JP3430624B2 - 導電接続器 - Google Patents

導電接続器

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JP3430624B2
JP3430624B2 JP08846894A JP8846894A JP3430624B2 JP 3430624 B2 JP3430624 B2 JP 3430624B2 JP 08846894 A JP08846894 A JP 08846894A JP 8846894 A JP8846894 A JP 8846894A JP 3430624 B2 JP3430624 B2 JP 3430624B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電力機器の主導電路の
接続部分で一方の導体に装着して他方の導体と着脱自在
または摺動自在に接続する導電接続器とくにその接触子
片の振動の抑制に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば、特願平4−29571
4号特許願に添付した明細書で開示したガス絶縁開閉装
置の断路器の部分を示す断面図であり、図において、1
は断路器を内蔵し、絶縁ガスを満たした金属容器、2は
金属容器1の開口部に取り付けた絶縁スペーサ、3は絶
縁スペーサ2で絶縁支持した中心導体、4は中心導体3
に固定した固定側支持金具、5は固定側支持金具4と対
向する可動側支持金具、6は可動側支持金具5に案内さ
れて上下方向に移動する可動接触子、7は可動接触子6
を上下方向に移動させる操作ロッド、8は固定側支持金
具4に装着して可動接触子6と摺動自在に接続する導電
接続器、9は可動側支持金具5に装着して可動接触子6
と摺動自在に接続する導電接続器、13は隣接する電力
機器の中心導体、20は中心導体3に装着して中心導体
13と着脱自在に接続する導電接続器である。このガス
絶縁開閉装置の図示の範囲内には3つの導電接続器8,
9,20があるが、いずれの導電接続器8,9,20も
ほぼ同じ構成であるので、断路器の中心導体3に装着し
て隣接する電力機器の中心導体13と着脱自在に接続す
る導電接続器20について説明する。
【0003】図11は図10のガス絶縁開閉装置に用い
られている導電接続器を詳細に示す斜視図、図12はそ
の導電接続器の取り付け状態を示す断面図である。図1
1,図12において、21,22はいずれも円板の周辺
部に所定のピッチで切欠部を有するガイド板で前者には
中心導体3の端面に固定するための取り付け穴を設けて
いる。23は細長い板状をなす接触子片でその長さ方向
の両端部分には次に説明する凸状の接触部23aとこの
両接触部23aの間には平行にして所定の間隔で配置し
たガイド板21,22の切欠部に係合する係合溝とを長
さ方向に直角の板面方向の一方の側に設け、板面方向の
他方の側には板厚方向に丸溝を設ける。23aは接触子
片23の接触部、24は円環状のコイルばねで円環状の
弾性蓄勢体に相当する。29はガイド板21を中心導体
3の端面に固定するボルトである。
【0004】従来の導電接続器20は以上のように構成
され、ガイド板21,22を平行にして所定の間隔で配
置し、その切欠部に接触子片23の係合溝を係合させて
接触子片23を円筒状に配列したうえ、その外周面に整
列する丸溝にコイルばね24を嵌めて接触子片23を締
め付け保持する。この状態では接触部23aの輪郭の丸
穴の径が中心導体3,13の径より小さくなっており、
この丸穴に中心導体3,13を差し込むと、コイルばね
24により接触部23aと中心導体3,13との間に所
定の接触圧力が得られる。次いで、接触部23aの輪郭
の丸穴に中心導体3を差し込み、ガイド板21を中心導
体3の端面にボルト29で固定して接触子片23を中心
導体3に導電接続する。その後、断路器の金属容器1と
隣接する電力機器の金属容器とを絶縁スペーサ2を介し
て結合し、接触部23aの輪郭の丸穴に中心導体13を
差し込むと、接触子片23と中心導体13とが接触して
中心導体3,13が導電接続される。接触子片23と中
心導体13とは接触しているだけであり、接触子片23
を支持するガイド板22は中心導体13の端面に固定し
ていないので導電接続器20と中心導体13とは着脱自
在である。断路器と隣接する電力機器とを結合して組み
立てると中心導体3,13の各軸線が一致して一直線に
ならず、平行にずれる位置ずれがある角度で交差する角
度ずれ、温度の変化に伴なう中心導体3,13の伸縮な
どが生じるが、導電接続器20によりそれらの寸法誤差
を吸収するようになっている。なお、この導電接続器2
