JP3441621B2 - ペルチェ素子駆動回路 - Google Patents
ペルチェ素子駆動回路Info
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
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- F25B2321/0212—Control thereof of electric power, current or voltage
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電源を流すことで発
熱又は熱吸収を行うペルチェ素子を駆動するためのペル
チェ素子駆動回路に関する。 【０００２】 【従来の技術】ペルチェ素子は２種の金属又は金属と半
導体とを接続してこれに電流を流すことにより，接合点
でジュール熱以外に熱の発生又は吸収が起こる素子で，
熱の発生又は吸収は，電流を順方向又は逆方向に変える
ことにより起こる。このようなペルチェ素子に電流を流
すペルチェ素子駆動回路の一例の構成を図２及び図３に
示す。 【０００３】図２において，１は商用電源，２は商用電
源１を整流する入力側整流器，３は整流された直流を平
滑するコンデンサ，４は整流平滑された直流を内蔵する
スイッチング素子により高周波スイッチングし，高周波
交流を出力する高周波コンバータ，５は高周波交流を入
力し，所望電圧に変圧する変圧器，６は変圧された高周
波交流を整流する出力側整流器，７は出力側整流器６に
より整流された直流を平滑するリアクトル，８はペルチ
ェ素子に流れる直流電流を順方向又は逆方向に切り換え
る切換回路，９は負荷のペルチェ素子である。 【０００４】図３は上記切換回路８と切換回路８のドラ
イバ回路５０の概略図である。上記切換回路８は，高周
波交流を整流した直流出力に直列接続されたＩＧＢＴ，
ＭＯＳＦＥＴ，パワートランジスタ等の電力用スイッチ
ング素子１１及び１３と，直列接続されたＩＧＢＴ，Ｍ
ＯＳＦＥＴ，パワートランジスタ等の電力用スイッチン
グ素子１２及び１４と，電力用スイッチング素子１１，
１３，１２，１４と逆並列にそれぞれ接続されたダイオ
ード１５，１７，１６，１８により構成されている。 【０００５】ドライバ回路５０は，直流バイアス用電源
に直列接続されたホトカプラ５１及び５７の発光素子５
１ａ及び５７ａと順方向ドライブ指令信号が入力する第
１の信号用スイッチング２３と，直流バイアス電源に直
列接続されたホトカプラ５３及び５５の発光素子５３ａ
及び５５ａと逆方向ドライブ指令信号が入力する第２信
号用スイッチング素子２４と，上記ドライブ信号を受
け，上記電力用スイッチング素子１１，１２，１３，１
４のゲートに接続されたホトカプラ５１，５３，５５，
５７の受光素子５１ｂ，５３ｂ，５５ｂ，５７ｂにより
構成されている。尚，３１，３２，３３，３４は限流抵
抗である。また，３５，３６，３７，３８は電力用スイ
ッチング素子１１，１２，１３，１４のゲートに過大な
電圧が印加しないようにするツェナダイオード等の過電
圧保護素子である。６１，６２，６３，６４はバイアス
用抵抗である。 【０００６】次に動作について説明する。商用電源１を
入力側整流器２により整流し，この整流された直流をコ
ンデンサ３により平滑する。この整流平滑された直流を
高周波コンバータ４により高周波交流に変換し，高周波
交流を変圧器５により所望電圧に変圧する。変圧された
高周波交流を出力側整流器６により整流し，リアクトル
７により平滑する。この整流し平滑された直流が切換回
路８に入力される。 【０００７】今，順方向ドライブ指令信号が第１の信号
用スイッチング素子２３に入力すれば，スイッチング素
子２３はオンし，発光素子５１ａ，５７ａに電流が流れ
オンする。発光素子５１ａ，５７ａがオンしてホトカプ
ラ５１，５７の受光素子５１ｂ，５７ｂに電流が流れ，
電力用スイッチング素子１１，１４のゲートに電圧が印
加し，電力用スイッチング素子１１，１４はオンする。
電力用スイッチング素子１１，１４のオンにより電力用
スイッチング素子１１，負荷９，電力用スイッチング素
