JP3425910B2 - デジタル放送の送信装置、受信装置、伝送方式及び伝送方法 - Google Patents

デジタル放送の送信装置、受信装置、伝送方式及び伝送方法

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JP3425910B2
JP3425910B2 JP32182299A JP32182299A JP3425910B2 JP 3425910 B2 JP3425910 B2 JP 3425910B2 JP 32182299 A JP32182299 A JP 32182299A JP 32182299 A JP32182299 A JP 32182299A JP 3425910 B2 JP3425910 B2 JP 3425910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送の伝
送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、CATV(Cable Television)
で現に放送されているデジタル放送やBS(Broadcasti
ng Satellite)及び地上波で放送が予定されているデジ
タル放送では、MPEG(Moving Picture Experts Gro
up)多重方式が使用されている。MPEGは、映像や音
声など表現メディアを圧縮する技術に関する規格であ
る。特に、MPEG2のトランスポート・ストリーム
(以下、「TS」と略記する。)では、一つのストリー
ムで複数のプログラムを伝送することが可能である。M
PEG2では、多重の対象となる各要素信号を一定の長
さのパケットに納め、これを単位に他の要素信号ととも
に時分割で多重するパケット多重方式を基本としてい
る。多重信号であるTSには、複数の放送メディアの、
各複数の番組の、各複数の表現メディアの要素信号を多
重させることができる。したがって、受信側で目的の番
組を正しく選択・再生するには、多数のパケットの中か
ら目的の番組を構成するパケットを抽出でき、かつ、映
像のパケット、音声のパケット等の識別や各パケットの
再生時刻の識別などができなければならない。目的の番
組を正しく復元するための仕組みを以下に説明する。
【0003】TSの規格によれば、映像信号・音響信号
等を188バイトのTSパケット形式で伝送する。TS
パケット(TSP)は、4バイトのヘッダと184バイ
トのデータフィールドとから構成される。ヘッダ内に
は、個々のTSパケットを区別するための識別子(PI
D:PacketIdentifier)がある。TS形式の伝送では、
このPIDの値をTS内で重複が無いように添付するこ
とで、複数のTSPを多重して伝送しても、受け取った
装置側で、所望のTSPを抽出して、番組(プログラ
ム)を再生することが可能である。例えば、映像信号と
音響信号から構成される1つの番組を伝送したい場合、
映像信号に割り当てるTSPのPID値と音響信号に割
り当てるTSPのPID値を異なる値にすれば、多重し
て伝送しても個々の信号を抽出することができ、それに
よって映像と音声を別個に再生することができる。
【0004】このことは複数の番組に対しても成り立
ち、個々の番組(番組を構成する複数信号)に割り当て
るPID値を伝送路内で重複が無いように添付すれば、
複数の番組を多重して伝送しても、受信側では、そのP
ID値を持つパケットを取り出すことによって所望の信
号(番組)だけを抽出し再生することが可能である。こ
のため受信側では、複数の番組が多重されて伝送された
場合には、番組構成と番組を構成している個々の信号
(TS)のPID値を知らなければ所望の番組を再生で
きない。
【0005】そこでTS形式の伝送では、マルチプログ
ラムに対応するようにプログラム仕様情報(Program Sp
ecific Information、略して「PSI」)を記述したパ
ケットを伝送するようになっている。PSIには、より
具体的に言うと、物理的ネットワークについての情報
と、番組編成についての情報を記述したNIT(Networ
k Information Table)や各番組を構成するストリーム
のPIDとその番組のPCR(番組クロックリファレン
ス)のPID等を記述したPMT(Program MapTabl
e)、多重プログラムの各番組に対応するPMTとNI
TのPIDを記述したPAT(Program Association Ta
ble)などが含まれる。受信側では、このPSIデータ
を解読し、必要なPID値を取得することにより、特定
のTSを選択し、所望の番組を再生することが可能にな
る。
【0006】PSI/SI情報に代表される番組選択に
使用される情報は各メディア、各ネットワークによって
異なってくる。したがって、他メディアのTS又は他の
ネットワークのTSをそのまま再送信しても番組の選択
が正常に出来ないこととなる。他メディアのTS又は他
のネットワークのTSをそのまま再送信するということ
は、TSに含まれるPSI/SI情報もそのまま加工せ
ずに再送信するということであり、その場合にはNIT
に含まれている物理チャンネルに関する情報(例えば周
波数情報)が異なるため、そのままではチューニングや
伝送路復号が正常に行えないからである。ゆえに、複数
の番組の中から所望の番組を正常に選択することができ
ないこととなる。
【0007】このため、従来、デジタル再送信を行って
いるCATV受信局では他のメディア用のTSに含まれ
る映像・音声の番組要素情報を抜き出してこれにCAT
V用の番組配列情報(PSI/SI)を付加し、CAT
V用のTSとして再編集して伝送路に送出する方法が採
られていた。かかる従来技術について図4を参照して説
明する。図4(a)は、従来のデジタル放送の伝送方式
又は伝送方法における送信側(送信装置)の主要構成を
示すブロック図である。図4(b)は従来例のデジタル
放送の伝送方式又は伝送方法における受信側(受信装
置)の主要構成を示すブロック図である。
【0008】まず、送信側(送信装置)の構成及び動作