0と同じ構成のものは断路器の摺動接触する部分にも用
いられている。中心導体3に固定した固定側支持金具4
に導電接続器8を取り付け、この両者を接続して固定接
触子とし、可動側支持金具5に取り付け接続した導電接
続器9は可動側支持金具5に案内されて上下方向に移動
する可動接触子6と摺動接触する。操作ロッド7を駆動
して可動接触子6を上方に移動させると可動接触子6は
導電接続器8と摺動接触して閉極状態となり、再び可動
接触子6を下方に移動させると開極状態になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の導電接続器は以
上のように構成され、剛性が低く、振動すると減衰しに
くい構造になっているので、近くに据え付けた他の電力
機器などによる地盤の振動、このガス絶縁開閉装置を構
成する他の電力機器や付属機器から金属容器、中心導体
を経て伝播する機械振動や電磁振動により加振されて振
動し、容易に共振して数10Hzないし数100Hzの
耳障りな騒音を発生すると云う解決すべき課題があっ
た。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので振動を抑制して騒音の発生を低減し
た導電接続器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る導電接続
器は、円板の周辺部に所定のピッチで切欠部を有する少
なくとも3枚のガイド板と、細長い板状をなしその長さ
方向の両端部分には凸状の接触部、この両接触部の間に
は平行にして所定の間隔で配置したガイド板の切欠部に
係合する係合溝をいずれも長さ方向に直角の板面方向の
一方の側に設け、板面方向の他方の側には板厚方向に丸
溝を設けた接触子片と、ガイド板の切欠部に係合溝を係
合させて円筒状に配列した接触子片の丸溝に嵌めて締め
付け保持するとともに接触部の輪郭の丸穴に両側から差
し込んだ導体に所定の接触圧力を与える円環状の弾性蓄
勢体を備えたものである。
【0008】また、円板の周辺部に所定のピッチで切欠
部を有する2枚のガイド板と、細長い板状をなしその長
さ方向の両端部分には凸状の接触部、この両接触部の間
には平行にして所定の間隔で配置したガイド板の切欠部
に係合する係合溝をいずれも長さ方向に直角の板面方向
の一方の側に設け、板面方向の他方の側には板厚方向に
丸溝を設けた接触子片と、粘弾性部材を介して接触子片
を挟入し支持する大切欠部を円板の周辺部にガイド板の
ピッチで設けた中間ガイド板と、2枚のガイド板の間に
中間ガイド板を互いに平行にして配置し、切欠部に係合
溝を係合させ、大切欠部に粘弾性部材を介し挟入して円
筒状に配列した接触子片の丸溝に嵌めて締め付け保持す
とともに接触部の輪郭の丸穴に両側から差し込んだ導体
に所定の接触圧力を与える円環状の弾性蓄勢体を備え
る。
【0009】さらに、円環状の弾性蓄勢体を円環状にし
たコイルばねとこのコイルばねのコイル内部に挿入して
コイルばねの軸方向の振動を抑制する粘弾性リングとか
らなる制振ばねにする。
【0010】次に、円環状の弾性蓄勢体を粘弾性リング
にする。
【0011】そして、接触子片の板面に粘弾性部材を介
して所定の大きさの金属板を接着する。
【0012】
【作用】この発明においては、接触子片の両接触部の間
に平行にして所定の間隔で配置した少なくとも3枚のガ
イド板の中間にあるガイド板が接触子片の板厚方向の振
動を抑制する。
【0013】また、中間ガイド板の大切欠部の粘弾性部
材は接触子片の板厚方向の振動エネルギを吸収して振動
を抑制する。
【0014】さらに、制振ばねの粘弾性リングはコイル
ばねの軸方向の振動エネルギを吸収して振動を抑制す
る。
【0015】次に、粘弾性リングは接触子片の板厚方向
の振動エネルギを吸収して振動を抑制する。
【0016】そして、接触子片の板面に接着した粘弾性
部材と金属板は接触子片の板厚方向の振動エネルギを吸
収して振動を抑制する。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す斜視図であ
り、図において、21,22,24は従来の技術で図1
1について説明したものと同じものである。33は細長
い板状をなす接触子片でその長さ方向の両端部分には次
に説明する凸状の接触部33aとこの両接触部33aの
間には平行にして等間隔で配置したガイド板21,22
の切欠部に係合する係合溝とを長さ方向に直角の板面方
向の一方の側に設け、板面方向の他方の側には板厚方向
に丸溝を設ける。33aは接触子片33の接触部であ
る。
【0018】この実施例1は以上のように構成され、ガ
イド板21,22を平行にして等間隔に配置し、その切
