JP3442599B2 - 地下埋設用管体の接続具 - Google Patents

地下埋設用管体の接続具

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JP3442599B2 JP33092196A JP33092196A JP3442599B2 JP 3442599 B2 JP3442599 B2 JP 3442599B2 JP 33092196 A JP33092196 A JP 33092196A JP 33092196 A JP33092196 A JP 33092196A JP 3442599 B2 JP3442599 B2 JP 3442599B2
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哲也 下村
篤 野間
和夫 近藤
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杉江製陶株式会社
化成工業株式会社
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に通信線(光
ファイバ、電線等)や送電線等が挿通される管路を備え
たコンクリート製、陶器製等の地下埋設用管体を接続す
るための接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図11と図12に示すよ
うに、地下埋設用ハンドホール102から突出された管
体103に対し、地下埋設用管体101を接続する際、
両管体101、103の端面には、シール材105がそ
れぞれ環状に張り付けられる。一方、コンクリートや陶
器によって形成されかつ管長さが異なる複数の接続管の
うち、前記両管体101、103の端面の間の間隔寸法
に対応する管長さを有する接続管104が選択される。
そして、前記両管体101、103の端面の各シール材
105を圧縮させながら、これら両管体101、103
の間に前記接続管104が差し込まれた後、ハンドホー
ル102側からネジ棒107が管体103及び接続管1
04の各接続孔を通して管体101の端面の接続ナット
106にネジ込まれることで、前記両管体101、10
3が接続されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、両管体10
1、103を接続管104によって接続する従来のもの
においては、両管体101、103の端面の各シール材
105を圧縮させながら、これら両管体101、103
の間に前記接続管104を差し込まなければならず、そ
の作業が厄介で多くの手間を必要としていた。また、両
管体101、103を屈曲して接続する場合には、前記
接続管104に換え曲げ管を用いなければならず、しか
も、曲率半径の異なる曲げ管を多数製作して用意する必
要性があり、管体の接続コストが高くなるという問題点
があった。このようなことから、蛇腹構造等の伸縮可能
な接続具を用いて管体を接続することが考えられるが、
このような接続具は、土圧等の荷重に耐えることが困難
で破損されやすいため、地下埋設用管体の接続具として
採用することができない。この発明の目的は、前記従来
の問題点に鑑み、地下埋設用管体を直線的に又は屈曲し
て容易に接続することができるばかりでなく、土圧等の
荷重に対しても充分耐えることができ、しかも耐震性、
耐久性等にも優れる地下埋設用管体の接続具を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る地下埋設用管体の接続具は、
複数の接続具ユニットが直列に連接されて構成された地
下埋設用管体の接続具であって、前記接続具ユニット
は、第1、第2の両端板と、これら第1、第2の両端板
の間に跨って伸縮可能に組み付けられた伸縮カバー体
と、前記第1、第2の両端板にそれぞれ形成された挿通
孔にわたって貫挿され前記伸縮カバー体を保護する保護
パイプとを備え、前記第1、第2の両端板と前記保護パ
イプとの間には、これら第1、第2の両端板の離反方向
の移動量を規制して前記伸縮カバー体の伸び量を制限す
る制限手段が設けられ、前記隣接する接続具ユニットの
相対する両端板の間には、これら両端板を隙間なく締め
付けて前記隣接する接続具ユニットを連接する連接手段
が設けられていることを特徴とする。
【0005】たがって、所定の間隔を隔てて隣接する
地下埋設用管体の間に対し、接続具を構成する複数の接
続具ユニットの各伸縮カバー体をそれぞれ収縮させて容
易に挿入することができる。そして、一方の管体の端面
に、これに対向する接続具ユニットの第1端板が取り付
けられた後、他方の管体の端面に、これに対向する接続
具ユニットの第2端板が取り付けられることで、前記両
