JP3435361B2 - フラードーム型簡易建物 - Google Patents

フラードーム型簡易建物

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JP3435361B2 JP28227498A JP28227498A JP3435361B2 JP 3435361 B2 JP3435361 B2 JP 3435361B2 JP 28227498 A JP28227498 A JP 28227498A JP 28227498 A JP28227498 A JP 28227498A JP 3435361 B2 JP3435361 B2 JP 3435361B2
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禎一 石崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡易建物に関し、特
に僻地での長期工事や緊急時等の際に住宅、倉庫等とし
て用いられるいわゆるフラードーム型の簡易建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、緊急時や僻地での長期工事等にお
いては,一時的に人が住んだり,倉庫や事務所等として
使用するため、短期日で建設(建築)が可能、しかもか
なり恒久性も有しているため、プレハブによる建物がよ
く利用されている。
【0003】また、この簡易的なプレハブ建物として、
大きなものでは、19.8m2 (6坪)位の広さを有
し、屋根及び周囲のうち3面を金属板とし、正面には入
口と窓とを付けた、多少複雑な構造の金属板としたスチ
ール家屋も販売されている。
【0004】次に、同じ目的でドーム型屋根をもった建
物もある。
【0005】以下、従来からあるこのドーム型屋根をも
った建物につき、本発明に関係の深いその支柱を中心
に、その一例を図6を参照しつつ説明する。
【0006】本図に示すように、この従来のドーム型屋
根をもった建物は、重量軽減とひずみ防止のためほぼ正
三角形に組まれた、例えば10cm角位の木材で骨組が
構成されている。図6において、31は、建物の大きさ
やドームを形成する多角形の寸法から定まる所定長さの
木材である。32は、出入口の扉である。33は、扉の
把手であある。34は、建物に入るときの石段である。
35は、柱が結合される接点である。
【0007】さらに、この柱の接点35は、必要な強度
を有する金属製の止め具で固定され、これによりしっか
りと骨組みを構成し、ひいてはドーム型の建物を強度面
から支えている。
【0008】そして、この骨組の梁を渡しルーフィング
で覆い、その上に互桟を配した後、瓦ぶきをしたり、ス
レート瓦、金属板平ぶき等を行なって屋根が作られてい
る。なお、このルーフィング等は、例えば「世界大百科
事典 30」平凡社1972年刊の453〜455ペー
ジ等に記載されている周知技術が適宜採用される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の技術では、建物の床面積が広くなればなる程、部品
点数も増加し、工事日数もかかる。
【0010】例えば前述のスチール製の家屋は、小さな
ものでは最少5m2 位のものからあるが、このような小
さなものでも建築に必要な部品としては最小限、屋根
(天井)、左右と背部の側壁3枚、正面出入口の窓と引
き戸2枚の付く正面壁、床の大小合わせて合計6種類の
部材を必要とし、更にその他、必ずしもスチール部品で
はないが、床石、床面等が必要となる。
【0011】また、ドーム型建物を木材で建築するため
には、ほぼ正三角形の壁面の要素を形づくる骨の材料
は、金属に比較して強度の劣る木材であるため、その太
さは最少でも約10cmあり、長さも3.6m以上が普
通である。その結果、重量も結構あり、運搬、取扱いに
も相当の労力が必要であり、また重いだけに建物の基礎
も正確に作る必要がある。更に、木材は結構高価であ
り、防湿、防火、耐蝕等の面から、保存にも手間がかか
る。といって、金属梁を採用すれば、簡易建物としては
適切でなくなる。
