JP3439092B2 - 放送信号受信装置 - Google Patents

放送信号受信装置

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JP3439092B2
JP3439092B2 JP27446397A JP27446397A JP3439092B2 JP 3439092 B2 JP3439092 B2 JP 3439092B2 JP 27446397 A JP27446397 A JP 27446397A JP 27446397 A JP27446397 A JP 27446397A JP 3439092 B2 JP3439092 B2 JP 3439092B2
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公也 山足
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真也 谷藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上波や衛星放
送、あるいはCATV、インターネットといった放送媒
体から放送を受信する放送信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送では、広告や宣伝を目
的とした、いわゆるコマーシャルと呼ばれる短い映像
を、放送番組の前後あるいは最中に挟み込んで放映して
いる。このような従来のテレビジョン放送方法では、広
告主にとって、視聴者にCMを強制的に見せることがで
きるというメリットがある。しかしながら、この方法
は、視聴者に、興味のないCMによって番組放送が中断
されるという状況を、暫し強いることになる。
【0003】ところで、近年、デジタル衛星放送やCA
TVなどが普及しつつある。これ等の放送では、従来の
テレビジョン放送とは比較にならない程の番組(例えば
80チャンネル)を選局することが可能であり、また、
視聴者が料金を支払うことで、CMの全くない(番組放
送にCMが挟み込まれていない)番組放送の提供を受け
ることもできる。
【0004】このように、デジタル衛星放送やCATV
などでは、視聴者は、CMに邪魔されることなく番組放
送を楽しむことが可能であり、くわえて、従来のテレビ
ジョン放送とは比較にならない程の番組を選局すること
が可能である。このため、今後、デジタル衛星放送やC
ATVを利用する視聴者がますます増加していくものと
考えられる。したがって、広告主としても、これらの放
送媒体において、効果的なCM活動を展開する必要があ
る。
【0005】現在、デジタル衛星放送やCATVといっ
た放送媒体において、視聴者に自発的にCMを見てもら
おうとする様々な試みがなされている。たとえば、受信
した分だけ料金を支払う、いわゆるペイ・パー・ビュー
(Pay per View)方式の放送局では、同じ番組内容を、
一方にはCMを入れ、他方にはCMを抜いて放送する試
みを行っているものもある。そして、CMありの放送を
選択した視聴者の受信料を、CMなしの放送を選択した
視聴者の受信料よりも安く設定することで、少しでも多
くの視聴者にCMを見てもらえるように誘導している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、デジタル
衛星放送やCATVといった放送媒体においても、視聴
者にCMを見てもらおうとする試みがなされているが、
いずれの場合においても、視聴者が選択できるのは、番
組放送にCMを入れるか否かといった程度であった。こ
のため、視聴者がCMありの番組放送を選択した場合
に、当該視聴者が望むタイミングでCMを視聴すること
ができなかった。
【0007】また、従来の放送信号受信装置では、たと
えば、ある番組を選局してモニタ装置に表示している時
に、選局を他の番組に切り替え、その後、前記ある番組
に戻した場合、他の番組を選局している間に、前記ある
番組でクライマックスのシーンが放映されてしまい、当
該シーンを見逃してしまうことがあった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、視聴者が望むタイミングで、モ
ニタ表示中の情報と異なる情報を取得することが可能な
放送信号受信装置を提供することにある。
【0009】また、ある番組を表示中に、一時期、表示
を他の情報に切り替えた場合に、当該切り替え中に前記
ある番組で放送されたシーンを視聴することが可能な放
送信号受信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様は、同じ放送内容を時間をずら
して放送する2以上の映像放送用チャンネルを含む複数
の映像放送用チャンネルを有する放送信号を受信し、モ
ニタ装置に出力する放送信号受信装置であって、前記放
送信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した放送
信号の中からユーザの指示に応じた映像放送用チャンネ
ルの映像を取り出す第一および第二のチャンネル抽出部
と、前記第一のチャンネル抽出部で取り出した映像放送
用チャンネルの映像を前記モニタ装置に出力するととも
に、予め定められたタイミングで、前記モニタ装置に出
力する映像を、所定時間、前記第一のチャンネル抽出部
で取り出した映像放送用チャンネルの映像から、前記第
二のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チャンネ
ルの映像に切り替える出力切替部と、前記第一のチャン
ネル抽出部で取り出した映像放送用チャンネルの映像を
逐次記録するリングバッファ構造の記録部と、前記記録
部に記録されている映像放送用チャンネルの映像と前記
記録部から読み出されている当該映像放送用チャンネル
の映像との時間的なずれが、当該映像放送用チャンネル
と、当該映像放送用チャンネルと同じ放送内容を放送し
ている他の映像放送用チャンネルとの時間的なずれと略
一致した場合に、前記第一のチャンネル抽出部に、当該
他の映像放送用チャンネルを取り出すように指示すると
ともに、前記記録部をリセットする手段と、を有し、前
記出力切替部は、前記記録部から、前記第一のチャンネ
ル抽出部で取り出し た映像放送用チャンネルの映像を読
み出すことで、当該映像を前記モニタ装置に出力する
【0011】また、本発明の第2の態様は、複数の映像
放送用チャンネルおよび前記複数の映像放送用チャンネ
ル各々での放送内容を示す情報が時分割で多重化された
制御用チャンネルを有する放送信号を受信し、モニタ装
置に出力する放送信号受信装置であって、前記放送信号
を受信する受信部と、前記受信部で受信した放送信号の
中からユーザの指示に応じた映像放送用チャンネルの映
像を取り出す第一および第二のチャンネル抽出部と、前
記第一のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チャ
ンネルの映像を前記モニタ装置に出力するとともに、予
め定められたタイミングで、前記モニタ装置に出力する
映像を、所定時間、前記第一のチャンネル抽出部で取り
出した映像放送用チャンネルの映像から前記第一および
第二のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チャン
ネル各々の映像の合成映像に切り替える出力切替部と、
ユーザの指示にしたがい、前記予め定められたタイミン
グ、前記所定時間、および、前記第二のチャンネル抽出
部で取り出す映像放送用チャンネルの映像の種類を設定
する設定手段と、前記受信部で受信した放送信号の中か
ら制御用チャンネルの情報を取り出す第三のチャンネル
抽出部と、を有し、前記第二のチャンネル抽出部は、前
記設定手段で設定した種類に応じた映像を放送している
映像放送用チャンネルを、前記第三のチャンネル抽出部
で取り出した制御用チャンネルの情報から特定し、抽出
する。
【0012】また、本発明の第3の態様は、複数の映像
放送用チャンネルおよび前記複数の映像放送用チャンネ
ル各々での放送内容の進行状況を示す情報が時分割で多
重化された制御用チャンネルを有する放送信号を受信
し、モニタ装置に出力する放送信号受信装置であって、
前記放送信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信し
た放送信号の中からユーザの指示に応じた映像放送用チ
ャンネルの映像を取り出す第一および第二のチャンネル
抽出部と、前記第一のチャンネル抽出部で取り出した映
