JP3426178B2 - 不正払い出し対応遊技設備 - Google Patents

不正払い出し対応遊技設備

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JP3426178B2 JP37341899A JP37341899A JP3426178B2 JP 3426178 B2 JP3426178 B2 JP 3426178B2 JP 37341899 A JP37341899 A JP 37341899A JP 37341899 A JP37341899 A JP 37341899A JP 3426178 B2 JP3426178 B2 JP 3426178B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイン・硬貨・メ
ダル(以下メダルを総称する)を使用して遊技を行うパ
チスロ機、スロット、その他ゲーム機において、メダル
の不正な払い出しが行われた際にその量を一定量以下に
抑えるようにし、不正な払い出しを検知して知らせるこ
とができるようにした不正払い出し対応遊技設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来において、メダル遊技設備で遊技を
行う人が、電磁波や磁力、ゲーム機内部又はメダルの払
い出し部分に何らかの手段を施すなどして不正を行って
ゲーム機から不正にメダルが払い出すのを防止するため
には、人が目視でチェックしたり、監視カメラでチェッ
クしたりしていた。しかし、不正を行う者が巧妙なやり
方になって行くので、人によるチェックでは、見つから
ない場合がある。また、何らかの方法でゲーム機からメ
ダルが払い出される際にその枚数を多くした不正を行っ
た場合は、見た目が通常にゲームを行っている場合と変
わらないために見分けることが困難であった。このよう
な不正が行われるとメダル遊技設備を運営する者に大き
な損害が生じ、また正しく遊技を行っている者に対して
も様々な害が及ぶことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、これらの問題点を解消し、不正にメダルが
払い出された場合に、所定量以上のメダルが払い出され
ないようにして、不正操作によるメダルの損害を抑える
ようにした不正払い出し対応遊技設備を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、ゲー
ム機のメダル投入口から投入したメダルをメダル投入セ
ンサーで検出して前記メダルホッパーに送り、前記メダ
ルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い出す
メダル払い出し器を設け、前記メダルホッパーにメダル
を供給するメダル供給ラインを設け、メダルホッパーの
メダルの量が所定量以下になるとメダル供給ラインから
メダルをメダルホッパーに供給する遊技設備において、
前記メダルホッパー内のメダルが所定量に達すると接触
してON信号を出力するメダル量センサーを前記メダル
ホッパーに設け、ゲームを行うためにゲーム機のメダル
投入口から投入された入りメダル数とゲーム機がゲーム
の結果として前記メダル払い出し器に払い出すように信
号として送った出しメダル数と前記メダル量センサーの
ON・OFF状態とを入力する入力部を設け、前記メダ
ル量センサーがOFF状態で前記出しメダル数から前記
入りメダル数を引算したものがあらかじめ設定された払
い出し設定量を超えない状態では前記メダル供給ライン
にメダルホッパーへメダルを送るのを停止させる信号を
出力する供給抑制回路を設けて、不正なメダルの払い出
しが発生した際にメダル供給ラインからメダルホッパー
にメダルを送らないようにしたことを特徴とする不正払
い出し対応遊技設備 2) 払い出し設定量より大きい値の所定量のメダルの
払い出しを感知する低レベルセンサーをメダルホッパー
に設け、同低レベルセンサーの出力信号を入力部に入力
し、不正な払い出しを光・音・信号で知らせる警報装置
を設け、供給抑制回路がメダル量センサーがOFF状態
で出しメダル数から入りメダル数を引算したものが払い
出し設定量を超えないのに前記低レベルセンサーが所定
量のメダルの払い出しを感知する場合に前記警報装置を
作動させるようにした前記1)記載の不正払い出し対応
遊技設備 3) メダル供給ラインにメダルホッパーへメダルを送
るよう信号を出力してから所定時間内にメダル量センサ
ーのON信号が入力されない場合に供給抑制回路が遊技
設備運営者側へ注意信号を出力するようにした前記1)
又は2)記載の不正払い出し対応遊技設備にある。
【0005】
【作用】本発明では、メダルホッパー内のメダルがメダ
ル量センサーに接触しないOFF状態になるとメダルが
メダルホッパー内の所定量から減り始めたことになるの
で、この時点から計算をスタートさせる。この時点から
あらかじめ所定の枚数のメダルが払い出され、メダルホ
ッパーへのメダルの供給を行うことが適当となる払い出
