JP3444017B2 - 一成分現像剤を用いる現像装置 - Google Patents

一成分現像剤を用いる現像装置

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JP3444017B2 JP10416295A JP10416295A JP3444017B2 JP 3444017 B2 JP3444017 B2 JP 3444017B2 JP 10416295 A JP10416295 A JP 10416295A JP 10416295 A JP10416295 A JP 10416295A JP 3444017 B2 JP3444017 B2 JP 3444017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真複写機、電子写
真式レーザプリンタ等の静電記録装置に組み込まれる現
像装置に関し、一層詳しくは感光体、誘電体等の静電潜
像担持体に書き込まれた静電潜像を一成分現像剤で現像
する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、電子写真プリンタ等の
静電記録装置では、感光体、誘電体等の静電潜像担持体
に静電潜像が書き込まれ、その静電潜像は現像剤でもっ
て帯電トナー像として静電的に現像され、次いでその帯
電トナー像は記録紙等の記録媒体に静電的に転写された
後に熱、圧力あるいは光等によって該記録媒体上に定着
される。現像プロセスで用いられる現像剤としては、一
般的には、着色樹脂の粉体微粒子いわゆるトナーと磁性
キャリヤとからなる二成分現像剤が広く知られている。
二成分現像剤を用いる現像装置は、二成分現像剤を攪拌
してトナーと磁性キャリヤとを互いに摩擦帯電させる攪
拌器と、その磁性キャリヤの一部を磁力でもって吸着し
て磁気ブラシを形成するマグネットローラすなわち現像
ローラとを具備し、この現像ローラの一部は露出されて
静電潜像担持体と対面させられる。現像ローラの周囲に
形成された磁気ブラシには帯電トナーが静電的に付着
し、該現像ローラの回転によりトナーは磁気ブラシに伴
われて静電潜像担持体との対面領域すなわち現像領域に
搬送され、そこで静電潜像の現像が行われる。要する
に、二成分現像剤の磁性キャリヤには、トナーを帯電摩
擦される機能と、帯電トナーを現像領域まで搬送させる
機能との2つの機能が与えられている訳である。
【0003】このような二成分現像剤を用いる現像装置
では、現像トナー像の品位すなわち記録品位を左右する
トナーの搬送性が比較的良好であるという利点がある反
面、その良好なトナー搬送性を維持するためには、トナ
ーと磁性体キャリヤとの成分比を所定の範囲内に維持し
なければならないとか、また磁性体キャリヤを定期的に
交換しなければならとかの面倒な保守が伴うことが問題
となる。すなわち、トナーは現像によって消費されるの
で、トナーは適宜補給されなけらばならないし、また磁
性体キャリヤが劣化した場合にはそれを交換しなければ
ならい。
【0004】そこで、二成分現像剤の場合のような面倒
な保守を必要としない現像装置として、着色樹脂の粉体
微粒子いわゆるトナーのみからなる一成分現像剤を用い
る現像装置が注目されている。しかしながら、一成分現
像剤、特に非磁性タイプの一成分現像剤の場合には、ト
ナーを如何にして帯電させかつ如何にして現像領域まで
搬送させるかが重要な課題となる。というのは、現像ト
ナー像の品位すなわち記録品位がトナーの帯電ならびに
搬送の如何によって大きく左右されるからである。
【0005】図12を参照すると、一成分現像剤を用い
る現像装置の従来例が示され、この現像装置は一成分現
像剤を保持する現像剤保持容器10を具備する。なお、
ここでは、非磁性タイプの一成分現像剤として、例え
ば、体積抵抗4×1014Ωcm、平均粒径8μm 、シリカ外
添加0.5%のポリエステル系負極性トナーが用いられ得
る。現像剤保持容器10内には現像剤担持体として現像
ローラ12が回転自在に設けられ、この現像ローラ12
の一部は現像剤保持容器12から露出させられる。現像
ローラ12の露出部分は静電潜像担持体例えば感光ドラ
ム14と対面させられ、その対面領域が現像領域とな
る。現像ローラ12および感光ドラム14は図中の矢印
で示すように共に同じ方向に回転駆動させられる。現像
ローラ12は導電性ゴムローラとして形成され、そのゴ
ム材料としては、例えばポリウレタンゴム、シリコンゴ
ム、ニトリルゴム等が用いられる。そのようなゴム材料
には導電性を付与するために金属粉、カーボン粉等が混
入され、好ましくはその体積抵抗率が108 Ωcmとされ
る。現像ローラ12には電源16から現像バイアス電圧
として例えば-300ボルトが印加される。
【0006】感光ドラム14は例えばアルミニウム製の
円筒基体の表面に光導電材料層すなわち感光材料層を形
成したものであり、そのような感光材料としては、例え
ば有機感光材料、セレン系感光材料、アモルファスシリ
コン感光材料等が用いるられるが、本例では、感光ドラ
ム14として、有機感光材料を用いたものが使用され
る。感光ドラム14の表面には帯電器例えばコロナ放電
器(図示されない)によって一様な負の帯電領域が形成
され、その電位は例えば-600ボルトとされる。感光ドラ
ム14の帯電領域には例えばレーザビーム走査ユニット
(図示されない)によって静電潜像が書き込まれる。詳
述すると、静電潜像の書込みについては、レーザビーム
走査ユニットから射出されたレーザビームを感光ドラム
14の母線方向に沿って順次走査すると共に該レーザビ
ームを例えばワードプロセッサあるいはマイクロコンピ
ュータからの二値画像データに基づいて点滅せることに
よって行われ得る。すなわち、レーザビームが照射され
た箇所の電荷が抜け、これにより二値静電潜像は帯電領
域中での電位差によって形成されることになる。例え
ば、感光ドラム14に形成された帯電領域(すなわち、
背景領域)の電位が上述したように-600ボルトであると
すると、静電潜像の電位は約-100ボルト程度となる。
【0007】現像剤保持容器10内には更に現像剤供給
体として現像剤供給ローラ18が設けられ、この現像剤
供給ローラ18は図中の矢印で示すように現像ローラ1
2と同じ方向に回転させると共に該現像ローラ12に接
触するように配置される。現像剤供給ローラ18は導電
性スポンジローラとして形成され、その材料としては例
えばポリウレタン樹脂に金属粉、カーボン粉等の混入し
