JP3436201B2 - 車体エアボックス周りの構造 - Google Patents

車体エアボックス周りの構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体エアボックス
周りの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車体エアボックス周りの構造とし
ては、例えば特開平6−329051号公報に記載され
た図10に示すようなものがある。この図10では、エ
アボックス1とフロントピラー3とフードリッジ5との
結合が示されている。
【0003】前記エアボックス1は、車幅方向に沿って
設けられたもので車体骨格部材を構成している。前記フ
ロントピラー3は、前記エアボックス1の車幅方向両端
部に配置され、車体上下方向に沿って設けられたもので
車体骨格部材を構成している。前記フードリッジ5は、
車体前部車幅方向両側に配置され、車体前後方向に沿っ
て設けら、車体骨格部材を構成している。
【0004】そしてエアボックス1とフードリッジ5と
は、エアボックス1のフランジ部1aがフードリッジ5
の接合面5aに上下方向に合わせられ、溶接などによっ
て結合されたものである。又、フロントピラー3とフー
ドリッジ5とは、それぞれのフランジ部3a,5bが上
下方向に突き合わされ、溶接などによって結合されたも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造では、フードリッジ5にサスペンションから上下方
向に入力があったとき、フードリッジ5の曲げなどによ
ってフランジ部1a、接合面5a間、及びフランジ部3
a,5b間に剥離方向に力が作用することになる。この
ため、サスペンション入力によって各結合部に剥離を起
こさないようフードリッジ5の曲げ剛性を確保する必要
があり、板厚増による重量増を招くものとなっていた。
【0006】一方近年では、車体をアルミニウム合金、
マグネシウム合金等の軽金属の鋳物で一体成形する構造
とし、車体の軽量化及び部品点数削減等を狙ったものが
ある。
【0007】しかしながら、上記構造のままでは、フー
ドリッジ5の曲げ剛性確保のために板厚増を招き、材料
的に軽量化を狙っても板厚増によって軽量化を阻害し、
全体として重量軽減に限界があった。
【0008】本発明は、より軽量化を可能とする車体エ
アボックス周りの構造の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車幅
方向に沿って設けられたエアボックスと、該エアボック
スの車幅方向両端部に配置され車体上下方向に沿ったフ
ロントピラーインナ及びフロントピラーアウタと、車体
前部車幅方向両側に配置され車体前後方向に沿ったフー
ドリッジアッパ部を有するフードリッジとを結合する車
体エアボックス周りの構造において、前記フロントピラ
ーインナに、ほぼ車体前後方向に沿ったピラーインナ縦
壁を設け、且つ該ピラーインナ縦壁の車幅方向内側に前
記エアボックスを下側から受けるエアボックス受け部を
設けると共に、該ピラーインナ縦壁の上部に前記エアボ
ックスを上方より重合して接合するエアボックス接合フ
ランジを車幅方向外側に突設し、前記フードリッジアッ
パ部に、前記ピラーインナ縦壁の車幅方向外面に沿うフ
ードリッジ前後方向縦壁を設けて、該フードリッジ前後
方向縦壁を前記ピラーインナ縦壁の車幅方向外面に接合
、且つ該フードリッジアッパ部の後部に車幅方向に沿
ったフードリッジ車幅方向縦壁を設け、前記フロントピ
ラーアウタに、前記フードリッジアッパ部の後部を嵌合
する切り欠きを設けて、該切り欠きにフードリッジアッ
パ部の後部を嵌合して結合し、前記エアボックスに、前
記エアボックス受け部に結合する結合フランジを設ける
と共に、前記エアボックス接合フランジと重なる結合面
を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の車体エ
アボックス周りの構造であって、前記フードリッジアッ
パ部のフードリッジ車幅方向縦壁の車幅方向外縁部に、
前記フロントピラーアウタに設けられて車体前後方向に
沿ったピラーアウタ前後方向縦壁に接合する車体前後方
向に沿ったフードリッジ後部縦壁を設けたことを特徴と
する。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の車体エ
アボックス周りの構造であって、前記フードリッジアッ
パ部のフードリッジ後部縦壁を延長し、前記フロントピ
ラーアウタに設けられ車幅方向に沿ったピラーアウタ車
幅方向後縦壁に接合するフードリッジ車幅方向延長縦壁
