JP3443618B2 - 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売・保守用集計システム - Google Patents

蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売・保守用集計システム

Info

Publication number
JP3443618B2
JP3443618B2 JP2000334535A JP2000334535A JP3443618B2 JP 3443618 B2 JP3443618 B2 JP 3443618B2 JP 2000334535 A JP2000334535 A JP 2000334535A JP 2000334535 A JP2000334535 A JP 2000334535A JP 3443618 B2 JP3443618 B2 JP 3443618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trap
steam
traps
input
loss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000334535A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002140745A (ja
Inventor
良康 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tlv Co Ltd
Original Assignee
Tlv Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tlv Co Ltd filed Critical Tlv Co Ltd
Priority to JP2000334535A priority Critical patent/JP3443618B2/ja
Priority to EP10012353A priority patent/EP2287516A1/en
Priority to US10/016,241 priority patent/US7130804B2/en
Priority to EP01125989A priority patent/EP1203910A3/en
Publication of JP2002140745A publication Critical patent/JP2002140745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3443618B2 publication Critical patent/JP3443618B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16TSTEAM TRAPS OR LIKE APPARATUS FOR DRAINING-OFF LIQUIDS FROM ENCLOSURES PREDOMINANTLY CONTAINING GASES OR VAPOURS
    • F16T1/00Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers
    • F16T1/38Component parts; Accessories
    • F16T1/48Monitoring arrangements for inspecting, e.g. flow of steam and steam condensate
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/20Administration of product repair or maintenance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0283Price estimation or determination
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気トラップ販売
・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売
・保守用集計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】工場やプラントなどの施設に設置された
多数の蒸気トラップの保守については、個々の蒸気トラ
ップの作動状態を診断器により診断し、その診断結果に
基づいて蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量を施
設の全蒸気トラップについて集計したトラップ不良蒸気
損失総量やその金額換算値をホストコンピュータで演算
するシステムが提案されている(特公平6−14381
号公報参照)。
【0003】また、診断器の診断結果に基づき蒸気トラ
ップの作動不良による蒸気漏れ量の金額換算値を演算す
るとともに、その金額換算値を診断日ごとに記憶し、そ
して、その記憶情報に基づき上記金額換算値を回帰処理
して、その回帰処理データと蒸気トラップの交換修理に
要する費用とを比較することで、蒸気トラップの交換修
理時期を予測するシステムが提案されている(特開平9
−54841号公報参照)。
【0004】ところで従来、上記の如きシステムを用い
てトラップ不良蒸気損失総量やその金額換算値を演算し
たり、蒸気トラップの修理交換時期を予測するにして
も、蒸気トラップの実際の交換にあたっては、不良と診
断された蒸気トラップのみを新しい蒸気トラップに交換
する形態が一般に採られていた。
【0005】また、後者のシステムにより蒸気トラップ
の交換時期を予測するにしても、その交換時期は単純
に、トラップ不良蒸気損失総量の金額換算値と交換に要
する費用との比較によってのみ決定しているにすぎなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、蒸気トラップ
には正常作動状態でも蒸気漏れがあって、蒸気トラップ
の型式によりその正常作動状態での蒸気漏れ量(すなわ
ち、正常作動しているものの作動原理上でやむを得ず生
じる蒸気漏れ量)にかなりの差があり、この為、前記の
如く多数の設置蒸気トラップのうち単に不良トラップの
みを交換するだけでは、正常作動状態での蒸気漏れ量が
大きい型式の現行蒸気トラップを依然と使用することに
なって、対象施設の全体についての蒸気漏れによる経済
的損失を効果的に低減できず、この点で、蒸気トラップ
の保守管理のために対象施設の全体について投じられる
多額の費用が有効に活かされていない問題があった。
【0007】また、交換を行なうにしても、前記の如く
トラップ不良蒸気損失総量の金額換算値と交換に要する
費用との単純比較によって交換時期を決定するのでは、
蒸気漏れによる経済的損失のうち上記型式の違いによる
蒸気漏れ量の差に原因する部分が既に大きく累積された
後での交換になって、交換のメリットが十分に活かされ
ず、この点で、やはり蒸気トラップの保守管理のために
対象施設の全体について投じられる多額の交換費用が有
効に活かされていない問題があった。
【0008】そして、これら問題は、蒸気トラップの販
売者がトラップ設置施設側の顧客に対して行なう蒸気ト
ラップの更新・保守管理についての提案やサービス提供
の内容及び方法に拠るところが大きく、この点、トラッ
プ販売者の側における改善の余地があった。
【0009】この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、
合理的な方法やシステムにより上記の如き問題を効果的
に解消する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1に係る発
明は、蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法に
係り、その特徴は、入力手段と第1演算手段と第2演算
手段と第3演算手段とデータ作成手段と出力手段とを備
える集計システムからなる蒸気トラップ販売・保守用シ
ステムの動作方法において、 前記入力手段が、顧客の対
象施設における複数の蒸気トラップの作動状態を診断器
により診断した診断結果とそれら蒸気トラップの型式確
認結果の入力を受ける入力ステップ、前記第1演算手段
が、前記入力手段に入力された診断結果に基づき、蒸気
トラップの作動不良による蒸気漏れ量を前記対象施設の
全蒸気トラップについて集計したトラップ不良蒸気損失
総量を演算する第1演算ステップ、前記第2演算手段
が、前記入力手段に入力された型式確認結果に基づき、