子１４に順方向電流が流れ，負荷９のペルチェ素子は発
熱する。 【０００８】次に順方向ドライブ指令信号がオフし，逆
方向ドライブ指令信号が第２の信号用スイッチング素子
２４に入力すれば，第２の信号用スイッチング素子２４
はオンし，発光素子５３ａ，５５ａに電流が流れオンす
る。発光素子５３ａ，５５ａがオンしてホトカプラ５
３，５５の受光素子５３ｂ，５５ｂに電流が流れ，電力
用スイッチング素子１２，１３のゲートに電圧が印加
し，電力用スイッチング素子１２，１３はオンする。電
力用スイッチング素子１２，１３のオンにより電力用ス
イッチング素子１２，負荷９，電力用スイッチング素子
１３に逆方向電流が流れ，負荷９のペルチェ素子は吸熱
する。 【０００９】 【発明が解決しようとする課題】ところが，上記の切換
回路では，各電力用スイッチング素子１１，１２，１
３，１４にそれぞれ絶縁用ホトカプラ５１，５３，５
５，５７が設けられ，バイアス用電源を別途設けなけれ
ばならない等，ドライブ回路５０が複雑になる等の問題
を有している。 【００１０】 【課題を解決するための手段】本発明は，上記の課題に
留意してなされたもので，本発明のペルチェ素子駆動回
路は，交流電源を整流した直流を高周波スイッチング
し，高周波交流を出力する高周波コンバータと，上記高
周波交流を変圧する変圧器と，変圧された高周波交流を
整流する出力側整流器と，上記出力側整流器の直流出力
から負荷のペルチェ素子に流れる電流を電力用スイッチ
ング素子を用いて切り換える切換回路とが設けられたペ
ルチェ素子駆動回路において，上記電力用スイッチング
素子を駆動するドライブ回路が，上記変圧器に設けた３
次巻線に誘起する電圧を整流し，上記切換回路と直列に
接続されたバイアス電源と，順方向ドライブ指令信号及
び逆方向ドライブ指令信号がそれぞれ入力した時，それ
ぞれオンする第１の信号用スイッチング素子及び第２の
信号用スイッチング素子と，上記バイアス電源に接続さ
れ，上記第１及び第２の信号用スイッチング素子がオン
したときそれぞれオンし，それぞれ順方向の上記電力用
スイッチング素子及び逆方向の上記電力用スイッチング
素子にゲート信号を印加する第３の信号用スイッチング
素子及び第４のスイッチング素子が設けられたものであ
る。 【００１１】交流電源を整流した直流を高周波スイッチ
ングして高周波交流を得て，この高周波交流を変圧器に
より所望電圧に変圧する。変圧された高周波交流を出力
側整流器により整流し，この整流された直流が切換回路
８に入力される。切換回路に内蔵する順方向の電力用ス
イッチング素子をオンすることにより，負荷のペルチェ
素子に順方向に電流が流れ，ペルチェ素子は発熱する。
また，切換回路に内蔵する逆方向の電力用スイッチング
素子をオンすることにより負荷のペルチェ素子に逆方向
の電流が流れ，ペルチェ素子は吸熱する。 【００１２】まず，順方向ドライブ指令信号が第１の信
号用スイッチング素子に入力すると，第１の信号用スイ
ッチング素子がオンする。変圧器に設けられた３次巻線
に誘起する誘起電圧を整流して形成されたバイアス電源
に接続された第３の信号用スイッチング素子がオンし，
第３の信号用スイッチング素子の出力が切換回路の順方
向の電力用スイッチング素子のゲートに印加して，順方
向の電力用スイッチング素子がオンする。順方向電力用
スイッチング素子のオンにより，ペルチェ素子に順方向
電流が流れる。 【００１３】一方，逆方向ドライブ指令信号が第２の信
号用スイッチング素子に入力すると，第２の信号用スイ
ッチング素子がオンし，第４の信号用スイッチング素子
がオンする。オンした第４の信号用スイッチング素子の
出力が切換回路の逆方向の電力用スイッチング素子のゲ
ートに印加して，逆方向の電力用スイッチング素子がオ
ンし，ペルチェ素子に逆方向電流が流れる。 【００１４】 【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施の形態の切
換回路と，切換回路のドライブ回路の概略接続図であ
る。図１において，図３と同じ符号のものは同一機能の
ものを示す。図１のものが図３と異なる点は，変圧器５
に数ボルト程度の低い電圧を誘起する３次巻線５ｂを設
