧が200V以上になったら、ステップS135に
おいて、タイマーをストップし、次にステップS136
において、タイマーのカウント値より、切換電圧を設定
する。
【0099】なお、CPU60内部には、ROM上に、
タイマーのカウント値に対する切換電圧の関係がテーブ
ルとして記憶されている。このテーブルを参照すること
により、切換電圧を設定するようになっている。
【0100】次にステップS137において、充電電圧
が切換電圧以上になったらば、ステップS138におい
て、第1昇圧手段を停止して、ステップS139におい
て、第2昇圧手段を起動する。そして、ステップS14
0において、充電圧が停止電圧以上になったらば、ステ
ップS141において第2昇圧手段を停止する。
【0101】本実施例は、メインコンデンサの充電電圧
が第1の電圧から、第2の電圧まで上昇するまでの時間
を測定し、この時間に応じて切換電圧を決定するもので
ある。
【0102】したがって、本第5実施例によれば、温度
検出回路を具備せずとも上記第4実施例と同等な効果を
奏することが可能である。
【0103】次に、本発明の第6実施例の閃光発光装置
の充電制御装置について説明する。
【0104】この第6実施例は、上記第5実施例と同様
に、上記第4実施例と基本的には同様な構成をなすが、
上記抵抗73,サーミスタ74からなる温度検出回路を
具備していない。他の構成は第4実施例と同等であるの
でここでの説明は省略する。
【0105】以下、本第6実施例の動作について説明す
る。
【0106】なお、該第6実施例の閃光発光装置の充電
制御装置の動作は、充電時のシーケンスが異なる他は上
記第4実施例の動作と同様であるので、ここでは該充電
時の動作のみを説明する。図17は、本第6実施例の閃
光発光装置の充電制御装置の充電時の動作を示したフロ
ーチャートである。
【0107】まず、ステップS150において第1昇圧
手段を起動する。次にステップS151において充電電
圧のモニターを行い、180Vより高ければステップS
158に進み、180V以下ならばステップS152に
進む。ステップS152においては、充電電圧が180
V以上になれば、次にステップS153においてタイマ
ーをリセット・スタートしステップS154において、
一定時間経過後にタイマーがタイム・アップしたなら
ば、ステップS155において、充電電圧を読み込み、
ステップS155で切換電圧を設定する。
【0108】なお、CPU60内のROM上には、この
ときの充電電圧値に対する切換電圧の対応関係がテーブ
ルとして記憶されており、このテーブルを参照すること
により、切換電圧を設定するようになっている。
【0109】なお、ステップS157〜ステップS16
1は、上記第5実施例のステップS137〜ステップS
141と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0110】本第6実施例は、メインコンデンサの充電
電圧が第1の電圧になった時点より一定時間だけ充電
し、その間に充電した電圧増加分に応じて、切換電圧を
決定するものである。
【0111】この第6実施例によっても、上記第5実施
例と同様に、温度検出回路を具備せずとも上記第4実施
例と同様な効果を奏することができる。
【0112】次に、本発明の第7実施例の閃光発光装置
の充電制御装置について説明する。
【0113】図18は、本第7実施例の閃光発光装置の
充電制御装置の構成を示した電気回路図である。
【0114】この第7実施例は、基本的には上記第4実
施例と同様な構成をなすが、該第4実施例における温度
検出回路を具備せず、そのかわりに、バッテリー・チェ
ックのためのダミーロード回路が具備されている点が異
なっている。この他の構成は該第4実施例と同様である
のでここでの説明は省略する。
【0115】上記ダミーロード回路は、ダミーロード抵
抗82を電源ラインに接続するトランジスタ81からな
るスイッチング回路で構成されている。なお、抵抗83
は該トランジスタ81のベース抵抗であり、他端はCP
U60のC7出入端子に接続されている。また電源電池
1は、CPU60のC8入力端子に接続されている。
【0116】次に、本第7実施例の動作について説明す
る。