像放送用チャンネルの映像を前記モニタ装置に出力する
とともに、予め定められたタイミングで、前記モニタ装
置に出力する映像を、所定時間、前記第一のチャンネル
抽出部で取り出した映像放送用チャンネルの映像から前
記第一および第二のチャンネル抽出部で取り出した映像
放送用チャンネル各々の映像の合成映像に切り替える出
力切替部と、ユーザの指示にしたがい、前記予め定めら
れたタイミング、前記所定時間、および、前記第二のチ
ャンネル抽出部で取り出す映像放送用チャンネルの映像
の種類を設定する設定手段と、前記受信部で受信した放
送信号の中から制御用チャンネルの情報を取り出す第三
のチャンネル抽出部と、を有し、前記出力切替部は、前
記設定手段で設定したタイミングを、前記第三のチャン
ネル抽出部で取り出した制御用チャンネルの情報のう
ち、前記第一のチャンネル抽出部で取り出している映像
放送用チャンネルについての情報から判断する。
【0013】また、本発明の第4の態様は、放送信号を
受信してモニタ装置に出力する放送信号受信装置であっ
て、前記放送信号を受信する受信部と、前記受信部で受
信した放送信号を逐次記録するリングバッファ構造を有
する記録部と、外部機器から映像信号の入力を受け付け
る入力部と、ユーザの指示にしたがい、前記モニタ装置
に出力する映像を、前記記録部に記録された放送信号お
よび前記入力部に入力された映像信号のいずれか一方に
切り替える出力切替部と、を備え、前記出力切替部は、
前記モニタ装置の出力を前記記録部に記録された放送信
号から前記入力部に入力された映像信号に切り替える場
合、前記放送信号の前記記録部からの読み出しを中断
し、前記モニタ装置の出力を前記入力部に入力された映
像信号から前記記録部に記録された放送信号に戻す場
合、前記記録部の読み出 しを、前記中断されたアドレス
から再開する。
【0014】なお、本発明の第4の態様において、前記
放送信号は、同じ放送内容を時間をずらして放送する2
以上の映像放送用チャンネルを有しており、前記受信部
は、前記放送信号の中からユーザの指示に応じた映像放
送用チャンネルを受信するものであり、前記記録部に記
録されている映像放送用チャンネルの映像と前記記録部
から読み出されている当該映像放送用チャンネルの映像
との時間的なずれが、当該映像放送用チャンネルと、当
該映像放送用チャンネルと同じ放送内容を放送している
他の映像放送用チャンネルとの時間的なずれと略一致し
た場合に、前記受信部に、当該他の映像放送用チャンネ
ルを取り出すように指示するとともに、前記記録部をリ
セットする手段をさらに備えていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一実施形態に
ついて説明する。
【0016】図1は、本発明の第一実施形態が適用され
たデジタル衛星放送システムの概略構成図である。
【0017】ここで、1はデジタル放送信号を送信する
放送局、2はデジタル放送信号受信装置、3はデジタル
放送信号受信装置で受信した映像情報を表示するモニタ
装置、そして、4は放送局からのデジタル放送信号を受
信し、それを広範囲に放送する衛星である。
【0018】放送局1が放送するデジタル放送信号は、
番組放送用の複数のチャンネル(以下、番組チャンネル
と称する)と、CM放送用の複数のチャンネル(以下、
CMチャンネルと称する)と、各番組チャンネルおよび
各CMチャンネルで放送中の内容情報や放送状況などを
含む放送内容コード放送用のチャンネル(以下、制御チ
ャンネルとを称する)とが、時分割多重あるいは周波数
多重化されて構成されている。
【0019】図2に、複数の番組チャンネルと、複数の
CMチャンネルと、制御チャンネルとが周波数多重化さ
れた場合の一例を示す。
【0020】ここで、チャンネル1〜3が番組放送用の
チャンネル、チャンネル4、5がCM放送用のチャンネ
ルである。各チャンネル1〜5上を送信される放送内容
の情報は各々符号化されている。
【0021】制御チャンネルには、各チャンネル1〜5
上で放映中の内容情報や放送状況などを含む放送内容コ
ードが、時分割で多重化されている。
【0022】図3に放送内容コードの構造の一例を示
す。
【0023】図3に示す放送内容コードは、3バイトで
構成されている。第1バイト目は、対応するチャンネル
で現在放映中の放送内容のジャンルやタイトルを示す内
容コードである。たとえば、番組チャンネルの場合、放
送内容が報道の場合はコード「001」、娯楽の場合は
コード「002」、ドキュメンタリーの場合はコード
「003」といったように、放送内容に応じたコードが
記される。
【0024】また、CMチャンネルの場合、放送内容が
食品に関するCMの場合はコード「201」、お店に関
するCMの場合はコード「202」、芸能・音楽に関す
るCMの場合はコード「101」といったように、放送
内容に応じたコードが記される。
【0025】第2バイト目は、対応するチャンネルで現
在放映中の放送内容が放送開始の状態にあるか、放送終
了の状態にあるか、あるいは放送中の状態にあるかを示
す状態コードである。たとえば、放送開始の場合はコー
ド「001」、放送中の場合は「002」、放送終了の
場合はコード「003」といったコードが記される。
【0026】第3バイト目は、対応するチャンネルで現
在放映中の放送内容の進行状況を示す進行コードであ
る。このコードは、状態コードが放送中の場合に、その
進行状況のパーセント値で記される。たとえば、放送内
容の進行状況が全体の10パーセントの場合はコード
「010」が記される。
【0027】デジタル放送信号受信装置2は、衛星4を
介して放送局1から送信されたデジタル放送信号を受信
し、その中から必要なチャンネルを分離・復号化して、
モニタ装置3に表示させる。
【0028】図4は図1に示すデジタル放送受信装置2
の概略構成ブロック図である。
【0029】ここで、201は受信部、202は番組チ
ャンネル分離・復号化部、203はCMチャンネル分離
・復号化部、204は番組放送記録部、205は制御チ
ャンネル分離部、206は映像ソース切り替え部、20
7は番組選局部、208はCM受信パターン設定部、2
09はリモコンなどのユーザ操作入力部、そして、21
0は切り替え状態監視部である。
【0030】受信部201は、衛星4を介して放送局1
から送信されたデジタル放送信号を受信する。
【0031】番組チャンネル分離・復号化部202は、
受信部201で受信したデジタル放送信号から任意の番
組チャンネルの番組放送信号を分離し、映像情報に復号
化する。
【0032】CMチャンネル分離・復号化部203は、
受信部201で受信したデジタル放送信号から任意のC
MチャンネルのCM放送信号を分離し、映像情報に復号
化する。
【0033】番組放送記録部204は、番組チャンネル
分離・復号化部202で復号化した番組放送の映像情報
を記録する。ここで、番組放送記録部204には、所定
時間を越えると、記録された映像情報が新しい情報によ
って上書きされるような構造、たとえば情報記録技術で
用いられているようなリングバッファ構造を有するもの
が用いられる。このような構造を採用することにより、
実際の番組放送(受信部201で受信しているデジタル
放送信号に含まれている番組放送)とモニタ装置3に表
示している番組放送との間に、時間的なずれがある場合
でも、途切れなく番組放送をモニタ装置3に出力するこ
とができる。
【0034】制御チャンネル分離部205は、受信部2
01で受信したデジタル放送信号から制御チャンネルを
分離する。
【0035】映像ソース切り替え部206は、モニタ装
置3に出力する映像情報を、番組放送記録部204に記
録された番組放送の映像情報、およびCMチャンネル分
離・復号化部203で復号化されたCM放送の映像情報
のいずれか一方に切り替える。
【0036】番組選局部207は、ユーザ操作入力部2
09に入力されたユーザの指示にしたがい、番組チャン
ネル分離・復号化部202で分離・復号化する番組チャ
ンネルを選択する。
【0037】CM受信パターン設定部208は、ユーザ
操作入力部209に入力されたユーザの指示にしたが
い、モニタ装置3に表示するCM放送のジャンルや表示
タイミング、および1回のCM表示時間などを設定す
る。なお、CM受信パターンの設定は、モニタ装置3を
介して対話的に行われる。
【0038】切り替え状態監視部210は、CM受信パ
ターン設定部208で設定されたCMのジャンルにした
がい、CMチャンネル分離・復号化部203で分離・復
号化するCMチャンネルを選択する。また、同じくCM
受信パターン設定部208で設定されたCMの表示タイ