け，この３次巻線５ｂに発生する電圧を整流するダイオ
ード２１，平滑用コンデンサ２２を設けて，切換回路８
と直列に接続し，ドライブ回路のバイアス電源にした点
と，このバイアス電源に接続され，順方向ドライブ指令
信号が第１の信号用スイッチング素子２３に入力した時
オンし，電力用スイッチング素子１１，１４のゲートに
ゲート信号を印加する第３の信号用スイッチング素子２
５と，バイアス電源に接続され，逆方向ドライブ指令信
号が第２の信号用スイッチング素子２４に入力した時オ
ンし，電力用スイッチング１２，１３のゲートにゲート
信号を印加する第４の信号用スイッチング素子２６を設
けた点にある。なお，２７，２８はバイアス用抵抗であ
る。 【００１５】今，順方向ドライブ指令信号が第１信号用
スイッチング素子２３に入力すれば，スイッチング素子
２３はオンし，第３の信号用スイッチング素子２５がオ
ンして，電力用スイッチング素子１１，１４のゲートに
ゲート電圧が印加して，電力用スイッチング素子１１，
１４はオンする。電力用スイッチング素子１１，１４の
オンにより電力用スイッチング素子１１，負荷９，電力
用スイッチング素子１４に順方向電流が流れ，負荷９の
ペルチェ素子は発熱する。 【００１６】次に順方向ドライブ指令信号がオフし，逆
方向ドライブ指令信号が第２の信号用スイッチング素子
２４に入力すれば，第２の信号用スイッチング素子２４
がオンし，第４の信号用スイッチング素子２６がオンし
て，電力用スイッチング素子１２，１３のゲートにゲー
ト電圧が印加して，電力用スイッチング素子１２，１３
はオンする。電力用スイッチング素子１２，１３のオン
により電力用スイッチング素子１２，負荷９，電力用ス
イッチング素子１３に逆方向電流が流れ，負荷９のペル
チェ素子は吸熱する。 【００１７】 【発明の効果】本発明のペルチェ素子駆動装置によれ
ば，変圧器に低電圧を誘起する３次巻線を設けて，バイ
アス電源を形成させており，また，従来のように絶縁用
のホトカプラを用いる必要がなく，ドライブ回路が簡素
化される。
熱又は熱吸収を行うペルチェ素子を駆動するためのペル
チェ素子駆動回路に関する。 【０００２】 【従来の技術】ペルチェ素子は２種の金属又は金属と半
導体とを接続してこれに電流を流すことにより，接合点
でジュール熱以外に熱の発生又は吸収が起こる素子で，
熱の発生又は吸収は，電流を順方向又は逆方向に変える
ことにより起こる。このようなペルチェ素子に電流を流
すペルチェ素子駆動回路の一例の構成を図２及び図３に
示す。 【０００３】図２において，１は商用電源，２は商用電
源１を整流する入力側整流器，３は整流された直流を平
滑するコンデンサ，４は整流平滑された直流を内蔵する
スイッチング素子により高周波スイッチングし，高周波
交流を出力する高周波コンバータ，５は高周波交流を入
力し，所望電圧に変圧する変圧器，６は変圧された高周
波交流を整流する出力側整流器，７は出力側整流器６に
より整流された直流を平滑するリアクトル，８はペルチ
ェ素子に流れる直流電流を順方向又は逆方向に切り換え
る切換回路，９は負荷のペルチェ素子である。 【０００４】図３は上記切換回路８と切換回路８のドラ
イバ回路５０の概略図である。上記切換回路８は，高周
波交流を整流した直流出力に直列接続されたＩＧＢＴ，
ＭＯＳＦＥＴ，パワートランジスタ等の電力用スイッチ
ング素子１１及び１３と，直列接続されたＩＧＢＴ，Ｍ
ＯＳＦＥＴ，パワートランジスタ等の電力用スイッチン
グ素子１２及び１４と，電力用スイッチング素子１１，
１３，１２，１４と逆並列にそれぞれ接続されたダイオ
ード１５，１７，１６，１８により構成されている。 【０００５】ドライバ回路５０は，直流バイアス用電源
に直列接続されたホトカプラ５１及び５７の発光素子５
１ａ及び５７ａと順方向ドライブ指令信号が入力する第
１の信号用スイッチング２３と，直流バイアス電源に直
列接続されたホトカプラ５３及び５５の発光素子５３ａ
及び５５ａと逆方向ドライブ指令信号が入力する第２信
号用スイッチング素子２４と，上記ドライブ信号を受
け，上記電力用スイッチング素子１１，１２，１３，１
４のゲートに接続されたホトカプラ５１，５３，５５，