管体が容易に接続される。複数の接続具ユニットの各
縮カバー体は保護パイプによってそれぞれ保護されてい
るため、土圧によって伸縮カバー体が破損される不具合
が防止される。さらに、複数の接続具ユニットの各制限
手段により第1、第2の両端板11、21の離反方向の
移動量をそれぞれ規制し伸縮カバー体の伸び量を制限す
ることで、伸縮カバー体が過大に伸長されて破損される
不具合も防止することができる。しかも、隣接する接続
具ユニットの相対する両端板が連接手段によって連接さ
れることで、所要数の接続具ユニットが直列に連接され
た接続具が構成される。
【0006】請求項2の発明に係る地下埋設用管体の接
続具は、請求項1に記載の地下埋設用管体の接続具にお
いて、伸縮カバー体の伸び量を制限する制限手段は、第
1、第2の両端板の挿通孔の内周面に形成された抜止係
止片と、これら抜止係止片に係合可能でかつ保護パイプ
の両端部外周面に形成された制限フランジと、を備えて
いることを特徴とする。したがって、部品点数が増加す
ることなく伸縮カバー体の伸び量を制限する制限手段が
構成される。
【0007】請求項3の発明に係る地下埋設用管体の接
続具は、請求項1に記載の地下埋設用管体の接続具にお
いて、その接続具の両端部に位置する第1端板と第2端
板との間には、これら第1、第2の両端板を互いに接近
する方向に締め付けて伸縮カバー体を圧縮状態に保持す
るネジ棒を備えた締め付け手段が設けられ、前記ネジ棒
の長手方向の略中央部には、所定値以上の締め付け力に
よって切断される脆弱部が形成されていることを特徴と
する。したがって、所要数の接続具ユニットより構成さ
れた接続具の伸縮カバー体は、ネジ棒を備えた締め付け
手段によって圧縮状態に保持されるため、地下埋設用管
体の間に対する接続具の挿入作業がより一層容易とな
る。その後、ネジ棒に所定値以上の締め付け力が負荷さ
れることで、ネジ棒は脆弱部において切断されるため、
伸縮カバー体の伸縮がネジ棒によって拘束されることな
く許容される。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜図
9にしたがって説明する。この実施の形態において、図
8に示すように、地下埋設用管体1とハンドホール2の
管体3とを接続する接続具9は、複数(図では4つ)の
接続具ユニット10が直列に連接されることで構成され
ている。図1〜図3に示すように、前記接続具ユニット
10は、所定の間隔を隔てて対向する第1、第2の両端
板11、21と、これら第1、第2の両端板11、21
の間に外周に跨って伸縮可能に組み付けられた伸縮カバ
ー体40と、その伸縮カバー体40を保護するための保
護パイプ50とを備えている。
【0009】前記第1、第2の両端板11、21は、硬
質合成樹脂やアルミ、鋳鉄等の金属よりなり、これら第
1、第2の両端板11、21には、管体1、3のケーブ
ル挿通孔に対応する位置において、所定数の挿通孔1
2、22がそれぞれ貫設され、これら挿通孔12、22
の相対する内側開口部には、保護パイプ50に対する抜
止係止片13、23がそれぞれ形成されている。また、
第1、第2の両端板11、21には、その中心部に貫通
孔14、24がそれぞれ貫設されるとともに、周縁部近
傍には、前記各挿通孔12、22の間に位置して連接孔
15、25がそれぞれ貫設されている。さらに、第1、
第2の両端板11、21の外側面には、その周縁部に沿
って環状をなす係止溝16、26がそれぞれ凹設されて
いる。
【0010】伸縮カバー体40は、CR,NBR,EP
DM,シリコン等のゴムや塩化ビニル,PP,PE等の
軟質合成樹脂よりなり、ブロー成形、押出成形、射出成
形等によって形成されている。図2に示すように、前記
伸縮カバー体40は、伸縮性に富む蛇腹構造をなす蛇腹
状胴部41と、その蛇腹状胴部41の両端部から第1、
第2の両端板11、21の外周面に沿って延出された延
出部42と、その両延出部42の先端から第1、第2の
両端板11、21の外側面に接してそれぞれ直角状に折
り返された折返縁43と、その両折返縁43の先端から
第1、第2の両端板11、21の係止溝16、26に向
けてそれぞれ突出された係止突部45とを一体に備えて
いる。そして、伸縮カバー体40は、その両係止突部4
5が第1、第2の両端板11、21の係止溝16、26
にそれぞれ圧入されて係止されることで、第1、第2の
両端板11、21の外周に跨って組み付けられている。
【0011】図1と図2に示すように、前記保護パイプ
50は、前記第1、第2の両端板11、21の各挿通孔
12、22に跨って移動可能に組み付けられることで、
伸縮カバー体40の伸縮を妨げることなく保護するもの
であり、これら保護パイプ50は、硬質合成樹脂、金属
等の剛性パイプよりなり、その中心にはケーブル挿通孔
