JP3426790B2 - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は自動改札機に係り、特
に、乗継駅に設置される1ラッチ型の自動改札機に関す
る。 【0002】 【従来の技術】近時、自動改札機が普及し、図4に示さ
れるような、a社線とb社線の乗継可能なC駅にも、各
社専用の自動改札機の本体(以下、本体という)1a,
1bの他に、連絡改札口に1ラッチ型の本体1が設置さ
れるようになってきている。 【0003】この本体1で有効に自動改札が行われるた
めには、連絡乗車券のように、1枚の乗車券で乗継条件
を満たしていれば自動改札が行われる他に、利用者の便
を考慮して、a社線及びb社線で共通して使用可能なプ
リペイドカードあるいはストアカードフェアカード(本
発明では、ストアカードフェアカードを含めて、プリペ
イドカードとしている。)を本体に直接挿入して使用で
きるようにすることが考えられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の1ラッチ型
の自動改札機において、a社線及びb社線で共通して使
用できる共通カードを挿入できるようにした場合、共通
カードでa社線のA駅から入場し、C駅を経由してb社
線に乗継ぐ場合は、その共通カードに入場データがある
ので問題はない。 【0005】しかし、例えばa社線のA駅から普通乗車
券や定期券などの乗車券類で入場し、しかもその乗車券
類の乗車区間が乗継駅のC駅の手前のB駅までのとき
は、a社線のB駅からC駅までの不足料金が生じている
ので、たとい本体1に共通カードが挿入されたとして
も、利用者をそのまま通過させることはできない。 【0006】つまり、1ラッチ型の自動改札機におい
て、共通カードが使用できるようにした場合、自動改札
機に原券の不足料金を精算処理する機能がないので、使
用が制限されるという問題が生じてしまう。 【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、原券に不足料
金があっても共通カードからその不足料金を精算できる
ようにし、共通カードを用いて改札通路を通過すること
のできる自動改札機を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、自社線と他社線との乗
継駅の連絡改札口に設置される自動改札機において、本
体に挿入された乗車券類に記録されているデータを読取
る読取手段と、前記読取手段で読取られた乗車券類の乗
車区間が前記乗継駅までの乗車区間を満たしていないと
きに、その不足する区間の乗車料金を算出する不足料金
算出手段と、前記本体に前記自社線及び前記他社線で共
通して使用可能なプリペイドカードが挿入されたとき
に、前記不足料金算出手段で算出された不足料金をその
プリペイドカードから減額し、かつその減額された後の
そのプリペイドカードの残額がその他社線への初乗運賃
を満たすとき、そのプリペイドカードにその他社線への
入場データを書込んで返却するとともに、ドアを開動作
させる制御手段とを有することを特徴としている。 【0009】 【作用】上記構成において、制御手段は、本体に自社線
及び他社線で共通して使用可能なプリペイドカードが挿
入されたときに、不足料金算出手段で算出された不足料
金をそのプリペイドカードから減額し、かつその減額さ
れた後のそのプリペイドカードの残額がその他社線への
初乗運賃を満たすとき、その他社線への入場データの書
込みを行うとともに、そのプリペイドカードを返却して
ドアを開動作させる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する、図1は、本体1の一部を断面して示した正面図で
ある。 【0011】本体1の一端側(図示の例では右側)の上
部には、普通乗車券、定期券、回数券、共通カード等の
乗車券類の挿入口10が設けられているとともに、他端
側の上部で、少し中央寄りには乗車券類を排出する排出
口11が設けられている。そして、挿入口10と排出口
11との間の本体1内には、挿入口10から挿入された
乗車券類を所定方向へ位置決め整列させる整列搬送路1
2と、読取ヘッドH1,書込ヘッドH2 及びベリファイ
用ヘッドH3 を有する主搬送路13と、乗車券類を返却
するための返却搬送路14とからなる搬送路15が設け
られていて、これら搬送路はモータMによって回転駆動
されるように構成されている。 【0012】図1中、Dは改札通路を開閉するためのド
アであり、また、Wは主搬送路13と返却搬送路14と
の間に設けられたウイングであり、これらは、本体1を
統括的に制御するマイクロコンピュータからなる制御器
16により制御されるように構成されている。なお、図
1中、17は、ウイングWが上昇したときに、前途条件
を満たさない普通乗車券等の乗車券類を本体1内に回収
するための回収箱である。 【0013】制御器16の電気的構成は、図2に示され
ている。この制御器16は、ROM20に格納されてい
るシステムプログラムとRAM21に格納されているワ
ーキングデータとを用いて演算処理する中央処理部(C
PU)22を有している。そして、このCPU22は、
I/Oユニット23を介して読取ヘッドH1 からのデー
タを取込むためのリードドライバ24と、CPU22で
演算した結果の新たなデータを書込むための書込ヘッド
2 を駆動するライトドライバ25と、書込まれた新た
なデータを確認するために読取るベリファイ用ヘッドH
3 からのデータを取込むベリファイリードドライバ26
と、ドアDを駆動するためのドアドライバ27と、ウイ