し設定量をあらかじめ設定しておく。供給抑制回路によ
ってメダル量センサーがOFF状態になった状態で出し
メダル数から入りメダル数を引算したものは、メダルホ
ッパー内で払い出されたメダルの量となる。よってこの
計算した量が、払い出し設定量に達していない場合に
は、メダルは十分にメダルホッパー内に存在するはずで
あるので、メダルを供給しないようにする。これによ
り、不正な操作によってメダルが払い出されても、メダ
ルがさらにメダルホッパーに供給されることがないの
で、所定量以上のメダルが払い出されることがなくな
る。メダルホッパーに低レベルセンサーを設け、警報装
置を設けたものは、不正なメダルの払い出しによってメ
ダルが払い出し設定量を超えてさらに払い出されると低
レベルセンサーがメダルホッパー内のメダルの減少を感
知するようにして、警報装置によって警報してメダルの
不正な払い出しを知らせることができる。メダル供給ラ
インにメダルホッパーへメダルを送るよう信号を出力し
てから所定時間内にメダル量センサーのON信号が入力
されない場合に注意信号を送るようにしたものは、メダ
ルホッパーにメダルがメダル供給ラインから供給ライン
から供給されている間に不正な払い出しが行われた場合
に、供給ラインから供給され続けることで、不正な払い
出しが多量にならないように、メダル供給ラインにメダ
ルを供給するように信号を出力してから所定時間内にメ
ダル量センサーがON状態にならない場合には注意信号
を送るようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の不正払い出し対応遊技設
備の供給抑制回路は遊技設備のどこに設けてもよいが、
不正を行う者が接触できない位置に設置されるのが好ま
しい。ゲーム機からの信号の取り出しについては、直接
配線、光や磁気を用いて間接的に取り出す方法がありど
のようにしてもかまわない。メダル供給ラインにメダル
ホッパーへメダルを送るよう信号を出力してから所定時
間内にメダル量センサーのON信号が入力されない場合
に注意信号を送るようにしたものは、注意信号によって
警報を行うようにしてもよいが、メダル供給ラインの一
つが複数のゲーム機にメダルを供給するような場合に
は、正常であっても供給が追いつかないと所定時間内に
メダルが供給されない場合があるため、注意信号を送っ
て、ゲーム機運営側で確認して対応するのが好ましい。
メダル自動補給装置にメダル供給信号を送るメダル量制
御回路と供給抑制回路は一体でも別体でもよく、その構
成は論理回路でも、プログラムでもよい。また両者を同
じプログラム中に組み込んでもよい。別体となる場合の
メダル量制御回路から出力するメダル供給信号の取扱い
は、供給抑制回路がメダル供給信号を停止させるもので
も、撤回するものでもよい。また、供給抑制回路を設け
る場所は、ゲーム機内、ゲーム機外のどちらでもよく、
メダル自動補給装置に設けてもよく、どこに設けてもか
まわない。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜6参照) 図1〜6に示す実施例1は、入力部に入力した入りメダ
ル数・出しメダル数・メダル量センサーのON・OFF
状態から供給抑制回路で判断して不正なメダルの払い出
しが発生した際にメダル供給ラインからメダルホッパー
にメダルを送らないようにした不正払い出し対応遊技設
備の例である。図1は実施例1の不正払い出し対応遊技
設備の説明図である。図2は実施例1の不正払い出し対
応遊技設備の説明図である。図3は実施例1の不正払い
出し対応遊技設備の一部切欠斜視図である。図4は実施
例1の不正払い出し対応遊技設備の説明図である。図5
は実施例1の不正払い出し対応遊技設備の供給抑制回路
の説明図である。図6は実施例1の不正払い出し対応遊
技設備の供給抑制回路の情報処理フローチャートを示す
説明図である。図中、1は不正払い出し対応遊技設備、
2は供給抑制回路、2aはインターフェース、3は供給
抑制回路への入力用の信号線、4は供給抑制回路からの
出力用の信号線、5はゲーム機、5aはメダルホッパ
ー、5bはメダル量センサー、5cはメダル投入口、5
dはメダル搬送路、5eはメダル受皿、5fは排出シュ
ート、5gはコントロール装置、6はメダル供給装置、
7はメダル供給ライン、7aはメダル供給装置、7bは
メダル供給管、8はメダル回収ライン、9はメダル自動
補給装置、9aは補給回収集中コントロール装置、10
はホールコンピューター、10aは接続部、11はメダ
ル量制御回路、mはメダルである。
【0008】実施例1では、図1〜3に示すようにパチ
スロ機をゲーム機5として使用している。ゲーム機5
は、前面にゲームを行うためにメダルを投入するメダル
投入口5cを設け、メダル投入口5cにメダルが投入さ
れるとそれを検知するセンサーを設ける。メダル投入口
5cに投入されたメダルの送り先には、メダルを一時的
に収容しておくメダルホッパー5aを設ける。メダルホ
ッパー5aの下部には、メダルホッパー5aのメダルを
