JP3431379B2 - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JP3431379B2
JP3431379B2 JP32624995A JP32624995A JP3431379B2 JP 3431379 B2 JP3431379 B2 JP 3431379B2 JP 32624995 A JP32624995 A JP 32624995A JP 32624995 A JP32624995 A JP 32624995A JP 3431379 B2 JP3431379 B2 JP 3431379B2
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    • HELECTRICITY
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
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    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/30Combinations of separate antenna units operating in different wavebands and connected to a common feeder system

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摺動自在に筺体に
設けられるアンテナに関するものであり、特に、携帯電
話機に適用されて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のアンテナの概要を図5
示す。図5(A)に示すタイプAのアンテナは、特開平
6−216630号公報に記載されているように、エレ
メント導体103の上部に絶縁部106が設けられたア
ンテナエレメントと、ヘリカルエレメント104とから
なる。アンテナエレメントは、ヘリカルエレメント10
4内を摺動して筺体100内に収納することができ、収
納したアンテナエレメントを筺体100から伸張するこ
とができる。また、ヘリカルエレメント104は筺体1
00の上部突出部内に固定して設けられている。
【0003】このようなアンテナのアンテナエレメント
を摺動させて伸張させた状態を図5(A)の(a)に示
す。この場合は、筺体100内の信号源102よりの信
号は整合回路(MC)101を介して、給電部105に
供給される。そして、給電部105はエレメント導体1
03の下端およびヘリカルエレメント104の下端に電
気的に接続されて、エレメント導体103およびヘリカ
ルエレメント104が動作状態とされる。
【0004】また、アンテナエレメントを摺動させて筺
体100内に収納した状態を同図(b)に示す。この場
合、筺体100内の信号源102よりの信号は、整合回
路(MC)101を介して給電部105に供給される
が、給電部105はヘリカルエレメント104の下端だ
けに電気的に接続されて、ヘリカルエレメント104の
みが動作状態とされる。この場合、アンテナエレメント
がヘリカルエレメント104に影響を与えないように、
アンテナエレメントの上部に形成された絶縁部106が
ヘリカルエレメント104内に位置するようにされてい
る。
【0005】また、上記したアンテナとは異なる構成の
従来のタイプBのアンテナの概要を図5(B)に示す。
このアンテナは、特開平2−271701号公報に記載
されているように、コイル状のエレメント導体103の
上部および下部に絶縁部106が設けられたアンテナエ
レメントと、ヘリカルエレメント104とからなる。ア
ンテナエレメントは、ヘリカルエレメント104内を摺
動して筺体100内に収納することができ、収納したア
ンテナエレメントを筺体100から伸張することができ
る。また、ヘリカルエレメント104は筺体の上部突出
部内に固定して設けられている。
【0006】このようなアンテナのアンテナエレメント
を摺動させて伸張させた状態を図5(B)の(a)に示
す。この場合は、筺体100内の信号源102よりの信
号は整合回路(MC)101を介して、給電部105に
供給される。そして、給電部105はヘリカルエレメン
ト104の下端に電気的に接続されて、ヘリカルエレメ
ント104が励振される。このヘリカルエレメント10
4とコイル状のエレメント導体103とは誘電結合され
ているため、ヘリカルエレメント104が励振されるこ
とにより、誘電結合されたエレメント導体103も励振
されるようになる。したがって、アンテナエレメントお
よびヘリカルエレメント104とが動作状態とされる。
なお、この時アンテナエレメントの下部に形成された絶
縁部106がヘリカルエレメント104内に位置するよ
うにされている。
【0007】また、アンテナエレメントを摺動させて筺
体100内に収納した状態を同図(b)に示す。この場
合、筺体100内の信号源102よりの信号は、整合回
路(MC)101を介して給電部105に供給され、給
電部105に接続されたヘリカルエレメント104が動
作状態とされる。この時、コイル状のエレメント導体1
03は筺体100内に収納されて非動作状態とされる。
この場合、アンテナエレメントがヘリカルエレメント1
