JP3436468B2 - 観覧車 - Google Patents

観覧車

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JP3436468B2
JP3436468B2 JP03121997A JP3121997A JP3436468B2 JP 3436468 B2 JP3436468 B2 JP 3436468B2 JP 03121997 A JP03121997 A JP 03121997A JP 3121997 A JP3121997 A JP 3121997A JP 3436468 B2 JP3436468 B2 JP 3436468B2
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wheel
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三郎 山田
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Senyo Kogyo Co Ltd
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Senyo Kogyo Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に遊園地や博覧
会場等に設置される観覧車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、観覧車は、乗客が乗る多数のゴ
ンドラが環状に移動して地上数十メートルの高さまで上
昇するもので、乗客は眺望を楽しむものであって、極め
て大型のものとされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の観覧車では、それに乗っている人は、その分楽しめ
るが、それ以外の人にとっては、単なる構造物にすぎな
かった。そこで、本発明では、形態と大きさとを利用し
て、イベントへの関心を促し、また、イベントに向けて
気分を盛り上げる効果があり、かつ、公共性が高く、見
て楽しめる観覧車を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る観覧車は、放射状に配設される複数本
の径方向杆と、該径方向杆を保持する複数本の環状杆
と、から成る前後一対の枠体を有する回転輪と、該回転
輪を回転自在に保持する支持脚と、を備えた観覧車に於
て;上記回転輪の前後の枠体の少なくとも一方の表て面
の径方向杆及び環状杆に発光管が取付けられ、かつ、該
発光管を発光させることにて、上記表て面の上半部に周
方向に沿ってイベントまでの残時間等を表示するカウン
トダウン表示部を設け、さらに、該カウントダウン表示
部が略定位置に固定され;上記カウントダウン表示部の
下方に、発光管を発光させることにてイベント名を周方
向に表示するイベント表示部を設け、かつ、該イベント
表示部が回転移動し;発光管が、花火状の模様を形成す
るように内径側から外径側へ順次移動しつつ点灯し、か
つ、該花火状の模様表示と上記カウントダウン表示部と
上記イベント表示部とが、所定時間間隔で切換えられる
ように制御されている。
【0005】また、回転輪の周方向に沿って外径又は内
径方向に投光するカラー投光機が配設され、かつ、該回
転輪の枠体を、該カラー投光機から投光される光にて照
明して、該光の色彩で天気予報を表示するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0007】図1〜図4は、本発明の観覧車の実施の一
形態を示す。この観覧車は、回転輪1と、その回転輪1
を回転自在に挾持状に保持する支持脚2と、を備えてい
る。また、その回転輪1の外径側には、複数個のゴンド
ラ3…が、吊下げられている。
【0008】具体的に述べると、回転輪1は、放射状に
略等角度に配設される複数本の径方向杆4…と、その径
方向杆4…を保持する複数本の環状杆5…とから成る前
後一対の枠体6,6を有する。この枠体6,6は、白色
等の明色の鉄骨から成り、図2に示すように、複数本の
連結杆7…にて、所定間隔で連結保持されている。
【0009】また、枠体6,6の表て面11,11の径方向
杆4…及び環状杆5…には、調光ネオン管等の発光管9
…が取付けられている。さらに、径方向杆4…と環状杆
5…の交叉部には、白熱電球等の照明球10…が取付けら
れている。
【0010】次に、情報表示方法について述べる。図1
に示すように、この枠体6,6の表て面11,11の上半部
11a,11aに周方向に沿って、発光管9…を発光させ
て、イベントまでの残時間等を表示するカウントダウン
表示部Fを設けている。なお、残時間等とは、イベント
までの残時間,残日数,残月数,残年数を含めている。
【0011】具体的に述べると、このカウントダウン表
示部Fが、表て面11,11の上半部11a,11aの上方中央
部に周方向に沿って表示され、さらに、カウントダウン
表示部Fがその上方中央部の略定位置に固定されるよう
に、略定位置にきた発光管9…が順次発光する。
【0012】また、図3に示すように、カウントダウン
表示部Fの下方に、イベント名を周方向に表示するイベ
ント表示部Gが設けられている。かつ、このイベント表
示部Gは、仮想線で示したように、矢印K方向に回転移
動する。例えば、このイベント表示部Gは、毎周30秒の
速度で回転移動する。
【0013】さらに、(図2に示した)発光管9…は、
図4に示すように、点灯区域A,B,Cに於て、複数色
で点灯し、かつ、内径側から外径側へ矢印E方向に順次
移動しつつ点灯して、表て面11に花火状の模様を形成す
る。なお、図示省略するが、照明球10…の照明を無作為
にON・OFFして、銀河系をイメージしたギャラクシ
ーイルミネーションが形成され、キラメキ感が演出され
てより一層華やかなイメージを演出する。
【0014】なお、本発明は、周囲景観の中にあって違
和感無く存在し、かつ新たなるランドマークとして効果
的な景観を創り出すものである。また、都市景観の一部
としての演出性に加え、アミューズメント施設としての
楽しさの付加された照明演出である。さらに、先進的な
新しい施設として、広く街の話題となり、かつ、永く人
々の話題にのぼり、しかも、清掃・ランプ交換等、維持
