JP3425091B2 - 光ケーブル及びその製造方法 - Google Patents

光ケーブル及びその製造方法

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JP3425091B2
JP3425091B2 JP29963998A JP29963998A JP3425091B2 JP 3425091 B2 JP3425091 B2 JP 3425091B2 JP 29963998 A JP29963998 A JP 29963998A JP 29963998 A JP29963998 A JP 29963998A JP 3425091 B2 JP3425091 B2 JP 3425091B2
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optical
bending
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裕司 世良
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外の光ケーブル線路
から一般家庭などの加入者に接続される加入者用の光ケ
ーブルに関し、特にその支持線の曲がり癖に起因して生
ずる歪みが光ファイバ心線に及ぼす影響を排除すること
により信頼性を高めた光ケーブル及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、加入者用の光ケーブルとして、平
行に配した鋼線などの支持線と光ファイバ心線の外周に
プラスチックなどの外部被覆を施して一体化した、例え
ば図4(a)に例示するような構造の光ケーブルが提案
されている(特開平10−010384号公報、特開平
3−156410号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この加入者用
の光ケーブルにおいて支持線に曲がり癖が存在する場合
は、光ケーブルの布設後に環境条件に起因して、例えば
電気機器からの廃熱などに曝されて、高温になり外部被
覆層が軟化すると、支持線の曲がり癖が顕在化してクリ
ープ変形を生じ、光ファイバ心線に応力歪を及ぼして伝
送損失が増加したり、破断したりするなどの弊害が生ず
る。
【0004】具体的には図4(a)に例示する光ケーブ
ルの外部被覆層4が熱せられて軟化すると支持線1の曲
がり癖が顕在化し図4(b)、(c)に例示する変形を
生ずる。
【0005】即ち、図4(b)に示すように、曲がり癖
が顕在化した支持線1の円弧の内側に光ファイバ心線2
が押しやられる場合には不規則な収縮変形に起因する歪
を受けて光伝送損失が増加する。また、図4(c)に示
すように、曲がり癖が顕在化した支持線1の円弧の外側
に光ファイバ心線2が押しやられる場合には、光ファイ
バ心線2に張力が作用して破断する場合がある。
【0006】光ケーブルの支持線1の曲がり癖の類型に
ついて典型的なものを図6(a)、(b)、(c)に示
す。ここで、支持線1の曲がり癖は、その方向を、外力
による拘束から開放された自然の状態において曲がり癖
が顕在化した支持線1aからその曲率中心Oに向かう方
向→Rで表し、その大きさを曲率半径Rにより表す。こ
の定義による曲がり癖の方向→Rは当然にその支持線1
と曲率中心Oとを含む平面200、300、400内に
含まれる。
【0007】支持線1の全長にわたり曲がり癖が同じで
あれば、支持線1のすべての部分の曲がり癖の方向→R
は同じ1つの曲率中心Oの方向を向くことになり、又そ
の大きさRも同じ値となる。なお、この支持線1の曲が
り癖は、通常ボビンに巻かれたり、外部被覆層が被覆さ
れた状態では外力が加えられてこの曲がり癖は大部分拘
束されているが、光ケーブルの布設後に外部被覆層が加
熱されて軟化するとこの曲がり癖が顕在化して前記弊害
が発生する。
【0008】また、この支持線1の曲がり癖は、光ケー
