JP3436597B2 - 波形観測装置の波形表示方法 - Google Patents
波形観測装置の波形表示方法Info
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Description
方法に関し、さらに詳しく言えば、ストレージメモリ内
から所望とする波形データをディスプレイ上に素早く表
示することができるようにした波形観測装置の波形表示
方法に関するものである。
おいては、A/D変換された波形データをRAMなどか
らなるストレージメモリに一旦格納し、その後同メモリ
から波形データを適宜読み出してディスプレイに表示し
得るようにしている。
る波形データの記録長に対して、ディスプレイの表示エ
リアは限られているため、通常は波形データの一部分が
適当な倍率をもってディスプレイに表示される。
観察したいような場合、その波形全体をディスプレイの
表示エリア内に入り込むように縮小してしまうと、波形
が詰まりすぎて観測が困難となる。
最小値などを探すような場合、従来では波形を時間軸方
向にスクロールしてディスプレイに表示するようにして
いるが、まず、時間がかかるという問題がある。また、
スクロール速度にしても速すぎると波形が流れてしまう
ため、適度な速さに保たなければならない、などの問題
があった。
べくなされたもので、その目的は、ストレージメモリに
記憶されている波形データの中から、最大値や最小値、
もしくはその他の所望とする波形を読み出して瞬時にデ
ィスプレイ上に表示することができるようにした波形観
測装置の波形表示方法を提供することにある。
め、本発明は、被測定入力信号をディジタルの波形デー
タに変換するA/D変換器と、その波形データを記憶す
るメモリと、同メモリから読み出された波形データによ
りその入力信号波形を表示するディスプレイと、上記メ
モリに対するデータの書き込み、読み出しおよび上記デ
ィスプレイの波形表示などを制御する制御手段と、同制
御手段に操作上の指示信号を与える操作部とを備えてな
る波形観測装置の波形表示方法において、上記制御手段
は上記メモリに書き込まれる波形データを所定周期波形
単位ごとに所定の演算を行なってその演算結果を保持す
るとともに、上記メモリに対するすべてのデータ書き込
み終了後に、各所定周期波形単位ごとに求められた演算
結果を比較して所定の条件に合致している所定周期波形
に対して特定のマークを付与し、上記操作部からの要求
に応じて、その特定のマークを有する所定周期波形を上
記メモリから読み出して上記ディスプレイの所定位置に
表示するようにしたことを特徴としている。
単位の番号で保持されることが好ましい。また、上記特
定のマークは少なくとも最大値もしくは最小値を含む所
定周期波形に対して付与されるが、これとは別に、外部
入力手段により任意の時点で、その入力時点に対応する
上記所定周期波形に対して外部入力マークが付与される
ようにしもよい。なお、電力測定時には上記の所定周期
波形は1周期波形単位とされる。
ジメモリに書き込まれる際、所定周期、例えば1周期単
位で管理され、最大値を含む1周期波形および最小値を
含む1周期波形などに対してそれぞれ特定のマークが付
与されるため、例えば最大値波形を見たい場合には、そ
の特定のマークを指示することにより、ストレージメモ
リから最大値を含む1周期波形が読み出されてディスプ
レイ上に瞬時に表示される。
ついて説明する。この実施例は本発明を電力計について
適用した場合のもので、図1にはそのブロック線図が概
略的に示されている。
ぞれA/D変換器を有する電圧入力部10aおよび電流
入力部10bと、この入力部10a,10bにてディジ
タル信号に変換された波形データを記憶するRAMなど
からなるストレージメモリ11と、同ストレージメモリ
11に対する波形データの書き込み、読み出し時のアド
レスなどを制御するメモリコントローラ12と、液晶表
示パネルやプラズマディスプレイなどからなる表示手段
としてのディスプレイ13と、メモリコントローラ12
およびディスプレイ13などを制御する中央処理ユニッ
ト(CPU)からなる制御手段14と、同制御手段14
に対して操作上の指示信号を与えるマウスやキーボード
を有する操作部15とを備えている。
をストレージメモリ11に格納するにあたって、制御手
段14は、その1周期波形単位ごとに逐次電力演算を行
ない、その演算結果を波形番号とともに保持する。
サンプリング数は512個とされており、図2にその波
形番号とストレージメモリ11上でのデータアドレス番
号との関係が示されている。すなわち、波形番号1の入
