JP3426017B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3426017B2
JP3426017B2 JP3532494A JP3532494A JP3426017B2 JP 3426017 B2 JP3426017 B2 JP 3426017B2 JP 3532494 A JP3532494 A JP 3532494A JP 3532494 A JP3532494 A JP 3532494A JP 3426017 B2 JP3426017 B2 JP 3426017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスク,磁
気ディスク等の記録部材を駆動するスピンドルモータに
係り、特に、電源側との着脱が容易なソケットを備えた
スピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク,磁気ディスク等の記録部材
を駆動するスピンドルモータとしては各種のものがあ
り、例えば、特開平5−184094号公報,特開平5
−184095号公報等に開示する公知技術がある。特
開平5−184094号公報のスピンドルモータは、中
心のシャフトの下側基板の取り付け側の挿通空間を弾性
部材の封止部材で封止し、ステータのリード線をこの封
止部材を介して外方に引出しする構造に特徴を有するも
のである。また、特開平5−184095号公報のモー
タ装置はブラケット等に挿通孔を設けず、ロータヨーク
とディスク支持部との間をラビリンスシール状に形成
し、ステータのリード線をブラケットの内部に沿わせ、
かつ前記ラビリンスシール状の空間を介して外方に導く
構造を1つの特徴とするものである。両者ともモータ内
部の軸受の潤滑油が外部に飛散し磁気ディスク等に付着
することを防止する構造の一貫として創案されたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の公知技術はいず
れも大きな特徴を有するものであるが、次のような問題
点がある。ステータからのリード線は複数本ある。その
ため、前記特開平5−184094号公報の場合には複
数本のリード線をステータ側から封止部材のところまで
引出し誘導し、かつ封止部材を挿通させる組立て作業が
必要になる。また、特開平5−184095号公報の場
合も複数本のリード線をブラケットの内部に沿わせなが
らラビリンスシール状の空間を通って外部に誘導する組
立て作業が必要になる。このため、リード線の引出し作
業に多くの時間を必要とする。また、引出された各リー
ド線を電源側と連通する必要があり、連結作業が面倒で
ある。更に、リード線が断線した場合やモータ自体の故
障時における交換や保守に多くの時間と労力を必要とす
る。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決するもので
ステータのリード線の引出しおよび電源側との連結が容
易に出来ると共に、モータと電源側との着脱が容易に出
来、作業性,保守性が向上し、更に、リード線の断線が
防止されるスピンドルモータを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、基台に装着される取付部を一方側に突
出形成すると共に他方側に突出軸を有する中心シャフト
部と、前記突出軸に枢着され内面にロータマグネットを
固着するロータハブと、該ロータハブ内に収納されるス
テータとを有するスピンドルモータであって、前記取付
部内には電源側に装着されるソケットが収納され、該ソ
ケットとステータ間にはステータのリード線とソケット
のピンとを電気結合する可撓性プリント基板が架設され
てなるスピンドルモータを構成するものである。
【0006】
【作用】ロータハブを枢支する中心シャフト部の基台へ
の取付部内にはソケットが収納される。このソケットと
ステータ間には可撓性プリント基板が架設される。当該
可撓性プリント基板にはステータのリード線が連結さ
れ、当該基板のプリント回路を介してソケットの各ピン
とリード線は電絡される。以上により、ソケットを電源
側に装着するだけでステータに電気が供給されロータハ
ブが回転駆動される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本実施例の全体構造を示す軸断面図、図2
は図1の下面図、図3は本実施例の可撓性プリント基板
およびソケットまわりの詳細構造を示す拡大一部軸断面
図、図4は可撓性プリント基板の平面図、図5は三相モ
ータにおける結線図である。
【0008】図1および図2に示すように、本実施例の
