JP3442215B2 - シール材貼付装置 - Google Patents

シール材貼付装置

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JP3442215B2
JP3442215B2 JP05834296A JP5834296A JP3442215B2 JP 3442215 B2 JP3442215 B2 JP 3442215B2 JP 05834296 A JP05834296 A JP 05834296A JP 5834296 A JP5834296 A JP 5834296A JP 3442215 B2 JP3442215 B2 JP 3442215B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシール材貼付装置
に関し、特にたとえば茶筒、瓶などの蓋と胴体との境目
を密閉しつつ、留め付けるためのシール材貼付装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5(a)は、この発明の背景となりか
つこの発明が適用される円筒状容器の一例を示す分解斜
視図である。図5(b)は、その円筒状容器に従来のシ
ールラベルが貼付された状態を示す斜視図である。たと
えば茶筒などの円筒状容器Aは、円筒状の胴体A1を含
む。胴体A1の中心軸方向の一端側の開口部には、蓋A
2が図5(b)に示すように嵌合される。この胴体A1
と蓋A2との境目には、シールラベルBがぐるりと巻き
付けられるようにして、かつ蓋A2と胴体A1とに跨が
るようにして貼付される。このシールラベルBは、表面
に模様などが印刷され、裏面に感圧接着剤がコーティン
グされたものである。また、このシールラベルBは、胴
体A1の胴周よりも少し長めに形成される。シールラベ
ルBを上述のように貼付することにより、蓋A2が胴体
A1に簡単にはずれることなく留め付けられる。なお、
図5において、被貼付物たる容器Aの中心軸Cを2点鎖
線で示す。
【0003】また、図6(a)は、この発明の背景とな
りかつこの発明が適用される円筒状容器を従来の方法で
シュリンク包装する直前の状況を示す斜視図である。図
6(b)は、その円筒状容器を従来の方法でシュリンク
包装した状況を示す斜視図である。シュリンクキャップ
Dは、加熱収縮性の材料からなり、あらかじめ包装すべ
き被貼付物としての容器の口径よりも少し大きな内径を
有する筒状にプレフォームされて準備される。シュリン
クキャップDは、図6(a)に示すように、容器Aの胴
体A1および蓋A2を同時に覆うようにして被せられ
る。その後、シュリンクキャップDを加熱することによ
り、図6(b)に示すように、容器Aの胴体A1と蓋A
2とがシュリンク包装される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、作業者が図5(b)に示すようなシールラベルBの
貼付を手作業で行っていた。手作業でのシールラベル貼
付作業は、作業者の負担が大きく、貼付作業の能率を上
げることについては限界がある。また、手作業でのシー
ルラベルの貼付では、作業者の技能に負うところが大き
いため、複数の作業者間で仕上がりに差が生じやすく確
実性に欠ける。
【0005】また、図6(b)に示すようなシュリンク
キャップDでは、プレフォーム工程が必要であり、所定
の形状の被貼付物にしか適用できないため、小ロットに
対応しにくい。また、プレフォーム工程のための設備が
大がかりで自動化も困難なため、シュリンクキャップの
製造には手間とコストがかかる。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、被
貼付物たる容器を密閉するためのシール材を確実にかつ
能率良く貼付することができる、シール材貼付装置を提
供することである。
【0007】また、この発明の他の目的は、汎用性のあ
る加熱収縮性のシール材を用いて確実かつ能率良く被貼
付物たる容器の胴体と蓋とを留め付けてシュリンク包装
することができる、シール材貼付装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のシール材貼付