力波形は0〜511までのアドレスに、また、波形番号
2の入力波形は512〜1023までのアドレスにそれ
ぞれ格納され、このように各1周期波形の波形データは
波形番号により管理されて、ストレージメモリ11に格
納される。
メモリ11に格納されると、制御手段14は、各1周期
波形ごとに保持していた電力値を比較し、その中から最
大値(Max)と最小値(Min)とを検出し、これら
の各値をディスプレイ13上で特定のマークとして表示
する位置をその各値が属する波形番号にて保持する。
文字の「M」、最小値のマークは小文字の「m」とされ
ており、図2には波形番号2の波形に対して最大値表
示、波形番号4の波形に対して最小値表示が付与される
状態が図解されている。
ほかに、外部入力手段により適宜外部入力マークが付与
できるようになっている。この外部入力手段は例えばト
リガ入力端子であり、波形データの取り込み中に、この
トリガ入力端子から例えば電動機の起動時に生ずるパル
ス状の信号が加えられると、そのタイミングで対応する
1周期波形に対して、外部入力があったことを示す外部
入力マーク「E」が付与される(図2参照)。この外部
入力マーク「E」の位置も上記特定マークと同様、その
波形番号で保持される。なお、この外部入力は1周期波
形中のどこに入るかは不定であるが、ディスプレイ13
に表示する場合、この例では外部入力マーク「E」は常
に1周期波形の先頭側に表示される。
発明による波形表示について説明する。まず、この実施
例ではディスプレイ13の表示エリアの一部に図3
(B)に示されているような操作キー部16が表示され
る。そこで、操作部15のマウスを操作して、そのマウ
スポインタにて最大値表示を意味するMキー16aを指
示し、マウスボタンをヒットすると、制御手段14は、
最大値マーク「M」が付与された波形番号に基づいて、
それに対応する1周期波形をストレージメモリ11から
読み出し、図3(A)に示されているように、その波形
の先頭アドレスが画面の左端の縦軸に位置するようにし
て、最大値を含む波形をディスプレイ11上に表示す
る。
を含む1周期波形の先頭側に最大値であることを示すマ
ーク「M」も同時に表示される。なお、ストレージメモ
リ11から読み出されるデータは、1周期波形の長さに
もよるが、実際には最大値を含む1周期波形のみでな
く、図3(A)に示されているように、ディスプレイ1
3の表示エリアの大きさに応じて、それに後続する1周
期波形データも同時に読み出される。
ンタを最小値表示を意味するmキー16bを指示して、
マウスボタンをヒットすると、上記と同様にして、制御
手段14は、最小値マーク「m」が付与された波形番号
に基づいて、それに対応する1周期波形をストレージメ
モリ11から読み出し、図4に示されているように、そ
の波形の先頭アドレスが画面の左端の縦軸に位置するよ
うにして、最小値表示マーク「m」とともに、最小値を
含む波形をディスプレイ11上に表示する。
を意味する<キー16cを指定すると、現在の表示画面
よりも左側にある外部入力マーク「E」を検出し、その
マークが付与されている波形番号の波形データをストレ
ージメモリ11から読み出し、外部入力マーク「E」と
ともに、その1周期波形が画面の左端にくるように表示
する。これに対して、反対の>キー16dが指定された
場合には、現在の表示画面よりも右側にある外部入力マ
ーク「E」の検出が行なわれ、それに該当する1周期波
形が上記と同じく画面の左端にくるように表示される。
参考までに、上記の動作のフローチャートを図5および
図6に示す。
特定のマークとして、例えば「M」や「m」などを表示
しているが、このマークの表示は省略してもよい。ま
た、目的とする1周期波形を常に画面の左側の縦軸に寄
せているが、画面上のどこに表示するかは任意に決める
ことができる。
のであるため、1周期波形単位として波形データを管理
しているが、被測定対象に応じて例えば2周期波形、3
周期波形単位として波形データを管理するようにしても
よい。また、上記実施例で述べた波高値の最大値、最小
値の演算についても、実効値レベルの最大値、最小値も
しくはゼロ点から波高値までの時間の最大値、最小値と
するなど、その演算内容は必要に応じて設定することが
できる。
部に図3(B)に示されているような操作キー部16を
表示し、その各キー16a〜16dをマウスにて選択す
るようにしているが、本発明はこれに限定されない。
メモリに書き込まれる波形データを所定周期波形単位ご
とに所定の演算を行なってその演算結果を保持するとと
もに、上記メモリに対するすべてのデータ書き込み終了