を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載の車体エ
アボックス周りの構造であって、前記フードリッジ車幅
方向縦壁とフードリッジ後部縦壁とフードリッジ車幅方
向延長縦壁とをフードリッジ後部横壁で結合したことを
特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載の車体エアボックス周りの構造であって、前記フ
ードリッジアッパ部の後部に、車体のルーフ部を構成す
るルーフ構造体の一部を接合して両者で閉断面構造を形
成したことを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
に記載の車体エアボックス周りの構造であって、前記フ
ードリッジ車幅方向縦壁を、前記フロントピラーアウタ
に設けられ車幅方向に沿ったピラーアウタ車幅方向前縦
壁に対し車体前後方向でほぼ同一位置としたことを特徴
とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
に記載の車体エアボックス周りの構造であって、前記エ
アボックスを、該エアボックスの上下中央がフードリッ
ジアッパ部の上下中央の上側となるように配置したこと
を特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか
に記載の車体エアボックス周りの構造であって、前記フ
ロントピラーインナのエアボックス受け部と前記エアボ
ックスの結合フランジとに上下方向に沿った接着面を設
けて接着したことを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項1〜8の何れか
に記載の車体エアボックス周りの構造であって、少なく
とも前記フロントピラーインナ、フードリッジ、フロン
トピラーアウタを軽金属の鋳物で形成したことを特徴と
する。
【0018】請求項10の発明は、請求項9記載の車体
エアボックス周りの構造であって、前記エアボックス
を、前記フロントピラーアウタの上部に沿って幅方向中
央を通るラインが前記フードリッジアッパ部の前後方向
に沿って上下中央を通るラインと交差する点の上部前側
に配置し、前記フロントピラーインナ、フードリッジ、
フロントピラーアウタを軽金属の鋳物で形成すると共
に、前記エアボックスを軽金属の板材で形成したことを
特徴とする。
【0019】
【発明の効果】フロントピラーインナに略車体前後方向
に沿ったピラーインナ縦壁を設け、且つ該ピラーインナ
縦壁の車幅方向内側にエアボックスを下側から受けるボ
ックス受け部を設けるとともに、上部にエアボックス接
合フランジを設けたため、ピラーインナ縦壁にかかる荷
重をエアボックスと共働して負担することが出来、特に
結合フランジによりせん断方向で受けることが出来るた
め確実な支持を行なうことが出来る。
【0020】また、フードリッジアッパ部にフードリッ
ジ前後方向壁を向け、且つその後部に車幅方向に沿った
車幅方向壁を設け、フロントピラーアウタにフードリッ
ジアッパ後部が嵌合する切欠きを設けたため、フードリ
ッジにかかる負担をフロントピラーを介して前記ピラー
インナ及びエアボックスに分散することが出来る。
【0021】さらに、前記エアボックスにはエアボック
ス受け部と結合する結合フランジと、エアボックス接合
フランジと重なる結合面が設けられているためこの部分
からも荷重が分散され、全体として確実な支持を行なう
ことが出来る。
【0022】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、フードリッジ後部縦壁がピラーアウタ前後方
向縦壁に面当たりで接合することができるため、サスペ
ンション上方入力に対しせん断で負荷を受けることが出
来るとともにフロントピラーアウタ、フロントピラーイ
ンナを介し力を車体骨格部全体により確実に分散するこ
とができる。
【0023】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、フードリッジアッパ部のフードリッジ車幅方
向延長縦壁をピラーアウタ車幅方向後縦壁に結合するこ
とができるため、フードリッジアッパ部の後部がフード
リッジ後部縦壁及びフードリッジ車幅方向延長縦壁の全
体でフロントピラーアウタの内面に面当たりすることが
できるため、フードリッジアッパ部の捩れや曲げに対し
荷重を車体骨格部全体に、より確実に分散することがで
きる。
【0024】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、フードリッジ車幅方向縦壁とフードリッジ後