払い出す払い出し器が設けられ、その送り口から前方下
部にメダルを送るメダル搬送路5dを設ける。次にメダ
ル搬送路5dで送られたメダルを収容するメダル受皿5
eをゲーム機5の前面下部に設ける。このゲーム機5の
側方には隣接して、ゲーム機で使用するメダルをゲーム
を行う人に供給するメダル供給装置6を設ける。このゲ
ーム機5はメダル供給装置6ととも複数並列して設けら
れる。複数設けられたゲーム機5とメダル供給装置6の
上方をつなぐようにしてメダル供給ライン7を設ける。
メダル供給ライン7はベルトでメダルを送るものであ
る。メダル供給ライン7のゲーム機5及びメダル供給装
置6の上方には、メダル供給装置7aを設け、メダル供
給装置7aにメダル供給管7bを設け、メダル供給管7
bの先端をゲーム機5の後面から内部に貫入し、メダル
ホッパー5aの上部に位置させるようにする。次に複数
のゲーム機5及びメダル供給装置6の下方をつなぐよう
にメダル回収ライン8を設ける。メダル回収ライン8は
ベルトでメダルを回収するものである。メダルホッパー
5aには、所定の量以上のメダルを下方に排出する排出
口を設け、この排出口からのメダルを受けて下方に誘導
する排出シュート5fを設け、排出シュート5fの送り
先がメダル回収ライン8になるようにする。
【0009】次にメダル供給ライン7の送り元であり、
かつメダル回収ライン8の送り先にメダル自動補給装置
9を設ける。メダル自動補給装置9はメダル回収ライン
8で回収したメダルを貯え、必要に応じてメダル供給ラ
イン7に送り出すものである。このメダル供給ライン7
への供給を行うためにメダル自動補給装置9には補給回
収集中コントロール装置9aを設ける。ゲーム機5に
は、ゲームとゲームの結果のメダルの払い出し等を制御
するためのコントロール装置5gを設ける。各ゲーム機
5のゲーム状況などの情報は一括してコントロールされ
る。そのためにコントロール装置5gからは、上方に設
けられた接続部10aに入出力の信号線が接続され、各
接続部10aはホールコンピュータ10に接続するよう
配線される。次にメダルホッパー5a内のメダルが所定
の量に達するとメダルと接触してON信号を出力するメ
ダル量センサー5bを設ける。次にゲーム機5の上方に
供給制御回路2,メダル量制御回路11を設ける。供給
制御回路2はCPU・RAM・ROMなどからなってお
り、供給制御回路2のインターフェース2aは、信号線
3,4によってメダル量センサー5b,コントロール装
置5g,メダル量制御回路11に接続されている。メダ
ル量制御回路11は、メダル量センサー5bのON・O
FFによるメダルホッパー5a内のメダルが少なくなっ
たことを検知して、メダルを供給するよう補給回収集中
コントロール装置9aに信号を送り、メダル供給ライン
7で送られてくるメダルをゲーム機5に引き入れるよう
メダル供給装置7aに信号を送るものである。また、本
発明のゲーム機5には、ゲーム機に投入されるメダル又
は、ゲーム機から払い出されるメダルを50枚までカウ
ントしてそのカウント数でゲームを運用するクレジット
装置が設けられている。このクレジット装置はゲームを
行う人の操作によってクレジット数のメダルをゲーム機
から払い出すことができる。
【0010】本実施例1の不正払い出し対応遊技設備1
を使用すると、図6に示す供給制御回路2のプログラム
が作動する。まず、ゲーム機5を使用することによりメ
ダルが払い出されることによってメダルホッパー5a内
に収容されているメダルが減って図2に示すようにメダ
ル量センサー5bにメダルが接触しなくなると、ゲーム
の結果又はクレジットの払い出しによってコントロール
装置5gからメダルホッパー5aの下部の払い出し器に
送られる払い出し枚数の信号と、ゲームを行うためにメ
ダル投入口5cに投入されたメダルをセンサーで検知し
てカウントしたメダル枚数の信号をコントロール装置5
gより供給制御回路2のインターフェース2aに入力す
る。この入力した払い出し枚数の信号による枚数を出し
メダル数X、ゲーム機に投入したメダル枚数を入りメダ
ル数をYとし、メダルを払い出した量Z=X−Yとして
計算する。次に、あらかじめメダルホッパー5aからそ
の量が払い出されたらメダルホッパー5aにメダル供給
ライン7からメダルを供給するよう設定した払い出し設
定量とメダルを払い出した量Zを比較し、メダルを払い
出した量Zが大きい場合のみメダル供給信号をメダル量
制御装置11に送る。メダル量制御装置11はメダル量
センサー5bにメダルがタッチしなくなると、メダルが
メダル量センサー5bにタッチするまで、メダル供給信
号を補給回収集中コントロール装置9aに信号を送るも
のであるが、供給制御回路2によって信号を停止させら
れている。供給制御回路2からメダル供給信号を受け取
ったメダル量制御装置11は、信号の停止が解除されて
補給回収集中コントロール装置9aにメダル供給信号を
送り、メダル供給装置7aにメダル供給ライン7で送ら
れてくるメダルをゲーム機5のメダルホッパー5aに引