て発泡させたものが使用される。現像剤供給ローラ18
には現像ローラ12への現像バイアス電圧-300ボルトよ
りも絶対値として100 ボルト高い-400ボルトの電圧が電
源20から印加される。
【0008】上述したように、現像ローラ12と現像剤
供給ローラ18とは共に同じ方向に回転駆動させられる
ために、その両者の接触表面は互いに擦り合わされるの
で、その間に取り込まれたトナー粒子は摩擦されて負に
帯電させられる。負の帯電トナー粒子は現像ローラ12
と現像剤供給ローラ18との間の電位差のために発生し
た電界により現像ローラ12側に向かう力を受け、しか
も該現像ローラ12の表面に静電的鏡像力よって付着さ
せられる。すなわち、現像ローラ12の表面には静電的
鏡像力のために付着したトナー粒子によって現像剤層が
形成される。このような現像剤層の層厚を一定に規制す
るために、層厚規制ブレード22が現像ローラ12に係
合させられる。層厚規制ブレード22は現像剤保持容器
10から支持され、かつ現像ローラ12の軸線方向に延
在させられる。層厚規制ブレード22の材料について
は、好ましくは、現像剤層の層厚規制時にトナー粒子を
負に摩擦帯電させ得るようなものが選ばれる。本例で
は、例えば、層厚規制ブレード22については、導電性
金属板ばねとして形成することが可能であり、その金属
材料としては、ステンレススチールを用いることが好ま
しい。このように層厚規制ブレード22が導電性とされ
る場合には、そこに現像ローラ12への現像バイアス電
圧-300ボルトよりも絶対値として100 ボルト高い-400ボ
ルトの電圧を電源24から印加して、現像剤層のトナー
粒子に負の電化注入を行うこともできる。なお、図8に
おいて、参照符号26および28は現像剤保持容器10
内に適宜設けられたパドルローラを示し、これらパドル
ローラ26および28は現像剤保持容器10内の現像剤
を現像剤供給ローラ18側に移動させるように回転させ
られる。
【0009】以上に述べた現像装置の現像原理について
簡単に説明すると、現像ローラ12には現像バイアス電
圧として-300ボルトが印加されているので、感光ドラム
14上の静電潜像(約-100ボルト)と現像ローラ12と
の間に発生する電界は感光ドラム14上の背景領域(約
-600ボルト)と現像ローラ12との間に発生する電界と
は逆になる。したがって、現像ローラ12の現像剤層中
の帯電トナー粒子(負に帯電)は静電潜像からはそこに
向かう吸引力を受けるが、背景領域からはそこから戻さ
れる反発力を受ける。かくして、静電潜像だけに帯電ト
ナー粒子が吸引されて、該静電潜像は帯電トナー像とし
て可視化される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題としては、先ず、現像時に粒径の小さい
トナー粒子ほど優先的に消費されるというトナー選択現
象に伴う問題が挙げられる。詳述すると、現像剤保持容
器10内に保持された現像剤すなわちトナーの平均粒径
は上述したように8μm であり、このことは現像剤中に
は8μm 以下の小さな粒径のトナー粒子から8μm 以上
の大きな粒径のトナー粒子まで含まれるということを意
味している。実際、市販の平均粒径8μm のトナー中に
は、小さな粒径のトナー粒子としては5μm 以下も含ま
れ、また大きな粒径のトナー粒子としては10μm も含ま
れる。トナー粒子が現像ローラ12と現像剤供給ローラ
18との間に取り込まれたとき、小さな粒径のトナー粒
子は摩擦帯電を受け易く、大きな粒径のトナー粒子は摩
擦帯電され難い傾向にある。このため現像ローラ12に
対する小さな粒径のトナー粒子の付着力は比較的強い
が、しかし現像ローラ12に対する大きな粒径のトナー
粒子の付着力は比較的弱くなる。
【0011】現像ローラ12に形成された現像剤層の層
厚規制が層厚規制ブレード22によって行われるとき、
付着力の弱い大きなトナー粒子、すなわち帯電量の不十
分なトナー粒子は現像ローラ12から掻き落とされて現
像剤保持容器10内に戻され、このため現像剤保持容器
10内の現像剤中のトナー粒子の平均粒径は次第に大き
なものとなる。したがって、現像剤保持容器10内に新
たな現像剤が補給された当初では、感光ドラム14上の
静電潜像は比較的粒径の小さな粒径のトナー粒子でもっ
て現像されるためにその現像トナー像の画質は比較的シ
ャープなものとなるが、しかし現像剤の消費が進むにつ
れて、感光ドラム14上の静電潜像は比較的大きな粒径
のトナー粒子でもって現像されるために、その現像トナ
ー像の画質は次第に低下することになる。このようなト
ナー選択現象の結果、図12に示す従来の現像装置で
は、常に一定の画質の現像トナー像が得られないという
問題が伴う。
【0012】本発明が解決しようとする第2の課題とし
ては、層厚規制ブレード22にトナー粒子が融着すると
いうトナー融着現像に伴う問題が挙げられる。これにつ
いて詳述すると、上述したように帯電量の不十分な比較
的粒径の大きなトナー粒子の大部分は層厚規制ブレード
22によって現像剤保持容器10内に戻されるが、その
うちの一部は層厚規制ブレード22を通り抜け得る。し
かしながら、そのようなトナー粒子のすべては帯電不足
のために現像ローラ12と共に現像領域まで搬送される
ことはなく、その一部が現像ローラ12と層厚規制ブレ
ード22との接触箇所の上側に停留する現象が見られ
る。そのように停留したトナー粒子は摩擦力で融けて層
厚規制ブレード22に融着することになる。このような
トナーの融着現象は層厚規制ブレード22の層厚規制機
能を著しく阻害する。
【0013】本発明が解決しようとする第3の課題とし
ては、現像ローラ12の現像剤層に現れる現像履歴に伴
う問題が挙げられる。ここで、現像履歴とは感光ドラム
14上の或る潜像パターンを現像した際にそのパターン
に応じて現像ローラ12上の現像剤層のトナー密度分布
の不均一になる現象を言う。このような現像履歴は黒ベ
タパターンあるいは網点パターンを記録するときゴース
ト問題を引き起こす。詳述すると、例えば、図13(a)
に示すような黒ベタパターンSP(交差斜線領域として
図示される)が現像ローラ12上の現像剤層でもって連
続的に順次現像されるとき、該現像剤層からは該黒ベタ
パターンSPに応じてトナーが部分的に消費される。即
ち、現像領域を経た残留現像剤層の表面には黒ベタパタ
ーンSPの現像のためにトナーが消費された現像剤消費
領域と、トナーが消費されない現像剤未消費領域とが現