５７の受光素子５１ｂ，５３ｂ，５５ｂ，５７ｂにより
構成されている。尚，３１，３２，３３，３４は限流抵
抗である。また，３５，３６，３７，３８は電力用スイ
ッチング素子１１，１２，１３，１４のゲートに過大な
電圧が印加しないようにするツェナダイオード等の過電
圧保護素子である。６１，６２，６３，６４はバイアス
用抵抗である。 【０００６】次に動作について説明する。商用電源１を
入力側整流器２により整流し，この整流された直流をコ
ンデンサ３により平滑する。この整流平滑された直流を
高周波コンバータ４により高周波交流に変換し，高周波
交流を変圧器５により所望電圧に変圧する。変圧された
高周波交流を出力側整流器６により整流し，リアクトル
７により平滑する。この整流し平滑された直流が切換回
路８に入力される。 【０００７】今，順方向ドライブ指令信号が第１の信号
用スイッチング素子２３に入力すれば，スイッチング素
子２３はオンし，発光素子５１ａ，５７ａに電流が流れ
オンする。発光素子５１ａ，５７ａがオンしてホトカプ
ラ５１，５７の受光素子５１ｂ，５７ｂに電流が流れ，
電力用スイッチング素子１１，１４のゲートに電圧が印
加し，電力用スイッチング素子１１，１４はオンする。
電力用スイッチング素子１１，１４のオンにより電力用
スイッチング素子１１，負荷９，電力用スイッチング素
子１４に順方向電流が流れ，負荷９のペルチェ素子は発
熱する。 【０００８】次に順方向ドライブ指令信号がオフし，逆
方向ドライブ指令信号が第２の信号用スイッチング素子
２４に入力すれば，第２の信号用スイッチング素子２４
はオンし，発光素子５３ａ，５５ａに電流が流れオンす
る。発光素子５３ａ，５５ａがオンしてホトカプラ５
３，５５の受光素子５３ｂ，５５ｂに電流が流れ，電力
用スイッチング素子１２，１３のゲートに電圧が印加
し，電力用スイッチング素子１２，１３はオンする。電
力用スイッチング素子１２，１３のオンにより電力用ス
イッチング素子１２，負荷９，電力用スイッチング素子
１３に逆方向電流が流れ，負荷９のペルチェ素子は吸熱
する。 【０００９】 【発明が解決しようとする課題】ところが，上記の切換
回路では，各電力用スイッチング素子１１，１２，１
３，１４にそれぞれ絶縁用ホトカプラ５１，５３，５
５，５７が設けられ，バイアス用電源を別途設けなけれ
ばならない等，ドライブ回路５０が複雑になる等の問題
を有している。 【００１０】 【課題を解決するための手段】本発明は，上記の課題に
留意してなされたもので，本発明のペルチェ素子駆動回
路は，交流電源を整流した直流を高周波スイッチング
し，高周波交流を出力する高周波コンバータと，上記高
周波交流を変圧する変圧器と，変圧された高周波交流を
整流する出力側整流器と，上記出力側整流器の直流出力
から負荷のペルチェ素子に流れる電流を電力用スイッチ
ング素子を用いて切り換える切換回路とが設けられたペ
ルチェ素子駆動回路において，上記電力用スイッチング
素子を駆動するドライブ回路が，上記変圧器に設けた３
次巻線に誘起する電圧を整流し，上記切換回路と直列に
接続されたバイアス電源と，順方向ドライブ指令信号及
び逆方向ドライブ指令信号がそれぞれ入力した時，それ
ぞれオンする第１の信号用スイッチング素子及び第２の
信号用スイッチング素子と，上記バイアス電源に接続さ
れ，上記第１及び第２の信号用スイッチング素子がオン
したときそれぞれオンし，それぞれ順方向の上記電力用
スイッチング素子及び逆方向の上記電力用スイッチング
素子にゲート信号を印加する第３の信号用スイッチング
素子及び第４のスイッチング素子が設けられたものであ
る。 【００１１】交流電源を整流した直流を高周波スイッチ
ングして高周波交流を得て，この高周波交流を変圧器に
より所望電圧に変圧する。変圧された高周波交流を出力
側整流器により整流し，この整流された直流が切換回路
８に入力される。切換回路に内蔵する順方向の電力用ス
イッチング素子をオンすることにより，負荷のペルチェ
素子に順方向に電流が流れ，ペルチェ素子は発熱する。
また，切換回路に内蔵する逆方向の電力用スイッチング
素子をオンすることにより負荷のペルチェ素子に逆方向