04に影響を与えないように、アンテナエレメントの上
部に形成された絶縁部106がヘリカルエレメント10
4内に位置するようにされている。
【0008】次に、アンテナの動作について説明する
と、上記した従来のタイプAのアンテナにおいて、アン
テナエレメントが伸張された場合は、エレメント導体1
03とヘリカルエレメント104とが並列に接続され
る。この時、ヘリカルエレメント104はエレメント導
体103の等価的太さを増す作用を奏し、結果的にエレ
メント導体103の単体より周波数対インピーダンス特
性が広帯域を示すようになる。この時の、周波数対電圧
定在波比(VSWR)の特性を図3(a)にタイプAと
して示すが、ヘリカルエレメント104とエレメント導
体103の共振周波数を同じに設定しているため、単共
振特性となる。また、従来のタイプAのアンテナにおい
て、アンテナエレメントが収納された場合は、ヘリカル
エレメント104のみが動作するようになり、L−C直
列共振アンテナとなる。従って、この時の周波数対VS
WRの特性は図3(b)にタイプA,Bとして示すよう
に単共振特性となる。
【0009】上記した従来のタイプBのアンテナにおい
て、アンテナエレメントが伸張された場合は、ヘリカル
エレメント104が給電部に接続される。この時、ヘリ
カルエレメント104は無給電素子であるエレメント導
体103に誘電結合して、高周波的に励振をエレメント
導体103に与えている。この時の、周波数対電圧定在
波比(VSWR)の特性を図3(a)にタイプBとして
示すが、ヘリカルエレメント104とエレメント導体1
03の共振周波数を同じに設定しているため、単共振特
性となる。また、従来のタイプBのアンテナにおいて、
アンテナエレメントが収納された場合は、ヘリカルエレ
メント104のみが動作するようになり、L−C直列共
振アンテナとなる。従って、この時の周波数対VSWR
の特性は図3(b)にタイプA,Bとして示すように単
共振特性となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
においては、図3に示す周波数軸に示されているよう
に、移動局の送信帯と移動局の受信帯とがそれぞれ異な
る周波数帯に割り当てられている。したがって、携帯電
話機のアンテナはこの送信帯と受信帯とをカバーする特
性とする必要がある。しかしながら、図3に示すように
従来のタイプAおよびタイプBのアンテナは、伸張時お
よび収納時において共に単共振特性を示すため、送信帯
と受信帯とをカバーする好適な特性が得られていないと
いう問題点があった。
【0011】そこで、本発明は、伸張時および収納時に
おいて、それぞれ異なる周波数帯に割り当てられた送信
帯と受信帯とをカバーすることのできるアンテナを提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアンテナは、エレメント導体の上部に絶縁
部を介して上部導体部を備えるアンテナエレメントと、
ヘリカルエレメントを備えるアンテナであって、上記ア
ンテナエレメントは、上記ヘリカルアンテナ内を摺動す
ることにより伸縮自在とされており、上記アンテナエレ
メントが伸張された状態において、該アンテナエレメン
トの下端が給電部とされ、上記アンテナエレメントが収
納された状態において、上記ヘリカルエレメントの上端
と上記上部導体部の上端とが接続されると共に、上記上
部導体部の下端が給電部とされるようにしたものであ
る。
【0013】また、上記アンテナにおいて、筺体内回路
に接続されるホルダー導体内を上記アンテナエレメント
が摺動自在とされ、上記アンテナエレメントが伸張され
た状態において、該アンテナエレメントの下端と上記ホ
ルダー導体とが接続され、上記アンテナエレメントが収
納された状態において、上記上部導体部の下部と上記ホ
ルダー導体とが接続されるものであり、さらに、アンテ
ナエレメントの伸張時および収納時において、上記アン
テナエレメントと上記ヘリカルエレメントとが2共振ア
ンテナとして動作するようにしたものである。
【0014】このような本発明のアンテナによれば、ア
ンテナエレメントとヘリカルエレメントとからなるアン
テナが2共振動作するようになるため、伸張時および収
納時において、それぞれ異なる周波数帯に割り当てられ
た送信帯と受信帯とをカバーできるアンテナの特性を得
ることができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のアンテナの実施の形態の
概要の構成を図1に示す。図1に示す本発明のアンテナ
の実施の形態において、アンテナは、エレメント導体3
の上部に絶縁部8を介して形成された上部導体部6を有
するアンテナエレメントと、ヘリカルエレメント4とか
ら構成されている。このアンテナにおいて、アンテナエ
レメントは、ヘリカルエレメント4内を摺動するように
されて筺体10内から出没自在とされ、アンテナエレメ
ントを筺体10内に収納した状態を図1(b)に示し、
アンテナエレメントを筺体10から伸張した状態を図1
(a)に示す。なお、ヘリカルエレメント4は筺体10
の上部突出部内に固定して設けられている。
【0016】このようなアンテナのアンテナエレメント
を伸張した場合は、筺体10内の信号源2よりの信号は
整合回路(MC)1を介して、給電部5に供給される。
そして、給電部5はエレメント導体3の下端に電気的に