装置は、筒状の被貼付物の側壁面に所定の幅長のシール
材をぐるりと巻き付けるようにして貼付するシール材貼
付装置であって、一端部が被貼付物の中心軸上で軸支さ
れ、他端部が被貼付物の周囲を回転する回動腕と、回動
腕の他端部と被貼付物の側壁面との間に配置されたシー
ル材の表面に当接するようにして回動腕の他端部に設け
られ、回動腕の回転に連れて、シール材を被貼付物の側
壁面へ近づけて巻き付けるための案内手段と、回動腕に
連設され、回動腕の回転に連れて案内手段に案内された
シール材をその長手方向一端から他端にわたって被貼付
物の側壁面に対して押圧するための押圧手段とを含む、
シール材貼付装置である。
【0009】請求項2のシール材貼付装置は、筒状の被
貼付物の側壁面に所定の幅長のシール材をぐるりと巻き
付けるようにして貼付するシール材貼付装置であって、
シール材が細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着
され形成されたシール材連続体を移送するための移送手
段と、移送手段によって移送されるシール材連続体の剥
離シートのみを折り返し、シール材のみを略々直進させ
ることにより、シール材を剥離シートから剥離して、被
貼付物の方向へと繰り出すための剥離手段と、一端部が
被貼付物の中心軸上で軸支され、他端部が被貼付物の周
囲を回転する回動腕と、剥離手段から繰り出され、回動
腕の他端部と被貼付物の側壁面との間に配置されたシー
ル材の表面に当接するようにして回動腕の他端部に設け
られ、回動腕の回転に連れて、シール材を被貼付物の側
壁面へ近づけて巻き付けるための案内手段と、回動腕に
連設され、回動腕の回転に連れて、案内手段に案内され
たシール材をその長手方向一端から他端にわたって側壁
面に対して押圧するための押圧手段とを含む、シール材
貼付装置である。
【0010】請求項3のシール材貼付装置は、被貼付物
の側壁面に、所定の幅長の加熱収縮性のシール材をぐる
りと巻き付けるようにして貼付した後、シール材を加熱
するための加熱手段を含む、請求項1または請求項2に
記載のシール材貼付装置である。
【0011】
【作用】請求項1のシール材貼付装置では、回動腕の一
端部が被貼付物の中心軸上に軸支され、他端部が被貼付
物の周囲を円周方向へ一周するようにして回転する。回
動腕の他端部には、所定の幅長のシール材の表面に当接
するようにして、案内手段が設けられている。そのた
め、案内手段は、シール材の裏面が被貼付物の側壁面へ
近づくようにシール材の表面を押しながら回転運動を行
う。その結果、シール材は、案内手段に押されて筒状の
被貼付物の平面円形の側壁面へと巻き付くような形にな
る。さらに、このシール材が押圧手段によって被貼付物
の側壁面へ押圧される。したがって、シール材は、筒状
の被貼付物の側壁面にぐるりと巻き付くようにして貼付
される。
【0012】請求項2のシール材貼付装置では、移送手
段によって、シール材連続体が移送される。そして、移
送されたシール材連続体は、剥離手段によって、剥離シ
ートのみが折り返され、所定の幅長のシール材が剥離さ
れて被貼付物へ向けて繰り出される。一方、回動腕の一
端部が被貼付物の中心軸上に軸支され、他端部が被貼付
物の周囲を円周方向へ一周するようにして回転する。回
動腕の他端部には、繰り出されたシール材の表面に当接
するようにして、案内手段が設けられている。そのた
め、案内手段は、シール材が被貼付物の側壁面へ近づく
ようにシール材の表面を押しながら回転運動を行う。そ
の結果、シール材は、案内手段に押されて筒状の被貼付
物の平面円形の側壁面へと巻き付くような形になる。さ
らに、このシール材が押圧手段によって被貼付物の側壁
面へ押圧される。したがって、シール材は、筒状の被貼
付物の側壁面にぐるりと巻き付くようにして貼付され
る。
【0013】請求項3のシール材貼付装置では、シール
材が被貼付物の側壁面にぐるりと巻き付くようにして貼
付された後、そのシール材が加熱手段によって加熱され
る。すると、シール材が加熱収縮し、被貼付体がシュリ
ンク包装される。
【0014】
【発明の効果】この発明のシール材貼付装置によれば、
