JP3430106B2 - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JP3430106B2 JP2000045082A JP2000045082A JP3430106B2 JP 3430106 B2 JP3430106 B2 JP 3430106B2 JP 2000045082 A JP2000045082 A JP 2000045082A JP 2000045082 A JP2000045082 A JP 2000045082A JP 3430106 B2 JP3430106 B2 JP 3430106B2
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貴之 海野
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Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーター装置に
係り、特に乗降口の開口位置を改善したエレベーター装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数階床に乗降口を有するエレベーター
装置において、各階床の乗降口の開口位置は、通常全階
床で同じ位置に設けられ、全階床のドアは同じ開閉範囲
に設定されている。一方、各階床でドアの開閉範囲を可
変にする技術が例えば実開平3−28181号公報で既に提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、全
階床に亘って同じ開口幅の乗降口を同じ位置に形成して
いるため、全階床に亘って乗降口の回りに同じようなス
ペースを確保しなければならず、乗降口近傍のレイアウ
ト設計が制限されていた。
【0004】本発明の目的は、各階床における乗降口近
傍のレイアウト設計に自由度を与えることが可能なエレ
ベーター装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、少なくとも一つの乗降口の開口位置を、他
の乗降口の開口位置とドア開閉方向に変位させたり、少
なくとも一つの乗降口の開口幅を、他の乗降口の開口幅
と異ならせたのである。
【0006】上記構成により、前記乗降口の開口位置や
開口幅を各階床毎に変えることができるので、各階床の
乗降口近傍のレイアウト設計を各階床毎に自由に行うこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施の形態
を図1〜図3に基づいて説明する。
【0008】図3に示すように、一般に、建屋1に設置
されたエレベーター装置2は、建屋1の地下階床B及び
各地上階床3a〜3dに対向するように昇降路壁4Wに
よって形成された昇降路4と、この昇降路4内を案内手
段に案内されて昇降する乗かご5と、この乗かご5にロ
ープ6を介して連結され別の案内手段に案内されて昇降
する釣合いおもり7と、前記ロープ6を巻掛けて駆動し
昇降路頂部に設置される巻上機8と、同じ昇降路頂部に
設置され前記巻上機8を制御し、また前記乗かご5に搭
載の電気機器を制御ケーブル9を介して制御する制御装
置10と、前記乗かご5の出入口を開閉するかごドア1
1と、このかごドア11を駆動するため前記乗かご5に
搭載されたドア駆動装置12と、各階床B及び3a〜3
dと昇降路4を連通する乗降口13B及び13a〜13
dと、この乗降口13B及び13a〜13dを開閉する乗
場ドア14〜18と、これら乗場ドア14〜18を開閉
するために前記かごドア11との間に設けられたドア係
合装置19とを備えている。
【0009】本実施の形態において、かごドア11は、
図2に示すように、4枚戸11a〜11dの中央両開き
であり、一方、地上階床3a〜3d側の乗場ドア15〜
18は、1階3aが、かごドア11と同じように4枚戸
15a〜15dの中央両開きであり、2階3bが、2枚
戸16a,16bの中央両開きであり、3階床3cが、
一枚戸17片開きであり、4階床3dが3枚戸18a〜
18cの変則両開きである。そして、1階床3aと3階
床3cと4階床3dの各戸15a〜15d,17,18
a〜18cの幅寸法は同じであり、2階床3bの戸16
a,16bの幅寸法は他の戸15a〜15d,17,1
8a〜18cの幅寸法より広く形成されている。
【0010】さらに、地上階床3a〜3d側の乗降口1
3a〜13dの開口幅W1〜W4は、各戸の幅と枚数に
よって異なり、加えて図1〜図3に示すように、開口位
置、即ち、乗場ドアの開閉位置をかごドア11の中心線
20に対して1階床と2階床は左右均等に開口し、3階
床は右側に開口し、4階床は左寄りに開口するように、
ドア開閉方向に異ならせている。
【0011】また、前記ドア係合装置19は、図2に示
すように、かごドア11側には中央の2枚戸11b,1
1cから夫々突出した係合片21a,21bが設けら
れ、乗場ドア側は各階床によって戸の枚数と幅が異なる
ために、1階床3aでは、前記かご側の係合片21a,
21bと係合する夫々一対の係合子22a,22bが中
央の2枚戸15b,15cに突出して設けられ、2階床
3bでは、前記かご側の係合片21a,21bと係合す
る夫々一対の係合子23a,23bが2枚戸16a,16
bに突出して設けられ、3階床3cでは、前記かご側の
係合片21bと係合する一対の係合子24が1枚戸17
に突出して設けられ、4階床3dでは、前記かご側の係
合片21a,21bと係合する夫々一対の係合子25
a,25bが2枚戸18b,18cに突出して設けられ
ている。
【0012】以上のように構成したので、各階におい
て、かごドア11の両方あるいは片方に係合した乗場ド
ア15〜18は、かごドア11と同じ移動距離を移動し
て乗降口13a〜13dを開閉する。例えば、3階床3
cにおいて、通常通り、かごドア11を開くと、鎖線で
示すように戸11bが戸11aに、戸11cが戸11d
に重なって、乗かご5の出入口幅Wを全開にする。この
とき、戸11cの係合片21bと係合している乗場ドア
17は、戸11cと同じ距離移動して乗降口13cを全開
させる。他の階床においても同様な係合が行われ、各乗
降口13a,13b,13dを開閉する。
【0013】以上の実施の形態は、乗かご5のかごドア
11の開閉範囲を各階床の乗降口開口幅に関係なく一定
としたものであるが、例えば、3階床3cにおいて、図
2の鎖線で示すように、乗かご5のかごドア11を全開
にした場合、乗かご5内から昇降路内部が丸見えになっ
て意匠的効果が低下し、また乗客にとって危険である。