部縦壁とリッジ車幅方向延長縦壁とをフードリッジ後部
横壁で結合したため、フードリッジアッパ部後部の剛性
がより向上し、力を車体骨格部全体へ、より確実に伝達
することができる。
【0025】請求項5の発明では、請求項1〜4の何れ
かの発明の効果に加え、フードリッジアッパ部の後部に
ルーフ構造体の一部を接合して両者で閉断面構造を形成
することにより、フードリッジアッパ部の捩り剛性が向
上し、荷重を車体骨格全体に確実に分散することができ
る。
【0026】請求項6の発明では、請求項1〜5の何れ
かの発明の効果に加え、フードリッジアッパ部の捩り変
形に対し、フードリッジ車幅方向縦壁周囲のピラーアウ
タ車幅方向前縦壁側に対する当たりの長さを長くするこ
とができるため、荷重を車体骨格部全体に、より確実に
分散することができる。
【0027】請求項7の発明では、エアボックスの中央
をフードリッジアッパの中央より上側に配置したため請
求項1〜6の何れかの発明の効果に加え、フードリッジ
の捩り入力がエアボックスの圧縮力として作用し、エア
ボックスの車幅方向に沿った壁面全体で車両反対側の車
体骨格部に荷重を伝達することができ、荷重を車体骨格
部全体により確実に分散することができる。
【0028】請求項8の発明では、請求項1〜7の何れ
かの発明の効果に加え、フロントピラーインナのエアボ
ックス受け部からエアボックスの結合フランジに伝達さ
れる荷重を接着面の剪断で受けるようにすることができ
るため、ボックス受け部から結合フランジへより確実に
荷重を伝達することができる。
【0029】請求項9の発明では、請求項1〜8の何れ
かの発明の効果に加え、少なくともフロントピラーイン
ナ、フードリッジ、フロントピラーアウタを軽金属の鋳
物で形成することにより、部品点数の削減と、より軽量
化を図ることができる。
【0030】請求項10の発明では、請求項9の発明の
効果に加え、エアボックスをピラー中心線とフードリッ
ジ中心線とが交差する点より上部前側に配置したため、
フードリッジの上下方向入力がフロントピラーインナを
介しエアボックスの曲げとして作用するのに対し、エア
ボックスを伸びの大きい板材の特徴を活かした曲げ部材
として使用することができ、荷重を車体骨格部全体に、
より確実に分散することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の一実施形態
を示している。まず、図1は本発明の一実施形態を適用
した車体エアボックス周りの構造の分解斜視図である。
この図1のように、本発明の一実施形態では、主として
エアボックス1とフロントピラーインナ7とフロントピ
ラーアウタ9とフードリッジ11とを結合している。図
1にはその他、ルーフ構造体13、フロントサイドメン
バ15が示されている。
【0032】本実施形態において、前記フロントピラー
インナ7、フロントピラーアウタ9、フードリッジ11
はアルミニウム合金、マグネシウム合金等の軽金属の鋳
物で形成され、エアボックス1は同軽金属の板材で形成
されている。但しエアボックス1も軽金属の板材で形成
することができる。前記ルーフ構造体13は、同軽金属
の鋳物で形成され、フロントサイドメンバ15は、同軽
金属の押出材で形成されている。このように車体を軽金
属で形成することによって、材料的に車体の大幅な軽量
化を図ることができる。
【0033】前記エアボックス1は、車幅方向に沿って
設けられた車体骨格部材であり、車幅方向に沿った壁面
1aが設けられている。エアボックス1の車幅方向端部
には、下面が結合面となっている結合横フランジ1bが
突設されている。エアボックス1の下部には、縦方向の
結合フランジ1cが突設されている。
【0034】前記フロントピラーインナ7には、略車体
前後方向に沿ったピラーインナ縦壁17が設けられてい
る。ピラーインナ縦壁17の車幅方向内側には、前記エ
アボックス1を下側から受けるエアボックス受け部19
が車幅方向内側へ向けて突設されている。エアボックス
受け部19には、前記結合フランジ1cを受ける溝状の
受け部19aが設けられている。前記フロントピラーイ
ンナ7の上部には、前記エアボックス1を接合するエア
ボックス接合フランジ21が設けられている。エアボッ
クス接合フランジ21は、車幅方向外側へ突設され、エ
アボックス接合面21aを上に向けて設けられている。
【0035】前記フロントピラーアウタ9は、アッパ部
23とロア部25とからなっている。アッパ部23はロ
ア部25に対し、変局部27を介して連続しており、該
アッパ部23はインナー側の構成となっている。ロア部