れ、該現像剤消費領域はその厚さが現像剤未消費領域の
厚さよりも薄くなって凹部領域となる。このような残留
現像剤層が現像剤供給ローラ18と再び出会うと、該残
留現像剤層は現像剤供給ローラ18によって部分的に掻
き落とされると同時にそこには新たな帯電トナーが供給
され、これにより新たな現像剤層が形成される。この新
たな現像剤層が層厚規制ブレード22によって層厚が規
制されても、その現像剤層のトナー密度が現像剤消費領
域の形態(すなわち、黒ベタパターンSPの形態)に応
じて不均一となり、この現象が現像履歴と呼ばれる。こ
のような現像履歴を持つ現像剤層でもって黒ベタパター
ンSPが再び現像されると、その黒ベタパターンSPに
は図13(b) および図13(c)に示すようなゴーストパ
ターンGおよびG′が現れ得る。図13(b) に示すゴー
ストパターンG(斜線領域として図示される)の濃度は
黒ベタパターンSP(交差斜線領域として図示される)
の現像濃度よりも低く、このゴーストパターンGはネガ
ゴーストと呼ばれ、現像剤供給ローラ18によって供給
される帯電トナーの帯電量が不足しているときに現れ
る。また、図13(c) に示すゴーストパターンG′(交
差斜線領域として図示される)の濃度は黒ベタパターン
SP(斜線領域として図示される)の現像濃度よりも大
きく、このゴーストパターンG′はポジゴーストと呼ば
れ、現像剤供給ローラ18によって供給される帯電トナ
ーの帯電量が過大であるときに現れる。黒ベタパターン
あるいは網点パターンの画質がゴーストの発生により著
しく損ねられることは言うまでもない。なお、文字等の
キャラクタを現像する場合には、残留現像剤層の表面上
に現れる個々の現像剤消費領域は非常に小さくしかも均
一に分布することになるので、かかる現像履歴すなわち
ゴースト発生問題は殆ど無視し得る。
【0014】本発明が解決しようとする第4の課題とし
ては、現像ローラ12の表面にトナー粒子がフィルム状
に付着するフィルミング現象が挙げられる。現像ローラ
12上の現像剤層の特定の領域が繰り返し現像剤未消費
領域とされると、その領域のトナー粒子は繰り返し摩擦
帯電を受けて過大に帯電され、そのようなトナー粒子は
現像ローラ12に対して静電的に強く吸着されてフィル
ム状に付着することになる。このような現象がフィルミ
ング現象と呼ばれ、トナー粒子がフィルム状に付着した
フィルミング領域の摩擦係数は小さくなり、このため該
フィルミング領域と現像剤供給ローラ18との接触箇所
ではトナー粒子の充分な摩擦帯電が阻害され、かくして
現像ローラ18へのトナー粒子の付着量は低下し、現像
トナー像の品位が劣化する。
【0015】したがって、本発明の目的は感光体、誘電
体等の静電潜像担持体に書き込まれた静電潜像を一成分
現像剤で現像する現像装置であって、上述したトナー選
択現像に伴う問題および層厚規制ブレードへのトナー融
着問題を解消し得るように構成された現像装置を提供す
ることである。
【0016】また、本発明の別の目的は感光体、誘電体
等の静電潜像担持体に書き込まれた静電潜像を一成分現
像剤で現像する現像装置であって、上述した現像履歴に
伴う問題および現像ローラのフィルミング問題を解消し
得るように構成された現像装置を提供することである。
【0017】本発明の更に別の目的は感光体、誘電体等
の静電潜像担持体に書き込まれた静電潜像を一成分現像
剤で現像する現像装置であって、上述した全ての問題、
すなわちトナー選択現像に伴う問題、層厚規制ブレード
へのトナー融着問題、現像履歴に伴う問題および現像ロ
ーラのフィルミング問題の全てを解消し得るように構成
された現像装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明によれば、
電潜像担持体に書き込まれた静電潜像を一成分現像剤で
もって現像する現像装置であって、一成分現像剤を収容
する現像剤保持容器と、前記現像剤保持容器内に回転自
在に設けられ、かつ導電性材料から形成された現像剤担
ローラとを具備し、この現像剤担持ローラはその一部
を前記現像剤保持容器から露出させて前記静電潜像担持
体に対面し得るように配置され、しかもその回転表面に
帯電一成分現像剤を静電的鏡像力でもって付着させて該
静電潜像担持体との対面領域に搬送するようになってお
り、更に、前記現像剤保持容器内の一成分現像剤を前記
現像剤担持ローラに供給すべく該現像剤保持容器内に回
転自在に設けられ、かつ導電性材料から形成された現像
剤供給ローラを具備し、この現像剤供給ローラは前記現
像剤担持ローラと摩擦係合して該現像担持ローラに供
給された一成分現像剤を摩擦帯電させるように配置され
ている現像装置において、前記現像剤供給ローラによっ
て前記現像剤担持ローラに供給される一成分現像剤を前
もって摩擦帯電させるべく該現像剤供給ローラに摩擦係
合手段が適用され、該摩擦係合手段が金属製板ばね要素
として形成され、かつ前記現像剤供給ローラに適合する
ように彎曲させれると共に該現像剤供給ローラに対して
弾性的に押圧係合させ、前記金属製板ばね要素の彎曲部
の曲率が前記現像剤供給ローラの曲率よりも幾分小さく
されて前記金属製板ばね要素が現像剤ローラに食い込ま
せるようにしたことを特徴とする現像装置が提供され
る。
【0019】また、第2の発明によれば、静電潜像担持
体に書き込まれた静電潜像を一成分現像剤でもって現像
する現像装置であって、一成分現像剤を収容する現像剤
保持容器と、前記現像剤保持容器内に回転自在に設けら
れ、かつ導電性材料から形成された現像剤担持ローラ
を具備し、この現像剤担持ローラはその一部を前記現像
剤保持容器から露出させて前記静電潜像担持体に対面し
得るように配置され、しかもその回転表面に帯電一成分
現像剤を静電的鏡像力でもって付着させて該静電潜像担
持体との対面領域に搬送するようになっており、更に、
前記現像剤保持容器内の一成分現像剤を前記現像剤担持
ローラに供給すべく該現像剤保持容器内に回転自在に設
けられ、かつ導電性材料から形成された現像剤供給ロー
を具備し、この現像剤供給ローラは前記現像剤担持
ーラと摩擦係合して該現像担持ローラに供給された一成
分現像剤を摩擦帯電させるように配置されている現像装
置において、前記現像剤供給ローラによって前記現像剤
担持ローラに供給される一成分現像剤を前もって摩擦帯
電させるべく該現像剤供給ローラに板ばねから成る摩擦
係合手段が適用されており、前記板ばねには現像剤を通
過させるための多数の穿孔が形成され、これら穿孔が前