現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラップとの型式の違い
によるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の差を前記
対象施設の全蒸気トラップについて集計したトラップ型
式蒸気損失総量を演算する第2演算ステップ、前記第3
演算手段が、前記第1演算手段及び前記第2演算手段の
演算結果に基づき、トラップ不良蒸気損失総量とトラッ
プ型式蒸気損失総量との合計量を所定期間について積算
した積算値の金額換算値を演算する第3演算ステップ、
前記データ作成手段が、前記第3演算手段により演算し
金額換算値と前記対象施設における正常作動の蒸気ト
ラップを含む現行蒸気トラップの全数を推奨蒸気トラッ
プに交換するトラップ一括交換の費用との比較データを
作成するデータ作成ステップ、前記出力手段が、前記デ
ータ作成手段により作成した比較データを顧客に対する
前記トラップ一括交換の提案用データとして出力する出
力ステップ、を含む点にある。
【0011】つまり、この方法によれば、集計システム
が、トラップ不良蒸気損失総量(すなわち、トラップ不
良による施設全体の蒸気損失量)とトラップ型式蒸気損
失総量(すなわち、トラップの型式差による施設全体の
蒸気損失量)との合計量を求めて、その合計量を所定期
間(例えば、推奨蒸気トラップの保証期間)について積
算した積算値の金額換算値とトラップ一括交換に要する
費用との比較データを顧客に対するトラップ一括交換の
提案用データとして出力するから、その比較データに基
づき顧客は、蒸気漏れによる経済的損失として、トラッ
プ不良に原因する損失分だけでなく、現行の蒸気トラッ
プと推奨蒸気トラップとの型式の違いによる蒸気漏れ量
の差に原因する損失分も考慮した状態で、経済的に最も
適切な時期のトラップ一括交換を決定することができ
る。
【0012】そして、この決定による推奨蒸気トラップ
への一括交換により、不良トラップのみを交換する従来
形態での問題、すなわち、対象施設の全体についての蒸
気漏れによる経済的損失を効果的に低減できないといっ
た問題はもとより、トラップ不良蒸気損失総量の金額換
算値と交換に要する費用との単純比較によって交換時期
を決定する従来形態での問題、すなわち、トラップ交換
のメリットが十分に活かされないといった問題も効果的
に回避することができ、これにより、顧客にとって、蒸
気トラップの保守管理のために対象施設の全体について
投じる費用を極めて有効に活かすことができる。
【0013】また、トラップ不良蒸気損失総量、及び、
トラップ型式蒸気損失総量の演算を集計システムを用い
て自動化することにより、トラップ販売者の側にとって
は、集計作業の負担を軽減できるとともに、上記比較デ
ータを顧客に提示するまでに要する時間を短くして顧客
に対する応答を早くすることができる。
【0014】〔2〕請求項2に係る発明は、蒸気トラッ
プ販売・保守用システムの動作方法に係り、その特徴
は、入力手段と第1演算手段と第2演算手段と第3演算
手段とデータ作成手段と出力手段とを備える集計システ
ムからなる蒸気トラップ販売・保守用システムの動 作方
法において、 前記入力手段が、顧客の対象施設における
全蒸気トラップのうちの一部の複数蒸気トラップの作動
状態を診断器により診断した診断結果と、それら一部の
複数蒸気トラップの型式確認結果と、診断した蒸気トラ
ップと前記対象施設における全蒸気トラップとのトラッ
プ数比の入力を受ける入力ステップ、前記第1演算手段
が、前記入力手段に入力された診断結果及びトラップ数
比に基づき、蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量
を前記対象施設の全蒸気トラップについて集計した量で
あるトラップ不良蒸気損失総量の類推値を演算する第1
演算ステップ、前記第2演算手段が、前記入力手段に
力された型式確認結果及びトラップ数比に基づき、現行
の蒸気トラップと推奨蒸気トラップとの型式の違いによ
るトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の差を前記対象
施設の全蒸気トラップについて集計した量であるトラッ
プ型式蒸気損失総量の類推値を演算する第2演算ステッ
プ、前記第3演算手段が、前記第1演算手段及び前記第
2演算手段の演算結果に基づき、トラップ不良蒸気損失
総量の類推値とトラップ型式蒸気損失総量の類推値との
合計量を所定期間について積算した積算値の金額換算値
を演算する第3演算ステップ、前記データ作成手段が、
前記第3演算手段により演算した金額換算値と前記対象
施設における正常作動の蒸気トラップを含む現行蒸気ト
ラップの全数を推奨蒸気トラップに交換するトラップ一
括交換の費用との比較データを作成するデータ作成ステ
ップ、前記出力手段が、前記データ作成手段により作成
した比較データを顧客に対する前記トラップ一括交換の
提案用データとして出力する出力ステップ、を含む点に
ある。
【0015】つまり、この方法によれば、集計システム
が、トラップ不良蒸気損失総量の類推値とトラップ型式
蒸気損失総量の類推値との合計量を求めて、その合計量
を所定期間について積算した積算値の金額換算値とトラ
ップ一括交換に要する費用との比較データを顧客に対す
るトラップ一括交換の提案用データとして出力するか
ら、蒸気トラップの保守管理のために対象施設の全体に
ついて投じる費用を有効に活かす面で、前述した請求項
1に係る発明と同様の効果を得ることができる。
【0016】そしてまた、この方法によれば、対象施設
における全蒸気トラップのうちの一部の複数蒸気トラッ
プ(例えば、対象施設における一部区域の全蒸気トラッ
プ)の作動状態を診断するとともに、それら一部の複数
蒸気トラップの型式を確認して、その診断及び型式確認
の結果、並びに、診断した蒸気トラップと対象施設にお
ける全蒸気トラップとのトラップ数比に基づき、トラッ
プ不良蒸気損失総量の類推値、及び、トラップ型式蒸気
損失総量の類推値を求めるから、対象施設における蒸気
トラップの全数を診断器により診断し、また、それら蒸
気トラップ全数の型式を確認する形態で請求項1に係る
発明を実施するに比べ、診断及び型式確認の作業負担を
軽減することができ、また、その作業に要する期間を短
くして、集計システムによる集計の自動化と相俟った状
態で顧客に対する応答を一層早くすることができる。
【0017】〔〕請求項に係る発明は、請求項1又
は2に係る発明を実施するのに好適な実施形態を特定す
るものであり、その特徴は、前記集計システムが備える
管理台帳作成手段が、前記入力手段への入力情報に基づ
きトラップ管理台帳を作成するステップを含み、 この管
理台帳作成手段により作成したトラップ管理台帳を必要
時に通信手段を介して閲覧できる状態でデータベースに
格納する点にある。
【0018】つまり、この方法によれば、顧客にとっ
て、トラップ管理台帳の作成更新作業を一掃することが
でき、また、トラップ管理台帳を一元化することができ
て、トラップ管理台帳の更新を容易かつ正確にすること
できる
【0019】そして、このようにトラップ管理台帳の更
新を容易かつ正確にしながらも、顧客が必要時に通信手
段(代表例としてはインターネット)を介して閲覧でき
る状態でトラップ管理台帳をデータベースに格納してお
くことで、顧客は自身がトラップ管理台帳を保管してい
るのと同様に対象施設における全蒸気トラップの状態を
容易に把握することができる。
【0020】〔〕請求項に係る発明は、蒸気トラッ
プ販売・保守用集計システムに係り、その特徴は、顧客
の対象施設における複数の蒸気トラップ個々の作動状態
を順次に診断した診断器から診断結果、及び、その診断
器に記憶させた蒸気トラップ個々の型式確認結果を入力
する入力手段と、その入力手段に入力された診断結果に
基づき、蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量を前
記対象施設の全蒸気トラップについて集計したトラップ
不良蒸気損失総量を演算する第1演算手段と、前記入力
手段に入力された型式確認結果に基づき、現行の蒸気ト
ラップと推奨蒸気トラップとの型式の違いによるトラッ
プ正常作動状態での蒸気漏れ量の差を前記対象施設の全
蒸気トラップについて集計したトラップ型式蒸気損失総
量を演算する第2演算手段とを設けてある点にある。
【0021】つまり、この集計システムによれば、蒸気
トラップ個々の診断及び型式確認に続く集計作業(すな
わち、多量の診断結果及び型式確認結果を集計して前記
のトラップ不良蒸気損失総量及びトラップ型式蒸気損失
総量を算出する極めて煩雑かつ作業量の多い作業)を、
上記第1及び第2演算手段による演算をもって自動的か
つ短時間に済ませることができる。