につき説明する。送信側(送信装置)は、分配器40
1、TS多重器406、変調器408及び、各TS毎に
設けられる受信復号器402−1〜402−n、MPE
G分離器403−1〜403−n、PID変換404−
1〜404−n、MPEG多重器405−1〜405−
n、番組情報発生器409−1〜409−nを備えて構
成される。但し、番組情報発生器409−1〜409−
nは共用可能である。
【0009】受信アンテナから入力された受信放送波
(例えばCS放送波)は、分配器401で受信複号器4
02−1〜402−nの数だけ分配または分岐され、受
信複号器402−1〜402−nに送られる。受信複号
器402−1〜402−nでは受信した放送波から指定
された(物理)チャンネルの信号を抜き出し、TS信号
に復号する。受信複号器402−1〜402−nで復号
されたTS信号はMPEG分離器403−1〜403−
nに送られ、MPEG分離器403−1〜403−nで
番組情報発生器409−1〜409−nの指示(B1)
により番組のTSPが分離される。分離された番組のT
SPは、PID変換404−1〜404−nに入力さ
れ、そのPIDを、番組情報発生器409−1〜409
−nの指示(B2)により、CATV伝送用のPIDに
変換され(=書換られ)、MPEG多重器405−1〜
405−nに送られる。
【0010】また、MPEG分離器403−1〜403
−nでは同時にTS信号からPSI情報が抜き取られる
(=分離される)。この抜き取られたPSI情報は、番
組情報発生器409−1〜409−nに送られる(D
1)。番組情報発生器409−1〜409−nでは、M
PEG分離器403−1〜403−nから送られてきた
PSI情報を受取り、CATV用のPSI情報に書換え
る(=変換する)。PID変換された番組のTSPとP
SI情報は共にMPEG多重器405−1〜405−n
に送られ(D11)、MPEG多重器405−1〜40
5−nで時分割多重化される。MPEG多重器405−
1〜405−nの出カはTS多重器406に送られ、T
S多重器406で他のTSと時分割多重化されて変調器
に送られる。変調器では入カしたTS信号にCATV用
の伝送路符号化と変調を施して伝送路へ送出する。
【0011】次に、受信側(受信装置)の構成と動作に
つき説明する。受信側(受信装置)は、復調器501、
TS分離器502、MPEG分離器503、MPEG復
号器504及び制御部505を備えて構成される。
【0012】[視聴番組の選択・復号]受信側(受信装
置)では、視聴番組の選択・復号のために以下の動作が
行われる。伝送路から送られてきた信号は、制御部50
5の指示(C1)により復調器501で選局復調(チュ
ーニング)され、その後、伝送路復号化され、TS分離
器502に送られる。制御部505の指示(C2)を受
けたTS分離器502では、復調器501で復号された
信号から視聴する番組を含むTSが分離される。MPE
G分離器503では、制御部505の指示(C3)によ
り受け取ったTSから視聴する番組のTSPが抜き取ら
れ(分離され)、MPEG復号器504に送られる。M
PEG復号器504では受け取った番組のTSPを映像
・音声信号をベ一スバンド信号に復号して映像表示部へ
送り出す。 [番組選択に使用される情報の取得]また、受信側(受信
装置)では、番組選択に使用される情報の取得のために
以下の動作が行われる。番組の選択を行う場合に、制御
部505は、MPEG分離器503から現在受信してい
るTSのPSI情報を受け取る。制御部505は、この
PSI情報のPATを参照し現在受信しているTSに含
まれている番組番号を取得し、視聴する番組がこのTS
に含まれているかの確認を行う。制御部505は、視聴
する番組が現在受信しているTSに含まれていない場合
には、PATで指定されたPIDを元にNITを取得、
参照し、視聴する番組がどの物理チャンネルのどのTS
に含まれているかの情報を得る。制御部505は、この
情報を元に、復調器501とTS分離器に指示(C1,
C2)して、視聴する番組が含まれた物理チャンネルの
該当TSを選択する。さらに、制御部505は、MPE
G分離器503に指示(C3)し、この選択したTSの
PATを取得する。制御部505は、この取得したPA
Tから、視聴する番組の番組番号を元に視聴する番組の
情報を持ったPMTのPIDを取得する。制御部505
は、この取得したPMTのPIDの付いたTSPの抜き
出しをMPEG分離器503に指示(C3)し、該当の
PMTから番組の映像・音声等のPIDを得る。 [番組選択]番組選択を行う際には、制御部505が、前
記の方法で得た映像・音声のPIDの付いたTSPの抜
き出しをMPEG分離器503に指示することにより番
組の選択を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のような再編集を行う方法では送信局側の機器に複雑な
機能が要求され、機器の価格が高くなりコストアップに
つながるという問題があった。
【0014】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、他のネットワークの番組を
再送信するにあたり、受信機側での機能追加が必要ない
範囲で、送信局側の処理を単純化し、安価に実施可能な
デジタル放送の送信装置、受信装置、伝送方式及び伝送
方法を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、第一のネットワーク上の放送波を受信
して第二のネットワーク上に再送信するデジタル放送の
送信装置であって、第一のネットワークに適合する番組
選択に使用される情報及び第一のネットワーク上の番組
要素信号とを含む第一のデジタル信号と、第二のネット
ワークに適合する番組選択に使用される情報を含む第二
のデジタル信号とを時分割多重化する多重化手段を備え
ることを特徴とするデジタル放送の送信装置である。
【0016】ここで、「番組選択に使用される情報」に
は、プログラム仕様情報(ProgramSpecific Informatio