【0012】それらの結果、前述の建設物はいずれも、
短期に容易に建設するという要望を充たすには必ずしも
充分ではない。
【0013】このため、地震等の災害時や僻地等、人
手、各種設備が必ずしも充分とはいえないときでも、短
期間で容易に建設することが可能、しかも安価な簡易建
物が望まれていた。
【0014】本発明は、この要望を充たすことを目的と
してなされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、正五角形と正六角形等複数の種
類の正多角形(含む、中心部に向って多少皿型に凸出し
たりあるいは凹型となっていたりする立体的な概正多角
形)からなるフラードーム型の建築物を簡易建物として
提供するものとしている。
【0016】更に、簡易そして勿論安価、建造容易とす
るために、このドーム状建物の正多角形の壁面を地面、
床面に接する部分を除き、各正多角形につき互いに線対
称の2種類の直角三角形の、そして金属薄板製のパネル
にて構築する。従って、建物は原則として2種の正多角
形からなるため、その大きさの如何を問わず、主要部は
合計でも4種類の直角三角形のパネルにて構築するもの
としている。
【0017】また、簡易に建築しうるべく、各パネルの
接合、水密等に工夫をこらしたものとしている。
【0018】また、コストをおさえ、更にはあらかじめ
の見込み生産、備蓄的生産を一層容易ならしめるべく、
材料としては極力定尺物を用い、加工も単なるボルト締
めや曲げ加工程度で済むようにしている。
【0019】具体的には、以下のごとくしている。
【0020】請求項1記載の発明においては、フラード
ーム型の簡易建物であって、建物の壁面を構成する各正
多角形(含む、その中心部が各辺に対して多少、凹凸の
ある立体的な該各正多角形)毎に、その正多角形の(外
接円の)中心と、該中心より正多角形の1辺へ下した垂
線の交点と、該交点に近い正多角形の2つの頂点のうち
の一方の頂点とを3頂点とする互いに線対称の2種の直
角三角形状の、そして各正多角形の辺数だけの金属薄板
製の、かつ周辺部の金属薄板を建物の内側へ折りまげて
なるパネルを有し、上記各正多角形の(外接円の)中心
部位置にあり、前記正多角形の辺数の2倍の三角形の金
属製パネルの各頂点部を接合するのに使用される金属製
(薄)板からなる中心平板と、上記正多角形の3つの頂
点が集まる位置にあり、該3つの正多角形の各2種一組
合計6つの三角形の各斜辺と各底辺とを結ぶ合計6つの
頂点部を接合するのに使用される金属製(薄)板からな
る頂点平板と、前記各パネル、中心平板及び頂点平板を
相互に仮固定する仮固定具と、前記各パネル、中心平板
及び頂点平板を強固に固定する金属性固定具と、前記各
パネルの接合部(含む、中心平板及び頂点平板部)を水
密とする水密具とを有していることを特長としている。
【0021】上記構成により、フラードーム型の簡易建
物において、以下の作用がなされる。
【0022】正多角形の中心と、該中心より正多角形の
1辺へ下した垂線の交点と、該交点に近い正多角形の2
つの頂点のうちの一方の頂点とを3頂点とする互いに線
対称の2種の直角三角形状(前述の如く、多少の立体構
造を有していることもある、あるいは多い)の、そして
各正多角形の辺数だけの金属薄板製の、かつ周辺部を折
りまげてなるパネルにて、建物の壁面を構成する各正多
角形が形成される。
【0023】金属製板(多くの場合薄板)からなる(勿
論、ボルト、ナット等他の構成部材を有する場合もあ
る)中心平板は、上記各正多角形の中心部位置にあり、
前記正多角形の辺数の2倍の数の三角形の金属製パネル
の各頂点部を何等かの形式で機械的、水密的に接合する
のに使用される。
【0024】金属製(薄)板からなる頂点平板は、上記
正多角形(同一種類とは限らない)の3つの頂点が集ま
る位置にあり、該3つの正多角形の各2種一組合計6つ
の三角形の各斜辺と各底辺とを結ぶ合計6つの頂点部を
接合するのに使用される。
【0025】仮固定具は、建設にあたり、前記各パネ
ル、中心平板及び頂点平板を相互に仮固定する。
【0026】金属性固定具は、勿論必要に応じて、例え
ばナットの緩み止めとしてのゴム系接着剤等の非金属材