25には、サイドシル部29が連続して形成されてい
る。ロア部25は、前後の車幅方向に沿ったピラーアウ
タ車幅方向前縦壁29、ピラーアウタ車幅方向後縦壁3
1及び両壁29,31の車幅方向外側に位置する車体前
後方向に沿ったピラーアウタ前後方向縦壁33とから概
ね成っている。前記ピラーアウタ車幅方向前縦壁29の
上部には、切り欠き35が設けられている。
【0036】前記フードリッジ11は、サスペンション
取付部37とハウジング部39とフードリッジアッパ部
41とを前記のように軽金属の鋳物で一体成形したもの
である。従って、各部を別々に板材で成形し溶接する場
合に比べて、部品点数の削減をすることができ、製造が
容易となる。
【0037】前記サスペンション取付部37は、車輪に
車体を搭載するサスペンションに取り付けられるもの
で、サスペンション取付孔37aを有している。前記ハ
ウジング部39は、前記サスペンション取付部37に上
部が一体に結合されると共に、下部に車体下部骨格部を
成すフロントサイドメンバ15を連結する結合フランジ
部39aを有している。
【0038】前記フードリッジアッパ部41は、ハウジ
ング部39の上部車幅方向外側に一体に結合されて、車
体前後方向に長く伸び、車体骨格部を構成している。こ
のフードリッジアッパ部41は、上下壁部41a,41
b及びフードリッジ前後方向縦壁41cを有している。
前記下壁部41bの外端部は、上壁部41aよりも若干
車幅方向外側へ長く形成され、結合フランジ部41dを
構成している。フードリッジ前後方向縦壁41cには、
結合用の開口41eが設けられている。前記フードリッ
ジアッパ部41の後部、すなわち後端は、車幅方向に沿
ったフードリッジ車幅方向縦壁41fで閉塞されてい
る。このフードリッジ車幅方向縦壁41fの車幅方向外
縁部に車体前後方向に沿ったフードリッジ後部縦壁41
gが設けられている。前記フードリッジ車幅方向縦壁4
1fの下側には、フードリッジ車幅方向下縦壁41hが
突設されている。前記フードリッジアッパ部41の内部
には、上下壁部41a,41b及びフードリッジ前後方
向縦壁41cを結合し、車幅方向に沿った複数のリブ4
1iが設けられている。
【0039】前記フードリッジ11の下部に結合される
フロントサイドメンバ15は、車体下部骨格部をなすも
ので、前記フードリッジアッパ部41と同様に車体前後
方向に延びている。このフロントサイドメンバ15に
は、車幅方向外側上部コーナー部に車幅方向内側斜め上
方に突設された結合フランジ部15aが備えられてお
り、結合フランジ部15aの下側には同様な傾斜の結合
面15bが設けられている。
【0040】前記ルーフ構造体13は、ルーフからフロ
ントピラーの外面に沿って延設されたパネルの一部とし
てフロントピラーアウタ9のアッパ部23の外面に結合
されるフロントピラーアッパアウタ13aを備えてい
る。すなわち、フロントピラーアッパアウタ13aは前
記フロントピラーアウタ9のアッパ部23に結合され、
両者で閉断面構造を形成するものである。前記ルーフ構
造体13の下端は、下方に延設されて結合壁部13bが
形成されている。結合壁部13bは、縦壁部13cと上
下の結合フランジ部13d,13eとを備えている。
【0041】図2は、前記エアボックス1、フロントピ
ラーインナ7、フロントピラーアウタ9、フードリッジ
11、ルーフ構造体13、フロントサイドメンバ15を
結合した状態を車幅方向外側から見た一部切欠側面図で
ある。また図2の各部の断面を図3〜図6に示してい
る。図3は図2のA−A矢視断面図であり、図4は同B
−B矢視断面図、図5は同C−C矢視断面図、図6は同
D−D矢視断面図である。
【0042】図1,図2のように、フードリッジアッパ
部41の後部にフロントピラーアウタ9の切り欠き35
が車幅方向外側から嵌合され、フードリッジ後部縦壁4
1gがピラーアウタ前後方向縦壁33の内面に面当たり
で接合され、切り欠き35周辺とフードリッジ後部縦壁
41gとの間、フードリッジ後部縦壁41gとピラーア
ウタ前後方向縦壁33との内面間が溶接によって結合さ
れている。フードリッジ後部下縦壁41hは、ピラーア
ウタ車幅方向前縦壁29の内面に面当たりで接合され、
溶接によって結合されている。この状態で、フードリッ
ジ車幅方向縦壁41fはピラーアウタ車幅方向前縦壁2
9に対し車体前後方向で略同一位置となっている。
【0043】図2〜図4のように、フロントピラーイン
ナ7のピラーインナ縦壁17の車幅方向外面にフードリ
ッジアッパ部41のフードリッジ前後方向縦壁41cが
合わされ、且つ、上壁41aの後部の一段下がった箇所
をフロントピラーインナ7のボックス接合フランジ21