欠部に接触子片33の係合溝を係合させて接触子片33
を円筒状に配列したうえ、その外周面に整列する丸溝に
コイルばね24を嵌めて接触子片33を締め付け保持す
る。この状態では接触部33aの輪郭の丸穴の径がここ
に差し込む導体の径より小さくなっており、その導体を
差し込むとコイルばね24により接触部33aと導体と
の間に所定の接触圧力が得られる。
【0019】図2(A) は図1の導電接続器を円筒軸に平
行に切断して展開した状態を示す概念図、図2(B) は参
考のため従来の導電接続器(図11)を同様に示す概念
図であり、いずれにおいても接触子片23,33をその
板厚方向に支持するガイド板21,22の位置を黒三角
で、また、接触子片23,33の接触部23a,33a
の位置を白三角で示し、それぞれの最低次数の振動モー
ドを破線で示す。従来の導電接続器(図11参照)では
ガイド板21,22の中間点で最低次数の振動モードの
振幅が最大となるが、この実施例1ではその中間点にガ
イド板22を配置して接触子片33の板厚方向の振動を
拘束するので、図2(B) に示す最低次数の振動モードは
も早や発生せず、振動の振幅は小さくなり、共振周波数
が高くなって数10Hzないし数100Hzの耳障りな
騒音を避けることができる。
【0020】実施例2.図3はこの発明の実施例2を示
す斜視図であり、図において、21〜24は従来の技術
で図11について説明したものと同じものである。43
は細長い板状をなす接触子片でその長さ方向の両端部分
には次に説明する凸状の接触部43aとこの両接触部4
3aの間には平行にして不等間隔で配置したガイド板2
1,22の切欠部に係合する係合溝とを長さ方向に直角
の板面方向の一方の側に設け、板面方向の他方の側には
板厚方向に丸溝を設ける。43aは接触子片43aの接
触部である。
【0021】この実施例2は以上のように構成され、ガ
イド板21,22を平行にして不等間に配置し、その切
欠部に接触子片43の係合溝を係合させて接触子片43
を円筒状に配列したうえ、その外周面に整列する丸溝に
コイルばね24を嵌めて接触子片43を締め付け保持す
る。接触部43aの輪郭の丸穴に導体を差し込むとコイ
ルばね24により接触部43aと導体との間に所定の接
触圧力が得られる。
【0022】図4は図3の導電接続器を円筒軸に平行に
切断して展開した状態を示す概念図であり、接触子片4
3をその板厚方向に支持するガイド板21,22の位置
を黒三角で、また、接触子片43の接触部43aの位置
を白三角で示し、理解を容易にするため実施例1で図2
(A) に示した最低次数の振動モードを破線で示す。接触
子片43の低次の振動モードは両端のガイド板21,2
2の間隔を等分する位置に振動の節が生じるので、中間
のガイド板22と両端のガイド板21,22とを不等間
隔にすると、接触子片43の固有振動モードの腹または
腹に近い位置を拘束することになってその固有振動モー
ドは励起されにくくなり、接触子片43の振動を抑制す
ることができる。
【0023】実施例3.図5はこの発明の実施例3を示
す斜視図であり、21〜24は従来の技術で図11につ
いて説明したものと同じものである。42は円板の周辺
部にガイド板21,22と同じピッチで大切欠部を設け
た中間ガイド板、49は中間ガイド板42の大切欠部に
装入する粘弾性部材である。
【0024】この実施例3は以上のように構成され、ガ
イド板21,22と中間ガイド板42を平行にして等間
隔に配置し、ガイド板21,22の切欠部に接触子片2
3の係合溝を係合させるとともに中間ガイド板42の大
切欠部に粘弾性部材49を介して接触子片23を挟入し
て接触子片23を円筒状に配列したうえ、その外周面に
整列する丸溝にコイルばね24を嵌めて接触子片23を
締め付け保持する。接触部23aの輪郭の丸穴に導体を
差し込むと締め付けばね24により接触部23aと導体
との間に所定の接触圧力が得られる。
【0025】図6は図5の導電接続器を円筒軸に平行に
切断して展開した状態を示す概念図であり、接触子片2
3をその板厚方向に支持するガイド板21,22と中間
ガイド板42、粘弾性部材49をそれぞれ黒三角、黒四
角で示し、接触子片23の接触部23aの位置を白三角
で示す。また、最低次の振動モードを破線で示す。接触
子片23を中間ガイド板42の大切欠部に粘弾性部材4
9を介して挟入し支持するので、低次の振動モードが生
じるが、粘弾性部材49がその振動エネルギを吸収して
振動を抑制する。他の次数の振動モードやその振動モー
ド間の周波数領域の振動も同様に抑制される。
【0026】実施例4.図7はこの発明の実施例4を示
す斜視図、図8は図7の円環状の弾性蓄勢体を示す詳細