記現像剤供給ローラに沿って整列されていることを特徴
とする現像装置が提供される。
【0020】更に、第3の発明によれば、静電潜像担持
体に書き込まれた静電潜像を一成分現像剤でもって現像
する現像装置であって、一成分現像剤を収容する現像剤
保持容器と、前記現像剤保持容器内に回転自在に設けら
れ、かつ導電性材料から形成された現像剤担持ローラと
を具備し、この現像剤担持ローラはその一部を前記現像
剤保持容器から露出させて前記静電潜像担持体に対面し
得るように配置され、しかもその回転表面に帯電一成分
現像剤を静電的鏡像力でもって付着させて該静電潜像担
持体との対面領域に搬送するようになっており、更に、
前記現像剤保持容器内の一成分現像剤を前記現像剤担持
ローラに供給すべく該現像剤保持容器内に回転自在に設
けられ、かつ導電性材料から形成された現像剤供給ロー
を具備し、この現像剤供給ローラは前記現像剤担持
ーラと摩擦係合して該現像担持ローラに供給された一
成分現像剤を摩擦帯電させるように配置されている現像
装置において、前記現像剤担持ローラによって搬送され
る一成分現像が前記対面領域を経て前記現像剤供給
ーラに向かう間に該一成分現像を該現像剤担持ローラ
から除去すべく該現像剤担持体に現像剤除去手段が機械
的に係合させられ、前記現像剤除去手段が金属製板ばね
要素として形成され、かつ前記現像剤担持ローラに適合
するように彎曲させれると共に該現像剤担持ローラに対
して弾性的に押圧係合させられ、前記金属製板ばね要素
の彎曲部の曲率が前記現像剤担持ローラの曲率よりも幾
分小さくされていることを特徴とする現像装置が提供さ
れる。
【0021】
【作用】第1の明にあっては、現像剤供給ローラには
これに弾性的に押圧係合された金属製板ばね要素からな
摩擦係合手段が適用され、この摩擦係合手段により、
現像剤が現像剤担持体と現像剤供給体との間で摩擦帯電
される前に前もって予備的に摩擦帯電されるので、粒径
の大きなトナー粒子にも十分な帯電量を与え得る。
【0022】また、第2の明にあっては、現像剤担持
ローラには多数の穿孔をもった板ばねからなる現像剤除
去手段が適用され、この現像剤除去手段により、現像剤
担持ローラによって搬送される一成分現像が対面領域
を経て現像剤供給ローラに向かう間に該現像剤担持ロー
から除去されるので、該現像剤担持ローラには常に新
たな現像剤が供給され得る。
【0023】更に、第3の明によれば、現像剤担持
ーラにはこれに弾性的に押圧係合される金属製板ばね要
素からなる現像剤除去手段が適用され、この現像剤除去
手段により、現像剤担持ローラによって搬送される一成
分現像が対面領域を経て現像剤供給ローラに向かう間
に該現像剤担持ローラから除去されるので、該現像剤担
ローラには常に新たな現像剤が供給され得る。
【0024】
【実施例】次に、添付図面の図1乃至図11を参照し
て、本発明による現像装置の実施例について説明する。
【0025】図1を参照すると、本発明を実施した現像
装置が示され、この現像装置の全体的な構成は図12に
示した現像装置の構成と実質的に同じである。図1で
は、図12の現像装置の構成要素と同様な構成要素につ
いては同じ参照符号が用いられ、それら構成要素の個々
の説明については図12を参照した説明を援用する。
【0026】本発明の第1の局面によれば、図1に示す
ように、現像剤供給ローラ18には摩擦係合手段30が
係合させられる。本実施例では、摩擦係合手段30は厚
さ1mm程度のステンレススチールからなる板ばねとして
形成され、この板ばね30は現像剤供給ローラ18の表
面を抱き抱えるように設けられる。すなわち、図2およ
び図3に詳しく示すように、板ばね30は現像剤供給ロ
ーラ18の周囲面に沿うように彎曲した形態とされる。
板ばね30の下端縁側は現像剤保持容器10の底面に適
宜固着され、このとき板ばね30の彎曲部は現像剤供給
ローラ18の周囲面に対して弾性的に押圧係合させられ
る。また、図2および図3から明らかなように、板ばね
30には多数の穿孔32が形成され、これら穿孔32は
現像剤供給ローラ18の軸線方向に沿って均一に配列さ
れる。
【0027】このように現像剤供給ローラ18に摩擦係
合手段すなわち板ばね30を係合させることにより、現
像剤供給ローラ18の周囲に存在する現像剤の帯電量が
高められる。詳述すると、現像剤供給ローラ18の回転
時、そのスポンジ面に伴われたトナー粒子は該現像剤供
給ローラ18と板ばね30との間で摩擦帯電を受け、そ
のような帯電トナー粒子は更に現像ローラ12と現像剤
供給ローラ18との間に取り込まれてその間でも摩擦帯
電を受ける。要するに、図1に示すような現像装置にお
いては、現像剤保持容器内の現像剤は板ばね30によっ
て予備的に摩擦帯電された後に更に現像ローラ12と現
像剤供給ローラ18との間でも摩擦帯電されるために、
比較的粒径の大きなトナー粒子にも十分な帯電量を与え
ることが可能になる。このため比較的大きな粒径のトナ
ー粒子も現像ローラ12に対して大きな静電的鏡像力で
もって付着するので、層厚規制時に比較的小さな粒径の
トナー粒子よりも比較的大きな粒径のトナー粒子が層厚
規制ブレード22によって掻き落とされ易いということ
はない。
【0028】上述したように、摩擦係合手段すなわち板
ばね30には多数の穿孔32が形成され、これら穿孔3
2は現像剤供給ローラ18のスポンジ材料中にトナー粒
子が侵入するのを阻止する。すなわち、トナー粒子が現
像ローラ12と板ばね30との間に導入されたとき、該
トナー粒子は現像剤供給ローラ18のスポンジ材料中に
侵入する傾向にあるが、しかしながら該スポンジ材料中
に侵入したトナー粒子は穿孔32によって再び該スポン
ジ材料から掻き落とされ得る。なお、現像剤供給ローラ
18のスポンジ材料中にトナー粒子が深く侵入すると、
その弾性が失われて、該現像剤供給ローラ18の現像剤
搬送能力が低下し、またトナー粒子に対する摩擦帯電効
果も低下する。
【0029】図4に示すように、板ばね30の彎曲部の
曲率を現像剤供給ローラ18の曲率よりも幾分小さくす
ることも可能であり、この場合には板ばね30の上縁端
が現像剤供給ローラ18のスポンジ材料中に食い込むこ
とになる。この場合には、現像剤供給ローラ18スポン
ジ材料の気孔内に入り込んだトナー粒子を積極的に掻き
落とすことが可能であり、トナー粒子の摩擦帯電効果が
一層高められる。また、板ばね30の上縁端を現像剤供
給ローラ18のスポンジ材料内に食い込ませることによ