ブルの製造時は支持線に水平方向に張力が加えられて完
全に潜在化している。以下、支持線1について特に言及
しないときは何らかの外力により曲がり癖が拘束され完
全に潜在化した状態を言うものとする。
【0009】図6(a)に示す曲がり癖の類型は、光フ
ァイバ心線2が、支持線1とその曲がり癖の方向→R及
び曲率中心Oを含む平面200に平行に隣接する平面2
20上でかつ前記支持線1をその面に直交する方向に投
影した位置に配されている場合を表わす。ちなみにこの
曲がり癖の類型は図1に示す光ケーブルに対応する場合
である。
【0010】同図において1、11は曲がり癖が拘束さ
れた状態の支持線を、2、12bはその場合の光ファイ
バ心線を表し、1aは曲がり癖が顕在化した状態の支持
線1、11を、2aはその場合の光ファイバ心線2、1
2bを表す。図(b)、(c)の場合も同様である。
【0011】図6(b)に示す曲がり癖の類型は、光フ
ァイバ心線2が、支持線1とその曲がり癖の方向→R及
び曲率中心Oとを含む平面300上にあり、かつ支持線
1の曲がり癖の方向→Raと同じ方向に、支持線1と平
行に配されている場合を表わす。ちなみにこの曲がり癖
の類型は、図4(a)の支持線1の曲がり癖の方向が→
Raの場合及びその曲がり癖が顕在化して光ケーブルが
変形した状態を表す図4(b)の場合に対応するケース
である。
【0012】図6(c)に示す曲がり癖の類型は、光フ
ァイバ心線2が、支持線1とその曲がり癖の方向→R及
び曲率中心Oとを含む平面400上にあり、かつ支持線
1の曲がり癖の方向→Rbと反対の方向に、支持線1と
平行に配されている場合を表わす。ちなみにこの曲がり
癖の類型は、図4(a)の支持線1の曲がり癖の方向が
→Rbの場合及び その曲がり癖が顕在化して光ケーブ
ルが変形した状態を表す図4(c)場合に対応するケー
スである。
【0013】従来光ケーブルは図7に例示するような方
法で製造される。例えば、支持線11は支持線サプライ
20により下方向に曲がり癖が付与され、支持線1の下
方向に光ファイバ12bを配した状態で押出し被覆装置
に供給される。押出し被覆装置においては、同図(c)
に例示するだるま型の開口40(b)を有するダイス装
置40aを具備するクロスヘッド40により外部被覆層
が被覆されて一体化され、巻取りドラム60により巻き
取られて、光ケーブルが完成する。
【0014】従って、従来の光ケーブルは通常図6
(b)に示す曲がり癖の類型を有する。また図7に例示
する支持線サプライ20又はダイス装置40(a)のい
づれかの上下方向を反対にすれば、支持線1の曲がり癖
の方向と光ファイバ2との位置関係が反対となり図6
(c)に示す曲がり癖の類型を有する光ケーブルが製造
される。これも従来の光ケーブルにおいて良く見られる
曲がり癖の類型である。
【0015】図6に示した光ケーブルの曲がり癖の類型
は、典型的なものであり、光ファイバ心線2と支持線1
の曲がり癖の方向との位置関係の如何によりこれらの中
間的なものも無数に存在しうる。また同じ光ケーブルで
もその長手方向の位置により異なる曲がり癖が混在し得
る。図6(b)、(c)に示す支持線1の曲がり癖の類
型は、その曲がり癖が顕在化したときには図4(b)、
(c)に例示したように、光ファイバ心線2に悪影響を
及ぼす。図6(a)に示す支持線1の曲がり癖の類型
は、光ファイバ心線2へ悪影響を及ぼすことが殆どな
い。
【0016】従来の光ケーブルにおいてこの図6(a)
に示す曲がり癖の類型が偶然含まれている場合はあり得
るが光ケーブルの全長にわたり積極的に支持線1にこの
類型の曲がり癖を付与して、光ファイバ心線を保護する
という技術思想は提案されていない。尚、以下垂直方向
とは重力の作用する下方向をいい、水平方向とは垂直方
向に対し直交する方向をいう。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を克服するため