【0022】また、この集計システムでは、蒸気トラッ
プ個々の型式確認結果も診断結果とともに診断器に記憶
させておき、それら型式確認結果を診断結果と同様に診
断器から入力手段に入力する形態を採るから、個々の型
式確認結果を診断結果とは別に作業者が手作業により入
力手段に入力するに比べ、入力作業も簡便にしてその作
業負担を効果的に軽減することができる。
【0023】〔〕請求項に係る発明は、蒸気トラッ
プ販売・保守用集計システムに係り、その特徴は、顧客
の対象施設における全蒸気トラップのうちの一部の複数
蒸気トラップ個々の作動状態を順次に診断した診断器か
ら診断結果、及び、その診断器に記憶させた蒸気トラッ
プ個々の型式確認結果を入力するとともに、診断した蒸
気トラップと前記対象施設における全蒸気トラップとの
トラップ数比を入力する入力手段と、その入力手段に入
力された診断結果及びトラップ数比に基づき、蒸気トラ
ップの作動不良による蒸気漏れ量を前記対象施設の全蒸
気トラップについて集計した量であるトラップ不良蒸気
損失総量の類推値を演算する第1演算手段と、前記入力
手段に入力された型式確認結果及びトラップ数比に基づ
き、現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラップとの型式の
違いによるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の差を
前記対象施設の全蒸気トラップについて集計した量であ
るトラップ型式蒸気損失総量の類推値を演算する第2演
算手段とを設けてある点にある。
【0024】つまり、この集計システムによれば、上記
した請求項に係る発明と同様にして、蒸気トラップ個
々の診断及び型式確認に続く集計作業(すなわち、多量
の診断結果及び型式確認結果を集計して前記のトラップ
不良蒸気損失総量の類推値及びトラップ型式蒸気損失総
量の類推値を算出する極めて煩雑かつ作業量の多い作
業)を、上記第1及び第2演算手段による演算をもって
自動的かつ短時間に済ませることができ、また、個々の
型式確認結果を診断結果とは別に作業者が手作業により
入力手段に入力するに比べ、入力作業も簡便にしてその
作業負担を効果的に軽減することができる。
【0025】なお、入力手段へのトラップ数比の入力
は、診断した蒸気トラップと対象施設における全蒸気ト
ラップとの夫々の個数を個別に入力する形態、あるい
は、診断した蒸気トラップと対象施設における全蒸気ト
ラップとのトラップ数比の比値を入力する形態のいずれ
を採ってもよい。
【0026】〔〕請求項に係る発明は、請求項
に係る発明を実施するのに好適な実施形態を特定す
るものであり、その特徴は、前記第1演算手段及び前記
第2演算手段の演算結果に基づいて、前記トラップ不良
蒸気損失総量と前記トラップ型式蒸気損失総量との合計
値、又は、前記トラップ不良蒸気損失総量の類推値と前
記トラップ型式蒸気損失総量の類推値との合計値を所定
期間について積算した積算値の金額換算値を演算する第
3演算手段を設けてある点にある。
【0027】つまり、この構成の集計システムによれ
ば、上記金額換算値とトラップ一括交換の費用との比較
データを作成するのに、その金額換算値(すなわち、ト
ラップ不良に原因する対象施設全体としての蒸気漏れ損
失金額とトラップ型式差に原因する対象施設全体として
の蒸気漏れ損失金額との合計金額を所定期間について積
算した金額)の演算も、上記第3演算手段により自動的
かつ短時間に済ませることができ、これにより、顧客に
提示する上記比較データの作成を容易にすることができ
る。
【0028】〔〕請求項に係る発明は、請求項
係る発明を実施するのに好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記入力手段への入力情報に基づ
いて、前記対象施設における正常作動状態の蒸気トラッ
プを含む現行蒸気トラップの全数を推奨蒸気トラップに
交換するトラップ一括交換の費用を演算するとともに、
その演算した費用と前記第3演算手段により演算した前
記金額換算値との比較データを所定のデータ表示形態で
作成する比較データ作成手段を設けてある点にある。
【0029】つまり、この構成の集計システムによれ
ば、前記比較データを作成するのに、トラップ一括交換
に要する費用の演算、並びに、その演算した費用と前記
第3演算手段により演算された前記金額換算値との比較
データの作成も自動的かつ短時間に済ませることがで
き、これにより、顧客に提示する比較データの作成をさ
らに容易かつ迅速にすることができる。
【0030】〔〕請求項に係る発明は、請求項4〜
のいずれか1項に係る発明を実施するのに好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記入力手段
への入力情報に基づいて所定書式形態のトラップ管理台
帳を作成する管理台帳作成手段を設けてある点にある。
【0031】つまり、この構成の集計システムによれ
ば、顧客に提示する前記比較データの作成の為に採取し
て入力手段に入力する蒸気トラップ個々の診断結果及び
型式確認結果を利用してトラップ管理台帳を自動的かつ
短時間に作成することができ、これにより、トラップ管
理台帳の作成が極めて容易になる。
【0032】〔〕請求項に係る発明は、請求項
係る発明を実施するのに好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記第1演算手段を、前記入力手
段に入力された診断結果に基づき、前記トラップ不良蒸
気損失総量の演算とともに、現行の蒸気トラップの作動
不良による蒸気漏れ量を前記対象施設における全蒸気ト
ラップのうちの一部の指定蒸気トラップについて集計し
たトラップ不良蒸気損失小計を演算する構成にし、前記
第2演算手段を、前記入力手段に入力された型式確認結
果に基づき、前記トラップ型式蒸気損失総量の演算とと
もに、現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラップとの型式
の違いによるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の差
を前記指定蒸気トラップについて集計したトラップ型式
蒸気損失小計を演算する構成にしてある点にある。
【0033】つまり、この構成の集計システムによれ
ば、対象施設における蒸気トラップの全数を推奨蒸気ト
ラップに交換するトラップ一括交換に代え、対象施設に
おける全蒸気トラップのうちの一部の指定蒸気トラップ
(例えば、対象施設における一部区域の全蒸気トラッ
プ)を推奨蒸気トラップに交換する一部交換を顧客が望
む場合に、上記第1演算手段により演算されるトラップ
不良蒸気損失小計(すなわち、前記トラップ不良蒸気損
失総量のうち指定蒸気トラップが占める量)、及び、上
記第2演算手段により演算されるトラップ型式蒸気損失
小計(すなわち、前記トラップ型式蒸気損失総量のうち
指定蒸気トラップが占める量)を用いて、その一部交換
の採用で顧客が得られる経済的メリットの程度を顧客に
対し的確かつ容易に示すことができる。
【0034】〔10〕請求項10に係る発明は、請求項
に係る発明を実施するのに好適な実施形態を特定する
ものであり、その特徴は、前記第1演算手段を、前記入
力手段に入力された診断結果及びトラップ数比に基づ
き、前記トラップ不良蒸気損失総量の類推値の演算とと
もに、現行の蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量
を前記対象施設における全蒸気トラップのうちの一部の
指定蒸気トラップについて集計したトラップ不良蒸気損
失小計の類推値を演算する構成にし、前記第2演算手段
を、前記入力手段に入力された型式確認結果及びトラッ
プ数比に基づき、前記トラップ型式蒸気損失総量の類推
値の演算とともに、現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラ
ップとの型式の違いによるトラップ正常作動状態での蒸
気漏れ量の差を前記指定蒸気トラップについて集計した
トラップ型式蒸気損失小計の類推値を演算する構成にし
てある点にある。
【0035】つまり、この構成の集計システムによれ
ば、対象施設における蒸気トラップの全数を推奨蒸気ト
ラップに交換するトラップ一括交換に代え、対象施設に
おける全蒸気トラップのうちの一部の指定蒸気トラップ
を推奨蒸気トラップに交換する一部交換を顧客が望む場
合に、請求項に係る発明と同様にして、上記トラップ
不良蒸気損失小計の類推値、及び、上記トラップ型式蒸
気損失小計の類推値を用いて、その一部交換の採用で顧
客が得られる経済的メリットの程度を顧客に対し的確か
つ容易に示すことができる。
【0036】〔11〕請求項11に係る発明は請求項