り、現像剤供給ローラ18の寿命を延ばし得るという別
の効果も得られる。というのは、現像剤供給ローラ18
のスポンジ材料中に侵入したトナー粒子を板ばね30の
上縁端によって掻き落とすことができるからである。な
お、図4に示すような板ばね30の場合には、特にその
上方縁端に丸み付け加工あるいは面取り加工を施して、
現像剤供給ローラ18の表面を損傷させないようにする
ことが好ましい。
【0030】図2から明らかなように、板ばね30に形
成される穿孔32の形状は円形とされているが、その形
状は必ずしも円形である必要はない。例えば、図5に示
すように長円形でもよく、その他の形状としては、楕
円、矩形、多角形等であってもよい。なお、現像剤供給
ローラ18の軸線方向に沿って現像剤の帯電量を均一化
するために、該現像剤供給ローラ18の回転方向に沿う
板ばね30の単位幅の面積領域における穿孔32の総計
面積が一定となるように該穿孔32の配列を配慮するこ
とが好ましい。
【0031】また、図1に示すように、板ばね30に電
源34を接続させて、そこに現像剤供給ローラ18への
印加電圧-400ボルトよりも絶対値として100 ボルト高い
-500ボルトの電圧を印加して、該板ばね30と接触する
トナー粒子に対して負の電荷注入を積極的に行うことも
可能である。もちろん、この場合には、トナー粒子は板
ばね30による摩擦帯電に加えて電荷注入によっても帯
電させられるので、該トナー粒子には十分な帯電量を与
えることができる。
【0032】図6のグラフには、図1に示すような現像
装置の現像剤保持容器10に一成分現像剤すなわちトナ
ーを新たに仕込んで該現像装置を実際に作動させた直後
に現像ローラ12上の現像剤層からその一部を取り出し
たトナーサンプルの粒度分布が仕込みトナーの粒度分布
と共に示されている。すなわち、仕込みトナーの粒度分
布は斜線で示す棒グラフとして示され、また現像ローラ
12上の現像剤層から取り出されたトナーサンプルの粒
度分布は白抜きの棒グラフとして示される。図6のグラ
フの横軸は16の区間に分割され、これら区間には1な
いし16の整数が充てられ、各区間のトナー粒径の範囲は
図6のグラフの右側に示した数表のとおりである。例え
ば、区間6に含まれるトナーの粒径の範囲は4.00から5.
04μm であり、区間7に含まれるトナーの粒径の範囲は
5.04から6.35μm である。なお、トナーサンプルの取出
しは層厚規制ブレード22によって層厚規制された直後
の現像剤層で行われている。また、図12に示す従来の
現像装置についても、同様な実験が行われ、その結果が
図7のグラフに示されている。図6から明らかなよう
に、本発明によれば、現像ローラ12上の現像剤層のト
ナーの粒度分布は仕込みトナーの粒度分布にほぼ一致し
ているが、しかし図7から明らかなように、従来の現像
装置では、現像ローラ12上の現像剤層のトナーの粒度
分布は仕込みトナーの粒度分布からトナー粒径の小さい
方へシフトしていることが分かる。図6のグラフと図7
のグラフとの比較から明らかなように、本発明にあって
は、比較的大きな粒径のトナー粒子にも十分な帯電量が
与えれるために、層厚規制時に比較的小さな粒径のトナ
ー粒子よりも比較的大きな粒径のトナー粒子が層厚規制
ブレード22によって掻き落とされ易いという事実がな
いことを示している。すなわち、本発明によれば、現像
時に粒径の小さいトナー粒子ほど優先的に消費されると
いうトナー選択現像に伴う問題が排除される。
【0033】また、層厚規制ブレード22へのトナーの
融着についても、図1に示す現像装置と図12に示す現
像装置とで比較実験を行ってみた。両者の現像装置のそ
れぞれを単独で作動させる加速実験を行った。すなわ
ち、各現像装置はその現像ローラ12上に形成された現
像剤層を静電潜像の現像のために何等消費されない状態
で連続作動された。このような加速実験では、現像ロー
ラ12上の現像剤層は現像装置の実際の使用条件下より
も過酷なストレスを受けるために、層厚規制ブレード2
2のトナー融着現象は早めに起きることになる。実験結
果については、従来の現像装置(図12)では、約3時
間後に層厚規制ブレード22にトナー融着現像が現れた
が、本発明による現像装置(図1)では、層厚規制ブレ
ード22にトナー融着現象が現れるまで約10時間半の連
続作動を要した。この結果からも、本発明によれば、比
較的大きな粒径のトナー粒子にも十分な帯電量が与えれ
ることが分かる。
【0034】図8には、本発明の第2の局面による現像
装置が示され、この現像装置の現像剤保持容器10の形
態が図12に示すものとは異なっているが、しかし図8
の現像装置の全体的な構成は図12に示した現像装置の
構成と実質的に同じである。図8でも、図12の現像装
置の構成要素と同様な構成要素については同じ参照符号
が用いられ、それら構成要素の個々の説明については図
12を参照した説明を援用する。
【0035】図8に示すように、本発明の第2の局面に
よれば、現像剤担持体すなわち現像ローラ12には現像
剤除去手段36が係合させられる。本実施例では、現像
剤除去手段36は厚さ0.1mm 程度のステンレススチール
からなる板ばねとして形成され、この板ばね36は現像
ローラ12の周囲面に沿うように彎曲した形態とされ
る。板ばね36の下端縁側は現像剤保持容器10の底面
に適宜固着され、このとき板ばね36の彎曲部は現像ロ
ーラ12の周囲面に対して弾性的に押圧係合させられ
る。また、図9に最もよく図示するように、板ばね36
には多数の穿孔38が形成され、これら穿孔38は現像
ローラ12の軸線方向に沿って均一に配列される。この
ような板ばね38により、現像ローラ12と感光ドラム
14との間の現像領域を経た現像剤層、すなわち残留現
像剤層は該現像ローラ12から除去され得る。詳述する
と、現像剤層は現像ローラ12の表面から板ばね36の
穿孔38によって掻き取られる。図9から明らかよう
に、板ばね36に形成される穿孔38の形状は円形とさ
れているが、その形状は必ずしも円形である必要はな
く、例えば長円形、楕円、矩形、多角形等であってもよ
い。なお、現像ローラ12から残留現像剤層を均一に除
去するために、該現像ローラ12の回転方向に沿う板ば
ね36の単位幅の面積領域における穿孔38の総計面積
が一定となるように該穿孔38の配列を配慮することが
好ましい。
【0036】図10に示すように、板ばね36の彎曲部
の曲率を現像ローラ12の曲率よりも幾分小さくするこ
とも可能であり、この場合には板ばね36の上縁端が現