料をも併せ使用されることにより、前記各パネル、中心
平板及び頂点平板を機械的に強固に固定する。
【0027】仮固定具がその一部を兼ねる事もありうる
水密具(含む、粘着テープやパテやゴム系接着剤等の材
料的な物)は、雨漏り等しないように、前記各パネルの
接合部を水密とする。
【0028】そして、このフラードームの床面等は、台
形状のパネル板又は直角三角形パネルを組合せることに
より形成され、このため最低3種類のパネル構成でドー
ム型の簡易建物を得ることができる。
【0029】請求項2記載の発明においては、前記金属
性固定具は、固定する前記2つのパネルの周辺部の折り
曲げられた金属製薄板間に存在する、そして強度部材の
役をも担うL型、I型等の少くも1列の型鋼と、前記各
パネルの周辺部の折り曲げられた金属製薄板相互若しく
はこの金属製薄板と前記型鋼を使用しての固定あるいは
その他型鋼相互の固定、結合に使用される金属製のボル
ト、ナット、ビス、ピン等の締結具の少くも1種類(例
えば、ボルトとナットの組合せ、締結用の先割れ型のピ
ン)とを有し,前記仮固定具は、前記中心平板、前記頂
点平板、前記型鋼及び前記パネルの各周辺の接合部分を
仮固定しつつ防水をもなす両面粘着テープを有している
ことを特長としている。
【0030】上記構成により、以下の作用がなされる。
【0031】固定する前記2つのパネルの周辺部の折り
曲げられた金属製薄板間に存在する、そして金属製薄板
のパネルと併せての強度部材の役をも担うL型、I型等
の少くも1列の型鋼と、前記各パネルの周辺部の折り曲
げられた金属製薄板相互若しくはこの金属製薄板と前記
型鋼を使用しての固定に使用される金属製のボルト、ナ
ット、ビス、ピンの少くも1種類とが、金属性固定具の
役割を担う。
【0032】前記中心平板、前記頂点平板、前記型鋼及
び前記パネルの各周辺の接合部分を仮固定しつつ防水を
もなす両面粘着テープが、仮固定具の役割を担う。
【0033】請求項3記載の発明においては、前記パネ
ルの少なくも1は、その周辺の折り曲げ部から少くも1
0mm、好ましくは15mm、より好ましくは20mm
離れた位置に打抜き部(金属製薄板が存在しない部分と
いう意味であり、そのための工法は、金属挟みによる現
場切断等を含む)がある窓用パネルであり、該窓用パネ
ルは、上記打抜き部分に固定して設けられた外部光拡散
型採光材を有していることを特長としている。
【0034】上記構成により、以下の作用がなされる。
【0035】前記パネルの少なくも1は、その周辺の折
り曲げ部から、強度や取り付けスペースの都合上少くも
10mm、好ましくは15mm、より好ましくは20m
m離れた位置に打抜き部がある窓用パネルである。
【0036】該窓用パネルは、上記打抜き部分に両面粘
着性テープ等により固定して設けられた外部光拡散型採
光材を有している。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
もとづいて説明する。
【0038】以下、本発明の簡易建物そのものを詳細に
説明するに先立ち、いわゆるフラードームについて概略
説明する。
【0039】正五角形と正六角形とを組み合わせて球面
を形成しうることは図7に示すごとくサーカーボールや
炭素C60(フラーレン)等にて広く知られた事実である
が、この図形の性質を利用して、複数の種類の正多角形
を多数組み合わせてドーム状の野球場、サッカー場等の
建築物を建設することが行なわれている。そして、かか
るドーム状の建築物を、フラードームという。
【0040】なおこの場合、正多角形としては正五角形
と正六角形が一般的であり、更に強度的にはこれら正多
角形を分割してなる三角形の辺に相当する金属の梁が中
心となっている。また当然のことではあるが、実際の建
造は主に球面の上半部に相当する部分である。更に、床
面に接する部分は正多角形とはならず、台形や三角形の
組合せで形成されることが多い。
【0041】更にまた、この建物の壁面を構成する正多
角形は、完全な平面でなく、その中心部が建物の外面側
に凸出する態様での薄い皿型等立体的な構造を有する場
合も多々ある。
【0042】次に本論にもどって、本発明の実施例とし