4、5、9、10のいずれか1項に係る発明を実施する
のに好適な実施形態を特定するものであり、その特徴
は、前記第2演算手段を、前記トラップ型式蒸気損失総
量又はその類推値、又は、前記トラップ型式蒸気損失小
計又はその類推値を、複数型式の推奨蒸気トラップにつ
いて各別に演算する構成にしてある点にある。
【0037】つまり、この構成の集計システムによれ
ば、顧客が複数型式の推奨蒸気トラップの提示を望む場
合に、それら複数型式の推奨蒸気トラップの各々につい
ての前記比較データを上記第2演算手段による演算結果
を用いて容易に作成することができる。
【0038】また、トラップ一括交換に代えて対象施設
における全蒸気トラップのうちの一部の指定蒸気トラッ
プを交換する一部交換の場合で、顧客が複数型式の推奨
蒸気トラップの提示を望む場合には、それら複数型式の
推奨蒸気トラップの各々についての前記トラップ型式蒸
気損失小計又はその類推値を上記第2演算手段による演
算で容易に得ることができる。
【0039】なお、請求項9〜11に係る発明につい
て、上述の説明では、対象施設における全蒸気トラップ
のうちの一部の指定蒸気トラップを推奨蒸気トラップに
交換する一部交換の場合、顧客が得られる経済的メリッ
トの程度をトラップ不良蒸気損失小計又はその類推値、
及び、トラップ型式蒸気損失小計又はその類推値を用い
て顧客に示す説明をしたが、請求項9〜11に係る発明
の実施にあたっては、これらトラップ不良蒸気損失小計
又はその類推値、及び、トラップ型式蒸気損失小計又は
その類推値を用いてトラップ一括交換の場合における前
記比較データと同様の比較データ(すなわち、トラップ
不良蒸気損失小計とトラップ型式蒸気損失小計との合計
量、又は、トラップ不良蒸気損失小計の類推値とトラッ
プ型式蒸気損失小計の類推値との合計量を所定期間につ
いて積算した積算値の金額換算値と、指定蒸気トラップ
を推奨蒸気トラップに交換する一部交換の費用との比較
データ(図5〜図7参照))を作成し、その比較データ
の提示によって、一部交換の場合に顧客が得られる経済
的メリットの程度を顧客に示すようにするのがよい。
【0040】
【発明の実施の形態】図1の(イ)において、1は多数
の蒸気トラップ2を使用している工場やプラントなどの
施設を示し、トラップ販売者はこの施設1を対象とする
蒸気トラップの販売・保守に関し対象施設側の顧客と相
談の上、現状調査として診断員を対象施設1に派遣す
る。そして、診断員は対象施設1のうち予め顧客と打合
せ決定してある一部の診断区域1aについて、その診断
区域1aに設置された蒸気トラップ2aの全数を携帯の
診断器3を用いて順次に診断する。
【0041】図2は診断器3を示し、4は診断器本体、
5は診断器本体4にケーブル接続する検出器であり、診
断器本体4には、入力内容や診断結果などを表示する表
示部6a及び各種の入力用キーを配した入力部6bを設
けてある。
【0042】診断員は、この診断器3を用いて蒸気トラ
ップ2aを診断するのに、蒸気トラップ2a毎に、その
型式、口径、用途などを確認してそれら確認事項をトラ
ップ設置区域、トラップ管理番号、診断日などとともに
診断器3に入力する。但し、確認事項や診断日などがあ
らか予めコンピュータから診断器3にダウンロードして
ある場合には、それらの再入力は不要であり、確認する
だけでもよい。そして、診断員は検出器5の検出端を蒸
気トラップ2aにおける所定箇所に当て付けることで、
蒸気トラップ2aの表面温度と振動を検出する。
【0043】この検出により、診断器本体4に内蔵の演
算部は、検出した表面温度に基づき蒸気トラップ2aの
使用蒸気圧を演算し、また、予め入力されている蒸気圧
をパラメータとした振動と蒸気漏れ量との関係に、演算
した使用蒸気圧及び検出振動を照合する形態で、蒸気ト
ラップ2aの作動状態が正常か否かの判定を含む処理と
して、蒸気トラップ2aの作動不良による蒸気漏れ量を
演算し、これらの演算結果を、入力されたトラップ設置
区域、トラップ管理番号、型式、口径、用途などともも
に、診断器本体4に内蔵の記憶部に格納する。
【0044】このように診断器3の記憶部に格納した診
断蒸気トラップ2a夫々の診断結果や確認結果等の情報
は、図1の(ロ)に示す如く、診断器3をコンピュータ
システム7に接続することでコンピュータシステム7に
入力し、また、対象施設1における診断区域1a以外の
区域1b〜1dに設置された蒸気トラップ2について、
その個数とともに参考資料から分かる範囲の情報をキー
ボード7bからコンピュータシステム7に入力する(入
力ステップ)。
【0045】この入力情報に基づき、コンピュータシス
テム7は(図3参照)、予め入力されている所定の演算
・作成手順P(すなわち、インストールされている演算
・作成プログラム)にしたがって、診断蒸気トラップ2
aのうち不良トラップの夫々についての蒸気漏れ量の金
額換算値を演算し、そして、トラップ設置区域、トラッ
プ管理番号、型式、口径、用途、表面温度、振動、使用
蒸気圧、作動判定(正常か不良か)、トラップ不良によ
る蒸気漏れ量、その金額換算値、診断日などの項目を有
する所定書式形態の対象施設全体についてのトラップ管
理台帳8を作成する。
【0046】また、このコンピュータシステム7は、診
断区域1aの蒸気トラップ数(診断した蒸気トラップ
数)と他の区域1b〜1dの蒸気トラップ数とを含む上
記の入力情報に基づき、別途の比較データ作成指示によ
り、現行の蒸気トラップ2の作動不良による蒸気漏れ量
を対象施設1の全蒸気トラップ2について集計したトラ
ップ不良蒸気損失総量Qaの類推値(すなわち、診断し
た蒸気トラップ2aについてのトラップ不良による蒸気
漏れ量qaの和に、対象施設1の全蒸気トラップと診断
した蒸気トラップ2aとのトラップ数比を乗じる形態で
演算した類推値)を演算するとともに(第1演算ステッ
プ)、現行の蒸気トラップ2と推奨蒸気トラップ(本実
施形態ではフリーフロート式の蒸気トラップ)との型式
の違いによるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の差
を対象施設1の全蒸気トラップ2について集計したトラ
ップ型式蒸気損失総量Qbの類推値(すなわち、診断し
た蒸気トラップ2aについての推奨蒸気トラップとの型
式の違いによるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量差
qbの和に上記トラップ数比を乗じる形態で演算した類
推値)を、予め入力してある推奨蒸気トラップと他の型
式の蒸気トラップとのトラップ正常作動状態での蒸気漏
れ量差のデータを用いて演算する(第2演算ステッ
プ)。
【0047】そしてまた、このコンピュータシステム7
は、これらトラップ不良蒸気損失総量Qaの類推値とト
ラップ型式蒸気損失総量Qbの類推値との合計値を所定
期間(本実施形態では推奨蒸気トラップの保証期間)に
ついて積算した積算値の金額換算値Aを演算するととも
に(第3演算ステップ)、対象施設1における正常作動
状態の蒸気トラップを含む現行の蒸気トラップ2の全数
を推奨蒸気トラップに交換するトラップ一括交換の費用
Bを、予め入力してある推奨蒸気トラップの単価データ
を用いて演算し、これら金額換算値Aと一括交換費用B
との比較データ9を所定のデータ表示形態で作成する
(データ作成ステップ)。
【0048】つまり、本実施形態において、上記のコン
ピュータシステム7は、蒸気トラップ2aの診断結果及
び型式確認結果を集計処理する集計システムを構成する
ものであり、このコンピュータシステム7における診断
器3との接続部7a及びキーボード7bは、個々の蒸気
トラップ2aの作動状態を診断する診断器3から診断結
果、及び、診断器3に記憶させた個々の蒸気トラップ2
aの型式確認結果を入力する集計システム中の入力手段
Siを構成する。
【0049】そして、このコンピュータシステム7のコ
ンピュータ部7cは、上記した各演算・作成過程におい
て、入力手段Siへの入力情報に基づき所定書式形態の
トラップ管理台帳8を所定の作成手順Pにしたがって作
成する集計システム中の管理台帳作成手段Sd、入力手
段Siに入力された蒸気トラップ2aの診断結果、及
び、診断した蒸気トラップ2aと対象施設1における全
蒸気トラップ2とのトラップ数比に基づき、前記したト
ラップ不良蒸気損失総量Qaの類推値を所定の演算手順
Pにしたがって演算する集計システム中の第1演算手段
S1、入力手段Siに入力された蒸気トラップ2aの型
式確認結果、及び、上記のトラップ数比に基づき、前記
したトラップ型式蒸気損失総量Qbの類推値を所定の演
算手順Pにしたがって演算する集計システム中の第2演
算手段S2、第1演算手段S1と第2演算手段S2の演
算結果に基づき、トラップ不良蒸気損失総量Qaの類推
値とトラップ型式蒸気損失総量Qbの類推値との合計値