下面に接合されている。この状態で、開口41e周辺と
ピラーインナ縦壁17との間及びボックス接合フランジ
21と上壁41aとの間が溶接によって結合されてい
る。
【0044】図2〜図4のように、前記ボックス接合フ
ランジ21のボックス接合面21a上に、エアボックス
1の結合横フランジ1bの下面である結合面が乗せら
れ、結合横フランジ1bとエアボックス接合フランジ2
1とが溶接によって結合されている。エアボックス1の
結合フランジ1cは、フロントピラーインナ7のエアボ
ックス受け部19の受け部19a溝内に嵌合し、接着に
よって接合されている。すなわち図3の二重線の斜線で
示す範囲43が上下方向に沿った接着面となっている。
【0045】図2〜図4のように、前記ルーフ構造体1
3のフロントピラーアッパーアウタ13aは、フロント
ピラーアウタ9のアッパ部23に溶接によって結合さ
れ、下端部の結合壁部13bはその縦壁部13cがフー
ドリッジアッパ部41の車幅方向外向きの開口の後部側
に重ね合わされ、上部の結合フランジ部13dがフード
リッジアッパ部41の上壁部41aの後部側上面に重ね
合わされ、溶接結合されている。下部の結合フランジ部
13eはフードリッジアッパ部41の下壁部41bの結
合フランジ部41dに上方から重ね合わされ、溶接結合
されている。
【0046】図2,図5,図6のように、フロントピラ
ーアウタ9のロア部25は、フロントピラーインナ7の
ピラーインナ縦壁17に溶接によって結合されている。
ルーフ構造体13の縦壁13cの後部はフードリッジア
ッパ部41のフードリッジ後部縦壁41gに溶接によっ
て結合されている。
【0047】前記フロントピラーインナ7の縦壁部17
とフードリッジ11のハウジング部39の後部側も溶接
によって結合されている。前記フロントサイドメンバ1
5の結合フランジ部15a及び結合面15bは、フード
リッジ11下端の結合フランジ部39aに面合わせで接
合され、溶接によって結合されている。
【0048】かかる結合状態において、図2のようにエ
アボックス1はフロントピラーアウタ9の上部に沿って
幅方向中央を通るライン45がフードリッジ11の前後
方向に沿って上下中央を通るライン47と交差する点4
9の上部前側に配置されている。また、図3のように、
エアボックス1の上下中央がフードリッジアッパ部41
の上下中央の上側となるように距離Sだけオフセットし
て配置されている。
【0049】かかる構造により、図2のように、サスペ
ンション入力F1があり、フードリッジアッパ部41に
モーメントMが作用したとき、フードリッジアッパ部4
1の後部は、フロントピラーインナ7のピラーインナ縦
壁17及びフロントピラーアウタ9のピラーアウタ前後
方向縦壁33に対する溶接強度の高い剪断面で溶接結合
されているため、前記モーメントによる力を前記剪断面
を介しフロントピラーへ伝達され、該フロントピラーか
らルーフレールなど車体骨格部全体へ確実に伝達するこ
とができる。
【0050】またフードリッジアッパ部41は、フロン
トピラーインナ7のボックス接合フランジ21に面当た
りで接合し、フードリッジ車幅方向下縦壁41hがフロ
ントピラーアウタ車幅方向前縦壁29に面当たりで接合
するため、特にサスペンション上下入力をフードリッジ
アッパ部41から前記面当たりを介してフロントピラー
アウタ9及びフロントピラーインナ7へ伝達し、車体骨
格部全体に力を確実に分散することができる。
【0051】更に、サスペンション入力等による車体の
捩りにおいては、フードリッジアッパ部41からの捩り
力f1,f2(図3)に対し、フロントピラーインナ7
のボックス受け部19が前後方向に力を受けて受け部1
9aがエアボックス1の結合フランジ1cに面当たり
し、またボックス接合フランジ21がエアボックス1の
結合横フランジ1bに上下方向へ面当たりするため、エ
アボックス1を介し車幅方向反対側に力を伝達し、反対
側のフロントピラーなどを介して車体骨格部全体に分散
することができる。
【0052】前記ルーフ構造体13の縦壁部13cは、
フードリッジアッパ部41の開口を覆い、両者で閉断面
を構成しているので、フードリッジアッパ部41の捩り
剛性を向上させ、薄肉化を可能としている。かかる構造
により、軽量化を図りながら、荷重伝達機能をより向上
させることができる。
【0053】前記フードリッジアッパ部41のフードリ
ッジ車幅方向縦壁41fがフロントピラーアウタ9のピ
ラーアウタ車幅方向前縦壁29に対し車体前後方向で略
同一位置としてあるため、フードリッジアッパ部41の
フードリッジ車幅方向縦壁41f周囲側をフロントピラ