てのフラードーム型建物について説明する。
【0043】まず、全体の概略を図1から図3に示す。
【0044】図1は、本発明の実施の形態としてのフラ
ードーム型建物の全体図である。本図に明瞭に示されて
いるが如く、この建物は、線対称の2種の直角三角形の
パネルが相隣りあってなる正多角形2種、図では正五角
形と正六角形、より構成されている。
【0045】図2は、これらの直角三角形のパネル板の
縁の曲げ加工をした部分を利用して、相隣り合った他の
パネルと接合している様子を示す図、すなわちパネル接
合部の断面図である。
【0046】図3は、これら直角三角形のパネルの先端
が、正多角形の中心で集っているのを示す平面図であ
る。
【0047】以下、これら図を順に参照しつつ、この実
施の形態としてのフラードーム型建物の特徴を説明す
る。
【0048】図1において、1はこの建物のドームを形
成する正五角形(の壁面)である。そして実際には、図
では判然としないが、建物内部から見て五角形の中心部
が多少建物の外部側へ凸出してなる立体構造を有してお
り、厳密には正五角形の皿に近い立体構造物である。2
は、同じく正六角形である。3は、正五角形の壁面を構
成する直角三角形のパネルである。4は、3と線対称の
直角三角形のパネルである。5は、正六角形を構成する
直角三角形のパネルである。6は、5と線対称形のパネ
ルである。そして勿論、正五角形も正六角形も相接する
辺の長さは同一である。
【0049】なお、正五角形及び正六角形を形成する直
角三角形のパネルの直角に対向する斜辺7は、正多角形
の相接する辺の部分たる底辺の2倍より長さく、またす
べての三角形は、線対称は別にして、五角形、六角形毎
に同一寸法なのは勿論である。
【0050】更に、上述のごとく立体構造を有するた
め、各正多角形の中心部は、各辺を通る平面に対して、
70〜50cm凸出するようにしている。そしてこれに
より、正多角面体のみならず、建物のドーム全体を球形
に近付けてその強度の増加を図っている。なおこのた
め、後述のパネル周辺の金属薄板の折り曲げ角度は、こ
れを考慮してなされている。
【0051】そして、8はこの建物の最下部の壁面の部
分であり、台形状のパネル若しくは台形を分割した直角
三角形のパネルで構成されている。9は、扉の取付け枠
である。10は、出入口の扉、ドアーである。11は、
扉の把手である。12は、地面へ投影した形状がほぼ円
形となる本建物の基礎の部分である。なお、9は例えば
軽量形鋼等で作られている扉の取付枠である。
【0052】図2は、上述の如く、各三角形のパネルの
縁部の他のパネルとの相隣り合った部分における接合部
の断面を示すものであるが、本図において、パネル5、
6の膜平面を構成する金属性薄板を、相隣接するパネル
との接合特に、水密と強度向上のため、周辺部51、6
1でプレスにより曲げ加工をしているのがわかる。
【0053】本図において、パネル5、6は、厚さ1m
m以下の金属の薄板定尺板を所定の寸法に切断し、上記
目的のため曲げや必要な孔あけ加工を施したものであ
る。13は、薄板定尺板のパネルを接合する際に、パネ
ルのみならず、フラードーム型の建物全体の強度の向上
及び良好なパネルの接合を目的として、この曲げ加工し
た薄板部間にサンドイッチ状にはさむ2本のL型アング
ルであり、本実施の形態では2列である。そして、これ
らは、その上部を防雨のため矢型接合棒(互棒)14で
覆うようにしている。
【0054】次に、建設にあたっては、金属の薄板の定
尺板パネルとL型アングルは、本図に示す如く、一旦そ
れぞれ厚めの両面粘着テープ15により仮接着され、し
かる後金属のビス16及びナット17により強固に固定
される。
【0055】なお、ここで、両面粘着テープを使用する
のは、水密、防雨の面から優れており、相対する面の仮
固定作業が楽になり、緊急時においても入手と取扱いが
容易なことによる。また、厚めのものを使用するのは、
各部のガタ、ズレ等を無理なく吸収しえること、特に
2、3枚を重ねて使用することによりこの機能を充分発
揮しえることによる。このため、0.1mm厚以上のも
のが好ましい。
【0056】更に、正多角形の中心部の凸出に応じての