接続されて、エレメント導体3が動作状態とされる。こ
の時、ヘリカルエレメント4はどこにも接続されない無
給電素子とされるが、ヘリカルエレメント4はエレメン
ト導体3に流れる高周波電流により高周波的に励振され
るようになる。
【0017】また、アンテナエレメントを同図(b)に
示すように筺体10内に収納した状態において、筺体1
0内の信号源2よりの信号は、整合回路(MC)1を介
して給電部5に供給されるが、給電部5はアンテナエレ
メントの上部の上部導体部6の下端に電気的に接続され
るようになる。また、ヘリカルエレメント4の上端が、
上部導体部6の上端に接続点7において電気的に接続さ
れるようになる。したがって、ヘリカルエレメント4は
上部導体部6を介して駆動されるようになる。この場
合、エレメント導体3は絶縁部8により上部導体部6と
絶縁されて非動作状態とされる。
【0018】次に、本発明のアンテナの動作について説
明すると、アンテナエレメントが伸張された場合は、エ
レメント導体3が給電部5に接続されてエレメント導体
3が励振される。この時、ヘリカルエレメント4がエレ
メント導体3に流れる高周波電流により高周波的に励振
される寄生エレメントして作用するが、例えばヘリカル
エレメント4の共振周波数が移動局受信帯の中心周波数
に設定され、エレメント導体3の共振周波数が移動局送
信帯の中心周波数に設定されているため、周波数対イン
ピーダンス特性において2共振特性が得られるようにな
る。すなわち、伸張時のアンテナの周波数対電圧定在波
比(VSWR)の特性は、図3(a)に本発明として示
すように、割り当てられた移動局送信帯と移動局受信帯
をカバーする2共振特性となる。
【0019】また、本発明のアンテナにおいて、アンテ
ナエレメントが収納された場合は、上部導体部6が給電
部5に接続され、上部導体部6の上端がヘリカルエレメ
ント4に接続されるので、上部導体部6とヘリカルエレ
メント4との重なり部分に分布容量が発生する。このた
め、L−C並列共振回路が構成され、上部導体部6の有
する固有共振周波数とは異なる別の共振周波数が得られ
るようになる。これにより、2共振特性が得られるよう
になる。すなわち、収納時のアンテナの周波数対VSW
Rの特性は、図3(b)に本発明として示すように、こ
の場合も割り当てられた移動局送信帯と移動局受信帯を
カバーする2共振特性となる。
【0020】上記したように、本発明のアンテナはエレ
メント導体3とヘリカルエレメント4との共振周波数を
異ならせるようにして、伸張時および収納時において、
移動局送信帯と移動局受信帯をカバーする2共振動作を
行わせるものであり、その詳細な構成の一例を図2に示
す。図2(a)はアンテナエレメントを筺体10から伸
張した状態を示す図であり、同図(b)はアンテナエレ
メントを筺体10内に収納した状態を示す図である。図
2に示すアンテナエレメントは、先端に絶縁性のアンテ
ナトップ13が形成されており、このアンテナトップ1
3から下方に延伸する延伸部の下部外周に上部導体部6
が嵌挿されている。この上部導体部6の下端からアンテ
ナトップ13の延伸部の下端が突出されており、この突
出された延伸部とエレメント導体3の上端とが成型によ
り一体化されている。
【0021】このエレメント導体3の外周には絶縁チュ
ーブ9が嵌挿されており、エレメント導体3の下端には
絶縁チューブ9の上からストッパー導体11が嵌入され
て、エレメント導体3とストッパー導体11とが電気的
に接続されている。このようなアンテナエレメントは筺
体10の外部突出部内に収納されているヘリカルエレメ
ント4内を挿通して、筺体10に固着されたホルダー導
体12に摺動自在に挿通されている。このホルダー導体
12は整合回路1と電気的に接続されており、整合回路
1は信号源2に接続されている。この信号源2は、アン
テナが送信する場合は、筺体10内に設けられた送信部
のファイナル段が信号源2に相当し、アンテナが受信す
る場合は、信号源2は筺体10内に設けられた受信部に
供給される受信信号に相当する。
【0022】そして、図2(a)に示すようにアンテナ
エレメントが伸張されると、エレメント導体3の下端に
嵌入されているストッパー導体11がホルダー導体12
に嵌挿されて電気的に接続されることにより、整合回路
1を介して接続された信号源2はホルダー導体12、ス
トッパー導体11を介してエレメント導体3に接続され
る。この時、エレメント導体3に流れる高周波電流によ
り、どこにも接続されていない無給電素子とされたヘリ
カルエレメント4はエレメント導体3とは高周波的に結
合されて、ヘリカルエレメント4は寄生エレメントとし
て動作する。なお、上部導体部6は絶縁部8の作用によ
りアンテナとしては機能しない。
【0023】また、同図(b)に示すようにアンテナエ
レメントを筺体10内に収納すると、アンテナトップ1
3が筺体10の外部突出部に衝合し、上部導体部6がヘ
リカルエレメント4内に挿通され、その下部がホルダー
導体12に嵌挿されて電気的に接続されるようになる。
したがって、整合回路1を介して接続された信号源2は
ホルダー導体12を介して上部導体部6の下部に接続さ
れる。また、この時上部導体部6の上端はヘリカルエレ
メント4の上端に接続され、上部導体部6およびヘリカ
ルエレメント4に高周波電流が流れるようになる。な
お、エレメント導体3は絶縁部8の作用により非動作状
態となる。そして、上部導体部6およびヘリカルエレメ
ント4の重なり部分がL−C並列共振回路を構成するこ
とになる。
【0024】次に、本発明のアンテナの詳細な構成の他
の例を図4に示す。この図に示すアンテナは、図2に示
すアンテナの構成と比較して筺体10と一体化されてお
らず独立に構成されている点で相違している。そして、
アンテナの動作については前記図2に示すアンテナと同
一であるのでその詳細な説明は省略し、上記相違点につ
いて説明するものとする。
【0025】図4はアンテナエレメントを伸張した状態
を示しており、絶縁チューブ9内に挿入配置されている
エレメント導体3の下端に電気的に接続されているスト
ッパ11がホルダー導体12の下端に衝合している。こ
の時は、ホルダー導体12とエレメント導体3とが接続
されて、エレメント導体3は筺体10に内蔵されている
整合回路1等に接続される。そして、エレメント導体3
に流れる高周波電流により、エレメント導体3と高周波
的に結合される無給電素子とされたヘリカルエレメント
4は、樹脂等で形成されたヘリカルエレメントカバー1
4内に配置されている。このヘリカルエレメントカバー
14はホルダー導体12の上部に固着されている。この
ように構成されたアンテナを筺体10に取り付ける場合
には、ホルダー導体12の下部に形成されている取付ネ
ジ部12−1を利用して筺体10に取り付けるようにす
ればよい。
【0026】なお、上記した本発明アンテナにおいて、
エレメント導体3は弾性を有する材料で形成されている
ので、絶縁チューブ9が被覆されたエレメント導体3は
フレキシビリティを有しており、伸張されたアンテナエ
レメントが障害物等に衝突してもアンテナエレメントの
折損を防止することができる。また、伸張時と収納時に
おいて、アンテナの動作モードは約1/4波長から約1
/2波長の任意な寸法とすることができる。この場合、
1/4波長に近い条件では整合回路1を省略することが
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明のアンテナは以上のようにエレメ
ント導体の共振周波数と、ヘリカルエレメントの共振周
波数が異なるように構成されているので、ヘリカルエレ
メントが無給電素子とされる場合は寄生エレメントとし
て作用して2共振動作となり、、ヘリカルエレメントに
給電される場合は、上部導体部およびヘリカルエレメン
トの重なり部分がL−C並列共振回路を形成して2共振
動作となる。このため、本発明のアンテナは伸張時およ
び収納時において、移動局送信帯と移動局受信帯をカバ
ーすることのできる2共振アンテナとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナの実施の形態の構成の概要を
示す図である。
【図2】本発明のアンテナの実施の形態の詳細な構成の
一例を示す図である。
【図3】本発明のアンテナと従来のアンテナの周波数対
VSWRの特性を示す図である。
【図4】本発明のアンテナの実施の形態の他の詳細な構
成の例を示す図である。
【図5】従来のアンテナの構成の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 整合回路 2 信号源 3 エレメント導体 4 ヘリカルエレメント 5 給電部 6 上部導体部 7 接続点 8 絶縁部 9 絶縁チューブ 10 筺体 11 ストッパー導体 12 ホルダー導体 12−1 取付ネジ部 13 アンテナトップ 14 ヘリカルエレメントカバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 1/10 H01Q 1/27 H01Q 1/36 H01Q 11/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレメント導体の上部に絶縁部を介し
    て上部導体部を備えるアンテナエレメントと、ヘリカル
    エレメントを備えるアンテナであって、 上記アンテナエレメントは、上記ヘリカルアンテナ内を
    摺動することにより伸縮自在とされており、上記アンテ
    ナエレメントが伸張された状態において、該アンテナエ
    レメントの下端が給電部とされ、上記アンテナエレメン
    トが収納された状態において、上記ヘリカルエレメント
    の上端と上記上部導体部の上端とが接続されると共に、
    上記上部導体部の下端が給電部とされることを特徴とす
    るアンテナ。
  2. 【請求項2】 筺体内回路に接続されるホルダー導体
    内を上記アンテナエレメントが摺動自在とされ、上記ア
    ンテナエレメントが伸張された状態において、該アンテ
    ナエレメントの下端と上記ホルダー導体とが接続され、
    上記アンテナエレメントが収納された状態において、上
    記上部導体部の下部と上記ホルダー導体とが接続される
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 アンテナエレメントの伸張時および収
    納時において、上記アンテナエレメントと上記ヘリカル
    エレメントとが2共振アンテナとして動作することを特
    徴とする請求項1あるいは2記載のアンテナ。
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