ーアウタ9のピラーアウタ車幅方向前縦壁29又はその
近傍において切り欠き35内周囲に長く当てることがで
きる。このため、フードリッジアッパ部41の捩れ力を
フードリッジ車幅方向縦壁41f周囲からピラーアウタ
車幅方向前縦壁29又はその近傍において切り欠き35
内周囲を介してフロントピラーへ伝達し、該フロントピ
ラーを介して力を車体骨格部全体へより確実に伝達する
ことができる。
【0054】前記エアボックス1の上下中央は、フード
リッジアッパ部41の上下中央の上側となるように距離
Sをもってオフセット配置されているため、図3のよう
にフードリッジアッパ部41の捩り入力mがエアボック
ス1の圧縮力faとして作用し、エアボックス1の車幅
方向壁面1a全体で車幅方向反対側に力を伝達すること
ができ、かかる伝達によって車幅方向反対側のフロント
ピラーなどから力を車体骨格部全体に、より確実に伝達
することができる。
【0055】図3のように、フロントピラーインナ7の
ボックス受け部19の受け部19aとエアボックス1の
結合フランジ1cとは、上下方向に沿った接着面43で
接着されているため、上下方向の力を接着強度の強い剪
断力で受けることができ、サスペンションからの上下入
力などに対して、力を接着面43を介しフロントピラー
インナ7からエアボックス1へ伝達し、該エアボックス
1から左右両側のフロントピラーなどを介して車体骨格
部全体に、より確実に伝達することができる。
【0056】前記エアボックス1を、フロントピラーア
ウタ9の上部に沿って幅方向中央を通るライン45がフ
ードリッジアッパ部41の前後方向に沿って上下中央を
通るライン47と交差する点49の上部前側に配置し、
フロントピラーインナ7、フードリッジ11、フロント
ピラーアウタ9を軽金属の鋳物で形成すると共に、エア
ボックス1を軽金属の板材で形成したことにより、エア
ボックス1を伸びの大きい板材の特徴を活かした曲げ部
材として使用することができる。従って、サスペンショ
ンからの入力をエアボックス1の曲げ力として受け、車
幅方向反対側に伝達するなど、車体骨格部全体へ、より
確実に伝達することができる。
【0057】このように本実施形態においては、サスペ
ンション入力を車体骨格部全体に効率良く伝達すること
ができるため、肉厚増を図ることなく荷重伝達を確実に
行うことができ、軽金属で形成することと相俟って、よ
り重量軽減を図ることができる。また軽金属の鋳物等で
形成することによって、部品点数削減を図ることができ
る。
【0058】図7,図8は、第1実施形態の変形例に係
る実施形形態を示している。なお、上記実施形態と対応
する構成部分には同符号を付して説明し、また重複した
説明は省略する。また図7,図8においてはフードリッ
ジアッパ部41とフロントピラーアウタ9を主に示し、
図7は前記図2に対応する車幅方向外側から見た一部切
欠側面図、図8は図7のH−H線矢視断面図である。
【0059】本実施形態においては、フードリッジアッ
パ部41のフードリッジ後部縦壁41gを延長し、フロ
ントピラーアウタ9の車幅方向に沿ったピラーアウタ車
幅方向後縦壁31に接合するフードリッジ車幅方向延長
縦壁41jを設けたものである。かかる構成によって、
フードリッジアッパ部41の捩りや曲げに対し、延長し
たフードリッジ後部縦壁41gがフロントピラーアウタ
9のピラーアウタ前後方向縦壁33内面全体に当たり、
またフードリッジ車幅方向延長縦壁41jがピラーアウ
タ車幅方向後縦壁31に全体的に面当たりすることがで
きる。
【0060】このため、サスペンションからの上下入力
を、フードリッジ後部縦壁41g外面とピラーアウタ前
後方向縦壁33内面との間の剪断及びフードリッジ車幅
方向延長縦壁41jとピラーアウタ車幅方向後縦壁31
との間の面当たりを介してフロントピラーへ伝達し、該
フロントピラーを介して車体骨格部全体へより確実に伝
達することができる。また、フードリッジアッパ部41
の捩り力を、フードリッジ後部縦壁41g外面とピラー
アウタ前後方向縦壁33内面との間の大きな面当たり及
びフードリッジ車幅方向延長縦壁41jとピラーアウタ
車幅方向後縦壁31との間の面当たりを介してフロント
ピラーへ伝達することができ、該フロントピラーから車
体骨格部全体へ、より確実に伝達することができる。
【0061】更に、フードリッジ車幅方向縦壁41fと
フードリッジ後部縦壁41g及びフードリッジ車幅方向
延長縦壁41jを結合するフードリッジ後部横壁41k
を設けることによって、剛性がより向上する。このた
め、フードリッジ後部縦壁41g外面とピラーアウタ前
後方向縦壁33内面との間の前記剪断、面当たり及びフ