を所定期間について積算した積算値の前記金額換算値A
を所定の演算手順Pにしたがって演算する集計システム
中の第3演算手段S3、入力手段Siへの入力情報に基
づき、対象施設1における正常作動状態の蒸気トラップ
を含む現行の蒸気トラップ2の全数を推奨蒸気トラップ
に交換する前記トラップ一括交換の費用Bを演算すると
ともに、その演算した費用Bと第3演算手段S3により
演算した上記金額換算値Aとの比較データ9を所定の作
成手順Pにしたがって所定のデータ表示形態で作成する
集計システム中の比較データ作成手段Shを構成する。
【0050】なお、本実施形態において推奨蒸気トラッ
プとするフリーフロート式の蒸気トラップは、正常作動
状態での蒸気漏れ量がディスク式の蒸気トラップに比べ
1/15〜1/10、バケット式の蒸気トラップに比べ
1/8〜1/5と極めて小さく、このことから、現行の
対象施設1においてフリーフロート式以外のディスク式
やバケット式などの他の型式の蒸気トラップを多用して
いる場合には、前記したトラップ型式蒸気損失総量Qb
の類推値が大きい値になって、上記の金額換算値Aがか
なりの高額になる。
【0051】以上の集計過程を経て、トラップ販売者
は、プリンタ7dなどの適当な出力手段Soにより出力
(出力ステップ)した比較データ9を顧客に提示し、こ
の比較データ9により、対象施設1における正常作動状
態の蒸気トラップを含む現行の蒸気トラップ2の全数を
推奨蒸気トラップに交換するトラップ一括交換で顧客が
得られる経済的メリットを顧客に説明しながら、そのト
ラップ一括交換を顧客に提案する。
【0052】また、この際、トラップ販売者は、顧客と
の間での上記トラップ一括交換の契約に、トラップ一括
交換後の前記所定期間は交換設置した推奨蒸気トラップ
を保証する保証契約、トラップ一括交換後の前記所定期
間は対象施設1の全蒸気トラップ2(交換設置した推奨
蒸気トラップ)についての定期的な点検とその点検に伴
うトラップ管理台帳8の更新とをトラップ販売者側が代
行するメンテナンス契約、並びに、信販会社を用いたト
ラップ一括交換費用の分割支払い契約を付加することを
提言して、顧客のメンテナンス面や資金計画面でのメリ
ットの拡充も併せ図る。
【0053】なお、上記のメンテナンス契約でトラップ
販売者側が更新を代行するトラップ管理台帳8は、顧客
が必要時にインターネットNを介して閲覧できる状態で
トラップ販売者側のデータベース(例えば、上記コンピ
ュータシステム7のサーバ部7e)に格納するように
し、このことで、顧客が自身でトラップ管理台帳8を保
管しているのと同様に対象施設1における全蒸気トラッ
プ2(交換設置した推奨蒸気トラップ)の状態を容易に
把握できるようにしながら、トラップ管理台帳8の一元
化を可能にしてその管理の容易化を図る。
【0054】〔別実施形態〕 次に別の実施形態を列記する。
【0055】前述の実施形態では、対象施設1における
全蒸気トラップ2のうちの一部の蒸気トラップ2aの診
断及び型式確認の結果、並びに、診断した蒸気トラップ
2aと対象施設1における全蒸気トラップ2とのトラッ
プ数比に基づき、トラップ不良蒸気損失総量Qaの類推
値、及び、トラップ型式蒸気損失総量Qbの類推値を集
計システム7の第1,第2演算手段S1,S2に演算さ
せて、これらトラップ不良蒸気損失総量Qaの類推値と
トラップ型式蒸気損失総量Qbの類推値との合計量を所
定期間について積算した金額換算値Aと、トラップ一括
交換の費用Bとの比較データ9を作成するようにした
が、これに換え、図4に示す如く、対象施設1における
全蒸気トラップ2の診断及び型式確認の結果に基づき、
トラップ不良蒸気損失総量Qa及びトラップ型式蒸気損
失総量Qbを集計システム7の第1,第2演算手段S
1,S2に演算させて、これらトラップ不良蒸気損失総
量Qaとトラップ型式蒸気損失総量Qbとの合計量を所
定期間について積算した金額換算値Aと、トラップ一括
交換の費用Bとの比較データ9を作成するようにしても
よい。
【0056】また、このように対象施設1における全蒸
気トラップ2の診断及び型式確認の結果に基づき、トラ
ップ不良蒸気損失総量Qa及びトラップ型式蒸気損失総
量Qbを集計システム7の第1,第2演算手段S1,S
2に演算させる場合、図5に示す如く、第1演算手段S
1を、トラップ不良蒸気損失総量Qaの演算に加えて、
現行の蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量qaを
対象施設1における全蒸気トラップ2のうちの一部の指
定蒸気トラップについて集計したトラップ不良蒸気損失
小計Qa′を演算する構成にするとともに、第2演算手
段S2を、トラップ型式蒸気損失総量Qbの演算に加え
て、現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラップとの型式の
違いによるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の差q
bを上記指定蒸気トラップについて集計したトラップ型
式蒸気損失小計Qb′を演算する構成にし、これによ
り、対象施設1における全蒸気トラップ2のうちの一部
の指定蒸気トラップのみを推奨蒸気トラップに交換する
一部交換を顧客が望む場合に、上記第1,第2演算手段
S1,S2により演算されるトラップ不良蒸気損失小計
Qa′及びトラップ型式蒸気損失小計Qb′を用いて、
その一部交換の場合に顧客が得られる経済的メリットの
程度を顧客に示すようにしてもよい。
【0057】また同様に、対象施設1における全蒸気ト
ラップ2のうちの一部の蒸気トラップ2aの診断及び型
式確認の結果、並びに、前記トラップ数比に基づき、ト
ラップ不良蒸気損失総量Qaの類推値、及び、トラップ
型式蒸気損失総量Qbの類推値を集計システム7の第
1,第2演算手段S1,S2に演算させる形態を採る場
合に、図6に示す如く、第1演算手段S1を、トラップ
不良蒸気損失総量Qaの類推値の演算に加えて、上記ト
ラップ不良蒸気損失小計Qa′の類推値を演算する構成
にするとともに、第2演算手段S2を、トラップ型式蒸
気損失総量Qbの類推値の演算に加えて、上記トラップ
型式蒸気損失小計Qb′の類推値を演算する構成にし、
これにより、これら第1,第2演算手段S1,S2によ
り演算されるトラップ不良蒸気損失小計Qa′の類推値
及びトラップ型式蒸気損失小計Qb′の類推値を用い
て、一部交換の場合に顧客が得られる経済的メリットの
程度を顧客に示すようにしてもよい。
【0058】さらに、図7に示す如く、集計システムの
第2演算手段S2を、トラップ型式蒸気損失総量Qb又
はその類推値、又は、トラップ型式蒸気損失小計Qb′
又はその類推値を、複数型式の推奨蒸気トラップについ
て各別に演算する構成にし、これにより、顧客に対し複
数型式の推奨蒸気トラップの夫々について、どの程度の
経済的メリットを顧客が得られるかを示すようにしても
よい。
【0059】請求項1又は2に係る発明の実施にあたっ
ては、単に対象施設1における蒸気トラップの交換やメ
ンテナンスだけを対象とするのみならず、前記比較デー
タ9を作成するための蒸気トラップ作動状態の診断や前
記メンテナンス契約による蒸気トラップ2(交換設置し
た推奨蒸気トラップ)の点検に付随して、トラップ販売
者側が対象施設1の蒸気トラップ2に関連する設備機器
の点検を併せ代行するようにし、これにより、顧客のメ
ンテナンス面でのメリットの一層の拡充を図るようにし
てもよい。
【0060】なお、前述の実施形態では、蒸気トラップ
についての説明をしたが、本発明は、蒸気トラップ以外
のエアートラップやガストラップについても同様に応用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】対象施設及び集計システムの概略図
【図2】診断器の構成図
【図3】集計処理形態を示すブロック図
【図4】別実施形態を示す集計処理形態のブロック図
【図5】他の別実施形態を示す集計処理形態のブロック
【図6】他の別実施形態を示す集計処理形態のブロック
【図7】他の別実施形態を示す集計処理形態のブロック
【符号の説明】
1 対象施設 2,2a 蒸気トラップ 3 診断器 7 集計システム 7e データベース 8 トラップ管理台帳 9 比較データ qa トラップ不良による蒸気漏れ量 qb トラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の
差 Qa トラップ不良蒸気損失総量 Qb トラップ型式蒸気損失総量 Qa′ トラップ不良蒸気損失小計 Qb′ トラップ型式蒸気損失小計 A 金額換算値 B トラップ一括交換費用 S1 第1演算手段 S2 第2演算手段 S3 第3演算手段 Sd 管理台帳作成手段 Sh 比較データ作成手段 Si 入力手段 P 演算・作成手順