ングWを駆動するためのウイングドライバ28とを接続
している。 【0014】なお、CPU22には、I/Oユニット2
3を介してモータMのドライバ等の各種の機器が接続さ
れているが、ここでは省略されている。 【0015】次に、図3のフローチャートを用いて、本
実施例に係る自動改札機の制御動作について説明する。
今、利用者が、図4に示されるa社線のA駅から乗車し
て乗継駅のC駅を経由してb社線に乗継ぐものとする。 【0016】先ず、本体1の挿入口10に乗車券類が挿
入されると、その乗車券類に記録されているデータが読
取ヘッドH1 により読取られ、その読取られたデータを
基にしてCPU22で演算処理が行なわれる(ステップ
100肯定、ステップ102)。 【0017】演算処理の結果、挿入された乗車券類が本
体1の改札通路を通過できるものであれば、例えば、そ
の乗車券類が乗継可能な定期券又は連絡乗車券であれ
ば、ドアDは開かれ(本体1がノーマルオープン型のと
きはそのまま)、乗車券類は排出口11から返却される
(S104肯定、S118)。 【0018】CPU22による演算処理の結果、挿入さ
れた乗車券類のみでは本体1の改札通路を通過できない
と判定されたとき(S104否定)、例えば、a社線の
降車条件を満たす乗車券類(降車券)が挿入されたが、
b社線の前途条件を満たす乗車券類(前途券)挿入され
ないときは(S106肯定)、その前途券の挿入をまっ
てドアDが開かれる(S108肯定、S118)。な
お、この場合、降車券が返却の必要のない普通乗車券の
場合は、ウイングWが回収方向に作動し、その降車券は
回収箱17に回収され、前途券のみが排出口11に排出
されて返却される。 【0019】さて、挿入された乗車券類がa社線の降車
条件を満たしていない場合は(S106否定、図4参
照)、CPU22でC駅までの不足料金が算出され、次
いで挿入された共通カードからその不足料金を減額する
処理が行なわれる(S110、S112肯定、S11
4)。 【0020】次ぎに、不足料金の減額された共通カード
の残額が、b社線の初乗運賃を満たしているか否かが判
定され、その判定で初乗運賃を満たしていると判定され
たときは、ドアDが開かれる(S116肯定、S11
8)。もし、上述の判定でb社線の初乗運賃を満たして
いないと判定されたときは(S116否定)、ドアDは
閉じられて異常処理がなされる(S120)。したがっ
て、この場合は、利用者は、b社線用の乗車券を購入し
てb社線に乗車することとなる。また、b社線におい
て、入場時に初乗運賃を必要としないように運用されて
いるときは、共通カードに入場データのみが書込まれ
る。 【0021】なお、図4のフローチャートでは省略され
ているが、共通カードで本体1の改札通路を通過できる
場合、その共通カードは排出口11に排出されて返却さ
れるが、不足料金の生じた原券(乗車券類)が定期券の
ように返却する必要のあるもの以外は、回収箱17へ回
収される。 【0022】以上のように、本実施例に係る自動改札機
においては、原券としての乗車券類に不足料金が生じた
場合でも共通カードを使用でき、利用者の利便を向上さ
せることができる。 【0023】 【発明の効果】本発明に係る自動改札機は、本体に挿入
された乗車券類に記録されているデータを読取る読取手
段と、その読取手段で読取られた乗車券類の乗車区間が
前記乗継駅までの乗車区間を満たしていないときに、そ
の不足する区間の乗車料金を算出する不足料金算出手段
と、前記本体に自社線及び他社線で共通して使用可能な
プリペイドカードが挿入されたときに、前記不足料金算
出手段で算出された不足料金をそのプリペイドカードか
ら減額し、かつその減額された後のそのプリペイドカー
ドの残額がその他社線への初乗運賃を満たすとき、その
プリペイドカードにその他社線への入場データを書込ん
で返却するとともに、ドアを開動作させる制御手段とか
らなるので、原券としての乗車券類に不足料金が生じた
場合でも共通カードを使用でき、利用者の利便を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本体の概略構成図である。 【図2】制御器の電気的構成を示すブロック図である。 【図3】本体の改札動作を示すフローチャートである。 【図4】路線図の説明図である。 【符号の説明】 1 自動改札機の本体(本体) 10 挿入口 11 排出口 15 搬送路 16 制御器 H1 読取ヘッド H2 書込ヘッド H3 ベリファイ用ヘッド D ドア

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自社線と他社線との乗継駅の連絡改札口
    に設置される自動改札機において、 前記自動改札機の本体に挿入された乗車券類に記録され
    ているデータを読取る読取手段と、 前記読取手段で読取られた乗車券類の乗車区間が前記乗
    継駅までの乗車区間を満たしていないときに、その不足
    する区間の乗車料金を算出する不足料金算出手段と、 前記自動改札機の本体に前記自社線及び前記他社線で共
    通して使用可能なプリペイドカードが挿入されたとき
    に、前記不足料金算出手段で算出された不足料金をその
    プリペイドカードから減額し、かつその減額された後の
    そのプリペイドカードの残額がその他社線への初乗運賃
    を満たすとき、そのプリペイドカードにその他社線への
    入場データを書込んで返却するとともに、ドアを開動作
    させる制御手段と、 を有することを特徴とする自動改札機。
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