ードリッジ車幅方向延長縦壁41jとピラーアウタ車幅
方向後縦壁31との間の前記面当たりが確実に行われ、
しかもフードリッジ後部横壁41kも力の伝達に寄与
し、車体骨格部全体への力の伝達を、より確実に行わせ
ることができる。
【0062】ここで、前記フードリッジ11を軽金属の
鋳物で形成する場合の型の抜き方向の説明をする。図9
は、フードリッジの断面を示したもので、(a)は図2
のG1−G1矢視断面図、(b)は同G2−G2矢視断
面図、(c)は同G3−G3矢視断面図である。
【0063】この例では、メインの型をサスペンション
取付部37の上下方向の型抜きE1,E2とし、フード
リッジアッパ部41をスライドE3で抜くようにしたも
のである。かかる型抜きによって、フードリッジ11を
一体に容易に成形することができる。
【0064】なお、上記実施形態では各部をアルミニウ
ム合金、マグネシウム合金等の軽金属で形成する場合を
示したが、その他の軽金属、あるいはその他の材料で形
成することができることは勿論である。
【0065】かかる場合においても、効率的な荷重伝達
によって肉厚増を抑制し、材料的な軽量化と相俟って重
量増を確実に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分解斜視図である。
【図2】一実施形態に係り、車幅方向外側から見た組立
状態の一部切欠側面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】図2のB−B線矢視断面図である。
【図5】図2のC−C線矢視断面図である。
【図6】図2のD−D線矢視断面図である。
【図7】本発明の変形例に係る実施形態の車幅方向外側
から見た一部切欠側面図である。
【図8】図7のH−H線矢視断面図である。
【図9】フードリッジの型抜きを示し、(a)は図2の
G1−G1線矢視断面図、(b)は同G2−G2線矢視
断面図、(c)は同G3−G3線矢視断面図である。
【図10】従来例に係る斜視図である。
【符号の説明】
1 エアボックス 1b 結合横フランジ(結合面) 1c 結合フランジ 7 フロントピラーインナ 9 フロントピラーアウタ 11 フードリッジ 13 ルーフ構造体 13b 結合壁部(ルーフ構造体の一部) 17 ピラーインナ縦壁 19 ボックス受け部 21 ボックス接合フランジ 23 アッパ部 25 ロア部 29 ピラーアウタ車幅方向前縦壁 31 ピラーアウタ車幅方向後縦壁 33 ピラーアウタ前後方向縦壁 35 切り欠き 41 フードリッジアッパ部 41c フードリッジ前後方向縦壁 41f フードリッジ車幅方向縦壁 41g フードリッジ後部縦壁 41j フードリッジ車幅方向延長縦壁 41k フードリッジ後部横壁 43 接着面 45,47 ライン 49 交差する点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−218028(JP,A) 特開 平6−329051(JP,A) 特開 平6−286654(JP,A) 特開 平5−85415(JP,A) 特開 平10−203412(JP,A) 特開 平10−316030(JP,A) 特開 平6−227432(JP,A) 特開 平6−64559(JP,A) 実開 昭62−130984(JP,U) 実開 昭55−52481(JP,U) 実開 昭59−125484(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08 B62D 25/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に沿って設けられたエアボック
    スと、該エアボックスの車幅方向両端部に配置され車体
    上下方向に沿ったフロントピラーインナ及びフロントピ
    ラーアウタと、車体前部車幅方向両側に配置され車体前
    後方向に沿ったフードリッジアッパを有するフードリ
    ッジとを結合する車体エアボックス周りの構造におい
    て、 前記フロントピラーインナに、ほぼ車体前後方向に沿っ
    たピラーインナ縦壁を設け、且つ該ピラーインナ縦壁の
    車幅方向内側に前記エアボックスを下側から受けるエア
    ボックス受け部を設けると共に、該ピラーインナ縦壁の
    上部に前記エアボックスを上方より重合して接合するエ
    アボックス接合フランジを車幅方向外側に突設し、 前記フードリッジアッパ部に、前記ピラーインナ縦壁の
    車幅方向外面に沿うフードリッジ前後方向縦壁を設け
    該フードリッジ前後方向縦壁を前記ピラーインナ縦壁の
    車幅方向外面に接合し、且つ該フードリッジアッパ部の
