JP3438623B2 - 電気機器筐体の結合部構造 - Google Patents
電気機器筐体の結合部構造Info
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Description
結合される電気機器筐体の結合部構造に関し、特に、可
搬型電気機器に適した結合部構造に関する。
ュータのような電気機器筐体においては、アダプタのよ
うな別の電気機器を接続ケーブルを介して電気コネクタ
で電気機器本体に電気的に結合して用いる場合がある。
電気機器本体に接続される電気機器を接続ケーブルを介
して電気コネクタで結合するだけでは、携帯に不便にな
るばかりでなく、帯行中に無理な外力が働いて電気コネ
クタが外れたり、損傷されることがある。ことに、電気
機器が作業現場に移動されることのある無線電話の基地
局の場合、この無線電話筐体に併用される電源アダプタ
等の補助電気機器は、無線電話筐体に対して接続ケーブ
ルを介して電気コネクタで電気的に結合するだけでは不
充分で、両者の間を安定した状態に機械的に結合する必
要がある。
都合等から、従来では、接続ケーブルによる電気コネク
タによる結合とは別に固定ねじ等の固定手段を用意し、
電気機器筐体間を機械的に強固に結合している。しかし
ながら、このような固定ねじだけによる強制固定では、
電気コネクタの接続と固定ねじ締め付けとを別々に行う
必要から、着脱がやっかいになり、厳密な位置決めを必
要とする電気コネクタが雑な取扱により負荷がかかり、
コネクタ部を破壊してしまう場合があった。
の電気機器筐体の結合部構造に鑑み、一方の電気機器筐
体上に他の電気機器筐体を載置するだけで、電気コネク
タが会合して両電気機器筐体間の関係が自動的に定ま
り、同関係を保ったまま、取付ねじで両電気機器筐体間
を完全な固定関係にすることができる電気機器筐体の結
合部構造を得るにある。
め、本発明は、電気機器の第1筐体の上部に第2筐体を
載置した状態でこれらの第1筐体と第2筐体を機械的に
結合すると共に、前記第1筐体と第2筐体との間を電気
コネクタで電気的に結合する電気機器筐体の結合部構造
において、前記第2筐体底面に複数の凹所を形成し、こ
れらの凹所中に挿入できる複数の結合部材を前記第1筐
体の上面に突出させて前記第2筐体の底部側面から対応
前記結合部材にねじ込める取付ねじで第2筐体を第1筐
体に機械的に固定し、前記上面の略中央に突出状態にお
いた電気コネクタを第2筐体の底面の電気コネクタに会
合させるものであって、前記各結合部材は、前記第1筐
体の上面に形成する矩形孔に基部を落し込まれる樹脂部
材及びこれらの樹脂部材に対して上方から挿入されかつ
下端係止爪をひねり加工することにより第1筐体に固定
される金属片を備え、これらの金属片には前記取付ねじ
を作用できるねじ孔が形成された電気機器筐体の結合部
構造を提案するものである。
おいては、1)前記第2筐体は無線電話の基地局である
無線電話筐体であり、前記第1筐体は結合される補助電
源から同無線電話筐体に電源電圧を供給しかつ接続され
る電話回線と無線子局との間を接続するインターフエイ
ス筐体であるものが説明される。
例の詳細を説明する。図示実施例は無線電話の基地局と
して用いられる帯行できる無線電話筐体1(第2筐
体)、及び、結合される補助電源から同無線電話筐体1
に電源電圧を供給しかつ接続される他用途電話機と無線
子局機との間を接続する機能をもつインターフェイス筐
体2(第1筐体)に本発明を施した例である。
内蔵する無線電話筐体1の表面には電源ボタン4及びキ
ースイッチ5が配置され、同キースイッチ5からの入力
により通話すべき無線子局機の選択や他系統の電話機、
例えば携帯電話との間の交信の制御を行うことができ
る。つまり、図5から理解されるように、無線電話筐体
1の内部には無線電話システム全体を制御する制御装置
6が内蔵され、同制御装置6の送受信部6aは無線電話
筐体1に付設されるアンテナ7を介して目的の無線子局
機との間の交信を制御できるが、この制御装置6の動作
状態及び前記キースイッチ5による入力状態は液晶表示
器8により表示される。
S電話機の外部出力コードを結合できるPHSポート9
及び携帯電話機の外部出力コードを結合できる携帯ポー
ト10が配列され、これらのPHSポート9及び携帯ポ
ート10を介して携帯電話システム等の電話機と無線電
話子局機との間の交信を行うことができる。
フェイス筐体2は、ユーザによって要望される補助電源
からのインターフェイス筐体2への電源供給、並びに、
前述したPHSシステム及び携帯電話システム以外の拡