に本発明は、前記図6(a)に示す支持線の曲がり癖の
類型を有する体系を積極的に光ケーブルの全長にわたり
採用することにより、曲がり癖が顕在化した場合の光フ
ァイバ心線への影響を回避して、信頼性の高い光ケーブ
ルを実現する。
【0018】具体的には、平行に配した支持線と光ファ
イバ心線の外周に外部被覆層を形成して一体化した光ケ
ーブルであって、前記光ファイバ心線が、前記支持線と
その曲がり癖の曲率中心とを含む平面に平行に隣接する
平面上でかつ前記支持線をその面に直交する方向に投影
した位置に配されていることを特徴とする。
【0019】また、本発明は、図1に例示するように、
水平方向に曲がり癖を付与した支持線1と、光ファイバ
心線2とを垂直な平面上に水平方向に隣接して配した状
態の上に押出し被覆装置により外部被覆層を形成して一
体化したことを特徴とする光ケーブルの製造方法であ
る。
【0020】即ち本発明の光ケーブルは、図1(a)及
び図6(a)に例示するように、支持線1に対し積極的
に水平方向に一定の曲率半径Rの曲がり癖を付与した後
その支持線1を水平方向に引き伸ばした状態で、光ファ
イバ心線2を、その支持線1とその曲がり癖の曲率中心
Oとを含む平面300に平行に隣接する平面220上で
かつ前記支持線1をその面に直交する方向に投影した位
置に配して、これらの上に外部被覆層4を形成して一体
化することを特徴とする。
【0021】本発明の光ケーブルはこの構成により、光
ケーブルを製造後に支持線1の曲がり癖が顕在化して光
ケーブルが一定の曲率で曲がった状態となった場合にお
いても、支持線の曲がり癖の方向→Rとの関係で光ケー
ブル全体が図1(b)に例示するような曲がり方をす
る。
【0022】この場合、曲った光ケーブルの円弧の外側
叉は内側にある外部被覆層には張力叉は圧縮応力が負荷
されるものの光ファイバ心線が存在する中心位置ではこ
れらの応力が相殺されるので光ファイバ心線には殆どこ
れらの影響が及ばない。尚、光ファイバテープ心線を含
む光ケーブルの場合は、これらの要件に加えて、その光
ファイバテープ心線の横断面の両端にある2本の光ファ
イバの中心を結ぶ線(以下、単に光ファイバテープ心
線の軸線と言う。)を、支持線1とその曲がり癖の曲率
中心Oのなす平面200に対し直交する方向に配する
(図2(b)、図6(a)参照)ことにより、曲がり癖
が顕在化した場合の影響を回避する。
【0023】勿論、本発明の構成により図4(b)、
(c)に例示したような光ファイバ心線全体に対し伸び
及び収縮の歪を与えるような変形を回避することができ
る。従って、本発明により光ケーブルの布設後に環境の
熱源に起因して支持線の曲がり癖が顕在化したとして
も、光ファイバ心線の伝送損失の増加や切断などの弊害
を回避して、信頼性の高い光ケーブルを実現することが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3、図6に基づ
いて本発明の実施の形態を説明する。なお、同じ部位に
は同じ番号を付して重複する説明を省略する。
【0025】
【実施例】(実施例1)本実施例は、光ケーブルの支持
線1に対し図6(a)に示す曲がり癖を付与したケース
である。即ち、光ファイバ心線2を、支持線1とその曲
がり癖の曲率中心Oとを含む面200に平行な平面22
0上でかつ前記支持線1をその面に直交する方向に投影
した位置に配するケースである。
【0026】本実施例の光ケーブルの構造を図1(a)
に示す。1は外径1.2mmの鋼線からなる支持線であ
る。2は紫外線硬化樹脂を樹脂被覆した外径250μm
の光ファイバ心線である。支持線1と光ファイバ心線2
との間の中心間の距離は2.5mmである。3は電話回
線用の外径0.4mmの銅線である。
【0027】4はポリ塩化ビニル樹脂からなる外部被覆
層で、支持線1と光ファイバ心線2の外周に被覆して一
体化するとともに環境からそれらを保護する機能を有す
る。この外部被覆層4は、支持線1の外周部分では0.