【0117】図19は、該第7実施例の閃光発光装置の
充電制御装置の基本シーケンスについて示したフローチ
ャートである。
【0118】本第7実施例の動作は、基本的には上記第
4実施例の動作と同様であるが、図19に示すフローチ
ャートと上記第4実施例の動作を示したフローチャート
(図12参照)とを比較することからもわかるように、
図12のフローチャートにおける、ステップS4とステ
ップS5との間に、バッテリー・チェック動作(ステッ
プS13)を挿入した点のみが異なっている。
【0119】該ステップS13におけるバッテリー・チ
ェック動作は、まずCPU60のC7出力端子を“L”
レベルにして、上記ダミーロード回路をON状態にし
て、一定時間経過後にC8入力端子に印加された電圧、
すなわち電源電池1の電圧をA/D変換することによ
り、該電源電池1の電圧を検出する。このとき、検出し
た電圧に応じて、バッテリーの状態が良好と判断した場
合は、その後のシーケンスを続行し、バッテリーの状態
が不良ならば、シーケンスを停止する。そして充電のシ
ーケンスでは、ステップS13で検出したバッテリー・
チェック電圧に応じて、切換電圧を設定する。この後の
動作は、図14におけるステップS122〜ステップS
127と同等であるのでここでの説明は省略する。
【0120】この第7実施例においても、上記第4実施
例と同等な効果を得ることができる。
【0121】すなわち、電源電池の状態に応じて、第1
昇圧手段と第2昇圧手段の切換電圧を変更させたため、
電源電池の状態にかかわらずどんなときでも、充電時間
をそれ程長くさせることなしで、高いエネルギー変換効
率で充電することができる。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源電圧に影響されずに、エネルギー変換効率が良く、充
電時間を短くすることができる閃光発光装置の充電制御
装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である閃光発光装置の充電
制御装置の基本的構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例の閃光発光装置の充電制御装置
の構成を示す電気回路図である。
【図3】本発明の第2実施例である閃光発光装置の充電
制御装置の構成を示す電気回路図である。
【図4】上記第2の実施例の閃光発光装置の充電制御装
置の動作を示したフローチャートである。
【図5】上記第2実施例における充電のサブルーチンを
詳しく示したフローチャートである。
【図6】上記第2実施例における昇圧手段の切換ポイン
トを示した線図である。
【図7】上記第2実施例における第1の昇圧手段と第2
の昇圧手段との切換ポイントを示した線図である。
【図8】本発明の第3実施例である閃光発光装置の充電
制御装置の動作を示したフローチャートである。
【図9】上記第3実施例における昇圧手段の切換ポイン
トを示した線図である。
【図10】本発明の第4実施例の閃光発光装置の充電制
御装置の概略構成を示したブロック図である。
【図11】本第4実施例の閃光発光装置の充電制御装置
の詳細な構成を示す電気回路図である。
【図12】本第4実施例の閃光発光装置の充電制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図13】本第4実施例の閃光発光装置の充電制御装置
における発光のシーケンスを示したタイミングチャート
である。
【図14】本第4実施例の閃光発光装置の充電制御装置
における充電動作のサブルーチンを示したフローチャー
トである。
【図15】本第4実施例の閃光発光装置の充電制御装置
における、電源電池の温度変化に伴って変化する切換電
圧の一例を示した線図である。
【図16】本発明の第5実施例の閃光発光装置の充電制
御装置における充電動作のサブルーチンを示したフロー
チャートである。
【図17】本発明の第6実施例の閃光発光装置の充電制
御装置における充電動作のサブルーチンを示したフロー
チャートである。
【図18】本発明の第7実施例の閃光発光装置の充電制
御装置の構成を示した電気回路図である。
【図19】本発明の第7実施例の閃光発光装置の充電制
御装置の動作を示したフローチャートである。