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 3/08 F16T 1/48

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段と第1演算手段と第2演算手段
    と第3演算手段とデータ作成手段と出力手段とを備える
    集計システムからなる蒸気トラップ販売・保守用システ
    ムの動作方法であって、 前記入力手段が、 顧客の対象施設における複数の蒸気ト
    ラップの作動状態を診断器により診断した診断結果とそ
    れら蒸気トラップの型式確認結果の入力を受ける入力ス
    テップ、前記第1演算手段が、前記入力手段に 入力された診断結
    果に基づき、蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量
    を前記対象施設の全蒸気トラップについて集計したトラ
    ップ不良蒸気損失総量を演算する第1演算ステップ、前記第2演算手段が、前記入力手段に 入力された型式確
    認結果に基づき、現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラッ
    プとの型式の違いによるトラップ正常作動状態での蒸気
    漏れ量の差を前記対象施設の全蒸気トラップについて集
    計したトラップ型式蒸気損失総量を演算する第2演算ス
    テップ、前記第3演算手段が、前記第1演算手段及び前記第2演
    算手段の演算結果に基づき、 トラップ不良蒸気損失総量
    とトラップ型式蒸気損失総量との合計量を所定期間につ
    いて積算した積算値の金額換算値を演算する第3演算ス
    テップ、前記データ作成手段が、前記第3演算手段により演算し
    金額換算値と前記対象施設における正常作動の蒸気ト
    ラップを含む現行蒸気トラップの全数を推奨蒸気トラッ
    プに交換するトラップ一括交換の費用との比較データを
    作成するデータ作成ステップ、前記出力手段が、前記データ作成手段により作成した
    較データを顧客に対する前記トラップ一括交換の提案用
    データとして出力する出力ステップ、を含む 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法。
  2. 【請求項2】 入力手段と第1演算手段と第2演算手段
    と第3演算手段とデータ作成手段と出力手段とを備える
    集計システムからなる蒸気トラップ販売・保 守用システ
    ムの動作方法であって、 前記入力手段が、 顧客の対象施設における全蒸気トラッ
    プのうちの一部の複数蒸気トラップの作動状態を診断器
    により診断した診断結果と、それら一部の複数蒸気トラ
    ップの型式確認結果と、診断した蒸気トラップと前記対
    象施設における全蒸気トラップとのトラップ数比の入力
    を受ける入力ステップ、前記第1演算手段が、前記入力手段に 入力された診断結
    果及びトラップ数比に基づき、蒸気トラップの作動不良
    による蒸気漏れ量を前記対象施設の全蒸気トラップにつ
    いて集計した量であるトラップ不良蒸気損失総量の類推
    値を演算する第1演算ステップ、前記第2演算手段が、前記入力手段に 入力された型式確
    認結果及びトラップ数比に基づき、現行の蒸気トラップ
    と推奨蒸気トラップとの型式の違いによるトラップ正常
    作動状態での蒸気漏れ量の差を前記対象施設の全蒸気ト
    ラップについて集計した量であるトラップ型式蒸気損失
    総量の類推値を演算する第2演算ステップ、前記第3演算手段が、前記第1演算手段及び前記第2演
    算手段の演算結果に基づき、 トラップ不良蒸気損失総量
    の類推値とトラップ型式蒸気損失総量の類推値との合計
    量を所定期間について積算した積算値の金額換算値を演
    算する第3演算ステップ、前記データ作成手段が、前記第3演算手段により演算し
    金額換算値と前記対象施設における正常作動の蒸気ト
    ラップを含む現行蒸気トラップの全数を推奨蒸気トラッ
    プに交換するトラップ一括交換の費用との比較データを
    作成するデータ作成ステップ、前記出力手段が、前記データ作成手段により作成した
    較データを顧客に対する前記トラップ一括交換の提案用
    データとして出力する出力ステップ、を含む 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法。
  3. 【請求項3】 前記集計システムが備える管理台帳作成
    手段が、前記入力手段への入力情報に基づきトラップ管
    理台帳を作成するステップを含み、 この管理台帳作成手段により作成したトラップ管理台帳
    を必要時に通信手段を介して閲覧できる状態でデータベ
    ースに格納する請求項1又は2記載の蒸気トラ ップ販売
    ・保守用システムの動作方法。
  4. 【請求項4】 顧客の対象施設における複数の蒸気トラ
    ップ個々の作動状態を順次に診断した診断器から診断結
    果、及び、その診断器に記憶させた蒸気トラップ個々の
    型式確認結果を入力する入力手段と、 その入力手段に入力された診断結果に基づき、蒸気トラ
    ップの作動不良による蒸気漏れ量を前記対象施設の全蒸
    気トラップについて集計したトラップ不良蒸気損失総量
    を演算する第1演算手段と、 前記入力手段に入力された型式確認結果に基づき、現行
    の蒸気トラップと推奨蒸気トラップとの型式の違いによ
    るトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量の差を前記対象
    施設の全蒸気トラップについて集計したトラップ型式蒸
    気損失総量を演算する第2演算手段とを設けてある蒸気
    トラップ販売・保守用集計システム。
  5. 【請求項5】 顧客の対象施設における全蒸気トラップ
    のうちの一部の複数蒸気トラップ個々の作動状態を順次
    に診断した診断器から診断結果、及び、その診断器に記
    憶させた蒸気トラップ個々の型式確認結果を入力すると
    ともに、診断した蒸気トラップと前記対象施設における
    全蒸気トラップとのトラップ数比を入力する入力手段
    と、 その入力手段に入力された診断結果及びトラップ数比に
    基づき、蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量を前
    記対象施設の全蒸気トラップについて集計した量である
    トラップ不良蒸気損失総量の類推値を演算する第1演算
    手段と、 前記入力手段に入力された型式確認結果及びトラップ数
    比に基づき、現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラップと
    の型式の違いによるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ
    量の差を前記対象施設の全蒸気トラップについて集計し
    た量であるトラップ型式蒸気損失総量の類推値を演算す
    る第2演算手段とを設けてある蒸気トラップ販売・保守
    用集計システム。
  6. 【請求項6】 前記第1演算手段及び前記第2演算手段
    の演算結果に基づいて、前記トラップ不良蒸気損失総量
    と前記トラップ型式蒸気損失総量との合計値、又は、前
    記トラップ不良蒸気損失総量の類推値と前記トラップ型
    式蒸気損失総量の類推値との合計値を所定期間について
    積算した積算値の金額換算値を演算する第3演算手段を
    設けてある請求項又は記載の蒸気トラップ販売・保
    守用集計システム。
  7. 【請求項7】 前記入力手段への入力情報に基づいて、
    前記対象施設における正常作動状態の蒸気トラップを含
    む現行蒸気トラップの全数を推奨蒸気トラップに交換す
    るトラップ一括交換の費用を演算するとともに、 その演算した費用と前記第3演算手段により演算した前
    記金額換算値との比較データを所定のデータ表示形態で
    作成する比較データ作成手段を設けてある請求項記載
    の蒸気トラップ販売・保守用集計システム。
  8. 【請求項8】 前記入力手段への入力情報に基づいて所
    定書式形態のトラップ管理台帳を作成する管理台帳作成
    手段を設けてある請求項4〜7のいずれか1項に記載の
    蒸気トラップ販売・保守用集計システム。
  9. 【請求項9】 前記第1演算手段を、前記入力手段に入