4mmの厚さを有する。5は支持線を含む部分と光ファ
イバ心線2を含む部分を結ぶ首部であり、厚さが0.2
mmで長さが0.3mmである。6は施工時などにおい
て端末の光ファイバ心線2を取出し露出する作業を容易
にするための切込みである。この光ケーブル全体の横断
面のサイズは高さhが5mm、幅wが2mmである。
【0028】(製造方法)支持線1を0.8mの曲率半
径を有する回転円柱の外周に巻付けて熱処理することに
より、不規則な曲がり癖を除去するとともに、積極的に
支持線1の全長にわたり、方向が水平方向で、曲率半径
Rが1mの曲がり癖を積極的に付与する。
【0029】この支持線1を水平方向に緊張することに
より直線状とした状態で、この支持線1と、光ファイバ
心線2と、光ファイバ心線2を挟んだ位置に配した2本
の銅線3をすべて垂直な面内に平行に配して、開口の断
面が図1(a)に示す光ケーブルの横断面外形と一致す
るダイス装置を有する押出し被覆装置に供給して、加熱
溶融したポリ塩化ビニル樹脂樹脂を被覆し、冷却して、
同図に示すような横断面構造の光ケーブルを製造した。
製造した光ケーブルは支持線1の曲がり癖の方向と異な
る方向の曲がり癖を新たに付与することとならないよう
に、中心軸を前記回転円柱と同じ垂直方向に位置させた
外径50cmのボビンに巻き取った。
【0030】この光ケーブルをボビンに巻き取った状態
のままで、波長1.55μmのレーザ光線束の伝送損失
を測定した結果0.19dB/kmであった。製造した
光ケーブルについて、ボビンから巻き解いた自然の状態
での常温での曲率半径は約5mであり、支持線1の曲率
半径が1mの曲がり癖の大きさRは外部被覆層4のポリ
塩化ビニル樹脂の材料強度により相当部分拘束されてい
た。
【0031】この状態の光ケーブル500mに対しヒー
トサイクル加えて支持線1の曲がり癖を顕在化させた。
即ち、この光ケーブルを1℃/分の速度で+70℃まで
昇温して2時間放置し、その後1℃/分の速度で−30
℃まで降下し2時間放置するサイクルを3回繰り返し
た。
【0032】ヒートサイクルを加えた後の光ケーブル
は、図1(b)に例示するように支持線1の曲がり癖に
起因して支持線1を含む部分と光ファイバ心線2を含む
部分がそれぞれ同じ曲率半径の同心円状に変形した。こ
の状態の光ケーブル全体の曲率半径は、支持線1の曲率
半径1mの曲がり癖の大きさRに対して約2.5mであ
った。
【0033】この状態の光ケーブルを、前記と同じ条件
で伝送損失を測定して、ヒートサイクルを加えた際の熱
変形による光損失の増加を求めた結果0.03dB/k
mと極めて小さく無視できる大きさであった。これは、
光ケーブルが図1(b)に示すような曲がり方をする場
合には、光ケーブルの円弧の内側の外部被覆層4には圧
縮歪が、円弧の外側の外部被覆層4には張力歪が作用す
るものの、中心に位置する光ファイバ心線2の位置では
これらの歪が丁度相殺され、光ファイバ心線2には殆ど
側圧が及ばないためと考えられる。
【0034】(比較例1)本比較例1は、実施例1と同
じ断面構造の光ケーブルについて、支持線1に対し図6
(b)に示す曲がり癖を付与したケースである。具体的
には、図4(a)に示す、支持線1の曲がり癖を光ファ
イバ心線2の方向→Raに付与した光ケーブルを製造
し、ヒートサイクルを加えて同図(b)に例示するよう
な変形を生じさせ、熱変形による光損失の増加の大きさ
を前記実施例1の場合と比較することにより本発明の効
果を明らかにする。
【0035】即ち、支持線1に対し下方向 に曲がり癖
を付与した後水平方向に引き伸ばした状態で、その支持
線1の下側に平行に光ファイバ心線2を配し、他の条件
は前記実施例1と同じとして、これらの上にポリ塩化ビ
ニル樹脂樹脂からなる外部被覆層4を形成して一体化す
ることにより、図4(a)に例示する、光ファイバ心線
2と同じ方向→Raに曲がり癖を付与した光ケーブルを
製造し、実施例1と同様半径50cmのボビンに巻き取
った。
【0036】本比較例1の光ケーブルについて、ボビン
から巻き解いた自然の状態の常温での曲率半径は約7.