の電流が流れ，ペルチェ素子は吸熱する。 【００１２】まず，順方向ドライブ指令信号が第１の信
号用スイッチング素子に入力すると，第１の信号用スイ
ッチング素子がオンする。変圧器に設けられた３次巻線
に誘起する誘起電圧を整流して形成されたバイアス電源
に接続された第３の信号用スイッチング素子がオンし，
第３の信号用スイッチング素子の出力が切換回路の順方
向の電力用スイッチング素子のゲートに印加して，順方
向の電力用スイッチング素子がオンする。順方向電力用
スイッチング素子のオンにより，ペルチェ素子に順方向
電流が流れる。 【００１３】一方，逆方向ドライブ指令信号が第２の信
号用スイッチング素子に入力すると，第２の信号用スイ
ッチング素子がオンし，第４の信号用スイッチング素子
がオンする。オンした第４の信号用スイッチング素子の
出力が切換回路の逆方向の電力用スイッチング素子のゲ
ートに印加して，逆方向の電力用スイッチング素子がオ
ンし，ペルチェ素子に逆方向電流が流れる。 【００１４】 【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施の形態の切
換回路と，切換回路のドライブ回路の概略接続図であ
る。図１において，図３と同じ符号のものは同一機能の
ものを示す。図１のものが図３と異なる点は，変圧器５
に数ボルト程度の低い電圧を誘起する３次巻線５ｂを設
け，この３次巻線５ｂに発生する電圧を整流するダイオ
ード２１，平滑用コンデンサ２２を設けて，切換回路８
と直列に接続し，ドライブ回路のバイアス電源にした点
と，このバイアス電源に接続され，順方向ドライブ指令
信号が第１の信号用スイッチング素子２３に入力した時
オンし，電力用スイッチング素子１１，１４のゲートに
ゲート信号を印加する第３の信号用スイッチング素子２
５と，バイアス電源に接続され，逆方向ドライブ指令信
号が第２の信号用スイッチング素子２４に入力した時オ
ンし，電力用スイッチング１２，１３のゲートにゲート
信号を印加する第４の信号用スイッチング素子２６を設
けた点にある。なお，２７，２８はバイアス用抵抗であ
る。 【００１５】今，順方向ドライブ指令信号が第１信号用
スイッチング素子２３に入力すれば，スイッチング素子
２３はオンし，第３の信号用スイッチング素子２５がオ
ンして，電力用スイッチング素子１１，１４のゲートに
ゲート電圧が印加して，電力用スイッチング素子１１，
１４はオンする。電力用スイッチング素子１１，１４の
オンにより電力用スイッチング素子１１，負荷９，電力
用スイッチング素子１４に順方向電流が流れ，負荷９の
ペルチェ素子は発熱する。 【００１６】次に順方向ドライブ指令信号がオフし，逆
方向ドライブ指令信号が第２の信号用スイッチング素子
２４に入力すれば，第２の信号用スイッチング素子２４
がオンし，第４の信号用スイッチング素子２６がオンし
て，電力用スイッチング素子１２，１３のゲートにゲー
ト電圧が印加して，電力用スイッチング素子１２，１３
はオンする。電力用スイッチング素子１２，１３のオン
により電力用スイッチング素子１２，負荷９，電力用ス
イッチング素子１３に逆方向電流が流れ，負荷９のペル
チェ素子は吸熱する。 【００１７】 【発明の効果】本発明のペルチェ素子駆動装置によれ
ば，変圧器に低電圧を誘起する３次巻線を設けて，バイ
アス電源を形成させており，また，従来のように絶縁用
のホトカプラを用いる必要がなく，ドライブ回路が簡素
化される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のペルチェ素子駆動装置に用いられるド
ライブ回路の一実施の形態の接続図である。 【図２】本発明のペルチェ素子駆動装置のブロック図で
ある。 【図３】従来のペルチェ素子駆動装置に用いられるドラ
イブ回路の接続図である。 【符号の説明】 ２ 入力側整流器 ４ 高周波コンバータ ５ 変圧器 ５ａ ３次巻線 ６ 出力側整流器 ８ 切換回路 １１，１２，１３，１４ 電力用スイッチング素子 ２０ ドライブ回路 ２１ ダイオード ２２ コンデンサ ２３ （第１の）信号用スイッチング素子 ２４ （第２の）信号用スイッチング素子 ２５ （第３の）信号用スイッチング素子 ２６ （第４の）信号用スイッチング素子