51が貫設されている。この保護パイプ50の両端部外
周面には、前記第1、第2の両端板11、21の各挿通
孔12、22よりも若干小径でかつ各挿通孔12、22
に形成された抜止係止片13、23にそれぞれ係合する
制限フランジ52が形成されている。そして、抜止係止
片13、23と、制限フランジ52によって制限手段が
構成され、その制限手段によって第1、第2の両端板1
1、21の離反方向の移動量を規制し伸縮カバー体40
の伸び量を制限することで、伸縮カバー体40が過大に
伸長される不具合を防止するようになっている。
【0012】また、この実施の形態において、各挿通孔
12、22の抜止係止片13、23と、制限フランジ5
2には、組み付け性を考慮して、略90度の角度を隔て
かつ略90度の角度をもつ切り欠き部がそれぞれ形成さ
れている。そして、保護パイプ50は、その一方の制限
フランジ52が第1端板11の挿通孔12の抜止係止片
13を通過したところで略90度回動され、引き続い
て、一方の制限フランジ52が第2端板21の挿通孔2
2の抜止係止片23を通過する位置まで挿入されたとこ
ろで、略90度回動されることで、第1、第2の両端板
11、21の各挿通孔12、22に跨って移動可能に組
み付けられると共に、その保護パイプ50の両制限フラ
ンジ52が、各挿通孔12、22の抜止係止片13、2
3と係合可能に対向するようになっている。
【0013】前記したように構成される接続具ユニット
10は、図4に示すように、連接ナット30と連接ボル
ト31を備えた連接手段によって直列に連接され、これ
によって、接続具9が構成される。
【0014】すなわち、この実施の形態において、図4
に示すように、接続具ユニット10の第2端板11の各
連接孔25には、連接ナット30がそれぞれ回り止めさ
れて圧入され、第1端板11の各連接孔15には、その
内側から外側に向けて六角穴付きボルトよりなる連接ボ
ルト31がそれぞれ挿入される。そして、前記接続具ユ
ニット10の第2端板21に対し、別の接続具ユニット
10の第1端板11が位置合わせされた状態のもとで、
前記接続具ユニット10の各連接ボルト31が別の接続
具ユニット10の連接ナット30にネジ込まれること
で、これら接続具ユニット10の伸縮カバー体40の折
返縁43が弾性圧縮して密接し、これによって接続具ユ
ニット10が隙間なく直列に連接される。そして、所要
数、例えば、4つの接続具ユニット10が直列に連接さ
れることで、接続具9が構成される。
【0015】また、図4に示すように、所要数の接続具
ユニット10によって構成された接続具9の左右両端部
に位置する第1端板11と第2端板21との間には、こ
れら第1、第2の両端板11、21を互いに接近する方
向に締め付けて各接続具ユニット10の伸縮カバー体4
0の蛇腹状胴部41を圧縮状態に保持するネジ棒61を
備えた締め付け手段が設けられている。
【0016】すなわち、図4に示すように、接続具9の
左右両端部に位置する第1端板11と第2端板21との
中心部に貫設された貫通孔14a,24aは、その他の
第1端板11と第2端板21の貫通孔14、24よりも
適宜に小径に形成されるとともに、これら小径の貫通孔
14a,24aには接続カラー64がそれぞれ挿入され
ている。そして、両接続カラー64の中心孔にわたって
ネジ棒61が挿通されている。前記ネジ棒61の両端部
にはネジ方向を逆にした雄ネジがそれぞれ形成されてお
り、これら両雄ネジには、固定ナット60と、両ネジナ
ットよりなる接続ナット63とが、接続具9の左右両端
部に位置する第1、第2の両端板11、21をそれぞれ
間に挟んでネジ込まれ、これによって、前記第1、第2
の両端板11、21を互いに接近する方向に締め付けて
各接続具ユニット10の伸縮カバー体40の蛇腹状胴部
41を圧縮状態に保持するようになっている。また、前
記ネジ棒61の長手方向の略中央部には、所定値以上の
締め付け力によって切断される脆弱部が環状の切込溝6
2により形成されている。
【0017】次に、前記したように構成される接続具9
を用いて地下埋設用管体1とハンドホール2から突出さ
れた管体3とを直線状に接続する場合を工程順に説明す
る。まず、図6に示すように、地下埋設用管体1とハン
ドホール2の管体3との間に接続具9が挿入される。こ
の際、接続具9は、所要数の接続具ユニット10が直列
状に連接されて構成されると共に、ネジ棒61、固定ナ
ット60及び接続ナット63による締め付け手段により
前記接続具9の各接続具ユニット10の伸縮カバー体4
0の蛇腹状胴部41は、それぞれ圧縮状態に保持される
ため、前記地下埋設用管体1とハンドホール2の管体3
との間に対する接続具9の挿入作業が容易になされる。
【0018】次に、図7に示すように、地下埋設用管体