像ローラ12のゴム材料中に食い込むことになる。この
ように板ばね36の上縁端を現像ローラ12のゴム材料
中に食い込ませることにより、現像ローラ12の表面か
らの残留現像剤層の掻取り効果は更に高められる。な
お、図10に示すような板ばね38の場合には、特にそ
の上方縁端に丸み付け加工あるいは面取り加工を施し
て、現像ローラ12の表面を損傷させないようにするこ
とが好ましい。
【0037】本発明の第2の局面によれば、残留現像剤
層は現像ローラ12から排除された後に新たに現像ロー
ラ12上に現像剤層が形成されるので、先に述べたよう
な現像履歴に伴う問題は解消され得る。上述したよう
に、現像履歴は層厚規制ブレード22によって層厚規制
された現像剤層のトナー密度が前回の現像パターンの影
響を受けて不均一になる現象である。従来タイプの現像
装置(すなわち、図8に示す現像装置から板ばね36を
除去したものに相当)では、図13(a) に示すような黒
ベタパターンを実際に現像したところ、図13(b) に示
すようなネガゴーストが現れ、このとき現像ローラ12
上の現像剤層のトナー密度差の最大値は22g/m2であっ
た。一方、図8に示す現像装置では、同様な実験を行っ
た場合にはネガゴーストは視認できず、現像ローラ12
上の現像剤層のトナー密度差の最大値は4g/m2 であっ
た。トナー密度差が4g/m2 であるとき、現像濃度差(Δ
OD)は0.05以下であり、このような現像濃度差はヒト
には視認され得ない。なお、トナー密度差が22g/m2であ
るとき、現像濃度差(ΔOD)は0.2 であり、この濃度
差はヒトにより十分に視認され得る。
【0038】また、現像ローラ12へのトナーのフィル
ム状に付着するフィルミング現象についても比較実験を
行った。従来タイプの現像装置(すなわち、図8に示す
現像装置から板ばね36を除去したものに相当)および
図8に示すような現像装置のそれぞれを単独で作動させ
る加速実験を行った。すなわち、各現像装置はその現像
ローラ12上に形成された現像剤層を静電潜像の現像の
ために何等消費されない状態で連続作動された。このよ
うな加速実験では、現像ローラ12上の現像剤層は現像
装置の実際の使用条件下よりも過酷なストレスを受ける
ために、該現像ローラ12のフィルミング現象は早めに
起きることになる。従来タイプの現像装置および図8の
現像装置のそれぞれについて10時間に亙って連続作動さ
せた後に現像ローラ12の表面粗さ(Rz)を測定した。従
来の場合では、Rz=7.6 であるのに対して、本発明(図
8)では、Rz=9.2 であった。なお、表面粗さ(Rz)は数
値が大きければ大きい程、表面粗さも大きい。実験結果
から明らかなように、従来の場合では、現像ローラ12
にフィルミング現象が発生しているために、その表面粗
さ(Rz)は本発明の場合よりも小さな値を取る。従って、
本発明の第2の局面によれば、現像ローラ12のフィル
ミング現像を従来の場合よりも遅らせることが可能であ
る。
【0039】更に、現像剤の帯電条件を変えて、従来タ
イプの現像装置(すなわち、図8に示す現像装置から板
ばね36を除去したものに相当)で図13(c) に示すよ
うなポジゴーストが現れるようにしたが、しかし本発明
(図8)にあっては、同じ現像剤の帯電条件下で現像を
行ってもポジゴーストは視認できず、このとき現像濃度
差(ΔOD)は0.03以下であった。また、同様な現像剤
の帯電条件下で現像ローラのフィルミング現象について
も上述と同様な加速実験で調べた。その結果について
は、従来の場合では、Rz=7.6 であるのに対して、本発
明(図8)では、Rz=11.3であった。
【0040】本発明の第3の局面によれば、図1に示す
現像装置の現像ローラ12に現像剤除去手段手段として
の板ばね36が適用され、また図8に示す現像装置の現
像剤供給ローラ18に摩擦係合手段としての板ばね30
が適用される。このような構成によれば、先に述べた従
来の現像装置の全ての問題、すなわちトナー選択現象に
伴う問題、層厚規制ブレードへのトナー融着問題、現像
履歴に伴う問題および現像ローラのフィルミング問題の
全てを解決することができる。
【0041】図11を参照すると、本発明による現像装
置を適用した静電記録装置が概略的に図示され、この静
電記録装置はカラーレーザプリンタとして構成されてい
るものである。図11に示すレーザプリンタには本発明
による現像装置は4台組み込まれ、それら現像装置は参
照符号40Y、40M、40Cおよび40Bで示され
る。現像装置40Y、40M、40Cおよび40Bで
は、それぞれ一成分現像剤としてイエロートナー、マゼ
ンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーが用い
られ、それら現像装置は感光ドラム42の回転周囲面に
沿って配置される。感光ドラム42の表面には帯電器例
えばコロナ放電器44によって一様な負の帯電領域が形
成され、その帯電領域にはレーザビーム走査ユニット4
6から射出されるレーザビームLBによって静電潜像が
書き込まれる。先ず、感光ドラム42の帯電領域にはイ
エロー画像データに基づいて静電潜像が書き込まれ、こ
の静電静電潜像は現像装置40Yでもって現像され、イ
エロートナー像が形成される。このイエロートナー像は
転写器例えばコロナ放電器48によって転写ベルト50
に静電的に転写される。転写ベルト50は適当な誘電体
材料から形成され、図示するように5つのガイドローラ
によって矢印の方向に走行させられる。転写器48はイ
エロートナー像とは逆極性の電荷を転写ベルト50に与
えれ、これによりイエロートナー像は感光ドラム42か
ら転写ベルト50に転写される。
【0042】感光ドラム42の表面からはクリーナ52
によって残留トナーが清掃された後、該感光ドラム42
の表面には再び帯電器44によって一様な負の帯電領域
が形成され、その帯電領域にはマゼンタ画像データに基
づいて静電潜像が書き込まれ、この静電静電潜像は現像
装置40Mでもって現像され、マゼンタトナー像が形成
される。このマゼンタトナー像は転写器48によって転
写ベルト50に静電的に転写され、先のイエロートナー
像に重ね合わされる。同様に、シアントナー像およびブ
ラックトナー像も現像器40Cおよび40Bによって得
られ、それらトナー像も転写器48によって転写ベルト
50に転写されてイエロートナー像およびマゼンタトナ
ー像上に順次重ね合わせられる。かくして、転写ベルト