張入力のために用意されるものであって、その内部に
は、前述した無線電話筐体1の底面のコネクタプラグ1
1に結合できるコネクタソケット12に結線された制御
ユニット13を内蔵される。
ける前記制御ユニット13には、複数の拡張ポート、即
ち有線電話回線を接続できる電話回線1ポート15及び
電話回線2ポート16、BSポート17、予備の拡張ポ
ート18が接続してあり、これらの拡張ポート18に接
続される他の電話回線等と無線電話子局器との間の通話
やデータ授受が前記電気コネクタ11,12を介して可
能になる。また、前述した電源ユニット14には、イン
ターフェイス筐体2の前面に用意される12ボルト直流
電源用のDC12Vポート19、100ボルト交流電源
用の商用ポート20、車載シガレットライター用のシガ
レットポート21が接続され、同電源ユニット14はこ
れらの補助電源を変圧・整流して無線電話筐体1に必要
な6ボルト直流電源電圧を得る。
イス筐体2の上面中央部のコネクタプラグ12の両側に
は、一対の位置決めピン21が突起され、これらの位置
決めピン21に対応した無線電話筐体1の底面には、図
2に示すように、対応位置決めピン21が挿入される一
対の位置決め孔22が形成される。したがって、無線電
話筐体1の内部のプリント配線基板23に支持されるコ
ネクタプラグ11とインターフェイス筐体2の内部のプ
リント配線基板24に支持されたコネクタソケット12
とは、位置決めピン21に対応位置決め孔22を一致さ
せることにより水平面内での位置を完全に一致されるか
ら、位置決めピン21の先端を対応位置決め孔22に挿
入することにより、コネクタソケット12とコネクタプ
ラグ11との間が電気的に結合されることになる。
の両側辺に近い位置には2対の結合部材25が突出状態
におかれ、前記無線電話筐体1の底面両側には対応した
結合部材25の突出端を受け入れる2対の凹所26が形
成してある。即ち、図3及び図4は結合部材25の具体
的な構造を示し、これらの結合部材25は、絶縁樹脂で
射出成形される中空の樹脂部材27と、同樹脂部材27
の収容室28中に上方から落し込まれる金属片29とで
構成してある。つまり、各収容室28は樹脂部材27の
下面に開放された出口孔30に連絡され、これらの出口
孔30からは金属片29の下部に一体成形する固定爪2
9aが突出状態におかれる。
のため、インターフェイス筐体2の天板31に対しては
樹脂部材27の水平断面形状に対応した矩形孔32が形
成され、これらの矩形孔32に面した前記天板31の下
面に平たい”U”字状の取付ブラケット33がスポット
溶接される。そして、これらの取付ブラケット33の中
央部には、前記金属片29の固定爪29aを貫通状態に
おける係止孔34がそれぞれ形成してあるから、矩形孔
32に樹脂部材27の基部を位置させた後、固定爪29
aを対応係止孔34に貫通状態におき、同係止孔34か
ら突出させた固定爪29aの頭をスパナ等の工具で”ひ
ねり”加工するだけで、インターフェイス筐体2に対す
る結合部材25の固定が完了する。
いたねじ孔35が形成され、これらのねじ孔35は樹脂
部材27の上部に形成する切欠き36から無線電話筐体
1の低側の取付孔37に露呈されている。即ち、これら
の取付孔37には、無線電話筐体1の外側から取付ねじ
38がそれぞれ挿入され、同取付ねじ38のねじ部を金
属片29のねじ孔35にねじ込むことができるので、取
付ねじ38の締め付けにより無線電話筐体1をインター
フェイス筐体2の上部に機械的に強固に結合できる。
造は、以上のような構造であるから、無線電話筐体1だ
けでも、帯行できる無線電話の基地局として、使用でき
る。また、同無線電話筐体1は、車載バッテリ等の別電
源での使用や電話回線との間での送受信の場合、インタ
ーフェイス筐体2に電気的及び機械的に結合して使用で
きる。
2と無線電話筐体1との併用の場合、インターフェイス
筐体2の位置決めピン21を無線電話筐体1の位置決め
孔22に合わせると、インターフェイス筐体2の結合部
材25が無線電話筐体1の対応した凹所26に一致する
から、無線電話筐体1をインターフェイス筐体2に押し
付けると、凹所26で結合部材25が案内されながら、
無線電話筐体1のコネクタプラグ11がインターフェイ
ス筐体2のコネクタソケット12に電気的に結合され
る。勿論、このコネクタソケット12とコネクタプラグ
11の接続状態は、機械的な剛性のある結合部材25と
凹所26との係合により維持されるから、強い水平方向
の外力がインターフェイス筐体2と無線電話筐体1との