1の接続孔に挿通されたネジ棒71の端部に対し、接続
具9を締め付けているネジ棒61の一方の接続ナット6
3が当接された状態のもとで、そのネジ棒61の他方の
接続ナット63が締め付け工具90によって所定方向に
回転されることで、前記一方の接続ナット63が前記地
下埋設用管体1のネジ棒71の端部にネジ込まれ、これ
によって、前記接続具9の一端部に位置する第1端板1
1が、その伸縮カバー体40の折返縁43を介して隙間
なく当接する。
【0019】引き続いて、図7と図8に示すように、前
記ネジ棒61の他方の接続ナット63が締め付け工具9
0によって所定方向に回転されてネジ棒61に所定値以
上の締め付け力が負荷されることで、ネジ棒61は、切
込溝62によって形成された脆弱部において切断され
る。前記したようにネジ棒61がその脆弱部において切
断されることで、接続具9の各接続具ユニット10にお
ける伸縮カバー体40の蛇腹状胴部41が、その弾性力
に基づいてハンドホール2の管体3の端面に向けて所定
長さだけ伸びる。
【0020】最後に、図9に示すように、前記ネジ棒6
1の他方の接続ナット63と第2端板21の貫通孔24
との間に回り止めカラーが装填される一方、ハンドホー
ル2内からその管体3の貫通孔を通してネジ棒80が挿
通される。そして、ネジ棒80の一端が前記回り止めさ
れた接続ナット63にネジ込まれると共に、前記ネジ棒
80の他端部に対し両ネジナットよりなる接続ナット8
1がネジ込まれる。その後、締め付け工具90によって
接続ナット81とともにネジ棒80が所定方向に回転さ
れることで、前記接続具9の他端部の第2端板21が、
各接続具ユニット10の伸縮カバー体40を引き伸ばし
ながらハンドホール2の管体3の端面に引き寄せられ
る。そして、前記接続ナット81が所定の締め付け力に
おいて締め付けられることで、前記接続具9の他端部の
第2端板21が伸縮カバー体40の折返縁43を介して
ハンドホール2の管体3の端面に隙間なく当接され、こ
れによって、地下埋設用管体1とハンドホール2の管体
3とが接続具9によって接続される。
【0021】前記したように地下埋設用管体1とハンド
ホール2の管体3とが接続具9によって接続された後、
これら地下埋設用管体1、ハンドホール2の管体3及び
接続具9に対し土が被せられ地中に埋設される。前記し
たように地下埋設用管体1、ハンドホール2の管体3及
び接続具9が地中に埋設されると、その土圧が接続具9
を構成している各接続具ユニット10の伸縮カバー体4
0の蛇腹状胴部41に作用するが、蛇腹状胴部41は保
護パイプ50によって保護されているため、前記土圧に
よって蛇腹状胴部41が破損される不具合が防止され
る。さらに、接続具9の各接続具ユニット10におい
て、抜止係止片13、23と、制限フランジ52によっ
て構成される制限手段により第1、第2の両端板11、
21の離反方向の移動量を規制し伸縮カバー体40の伸
び量を制限することができるため、各接続具ユニット1
0のうち、1つの伸縮カバー体40が過大に伸長され
て、破損される不具合も防止することができ耐久性、耐
震性等に優れる。
【0022】また、前記したように構成される接続具9
は、地下埋設用管体1とハンドホール2から突出された
管体3とを直線状に接続する場合に用いる他、図10に
示すように、接続具9を構成している所要数の接続具ユ
ニット10における伸縮カバー体40を、その各蛇腹状
胴部41において屈曲することで、所定の間隔を隔てて
隣接する管体1と1又は1と3を屈曲して接続すること
ができる。また、接続具9は、4つ以上の接続具ユニッ
ト10を直列に連接して構成することもでき、4つ以下
の接続具ユニット10によって構成することもでき、1
つの接続具ユニット10のみによって構成することも可
能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、地下埋設用管体を直線的に又は屈曲して容
易に接続することができるばかりでなく、接続具の複数
の接続具ユニットの各伸縮カバー体を保護パイプによっ
てそれぞれ保護することで、土圧によって伸縮カバー体
が破損される不具合を防止することができ、しかも、制
限手段により接続具ユニットの第1、第2の両端板の離
反方向の移動量を規制し伸縮カバー体の伸び量を制限す
ることで、伸縮カバー体が過大に伸長されて破損される
不具合も防止することができ、耐久性、耐震性等に優れ
る。また、所要数の接続具ユニットの相対する両端板を
連接手段によって直列に連接することで、所要とする長
さの接続具を容易に構成することができる。請求項2に
記載の発明によれば、部品点数を増加させることなく伸
縮カバー体の伸び量を制限する制限手段を構成すること
ができ、安価に提供することができる。請求項3に記載