パネル周辺部の金属製薄板の折り曲げ角度の如何により
生じる隙間、擦れの補償等の必要性に応じて、2枚の両
面粘着テープ間やその下半分に布等をかますようにして
もよい。
【0057】また、18は、例えば発泡スチロール、発
泡ウレタン等のパネルからなる断熱、保温、防音用材で
ある。そしてこれらは、軽量なだけに、両面テープや各
種接着剤にてパネルの金属製薄板の内面に取り付けられ
ている。またこの際、密度、強度とも小さいとはいえ、
2〜3cmはある比較的肉厚の発泡スチロール等が薄い
金属板を両面テープを介して拘束することとなるため、
雨等による金属板の振動、発音等を減少させることとも
なる。更に、防火壁としてこの断熱、保温、防音材の内
側に金属の薄板27を取り付けている。28は、その取
付用ビスである。
【0058】図3は、上述の如く、正六角形の中心部に
おけるその面を形成する12個の三角形のパネルの底辺
と斜辺からなる先端部が集っている様子を示すものであ
る。
【0059】本図において、5、6は直角三角形のパネ
ルである。19は、各三角形の先端部を固定し、併せて
防水のためにも使用する中心板である。これは、金属の
薄板の定尺板から打ち抜いた円板又は周囲に凹凸のある
多角形状の鋼板であり、多角形体の中心部を丸形の両面
粘着テープで覆った後、中心部に粘着させている。
【0060】更に、必要に応じて、本図に示すようにビ
スでパネルやその間にある型鋼と機械的に強固に結合さ
れたりする。
【0061】この構造により、正多角形の中心部だけで
なくすべての矢型接合棒14の端部が覆われることにな
る。なおこれは、正五角形体の中心部や、合計3つの正
多角形が接合する部分においても同様である。
【0062】次に、本建物の構造材料について説明す
る。
【0063】上述のごとく、本実施の形態の建物は、正
五角形と正六角形の組合せによるドーム型である。そし
て、正五角形及び正六角形ともその各頂点とその中心と
を結んでできる二等辺三角形をさらに線対称の2種類の
直角三角形に分割し、この直角三角形をドームの大きさ
に従ってユニット化して組立て、ドームの基本的な形状
を作成している。
【0064】ところでこの際、ドーム形状の先端部は五
角形でも六角形のいずれでも良いが、言うまでもなくそ
の辺の長さはすべて同一寸法であり、更にコストに直結
する材料取りの面から、金属の薄板定尺板を用いるもの
としている。例えば、鋼板の薄板定尺板は幅や長さで表
示すると、762mm×1524mm、762mm×1
829mm、762mm×2134mm、762mm×
2438mm、1829mm×3658mm等11段階
あり、厚さは0.35mm以上1mmまでは0.05m
mごとに14段階あるが、所定形状の直角三角形のパネ
ルを作るに際しては、これらの幅、長さ、厚さのなかか
ら最適な寸法を有する鋼板を選択し、最もロスの少なく
なるような材料取りをする。
【0065】なお、定尺板を用いるため、緊急時にそな
えてあらかじめユニット化しておくことが容易となる。
【0066】更にまた、パネルのもととなる多角形が正
五角形、正六角形であるため、線対称の三角形各1枚か
らなる2枚一組のパネルからなる四角形(なお、パネル
の裏表は逆となるが実用状問題はない)は、形状が図8
に示す様にほぼ薄板定尺板に近くなり、あるいはその整
数分の1等に近くなり、このため切出しに際して材料の
ロスが少ない。すなわち、正六角形ならば図8に示すよ
うに辺の比は、約1対1.7であり、正五角形ならば約
1対1.4である。一方、例えば前述の巾762mmの
薄板の長さは、大凡その2、2.5、3、3.2倍であ
る。このため、辺の長さの等しい正六角形と正五角形用
のパネルを適宜組み合わせて無駄なく切りとれる。
【0067】更に、搬送するトラックの荷台にも近い平
面形状であるだけでなく、管、電線等は柔軟なだけにパ
ネルに合わせて組み込めるため輸送も無理が生じない。
【0068】さて、実際に作成したドーム状建物の床面
積は約25m2 であったが、上述の薄板の定尺板の寸法
から考えた場合には、床面積は16.5m2 から最大2
50m2 位までは無理なく製作(建設)することが可能
である。そして、これだけの範囲の広さの建物ならば、