ライブ回路の一実施の形態の接続図である。 【図２】本発明のペルチェ素子駆動装置のブロック図で
ある。 【図３】従来のペルチェ素子駆動装置に用いられるドラ
イブ回路の接続図である。 【符号の説明】 ２ 入力側整流器 ４ 高周波コンバータ ５ 変圧器 ５ａ ３次巻線 ６ 出力側整流器 ８ 切換回路 １１，１２，１３，１４ 電力用スイッチング素子 ２０ ドライブ回路 ２１ ダイオード ２２ コンデンサ ２３ （第１の）信号用スイッチング素子 ２４ （第２の）信号用スイッチング素子 ２５ （第３の）信号用スイッチング素子 ２６ （第４の）信号用スイッチング素子
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 交流電源を整流した直流を高周波スイッ
チングし，高周波交流を出力する高周波コンバータと，
上記高周波交流を変圧する変圧器と，変圧された高周波
交流を整流する出力側整流器と，上記出力側整流器の直
流出力から負荷のペルチェ素子に流れる電流を電力用ス
イッチング素子を用いて切り換える切換回路とが設けら
れたペルチェ素子駆動回路において，上記電力用スイッ
チング素子を駆動するドライブ回路が，上記変圧器に設
けた３次巻線に誘起する電圧を整流し，上記切換回路と
直列に接続されたバイアス電源と，順方向ドライブ指令
信号及び逆方向ドライブ指令信号がそれぞれ入力した
時，それぞれオンする第１の信号用スイッチング素子及
び第２の信号用スイッチング素子と，上記バイアス電源
に接続され，上記第１及び第２の信号用スイッチング素
子がオンしたときそれぞれオンし，それぞれ順方向の上
記電力用スイッチング素子及び逆方向の上記電力用スイ
ッチング素子にゲート信号を印加する第３の信号用スイ
ッチング素子及び第４のスイッチング素子が設けられた
ことを特徴とするペルチェ素子駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17887997A JP3441621B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | ペルチェ素子駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17887997A JP3441621B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | ペルチェ素子駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1117232A JPH1117232A (ja) | 1999-01-22 |
| JP3441621B2 true JP3441621B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=16056304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17887997A Expired - Fee Related JP3441621B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | ペルチェ素子駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3441621B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2570050Y2 (ja) * | 1993-07-30 | 1998-04-28 | ダイワ精工株式会社 | 中通し釣竿 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP17887997A patent/JP3441621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1117232A (ja) | 1999-01-22 |
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