    後部に車幅方向に沿ったフードリッジ車幅方向縦壁を設
    け、 前記フロントピラーアウタに、前記フードリッジアッパ
    部の後部を嵌合する切り欠きを設けて該切り欠きにフー
    ドリッジアッパ部の後部を嵌合して結合し、 前記エアボックスに、前記エアボックス受け部に結合す
    る結合フランジを設けると共に、前記エアボックス接合
    フランジと重なる結合面を設けたことを特徴とする車体
    エアボックス周りの構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車体エアボックス周りの
    構造であって、 前記フードリッジアッパ部のフードリッジ車幅方向縦壁
    の車幅方向外縁部に、前記フロントピラーアウタに設け
    られ車体前後方向に沿ったピラーアウタ前後方向縦壁に
    接合する車体前後方向に沿ったフードリッジ後部縦壁を
    設けたことを特徴とする車体エアボックス周りの構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車体エアボックス周りの
    構造であって、 前記フードリッジアッパ部のフードリッジ後部縦壁を延
    長し、前記フロントピラーアウタに設けられ車幅方向に
    沿ったピラーアウタ車幅方向後縦壁に接合するフードリ
    ッジ車幅方向延長縦壁を設けたことを特徴とする車体エ
    アボックス周りの構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車体エアボックス周りの
    構造であって、 前記フードリッジ車幅方向縦壁とフードリッジ後部縦壁
    とフードリッジ車幅方向延長縦壁とをフードリッジ後部
    横壁で結合したことを特徴とする車体エアボックス周り
    の構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の車体エア
    ボックス周りの構造であって、 前記フードリッジアッパ部の後部に、車体のルーフ部を
    構成するルーフ構造体の一部を接合して両者で閉断面構
    造を形成したことを特徴とする車体エアボックス周りの
    構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の車体エア
    ボックス周りの構造であって、 前記フードリッジ車幅方向縦壁を、前記フロントピラー
    アウタに設けられ車幅方向に沿ったピラーアウタ車幅方
    向前縦壁に対し車体前後方向でほぼ同一位置としたこと
    を特徴とする車体エアボックス周りの構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の車体エア
    ボックス周りの構造であって、 前記エアボックスを、該エアボックスの上下中央がフー
    ドリッジアッパ部の上下中央の上側となるように配置し
    たことを特徴とする車体エアボックス周りの構造のサス
    ペンション取付部の構造。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の車体エア
    ボックス周りの構造であって、 前記フロントピラーインナのエアボックス受け部と前記
    エアボックスの結合フランジとに上下方向に沿った接着
    面を設けて接着したことを特徴とする車体エアボックス
    周りの構造。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかに記載の車体エア
    ボックス周りの構造であって、 少なくとも前記フロントピラーインナ、フードリッジ、
    フロントピラーアウタを軽金属の鋳物で形成したことを
    特徴とする車体エアボックス周りの構造。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の車体エアボックス周り
    の構造であって、 前記エアボックスを、前記フロントピラーアウタの上部
    に沿って幅方向中央を通るラインが前記フードリッジア
    ッパ部の前後方向に沿って上下中央を通るラインと交差
    する点の上部前側に配置し、 前記フロントピラーインナ、フードリッジ、フロントピ
    ラーアウタを軽金属の鋳物で形成すると共に、前記エア
    ボックスを軽金属の板材で形成したことを特徴とする車
    体エアボックス周りの構造。
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