シール材を被貼付物の側壁面にぐるりと巻き付けるよう
にして確実にかつ能率良く貼付することができる。被貼
付物が、胴体と蓋とを有する容器である場合には、その
胴体と蓋との境目の上にシール材を貼付することによ
り、被貼付物たる容器を確実にかつ能率良く密閉するこ
とができる。また、この発明のシール材貼付装置では、
回動腕を被貼付物の中心軸の回りに回転させることによ
り、シール材を貼付するので、被貼付物がたとえば円筒
状、角筒状等のどのような形状であっても、シール材を
貼付することができる。
【0015】さらに、この発明のシール材貼付装置で
は、汎用性の高い加熱収縮性のシール材を被貼付物に巻
き付けるようにして貼付した後、加熱して被貼付物をシ
ュリンク包装することにより、様々な外径の被貼付物に
対応することができる。また、被貼付物が、胴体と蓋と
を有する容器である場合には、その胴体と蓋との境目の
上にシール材をぐるりと巻き付けるようにして貼付し、
加熱することにより、確実かつ能率良く胴体と蓋とを留
め付けてシュリンク包装することができる。したがっ
て、従来のプレフォーム型のシュリンクキャップに比べ
て、小ロットのシュリンク包装に適しており、多品種少
量生産への対応が容易になる。
【0016】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態の一
例を示すシール材貼付装置10である。まず、説明を分
かりやすくするために、図1に示すシール材貼付装置1
0に適用されるシール材連続体Rについて、図4を参照
しながら説明する。シール材連続体Rは、剥離シートS
を含む。剥離シートSは、たとえば紙などの材料からな
る細長いテープ状の基材の表面に、たとえばシリコーン
などの剥離剤を塗布して形成される。
【0018】剥離シートSの表面には、複数のシール材
Lが互いに所定の間隔をおきながら連続的かつ間欠的に
仮着される。このシール材Lは、加熱収縮性の材料から
なる細長い短冊状の基材L1を含む。この基材L1の材
料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いら
れ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニール)、二軸延
伸PVC、延伸ポリスチレンフィルム、延伸ポリエチレ
ンフィルム、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリ
プロピレンなどが用いられる。この実施形態では、特
に、長手方向に一軸延伸したPVCフィルムを用いた。
これは、シール材Rを、その長手方向、すなわち被包装
物たる容器Aの胴周方向に収縮するように形成するため
である。
【0019】基材L1の長手方向一端近傍には、略矩形
の撮み片L2が幅方向に突き出すようにして一体に形成
される。この撮み片L2は、シール材Lを被包装物たる
容器Aに貼付した後、開封する時につまみ持つことがで
きるようにして、シール材Lを容器Aから剥離しやすく
するためのものである。また、基材L1の表面には、た
とえば模様、文字、記号などを表示するための印刷層L
3が形成される。なお、印刷層L3は形成しなくてもよ
い。
【0020】さらに、基材L1の裏面には、感圧貼付剤
層がたとえばアクリル系粘着剤により形成される。この
感圧貼付剤層は、少なくとも容器Aに仮着することがで
き、かつ加熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力の
ものを用いることが好ましい。
【0021】次に、図1に示すシール材貼付装置10に
ついて説明する。図1に示すシール材貼付装置10は、
被貼付物たる容器Aを直立させた状態で、胴体A1と蓋
A2との境目にシール材Lを貼付するためのものであ
る。この容器Aは、図1に示すように、胴体A1および
蓋A2が、平面多角形状に形成される。そして、蓋A2
は、図5(a)に示すものと同様に、胴体A1に嵌め込
まれるよう形成されている。
【0022】シール材貼付装置10は、図1に一点鎖線
で示す側面略L字形状の下部筐体12を含む。下部筐体
12の水平面には、被貼付物たる容器Aを載置するため