の発明によれば、地下埋設用管体の間に対する接続具の
挿入作業をより一層容易にして、接続作業を効率良く行
うことができるとともに、ネジ棒を脆弱部において切断
することで、伸縮カバー体の伸縮を許容することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の接続具を構成する接続
ユニットを示す斜視図である。
【図2】同じく保護パイプが組み付けられた接続ユニッ
トを示す断面図である。
【図3】同じく接続ユニットを示す正面図である。
【図4】同じく複数の接続ユニットが連接手段によって
連接されかつ締付手段によって伸縮カバー体が圧縮され
た状態を示す断面図である。
【図5】同じく複数の接続ユニットによって構成された
接続具の各保護パイプが組み付けられる部分を示す断面
図である。
【図6】同じく地下埋設用管体の間に接続具を挿入する
状態を示す説明図である。
【図7】同じく地下埋設用管体の一端面に接続具を締め
付けた状態を示す説明図である。
【図8】同じく接続具の締付手段のネジ棒がその中央部
の脆弱部において切断された状態を示す説明図である。
【図9】同じく地下埋設用管体を接続具によって接続し
た状態を示す説明図である。
【図10】同じく地下埋設用管体を接続具によって屈曲
して接続した状態を示す説明図である。
【図11】従来の地下埋設用管体の間に接続管を挿入す
る前の状態を示す説明図である。を示す図である。
【図12】同じく地下埋設用管体を接続管によって接続
した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 地下埋設用管体 2 ハンドホール 3 管体 9 接続具 10 接続具ユニット 11 第1端板 12 挿通孔 13 抜止係止片(制限手段) 14 貫通孔 15 連接孔 21 第2端板 22 挿通孔 23 抜止係止片(制限手段) 24 貫通孔 30 連接ナット(連接手段) 31 連接ボルト(連接手段) 40 伸縮カバー体 41 蛇腹状胴部 50 保護パイプ 52 制限フランジ(制限手段) 61 ネジ棒 62 切込溝(脆弱部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 和夫 愛知県大府市横根町坊主山1番地の64 化成工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−9436(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 1/024 F16L 27/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接続具ユニットが直列に連接され
    て構成された地下埋設用管体の接続具であって、 前記接続具ユニットは、第1、第2の両端板と、これら
    第1、第2の両端板の間に跨って伸縮可能に組み付けら
    れた伸縮カバー体と、前記第1、第2の両端板にそれぞ
    れ形成された挿通孔にわたって貫挿され前記伸縮カバー
    体を保護する保護パイプとを備え、 前記第1、第2の両端板と前記保護パイプとの間には、
    これら第1、第2の両端板の離反方向の移動量を規制し
    て前記伸縮カバー体の伸び量を制限する制限手段が設け
    られ、 前記隣接する接続具ユニットの相対する両端板の間に
    は、これら両端板を隙間なく締め付けて前記隣接する接
    続具ユニットを連接する連接手段が設けられていること
    を特徴とする地下埋設用管体の接続具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の地下埋設用管体の接続
    具において、伸縮カバー体の伸び量を制限する制限手段
    は、第1、第2の両端板の挿通孔の内周面に形成された
    抜止係止片と、これら抜止係止片に係合可能でかつ保護
    パイプの両端部外周面に形成された制限フランジと、を
    備えていることを特徴とする地下埋設用管体の接続具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の地下埋設用管体の接続
    具において、その接続具の両端部に位置する第1端板と
    第2端板との間には、これら第1、第2の両端板を互い
    に接近する方向に締め付けて伸縮カバー体を圧縮状態に
    保持するネジ棒を備えた締め付け手段が設けられ、前記
    ネジ棒の長手方向の略中央部には、所定値以上の締め付
    け力によって切断される脆弱部が形成されていることを
    特徴とする地下埋設用管体の接続具。
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