【0014】そこで、乗かご5の出入口幅Wに関係なく
本実施の形態では、図4に示すように、乗かご5のかご
ドア11の開閉範囲を各階床の乗降口開口幅W1〜W4
に合わせて制御することにより、上記問題を解消してい
る。即ち、1階床3aでは、乗かご5の出入口幅Wと乗
降口13aの開口幅W1とが同じなので、かごドア11
は乗かご5の出入口幅Wの全範囲を開閉するように駆動
され、また、2階床3bでは、かごドア11を乗降口1
3bの開口幅W2の範囲で開閉するように駆動し、3階
床3cでは、乗降口13cの開口幅W3の範囲でかごド
ア11を開閉するように駆動し、4階床4dでは、乗降
口13dの開口幅W4の範囲でかごドア11を開閉する
ように駆動するように制御装置10に記憶させておくこ
とにより、各階床の乗降口に合ったかごドア11の開閉
を行うことができ、かごドア11の開け過ぎによる意匠
効果の低下と乗客に対する危険防止を行うことができ
る。
【0015】ただ、乗かご5内にいる乗客が、どの階床
でかごドア11がどの程度開くのか予測できない場合が
あるので、乗かご5内に音声表示や視覚表示等の表示手
段26を設置し、着床階が接近した時にかごドア11の
開口範囲を表示するようにして、サービスの低下を防い
でいる。
【0016】ところで、上記実施の形態は、かごドア1
1に乗場ドア14〜18を係合させて開閉するものであ
るが、かごドア11と乗場ドア14〜18とが同期して
開閉できるのであれば、例えば、乗場ドア14〜18と
かごドア11とに夫々専用の駆動装置を備える等、どの
ようなドア駆動手段を用いてもよい。
【0017】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、各階床毎に乗降口13B,13a〜13dの乗場ドア
の開閉位置,乗降口の開口幅及び開口位置,乗場ドア幅
等を変えたので、各階床の使用目的,条件,環境に合わ
せた乗場周辺のレイアウト設計が可能となり、レイアウ
ト設計に自由度を与えることが可能となる。即ち、例え
ば図1において、1階床3aは、ホール等で利用客が多
いので、大間口とし、また2階床3bは、ホテルのロビ
ー等で利用客が比較的多いが外観を重視したいために幅
広の2枚戸としてレイアウト設計ができる。さらに、3
階床3cは、個人使用の居室又は金庫等で利用客が少な
いか、または通常停止しない階であるため幅の狭い1枚
戸とし、5階床3dは、倉庫等で大きな荷物を出し入れ
できるように、3枚戸に設計することができる。
【0018】上記のように、本実施の形態によれば、各
階床毎に乗降口の開口幅と開口位置等を変えることがで
きるので、図5や図6に示すような実施の形態にも適用
することができる。
【0019】まず、図5に示す実施の形態は、特定の階
床あるいは全階床において、建屋の壁27を、乗降口2
8を開閉する乗場ドア29の戸当たり側に延長させた構
成で、延長させた壁27により乗場の一部を居室や倉庫
等の空間として利用するものである。
【0020】また、図6に示す実施の形態は、特定の階
床あるいは全階床において、建屋の壁27を乗かご5の
かごドア11の中心に向って延長させ、この壁27の両
側に間口の狭い乗降口30a,30bを形成し、夫々に
乗場ドア31a,31bを設けた構成であり、壁27の
両側をエレベーター装置に直結する個々の居室32a,
32bとすることができる。ただし、かごドア11が開
いた時、両居室32a,32bに対向する乗場ドア31
a,31bも同時に開いたのでは不都合が生じる場合に
は、一方の乗場ドアのみが開くように暗号や時間帯で開
閉を制御すれば問題はない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
階床における乗降口近傍のレイアウト設計に自由度を与
えることが可能なエレベーター装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベーター装置の乗降口を示す
概略正面図。
【図2】図1の各乗降口を示した模式的平面図。
【図3】本発明によるエレベーター装置を示す縦断側面
図。
【図4】各乗降口におけるかごドアの開状態を示す図2
相当の模式的平面図。
【図5】本発明によるエレベーター装置の特定階を示す
図2相当図。
【図6】本発明によるエレベーター装置の別の特定階を
示す図2相当図。
【符号の説明】
1…建屋、2…エレベーター装置、B,3a〜3d…階
床、4…昇降路、5…乗かご、11(11a〜11d)
…かごドア、13B,13a〜13d…乗降口、14〜
18…乗場ドア、W…乗かごの出入口幅、W1〜W4…
開口幅。
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 正光 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式 会社 日立製作所 昇降機グループ内 (56)参考文献 特開 昭63−185791(JP,A) 特開 昭56−103084(JP,A) 特開 昭57−67490(JP,A) 特開 昭61−166488(JP,A) 実開 平1−103673(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 7/00 - 13/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数階床に乗降口を有するエレベーター装
    置において、前記複数の乗降口のうち少なくとも一つの
    乗降口の開口位置を、かごドアの中心線に対して、右寄
    りまたは左寄りに異ならせたことを特徴とするエレベー
    ター装置。
  2. 【請求項2】かごドアの開閉範囲を前記複数階床で異な
    らせる装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    エレベーター装置。
  3. 【請求項3】前記複数階床におけるかごドアの開閉範囲
    を制御装置に記憶させておくことを特徴とする請求項1
    または2に記載のエレベーター装置。
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FI119770B (fi) * 2007-11-02 2009-03-13 Kone Corp Hissijärjestelmä ja menetelmä hissin tason oven avaamiseksi

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