のたとえば平面略円形の載置台14が回動可能に設けら
れる。載置台14の内周面は、容器Aを固定的に保持す
るために、容器Aの外形に対応して多角形状に形成され
る。したがって、シール材Lの貼付時には、容器Aの底
部を載置台14に嵌め込むようにして固定することがで
きる。この載置台14は、取り替え可能に形成され、固
定すべき容器Aの形状、たとえば底面円形状や矩形状の
容器Aに対応した最適な載置台を用いればよい。
【0023】載置台14の中心軸は、下部筐体12の水
平面に軸受けなどを介して回動自在に軸支される。さら
に、載置台14の中心軸は、下部筐体12の内部に伸び
入れられ、その先端部には、プーリ16が固着される。
プーリ16には、第1の伝達ベルト18が巻きかけられ
る。第1の伝達ベルト18の他方は、下部筐体12の内
部に水平に延ばされ、プーリ20に巻きかけられる。プ
ーリ20は、第1の駆動モータ22の駆動軸に固着され
る。第1の駆動モータ22は、下部筐体12の内部の垂
直に延びる壁面に図示しないブラケットなどで固定され
る。
【0024】下部筐体12の正面壁には、容器Aの胴体
A1を受けて支持するため、たとえば矩形板状の胴体支
持板12aが形成される。下部筐体12の上端部には、
平面略矩形の板状の基板24が固着される。図1に図示
する基板24の左下隅部近傍は、略コの字形状に切り欠
かれた切欠部24aが形成される。切欠部24aは、そ
の切り欠きの中に被貼付物たる容器Aを配置でき、かつ
後述する回動腕72の回動を邪魔しないような大きさに
形成される。基板24は、側面矩形の上部筐体26に収
納される。図1に示す上部筐体26の上面の右上隅部近
傍には、覗き窓26aが形成される。覗き窓26aに
は、透明または半透明のガラスやプラスチックなどが嵌
め込まれ、それを通して使用者が内部のシール材連続体
Rなどの様子を見ることができる。また、上部筐体26
の左下隅部近傍は、基板24と対応して平面略コの字形
状に切り欠かれ、その上面に覗き窓26bと同様に透明
板26bが嵌め込まれる。使用者は、透明板26bを通
して、シール材Lの貼付状況を見ることができる。
【0025】次に、基板24上に取り付けられられる各
部材について説明する。図1に図示する基板24の右上
隅部には、供給リール軸28が回動自在に取り付けられ
る。供給リール軸28には、シール材連続体Rをロール
状に巻き取り保持した供給リール30が固着される。し
たがって、供給リール30は、シール材連続体Rが引き
出されるにつれて自転する。以下、シール材連続体Rの
移送経路に従って説明する。
【0026】供給リール30の下流には、シール材連続
体Rの移送方向を変えるためのガイドローラ32が、基
板24に回動自在に軸支される。ガイドローラ32の下
流には、剥離シートS上のシール材Lの有無を検知する
ためのシール材センサ34が配置される。シール材セン
サ34は、基板24に対してシール材Lの幅方向に変位
可能に固着される。すなわち、シール材センサ34の位
置は、シール材連続体R上のシール材Lの幅長などに応
じて、最適の位置になるよう調整されて固着される。シ
ール材センサ34としては、接触式のものを用いてもよ
く光学式のものを用いてもよい。
【0027】シール材センサ34の下流には、一対のシ
ール材剥離ローラ36aおよび36bが設けられる。シ
ール材剥離ローラ36aおよび36bは、基板24の上
に回動自在に軸支される。シール材剥離ローラ36bで
剥離シートSのみを鋭角に折り返すことにより、折り返
す以前の移送方向へシール材Lのみが略々直進して繰り
出される。
【0028】シール材剥離ローラ36aおよび36bの
下流には、移送方向を変えるためのガイドローラ38が
基板24に回動自在に軸支される。ガイドローラ38の
下流には、シール材連続体Lを移送するための移送ロー
ラ40が基板24に回動自在に軸支される。移送ローラ
40と剥離シートSを挟んで対向する位置には、ピンチ
ローラ41が基板24に回動自在に設けられる。この場
合、移送ローラ40とピンチローラ41とで剥離シート
Sをしっかりと挟持するために、ピンチローラ41は移
送ローラ40の方向へスプリングなどで付勢される。
【0029】移送ローラ40の中心軸は、基板24の下