ミングおよびCM表示時間にしたがい、映像ソース切り
替え部206に対して、モニタ装置3に出力する映像情
報の切り替え指示を出力する。
【0039】上述したように、制御チャンネル上には、
各番組チャンネルおよび各CMチャンネルで放送中の内
容情報や放送状況などを含む放送内容コードが放送され
ている。したがって、制御チャンネル分離部205で分
離された制御チャネルの放送内容コードを参照すること
で、CM受信パターン設定部208で設定されたCMの
ジャンルに対応するCMチャンネルやCMの表示タイミ
ングを特定することができる。
【0040】ユーザ操作入力部209は、番組チャンネ
ルの選局キー、モニタ装置3をCM受信パターンの設定
モードに切り替えるためのキー、およびコントロールキ
ーなどを備えて構成される。
【0041】図5はユーザ操作入力部の一例を示す図で
ある。
【0042】ここで、209aは番組チャンネル選局の
ための選局キー、209bはモニタ装置3をCM受信パ
ターンの設定モードに切り替えるためのモード切り替え
キー、209cおよび209dは、CM受信パターンの
設定をモニタ装置3を介して対話的に行うためのコント
ロールキー、決定キーである。
【0043】次に、図4に示すデジタル放送信号受信装
置での、CM受信パターンの設定動作について説明す
る。
【0044】図5において、モード切り替えキー209
bが押されると、CM受信パターン設定部208は、映
像ソース切り替え部206を介してモニタ装置3の表示
画面に、CM受信パターンの設定のための対話画面を表
示させる。
【0045】図6乃至図8は、CM受信パターンの設定
のための対話画面の一例を示した図であり、図6はCM
の表示タイミングおよび表示時間を設定するための対話
画面を、図7は表示するCMのジャンルを設定するため
の対話画面を、そして、図8は1回のCM表示時間中に
どのようなパターンでCMのジャンルを選択するかを設
定するための対話画面である。
【0046】CM受信パターン設定部208は、コント
ロールキー209cおよび決定キー209dを介して入
力されたユーザの指示にしたがい、モニタ装置3に表示
する対話画面を、図6乃至図8に示す対話画面のうちの
いずれかに切り替えることができる。
【0047】モニタ装置3の表示画面に図6に示す対話
画面が表示されている場合、ユーザは、コントロールキ
ー209cおよび決定キー209dを用いて、CMの表
示タイミングおよび表示時間を設定することができる。
【0048】図6に示す対話画面は、CMの表示タイミ
ングを設定するための項目「timing」301と、1回の
CM表示時間を設定するための項目「duration」302
と、この対話画面で設定した項目の決定を行う項目「O
K」303と、この対話画面で設定した項目の取り消し
を行う項目「Cancel」304と、からなる。各項目の選
択は、コントロールキー209cおよび決定キー209
dを操作することで行うことができる。
【0049】ユーザは、項目「timing」301の中か
ら、項目「固定」305および項目「変動」306のう
ちのいずれか一つを選択することができる。項目「固
定」305が選択された場合、CM受信パターン設定部
208は、枠307に表示された時間をCM表示とCM
表示との間のインターバル期間として、CMの表示タイ
ミングを設定する。枠307に表示する時間は、コント
ロールキー209cおよび決定キー209dを用いて設
定ノブ308を移動することで、変えることができる。
【0050】また、項目「変動」306が選択された場
合、ユーザは、コントロールキー209cおよび決定キ
ー209dを用いて、項目「始めに集中」309、項目
「最後に集中」310、項目「途中に集中」311、お
よび項目「ランダム」312の中からいずれか1つを選
択することができる。
【0051】CM受信パターン設定部208は、CMの
表示タイミングを、モニタ装置3に表示している番組放
送について、選択された項目309〜312が示す進行
状況に応じたタイミングに設定する。
【0052】具体的には、項目「始めに集中」309が
選択されている場合、モニタ装置3へ表示する番組チャ
ネルの放送内容の開始時に、集中的にCM放送を表示す
るようにCMの表示タイミングを設定する。
【0053】項目「終わりに集中」310が選択されて
いる場合は、モニタ装置3へ表示する番組チャネルの放
送内容の終了時に、集中的にCM放送を表示するように
CMの表示タイミングを設定する。
【0054】項目「途中に集中」311が選択されてい
る場合は、モニタ装置3へ表示する番組チャネルの放送
内容の放送半ばに、集中的にCM放送を表示するように
CMの表示タイミングを設定する。
【0055】項目「ランダム」312が選択されている
場合は、モニタ装置3へ表示する番組チャネルの放送内
容のところどころに分散させてCM放送を表示するよう
にCMの表示タイミングを設定する。
【0056】なお、1つの放送内容を表示中にCMを表
示する回数は、予め定めておいてもよいし、あるいはユ
ーザ操作入力部209を介して、ユーザに設定させるよ
うにしてもよい。
【0057】また、ユーザは、項目「duration」302
の中から、項目「固定」313および項目「ランダム」
314のうちのいずれか一つを選択することができる。
【0058】項目「固定」313が選択された場合、C
M受信パターン設定部208は、枠315に表示された
時間を1回のCM表示時間として設定する。枠315に
表示する時間は、コントロールキー209cおよび決定
キー209dを用いて設定ノブ316を移動すること
で、変えることができる。
【0059】また、項目「ランダム」314が選択され
た場合、CM受信パターン設定部208は、1回のCM
表示時間をCM表示の度にランダムに設定する。
【0060】なお、図6では、CM表示タイミングとし
てCM表示とCM表示とのインターバル期間20分、1
回のCM表示時間として3分がそれぞれ設定された例を
示している。
【0061】モニタ装置3の表示画面に、図7に示す対
話画面が表示されている場合、ユーザは、コントロール
キー209cおよび決定キー209dを用いて、モニタ
装置3に表示するCMのジャンルを設定することができ
る。
【0062】図7に示す対話画面には、CMのジャンル
を示した複数の項目321が表示されている。ユーザ
は、複数の項目321の中から1以上のジャンルの項目
を選択することが可能である。また、表示されている項
目中に、好みのジャンルがない場合は、ページめくりボ
タン322を操作することで、画面上に別のジャンルが
示された複数の項目を表示させることも可能である。
【0063】CM受信パターン設定部208は、選択さ
れた項目321が示すジャンルをCMのジャンルとして
設定する。図7では、CMのジャンルとして、「芸能・
音楽」、「お店」、「食品」が設定された例を示してい
る。
【0064】モニタ装置3の表示画面に、図8に示す対
話画面が表示されている場合、ユーザは、コントロール
キー209cおよび決定キー209dを用いて、1回の
CM表示時間中にどのようなパターンでCMジャンルを
選択するかを設定することができる。ただし、ここでの
設定は、図7に示す対話画面において、2以上のジャン
ルが選択されている場合にのみ有効である。
【0065】図8に示す対話画面は、項目「同ジャン
ル」331と、項目「関連ジャンル」332と、項目
「ミックス」333とでなる。ユーザは、各項目の中か
らいずれか1つの項目を選択することが可能である。
【0066】項目「同ジャンル」331が選択された場
合、CM受信パターン設定部208は、1回のCM表示
時間中に、同じジャンルのCM放送を表示し続けるよう
に設定する。この場合、次のCM表示時間では、異なる
ジャンルのCMを表示するように設定する。
【0067】項目「関連ジャンル」332が選択された
場合、CM受信パターン設定部208は、1回のCM表
示時間中に、関連する2以上のジャンルのCM放送を続
けて表示するように設定する。
【0068】項目「ミックス」333が選択された場
合、CM受信パターン設定部208は、1回のCM表示
時間中に、図7に示す対話画面で選択された2以上のジ
ャンルのCM放送をランダムに表示するように設定す
る。
【0069】なお、図8では、CMの選択パターンとし
て、「同ジャンル」が設定された例を示している。
【0070】なお、図6乃至図8に示す対話画面の項目
は、時間帯、曜日、季節、利用者などに応じてプロファ
イル化し、自動的に変化させるようにしてもよい。
【0071】次に、図4に示すデジタル放送信号受信装