間に働いても、コネクタソケット12とコネクタプラグ
11との間にこの無理な外力が働くのが防止される。
クタプラグ11の会合の後、取付ねじ38を締め付ける
と、無線電話筐体1はインターフェイス筐体2の上部に
載置された状態で一体的結合されるから、無線電話筐体
1とインターフェイス筐体2は完全な一体物となり、両
者を一体化した状態で帯行できるため、通話中等に電気
コネクタが外れたり、取扱中に一方の筐体が取り落とさ
れる危険を回避できる。
によれば、第1筐体と第2筐体を結合する電気コネクタ
に無理な力が働くことがなく、第1筐体と第2筐体の間
を機械的に強固に結合できる。そして、本発明の電気機
器筐体の結合部構造によれば、第1筐体に対して第2筐
体を載置する工程で両者の間の電気的な結合を完了で
き、取付ねじの締め付けで両筐体を完全に一体化できる
から、帯行型電気機器に適した構造となる。
る。
ある。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 電気機器の第1筐体の上部に第2筐体を
載置した状態でこれらの第1筐体と第2筐体を機械的に
結合すると共に、前記第1筐体と第2筐体との間を電気
コネクタで電気的に結合する電気機器筐体の結合部構造
において、前記第2筐体底面に複数の凹所を形成し、こ
れらの凹所中に挿入できる複数の結合部材を前記第1筐
体の上面に突出させて前記第2筐体の底部側面から対応
前記結合部材にねじ込める取付ねじで第2筐体を第1筐
体に機械的に固定し、前記上面の略中央に突出状態にお
いた電気コネクタを第2筐体の底面の電気コネクタに会
合させるものであって、前記各結合部材は、前記第1筐
体の上面に形成する矩形孔に基部を落し込まれる樹脂部
材及びこれらの樹脂部材に対して上方から挿入されかつ
下端係止爪をひねり加工することにより第1筐体に固定
される金属片を備え、これらの金属片には前記取付ねじ
を作用できるねじ孔が形成されたことを特徴とする電気
機器筐体の結合部構造。 - 【請求項2】 前記第2筐体は無線電話の基地局である
無線電話筐体であり、前記第1筐体は結合される補助電
源から同無線電話筐体に電源電圧を供給しかつ接続され
る電話回線と無線子局との間を接続するインターフエイ
ス筐体であることを特徴とする請求項1記載の電気機器
筐体の結合部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33339598A JP3438623B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 電気機器筐体の結合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33339598A JP3438623B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 電気機器筐体の結合部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000151784A JP2000151784A (ja) | 2000-05-30 |
JP3438623B2 true JP3438623B2 (ja) | 2003-08-18 |
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ID=18265649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP33339598A Expired - Fee Related JP3438623B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 電気機器筐体の結合部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3438623B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP6050145B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2016-12-21 | フクダ電子株式会社 | ドッキングシステム |
-
1998
- 1998-11-09 JP JP33339598A patent/JP3438623B2/ja not_active Expired - Fee Related
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