方に延ばされ、その先端部近傍には、プーリ42が固着
される。プーリ42には、第2の伝達ベルト44が巻き
掛けられる。第2の伝達ベルト44は、図1に図示する
基板24の左上隅部近傍へと延ばされ、プーリ46に巻
き掛けられる。プーリ46は、第2の駆動モータ48の
駆動軸48aに固着される。第2の駆動モータ48は、
たとえば基板24の下面に対してブラケットなどで固着
される。第2の駆動モータ48の駆動軸48aは、上方
に延び出され、基板24に軸受け50などを介して回動
自在に支持される。
【0030】さらに、移送ローラ40の中心軸の先端部
には、プーリ52が固着される。プーリ52には、第3
の伝達ベルト54が巻き掛けられる。第3の伝達ベルト
54は、図1に図示する基板24の右下隅部近傍に延ば
され、プーリ56に巻き掛けられる。プーリ56は、基
板24の下面に軸受けなどを介して回動自在に軸支され
る。さらに、巻き取りリール軸58が、プーリ56と第
3の伝達ベルト54を挟んで回動自在に形成される。巻
き取りリール軸58は、基板24に軸受けなどを介して
回動自在に軸支され、基板24の上方に延び出される。
巻き取りリール軸58には、剥離シートSを巻き取るた
めの巻き取りリール60が固着される。巻き取りリール
軸58が回転することにより巻き取りリール60も回転
し、剥離シートSが巻き取られる。
【0031】一方、駆動モータ48の駆動軸48aは、
さらに基板24の上方へ延び出される。駆動軸48aの
上端には、プーリ62が固着される。プーリ62には、
第4の伝達ベルト64が巻き掛けられる。第4の伝達ベ
ルト64は、図1に示す基板24の左下隅部近傍に延ば
され、プーリ66に巻き掛けられる。プーリ66の中心
軸は、図示しないブラケット、軸受けなどを介して基板
24に対して回動自在に支持される。プーリ66の中心
軸にはギア68が固着される。ギア68には、ギア70
が噛み合わされる。ギア70の中心軸70aも図示しな
いプラケット、軸受けなどを介して基板24に対して回
動自在に支持される。ギア70の下面は、略短冊状の回
動腕72の一端部の上面に固着される。ギア70を回転
させることにより、回動腕72は、ギア70の中心軸7
0aを中心として、他端部が容器Aの周囲をくるくると
回転する。
【0032】回動腕72の他端部には、下方に突き出す
ようにして、案内手段としての第1の案内ローラ74が
回動自在に軸支される。第1の案内ローラ74は、シー
ル材Lの表面に当接するよう配置される。また、第1の
案内ローラ74とシール材Lを挟んで対向するようにし
て第2の案内ローラ76が、回動腕72に回動自在に軸
支される。第2の案内ローラ76は、シール材Lの裏面
に当接するよう配置される。この場合、第2の案内ロー
ラ76の表面は、シール材Lの感圧貼付剤が貼り付かな
いようにするために離型処理がなされる。この離型処理
としては、たとえばテフロンコーティングなどをしても
よく、また、感圧貼付剤との接触面積を少なくするため
に、多数の凹凸を形成するようにしてもよい。
【0033】回動腕72の他端部の上面には、押圧手段
としての平面略くの字形状の押圧部材78の一端部が軸
支される。押圧部材78の他端部には、この実施形態で
は板状の押圧体80が形成される。押圧体80は、シー
ル材Lを容器Aに対して押圧して貼付するためのもので
ある。この場合、押圧体80の中心軸を押圧部材78の
他端部に軸支して、押圧体80の向きを自由に変えられ
るように形成される。さらに、押圧部材78の中央から
他端部よりには、引きばね82の一端部が固着され、他
端部が回動腕72の上面に固着される。引きばね82
は、押圧部材78をその一端部を中心として、被貼付物
たる容器Aの方向へ回転するよう付勢して、押圧体80
を容器Aの側壁面へ押し付けるためのものである。な
お、押圧体80としては、板状のものに限らず、たとえ
ばローラ状に形成してもよい。
【0034】さらに、ギア70の中心軸70aは、回動
腕72の下方へ延び出され、軸受部材84によって回動
自在に軸支される。軸受部材84は、円板状の小基板8
6に固着される。小基板86の下面は、被貼付物たる容
器Aの蓋A2の上面に当接される。したがって、容器A