置の動作について設定する。
【0072】図9は図4に示すデジタル放送受信装置の
動作を示すフロー図である。このフローは、CM受信パ
ターン設定部208により、モニタ装置3に表示するC
M放送のジャンルや表示タイミング、および1回のCM
表示時間が設定されると開始される。
【0073】まず、映像ソース切り替え部206は、番
組放送記録部204に記録されている映像情報を順次読
み出して、モニタ装置3に出力する(ステップ100
1)。これにより、番組選局部207で選局され、番組
チャンネル分離・復号化部202で、デジタル放送信号
から分離・復号化された番組チャンネルの放送内容がモ
ニタ装置3に表示される。
【0074】なお、上述したように、番組放送記録部2
04には、番組チャンネル分離・復号化部202で、デ
ジタル放送信号から分離・復号化された番組チャンネル
の放送内容が常時書き込まれている。
【0075】次に、切り替え状態監視部210は、CM
受信パターン設定部208で設定されたCM放送の表示
タイミングになったか否かを判断する(ステップ100
2)。たとえば、表示タイミングがCM表示とCM表示
との間のインターバル期間で設定されている場合、切り
替え状態監視部210は、直前に行われたモニタ装置3
へのCM放送表示が終了した後、あるいは、本受信装置
の電源が投入された後の経過時間を計測し、この経過時
間が設定されたインターバル期間に達したときに、CM
放送の表示タイミングになったものと判断する。
【0076】また、たとえば、表示タイミングが、モニ
タ装置3に表示している番組チャンネルの放送内容の進
行状況に応じて設定されている場合、切り替え状態監視
部210は、制御チャンネル分離部205で分離された
制御チャンネルに含まれる、モニタ装置3に表示してい
る放送内容の番組チャンネルに対応する放送内容コード
を取得し、当該放送内容コードの状況コード及び/又は
進行コードで特定される放送内容の進行状況が、前記設
定された進行状況になったときに、CM放送の表示タイ
ミングになったものと判断する。
【0077】ステップ1002で、CM表示タイミング
になったと判断した場合、切り替え状態監視部210
は、番組放送記録204からの情報読み出しを中断する
(ステップ1003)。
【0078】次に、切り替え状態監視部210は、CM
受信パターン設定部208で設定したジャンルに応じた
CM(設定したジャンルが複数ある場合は、そのうちの
1つを選択)を放送しているCMチャンネルを、デジタ
ル放送信号から分離・復号化するように、CMチャンネ
ル分離・復号化部203に指示を出す。また、映像ソー
ス切り替え部206に対して、モニタ装置3へ出力する
映像情報を、番組放送記録部204に記録された情報か
ら、CMチャンネル分離・復号化部203からの情報に
切り替えるように指示を出す。これにより、モニタ装置
3に表示される映像情報を、番組放送からCM放送に切
り替える(ステップ1004)。
【0079】なお、切り替え状態監視部210は、CM
受信パターン設定部208で設定したジャンルに応じた
CMを放送しているCMチャンネルを、制御チャネル分
離部205で分離された制御チャンネルに含まれる放送
内容コードのうち、CMチャンネルに対応する放送内容
コードの内容コードを調べることで特定している。
【0080】たとえば、CM受信パターン設定部208
で設定したジャンルが「食品」である場合、各CMチャ
ンネルの放送内容コードの中から、内容コードが「食
品」に対応するコード(上記の例でいえば、コード「2
01」)を検索する。そして、当該コードを有する放送
内容コードに対応するCMチャンネルを、CMチャンネ
ル分離・復号化部203で分離・復号化するCMチャン
ネルに設定する。
【0081】次に、切り替え状態監視部210は、モニ
タ装置3への出力がCM放送に切り替わってからの時間
を計測し、当該時間がCM受信パターン設定部208で
設定されたCM表示時間を経過したか否かを判断する
(ステップ1005)。
【0082】CM表示時間を経過していない場合、切り
替え状態監視部210は、制御チャネル分離205で分
離した制御チャンネルに含まれる、現在表示中のCMチ
ャネルの放送内容コードから、当該CMの進行状況を調
べる。そして、当該CMが放送が終了したか否かを判断
する(ステップ1006)。終了していない場合はステ
ップ1005に戻る。終了した場合は、CM受信パター
ン設定部208で設定したCMのジャンルおよびジャン
ルの選択パターンにしたがい、次に、表示すべきCMを
放送しているCMチャンネルを検出し、当該CMチャン
ネルを、デジタル放送信号から分離・復号化するよう
に、CMチャンネル分離・復号化部203に指示を出す
(ステップ1007)。その後、ステップ1005に戻
る。
【0083】具体的には、図7に示す対話画面におい
て、CMのジャンルが1つ選択されいる場合、当該ジャ
ンルのCMを放映しているCMチャンネルを検出し、当
該CMチャンネルを、デジタル放送信号から分離・復号
化するように、CMチャンネル分離・復号化部203に
指示を出す。
【0084】また、図7に示す対話画面においてCMの
ジャンルが2以上選択されいる場合は以下のように行
う。
【0085】図8に示す対話画面において項目「同ジ
ャンル」331が選択されている場合、ステップ100
4で選択したジャンルと同じジャンルのCMを放映して
いるCMチャンネルを検出し、当該CMチャンネルをデ
ジタル放送信号から分離・復号化するように、CMチャ
ンネル分離・復号化部203に指示を出す。
【0086】図8に示す対話画面において項目「関連
ジャンル」332が選択されている場合、前記2以上の
ジャンルの中からステップ1004で選択したジャンル
と関連するジャンルのCMを放映しているCMチャンネ
ルを検出し、当該CMチャンネルを、デジタル放送信号
から分離・復号化するように、CMチャンネル分離・復
号化部203に指示を出す。
【0087】なお、関連するジャンルの検出は、CMの
各ジャンルの関連性を切り替え状態監視部210に記憶
させておくことで行うようにしてもよいし、あるいは、
放送内容コードの内容コードに、ジャンルが属するグル
ープを示すコードを付加するようにし、これを調べるこ
とで行うようにしてもよい。
【0088】図8に示す対話画面において項目「ミッ
クス」333が選択されている場合、前記2以上のジャ
ンルの中からランダムにジャンルを選択し、当該ジャン
ルのCMを放映しているCMチャンネルを検出し、この
CMチャンネルを、デジタル放送信号から分離・復号化
するように、CMチャンネル分離・復号化部203に指
示を出す。
【0089】ステップ1005において、モニタ装置3
への出力がCM放送に切り替わってからの時間がCM受
信パターン設定部208で設定されたCM表示時間を経
過したと判断した場合、切り替え状態監視部210は、
番組放送記録部204に記録された情報の読み出しを、
ステップ1003で読み出しを中断したアドレスから再
開する(ステップ1008)。
【0090】このように、読み出しが中断されたアドレ
スから読み出しを再開することで、モニタ装置3に表示
すべき番組放送の内容が、途中で欠落するのを防止する
ことができる。また、読み出しが中断されたアドレス
に、すでに新しい情報が書き込まれている場合は、番組
放送記録部204に記録された情報のうち、最も古い情
報から読み出しを再開するようにする。このようにする
ことで、モニタ装置3に表示すべき番組放送の内容の欠
落部分を小さくすることができる。
【0091】なお、実際の番組放送(受信部201で受
信しているデジタル放送信号に含まれている番組放送)
とモニタ装置3に表示している番組放送との時間的なず
れは、ニア・オン・デマンド技術を利用して調整するこ
とが可能である。
【0092】たとえば、放送局1が、複数の番組チャン
ネルにて、同じ放送内容を時間をずらして放送している
とする。切り替え状態監視部210にて、実際の番組放
送(受信部201で受信しているデジタル放送信号に含
まれている番組放送)とモニタ装置3に表示している番
組放送との時間的なずれを計測させる。そして、当該ず
れが、受信している番組チャンネル(Aとする)と、A
チャンネルと同じ内容を放送している番組チャネル(B
とする)との時間的なずれに一致した場合に、番組放送
記録部204をリセットするとともに、選局をAチャン
ネルからBチャンネルに切り替えるように番組選局部2
07に指示を出す。
【0093】このようにすることで、実際の番組放送と
モニタ装置3に表示している番組放送との時間的なずれ