5mで、前記実施例1の光ケーブルの曲率半径5mより
も大きかった。これは曲がり癖の方向→Raに起因して
光ケーブルの横断面の形状の影響が実施例1の場合より
も大きいために支持体1の曲がり癖が比較的強く拘束さ
れたことによる。前記実施例1と同じヒートサイクルの
負荷条件及び同じ伝送損失の測定条件で、この光ケーブ
ルにヒートサイクルを加えて曲がり癖を顕在化させ、伝
送損失を測定した。
【0037】ヒートサイクルを加えた後の光ケーブル
は、図4(b)に示すような圧縮変形が観測され、光ケ
ーブル全体の曲率半径は約4mであった。ヒートサイク
ルを加える前のボビンに巻いた状態の伝送損失は0.1
9dB/kmで前記実施例1と相違は認められなかっ
た。これはボビンに巻かれた状態の光ケーブルは、実施
例1の場合と同じ形態の状態に維持されて曲がり癖が拘
束されているからであると考えられる。ヒートサイクル
を加えたことによる伝送損失の増加は0.33dB/k
mであった。これは前記実施例1の場合と比較して10
倍の大きさである。
【0038】この比較例1と前記実施例1の比較結果
は、実施例1で採用した図6(a)に示す曲がり癖の体
系を採用することによって、光ケーブルの布施後の環境
の熱源に起因する伝送損失の増加を顕著に抑制できるこ
とを示す。
【0039】(実施例2) 本実施例2は、実施例1の光ケーブルに代えて光ファイ
バテープ心線を使用した光ケーブルについて本発明を実
施したケースである。即ち、本実施例2の光ケーブル
は、図2(a)に例示するように、実施例1の光ケーブ
ルと比較して、光ファイバ心線2のかわりに4心の光フ
ァイバテープ心線12bを使用し、その光ファイバテー
プ心線の軸線を、支持線11の中心とその曲がり癖の曲
率中心の成す平面に対し直交する方向に配するケースで
ある。
【0040】即ち光ファイバテープ心線12bを使用し
た光ケーブルについては、通常の線状の光ファイバ心線
2を有する光ケーブルに要求される前記条件に加重し
て、光ファイバテープ心線12bの軸線の方向を、支持
線11の中心とその曲がり癖の曲率中心Oを含む平面2
00(図6(a)参照)に直交する方向に配する。尚、
ここで用いる「直交する方向」は、数学的な厳密なもの
ではなく、実際に光ケーブルを製造する際にはこの直交
する方向に対し最大5度程度の製造誤差を含むので、本
発明で用いる「直交する方向」には実施例1の場合も含
めてこの意味が含まれる。
【0041】光ファイバテープ心線12bの軸線をこの
ような方向に配することによって、支持線11の曲がり
癖が顕在化した場合においても、光ファイバテープ心線
12bはその表面に直交する方向に曲がるので、支持線
11の曲がり癖による応力歪の影響を殆ど受けることが
ない。
【0042】図2(a)の光ケーブルについて、11は
外径2.6mmの鋼線からなる支持線で、水平方向、即
ち同図(a)の→R方向に曲率半径Rが3mの曲がり癖
を有する。12bは実施例1と同じ外径250μmの光
ファイバ心線2を4本含む4心の厚さ0.3mm、幅
1.1mmの光ファイバテープ心線である。
【0043】10aはこの光ファイバテープ心線2の4
枚を重ねた上にポリプロピレン繊維層13aを配して形
成した外径5mmの光ケーブルコアである。光ケーブル
コア10aは、前述のように内部に含む光ファイバテー
プ心線12bの軸線が支持線11とその曲がり癖の曲率
中心Oを含む平面200に直交する方向に配されてい
る。
【0044】14は、ポリエチレンからなる外部被覆層
で、支持線11の外周に厚さ1.5mm、光ケーブルコ
ア10aの外周にも1.5mmの厚さで被覆され、支持
線11と光ケーブルコア10aとが厚さ2mm、長さ
2.4mmの首部15を介して一体化されている。支持
線11の中心と光ケーブルコア10aの中心間の距離は
9.2mmである。この光ケーブル全体のサイズは高さ
hが16mm、最大幅wが8mmである。
【0045】(製造方法)本実施例2の光ケーブル10
0の製造方法は、図3に例示するように、まず外径2.