は、小基板86と載置台14との間に高さ方向を挟持さ
れるようにして支持される。なお、この場合、容器Aの
高さに応じて、小基板86と載置台14との間の間隔を
変えられるようにしてもよい。この場合、たとえば下部
筐体12にガイドポストを設け、そのガイドポストに沿
って載置台14を高さ方向へ変位可能に形成してもよ
い。また、ギア70の中心軸70aを長めに形成し、小
基板86をその中心軸70aにビス止めするなどして、
小基板86を回動腕72から下方へ中心軸70aに沿っ
て変位可能に形成してもよい。さらに、小基板86と回
動腕72との間にスプリングなどを介して、小基板86
を下方へ付勢するようにしてもよい。
【0035】また、この実施形態のシール材貼付装置1
0は、シール材Lを加熱収縮させるための加熱装置88
を含む。加熱装置88は、加熱装置88の一方の送風口
88aが被貼付物たる容器Aの胴体A1と蓋A2との境
目方向へ向くようにしながら、図1に示す基板24の左
辺に沿うようにして載置される。加熱装置88の内部に
は、図3に示すように、ファン90およびヒータ92が
設けられ、シール材Lを加熱収縮するための温風ないし
熱風を送風口88aから吹き出すことができるように形
成される。
【0036】次に、図2および図3も参照しながら、こ
のシール材貼付装置10の作動状況を説明する。図2
は、図1に示すシール材貼付装置によってシール材が貼
付されていく状況を示す平面図解図である。
【0037】まず、この実施形態の回動腕72は、図2
(a)に示すように、押圧体80が下部筐体12の正面
壁と平行になり、シール材Lの繰り出される方向に第1
および第2の案内ローラ74および76と、シール材剥
離ローラ36aおよび36bとが真っ直ぐに並ぶように
停止される。次に、シール材連続体の移送が開始され、
一枚目のシール材Lがシール材剥離ローラ36aおよび
36bの間から繰り出される。繰り出されたシール材L
の一端部は、第1の案内ローラ74と第2の案内ローラ
78との間に進入され、さらに押圧部材78の押圧体8
0の正面に配置される。この状態で、シール材連続体R
の移送は一時停止される。
【0038】次に、使用者は、容器Aの底面を載置台1
4の上に載せ、胴体A1を胴体支持板12aに当接させ
る。すると、胴体A1と蓋A2との境目が押圧板80の
正面に配置される。そして、作業者が胴体A1を押圧板
80に向かって押圧することにより、シール材Lの一端
部が胴体A1に貼付される。この場合、この実施形態で
は、加熱収縮時にシール材Lを胴体A1と蓋A2とに跨
がるように収縮させるために、胴体A1と蓋A2との境
目が、シール材Lの幅方向中央部にくるようにして貼付
される。したがって、この実施形態では、シール材Lの
幅方向の下半分は、胴体A1に貼付され、幅方向の上半
分は、図3(a)に示すように、容器Aから上方へ向か
って突き出すことになる。
【0039】そして、容器Aの蓋A2の上面に小基板8
6が当接され、図1および図2(a)に示すように、シ
ール材Lを貼付すべき容器Aが固定される。このとき、
載置台14は、回転せずに固定されている。次に、図2
(a)に実線の矢印で示すように、回動腕72がたとえ
ば時計回りに回転を始める。同時に、シール材連続体R
の移送も再開される。シール材連続体Rは、回動腕72
の回転速度と同一の速度で移送される。そして、回動腕
72の回転に連れて、第1の案内ローラ74が、シール
材Lの表面を容器Aの方向へ押し、シール材Lの裏面の
粘着剤層を胴体A1の側壁面へ近づける。同時に、回動
腕72の回転運動に連れて、押圧部材78が移動する。
すると、押圧部材78の他端部に設けられた押圧体80
が、シール材Lを胴体A1の側壁面に対して押圧し貼り
付けながら、シール材Lの表面を一端部から他端部へと
滑るように移動する。
【0040】こうして、容器Aの円周方向への回動腕7
2の回転運動に連れて、図2(b)に示すように、シー
ル材Lは、その一端部から連続的に容器Aへと巻き付く
ようにして貼付されていく。このとき、シール材Lの他
端側は、一対のシール材剥離ローラ36aおよび36b
の間から順次、繰り出されていく。そして、シール材L