を、調整することができる。
【0094】ステップ1008での処理後、切り替え状
態監視部210は、映像ソース切り替え部206に対し
て、モニタ装置3へ出力する映像情報を、CMチャンネ
ル分離・復号化部203から出力された情報から、番組
放送記録部204に記録された情報に切り替えるように
指示を出す。これにより、モニタ装置3に表示される映
像情報を、番組放送からCM放送に切り替える(ステッ
プ1009)。
【0095】本発明の第一実施形態では、ユーザが設定
したCMのジャンル、表示タイミングなどにしたがい、
モニタ装置3の表示画面を番組放送からCM放送に切り
替えている。このため、ユーザは、好みのジャンルのC
Mを、好みのタイミングでモニタ装置に表示させること
ができる。また、CMの広告主にとっては、自己のCM
に興味のあるユーザに対してCMを提示することができ
るので、効率よく広告を行うことができる。
【0096】なお、本実施形態では、番組チャンネル分
離・復号化部202で番組チャンネルを分離・復号化し
た後、リングバッファ構造を有する番組放送記録部20
4に記録するようにしている。しかしながら、本発明
は、これに限定されるものではない。分離した番組チャ
ンネルを復号化することなく番組放送記録部204に記
録し、当該記録部204から読み出す際に復号化するよ
うにしてもよい。
【0097】また、番組放送記録部204を省略し、番
組チャンネル分離・復号化部202で番組チャンネルを
分離・復号化した情報を、直接、映像ソース切り替え部
206に入力するようにしてもよい。
【0098】また、本実施形態では、切り替え状態監視
部210にて、CM受信パターン設定部208で設定し
たジャンルのCMを放送しているCMチャンネルを、制
御チャンネルに含まれる各CMチャンネルの放送内容コ
ードを参照することで検出している。しかしながら、本
発明はこれに限定されるものではない。たとえば、複数
のCMチャンネルが各ジャンル毎に用意されている場
合、複数のCMチャンネル各々とジャンルとの対応関係
を、切り替え状態監視部210に記憶さえておくこと
で、所望のジャンルのCMを放送しているCMチャンネ
ルを検出することが可能である。
【0099】また、CMの放送は多少時間が前後する場
合があるので、CMチャンネル分離・復号化部203に
分離・復号化した情報を格納するメモリを設け、モニタ
装置3へのCM表示に際しては、メモリに格納された情
報のうち、CMの頭の部分の情報から順次読み出すこと
で、CM映像を頭から提供できるようにしてもよい。
【0100】また、本実施形態では、CM受信パターン
設定部208にて、CMの表示タイミングやジャンルを
設定できるものについて説明した。しかしながら、本発
明はこれに限定されるものではない。放送局1がCMチ
ャンネルに代えて、あるいはCMチャンネルにくわえ
て、天気予報や交通情報などの情報放送のチャンネルを
有する場合には、これ等の情報の表示タイミングやジャ
ンル(種類)を設定できるようにしてもよい。
【0101】さらに、本実施形態では、本発明をデジタ
ル衛星放送に適用した場合について説明したが、本発明
はCATVや地上波などの放送にも同様に適用可能であ
る。
【0102】くわえて、本実施形態では、デジタル放送
受信装置2とモニタ装置3とを別個独立に設けている
が、これらは一体化されたものであってもかまわない。
【0103】次に、本発明の第二実施形態について説明
する。
【0104】なお、本実施形態が適用されたデジタル衛
星放送システムやデジタル放送信号の構成は、図1に示
す第一実施形態のものと同様であるので、その詳細な説
明を省略し、ここでは、デジタル放送受信装置について
のみ説明する。
【0105】図10は本発明の第二実施形態に用いるデ
ジタル放送受信装置2aの概略構成ブロック図である。
【0106】本実施形態のデジタル放送受信装置2aが
図4に示す第一実施形態のデジタル放送受信装置2と異
なる点は、図10に示すように、映像ソース切り替え部
206と切り替え状態監視部210とに代えて、それぞ
れ映像合成部221と合成状態監視部222とを設けた
こと、および番組放送記録部204を省略したことであ
る。
【0107】映像合成部221は、番組チャンネル分離
・復号化部202でデジタル放送信号から分離・復号化
した番組チャンネルの映像情報と、CMチャンネル分離
・復号化部203でデジタル放送信号から分離・復号化
したCMチャンネルの映像情報とを、合成してモニタ装
置3に出力する。
【0108】たとえば、モニタ装置3の表示画面を2つ
に分割し、一方には番組チャンネルの映像情報を表示さ
せ、他方にはCMチャンネルの映像情報を表示させるよ
うに、2つの映像情報を合成する。
【0109】また、たとえば、モニタ装置3の表示画面
内に枠を設け、表示画面に番組チャンネルの映像情報を
表示させ、枠内にCMチャンネルの映像情報を表示させ
ることで、CMチャンネルの映像情報が番組チャンネル
の映像情報に重ねて表示されるように、2つの映像情報
を合成する。
【0110】なお、CMチャンネルの放送内容が文字情
報のみで構成されている場合は、CMをテロップとして
流すように、合成してもよい。
【0111】合成状態監視部222は、CM受信パター
ン設定部208で設定されたCMのジャンルにしたが
い、CMチャンネル分離・復号化部203で分離・復号
化するCMチャンネルを選択する。また、同じくCM受
信パターン設定部208で設定されたCMの表示タイミ
ングおよびCM表示時間にしたがい、映像合成部221
に対して、モニタ装置3に出力する映像情報の合成指示
を出力する。
【0112】次に、図10に示すデジタル放送信号受信
装置2aの動作について説明する。
【0113】図11は、図10に示すデジタル放送信号
受信装置2aの動作を説明するためのフロー図である。
【0114】このフローは、図9に示すフローと同様、
CM受信パターン設定部208により、モニタ装置3に
表示するCM放送のジャンルや表示タイミング、および
1回のCM表示時間が設定されると開始される。
【0115】まず、映像合成部221は、番組チャンネ
ル分離・復号化部202で、デジタル放送信号から分離
・復号化された番組チャンネルの情報を、モニタ装置3
に出力する(ステップ1101)。これにより、番組選
局部207で選局された番組チャンネルの放送内容がモ
ニタ装置3に表示される。
【0116】次に、合成状態監視部222は、CM受信
パターン設定部208で設定されたCM放送の表示タイ
ミングになったか否かを判断する(ステップ110
2)。この判断方法は、第一実施形態のものと同様であ
る。CM表示タイミングになったと判断した場合、合成
状態監視部222は、CM受信パターン設定部208で
設定したジャンルに応じたCM(設定したジャンルが複
数ある場合は、そのうちの1つを選択)を放送している
CMチャンネルを、デジタル放送信号から分離・復号化
するように、CMチャンネル分離・復号化部203に指
示を出す(ステップ1103)。CM受信パターン設定
部208で設定したジャンルに応じたCMを放送してい
るCMチャンネルの検索方法は、第一実施形態のものと
同様である。
【0117】次に、合成状態監視部222は、映像合成
部221に対して、番組チャンネル分離・復号化部20
2でデジタル放送信号から分離・復号化した番組チャン
ネルの映像情報と、CMチャンネル分離・復号化部20
3でデジタル放送信号から分離・復号化したCMチャン
ネルの映像情報とを、合成してモニタ装置3に出力する
ように指示する(ステップ1104)。これにより、モ
ニタ装置3には、番組放送およびCM放送の両方が表示
される。
【0118】次に、合成状態監視部222は、モニタ装
置3への出力が番組放送とCM放送との合成映像に切り
替わってからの時間を計測し、当該時間がCM受信パタ
ーン設定部208で設定されたCM表示時間を経過した
か否かを判断する(ステップ1105)。
【0119】CM表示時間を経過していない場合、切り
替え状態監視部210は、制御チャネル分離205で分
離した制御チャンネルに含まれる、現在表示中のCMチ
ャネルの放送内容コードから、当該CMの進行状況を調
べる。そして、当該CMが放送が終了したか否かを判断
する(ステップ1106)。終了していない場合はステ
ップ1105に戻る。終了した場合は、CM受信パター
ン設定部208で設定したCMのジャンルおよびジャン
ルの選択パターンにしたがい、次に、表示すべきCMを
放送しているCMチャンネルを検出し、当該CMチャン
ネルを、デジタル放送信号から分離・復号化するよう