    力された診断結果に基づき、前記トラップ不良蒸気損失
    総量の演算とともに、現行の蒸気トラップの作動不良に
    よる蒸気漏れ量を前記対象施設における全蒸気トラップ
    のうちの一部の指定蒸気トラップについて集計したトラ
    ップ不良蒸気損失小計を演算する構成にし、 前記第2演算手段を、前記入力手段に入力された型式確
    認結果に基づき、前記トラップ型式蒸気損失総量の演算
    とともに、現行の蒸気トラップと推奨蒸気トラップとの
    型式の違いによるトラップ正常作動状態での蒸気漏れ量
    の差を前記指定蒸気トラップについて集計したトラップ
    型式蒸気損失小計を演算する構成にしてある請求項
    載の蒸気トラップ販売・保守用集計システム。
  10. 【請求項10】 前記第1演算手段を、前記入力手段に
    入力された診断結果及びトラップ数比に基づき、前記ト
    ラップ不良蒸気損失総量の類推値の演算とともに、現行
    の蒸気トラップの作動不良による蒸気漏れ量を前記対象
    施設における全蒸気トラップのうちの一部の指定蒸気ト
    ラップについて集計したトラップ不良蒸気損失小計の類
    推値を演算する構成にし、 前記第2演算手段を、前記入力手段に入力された型式確
    認結果及びトラップ数比に基づき、前記トラップ型式蒸
    気損失総量の類推値の演算とともに、現行の蒸気トラッ
    プと推奨蒸気トラップとの型式の違いによるトラップ正
    常作動状態での蒸気漏れ量の差を前記指定蒸気トラップ
    について集計したトラップ型式蒸気損失小計の類推値を
    演算する構成にしてある請求項記載の蒸気トラップ販
    売・保守用集計システム。
  11. 【請求項11】 前記第2演算手段を、前記トラップ型
    式蒸気損失総量又はその類推値、又は、前記トラップ型
    式蒸気損失小計又はその類推値を、複数型式の推奨蒸気
    トラップについて各別に演算する構成にしてある請求項
    4、5、9、10のいずれか1項に記載の蒸気トラップ
    販売・保守用集計システム。
JP2000334535A 2000-11-01 2000-11-01 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売・保守用集計システム Expired - Fee Related JP3443618B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334535A JP3443618B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売・保守用集計システム
EP10012353A EP2287516A1 (en) 2000-11-01 2001-10-31 Aggregating system for use in maintenance of a steam trap and method for maintenance
US10/016,241 US7130804B2 (en) 2000-11-01 2001-10-31 Method of supporting sales and maintenance of steam traps and aggregating system for use in the method
EP01125989A EP1203910A3 (en) 2000-11-01 2001-10-31 Method of supporting sales and maintenance of steam traps and aggregating system for use in the method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334535A JP3443618B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売・保守用集計システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002140745A JP2002140745A (ja) 2002-05-17
JP3443618B2 true JP3443618B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=18810432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000334535A Expired - Fee Related JP3443618B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売・保守用集計システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7130804B2 (ja)
EP (2) EP1203910A3 (ja)
JP (1) JP3443618B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4041265B2 (ja) * 2000-05-09 2008-01-30 株式会社ミヤワキ スチームトラップ管理装置
US20040024544A1 (en) * 2002-07-31 2004-02-05 Guebert Rodger A. Method of reducing energy waste by monitoring steam traps
US7817050B2 (en) * 2002-11-12 2010-10-19 U.E. Systems Inc. Ultrasonic gas leak detector with an electrical power loss and carbon footprint output
JP3672303B2 (ja) 2003-10-02 2005-07-20 株式会社テイエルブイ 設備診断方法、設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム
JP3790527B2 (ja) * 2003-10-03 2006-06-28 株式会社テイエルブイ 設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム
US7246036B2 (en) * 2004-12-08 2007-07-17 Armstrong International, Inc. Remote monitor for steam traps
CN101228559B (zh) * 2005-07-25 2012-06-20 Tlv有限公司 机器管理方法、该机器管理方法所采用的分析***、管理用数据库所采用的数据结构、其机器管理方法所采用的维修检查支援装置
AU2006273345B2 (en) * 2005-07-25 2010-12-02 Tlv Co., Ltd. Device management method, analysis system used for the device management method, analysis data structure, and maintenance inspection support apparatus used for the device management method
GB2457924B (en) * 2008-02-28 2012-04-25 Spirax Sarco Ltd Developments in or relating to steam trap monitoring
US8843347B2 (en) * 2011-07-01 2014-09-23 The Boeing Company Method, monitoring system and computer program product for monitoring the health of a monitored system utilizing an associative memory
US9863836B2 (en) 2011-12-30 2018-01-09 Spirax-Sarco Limited Monitoring apparatus for a steam plant and a method of operating such an apparatus
GB2497995B (en) * 2011-12-30 2014-04-30 Spirax Sarco Ltd An apparatus and method for monitoring a steam plant