は、第1の案内ローラ74および第2の案内ローラ76
により挟持されることにより弛みが防止されるので、シ
ール材Lが皺にならずにきれいに貼付されていく。
【0041】引き続き、回動腕72が回転すると、図2
(c)に示すように、一枚のシール材Lが完全に剥離シ
ートSから剥離される。この状態で、シール材連続体R
の移送が一旦停止されて、シール材Lの2枚貼りが防止
される。そして、図2(d)に示すように、回動腕72
が一回転して、シール材Lが容器Aにぐるりと巻き付く
ようにして完全に貼付される。なお、貼付を完全にする
ために、さらに回動腕72を何回転かさせて押圧体80
により繰り返し押圧してもよい。
【0042】図3は、図1に示すシール材貼付装置によ
ってシール材が加熱収縮されていく状況を示す斜視図解
図である。図3(a)に示すように、シール材Lが貼付
された容器Aを回転させるために、載置台14が回転さ
れる。同時に、加熱装置88によってシール材Lへ向か
って熱風が吹きかけられて、シール材Lの加熱が開始さ
れる。このシール材貼付装置10によれば、熱風ないし
温風によってシール材Lを加熱するので、加熱収縮性の
シール材Lを所定の温度で均一に加熱することができ
る。すると、図3(b)に示すように、シール材Lは、
加熱されたところから収縮していく。シール材Lは、加
熱されて長手方向に収縮する結果、胴体A1から上方へ
突き出た部分が蓋A2の上に折り込まれていく。引き続
き、所定の回数(最低1回)、容器Aを回転させ、十分
にシール材Lを加熱収縮させる。そして、シール材L
が、胴体A1と蓋A2とに完全に密着した時点で加熱お
よび回転が停止される。こうして、図3(c)に示すよ
うに、胴体A1と蓋A2との継ぎ目が、シール材Lによ
ってシュリンク包装されて密封される。
【0043】このように、このシール材貼付装置10に
よれば、シール材Lを被貼付物たる容器Aの円周方向に
ぐるりと巻き付けるようにして確実にかつ能率良く貼付
し、容器Aを密閉することができる。また、このシール
材貼付装置10によれば、汎用性の高い加熱収縮性のシ
ール材Lを被貼付物に巻き付けるようにして貼付した
後、加熱して被貼付物をシュリンク包装するので、様々
な外径の被貼付物に対応することができる。さらに、こ
のシール材貼付装置10によれば、回動腕72を被貼付
物の中心軸の回りに回転させることにより、シール材L
を貼付するので、被貼付物がたとえば円筒状、角筒状等
のどのような形状であっても、シール材Lを貼付するこ
とができる。
【0044】また、このシール材貼付装置10によれ
ば、誰にでも容易にシュリンク包装をすることができ
る。そして、加熱収縮性のシール材Lによって、容器A
の蓋A2と胴体A1とを、簡単にはずれることのないよ
う留め付け、密封することができる。さらに、このシー
ル材貼付装置10は、小型で載置スペースをとらず、持
ち運びも比較的容易である。また、加熱収縮性のシール
材Lを貼付した後、加熱収縮させるので、従来のシュリ
ンクキャップのようなプレフォーム工程が不要である。
そのため、この実施形態のシール材貼付装置10は、小
ロットのシュリンク包装に適しており、多品種小量生産
への対応が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例を示す斜視図解図で
ある。
【図2】図1に示すシール材貼付装置によってシール材
が貼付されていく状況を示す平面図解図である。
【図3】図1に示すシール材貼付装置によってシール材
が加熱収縮されていく状況を示す斜視図解図である。
【図4】図1に示すシール材貼付装置に適用されるシー
ル材の一例を示す平面図である。
【図5】(a)は、この発明の背景となりかつこの発明
が適用される円筒状容器の一例を示す分解斜視図であ
る。(b)は、その円筒状容器に従来のシールラベルが
貼付された状態を示す斜視図である。
【図6】(a)は、この発明の背景となりかつこの発明
が適用される円筒状容器を従来の方法でシュリンク包装
する直前の状況を示す斜視図である。(b)は、その円
筒状容器を従来の方法でシュリンク包装した状況を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 シール材貼付装置 12 下部筐体 12a 胴体支持板 14 載置台 16,20,42,46,52,56,62,66 プ