に、CMチャンネル分離・復号化部203に指示を出す
(ステップ1107)。その後、ステップ1105に戻
る。
【0120】一方、ステップ1105において、モニタ
装置3への出力が番組放送とCM放送との合成映像に切
り替わってからの時間がCM受信パターン設定部208
で設定されたCM表示時間を経過したと判断した場合、
合成状態監視部222は、映像合成部221に対して、
モニタ装置3へ出力する映像情報を、番組放送とCM放
送との合成映像から、番組放送のみの映像に切り替える
ように指示を出す。これにより、モニタ装置3には、番
組放送のみの映像が表示される(ステップ1108)。
【0121】本発明の第二実施形態によれば、ユーザ
は、番組放送をCM放送で中断されることなく続けて見
ることができる。
【0122】次に、本発明の第三実施形態について説明
する。
【0123】本実施形態は、デジタル放送受信装置が受
信したCMの結果を、放送局あるいはその他の管理セン
タに知らせるようにしたものである。
【0124】図12は、本発明の第三実施形態が適用さ
れたデジタル放送受信装置2bの概略構成ブロック図で
ある。図12において、図4に示す第一実施形態のデジ
タル放送受信装置と同じ機能を有するものには、同一の
符号を付している。
【0125】なお、ここでは、本実施形態を図4に示す
第一実施形態の受信装置に適用した場合について説明す
るが、本発明の第二実施形態においても、同様に適用可
能である。
【0126】本実施形態のデジタル放送受信装置2bが
図4に示す第一実施形態のデジタル放送受信装置2と異
なる点は、図12に示すように、CM視聴結果記録部2
31と、視聴結果出力部232と、を設けたことであ
る。
【0127】CM視聴結果記録部231は、モニタ装置
3に出力されたCM放送の累積時間およびその種類を、
視聴者結果として記録する。
【0128】具体的には、まず、番組放送のモニタ装置
3への表示が開始された時刻を記録する。次に、モニタ
装置3への出力が番組放送からCM放送に切り替わった
時刻(開始時刻)と、モニタ装置3へ出力するCMの内
容コードとを、切り替え状態監視部210から取得して
記録する。そして、モニタ装置3へ出力するCMが次の
CMに切り替わった時点で、その時刻と新しいCMの内
容コードとを切り替え状態監視部210から取得して記
録する。
【0129】この動作を、モニタ装置3への表示がCM
放送から番組放送に切り替わるまで行う。そして、番組
放送に切り替わった時刻(終了時刻)を切り替え状態監
視部210から取得して記録する。
【0130】最後に、番組放送のモニタ装置3への出力
を終えた時刻を記録する。
【0131】視聴結果出力部232は、ある一定期間
(たとえば一ヶ月)内にCM視聴結果記録部231に蓄
積された情報を取り出し、外部へ出力する。この情報
は、たとえば電話回線などを使って、放送局あるいはそ
の他の管理センタに送ることができる。
【0132】放送局あるいはその他の管理センタでは、
この情報により、当該情報を送信した受信装置での、C
M表示の頻度や種類を知ることができる。すなわち、こ
の情報は、CMを流す企業にとって有益なマーケティン
グ資料となる。
【0133】また、この情報から、当該情報を送信した
受信装置のユーザの好みなどの把握することが可能とな
るので、当該ユーザに、趣向に合った商品のクーポンな
どを発行することが可能となる。
【0134】また、この情報から、受信装置のユーザの
CM視聴結果をより詳細に把握することが可能になるの
で、受信装置のユーザ各々に対して、受信料金をよりき
め細やかに設定することが可能となる。たとえば、特定
のジャンルのCMを視聴した場合は、他のCMを視聴し
た場合よりも、料金を安く設定するようなことが可能に
なる。
【0135】次に、本発明の第四実施形態について説明
する。
【0136】本実施形態は、受信装置において、CM受
信による料金割引を推定できるようにしたものである。
【0137】図13は、本発明の第四実施形態が適用さ
れたデジタル放送受信装置2bの概略構成ブロック図で
ある。図13において、図4に示す第一実施形態のデジ
タル放送受信装置と同じ機能を有するものには、同一の
符号を付している。
【0138】なお、ここでは、本実施形態を図4に示す
第一実施形態の受信装置に適用した場合について説明す
るが、本発明の第二実施形態においても、同様に適用可
能である。
【0139】本実施形態のデジタル放送受信装置2cが
図4に示す第一実施形態のデジタル放送受信装置2と異
なる点は、図13に示すように、受信割引料推定部24
1を設けたことである。
【0140】受信割引料推定部241は、CM受信パタ
ーン設定部208で設定されたCMのジャンルや表示タ
イミング、CM表示時間を基に、単位時間当たりの受信
割引料を推定する。そして、推定結果を、映像ソース切
り替え部206を介して、モニタ装置3の表示画面に表
示する。ここで、図14は、推定結果の表示例を示して
いる。
【0141】放送局やその他の管理センタは、CMのジ
ャンル毎に、受信料金が単位表示時間あたりいくらに割
り引かれるかを定めておく。この取り決めを、受信割引
料推定部241に記憶させておくことで、受信割引料推
定部241は、CM受信パターン設定部208で設定さ
れた内容を基に、単位時間当たりの受信割引料を推定す
ることが可能となる。
【0142】次に、本発明の第五実施形態について説明
する。
【0143】本実施形態の放送受信装置は、ユーザがモ
ニタ装置への映像ソースを放送信号から他の映像ソース
(ゲーム機やパソコンからの映像)に切り替えた場合に
おいて、ユーザが映像ソースを放送信号に戻した場合
に、当該放送信号の情報を欠落させることなくユーザに
提供するものである。
【0144】図15は本発明の第五実施形態である放送
受信装置2dの概略構成図である。ここで、図4に示す
第一実施形態のものと同じ機能を有するものには、同一
の符号を付している。
【0145】外部入力部521は、ゲーム機やパソコン
といった外部機器からの映像情報を受け付ける。放送受
信部252は、番組選局部207で選局した番組チャン
ネルの放送信号を受信する。ユーザ操作入力部253
は、ユーザから、放送信号のチャンネルの選局や、映像
ソースの切り替えといった指示を受け付ける。切り替え
状態監視部254は、ユーザ操作入力部253に入力さ
れた映像ソースの切り替え指示にしたがい、モニタ装置
3への出力を、放送信号及び外部機器からの映像情報の
いずれかに切り替える。その他の構成は、図4に示すも
のと同様である。
【0146】次に、図15に示す放送受信装置の動作に
ついて説明する。
【0147】図16は、図15に示す放送受信装置2d
の動作を説明するためのフロー図である。このフロー
は、放送受信部252で受信した放送信号の映像情報が
モニタ装置3に出力されている状態になると開始する。
この状態では、放送受信部252で受信した放送信号
は、一旦、番組記録部204に記憶され、そこから読み
出されて、モニタ装置3へ出力されることになる。
【0148】まず、切り替え状態監視部254は、ユー
ザ操作入力部253に、映像ソースの切り替え指示が入
力されるのを待つ(ステップ1201)。
【0149】指示が入力されると、切り替え状態監視部
254は、番組放送記録204からの情報読み出しを中
断する(ステップ1202)。
【0150】次に、切り替え状態監視部254は、映像
ソース切り替え部206に対して、モニタ装置3へ出力
する映像情報を、番組放送記録部204に記録された情
報から、外部入力部251で受け付けた情報に切り替え
るように指示を出す。これにより、モニタ装置3に表示
される映像情報を、放送信号から外部機器のデータに切
り替える(ステップ1203)。
【0151】その後、切り替え状態監視部254は、ユ
ーザ操作入力部253に、映像ソースの切り替え指示が
入力されるのを待つ(ステップ1204)。
【0152】指示が入力されると、切り替え状態監視部
254は、映像ソース切り替え部206に対して、モニ
タ装置3へ出力する映像情報を、外部入力部251で受
け付けた情報から、番組放送記録部204に記録された
情報に切り替えるように指示を出す。これにより、モニ
タ装置3に表示される映像情報を、外部機器のデータか
ら放送信号に切り替える(ステップ1205)。
【0153】その後、切り替え状態監視部254は、番
組放送記録部204に記録された情報の読み出しを、ス
テップ1202で読み出しを中断したアドレスから再開
する(ステップ1206)。
【0154】このように、読み出しが中断されたアドレ