50上にはフルカラートナー像が保持され、そのフルカ
ラートナー像は転写ベルト50のガイドローラのうちの
1つと係合させられた転写ローラ54によって記録紙上
に転写される。詳述すると、記録紙は給紙カセット56
から繰出しローラ58によって繰り出され、この記録紙
の先端が一対のレジストローラ60に到達すると、記録
紙の繰出し作動は一旦停止する。フルカラートナー像の
移動に合わせて所定のタイミングで一対のレジストロー
ラ60が始動されると、記録紙は転写ローラ54に向か
って移動させられ、フルカラートナー像が転写ベルト5
0から記録紙側に静電的に転写される。転写フルカラー
トナー像を持つ記録紙は熱定着器62に向かい、そのヒ
ートローラによって該転写フルカラートナー像は記録紙
上に熱定着される。なお、参照符号64は転写ベルト5
0のクリーナを示し、フルカラートナー像が記録紙側に
転写された後に転写ベルト50の残留トナーを清掃する
ようになっている。
【0043】以上で述べた現像装置の実施例では、現像
剤は負に帯電させられるものとして説明されたが、当業
者に明らかなように現像剤を正に帯電させるようにして
もよい。この場合には、勿論、感光ドラムの表面には正
の帯電領域が形成され、この場合には現像ローラ、そこ
に適用される板ばね、層厚規制ブレード、現像剤供給ロ
ーラ、そこに適用される板ばね等、ならびに現像剤等の
それぞれの材料については帯電系列を配慮して適宜選択
される。
【0044】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、第1の
明による現像装置にあっては、現像剤供給ローラに摩
擦係合手段を適用することにより、比較的大きな粒径の
トナー粒子も十分に帯電させることができるので、現像
装置に新たに現像剤が補給された当初から該現像剤が消
費され終わる最後まで一定の画質の現像トナー像を得る
ことができるだけなく、層厚規制ブレードへのトナー融
着も防止することが可能である。また、第2の明に
る現像装置にあっては、現像剤担持ローラに現像剤除去
手段を適用することにより、現像履歴に伴う問題および
現像剤担持ローラのトナーフィルミング現象を防止する
ことができる。第3の発明によれば、現像剤除去手段に
より、現像剤担持ローラによって搬送される一成分現像
剤が対面領域を経て現像剤供給ローラに向かう間に該現
像剤担持ローラから除去されるので、該現像剤担持ロー
ラには常に新たな現像剤が供給され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の局面による現像装置を示す概略
断面図である。
【図2】図1の現像装置に組み込まれた現像剤供給ロー
ラとそこに適用された摩擦係合手段とを示す斜視図であ
る。
【図3】図2に示した現像剤供給ローラと摩擦係合手段
との横断面図である。
【図4】図3と同様な横断面図であって、摩擦係合手段
の変形例を示す図である。
【図5】図2と同様な斜視図であって、摩擦係合手段の
別の変形例を示す図である。
【図6】本発明の第1の局面による現像装置での仕込み
トナーの粒度分布と現像ローラ上の現像剤層のトナーの
粒度分布とを示すグラフである。
【図7】従来の現像装置での仕込みトナーの粒度分布と
現像ローラ上の現像剤層のトナーの粒度分布とを示すグ
ラフである。
【図8】本発明の第2の局面による現像装置を示す概略
断面図である。
【図9】図9の現像装置に組み込まれた現像ローラとそ
こに適用された現像剤除去手段とを示す斜視図である。
【図10】図9に示した現像ローラと現像剤除去手段と
の横断面図である。
【図11】本発明による現像装置を組み込んだ静電記録
装置を示す概略図である。
【図12】従来の現像装置を示す概略断面図である。
【図13】現像履歴に伴うゴースト問題を説明するため
の説明図であり、図13(a) は現像ローラ上の現像剤層
によって現像された黒ベタパターンの平面図であり、図
13(b) はネガゴーストを持つ黒ベタパターンの平面図
であり、図13(c) はポジゴーストを持つ黒ベタパター
ンの平面図である。
【符号の説明】
10…現像剤保持容器 12…現像ローラ 14…感光ドラム 16…電源 18…現像剤供給ローラ 20…電源 22…層厚規制ブレード 24…電源 26…パドルローラ 28…パドルローラ 30…板ばね 32…穿孔 34…電源 36…板ばね 38…穿孔 40Y,40M,40C,40B…現像装置 42…感光ドラム 44…帯電器 46…レーザビーム走査ユニット 48…転写器 50…転写ベルト 52…クリーナ 54…転写ローラ 56…給紙カセット 58…繰出しローラ 60…レジストローラ 62…熱定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−102877(JP,A) 特開 平5−188755(JP,A) 特開 平4−90570(JP,A) 特開 平1−297688(JP,A) 特開 平3−107965(JP,A) 特開 平4−166862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 501 G03G 15/08 504 G03G 15/08 507 G03G 15/09 101

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体に書き込まれた静電潜像
    を一成分現像剤でもって現像する現像装置であって、 一成分現像剤を収容する現像剤保持容器(10)と、 前記現像剤保持容器(10)内に回転自在に設けられ、
    かつ導電性材料から形成された現像剤担持ローラ(1
    2)とを具備し、この現像剤担持ローラ(12)はその
    一部を前記現像剤保持容器(10)から露出させて前記
    静電潜像担持体(14)に対面し得るように配置され、
    しかもその回転表面に帯電一成分現像剤を静電的鏡像力
    でもって付着させて該静電潜像担持体(14)との対面
    領域に搬送するようになっており、 更に、前記現像剤保持容器(10)内の一成分現像剤を
    前記現像剤担持ローラ(12)に供給すべく該現像剤保
    持容器(10)内に回転自在に設けられ、かつ導電性材
    料から形成された現像剤供給ローラ(18)を具備し、
    この現像剤供給ローラ(18)は前記現像剤担持ローラ
    (12)と摩擦係合して該現像担持ローラ(12)
    供給された一成分現像剤を摩擦帯電させるように配置さ