後に、各所定周期波形単位ごとに求められた演算結果を
比較して所定の条件に合致している所定周期波形に対し
て特定のマークを付与し、操作部からの要求に応じて、
その特定のマークを有する所定周期波形を上記メモリか
ら読み出して、ディスプレイの所定位置に表示するよう
にしたことにより、波形スクロールなどの煩わしい操作
を行なうことなく、所望とする波形、例えば最大値や最
小値などを含む波形部分を瞬時にディスプレイ上に表示
することができる。
概略的なブロック線図。
の波形番号、メモリアドレスおよび特定のマークの関係
を説明するための模式図。
示した模式図。
ト。
ト。
Claims (5)
- 【請求項1】 被測定入力信号をディジタルの波形デー
タに変換するA/D変換器と、その波形データを記憶す
るメモリと、同メモリから読み出された波形データによ
りその入力信号波形を表示するディスプレイと、上記メ
モリに対するデータの書き込み、読み出しおよび上記デ
ィスプレイの波形表示などを制御する制御手段と、同制
御手段に操作上の指示信号を与える操作部とを備えてな
る波形観測装置の波形表示方法において、上記制御手段
は上記メモリに書き込まれる波形データを所定周期波形
単位ごとに所定の演算を行なってその演算結果を保持す
るとともに、上記メモリに対するすべてのデータ書き込
み終了後に、各所定周期波形単位ごとに求められた演算
結果を比較して所定の条件に合致している所定周期波形
に対して特定のマークを付与し、上記操作部からの要求
に応じて、その特定のマークを有する所定周期波形を上
記メモリから読み出して、上記ディスプレイの所定位置
に表示するようにしたことを特徴とする波形観測装置の
波形表示方法。 - 【請求項2】 上記マークは上記所定周期波形単位の番
号で保持されることを特徴とする請求項1に記載の波形
観測装置の波形表示方法。 - 【請求項3】 上記特定のマークが少なくとも最大値も
しくは最小値を含む上記所定周期波形に対して付与され
ることを特徴とする請求項1または2に記載の波形観測
装置の波形表示方法。 - 【請求項4】 上記特定のマークとは別に、外部入力手
段により任意の時点で、その入力時点に対応する上記所
定周期波形に対して外部入力マークが付与されるように
した請求項1ないし3のいずれか1項に記載の波形観測
装置の波形表示方法。 - 【請求項5】 上記所定周期波形を1周期波形として電
力計などに適用されることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれか1項に記載の波形観測装置の波形表示方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30830794A JP3436597B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 波形観測装置の波形表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30830794A JP3436597B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 波形観測装置の波形表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146045A JPH08146045A (ja) | 1996-06-07 |
JP3436597B2 true JP3436597B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=17979481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30830794A Expired - Fee Related JP3436597B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 波形観測装置の波形表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3436597B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP30830794A patent/JP3436597B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08146045A (ja) | 1996-06-07 |
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