図である。図7と図8において、21,22は従来の技
術で図11について説明したものと同じものである。5
3は細長い板状をなす接触子片でその長さ方向の両端部
分には凸状の接触部53aとこの両接触部33aの間に
平行にして等間隔に配置したガイド板21,22の切欠
部に係合する係合溝とを長さ方向に直角の板面方向の一
方の側に設け、板面方向の他方の側には板厚方向に丸溝
を3ケ所に設ける。54は円環状のコイルばね54aと
このコイルばね54aのコイル内部に挿入した粘弾性リ
ング54bとからなる制振コイルばねで円環状の弾性蓄
勢体に相当する。64は粘弾性リングで円環状の弾性蓄
勢体に相当する。
【0027】この実施例4は以上のように構成され、ガ
イド板21,22を平行にして等間隔に配置し、その切
欠部に接触子片53の係合溝を係合させて接触子片53
を円筒状に配列したうえ、その外周面に整列する両端の
丸溝に制振コイルばね54を嵌め、中間の丸溝には粘弾
性リング64を嵌めて接触子片53を締め付け保持す
る。接触部53aの輪郭の丸穴に導体を差し込むと制振
ばね54と粘弾性リング64により接触部53aと導体
との間に所定の接触圧力が得られる。この実施例4によ
れば、コイルばね54aのコイル内部に粘弾性リング5
4bを挿入してコイルばね54aの軸方向の振動を抑制
するので、その振動による騒音の発生を抑制することが
できる。また、接触子片53の中間の丸溝に粘弾性リン
グ64を嵌めて締め付けるので接触子片53の振動を抑
制するには一層効果的である。
【0028】実施例5.図9は板面に粘弾性部材を介し
て金属板を接着した接触子片を示す斜視図である。図に
おいて、33,33aは実施例1で図1について説明し
たものと同じものである。91は接触子片33の板面の
一方に接着した板状の粘弾性部材で、ここでは板ゴムを
用いる。92は粘弾性部材91に接着した所定の大きさ
の金属板である。
【0029】この実施例5では接触子片33の板面の一
方に板状の粘弾性部材91を接着し、さらにその上に所
定の大きさの金属板を接着するので、接触子片33が板
厚方向に振動すると粘弾性部材91は接触子片33との
接着面では伸縮するが、金属板92との接着面では伸縮
せず振動エネルギを吸収するので接触子片33の振動に
よる騒音の発生を抑制することができる。また、接触子
片33の板面の両方に粘弾性部材91と金属板92を接
着すれば一層効果的である。なお、実施例2の接触子片
43、実施例3の接触子片23、実施例4の接触子片5
3のいずれにおいても、板面の一方または両方に粘弾性
部材91を介して金属板92を接着すれば、同様の効果
を得るこができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明によれば次
に示すような効果がある。
【0031】円板の周辺部に所定のピッチで切欠部を有
する少なくとも3枚のガイド板と、細長い板状をなしそ
の長さ方向の両端部分には凸状の接触部、この両接触部
の間には平行にして所定の間隔で配置したガイド板の切
欠部に係合する係合溝をいずれも長さ方向に直角の板面
方向の一方の側に設け、板面方向の他方の側には板厚方
向に丸溝を設けた接触子片と、ガイド板の切欠部に係合
溝を係合させて円筒状に配列した接触子片の丸溝に嵌め
て締め付け保持するとともに接触部の輪郭の丸穴に両側
から差し込んだ導体に所定の接触圧力を与える円環状の
弾性蓄勢体を備えることにより振動を抑制して騒音の発
生を低減する。
【0032】円板の周辺部に所定のピッチで切欠部を有
する2枚のガイド板と、細長い板状をなしその長さ方向
の両端部分には凸状の接触部、この両接触部の間には平
行にして所定の間隔で配置したガイド板の切欠部に係合
する係合溝をいずれも長さ方向に直角の板面方向の一方
の側に設け、板面方向の他方の側には板厚方向に丸溝を
設けた接触子片と、粘弾性部材を介して接触子片を挟入
し支持する大切欠部を円板の周辺部にガイド板のピッチ
で設けた中間ガイド板と、2枚のガイド板の間に中間ガ
イド板を互いに平行にして配置し、切欠部に係合溝を係
合させ、大切欠部に粘弾性部材を介し挟入し円筒状に配
列した接触子片の丸溝に嵌めて締め付け保持するととも
に接触部の輪郭の丸穴に両側から差し込んだ導体に所定
の接触圧力を与える円環状の弾性蓄勢体を備えることに
より振動を抑制して騒音の発生を低減する。
【0033】円環状の弾性蓄勢体を円環状にしたコイル
ばねとこのコイルばねのコイル内部に挿入した粘弾性リ
ングとからなる制振ばねにすることによりコイルばねの
軸方向の振動を抑制して騒音の発生を低減する。
【0034】円環状の弾性蓄勢体を粘弾性リングにする