ーリ 18 第1の伝達ベルト 22 第1の駆動モータ 24 基板 26 上部筐体 28 供給リール軸 30 供給リール 32 ガイドローラ 34 ラベルセンサ 36a,36b シール材剥離ローラ 38 ガイドローラ 40 移送ローラ 44 第2の伝達ベルト 48 第2の駆動モータ 48a 駆動軸 50 軸受け 54 第3の伝達ベルト 58 巻き取りリール軸 60 巻き取りリール 64 第4の伝達ベルト 68,70 ギア 70a 中心軸 72 回動腕 74 第1の案内ローラ 76 第2の案内ローラ 78 押圧部材 80 押圧体 82 引きばね 84 軸受部材 86 小基板 88 加熱装置 88a 送風口 90 ファン 92 ヒータ R シール材連続体 S 剥離シート L シール材 A 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−51017(JP,A) 特開 昭61−287528(JP,A) 特開 平2−152644(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65C 3/16 B65C 9/30 B65C 9/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の被貼付物の側壁面に所定の幅長の
    シール材をぐるりと巻き付けるようにして貼付するシー
    ル材貼付装置であって、 一端部が前記被貼付物の中心軸上で軸支され、他端部が
    前記被貼付物の周囲を回転する回動腕、 前記回動腕の他端部と前記被貼付物の側壁面との間に配
    置された前記シール材の表面に当接するようにして前記
    回動腕の他端部に設けられ、前記回動腕の回転に連れ
    て、前記シール材を前記被貼付物の側壁面へ近づけて巻
    き付けるための案内手段、および前記回動腕に連設さ
    れ、前記回動腕の回転に連れて前記案内手段に案内され
    た前記シール材をその長手方向一端から他端にわたって
    前記被貼付物の前記側壁面に対して押圧するための押圧
    手段を含む、シール材貼付装置。
  2. 【請求項2】 筒状の被貼付物の側壁面に所定の幅長の
    シール材をぐるりと巻き付けるようにして貼付するシー
    ル材貼付装置であって、 シール材が細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着
    され形成されたシール材連続体を移送するための移送手
    段、 前記移送手段によって移送される前記シール材連続体の
    前記剥離シートのみを折り返し、前記シール材のみを略
    々直進させることにより、前記シール材を前記剥離シー
    トから剥離して、前記被貼付物の方向へと繰り出すため
    の剥離手段、 一端部が前記被貼付物の中心軸上で軸支され、他端部が
    前記被貼付物の周囲を回転する回動腕、 前記剥離手段から繰り出され、前記回動腕の他端部と前
    記被貼付物の側壁面との間に配置された前記シール材の
    表面に当接するようにして前記回動腕の他端部に設けら
    れ、前記回動腕の回転に連れて、前記シール材を前記被
    貼付物の側壁面へ近づけて巻き付けるための案内手段、
    および前記回動腕に連設され、前記回動腕の回転に連れ
    て、前記案内手段に案内された前記シール材をその長手
    方向一端から他端にわたって前記側壁面に対して押圧す
    るための押圧手段を含む、シール材貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記被貼付物の側壁面に所定の幅長の加
    熱収縮性のシール材をぐるりと巻き付けるようにして貼
    付した後、前記シール材を加熱するための加熱手段を含
    む、請求項1または請求項2に記載のシール材貼付装
    置。
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