n、略して「PSI」)や、SI(Service Informatio
n)情報が含まれる。したがって本出願第1の発明のデ
ジタル放送の送信装置によれば、第一のネットワーク上
の放送波を受信して再送信するにあたり、第一のネット
ワークに適合する番組選択に使用される情報を書き換え
ることなく、第二のネットワークに適合する番組選択に
使用される情報と第一のネットワーク上の番組要素信号
とともに第二のネットワーク上に再送信する。したがっ
て、第二のネットワークに適合する番組選択に使用され
る情報を利用することにより、番組選択を正常に行わせ
ることができるという利点がある。また、第一のネット
ワークに適合する番組選択に使用される情報であって、
第二のネットワークにも適合するものについては利用可
能であるという利点がある。さらに、第一のネットワー
クに適合する番組選択に使用される情報を書き換える処
理がないので、処理手順、回路構成が単純となり安価に
装置を構成できるという利点がある。
【0017】特に、MPEG規格に適合するデジタル放
送おいて、前記課題を解決する本出願第2の発明は、第
一のネットワーク上の放送波を受信して第二のネットワ
ーク上に再送信するデジタル放送の送信装置であって、
受信した放送波から第一のネットワークに適合する第一
のNIT信号、PAT信号、PMT信号及び第一のネッ
トワーク上の番組要素信号を含む第一のTS信号を復号
する受信復号手段と、第二のネットワークに適合する第
二のNIT信号を含む第二のTS信号を発生するNIT
信号発生手段と、前記受信復号手段から出力された第一
のTS信号と前記NIT信号発生手段から出力された第
二のTS信号とを時分割多重化して複数TS信号を出力
する多重化手段と、前記複数TS信号を第二のネットワ
ークの伝送路に適合した形式に符号化する伝送路符号化
手段と、前記伝送路符号化手段により符号化された信号
を物理チャンネルに応じて変調する変調手段と、前記変
調手段からの出力される変調信号を周波数分割多重化す
る混合手段とを備えることを特徴とするデジタル放送の
送信装置である。
【0018】次に、前記デジタル放送の送信装置により
再送信された信号を受信し、前記課題を解決する本出願
第3の発明及び本出願第4の発明を開示する。すなわ
ち、本出願第3の発明は、第一のネットワークに適合す
る番組選択に使用される情報及び第一のネットワーク上
の番組要素信号とを含む第一のデジタル信号と、第二の
ネットワークに適合する番組選択に使用される情報を含
む第二のデジタル信号とが時分割多重化されてなる信号
を受信し、第一のデジタル信号と第二のデジタル信号と
を分離する分離手段と、第二のデジタル信号から第二の
ネットワークに適合する番組選択に使用される情報を抽
出する抽出手段と、抽出した第二のネットワークに適合
する番組選択に使用される情報に基づき第一のデジタル
信号から前記番組要素信号を抽出し、所望の番組要素信
号を選択する番組選択手段とを備えることを特徴とする
デジタル放送の受信装置である。
【0019】特に、MPEG規格に適合するデジタル放
送おいて、前記課題を解決する本出願第4の発明は、第
一のネットワークに適合する第一のNIT信号、PAT
信号、PMT信号及び第一のネットワーク上の番組要素
信号を含む第一のTS信号と第二のネットワークに適合
する第二のNIT信号を含む第二のTS信号とが時分割
多重化されてなる複数TS信号を受信し、その放送波を
物理チャンネルに応じて復調する復調手段と、前記復調
手段の出力を前記複数TS信号に復号する伝送路復号化
手段と、前記複数TS信号を任意のTS信号に分離する
TS分離手段と、前記分離手段により分離された第二の
TS信号から第二のNIT信号を抽出し、第一のTS信
号から前記PAT信号及び前記PMT信号及び前記番組
要素信号を抽出するMPEG分離手段と、前記MPEG
分離手段により抽出された番組要素信号を復号するMP
EG復号手段と、前記MPEG分離手段により抽出され
た第二のNIT信号、PAT信号及びPMT信号に基づ
き前記番組要素信号から所望の番組要素信号を選択する
番組選択手段とを備えることを特徴とするデジタル放送
の受信装置である。
【0020】前記課題を解決する本出願第5の発明は、
本出願第3の発明のデジタル放送の受信装置において、
前記抽出手段により抽出された第二のネットワークに適
合する番組選択に使用される情報を記憶する記憶手段を
備え、前記番組選択手段は、前記記憶手段に格納された
第二のネットワークに適合する番組選択に使用される情
報に基づき前記番組要素信号から所望の番組要素信号を
選択可能にされてなることを特徴とする。
【0021】前記課題を解決する本出願第6の発明は、
本出願第4の発明のデジタル放送の受信装置において、
前記MPEG分離手段により抽出された第二のNIT信
号を記憶する記憶手段を備え、前記番組選択手段は、前
記記憶手段に格納された第二のNIT信号に基づき前記
番組要素信号から所望の番組要素信号を選択可能にされ
てなることを特徴とする。
【0022】したがって本出願第5の発明又は本出願第
6の発明のデジタル放送の受信装置によれば、番組選択
に使用される情報(NIT信号及び前記PAT信号及び
前記PMT信号等)を記憶する記憶手段を備えるので、
番組選択の度に受信信号から、これらの情報を取り出す
ことなく番組選択が可能となり、装置への負荷の軽減、
番組選択の円滑化が図られるという利点がある。
【0023】次に、前記課題を解決するデジタル放送の
伝送方式を開示する。前記課題を解決する本出願第7の
発明は、第一のネットワーク上の放送波を受信して第二
のネットワーク上に再送信する送信手段と前記送信手段
によって再送信された信号を受信する受信手段を備える
デジタル放送の伝送方式であって、前記送信手段は、第
一のネットワークに適合する番組選択に使用される情報
及び第一のネットワーク上の番組要素信号とを含む第一
のデジタル信号と、第二のネットワークに適合する番組
選択に使用される情報を含む第二のデジタル信号とを時
分割多重化する手段を備えて構成され、前記受信手段
は、第一のデジタル信号と第二のデジタル信号とを分離
する分離手段と、第二のデジタル信号から第二のネット
ワークに適合する番組選択に使用される情報を抽出する
抽出手段と、抽出した第二のネットワークに適合する番
組選択に使用される情報に基づき第一のデジタル信号か
ら前記番組要素信号を抽出し、所望の番組要素信号を選
択する番組選択手段とを備えて構成されることを特徴と
するデジタル放送の伝送方式である。
【0024】特に、MPEG規格に適合するデジタル放
送おいて、前記課題を解決する本出願第8の発明は、第
一のネットワーク上の放送波を受信して第二のネットワ
ーク上に再送信する送信手段と前記送信手段によって再
送信された信号を受信する受信手段を備えるデジタル放
送の伝送方式であって、前記送信手段は、第一のネット
ワーク上の放送波を受信して第二のネットワーク上に再
送信するデジタル放送の送信装置であって、受信した放
送波から第一のネットワークに適合する第一のNIT信
号、PAT信号、PMT信号及び第一のネットワーク上
の番組要素信号を含む第一のTS信号を復号する受信復
号手段と、第二のネットワークに適合する第二のNIT
信号を含む第二のTS信号を発生するNIT信号発生手
段と、前記受信復号手段から出力された第一のTS信号
と前記NIT信号発生手段から出力された第二のTS信
号とを時分割多重化して複数TS信号を出力する多重化
手段と、前記複数TS信号を第二のネットワークの伝送
路に適合した形式に符号化する伝送路符号化手段と、前
記伝送路符号化手段により符号化された信号を物理チャ
ンネルに応じて変調する変調手段と、前記変調手段から
の出力される変調信号を周波数分割多重化する混合手段
とを備えて構成され、前記混合手段により周波数多重化
された信号を第二のネットワークの伝送路に送信可能に
され、前記受信手段は、前記送信手段により送信された
信号を受信し、その受信信号を物理チャンネルに応じて
復調する復調手段と、前記復調手段の出力を前記複数T
S信号に復号する伝送路復号化手段と、前記複数TS信
号を任意のTS信号に分離するTS分離手段と、前記分
離手段により分離された第二のTS信号から第二のNI
T信号を抽出し、第一のTS信号から前記PAT信号及
び前記PMT信号及び前記番組要素信号を抽出するMP
EG分離手段と、前記MPEG分離手段により抽出され
た番組要素信号を復号するMPEG復号手段と、前記M
PEG分離手段により抽出された第二のNIT信号、P
AT信号及びPMT信号に基づき前記番組要素信号から
所望の番組要素信号を選択する番組選択手段とを備えて
構成されることを特徴とするデジタル放送の伝送方式で
ある。
【0025】次に、前記課題を解決するデジタル放送の
伝送方法を開示する。前記課題を解決する本出願第9の
発明は、第一のネットワーク上の放送波を受信して第二
のネットワーク上に再送信する送信過程と前記送信過程
によって再送信された信号を受信する受信過程を備える
デジタル放送の伝送方法であって、前記送信過程は、第
一のネットワークに適合する番組選択に使用される情報
及び第一のネットワーク上の番組要素信号とを含む第一
のデジタル信号と、第二のネットワークに適合する番組
選択に使用される情報を含む第二のデジタル信号とを時
分割多重化する過程を備えて構成され、前記受信過程
は、第一のデジタル信号と第二のデジタル信号とを分離
する分離過程と、第二のデジタル信号から第二のネット
ワークに適合する番組選択に使用される情報を抽出する
抽出過程と、抽出した第二のネットワークに適合する番
組選択に使用される情報に基づき第一のデジタル信号か
ら前記番組要素信号を抽出し、所望の番組要素信号を選
択する番組選択過程とを備えて構成されることを特徴と
するデジタル放送の伝送方法である。
【0026】特に、MPEG規格に適合するデジタル放
送おいて、前記課題を解決する本出願第10の発明は、
第一のネットワーク上の放送波を受信して第二のネット
ワーク上に再送信する送信過程と前記送信過程によって
再送信された信号を受信する受信過程を備えるデジタル
放送の伝送方法であって、前記送信過程は、第一のネッ
トワーク上の放送波を受信して第二のネットワーク上に
再送信するデジタル放送の送信装置であって、受信した
放送波から第一のネットワークに適合する第一のNIT
信号、PAT信号、PMT信号及び第一のネットワーク
上の番組要素信号を含む第一のTS信号を復号する受信
復号過程と、第二のネットワークに適合する第二のNI
T信号を含む第二のTS信号を発生するNIT信号発生
過程と、前記受信復号過程から出力された第一のTS信
号と前記NIT信号発生過程から出力された第二のTS
信号とを時分割多重化して複数TS信号を出力する多重
化過程と、前記複数TS信号を第二のネットワークの伝
送路に適合した形式に符号化する伝送路符号化過程と、
前記伝送路符号化過程により符号化された信号を物理チ
ャンネルに応じて変調する変調過程と、前記変調過程か
らの出力される変調信号を周波数分割多重化する混合過
程と、前記混合過程により周波数多重化された信号を第
二のネットワークの伝送路に送信する過程を備えて構成
され、前記受信過程は、前記送信過程により送信された
信号を受信し、その受信信号を物理チャンネルに応じて
復調する復調過程と、前記復調過程の出力を前記複数T
S信号に復号する伝送路復号化過程と、前記複数TS信
号を任意のTS信号に分離するTS分離過程と、前記分
離過程により分離された第二のTS信号から第二のNI
T信号を抽出し、第一のTS信号から前記PAT信号及
び前記PMT信号及び前記番組要素信号を抽出するMP
EG分離過程と、前記MPEG分離過程により抽出され
た番組要素信号を復号するMPEG復号過程と、前記M
PEG分離過程により抽出された第二のNIT信号、P
AT信号及びPMT信号に基づき前記番組要素信号から
所望の番組要素信号を選択する番組選択過程とを備えて
構成されることを特徴とするデジタル放送の伝送方法で
ある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態のデジ
タル放送の送信装置、受信装置、伝送方式及び伝送方法
につき図面を参照して説明する。
【0028】実施の形態1 まず、本発明の実施の形態1のデジタル放送の送信装
置、受信装置、伝送方式及び伝送方法につき、図1を参
照して説明する。図1(a)は本発明の実施の形態1の
デジタル放送の伝送方式又は伝送方法における送信側
(送信装置)の主要構成を示すブロック図である。図1
(b)は本発明の実施の形態1のデジタル放送の伝送方
式又は伝送方法における受信側(受信装置)の主要構成
を示すブロック図である。なお、本実施形態では送信側
で複数の番組を受信してCATVで再送信する場合を説
明する。
【0029】まず、送信側の構成と動作につき説明す
る。送信側(送信装置)は、分配器101と、受信復号
器102−1〜102−nと、TS多重器103−1〜
103−nと、変調器104−1〜104−nと、混合
器105と、番組情報発生器106を備えて構成され
る。したがって、上述した従来技術のようにMPEG分
離器、PID変換及びMPEG多重器を要することはな
いので、構成が簡略化でき、以下に説明するように処理
が簡略化できる。受信アンテナから入力された受信放送
波(例えばBS放送波)は、分配器101で受信復号器
102−1〜102−nの数だけ分配または分岐され、
受信復号器102−1〜102−nに送られる。受信複
号器102−1〜102−nでは受信した放送波から指
定された物理チャンネルの信号を抜き出し、TS信号に
復号する。なお、本実施形態では1方式の放送を受信す
る場合を示しているが、異なった方式の放送波を受信す
る場合にはそれぞれの放送方式に対応した分配器や受信
復号器が必要となる。
【0030】受信復号器102−1〜102−nで復号
されたTS信号はTS多重器103−1〜103−nに
送られる。一方、番組情報発生器106では、CATV
に適合する番組配列情報(NITを含む)が納められた
TS信号をTS多重器103−1〜103−nに出力し
ている。TS多重器103−1〜103−nでは、受信
復号器102−1〜102−nで復号されたTS信号
と、番組情報発生器106から出力されたTS信号とが
多重化される。かかる多重化されたTS信号は、複数T
S信号として変調器104−1〜104−nに送られ
る。変調器104−1〜104−nでは、入力されたT
S信号は、CATV用の伝送路符号化と伝送する物理チ
ャンネルに該当する搬送波で変調を施され、混合器10
5に送られる。具体的には、伝送路符号化では、伝送路
フレームの構成、ランダム化、誤り訂正処理、インター
リーブを行い、64QAM方式でデジタル変調を行う。
混合器105では変調器104−1〜104−nから出
力された信号を周波数多重し伝送路へ送出する。ここ
で、TS多重化は、現在又は将来において規定される複
数TS多重化方式に従い、実施すれば足りる。
【0031】次に、受信側(受信装置)の構成を動作に
つき説明する。受信側(受信装置)は、復調器201
と、TS分離器202と、MPEG分離器203と、M
PEG復号器204と、制御部205を備えて構成され
る。したがって、上述した従来技術の構成と同じなの
で、本発明を適用するにあたって、構成回路の増加は生
じない。
【0032】受信側(受信装置)では、視聴番組の選択
・復号のために以下の動作が行われる。伝送路から送ら
れてきた信号は、制御部205の指示(F1)により復
調器201で選局復調(チューニング)が行われ、その
後、伝送路復号化が行われ、TS分離器202に送られ
る。
【0033】TS分離器202では制御部205の指示
(F2)により、入力した複数TS信号から任意のTS
信号を分離する。このとき、分離したTS信号が送信側
の番組情報発生器106で作成された情報の場合はMP
EG分離器203に送られ、分離したTS信号が受信し
た放送番組のTS信号の場合はMPEG復号器204に
送られる。MPEG復号器204では入力したTSから
映像・音声信号を復号し、映像表示部へ送り出す。制御
部205はMPEG分離器203に指示(F3)し選択
されたTS信号から番組配列情報(ここではNIT)を
取り出して(D3)、その情報をCATVでの物理チャ
ンネル情報として番組選択に使用する。
【0034】次に、受信側(受信装置)の動作を、図2
に示すフローチャートを参照して説明する。図2は本発
明の実施の形態1のデジタル放送の伝送方式又は伝送方
法における受信側(受信装置)においての処理手順を示
すフローチャートである。なお、以下の説明において、
送信側の受信復号器102−1〜102−nで復号され
たTSをTSb、番組情報発生器106で作成されたT
SをTScとする。
【0035】受信側では、番組選択時に制御部205の
指示によりTS分離器202でTScが選択されてMP
EG分離器203に送られる(A1)。さらに、制御部
205はMPEG分離器203に指示して受信したTS
cから番組配列情報(ここではNIT)を抽出させ、こ
のNIT信号を制御部205に取込む(A2)。
【0036】制御部205では受信したNIT信号に含
まれる番組番号とその番組が伝送される物理チャンネル
の関係を示す情報をチェックする(A3)。次に、制御
部205は受信すべき番組が現在受信している物理チャ
ンネルにあるかどうかの確認を行う(A4)。確認の結
果、現在受信している物理チャンネルに該当の番組が無
い場合(A4のNoのルート)にはNITの情報を元に
復調器201に指示して該当番組の存在する物理チャン
ネルへ移動する(A5)。受信復号器201では伝送路
から入力した信号を選局復調と伝送路復号化を行い、そ
の出力は複数TS信号としてTS分離器202に送られ
る。TS分離器202では制御器205の指示により、
当初受信していた物理チャンネルに該当番組があった場
合はそのチャンネルのTSbを、或いは、該当番組が存
在する物理チャンネルに移動した場合はその移動した物
理チャンネルのTSbを選択してMPEG分離器203
に送る(A6)。MPEG分離器203では制御部20
5の指示により受け取ったTSbからPAT(Program A
ssociation Table)/PMT(Program Map Table)を抽出
して制御部205に送る(A7)。制御部205では受
け取ったPAT/PMTから該当番組の映像・音声のP
IDを取得し(A8)、そのPIDをもとにMPEG分
離器203に映像・音声情報の抽出を指示する。MPE
G分離器203では制御部205の指示によりTSbか
ら符号化された映像・音声信号を取り出しMPEG復号
器204に送る(A9)。MPEG復号器204では受
け取った映像・音声信号をベースバンド信号に復号して
映像表示部へ送り出す(A10)。以上のようにし、番
組の選択・再生を行うことができる。なお、伝送路復号
化とは、伝送路符号化された信号から、元のTS信号を
復号することである。また、MPEG復号化とは、MP
EGの規格で符号化された映像・音声信号等を符号化前
の映像・音声信号等に復号することである。ベースバン
ド信号とは、無変調状態のアナログ信号をいう。
【0037】実施の形態2 次ぎに本発明の実施の形態2のデジタル放送の送信装
置、受信装置、伝送方式及び伝送方法につき図3を参照
して説明する。図3は本発明の実施の形態2のデジタル
放送の伝送方式又は伝送方法における受信側(受信装
置)の構成を示すブロック図である。
【0038】前述の実施の形態1では番組の選択を行う
際に、その都度受信TSからNITを取り出して参照し
た。しかし、本実施形態では制御部305に接続される
メモリ306を追加することにより、番組選択の際にそ
の都度受信TSからNITを取り出して参照するのでは
なく、メモリ306に蓄えたNIT情報を参照する。本
実施形態の構成は、実施の形態1の構成に対して、メモ
リ306を追加した構成である。その他の構成は、実施
の形態1と同様である。
【0039】本実施形態における受信側(受信装置)の
動作は以下のようになる。伝送路から送られてきた信号
は、制御部305の指示(G1)により復調器301で
選局復調(チューニング)を行い、その後、伝送路復号
化が行われ、TS分離器302に送られる。TS分離器
302では制御部305の指示(G2)により、入力し
た複数TS信号から任意のTS信号を分離する。このと
き、分離したTS信号が送信側の番組情報発生器106
で作成された情報の場合はMPEG分離器303に送ら
れ、分離したTS信号が受信した放送番組のTS信号の
場合はMPEG復号器304に送られる。MPEG復号
器304では入力したTSから映像・音声信号を復号
し、映像表示部へ送り出す。制御部305はMPEG分
離器203に指示(G3)し選択されたTS信号から番
組配列情報(ここではNIT)を取り出して(D4)、
その情報をCATVでの物理チャンネル情報としてメモ
リ306に保持させておく。
【0040】制御部305では利用者のリモコン等の操
作により番組の選択情報を受け取ったら、メモリ306
に保持された情報をもとに、復調器301に選局すべき
CATVでの物理チャンネルを指示する。これにより、
番組選択の度に受信TSからNITを取り出すことなく
番組選択が可能となる。なお、NITは、例えば、受信
側で電源ON/OFF操作を行ったときに取り込むと
か、番組を視聴していないときに一定の周期でNITを
取込むとか、視聴に関係なく時間を決めて定周期で取込
むなどして、適宜取り込まれるように設定しておく。
【0041】
【発明の効果】上述のように本発明は、送信側で受信し
た他ネットワーク上のメディアのTS内容を変更する必
要が無いため、送信側の処理が単純化でき、その結果、
デジタル再送信放送を安価に実施できるという効果があ
る。また、受信側での回路の増加がなく、処理ソフトの
増加もわずかであるため、コストインパクトがほとんど
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明の実施の形態1のデジタ
ル放送の伝送方式又は伝送方法における送信側(送信装
置)の主要構成を示すブロック図である。図1(b)は
本発明の実施の形態1のデジタル放送の伝送方式又は伝
送方法における受信側(受信装置)の主要構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1のデジタル放送
の伝送方式又は伝送方法における受信側(受信装置)に
おいての処理手順を示すフローチャートである。
【図3】 図3は本発明の実施の形態2のデジタル放送
の伝送方式又は伝送方法における受信側(受信装置)の
構成を示すブロック図である。
【図4】 図4(a)は、従来のデジタル放送の伝送方
式又は伝送方法における送信側(送信装置)の主要構成
を示すブロック図である。図4(b)は従来例のデジタ
ル放送の伝送方式又は伝送方法における受信側(受信装
置)の主要構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 分配器 102−1〜102−n 受信復号器 103−1〜103−n TS多重器 104−1〜104−n 変調器 105 混合器 106 番組情報発生器 201 復調器 202 TS分離器 203 MPEG分離器 204 MPEG復号器 205 制御部 301 復調器 302 TS分離器 303 MPEG分離器 304 MPEG復号器 305 制御部 306 メモリ 401 分配器 402−1 受信復号器 403−1 MPEG分離器 404−1 PID変換 405−1 MPEG多重器 406 TS多重器 408 変調器 409−1 番組情報発生器 501 復調器 502 TS分離器 503 MPEG分離器 504 MPEG復号器 505 制御部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のネットワーク上の放送波を受信し
    て第二のネットワーク上に再送信するデジタル放送の送
    信装置であって、前記第二のネットワークに適合する番組選択に使用され
    る情報を含む第二のデジタル信号を発生する信号発生手
    段と、 第一のネットワークに適合する番組選択に使用される情
    報及び第一のネットワーク上の番組要素信号とを含む第
    一のデジタル信号と、前記信号発生手段によって生成さ
    れた第二のデジタル信号とを、前記第一のデジタル信号
    の内容を変更することなく時分割多重化する多重化手段
    を備えることを特徴とするデジタル放送の送信装置。
  2. 【請求項2】 第一のネットワーク上の放送波を受信し
    て第二のネットワーク上に再送信するデジタル放送の送
    信装置であって、 受信した放送波から第一のネットワークに適合する第一
    のNIT信号、PAT信号、PMT信号及び第一のネッ
    トワーク上の番組要素信号を含む第一のTS信号を復号
    する受信復号手段と、 第二のネットワークに適合する第二のNIT信号を含む
    第二のTS信号を発生するNIT信号発生手段と、 前記受信復号手段から出力された第一のTS信号と前記
    NIT信号発生手段から出力された第二のTS信号と
    、前記第一のTS信号の内容を変更することなく時分
    割多重化して複数TS信号を出力する多重化手段と、 前記複数TS信号を第二のネットワークの伝送路に適合
    した形式に符号化する伝送路符号化手段と、 前記伝送路符号化手段により符号化された信号を物理チ
    ャンネルに応じて変調する変調手段と、 前記変調手段からの出力される変調信号を周波数分割多
    重化する混合手段とを備えることを特徴とするデジタル
    放送の送信装置。
  3. 【請求項3】 信号送信側で発生された第二のネットワ
    ークに適合する番組選択に使用される情報を含む第二の
    デジタル信号と、第一のネットワークに適合する番組選
    択に使用される情報及び第一のネットワーク上の番組要
    素信号とを含 む第一のデジタル信号とが、前記第一のデ
    ジタル信号の内容を変更することなく時分割多重化され
    てなる信号を受信し、 第一のデジタル信号と第二のデジタル信号とを分離する
    分離手段と、 第二のデジタル信号から第二のネットワークに適合する
    番組選択に使用される情報を抽出する抽出手段と、 抽出した第二のネットワークに適合する番組選択に使用
    される情報に基づき第一のデジタル信号から前記番組要
    素信号を抽出し、所望の番組要素信号を選択する番組選
    択手段とを備えることを特徴とするデジタル放送の受信
    装置。
  4. 【請求項4】 信号送信側で発生された第二のネットワ
    ークに適合する第二のNIT信号を含む第二のTS信号
    と、第一のネットワークに適合する第一のNIT信号、
    PAT信号、PMT信号及び第一のネットワーク上の番
    組要素信号を含む第一のTS信号とが、前記第一のデジ
    タル信号の内容を変更することなく時分割多重化されて
    なる複数TS信号を受信し、 その放送波を物理チャンネルに応じて復調する復調手段
    と、 前記復調手段の出力を前記複数TS信号に復号する伝送
    路復号化手段と、 前記複数TS信号を任意のTS信号に分離するTS分離
    手段と、 前記分離手段により分離された第二のTS信号から第二
    のNIT信号を抽出し、第一のTS信号から前記PAT
    信号及び前記PMT信号及び前記番組要素信号を抽出す
    るMPEG分離手段と、 前記MPEG分離手段により抽出された番組要素信号を
    復号するMPEG復号手段と、 前記MPEG分離手段により抽出された第二のNIT信
    号、PAT信号及びPMT信号に基づき前記番組要素信
    号から所望の番組要素信号を選択する番組選択手段とを
    備えることを特徴とするデジタル放送の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記抽出手段により抽出された第二のネ
    ットワークに適合する番組選択に使用される情報を記憶
    する記憶手段を備え、 前記番組選択手段は、前記記憶手段に格納された第二の
    ネットワークに適合する番組選択に使用される情報に基
    づき前記番組要素信号から所望の番組要素信号を選択可
    能にされてなることを特徴とする請求項3に記載のデジ
    タル放送の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記MPEG分離手段により抽出された
    第二のNIT信号を記憶する記憶手段を備え、 前記番組選択手段は、前記記憶手段に格納された第二の
    NIT信号に基づき前記番組要素信号から所望の番組要
    素信号を選択可能にされてなることを特徴とする請求項
    4に記載のデジタル放送の受信装置。
  7. 【請求項7】 第一のネットワーク上の放送波を受信し
    て第二のネットワーク上に再送信する送信手段と前記送
    信手段によって再送信された信号を受信する受信手段を
    備えるデジタル放送の伝送方式であって、 前記送信手段は、前記第二のネットワークに適合する番
    組選択に使用される情報を含む第二のデジタル信号を発
    生する信号発生手段と、 第一のネットワークに適合する番組選択に使用される情
    報及び第一のネットワーク上の番組要素信号とを含む第
    一のデジタル信号と、前記信号発生手段によって生成さ
    れた第二のデジタル信号とを、前記第一のデジタル信号
    の内容を変更することなく時分割多重化する手段を備え
    て構成され、 前記受信手段は、第一のデジタル信号と第二のデジタル
    信号とを分離する分離手段と、 第二のデジタル信号から第二のネットワークに適合する
    番組選択に使用される情報を抽出する抽出手段と、 抽出した第二のネットワークに適合する番組選択に使用
    される情報に基づき第一のデジタル信号から前記番組要
    素信号を抽出し、所望の番組要素信号を選択する番組選
    択手段とを備えて構成されることを特徴とするデジタル
    放送の伝送方式。
  8. 【請求項8】 第一のネットワーク上の放送波を受信し
    て第二のネットワーク上に再送信する送信手段と前記送
    信手段によって再送信された信号を受信する受信手段を
    備えるデジタル放送の伝送方式であって、 前記送信手段は、第一のネットワーク上の放送波を受信
    して第二のネットワーク上に再送信するデジタル放送の
    送信装置であって、 受信した放送波から第一のネットワークに適合する第一
    のNIT信号、PAT信号、PMT信号及び第一のネッ
    トワーク上の番組要素信号を含む第一のTS信号を復号
    する受信復号手段と、 第二のネットワークに適合する第二のNIT信号を含む
    第二のTS信号を発生するNIT信号発生手段と、 前記受信復号手段から出力された第一のTS信号と前記
    NIT信号発生手段から出力された第二のTS信号と
    、前記第一のTS信号の内容を変更することなく時分
    割多重化して複数TS信号を出力する多重化手段と、 前記複数TS信号を第二のネットワークの伝送路に適合
    した形式に符号化する伝送路符号化手段と、 前記伝送路符号化手段により符号化された信号を物理チ
    ャンネルに応じて変調する変調手段と、 前記変調手段からの出力される変調信号を周波数分割多
    重化する混合手段とを備えて構成され、 前記受信手段は、 前記送信手段により送信された信号を受信し、 その受信信号を物理チャンネルに応じて復調する復調手
    段と、 前記復調手段の出力を前記複数TS信号に復号する伝送
    路復号化手段と、 前記複数TS信号を任意のTS信号に分離するTS分離
    手段と、 前記分離手段により分離された第二のTS信号から第二
    のNIT信号を抽出し、第一のTS信号から前記PAT
    信号及び前記PMT信号及び前記番組要素信号を抽出す
    るMPEG分離手段と、 前記MPEG分離手段により抽出された番組要素信号を
    復号するMPEG復号手段と、 前記MPEG分離手段により抽出された第二のNIT信
    号、PAT信号及びPMT信号に基づき前記番組要素信
    号から所望の番組要素信号を選択する番組選択手段とを
    備えて構成されることを特徴とするデジタル放送の伝送
    方式。
  9. 【請求項9】 第一のネットワーク上の放送波を受信し
    て第二のネットワーク上に再送信する送信過程と前記送
    信過程によって再送信された信号を受信する受信過程を
    備えるデジタル放送の伝送方法であって、 前記送信過程は、前記第二のネットワークに適合する番
    組選択に使用される情報を含む第二のデジタル信号を発
    生する過程と、 第一のネットワークに適合する番組選択に使用される情
    報及び第一のネットワーク上の番組要素信号とを含む第
    一のデジタル信号と、前記第二のデジタル信号とを、前
    記第一のデジタル信号の内容を変更することなく時分割
    多重化する過程を備えて構成され、 前記受信過程は、第一のデジタル信号と第二のデジタル
    信号とを分離する分離過程と、 第二のデジタル信号から第二のネットワークに適合する
    番組選択に使用される情報を抽出する抽出過程と、 抽出した第二のネットワークに適合する番組選択に使用
    される情報に基づき第一のデジタル信号から前記番組要
    素信号を抽出し、所望の番組要素信号を選択する番組選
    択過程とを備えて構成されることを特徴とするデジタル
    放送の伝送方法。
  10. 【請求項10】 第一のネットワーク上の放送波を受信
    して第二のネットワーク上に再送信する送信過程と前記
    送信過程によって再送信された信号を受信する受信過程
    を備えるデジタル放送の伝送方法であって、 前記送信過程は、第一のネットワーク上の放送波を受信
    して第二のネットワーク上に再送信するデジタル放送の
    送信装置であって、 受信した放送波から第一のネットワークに適合する第一
    のNIT信号、PAT信号、PMT信号及び第一のネッ
    トワーク上の番組要素信号を含む第一のTS信号を復号
    する受信復号過程と、 第二のネットワークに適合する第二のNIT信号を含む
    第二のTS信号を発生するNIT信号発生過程と、 前記受信復号合過程から出力された第一のTS信号と前
    記NIT信号発生過程から出力された第二のTS信号と
    、前記第一のTS信号の内容を変更することなく時分
    割多重化して複数TS信号を出力する多重化過程と、 前記複数TS信号を第二のネットワークの伝送路に適合
    した形式に符号化する伝送路符号化過程と、 前記伝送路符号化過程により符号化された信号を物理チ
    ャンネルに応じて変調する変調過程と、 前記変調過程からの出力される変調信号を周波数分割多
    重化する混合過程と、 前記混合過程により周波数多重化された信号を第二のネ
    ットワークの伝送路に送信する過程を備えて構成され、 前記受信過程は、 前記送信過程により送信された信号を受信し、 その受信信号を物理チャンネルに応じて復調する復調過
    程と、 前記復調過程の出力を前記複数TS信号に復号する伝送
    路復号化過程と、 前記複数TS信号を任意のTS信号に分離するTS分離
    過程と、 前記分離過程により分離された第二のTS信号から第二
    のNIT信号を抽出し、第一のTS信号から前記PAT
    信号及び前記PMT信号及び前記番組要素信号を抽出す
    るMPEG分離過程と、 前記MPEG分離過程により抽出された番組要素信号を
    復号するMPEG復号過程と、 前記MPEG分離過程により抽出された第二のNIT信
    号、PAT信号及びPMT信号に基づき前記番組要素信
    号から所望の番組要素信号を選択する番組選択過程とを
    備えて構成されることを特徴とするデジタル放送の伝送
    方法。
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