き入れるよう信号を送る。よってメダルが供給される。
【0011】
【表1】
【0012】この状態で不正な操作によってメダルを払
い出すと、その不正な操作がゲームに関係なく不正に払
い出した場合でも、ゲームの払い出し枚数を増やす操作
を行っても、実際のゲームによるかあるいはクレジット
の払い出しによる操作による払い出すはずの量、つまり
Zが払い出し設定量を不正な場合にはほとんど超えな
い。よってメダル供給ライン7からメダルホッパー5a
へはメダルが供給されないので、不正な操作で払い出せ
る量は、不正な操作を行った時点でメダルホッパー5a
に残った分が最大量となる。よってゲーム機5を運営し
ている側の損害を少なく抑えることができる。また、ゲ
ーム機5からメダルが払い出されなくなることによっ
て、ゲーム機5のエラー反応によって店員等に異常が知
らされることになる。さらに本実施例1の不正払い出し
対応遊技設備1では、メダル供給ライン7からメダルホ
ッパー5aにメダルを供給している間に不正な払い出し
が行われた場合の、不正な払い出しによる損害を一定量
以下に抑えることができる。すなわち図6に示すフロー
チャートにおいて、メダル供給信号がメダル供給装置7
aに出力されると、経過時間tをカウントさせる。ま
た、メダル供給装置7aによってメダル供給ライン7か
らメダルがメダルホッパー5aに供給されるのに要する
時間を設定時間として少し余裕を持たせて設定してお
く。経過時間tをカウントさせながらメダル量センサー
5bがONになったかどうかと設定時間を経過時間tが
超えたかどうかを計算して行く。通常のメダルの補給で
あれば、設定時間内にメダルホッパー5aにメダルが貯
まって行き、メダル量センサー5bにメダルが接触して
メダル量センサー5bがONになるはずである。不正操
作によってメダルが払い出されるとその減った分が補給
されるのに通常より時間が必要になるので、設定時間内
にメダルの補給が完了しない。メダル量センサー5bが
ONにならない状態で設定時間が経過すると注意信号が
出力されるようにしているので、店員等が対応して、こ
のような不正操作によって多量のメダルが抜き取られる
のを防止することができる。
【0013】図7,8に示すのは実施例1の不正払い出
し対応遊技設備の他の例である。図7,8に示す他の例
では、ゲーム機5のコントロール装置5gから接続部1
0aへの信号線の途中、図8に示す他の例ではさらにメ
ダル量センサー5bからメダル供給装置7aへの信号線
の途中から信号を取り出すようにしている。このように
ゲーム機からの信号の取り出しはどのように行ってもよ
い。
【0014】実施例2(図9参照) 図9に示す実施例は、メダルホッパーに低レベルセンサ
ーを設け、不正な払い出しを検出すると作動する警報装
置を設けた不正払い出し対応遊技設備。図中、12は低
レベルセンサー、13は警報装置として用いた警報ラン
プである。実施例2では、メダルホッパー5aに低レベ
ルセンサー12を設けている。低レベルセンサー12が
ON・OFFするメダル量の高さは、払い出し量がメダ
ルを補給するために設定した払い出し設定量より大きい
量が払い出された状態のメダルホッパー5a内のメダル
量の高さとする。この状態で不正なメダルの払い出しが
行なわれると、メダル供給ライン7からメダルホッパー
5aにメダルが供給されないので、メダルホッパー5a
のメダル量が減って行き、払い出し設定量を超えて不正
に払い出されて行くと、低レベルセンサー12がメダル
に接触しなくなることによって低レベルセンサー12が
OFFとなり、それを供給抑制回路2で検知して警報信
号を直接もしくはメダル量制御回路11を介して補給回
収集中コントロール装置9aに送る。補給回収集中コン
トロール装置9aに接続した警報ランプ13が警報信号
によって点灯・点滅して係員等に知らせる。このように
すれば、メダルホッパー5aのメダルが全て不正に払い
出される前に警報で知らせて対応することができる。そ
の他符号、構成、使用、使い方は実施例1と同じであ
る。
【0015】図10に示すのは実施例2の不正払い出し
対応遊技設備の他の例である。このようにゲーム機及び
各センサーからの信号の取り出し、信号の出力はどのよ
うに行ってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、不正にメダルが払い出
された場合に、所定量以上のメダルが払い出されないよ
うにして、不正操作によるメダルの損害を抑えるように
した不正払い出し対応遊技設備にできる。メダルホッパ
ーに低レベルセンサーを設け、警報装置を設けたもの
は、さらにメダルの損害を少なく抑えるように警報で知
らせることができる。メダル供給ラインメダルホッパー
へメダルを送るよう信号を出力してから所定時間内にメ
ダル量センサーのON信号が入力されない場合に注意信
号を出力するようにしたものは、メダル供給ラインから
メダルホッパーへメダルが供給される間に不正な払い出
しが行われた場合でも対応して不正な払い出しによるメ