内部に柱がないこともありユニット化された仮設住宅や
仮倉庫等としては充分である。また、単なる雨、風、霜
等を凌げるのは勿論、台風時等における雨、風に対して
も充分な強度を有している。
【0069】次に、この建築物の採光について説明す
る。
【0070】図4は、いわゆる窓ガラスに相当するもの
の図である。本図の(a)は、本建物のドームを形成す
るパネルの一部に窓を作り、この窓にいわゆる窓ガラス
の役目を担わすべく取りつける所定厚さの概凹レンズ状
物の断面図である。(b)は、この概凹レンズ状物を基
に製造された概平板状の透明プラスチック製採光用窓板
の断面図である。
【0071】図5は、いわゆる窓のあるパネルである。
本図において、(a)は、スリガラスをはめ込んだ状態
である。(b)は、図4の(b)に示す採光用窓板をは
め込んだ状態である。
【0072】以下、両図を参照しつつ、この窓部を詳細
を説明する。
【0073】図4の(a)は、ほぼ凹レンズの断面その
ものである。(b)は、概凹レンズ体の断面である。こ
れは、(a)に示す凹レンズの曲面の中心を基準にして
レンズ面を光軸に対し、外周になるに従い順次角度が強
くなった小径の円20や同心円状の帯21〜23に細分
化し、その細分化物20〜23のレンズ面を薄い透明プ
ラスッチクの平板にプレスで転写したものであり、いわ
ば平板状の凹レンズ、フレネルレンズである。
【0074】すなわち、(a)の凹レンズ状そのままで
は厚さ等の面から直角三角形のフレームに取りつけるの
には厚すぎて不便であるため、(b)に示すように凹面
の外周を同心円で複数等分したものの平滑面側を切断除
去して最大厚さをtとしたものである。すなわち、採光
という面からは所定の厚さtの平板状の凹のフレネルレ
ンズとしたものである。
【0075】なお、実際の製造にあたっては、金型で転
写、プレスすることにより、容易にこの概球面型の凹の
フレネルレンズが得られる。なおまた、これらはあくま
でも採光のために使用するものであるため、光学機器と
異なり、ほぼ凹レンズ状であればよいのは勿論である。
【0076】図5の(a)は、不透明なガラスをパネル
の三角形状の窓に取り付けた状態を示す図である。また
(b)は、台形状に打ち抜かれた部分に図4の(b)に
示す概平板状の凹レンズをアクリル板26で製造した後
台形に打ち抜いた物をパネルの凹レンズの中心部25が
三角形の中心にほぼ一致するようにして取り付けた状態
を示す図である。なおここで、採光に基本的には凹レン
ズを使用しているのは、凹レンズは入射する太陽光をほ
ぼそのまま通過させるだけでなく、この透過した光線を
室内へ拡散させるため室内全域を明るくすること、ま
た、外から中を見ることは(事実上)できないことによ
る。また、三角形の中心に取り付けるのは、固定代を確
保するためである。
【0077】この取付けも、パネルの打ち抜き部より2
0mm程度はみ出す程度の大きさに凹レンズ状の板やガ
ラスを切断し、あるいは打ち抜いた後、両面粘着テープ
を使用して打ち抜き部の周囲の20mm程度の金属薄板
部に凹レンズ状の板等のはみ出し部を重ねて仮固定し、
さらに別途の固定枠をパネルの打ち抜き部の補強を兼ね
てビス・ナットにて固定し、この際併せて凹レンズ状の
板等を強固に固定することによりなされる。なおここ
で、20mm程度としたのは、充分な機械強度、接着強
度と水密の確保のためであり、実用上は15mm、最低
10mmあればよい。
【0078】なお、図5では三角形状に打ち抜いた所に
不透明のガラス板を、また台形状の所に平板状の凹レン
ズを取付けるようにしたがこの逆の組合せでも良く、更
には四角や丸型の窓としてもよいのは勿論である。ま
た、不透明のガラスとしては、採光さえあればあとは内
部が見えなければよいため、スリガラス、模様入りガラ
ス、カラーガラス等は勿論のこと、建物が本当に短期間
しか使用されない場合には、ビニールシート等でも良い
のは勿論である。
【0079】以上、本発明をその実施の形態に基づいて
説明してきたが、本発明は何もこれに限定されないのは
勿論である。すなわち、例えば以下のようにしもよい。
【0080】(1)実施の形態では、建物の建築に溶接