    れている現像装置において、 前記現像剤供給ローラ(18)によって前記現像剤担持
    ローラ(12)に供給される一成分現像剤を前もって摩
    擦帯電させるべく該現像剤供給ローラ(12)に摩擦係
    合手段(30)が適用され、該摩擦係合手段(30)
    金属製板ばね要素(30)として形成され、かつ前記現
    像剤供給ローラ(18)に適合するように彎曲させれる
    と共に該現像剤供給ローラ(18)に対して弾性的に押
    圧係合させ、前記金属製板ばね要素(30)の彎曲部の
    曲率が前記現像剤供給ローラ(18)の曲率よりも幾分
    小さくされて前記金属製板ばね要素(30)が現像剤ロ
    ーラに食い込ませるようにしたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 静電潜像担持体に書き込まれた静電潜像
    を一成分現像剤でもって現像する現像装置であって、 一成分現像剤を収容する現像剤保持容器(10)と、 前記現像剤保持容器(10)内に回転自在に設けられ、
    かつ導電性材料から形成された現像剤担持ローラ(1
    2)とを具備し、この現像剤担持ローラ(12)はその
    一部を前記現像剤保持容器(10)から露出させて前記
    静電潜像担持体(14)に対面し得るように配置され、
    しかもその回転表面に帯電一成分現像剤を静電的鏡像力
    でもって付着させて該静電潜像担持体(14)との対面
    領域に搬送するようになっており、 更に、前記現像剤保持容器(10)内の一成分現像剤を
    前記現像剤担持ローラ(12)に供給すべく該現像剤保
    持容器(10)内に回転自在に設けられ、かつ導電性材
    料から形成された現像剤供給ローラ(18)を具備し、
    この現像剤供給ローラ(18)は前記現像剤担持ローラ
    (12)と摩擦係合して該現像担持ローラ(12)に供
    給された一成分現像剤を摩擦帯電させるように配置され
    ている現像装置において、 前記現像剤供給ローラ(18)によって前記現像剤担持
    ローラ(12)に供給される一成分現像剤を前もって摩
    擦帯電させるべく該現像剤供給ローラ(18)に板ばね
    から成る摩擦係合手段(30)が適用されており、前記
    板ばねには現像剤を通過させるための多数の穿孔が形成
    され、これら穿孔が前記現像剤供給ローラ(18)に沿
    って整列されていることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の現像装置におい
    て、前記摩擦係合手段(30)が導電性材料から形成さ
    れ、しかもそこに所定のレベルの電位を与えるべく電源
    (34)に接続され、前記電位が帯電現像剤を前記摩擦
    係合手段(30)から前記現像剤担持ローラ(12)に
    電気的に移動させるようなものとされることを特徴とす
    る現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の現
    像装置において、 前記現像剤担持ローラ(12)によって搬送される一成
    分現像が前記対面領域を経て前記現像剤供給ローラ
    (18)に向かう間に該一成分現像を該現像剤担持
    ーラ(12)から除去すべく該現像剤担持ローラ(1
    2)に現像剤除去手段(36)が機械的に係合させら
    れ、前記現像剤除去手段が金属製板ばね要素(36)と
    して形成され、かつ前記現像剤担持ローラ(12)に適
    合するように彎曲させれると共に該現像剤担持ローラ
    (12)に対して弾性的に押圧係合させられ、前記金属
    製板ばね要素(36)の彎曲部の曲率が前記現像剤担持
    ローラ(12)の曲率よりも幾分小さくされていること
    を特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 静電潜像担持体に書き込まれた静電潜像
    を一成分現像剤でもって現像する現像装置であって、 一成分現像剤を収容する現像剤保持容器(10)と、 前記現像剤保持容器(10)内に回転自在に設けられ、
    かつ導電性材料から形成された現像剤担持ローラ(1
    2)とを具備し、この現像剤担持ローラ(12)はその
    一部を前記現像剤保持容器(10)から露出させて前記
    静電潜像担持体(14)に対面し得るように配置され、
    しかもその回転表面に帯電一成分現像剤を静電的鏡像力
    でもって付着させて該静電潜像担持体(14)との対面
    領域に搬送するようになっており、 更に、前記現像剤保持容器(10)内の一成分現像剤を
    前記現像剤担持ローラ(12)に供給すべく該現像剤保
    持容器(10)内に回転自在に設けられ、かつ導電性材
    料から形成された現像剤供給ローラ(18)を具備し、
    この現像剤供給ローラ(18)は前記現像剤担持ローラ
    (12)と摩擦係合して該現像担持ローラ(12)
    供給された一成分現像剤を摩擦帯電させるように配置さ
    れている現像装置において、 前記現像剤担持ローラ(12)によって搬送される一成
    分現像が前記対面領域を経て前記現像剤供給ローラ
    (18)に向かう間に該一成分現像を該現像剤担持
    ーラ(18)から除去すべく該現像剤担持体に現像剤除
    去手段(36)が機械的に係合させられ、前記現像剤除
    去手段が金属製板ばね要素(36)として形成され、か
    つ前記現像剤担持ローラ(12)に適合するように彎曲
    させれると共に該現像剤担持ローラ(12)に対して弾
    性的に押圧係合させられ、前記金属製板ばね要素(3
    6)の彎曲部の曲率が前記現像剤担持ローラ(12)の
    曲率よりも幾分小さくされていることを特徴とする現像
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の現像装置において、前
    金属製板ばね要素(36)には現像剤を通過させるた
    めの多数の穿孔(38)が形成され、これら穿孔が前記
    現像剤担持ローラ(12)に沿って整列されていること
    を特徴とする現像装置。
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