スピンドルモータ1は大別して中心シャフト部4と、ロ
ータハブ5と、ステータ6と、ソケット2と、可撓性プ
リント基板3(以下、FPC3という)およびOリング
7等から構成される。
【0009】中心シャフト部4は、円板状のベース台8
とその一方側(図1では下方側)に向かって突出する取
付部9と他方側(図1では上方側)に突出する突出軸1
0とを一体的に形成したものからなる。取付部9の内部
にはソケット2を収納するための内孔11が下方に向か
って開口形成され、内孔11の上方側は突出軸10の貫
通孔12と連通する。取付部9の外周には装置の基台1
3に螺着するねじ部14が形成され、そのベース台8と
連結する付根にはOリング7の嵌まり込む溝15が形成
される。図2に示すように、取付部9の円周の一部には
取付部9を半径方向に沿って切断するキー溝16および
切欠き17が形成される。なお、キー溝16はベース台
8の下面側にも形成される。一方、突出軸10の貫通孔
12の上方側には取り付けねじ孔18が形成される。
【0010】ロータハブ5は図略の磁気ディスク等が固
定される外周形状を有する外壁部19と空間20を介し
て中心よりに形成される内壁部21とを一体的に形成す
る回転体からなる。外壁部19の内面にはロータマグネ
ット22が固定される。また、内壁部21と中心シャフ
ト部4の突出軸10間には上方軸受23および下方軸受
24が介設される。それにより、ロータハブ5は中心シ
ャフト部4に枢支される。なお、図1に示すように上方
軸受23の外側には突出軸10の上端側に嵌入された軸
受カバ25が配設され、この軸受カバ25によって構成
されるラビリンス構造により、防塵等の流出が防止され
る。
【0011】ステータ6はコイル26と、コイル26が
巻回されるステータ本体27等からなり、本実施例では
三相モータを形成する形状のものからなる。なお、ステ
ータ本体27は中心シャフト部4のベース台8に固定さ
れ、ロータハブ5の前記空間20内に収納される。
【0012】ソケット2は本実施例ではソケット本体2
8と、三相モータ用の4本のピン29(以下、図2およ
び図4に示すようにピンP0,P1,P2,P3という)か
らなる。なお、ソケット本体28は中心シャフト部4の
取付部9の内孔11に着脱可能に装着される外周形状を
有すると共にキー溝16に係止する係止部30を突出形
成するものからなる。
【0013】FPC3は図3および図4によく示すよう
に、フレキシブルのプリント板31と、これを補強保持
する補強板32を重合したものからなる。図4に示すよ
うにプリント板31は、ソケット2の上端側のピン
0,P1,P2,P3が嵌入される嵌まり込み孔33を有
しソケット本体28とほぼ同径の円板部34と、中心シ
ャフト部4の切欠き17に嵌まり込むネック部35と、
円周方向に沿って展開する弧状部36とを有するものか
らなる。また、弧状部36にはピンP0,P1,P2,P3
に対応する半田部37(M0,M1,M2,M3)が形成さ
れる。また、半田部37と嵌まり込み孔33間には両者
を連通するプリント回路38が形成され、ピン29(P
0,P1,P2,P3)と半田部37(M0,M1,M2
3)を連結する。一方、補強板32はプリント板31
の円板部34を除いたものと略同一形状のものからな
り、プリント板31のネック部35と弧状部36に重合
しこれ等を補強支持する。
【0014】図3はFPC3を装着した状態を示すもの
である。図示のようにプリント板31はその円板部34
をソケット2のピン29に嵌め込みネック部35をキー
溝16に沿わせて水平に配設される。また、弧状部36
の半田部37はステータ6のコイル26とリード線39
により連結される。以上により、図5に示すようにY結
線されたステータ6の各コイル26の各点0,1,2,
3はリード線39,FPC3のプリント板31,ピン2
9(P0,P1,P2,P3)を介し電源部40に連結され
る。一方、取付部9の溝15に嵌まり込んだOリング7
はFPC3のプリント板31の下面に圧接し、FPC3
全体をベース台8側に押圧して支持する。特に、モータ
をディスク駆動装置の基台13に装着すると、基台13
の一部がOリング7に作用し、基台13とFPC3間を
密封すると共にFPC3に強く作用する。
【0015】次に、本実施例の作用を説明する。前記し
たように、本実施例のスピンドルモータ1は中心シャフ
ト部4の取付部9を基台13側に螺着することにより装
置側に固定される。これに伴ってソケット2のピン29
を電源部40側の図略のピン孔に挿着する。これによ
り、電源部40の電流はピン29,FPC3のプリント
板31,リード線39等を介してステータ6のコイル2