を採用していないが、条件等により適宜採用している。 (2)正多角形を3種以上使用している。あるいは、他
の正多角形の組合せとしている。 (3)建物の床、地面に接する部分の壁面は、情況によ
り切断、床下内方への折り曲げ等なしうるようにしてい
る。 (4)カラー金属薄板を使用して建物を視認し易くして
いる。 (5)住居、倉庫、医療所等建物の用途に応じた色彩を
施して、緊急時に於ける避難民や便宜や空からの視認の
容易を図っている。 (6)防水に、三角形のパネルの接合部の上面に片面粘
着型のテープを貼り付ける等、他の手段をも併用してい
る。 (7)生活用水の排出、電力の採り入れ等のため、適宜
パネルに孔をあけている。 (8)建物の強度に対する要求が低い場合には、パネル
接合部の型鋼は1列としている。 (9)建物の部材の仮固定、水密、更には強固な固定の
補助として、針金や各種の接着剤例えばアラルダイト等
を併用している。 (10)発泡スチロール等の防火部材、外装材としてア
ルミ箔を使用している。 (11)必ずしも安価ではないが、建物の用途によって
は強固な固定、特に型鋼の接続に炭素繊維を用いてい
る。 (12)電線、排水管、床との取り合い等の都合で、パ
ネルの一部に孔をあけたり、一部パネルの一部周辺を外
部に折り曲げたりしている。
【0081】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、2種の正多面の組合せによりいわゆるフラードーム
型の簡易建物を建設するにあたり、2種類の直角三角形
のパネル板を組み合せて構成するようにしている。この
ため、ドームを形成する正多角形の寸法に応じてこのパ
ネルを製造すれば良いため、建物の大きさに比較的柔軟
に対応することが可能となる。
【0082】この際、パネルの周辺の金属製薄板の折り
曲げ量(折り曲げ高さあるいは深さ)や型鋼の列の数を
変化させて、コストに留意しつつ必要な強度を得るのが
容易となる。
【0083】また、金属製薄板の板厚を増減することに
ても対応可能である。
【0084】また、直角三角形のパネル板は薄板定尺板
であるため、見込生産も可能となる。
【0085】また、2枚一組のパネルからなる四角形の
寸法は、薄板定尺板に近い、あるいはその整数分の1に
近いことが多いため、材料採りも有利となる。
【0086】また、建設にあたっては、直角三角形のパ
ネルの組立を、両面粘着テープによる仮固定、ビス・ナ
ットによる本固定としているため工期が少くてすむだけ
でなく、上述の効果の発揮に役立つ。
【0087】また、溶接等は本来的には不必要であり、
簡易な工具、材料しか使用しないため、建設も容易であ
る。
【0088】また、両面粘着テープによる金属部材の誤
差、ガタ、各種補償もなしうるため、設備、人ともに不
充分な条件でも製作、建設が容易である。
【0089】さらに、以上より、キットとしての使用、
再使用にも便利である。
【0090】また、内部に柱がないため、容積効率も優
れる。
【0091】また、実質的な凹レンズを採光に採用する
ため室内全域が明るく、この一方外部からの覗見は事実
上なしえない。ひいては、仮設住宅として優れている。
【0092】また、直角三角形のパネルの背面に軽量な
わりに振動防止等の面からは剛な発泡スチロール、発泡
ウレタン等を貼付けることにより、簡易に断熱、防音等
を施すことも可能である。ひいては、これまた仮設住宅
として優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】線対称の直角三角形の相隣り合った2枚一組の
パネルを組合せてなる正多角形を2種組合せてなる本発
明の実施の形態のフラードーム型建物の全体図である。
【図2】上記実施の形態での、相隣り合ったパネルの周
辺部の薄板を曲げ加工をして他のパネルと接合する部分
の断面の図である。
【図3】同じく、正六角形を形成する建物壁面のパネル
の中心部の正投象平面図である。
【図4】同じく、建物の採光用窓の窓ガラスに相当する
部材の図である。本図の(a)は、凹レンズ状の部材の
断面図である。(b)は、概平板状とした凹のフレネル
レンズ状の部材の断面図である。
【図5】同じく、採光部を示した図である。本図の