スから読み出しを再開することで、番組放映中にパソコ
ンなどで作業をした場合でも、当該番組の内容が途中で
欠落するのを防止することができる。また、読み出しが
中断されたアドレスに、すでに新しい情報が書き込まれ
ている場合は、番組放送記録部204に記録された情報
のうち、最も古い情報から読み出しを再開するようにす
る。このようにすることで、モニタ装置3に表示すべき
番組放送の内容の欠落部分を小さくすることができる。
【0155】また、上述したように、実際の番組放送
(受信部252で受信しているデジタル放送信号に含ま
れている番組放送)とモニタ装置3に表示している番組
放送との時間的なずれは、ニア・オン・デマンド技術を
利用して調整することが可能である。
【0156】次に、本発明の第六実施形態について説明
する。
【0157】本実施形態の受信装置は、本発明の第一実
施形態を、インターネットなどのネットワークに応用し
たものである。この受信装置は、インターネットなどの
ネットワークにアクセスする機能を備えたもの、たとえ
ばモデムを備えたパーソナルコンピュータなどにより、
実現される。
【0158】図17に、本発明の第六実施形態である受
信装置の概略構成を示す。
【0159】ここで、261、262はインターネット
などのネットワークに接続するための通信部、263は
アクセス情報記録部、264は映像ソース切り替え部、
265はアクセス先設定部、266はアクセスパターン
設定部、267はキーボード、マウスなどのユーザ操作
入力部、そして、268は切り替え状態監視部である。
【0160】接続部261、262は、ネットワークに
接続することで、ネットワーク上で公開されている情報
(たとえばホームページ)にアクセスし、当該情報を入
手する。
【0161】アクセス情報記録部263は、接続部26
1を介して取得している情報を記録する。この記録部2
63には、図4に示す第一実施形態の番組情報記録部2
04と同様、リングバッファ構造を有するものが用いら
れる。
【0162】映像ソース切り替え部264は、モニタ装
置3に出力する映像情報を、アクセス情報録部263に
記録された情報、および接続部262を介して取得して
いる情報のいずれか一方に切り替える。
【0163】アクセス先設定部265は、ユーザ操作入
力部267に入力されたユーザの指示にしたがい、接続
261を介してアクセスする情報を選択する。
【0164】アクセスパターン設定部266は、ユーザ
操作入力部267に入力されたユーザの指示にしたが
い、モニタ装置3に表示する所定情報(たとえば、CM
のホームページ)の種類やその表示タイミング、および
当該所定情報の1回の表示時間などを設定する。なお、
当該所定情報へのアクセスパターンの設定は、モニタ装
置3を介して対話的に行われる。
【0165】切り替え状態監視部268は、アクセスパ
ターン設定部266で設定された種類に応じた情報にア
クセスするように、接続部262に指示を出す。また、
同じくアクセスパターン設定部266で設定された情報
の表示タイミングおよび表示時間にしたがい、映像ソー
ス切り替え部264に対して、モニタ装置3に出力する
映像情報の切り替え指示を出力する。
【0166】次に、図17に示す受信装置の動作につい
て設定する。
【0167】なお、ここでは、アクセスパターン設定部
266により、以下の内容が設定されたものとする。
【0168】アクセスする情報の種類:CMを行って
いるホームページのアドレス 表示タイミング:20分間隔 表示時間:3分 本受信装置をネットワークに接続し、接続部261を介
してあるホームページにアクセスすると、当該ホームペ
ージの映像情報は、一旦、アクセス情報記録部263に
記録された後、そこから読み出され、映像ソース切り替
え部264を介してモニタ装置3に出力される。また、
切り替え状態監視部268は、接続部261によるアク
セスが開始されてからの経過時間を積算し始める。
【0169】この経過時間が、アクセスパターン設定部
266にて表示タイミングとして設定された20分に達
すると、切り替え状態監視部268は、まず、アクセス
情報記録部263からの情報読み出しを中止する。次
に、映像ソース切り替え部264に対して、モニタ装置
3に出力する映像情報に切り替えるように指示を出す。
そして、接続部262に対して、アクセスパターン設定
部266にて設定されたCMのホームページのアドレス
にアクセスするように指示を出す。
【0170】これにより、モニタ装置3に表示される情
報は、アクセス情報記録部263に記録された情報か
ら、接続部262を介して得られたCMのホームページ
に切り替わる。
【0171】次に、切り替え状態監視部268は、接続
部262によるアクセスが開始されてからの経過時間を
積算し始める。
【0172】この経過時間が、アクセスパターン設定部
266にて表示時間として設定された3分に達すると、
切り替え状態監視部268は、まず、映像ソース切り替
え部264に対して、モニタ装置3に出力する映像情報
に切り替えるように指示を出す。次に、アクセス情報記
録部263に記録されている情報の読み出しを、前回の
読み出しにおいて、当該読み出しが中止されたアドレス
から再開する。これにより、接続部261を介して取得
されたホームページが、モニタ装置3に表示される。
【0173】上記の動作を繰り返すことにより、インタ
ーネットなどで任意の情報を見ながら、予め設定した情
報(たとえば、CMのホームページ)を予め設定したタ
イミングで見ることができる。
【0174】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視聴者が望むタイミングで望む種類の情報を取得するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態が適用されたデジタル衛
星放送システムの概略構成図である。
【図2】複数の番組チャンネルと、複数のCMチャンネ
ルと、制御チャンネルとが周波数多重化されたデジタル
放送信号を説明するための図である。
【図3】放送内容コードの構造を説明するための図であ
る。
【図4】図1に示すデジタル放送受信装置2の概略構成
ブロック図である。
【図5】ユーザ操作入力部の一例を示す図である。
【図6】CMの表示タイミングおよび表示時間を設定す
るための対話画面を説明するための図である。
【図7】表示するCMのジャンルを設定するための対話
画面を説明するための図である。
【図8】1回のCM表示時間中にどのようなパターンで
CMのジャンルを選択するかを設定するための対話画面
を説明するための図である。
【図9】図4に示すデジタル放送受信装置の動作を示す
フロー図である。
【図10】本発明の第二実施形態に用いるデジタル放送
受信装置2aの概略構成ブロック図である。
【図11】図10に示すデジタル放送信号受信装置2a
の動作を説明するためのフロー図である。
【図12】本発明の第三実施形態が適用されたデジタル
放送受信装置2bの概略構成ブロック図である。
【図13】本発明の第四実施形態が適用されたデジタル
放送受信装置2bの概略構成ブロック図である。
【図14】図13に示すデジタル放送受信装置2bでの
推定結果の表示例を示した図である。
【図15】本発明の第五実施形態が適用された放送受信
装置2dの概略構成ブロック図である。
【図16】図15に示す放送受信装置2dの動作を説明
するためのフロー図である。
【図17】本発明の第六実施形態が適用された受信装置
の概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 放送局 2、2a〜2e 受信装置 3 モニタ装置 4 衛星 201、252 受信部 202 番組チャンネル分離・復号化部 203 CMチャンネル分離・復号化部 204 番組放送記録部 205 制御チャンネル分離部 206、264 映像ソース切り替え部 207 番組選局部 208 CM受信パターン設定部 209、253、267 ユーザ操作入力部 210、254、268 切り替え状態監視部 221 映像合成部 222 合成状態監視部 232 視聴結果出力部 231 CM視聴結果記録部 241 受信割引料推定部 251 外部入力部 261、262 接続部 263 アクセス情報記録部 265 アクセス先設定部 266 アクセスパターン設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷藤 真也 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平5−284437(JP,A) 特開 平9−205638(JP,A) 特開 平8−237592(JP,A) 特開 平7−203420(JP,A) 特開 平9−83972(JP,A) 特開 平8−340310(JP,A) 特開 平9−261548(JP,A) 実開 昭62−21674(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/44 - 5/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同じ放送内容を時間をずらして放送する2