6に送られる。ステータ6とロータマグネット22の電
磁気的相互作用によりロータハブ5が回転力を得て回転
する。ステータ6,FPC3およびソケット2はすべて
固定側に配置されるためロータハブ5の回転の影響を受
けない。一方、ステータ6とFPC3とは短いリード線
39によって連結されるため、従来技術のように長いリ
ード線の引出しが不要となる。また、ステータ6のコイ
ル26はFPC3等を介してソケット2側に連結される
ため、従来技術のように引出されたリード線を電源側に
連結する作業が全く不要となる。すなわち、ソケット2
と電源部40との着脱のみにより電流のON,OFFが
可能になる。一方、FPC3はソケット2に嵌まり込
み、かつ切欠き17によりネック部35を保持されると
共に、Oリング7により支持されるため確実に安定支持
される。特に、ネック部35が取付部9の切欠き17に
位置付けられるので、このFPC3を所定位置に固定で
きる。
【0016】以上の説明において、ソケット2は4本の
ピン29を有するものとしたがモータの形状に対応して
その形状,数量は決められる。また、FPC3の形状も
図示のものに限定するものではなく、ステータ6とソケ
ット2とを電絡するものであればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)ソケットによりモータと電源部とを連結する構造を
採用することによりモータと電源側との連結が極めて容
易に、かつ迅速,確実に行われる。そのため、組立性,
保守性が向上する。 2)ソケットとステータ側がFPCを介して固定的に連
結するため、リード線の引出しやリード線と電源側との
連結作業がなく組立作業性が向上する。また、リード線
の断線も生じない。 3)モータ故障時や交換時にはソケットを取り外せばよ
く、極めて簡単である。 4)FPCはOリング等により安定支持され、モータ駆
動時における回転振動の影響を受けない。 5)全体構造がコンパクトにまとめられ取り扱いが容易
となり、かつ部品管理性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構造を示す軸断面図。
【図2】図1の下面図。
【図3】本実施例のソケットおよびFPCの詳細構造を
示す拡大一部軸断面図。
【図4】本実施例のFPCの平面図。
【図5】Y結線されたステータとソケットとの連結構造
の概要を示す結線図。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 2 ソケット 3 可撓性プリント基板(FPC) 4 中心シャフト部 5 ロータハブ 6 ステータ 7 Oリング 8 ベース台 9 取付部 10 突出軸 11 内孔 12 貫通孔 13 基台 14 ねじ部 15 溝 16 キー溝 17 切欠き 18 取り付けねじ孔 19 外壁部 20 空間 21 内壁部 22 ロータマグネット 23 上方軸受 24 下方軸受 25 軸受カバ 26 コイル 27 ステータ本体 28 ソケット本体 29 ピン 30 係止部 31 プリント板 32 補強板 33 嵌まり込み孔 34 円板部 35 ネック部 36 弧状部 37 半田部 38 プリント回路 39 リード線 40 電源部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に装着される取付部を一方側に突出
    形成すると共に他方側に突出軸を有する中心シャフト部
    と、前記突出軸に枢着され内面にロータマグネットを固
    着するロータハブと、該ロータハブ内に収納されるステ
    ータとを有するスピンドルモータであって、前記取付部
    内には電源側に装着されるソケットが収納され、該ソケ
    ットとステータ間にはステータのリード線とソケットの
    ピンとを電気結合する可撓性プリント基板が架設される
    ことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記可撓性プリント基板には補強板が重
    合され、該中心シャフト部の該取付部には切欠きが形成
    され、また該補強板には該切欠き内に位置付けられる位
    置付け突起が設けられている請求項1のスピンドルモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性プリント基板と前記中心シャ
    フト部の取付部間には前記可撓性プリント基板を中心シ
    ャフト部側に押圧して支持するOリングが介設されてな
    る請求項1のスピンドルモータ。
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