(a)は、不透明なガラスを三角形状にしてパネルに取
りつけた状態を示す。(b)は、形状が台形のパネルに
図4の(b)に示す概平板状の凹レンズ状の部材を取付
けた様子を示す。
【図6】従来技術のドーム型簡易建物の骨組みを中心と
した図である。
【図7】複数の種類の正多角形を幾つか組み合わせて球
をつくる一例、すなわちフラードームの原理、の図であ
る。
【図8】同じく、パネル製造の際の材料取りを示す図で
ある。
【符合の説明】
1 フラードームの壁面の正五角形 2 フラードームの壁面の正六角形 3 上記正五角形を構成する直角三角形のパネル 4 上記3の線対称のパネル 5 上記正六角形を構成する直角三角形のパネル 6 上記5の線対称のパネル 7 直角三角形のパネルの斜辺 8 床、地面に接触する部分の壁面 9 扉の取付枠 10 出入口の扉 11 扉の把手 12 建物の基礎部分 13 L型アングル 14 矢型接合棒 15 両面粘着テープ 16 ビス 17 ナット 18 断熱、保温、防音用材 19 パネルの接合用の金属薄板製の中心板 20 細分化した凹レンズからなる面 21 細分化した凹レンズからなる面 22 細分化した凹レンズからなる面 23 細分化した凹レンズからなる面 24 不透明なガラス 25 凹のフレネルレンズ状物の中央部 26 凹のフレネルレンズ状物としてのアクリル板 27 防音用等のパネルを覆う金属の薄板 28 金属の薄板取付け用ビス 31 木材 32 出入口扉 33 把手 34 石段 35 極の接点(結合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/343 E04B 1/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラードーム型の簡易建物であって、 建物の壁面を構成する各正多角形毎に、その正多角形の
    中心と、該中心より正多角形の1辺へ下した垂線の交点
    と、該交点に近い正多角形の2つの頂点のうちの一方の
    頂点とを3頂点とする互いに線対称の2種の直角三角形
    状の、そして各正多角形の辺数だけの金属薄板製の、か
    つ周辺部を折りまげてなるパネルを有し、 上記各正多角形の中心部位置にあり、前記正多角形の辺
    数の2倍の三角形の金属製パネルの各頂点部を接合する
    のに使用される金属製板からなる中心平板と、 上記正多角形の3つの頂点が集まる位置にあり、該3つ
    の正多角形の各2種一組合計6つの三角形の各斜辺と各
    底辺とを結ぶ合計6つの頂点部を接合するのに使用され
    る金属製板からなる頂点平板と、 前記各パネル、中心平板及び頂点平板を相互に仮固定す
    る仮固定具と、 前記各パネル、中心平板及び頂点平板を強固に固定する
    金属性固定具と、 前記各パネルの接合部を水密とする水密具とを有してい
    ることを特長とするフラードーム型簡易建物。
  2. 【請求項2】 前記金属性固定具は、 固定する前記2つのパネルの周辺部の折り曲げられた金
    属製薄板間に存在する、そして強度部材の役をも担うL
    型、I型等の少くも1列の型鋼と、 前記各パネルの周辺部の折り曲げられた金属製薄板相互
    若しくはこの金属製薄板と前記型鋼を使用しての固定に
    使用される金属製のボルト、ナット、ビス、ピン等の締
    結具の少くも1種類とを有し,前記仮固定具は、 前記中心平板、前記頂点平板、前記型鋼及び前記パネル
    の各周辺の接合部分を仮固定しつつ防水をもなす両面粘
    着テープを有していることを特長とする請求項1記載の
    フラードーム型簡易建物。
  3. 【請求項3】 前記パネルの少なくも1は、 その周辺の折り曲げ部から少くも10mm離れた位置に
    打抜き部がある窓用パネルであり、 該窓用パネルは、 上記打抜き部分に固定して設けられた外部光拡散型採光
    材を有していることを特長とする請求項1若しくは請求
    項2記載のフラードーム型簡易建物。
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