ことにより振動を抑制して騒音の発生を低減する。
【0035】接触子片の板面に粘弾性部材を介して所定
の大きさの金属板を接着することにより振動を抑制して
騒音の発生を低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】 図1の導電接続器と従来の導電接続器をそれ
ぞれ展開した概念図(A)(B)である。
【図3】 この発明の実施例2を示す斜視図である。
【図4】 図3の導電接続器を展開した概念図である。
【図5】 この発明の実施例3を示す斜視図である。
【図6】 図5の導電接続器を展開した概念図である。
【図7】 この発明の実施例4を示す斜視図である。
【図8】 図7の円環状の弾性蓄勢体を示す詳細図であ
る。
【図9】 粘弾性部材と金属板を接着した接触子片を示
す斜視図である。
【図10】 ガス絶縁開閉装置の断路器の部分を示す断
面図である。
【図11】 従来の導電接続器を示す斜視図である。
【図12】 図11の導電接続器の取り付け状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
21 ガイド板 22 ガイド板 23
接触子片 23a 接触部 24 コイルばね 33
接触子片 33a 接触部 42 中間ガイド板 43
接触子片 43a 接触部 49 粘弾性部材 53
接触子片 53a 接触部 54 制振コイルばね 54
a コイルばね 54b 粘弾性リング 64 粘弾性リング 91
粘弾性部材 92 金属板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 1/38 H02G 5/06 311

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板の周辺部に所定のピッチで切欠部を
    有する少なくとも3枚のガイド板、細長い板状をなしそ
    の長さ方向の両端部分には凸状の接触部、前記両接触部
    の間には平行にして所定の間隔で配置した前記ガイド板
    の前記切欠部に係合する係合溝をいずれも前記長さ方向
    に直角の板面方向の一方の側に設け、前記板面方向の他
    方の側には板厚方向に丸溝を設けた接触子片、前記ガイ
    ド板の前記切欠部に前記係合溝を係合させて円筒状に配
    列した前記接触子片の前記丸溝に嵌めて締め付け保持す
    るとともに前記接触部の輪郭の丸穴に両側から差し込ん
    だ導体に所定の接触圧力を与える円環状の弾性蓄勢体を
    備えたことを特徴とする導電接続器。
  2. 【請求項2】 円板の周辺部に所定のピッチで切欠部を
    有する2枚のガイド板、細長い板状をなしその長さ方向
    の両端部分には凸状の接触部、前記両接触部の間には平
    行にして所定の間隔で配置した前記ガイド板の前記切欠
    部に係合する係合溝をいずれも前記長さ方向に直角の板
    面方向の一方の側に設け、前記板面方向の他方の側には
    板厚方向に丸溝を設けた接触子片、粘弾性部材を介して
    前記接触子片を挟入し支持する大切欠部を円板の周辺部
    に前記ガイド板の前記ピッチで設けた中間ガイド板、2
    枚の前記ガイド板の間に前記中間ガイド板を互いに平行
    にして配置し、前記切欠部に前記係合溝を係合させ、前
    記大切欠部に前記粘弾性部材を介し挟入して円筒状に配
    列した前記接触子片の前記丸溝に嵌めて締め付け保持す
    るとともに前記接触部の輪郭の丸穴に両側から差し込ん
    だ導体に所定の接触圧力を与える円環状の弾性蓄勢体を
    備えたことを特徴とする導電接続器。
  3. 【請求項3】 円環状の弾性蓄勢体は円環状にしたコイ
    ルばねとこのコイルばねのコイル内部に挿入して前記コ
    イルばねの軸方向の振動を抑制する粘弾性リングとから
    なる制振ばねであることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の導電接続器。
  4. 【請求項4】 円環状の弾性蓄勢体は粘弾性リングであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導
    電接続器。
  5. 【請求項5】 接触子片の板面に粘弾性部材を介して所
    定の大きさの金属板を接着したことを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の導電接続器。
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