US10641412B2 (en) 2012-09-28 2020-05-05 Rosemount Inc. Steam trap monitor with diagnostics
EP3282167B1 (en) * 2015-04-07 2019-06-12 TLV Co., Ltd. Threshold value calculation system, and threshold value calculation method
MX2019011027A (es) * 2017-09-06 2019-11-11 Tlv Co Ltd Dispositivo de evaluacion de riesgos, sistema de evaluacion de riesgos, metodo de evaluacion de riesgos y programa de evaluacion de riesgos.
JP7292739B2 (ja) * 2020-12-21 2023-06-19 株式会社ミヤワキ スチームトラップ管理システム
CN113251322A (zh) * 2021-05-28 2021-08-13 华能(广东)能源开发有限公司海门电厂 一种疏水阀泄漏判定及蒸汽泄漏损失方法和***

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1040467C (zh) * 1986-04-15 1998-10-28 Tlv有限公司 阻汽排水阀的工作判别装置
JPH0614381B2 (ja) * 1986-04-15 1994-02-23 株式会社テイエルブイ 複数のスチームトラップの蒸気漏れデータの自動集計分析装置
US6581045B1 (en) * 1989-05-12 2003-06-17 Building Technology Associates, Inc. Asset management system for analyzing the condition of assets and evaluating repair/replacement options
JP3022701B2 (ja) 1992-02-10 2000-03-21 日本電気株式会社 ポリシング制御装置
US5311562A (en) * 1992-12-01 1994-05-10 Westinghouse Electric Corp. Plant maintenance with predictive diagnostics
JPH06241956A (ja) 1993-02-23 1994-09-02 Toshiba Corp プラントリスク分析システム
US5535136A (en) * 1994-05-17 1996-07-09 Standifer; Larry R. Detection and quantification of fluid leaks
JPH08329147A (ja) 1995-06-01 1996-12-13 Mitsubishi Denki Business Syst:Kk 車検見積りシステム
JPH096847A (ja) 1995-06-16 1997-01-10 Tokyo Gas Co Ltd ガス機器の修理/営業支援システム
JP3463155B2 (ja) 1995-08-11 2003-11-05 株式会社テイエルブイ 弁の保守管理装置
ES2127122B1 (es) * 1996-09-02 1999-12-16 Blaquez Navarro Vicente Sistema mejorado electronico autonomo de monitorizacion para purgadores, valvulas e instalaciones en tiempo real.
JPH1139030A (ja) * 1997-07-15 1999-02-12 Tlv Co Ltd 設備管理装置及び設備管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2954183B1 (ja) 1998-07-17 1999-09-27 株式会社ミヤワキ スチームトラップの検査方法、同検査装置及び同管理システム
WO2001069417A2 (en) * 2000-03-17 2001-09-20 Siemens Aktiengesellschaft Plant maintenance technology architecture

Also Published As

Publication number Publication date
US20020052716A1 (en) 2002-05-02
EP1203910A2 (en) 2002-05-08
EP2287516A1 (en) 2011-02-23
US7130804B2 (en) 2006-10-31
EP1203910A3 (en) 2003-06-25
JP2002140745A (ja) 2002-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3443618B2 (ja) 蒸気トラップ販売・保守用システムの動作方法、及び、蒸気トラップ販売・保守用集計システム
AU2006273345B2 (en) Device management method, analysis system used for the device management method, analysis data structure, and maintenance inspection support apparatus used for the device management method
US7206646B2 (en) Method and apparatus for performing a function in a plant using process performance monitoring with process equipment monitoring and control
JP4873985B2 (ja) 設備機器用故障診断装置
US20090006153A1 (en) Evaluation tool for adjusting resale of machine components
CN107408225A (zh) 操作数据的自适应处置
JP2004523841A (ja) プロセス制御プラントデータの遠隔分析
CN104272207A (zh) 用于实时燃气涡轮性能报告的方法和***
JP3672303B2 (ja) 設備診断方法、設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム
CN101238491B (zh) 机器管理方法、该机器管理方法所采用的分析***、以及分析用数据结构、其机器管理方法所采用的维修检查支援装置
JP4160457B2 (ja) ライフサイクル環境評価システム及びライフサイクル環境評価方法
US20090049394A1 (en) Quantifying and analyzing back office and field service processes
JP3790527B2 (ja) 設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム
KR20010016553A (ko) 통신망을 이용한 설비 진단 서비스 제공 방법과 시스템 및그 방법이 저장된 기록매체
KR100528875B1 (ko) 계측 데이터의 생성방법
JP3721184B2 (ja) 設備診断用集計システムの動作方法、及び、設備診断用集計システム
JPH07200981A (ja) プラントの信頼性評価方法および更新評価方法
JP2002297803A (ja) 機械設備保守料設定システム及び機械設備保険料設定システム
Niwas et al. A bi-objective inspection policy for a repairable engineering system with failure free warranty
JPS5882358A (ja) 自動車サ−ビス工場におけるフロント事務業務および診断業務処理装置
Carlucci et al. Data-centric Maintenance and Operational Knowledge and Its Impact on Classification
JP2001331612A (ja) 営業支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3443618

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees