JP2004180189A - デジタル放送の再送信装置および受信装置 - Google Patents

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勉 野田
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Abstract

【課題】放送局ごとに電子番組ガイドなどの独自情報が送信されているデジタル放送をCATVで再送信するシステムにおいて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できることを提供する。
【解決手段】デジタル放送の情報を抽出して、CATVで再送信するデジタル放送の情報をまとめてデジタル放送のトランスポートストリームに多重合成して伝送する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は地上デジタル放送の変調方式を変換して再送信するための再送信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、VHF帯域、UHF帯域の電波を用いて各家庭に番組映像を送信する従来の地上放送の他に、衛星放送や有線放送(以下CATVと略す)が各地に普及しつつある。最近では、デジタル放送の規格化がさかんに行われ、通信衛星(CS:Communication Satellite)によるデジタル放送(以下、CSデジタル放送と略す)が現在商用化されている。また、放送衛星(BS:Broadcast Satellite)によるデジタル放送(以下、BSデジタル放送と略す)や地上デジタル放送も実用化を目指している。
【0003】
CSデジタル放送では1物理チャネルの変調方式にQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式を用いており、帯域幅27MHzで42.192Mbpsの伝送レートである。一方、CATVによるデジタル放送(以下、CATVデジタル放送と略す)では1物理チャネルの変調方式に64QAM(64Quadrature Amplitude Modulation)方式を用いており、帯域幅6MHzで31.644Mbpsの伝送レートである。ここで、CSデジタル放送の1物理チャネルの内符号が畳み込み符号化率3/4、外符号が短縮化Reed Solomon(204,188)の場合には訂正符号を除いたMPEG2−TSデータレートは約29.162Mbpsである。CSデジタル放送をCATVデジタル放送で再送信する場合、CSデジタル放送の1物理チャネルの内符号、外符号による誤り訂正を施して29.162MbpsのMPEG2−TSを得た後、新たにCATV伝送用に短縮化Reed Solomon(204,188)符号を付加して再送信する構成にすれば、その伝送レートは31.644Mbpsであり、そのままCSデジタル放送の1物理チャネルをCATVデジタル放送の1物理チャネルで再送信できる。
【0004】
地上デジタル放送については、変調方式にOFDM(Orthogonal frequency division multiplexing)方式を用いており、現行のアナログテレビジョン放送と同様に1RFチャネルの帯域幅6MHzで伝送できる。特開平8−294098号公報「放送方式および送受信機」には、映像や音声を放送するOFDM信号の他に、これらの伝送方式や周波数の変更やサービスの追加を記述するチャネルを付加することによって、OFDMの送信周波数の変更や、映像にリンクしたデータサービス、例えば文字放送や人物の略暦等の追加等を簡単に対応できるような新たな工夫が記載されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、OFDM方式の地上デジタル放送の1RFチャネルの帯域幅は6MHzであり、現行のアナログテレビジョン放送の再送信を主にしているCATVでも同様であるので、OFDM方式の地上デジタル放送をそのままCATVの伝送路を通じて各家庭に送信することも可能である。
【0005】
これらのデジタル放送のベースとなっているのが、MPEG(Moving Picture Experts Group)2による画像圧縮技術とトランスポートストリーム(Transport Stream)という呼ばれるデータストリームによる多重方式である。デジタル放送によれば、それらの技術によって、アナログ放送と同程度の画質や音質を保って、数倍の番組数を送ることができる。現行のアナログ放送では、6MHz帯域内の1RFチャネルで1番組のテレビジョン放送がされているので、共にチャネルと呼ぶことができたが、デジタルでは混乱が起きるので、以下、6MHz帯域内の1RFチャネルを物理チャネルと呼び、その中の複数の番組に相当するものを論理チャネルと呼ぶことにする。また、1物理チャネルで1トランスポートストリームを放送するシステム(CSや地上あるいはCATVデジタル放送)を単一TS伝送システム、1物理チャネルで2以上のトランスポートストリームを放送するシステム(BSデジタル放送)を複数TS伝送システムと呼ぶ。
【0006】
単一TS伝送システムのデジタル放送で番組を選局するには、従来のアナログの選局とは異なり、物理チャネルの選局とその物理チャネルで得られる1トランスポートストリーム内から要求した論理チャネルを抽出するという2段階の作業が必要になる。MPEG2ではPSI(Program Specific Information)というプログラム使用情報を用いて番組選択を行う。
【0007】
PSIには、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、NIT(NetworkInformation Table)等が有り、PATには、そのトランスポートストリームの番号や各論理チャネル番号とPMTの関係等を示し、PMTは各論理チャネル番号ごとにその番組を構成する映像、音声、付加データ等を分離、抽出するための情報等で構成される。また、NITにはどのトランスポートストリーム番号がどの物理チャネルで伝送されているかを示す情報が含まれている。
【0008】
また、選局動作の時間短縮を目的にした技術が特開平9−9156号公報「ディジタル衛星放送における番組切替方法およびディジタル衛星放送受信装置」に記載されている。(例えば、特許文献2参照。)この例について図9を用いて説明する。
【0009】
また、藤原洋監修、アスキー出版局発行「ポイント図解式 実践MPEG教科書」の149頁には、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)について記述されており、更に、前述のPSIにSI(Service Information:サービス情報)と呼ばれるさまざまな付加的なデータを追加して伝送し、それを利用することによりテレビ画面上のカーソル操作により番組を選択することが可能となることが記載されている。(例えば、非特許文献1参照。)なお、EPGのための情報としては、EIT(Event Information Table)と呼ばれる情報がSIで伝送される。
【0010】
また、CSデジタル放送をCATVで再送信するためにNITを変換して伝送する方法については、特開平11−355224号公報「情報配信システム及び情報配信方法」(例えば、特許文献3参照。)、特開2000−18430号公報「トランスモジュレータ及び受信機」(例えば、特許文献4参照。)あるいは特開2002−27422号公報「情報送信装置および方法、情報受信装置および方法」(例えば、特許文献5参照。)に記載されている。
【0011】
前述したように、衛星デジタル放送は全国の視聴者が同じように番組を選択受信できる環境なので、PSIやSIがCSやBSの各プラットホームで共通的に送信されている。しかし、地上デジタル放送ではその電波の届く範囲が限られ、視聴者がどれだけの電波を受信できるか正確に把握できないなどの理由から地上デジタル放送の各局独自でPSIやSIを送信する予定である。
【0012】
【特許文献1】
特開平8−294098号公報
【特許文献2】
特開平9−9156号公報
【特許文献3】
特開平11−355224号公報
【特許文献4】
特開2000−18430号公報
【特許文献5】
特開2002−27422号公報
【非特許文献1】
藤原洋監修、アスキー出版局発行「ポイント図解式 実践MPEG教科書」149頁
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
CSデジタル放送や地上デジタル放送等をCATVで再送信するために変調方式を64QAMに変換して再送信する再送信システムにおいて、各局独自の電子番組ガイドなどの情報(PSIやSI)を送信している地上デジタル放送の情報をCATVでどのように送るのか、その方法などを決める必要がある。また、地上デジタル放送の受信においては、ある放送局を受信している時に、他の放送局の番組延長などによる電子番組ガイドなどの情報が受信できない。見ている放送局以外の情報(PSIやSI)を受信するには、別のチューナなどを設けて見ている放送局以外の情報(PSIやSI)を得る機能を有することなどが必要と考えられるが、この場合は受信装置が高価となる。このようにCATVの受信装置などが高価又は複雑にならないで、地上デジタル放送の番組延長などによる時間編成などの変更に柔軟に対応できることが要求される。
【0014】
本発明の目的は、各局独自の電子番組ガイドなどの情報(PSIやSI)を送信している地上デジタル放送を再送信するために64QAMなどのCATV伝送用の変調方式に変換してCATVの伝送路を通じて各家庭に送信するデジタル放送の再送信装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するために、本発明によるデジタル放送の再送信装置は、再送信するデジタル放送を受信復調してトランスポートストリームを取り出すデジタル放送を復調する複数の復調手段(111a、111b、111n)と、複数の前記復調手段で復調された複数の前記トランスポートストリームの各々のトランスポートストリームから伝送されたデジタル放送の情報を抽出する複数のデジタル放送情報抽出手段(112a、112b、112n)と、複数の前記デジタル放送情報抽出手段の出力情報をまとめてCATVで再送信するデジタル放送の情報とするデジタル放送情報合成手段(13)と、複数の前記復調手段で復調された複数の前記トランスポートストリームの各々のトランスポートストリームに前記デジタル放送情報合成手段からのCATVで再送信するデジタル放送の情報を多重化合成する複数のデジタル放送情報追加手段(113a、113b、113n)とを備えている。
【0016】
前述した手段によれば、複数の前記デジタル放送情報抽出手段(112a、112b、112n)によって抽出された各局PSIなどの情報が前記デジタル放送情報合成手段(13)で集約され、複数の前記デジタル放送情報追加手段(113a、113b、113n)でCATV再送信する全ての情報が追加されているので、どのデジタル放送のチャネルを受信していても各局PSIなどの情報がCATVで再送信されていて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、発明の実施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0018】
まず、図8はデジタル放送の選局方法のフローチャートであり、この図を用いて、受信選局動作について説明する。ステップ801において、受信装置に要求される論理チャネル(リモコンなどを用いて受信希望チャネルを入力することを意味し、以下、これを要求論理チャネルと略す)番号が与えられると、まず、ステップ802において、現在受信している物理チャネルのPATを得、ステップ803でPAT内に要求論理チャネル番号が含まれているかどうかを調査する。
【0019】
「有」の場合、すなわち要求論理チャネル番号が含まれていれば、現在受信している物理チャネルに要求論理チャネルが含まれていることを意味するため、ステップ804で、続けてPAT内の情報からPMTを抽出し、ステップ805で更にPMT内情報から要求論理チャネルの信号を分離し、ステップ806で分離された映像、音声を復号する。
【0020】
ステップ803でPAT内に要求論理チャネル番号が含まれていない場合には、現在受信している物理チャネルに要求論理チャネルが含まれていないことを意味するので、どの物理チャネルに要求論理チャネルが含まれているかを調べるために、ステップ807に移行し、全ての物理チャネルに並行に同一の内容が伝送されているNITを受信し、要求論理チャネルの含まれる物理チャネルの情報を抽出する。そして、求めた物理チャネルへ選局の周波数を変更し、ステップ808において、この物理チャネルのPATを得る。以下、ステップ804でPAT内の情報からPMTを抽出し、ステップ805でPMT内情報から要求論理チャネルの信号を分離し、ステップ806で分離した信号から映像と音声を復号する。
【0021】
図9はデジタル放送の他の選局方法を示すフローチャートである。図8では、NITに物理チャネルとトランスポート番号の関係が、PATにトランスポート番号と論理チャネル番号の関係が記述されている場合の選局方法について説明したが、図9には、NITに物理チャネルとトランスポート番号の関係ならびにトランスポート番号と論理チャネル番号の関係が記述されている場合の選局例を示す。
【0022】
表1はNITに記載されている情報の内、物理チャネルとトランスポート番号の関係、表2はNITに記載されている情報の内、論理チャネル番号をトランスポート番号の関係を示す。
【0023】
【表1】
Figure 2004180189
【0024】
【表2】
Figure 2004180189
【0025】
NITによって、表2に示すトランスポート番号と論理チャネル番号の関係、表1に示す物理チャネルとトランスポート番号の関係が伝送される場合、要求論理チャネル番号がどのトランスポート番号で、そのトランスポート番号はどの物理チャネルで送られているかが分かるので、以下のような流れで受信周波数を変更できる。
【0026】
ステップ901で、要求論理チャネル番号が要求されると、ステップ902で現在受信している物理チャネルのトランスポート番号を確認し、ステップ903に移行して、トランスポート番号と論理チャネル番号の関係の表2から要求論理チャネル番号のトランスポート番号を確認する。さらに、ステップ904で、その要求されたトランスポート番号と現在受信のトランスポート番号が一致するか否かの判断をする。一致していれば(「はい」の場合)、ステップ905に移行して、PAT内の情報からPMTを抽出し、ステップ906でPMT内情報から要求論理チャネルの信号を分離し、ステップ907で分離した信号から映像、音声を復号する。
【0027】
一致していない場合(「いいえ」の場合)、ステップ908において、物理チャネルとトランスポート番号の関係の表2に基づいて、要求論理チャネル番号が含まれるトランスポート番号に相当する物理チャネル(NIT記述の物理チャネル)を選局するために受信周波数を変更する。次にステップ909に移行して、新たに受信した物理チャネルのPATを得、ステップ905で、PAT内の情報からPMTを抽出し、ステップ906で、PMT内情報から要求論理チャネルの信号を分離し、ステップ907で、分離された信号から映像、音声を復号する。(実施の形態1)
図1は本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例と受信装置の例を示すブロック図である。図1において、1は再送信装置、2は受信装置、3は伝送路、10は地上デジタル放送受信アンテナ、11a、11b、11nは地上デジタル再送信機器、12は合成回路、13は地上デジタル放送情報合成装置、21は周波数選択回路、22は64QAM復調回路、23はMPEG−TSパケット分離回路、24はMPEGビデオデコーダ回路、25はオーディオデコーダ回路、26は受信端末側の表示装置、111a、111b、111nは地上デジタル受信復調回路、112a、112b、112nは地上デジタル放送情報抽出回路、113a、113b、113nは地上デジタル放送情報等追加回路、114a、114b、114nは64QAM変調回路である。
【0028】
再送信装置1では、地上デジタル放送受信アンテナ10によって受信された地上デジタル放送の変調信号は、ケーブルによって再送信装置1の地上デジタル再送信機器11a、11b、11nでCATV伝送に適した64QAM信号に変換されて合成回路12によって他の被変調波と周波数多重されて伝送路3に送信される。地上デジタル再送信機器11a、11b、11nは同一の機能を有しており、地上デジタル再送信機器11a、11b、11n内の地上デジタル受信復調回路111a、111b、111nで選択された地上チャネル放送のデジタル復調、誤り訂正やエネルギー拡散等の伝送路符号化の復号処理をして地上デジタル放送で伝送されたMPEG−TSを得る。
【0029】
地上デジタル受信復調回路111a、111b、111nで得られたMPEG−TSが地上デジタル放送情報等追加回路113a、113b、113nに加えられるとともに、地上デジタル放送情報抽出回路112a、112b、112nにも加えられ各々のMPEG−TSから地上デジタル放送の各局PSIなどの情報であって放送番組に関するNIT内のトランスポートIDとサービスIDならびにPMTやEITなどのSIも抽出して地上デジタル放送情報合成装置13にそれらの各局PSIなどの情報が集約される。また、NITに記述されている放送送出局番号に相当するネットワークIDやその周波数などの伝送情報を記述する地上分配システム記述子も各局PSIなどの情報であるが、地上デジタル放送情報等追加回路113a、113b、113nでは、地上デジタル放送の情報のうちNITをCATV伝送用として64QAM変調によるCATV伝送周波数情報である有線分配システム記述子と地上デジタル放送の送出マスターごとに異なるネットワークIDを統一した番号に変換するとともに地上デジタル放送情報合成装置13からの地上デジタル放送の各局PSIであるトランスポートIDとサービスIDならびにPMTやEITなどのSIも追加して64QAM変調回路114a、114b、114nに送出する。64QAM変調回路114a、114b、114nの出力である64QAM信号は合成回路12によって周波数多重されて伝送路3に送信される。
【0030】
受信装置2では、伝送路3に送出された複数のデジタル変調された被変調波を入力とし、複数のデジタル変調された被変調波から複数の周波数選択回路21によって必要な被変調波を選択し、その選択された64QAM被変調波を64QAM復調回路22で復調して、MPEG−TS形式デジタルデータに戻すことができる。MPEG−TS形式デジタルデータはMPEG−TSパケット分離回路23に入力されて、MPEG−TSパケット分離回路23が映像と音声のそれぞれのパケットを分離して、映像パケットデータはMPEGビデオデコーダ24でデコードされ、音声パケットはMPEGオーディオデコーダ25でデコードされて、映像信号と音声信号が得られて、表示装置26に入力される。
【0031】
以上、地上デジタル放送情報等追加回路113a、113b、113nによって、地上デジタル放送の各局PSIなどの情報とCATV伝送のための追加情報がCATV再送信する全ての信号に追加されているので、CATV受信においては視聴者によって選ばれた希望番組を選択する過程については図8や図9で示したデジタル放送の選局方法と同じである。さらに、どの地上デジタル放送をCATV再送信するチャネルを受信していても放送局ごとに電子番組ガイドなどの独自情報が送信されていた各局PSIなどの情報が集約されて64QAM変調によってCATVで再送信されているので、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できる。
【0032】
また、地上デジタル放送の各局PSIなどを集約する場合に、番組に相当するプログラム番号であるサービスIDやトランスポートIDが同一であると、受信装置ではどちらの情報か判断がつかなくなるので、その場合にはそれらの一方のID値を変換する必要があるが、地上デジタルテレビジョン放送の運用規定では同一値とならないことが決められているのでID値を変換する必要が無い。このことは、社団法人電波産業会で平成14年7月25日に策定された技術資料ARIB TR−B14 1.1版「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」の4−21頁に識別子の運用がまとめられて記述されている。それによれば、地上デジタルテレビジョン方式のネットワークIDは一送出マスターに対して割り当てられて日本国内でユニークであって、トランスポートIDも同一値とされる。また、番組に相当するプログラム番号であるサービスIDも日本の全地上デジタルテレビジョン方式においてユニークとなるように運用される。このことが、CATV再送信において、各地上デジタル放送のトランスポートIDとサービスIDをそのままとしてネットワークIDをCATVの一値に代える本発明の実施形態を可能としている。
【0033】
また、地上デジタルテレビジョン放送の伝送レートは変調方式などによって異なるが最大でも約23Mbpsであり、64QAMによるCATVの伝送レート約29Mbpsより約6Mbps少ないので、各地上デジタル放送のPMTなどのSIやPSIなどの情報を集めて追加しても超えることはない。
【0034】
また、地上デジタル放送の送信周波数が変更される場合には、地上デジタル再送信機器11a、11b、11n内の地上デジタル受信復調回路111a、111b、111nで対応する。
【0035】
次に、図1に示した地上デジタル再送信機器11a、11b、11nの地上デジタル放送情報等追加回路113a、113b、113nなどの処理を図2と図3を用いて説明する。
【0036】
図2は本発明による地上デジタル放送の再送信装置を説明する図であって、201a、201b、201nは地上デジタル受信復調出力データ例、202a、202b、202nは地上デジタル放送抽出情報例、203は地上デジタル放送合成情報例である。
【0037】
地上デジタル受信復調出力データ例201a、201b、201nは地上デジタル受信復調回路111a、111b、111nの出力データの一部を示す。地上デジタル放送抽出情報例202a、202b、202nは地上デジタル受信復調出力データ例201a、201b、201nから、各々の地上デジタル放送情報抽出回路112a、112b、112nで抽出した情報例である。地上デジタル放送合成情報例203は、地上デジタル放送抽出情報例202a、202b、202nが地上デジタル放送情報合成装置13によって集約された合成情報例である。
【0038】
図3は本発明による地上デジタル放送の再送信装置の処理を説明する図であって、301は地上デジタル放送合成情報出力例、302a、302b、302nは地上デジタル放送再送信出力データ例である。
【0039】
地上デジタル放送合成情報出力例301は地上デジタル放送情報等追加回路113a、113b、113nにおいて、地上デジタル受信復調出力データ例201a、201b、201nの各々に加えられるとともに各々違っているネットワークID(N_id)をCATVのある一値(この例ではX)に変換されて地上デジタル放送再送信出力データ例302a、302b、302nになる。このある値Xは、地上デジタル放送抽出情報例202a、202b、202nに記載の1、2あるいはnのある値、地上デジタル放送で割り当てられるネットワークIDの範囲の中で地上デジタル放送の放送局で使用されていない値あるいはCATV伝送で割り当てられるネットワークIDの範囲の中でBS、CSあるいは他のデジタル放送での再送信や自主放送などで使用されていない値などが適応される。
【0040】
なお、受信装置が地上デジタル放送のネットワークIDの違いを無視する場合あるいは切り替える処理があったとしてもその処理時間を許せる場合などでは、ネットワークIDをCATVのある一値(この例ではX)に変換する必要がない場合もある。
【0041】
以上、図1と図2および図3で説明したように、本実施例によれば、地上デジタル放送情報追加回路113a、113b、113nによって、地上デジタル放送の各局PSIなどの情報がCATV伝送のための情報とともにCATV再送信する信号に追加されているので、どの地上デジタル放送をCATV再送信するチャネルを受信していても各局PSIなどの情報がCATVで再送信されていて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できる効果がある。
(実施の形態2)
図4は本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。
【0042】
図4において、123a、123b、123nは地上デジタル放送情報等変更追加回路、1231a、1231b、1231nは地上デジタル放送情報変換記述回路、1232a、1232b、1232nは地上デジタル放送情報等追加回路である。
【0043】
地上デジタル受信復調回路111a、111b、111nで得られたMPEG−TSが地上デジタル放送情報等変更追加回路123a、123b、123nに加えられ、地上デジタル放送情報変換記述回路1231a、1231b、1231nにおいて各々のMPEG−TSのNITに記述されている放送送出局番号に相当するネットワークIDやその周波数などの伝送情報を記述する地上分配システム記述子がCATV伝送用として64QAM変調によるCATV伝送周波数情報である有線分配システム記述子や地上デジタル放送の送出マスターごとに異なるネットワークIDを統一した番号に変換する。地上デジタル放送情報等変更追加回路123a、123b、123nでは、地上デジタル放送情報変換記述回路1231a、1231b、1231nとともに地上デジタル放送情報合成装置13からの地上デジタル放送の各局PSIであるトランスポートIDとサービスIDならびにPMTやEITなどのSIを地上デジタル放送情報等追加回路1232a、1232b、1232nで追加して64QAM変調回路114a、114b、114nに送出する。
【0044】
図4においても、64QAM変調回路114a、114b、114nに送出される出力のデータ例は、図3の地上デジタル放送再送信出力データ例302a、302b、302nになる。
【0045】
本実施例によれば、地上デジタル放送情報等変更追加回路123a、123b、123nによって、地上デジタル放送の各局PSIなどの情報がCATV伝送のための情報とともにCATV再送信する信号に追加されているので、どの地上デジタル放送をCATV再送信するチャネルを受信していても各局PSIなどの情報がCATVで再送信されていて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できる効果がある。
(実施の形態3)
図5は本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。図5において、14は地上デジタル放送情報合成追加生成装置、133a、133b、133nは地上デジタル放送情報等削除追加回路、1331a、1331b、1331nは地上デジタル放送情報削除回路、1332a、1332b、1332nは地上デジタル放送情報等追加回路である。
【0046】
地上デジタル受信復調回路111a、111b、111nで得られたMPEG−TSが地上デジタル放送情報等削除追加回路133a、133b、133nに加えられ、各々のMPEG−TSのNITに記述されている放送送出局番号に相当するネットワークIDやその周波数などの伝送情報を記述する地上分配システム記述子を地上デジタル放送情報削除回路1331a、1331b、1331nにおいて削除する。地上デジタル放送情報等追加回路1332a、1332b、1332nにおいて、地上デジタル放送情報合成追加生成装置14からの地上デジタル放送の各局PSIであるトランスポートIDとサービスIDならびにPMTやEITなどのSI情報に加えて、地上デジタル放送の送出マスターごとに異なるネットワークIDを統一した番号が加えられるとともに、64QAM変調によるCATV伝送周波数情報である有線分配システム記述子が地上デジタル放送情報等として追加される。地上デジタル放送情報等削除追加回路133a、133b、133nの出力が64QAM変調回路114a、114b、114nに送出される。
【0047】
本実施例では、地上デジタル放送情報等削除追加回路133a、133b、133nの地上デジタル放送情報等追加回路1332a、1332b、1332nに対して、各々に有線分配システム記述子のCATV伝送周波数情報が別々に地上デジタル放送情報合成追加生成装置14から送出される。
【0048】
図5においても、64QAM変調回路114a、114b、114nに送出される出力のデータ例は、図3の地上デジタル放送再送信出力データ例302a、302b、302nになる。
【0049】
本実施例によれば、地上デジタル情報等削除追加回路133a、133b、133nによって、地上デジタル放送の各局PSIなどの情報がCATV伝送のための情報とともにCATV再送信する信号に追加されているので、どの地上デジタル放送をCATV再送信するチャネルを受信していても各局PSIなどの情報がCATVで再送信されていて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できる効果がある。
(実施の形態4)
図6は本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。図6において、15は地上デジタル放送情報合成共通追加情報生成装置、122a、122b、122nは地上デジタル放送情報設定選択分離削除回路、143a、143b、143nは地上デジタル放送情報等設定追加回路、1431a、1431b、1431nは地上デジタル放送情報等設定生成回路、1432a、1432b、1432nは地上デジタル放送情報等追加回路である。
【0050】
地上デジタル受信復調回路111a、111b、111nで得られたMPEG−TSが地上デジタル放送情報設定選択分離削除回路122a、122b、122nによって、各々のMPEG−TSのNITに記述されている放送送出局番号に相当するネットワークIDやその周波数などの伝送情報を記述する地上分配システム記述子を削除し、各々のMPEG−TSから地上デジタル放送の各局PSIなどの情報であって抄出される番組の関するNIT内のトランスポートIDとサービスIDならびにPMTやEITなどのSIなども選択分離して地上デジタル放送情報合成共通追加情報生成装置15に送出する。地上デジタル放送情報合成共通追加情報生成装置15では、地上デジタル放送の各局PSIであるトランスポートIDとサービスIDならびにPMTやEITなどのSI情報と地上デジタル放送の送出マスターごとに異なるネットワークIDをCATV伝送のために統一された番号に設定されたネットワークID情報が地上デジタル放送情報等として送出する。
【0051】
地上デジタル放送情報設定選択分離削除回路122a、122b、122nで地上分配システム記述子などが削除された各々のMPEG−TSは、地上デジタル放送情報等設定追加回路143a、143b、143nに加えられ、地上デジタル放送情報等設定追加回路143a、143b、143n内の地上デジタル放送情報等追加回路1432a、1432b、1432nにおいて、地上デジタル放送情報等設定生成回路1431a、1431b、1431nで情報設定発生された64QAM変調によるCATV伝送周波数情報である有線分配システム記述子の情報に、地上デジタル放送情報合成共通追加情報生成装置15からの地上デジタル放送情報等に加えられる。地上デジタル放送情報等削除追加回路143a、143b、143nの出力が64QAM変調回路114a、114b、114nに送出される。
【0052】
本実施例では、地上デジタル放送情報等設定追加回路143a、143b、143nの地上デジタル放送情報等設定生成回路1431a、1431b、1431nで各々に有線分配システム記述子のCATV伝送周波数情報が設定され、地上デジタル放送情報等追加回路1432a、1432b、1432nに対しては地上デジタル放送の各局PSIなどのSI情報が合成された情報とCATV伝送のための統一ネットワークID情報などの共通情報のみが地上デジタル放送情報合成共通追加情報生成装置15から送出される。
【0053】
図6においても、64QAM変調回路114a、114b、114nに送出される出力のデータ例は、図3の地上デジタル放送再送信出力データ例302a、302b、302nになる。
【0054】
本実施例によれば、地上デジタル放送情報等設定追加回路143a、143b、143nによって、地上デジタル放送の各局PSIなどの情報がCATV伝送のための情報とともにCATV再送信する信号に追加されているので、どの地上デジタル放送をCATV再送信するチャネルを受信していても各局PSIなどの情報がCATVで再送信されていて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できる効果がある。
(実施の形態5)
図7は本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。
【0055】
図7において、16は地上デジタル放送情報等設定装置、153a、153b、153nは地上デジタルデジタル放送情報等生成追加回路、1531a、1531b、1531nは地上デジタル放送情報等生成回路、1532a、1532b、1532nは地上デジタル放送情報等追加回路である。
【0056】
地上デジタル放送情報等設定装置16で、64QAM変調回路114a、114b、114nから送出される64QAM変調のCATV伝送周波数情報などの有線分配システム記述子の情報を作成して、地上デジタル放送情報等生成回路1531a、1531b、1531nに設定することで有線分配システム記述子の情報が地上デジタル放送情報等生成回路1531a、1531b、1531nから発生される。
【0057】
地上デジタル放送情報設定選択分離削除回路122a、122b、122nで地上分配システム記述子などが削除された各々のMPEG−TSは、地上デジタル放送情報等生成追加回路153a、153b、153nに加えられ、その中の地上デジタル放送情報等追加回路1532a、1532b、1532nにおいて、地上デジタル放送情報合成共通追加情報生成装置15からの地上デジタル放送情報等に地上デジタル放送情報等生成回路1531a、1531b、1531nからの有線分配システム記述子の情報が加えられる。地上デジタル放送情報等生成追加回路153a、153b、153nの出力が64QAM変調回路114a、114b、114nに送出される。
【0058】
本実施例では、地上デジタル放送情報等生成追加回路153a、153b、153nの地上デジタル放送情報等生成回路1531a、1531b、1531nで発生する有線分配システム記述子の情報は地上デジタル放送情報等設定装置16で生成設定される。
【0059】
図7においても、64QAM変調回路114a、114b、114nに送出される出力のデータ例は、図3の地上デジタル放送再送信出力データ例302a、302b、302nになる。
【0060】
本実施例によれば、地上デジタル放送情報等生成追加回路153a、153b、153nによって、地上デジタル放送の各局PSIなどの情報がCATV伝送のための情報とともにCATV再送信する信号に追加されているので、どの地上デジタル放送をCATV再送信するチャネルを受信していても各局PSIなどの情報がCATVで再送信されていて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できる効果がある。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、どの地上デジタル放送をCATV再送信するチャネルを受信していても各局PSIなどの情報がCATVで再送信されていて、番組延長などの時間編成などの変更に柔軟に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する送信装置と受信装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明による地上デジタル放送の再送信装置を説明する図である。
【図3】本発明による地上デジタル放送の再送信装置を説明する図である。
【図4】本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明による地上デジタル放送の再送信に使用する再送信装置の一実施例を示すブロック図である。
【図8】デジタル放送の選局方法のフローチャートである。
【図9】デジタル放送の他の選局方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…再送信装置、2…受信装置、3…伝送路、10…地上デジタル放送受信アンテナ、11a、11b、11n…地上デジタル再送信機器、12…合成回路、13…地上デジタル放送情報合成装置、14…地上デジタル放送情報合成追加生成装置、15…地上デジタル放送情報合成共通追加情報生成装置、16…地上デジタル放送情報等設定装置、21…周波数選択回路、22…64QAM復調回路、23…MPEG−TSパケット分離回路、24…MPEGビデオデコーダ回路、25…オーディオデコーダ回路、26…受信端末側の表示装置、111a、111b、111n…地上デジタル受信復調回路、112a、112b、112n…地上デジタル放送情報抽出回路、113a、113b、113n…地上デジタル放送情報等追加回路、114a、114b、114n…64QAM変調回路、122a、122b、122n…地上デジタル放送情報設定選択分離削除回路、123a、123b、123n…地上デジタル放送情報等変更追加回路、133a、133b、133n…地上デジタル放送情報等削除追加回路、143a、143b、143n…地上デジタル放送情報等設定追加回路、153a、153b、153n…地上デジタル放送情報等生成追加回路、201a、201b、201n…地上デジタル受信復調出力データ例、202a、202b、202n…地上デジタル放送抽出情報例、203…地上デジタル放送合成情報例、301…地上デジタル放送合成情報出力例、302a、302b、302n…地上デジタル放送再送信出力データ例、1231a、1231b、1231n…地上デジタル放送情報変換記述回路、1232a、1232b、1232n…地上デジタル放送情報等追加回路、1331a、1331b、1331n…地上デジタル放送情報削除回路、1332a、1332b、1332n…地上デジタル放送情報等追加回路、1431a、1431b、1431n…地上デジタル放送情報等設定生成回路、1432a、1432b、1432n…地上デジタル放送情報等追加回路、1531a、1531b、1531n…地上デジタル放送情報等生成回路、1532a、1532b、1532n…地上デジタル放送情報等追加回路。

Claims (10)

  1. デジタル放送を受信選局し、復調してトランスポートストリームを抽出する複数の復調手段と、
    前記複数の復調手段で抽出された各々のトランスポートストリームに含まれるデジタル放送の番組情報を抽出する複数の情報抽出手段と、
    前記複数の情報抽出手段の出力情報を用いて新たな番組情報を合成する情報合成手段と、
    入力される前記各々のトランスポートストリームと、前記情報合成手段にて新たに合成された番組情報と、を多重化する複数の情報追加手段と、
    前記情報追加手段において合成された各々のトランスポートストリームを変調し、再送信信号として合成する変調合成手段と、
    前記変調合成手段にて合成された信号を送信する送信手段と、
    を備えているデジタル放送の再送信装置。
  2. 前記複数の情報追加手段は、それぞれ、
    入力される各々のトランスポートストリーム内の周波数や変調方式などに係わる伝送路符号化情報を記述したパケットを再送信する周波数や変調方式などに係わる伝送路符号化情報に変換する情報変換手段を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送の再送信装置。
  3. 前記情報合成手段は、再送信するための周波数や変調方式などに係わる伝送路符号化情報を加えて新たな番組情報を合成し、
    前記複数の情報追加手段は、それぞれ、
    入力される各々のトランスポートストリーム内の周波数や変調方式などに係わる伝送路符号化情報を記述したパケットを削除する情報削除手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送の再送信装置。
  4. 前記情報抽出手段は、さらに、各々のトランスポートストリームに含まれる情報を削除して前記情報合成手段に送出し、
    前記情報合成手段は、再送信するための周波数や変調方式などに係わる伝送路符号化情報を加えて新たな番組情報を合成し、
    前記複数の情報追加手段は、それぞれ、入力される各々のトランスポートストリームに情報を加える情報設定手段を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送の再送信装置。
  5. 前記複数の情報追加手段に含まれる情報設定手段は、それぞれ、同一の他の情報設定手段からの信号に基づき新たな情報を各々のトランスポートストリームに加えることを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送の再送信装置。
  6. 前記デジタル放送の番組情報とは、MPEG2におけるPSI情報またはSI情報であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のデジタル放送の再送信装置。
  7. 前記変調合成手段は、QAMにて変調することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のデジタル放送の再送信装置。
  8. 受信するデジタル放送は、地上デジタル放送であり、受信する信号は、それぞれの周波数において番組情報が異なっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のデジタル放送の再送信装置。
  9. 再送信された番組情報および映像のパケットを含むトランスポートストリームを受信する受信装置であって、
    受信された信号から所望の周波数の信号を選択し、復調する復調手段と、
    前記復調手段において復調されたトランスポートストリームに含まれるパケットを番組情報を用いて分離するパケット分離手段と、
    前記パケット分離手段にて分離されたパケットをデコードするデコード手段と、を備え、
    前記再送信されるトランスポートストリームは、1つの周波数の信号において、他の複数の周波数のチャンネルにおける番組情報を含むことを特徴とする受信装置。
  10. 前記番組情報とは、MPEG2におけるPSI情報またはSI情報であることを特徴とする請求項9に記載の受信装置。
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