・保守・管理が行いやすいものである。
【0015】そして、図5は、上述した照明方法の時間
スケジュールを示している。この時間スケジュールは、
演出時間は15分間を1サイクルとし、それを繰り返すも
のとする。まず、演出開始時刻から3分間、「花火」が
演出される。この「花火」は、複数の模様パターンを有
する。例えば、演出開始時刻正時には、演出時間3分間
でかつ6種類の模様を演出する。また、30分後には、演
出時間2分間でかつ4種類の模様を演出する。さらに、
15分後及び45分後には、演出時間1分間でかつ2種類の
模様を演出する。
【0016】次に、演出開始時刻から3分後から15分後
までの間の12分間、カウントダウン表示部Fを表示し、
かつ、5分後から13分後までの8分間、イベント表示部
Gを表示する。そして、9分後から15分後までの6分
間、ギャラクシーイルミネーションを演出する。なお、
この観覧車は、図5に示した以外の時間スケジュールで
照明しても好ましい。
【0017】なお、本発明は、図示したような実施の形
態に限定されず、変更可能である。図2に仮想線で示し
たように、この回転輪1の外径方向に投光する複数個の
カラー投光機8…を(中心近くの)連結杆7…に配設
し、このカラー投光機8から投光される光Pにて回転輪
1の枠体6,6全体を照明する。そして、この光Pは、
例えば、明日の天気予報が、晴れの時は赤色、曇りは緑
色、雨は青色とする。この光Pによって、明色の枠体6
が照明されて、光を反射し、観覧車全体が淡い光で包み
込まれるようなソフトなイメージのカラーライトアップ
演出効果が発揮される。かつ、図示省略するが、カラー
投光機8…は、内径方向に投光するように回転輪1の外
周縁近くに取付けてもよい。また、表て面11には、花火
状の模様表示だけでなく、花等の異なる模様を表示して
も好ましい。
【0018】例えば、このイベントを、図3に示したよ
うに21世紀とした場合、この観覧車のスケールを生かし
て大きな効果が発揮される。即ち、西暦2001年1月1日
午前00時00分00秒に21世紀が開始されるまでの時間を秒
単位でカウントすると、図1に示したように、大桁数の
数字配列となる。この数字の多さに人々の注目が集ま
り、毎夜見る度に刻々と減っていくカウントの数字が、
21世紀に向けて確実に進んでいく時代の流れを人々に感
じさせ、漠然としか意識していなかった21世紀というも
のに想いを馳せるきっかけを人々に与える。なお、 360
°(一周)で60秒を示すように、径方向杆4…の外端に
沿って付設したネオン管等の発光管を順次点灯(又は消
灯)しても良い。
【0019】また、本発明は、ウオーターフロントエリ
アに設置するとより効果が発揮できて好ましい。即ち、
この大観覧車は、海に向かってそびえ建つ陸の先端であ
ると同時に、21世紀までの時間的な距離を表す、時の先
端という機能を担うことになる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
【0021】(請求項1によれば、)カウントダウン表
示部F及びイベント表示部Gによって、遊戯装置として
だけではなく、観覧車の形態と大きさを生かして、イベ
ントへの関心を促し、かつ、イベントへの気分を盛り上
げる効果があり、話題性が高いと共に公共性が高い。
た、照明効果により華やかなイメージが演出できるの
で、周りの夜の雰囲気作りに大きな効果がある。(請求
によれば、)表示方法を知らなければ表示内容は理
解できないが、一度理解すると再度興味を示す表示方法
であり、謎を解いていくような期待感をもって眺めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の一形態を示す正面図であ
る。
【図2】要部拡大側面図である。
【図3】照明方法を示す正面図である。
【図4】他の照明方法を示す正面図である。
【図5】時間スケジュールを示す説明図である。
【符号の説明】
1 回転輪 2 支持脚 4 径方向杆 5 環状杆 6 枠体 8 カラー投光機 9 発光管 11 表て面 11a 上半部 F カウントダウン表示部 G イベント表示部 P 光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 5/02 G09G 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に配設される複数本の径方向杆4
    …と、該径方向杆4…を保持する複数本の環状杆5…
    と、から成る前後一対の枠体6,6を有する回転輪1
    と、該回転輪1を回転自在に保持する支持脚2と、を備
    えた観覧車に於て、 上記 回転輪1の前後の枠体6,6の少なくとも一方の表
    て面11の径方向杆4…及び環状杆5…に発光管9…が取
    付けられ、かつ、該発光管9…を発光させることにて、
    上記表て面11の上半部11aに周方向に沿ってイベントま
    での残時間等を表示するカウントダウン表示部Fを設
    け、さらに、該カウントダウン表示部Fが略定位置に固
    定され 上記カウントダウン表示部Fの下方に、発光管9…を発
    光させることにてイベント名を周方向に表示するイベン
    ト表示部Gを設け、かつ、該イベント表示部Gが回転移
    動し、 発光管9…が、花火状の模様を形成するように内径側か
    ら外径側へ順次移動しつつ点灯し、かつ、該花火状の模
    様表示と上記カウントダウン表示部Fと上記イベント表
    示部Gとが、所定時間間隔で切換えられるように制御さ
    ていることを特徴とする観覧車。
  2. 【請求項2】 回転輪1の周方向に沿って外径又は内径
    方向に投光するカラー投光機8…が配設され、かつ、該
    回転輪1の枠体6,6を、該カラー投光機8から投光さ
    れる光Pにて照明して、該光Pの色彩で天気予報を表示
    する請求項1記載の観覧車。
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JP6186423B2 (ja) * 2015-12-24 2017-08-23 サノヤス・ライド株式会社 観覧車
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