ダルの損害を抑さえるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の説明図
である。
【図2】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の説明図
である。
【図3】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の一部切
欠斜視図である。
【図4】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の説明図
である。
【図5】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の供給抑
制回路の説明図である。
【図6】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の供給抑
制回路の情報処理フローチャートを示す説明図である。
【図7】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の他の例
の説明図である。
【図8】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の他の例
の説明図である。
【図9】実施例2の不正払い出し対応遊技設備の説明図
である。
【図10】実施例2の不正払い出し対応遊技設備の説明
図である。
【符号の説明】
1 不正払い出し対応遊技設備 2 供給抑制回路 2a インターフェース 3 信号線 4 信号線 5 ゲーム機 5a メダルホッパー 5b メダル量センサー 5c メダル投入口 5d メダル搬送路 5e メダル受皿 5f 排出シュート 5g コントロール装置 6 メダル供給装置 7 メダル供給ライン 7a メダル供給装置 7b メダル供給管 8 メダル回収ライン 9 メダル自動補給装置 9a 補給回収集中コントロール装置 10 ホールコンピューター 10a 接続部 11 メダル量制御回路 12 低レベルセンサー 13 警報ランプ m メダル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 5/04 516 A63F 5/04 512

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、ゲーム機のメダル投入口から投入したメダルをメダ
    ル投入センサーで検出して前記メダルホッパーに送り、
    前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に
    払い出すメダル払い出し器を設け、前記メダルホッパー
    にメダルを供給するメダル供給ラインを設け、メダルホ
    ッパーのメダルの量が所定量以下になるとメダル供給ラ
    インからメダルをメダルホッパーに供給する遊技設備に
    おいて、前記メダルホッパー内のメダルが所定量に達す
    ると接触してON信号を出力するメダル量センサーを前
    記メダルホッパーに設け、ゲームを行うためにゲーム機
    のメダル投入口から投入された入りメダル数とゲーム機
    がゲームの結果として前記メダル払い出し器に払い出す
    ように信号として送った出しメダル数と前記メダル量セ
    ンサーのON・OFF状態とを入力する入力部を設け、
    前記メダル量センサーがOFF状態で前記出しメダル数
    から前記入りメダル数を引算したものがあらかじめ設定
    された払い出し設定量を超えない状態では前記メダル供
    給ラインにメダルホッパーへメダルを送るのを停止させ
    る信号を出力する供給抑制回路を設けて、不正なメダル
    の払い出しが発生した際にメダル供給ラインからメダル
    ホッパーにメダルを送らないようにしたことを特徴とす
    る不正払い出し対応遊技設備。
  2. 【請求項2】 払い出し設定量より大きい値の所定量の
    メダルの払い出しを感知する低レベルセンサーをメダル
    ホッパーに設け、同低レベルセンサーの出力信号を入力
    部に入力し、不正な払い出しを光・音・信号で知らせる
    警報装置を設け、供給抑制回路がメダル量センサーがO
    FF状態で出しメダル数から入りメダル数を引算したも
    のが払い出し設定量を超えないのに前記低レベルセンサ
    ーが所定量のメダルの払い出しを感知する場合に前記警
    報装置を作動させるようにした請求項1記載の不正払い
    出し対応遊技設備。
  3. 【請求項3】 メダル供給ラインにメダルホッパーへメ
    ダルを送るよう信号を出力してから所定時間内にメダル
    量センサーのON信号が入力されない場合に供給抑制回
    路が遊技設備運営者側へ注意信号を出力するようにした
    請求項1又は2記載の不正払い出し対応遊技設備。
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