【図20】従来の、一般の昇圧回路の基本的な構成を示
す電気回路図である。
【図21】上記図20に示すメインコンデンサへの充電
電圧VMCの経過時間特性を示した線図である。
【図22】上記図20に示す電気回路において、低温等
の状況下で電源電池の能力が低下しているときの充電特
性を示した線図である。
【符号の説明】
1…電源電池 2,2A…第1の昇圧手段 3,3A…第2の昇圧手段 4…メインコンデンサ 5…メインコンデンサ電圧検出手段 6…電源電圧検出手段 7,6A…切換手段 8…選択手段 7A…変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/32 G03B 15/05

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を昇圧して、発光エネルギーを
    蓄えるメインコンデンサへ充電を行う第1の昇圧手段
    と、 この第1の昇圧手段よりも昇圧電圧が高い、第2の昇圧
    手段と、 上記メインコンデンサへの充電開始に伴い上記第1の昇
    圧手段による充電動作を実行し、該メインコンデンサの
    充電電圧が予め定められた値になった際に上記第2の昇
    圧手段による充電動作を実行するように切換える切換手
    段と、 上記切換手段が上充電動作の切換えを行う切換電圧
    変更する変更手段と、電源電池の温度を検出する温度検出手段とを有し、上記変更手段は、該温度検出手段からの情報に
    基づいて上記切換手段の切換電圧を変更する ことを特徴
    とする閃光発光装置の充電制御装置。
  2. 【請求項2】 電源電圧を昇圧して、発光エネルギーを
    蓄えるメインコンデンサへ充電を行う第1の昇圧手段
    この第1の昇圧手段よりも昇圧電圧が高い、第2の昇圧
    手段と上記メインコンデンサへの充電開始に伴い上記第1の昇
    圧手段による充電動作を実行し、該メインコンデンサの
    充電電圧が予め定められた値になった際に上記第2の昇
    圧手段による充電動作を実行するように切換える切換手
    段と上記切換手段が上記充電動作の切換えを行う切換電圧を
    変更する変更手段と上記電源電圧より、予め定められた負荷電流を流すため
    の負荷回路とこの負荷回路を動作させた状態で、上記電源電圧を測定
    する電源電圧測定手段とを有し、上記変更手段は、該電源電圧測定手段からの情
    報に基づいて上記切換手段の切換電圧を変更することを
    特徴とする 閃光発光装置の充電制御装置。
  3. 【請求項3】 電源電圧を昇圧して、発光エネルギーを
    蓄えるメインコンデンサへ充電を行う第1の昇圧手段
    この第1の昇圧手段よりも昇圧電圧が高い、第2の昇圧
    手段と上記メインコンデンサへの充電開始に伴い上記第1の昇
    圧手段による充電動作を実行し、該メインコンデンサの
    充電電圧が予め定められた値になった際に上記第2の昇
    圧手段による充電動作を実行するように切換える切換手
    段と上記切換手段が上記充電動作の切換えを行う切換電圧を
    変更する変更手段と上記メインコンデンサへの充電速度を検出する充電速度
    検出手段とを有し、上記変更手段は、該充電速度検出手段からの情
    報に基づいて上記切換手段の切換電圧を変更することを
    特徴とする 閃光発光装置の充電制御装置。
  4. 【請求項4】 上記充電速度検出手段は、上記メインコ
    ンデンサへの充電中に、該充電電圧が第1の電圧から第
    2の電圧に変化するまでの時間を測定することにより充
    電速度を検出することを特徴とする、請求項に記載さ
    れた閃光発光装置の充電制御装置。
  5. 【請求項5】 上記充電速度検出手段は、上記メインコ
    ンデンサへの充電中に、該充電電圧が予め定められた電
    圧になってから所定時間の計時を行い、該所定時間経過
    後の充電電圧を検出することより充電速度を検出するこ
    とを特徴とする、請求項に記載された閃光発光装置の
    充電制御装置。
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