    以上の映像放送用チャンネルを含む複数の映像放送用チ
    ャンネルを有する放送信号を受信し、モニタ装置に出力
    する放送信号受信装置であって、 前記放送信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信した放送信号の中からユーザの指示に
    応じた映像放送用チャンネルの映像を取り出す第一およ
    び第二のチャンネル抽出部と、 前記第一のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チ
    ャンネルの映像を前記モニタ装置に出力するとともに、
    予め定められたタイミングで、前記モニタ装置に出力す
    る映像を、所定時間、前記第一のチャンネル抽出部で取
    り出した映像放送用チャンネルの映像から、前記第二の
    チャンネル抽出部で取り出した映像放送用チャンネルの
    映像に切り替える出力切替部と、前記第一のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チ
    ャンネルの映像を逐次記録するリングバッファ構造の記
    録部と、 前記記録部に記録されている映像放送用チャンネルの映
    像と前記記録部から読み出されている当該映像放送用チ
    ャンネルの映像との時間的なずれが、当該映像放送用チ
    ャンネルと、当該映像放送用チャンネルと同じ放送内容
    を放送している他の映像放送用チャンネルとの時間的な
    ずれと略一致した場合に、前記第一のチャンネル抽出部
    に、当該他の映像放送用チャンネルを取り出すように指
    示するとともに、前記記録部をリセットする手段と、を
    有し、 前記出力切替部は、前記記録部から、前記第一のチャン
    ネル抽出部で取り出した映像放送用チャンネルの映像を
    読み出すことで、当該映像を前記モニタ装置に出力する
    こと を特徴とする放送信号受信装置。
  2. 【請求項2】複数の映像放送用チャンネルおよび前記複
    数の映像放送用チャンネル各々での 放送内容を示す情報
    が時分割で多重化された制御用チャンネルを有する放送
    信号を受信し、モニタ装置に出力する放送信号受信装置
    であって、 前記放送信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信した放送信号の中からユーザの指示に
    応じた映像放送用チャンネルの映像を取り出す第一およ
    び第二のチャンネル抽出部と、 前記第一のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チ
    ャンネルの映像を前記モニタ装置に出力するとともに、
    予め定められたタイミングで、前記モニタ装置に出力す
    る映像を、所定時間、前記第一のチャンネル抽出部で取
    り出した映像放送用チャンネルの映像から前記第一およ
    び第二のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チャ
    ンネル各々の映像の合成映像に切り替える出力切替部
    と、 ユーザの指示にしたがい、前記予め定められたタイミン
    グ、前記所定時間、および、前記第二のチャンネル抽出
    部で取り出す映像放送用チャンネルの映像の種類を設定
    する設定手段と、 前記受信部で受信した放送信号の中から制御用チャンネ
    ルの情報を取り出す第三のチャンネル抽出部と、を有
    し、 前記第二のチャンネル抽出部は、前記設定手段で設定し
    た種類に応じた映像を放送している映像放送用チャンネ
    ルを、前記第三のチャンネル抽出部で取り出した制御用
    チャンネルの情報から特定し、抽出することを特徴とす
    る放送信号受信装置。
  3. 【請求項3】複数の映像放送用チャンネルおよび前記複
    数の映像放送用チャンネル各々での放送内容の進行状況
    を示す情報が時分割で多重化された制御用チャンネルを
    有する放送信号を受信し、モニタ装置に出力する放送信
    号受信装置であって、 前記放送信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信した放送信号の中からユーザの指示に
    応じた映像放送用チャンネルの映像を取り出す第一およ
    び第二のチャンネル抽出部と、 前記第一のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チ
    ャンネルの映像を前記モニタ装置に出力するとともに、
    予め定められたタイミングで、前記モニタ装置に出力す
    る映像を、所定時間、前記第一のチャンネル抽出部で取
    り出した映像放 送用チャンネルの映像から前記第一およ
    び第二のチャンネル抽出部で取り出した映像放送用チャ
    ンネル各々の映像の合成映像に切り替える出力切替部
    と、 ユーザの指示にしたがい、前記予め定められたタイミン
    グ、前記所定時間、および、前記第二のチャンネル抽出
    部で取り出す映像放送用チャンネルの映像の種類を設定
    する設定手段と、 前記受信部で受信した放送信号の中から制御用チャンネ
    ルの情報を取り出す第三のチャンネル抽出部と、を有
    し、 前記出力切替部は、前記設定手段で設定したタイミング
    を、前記第三のチャンネル抽出部で取り出した制御用チ
    ャンネルの情報のうち、前記第一のチャンネル抽出部で
    取り出している映像放送用チャンネルについての情報か
    ら判断することを特徴とする放送信号受信装置。
  4. 【請求項4】放送信号を受信してモニタ装置に出力する
    放送信号受信装置であって、 前記放送信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信した放送信号を逐次記録するリングバ
    ッファ構造を有する記録部と、 外部機器から映像信号の入力を受け付ける入力部と、 ユーザの指示にしたがい、前記モニタ装置に出力する映
    像を、前記記録部に記録された放送信号および前記入力
    部に入力された映像信号のいずれか一方に切り替える出
    力切替部と、を備え、 前記出力切替部は、前記モニタ装置の出力を前記記録部
    に記録された放送信号から前記入力部に入力された映像
    信号に切り替える場合、前記放送信号の前記記録部から
    の読み出しを中断し、前記モニタ装置の出力を前記入力
    部に入力された映像信号から前記記録部に記録された放
    送信号に戻す場合、前記記録部の読み出しを、前記中断
    されたアドレスから再開することを特徴とする放送信号
    受信装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の放送信号受信装置であっ
    て、 前記放送信号は、同じ放送内容を時間をずらして放送す
    る2以上の映像放送用 チャンネルを有しており、 前記受信部は、前記放送信号の中からユーザの指示に応
    じた映像放送用チャンネルを受信するものであり、 前記記録部に記録されている映像放送用チャンネルの映
    像と前記記録部から読み出されている当該映像放送用チ
    ャンネルの映像との時間的なずれが、当該映像放送用チ
    ャンネルと、当該映像放送用チャンネルと同じ放送内容
    を放送している他の映像放送用チャンネルとの時間的な
    ずれと略一致した場合に、前記受信部に、当該他の映像
    放送用チャンネルを取り出すように指示するとともに、
    前記記録部をリセットする手段をさらに備えていること
    を特徴とする放送信号受信装置。
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