6mmの鋼線を収納したドラムである支持線サプライ2
0から、支持線11を供給して、中心軸が垂直方向に向
いている半径2.5mのターンテーブル30の外周に巻
き付けるとともに加熱処理して、水平方向に曲率半径R
が3mの曲がり癖を付与し、緊張した状態で押出し被覆
装置のクロスヘッド40に供給する。
【0046】同時に、4心の光ファイバテープ心線12
bを収納したボビンからなる光ファイバサプライ20a
を4個配置し、この光ファイバサプライ20aから光フ
ァイバテープ心線12bをその軸線を垂直方向に向けた
状態で4枚重ねて供給するとともに、この外周に、ポリ
プロピレン繊維13aを収納したボビンからなる繊維サ
プライ30aからポリプロピレン繊維13aを繰り出し
て外径5mmとなるように巻き付け、光ケーブルコア1
0aを形成する。
【0047】光ケーブルコア10aを、前記支持線11
の下側の位置に中心間距離が9.2mmとなるように平
行に配した状態で、図2(a)の光ケーブルの横断面の
外形寸法と整合する、図3(c)に例示するだるま型の
開口40bを有するダイス装置40aを備えている押出
し被覆装置のクロスヘッド40に供給し、それらの外周
にポリエチレンを被覆し、外部被覆14を形成して一体
化する。
【0048】クロスヘッド40の前記ダイス装置40a
から、ポリエチレンが被覆されて押出された光ケーブル
100は、張力を負荷して緊張した状態で冷却水槽50
に導き常温になるまで冷却し、その後半径1mの巻取り
ドラム60に巻き取る。この場合、製造した光ケーブル
に対し支持線11の曲がり癖の方向と異なる方向に新た
な曲がり癖を付与しないように、巻取りドラム60の中
心軸を前記ターンテーブルと同じ垂直方向に向け、支持
線11の曲がり癖と同じ方向に光ケーブルを巻き取っ
た。
【0049】(伝送損失)光ケーブルを半径1mのドラ
ム60に巻きとった状態で、実施例1と同じ測定条件で
伝送損失を測定した結果0.20dB/kmで、これは
通常の光ケーブルの値と同程度であった。製造した光ケ
ーブルの曲率半径は、巻取りドラム60から巻き解いた
自然の状態で常温で7mであった。外部被覆層14のポ
リエチレンの材料強度により支持線11の曲率半径Rが
3mの曲がり癖が拘束されたことによる。この状態の光
ケーブル500mを、実施例1と同じ条件でヒートサイ
クル加えた結果、図2(b)に例示するような変形を生
じた。ヒートサイクル加えた後の光ケーブルの曲率半径
は約5mであった。
【0050】この状態の光ケーブルを実施例1と同じ方
法で伝送損失を測定した結果、ヒートサイクルを加えた
ことにより、実施例1と同様無視できる程度のわずかな
光損失増加0.03dB/kmが観測されたにすぎなか
った。
【0051】(比較例2)本比較例2は、実施例2と同
じ断面構造の光ケーブルについて、比較例1と同様な考
え方で、支持線11に対し図6(b)に示す曲がり癖を
付与したケースである。
【0052】具体的には、図5(a)の、支持線11の
曲がり癖の方向→Raに光ケーブルコア10aを配した
構造を有する光ケーブルを前記実施例2に準じた方法で
製造する。製造した光ケーブルにヒートサイクルを加え
て同図(b)に例示するような熱変形を生じさせ、伝送
損失の増加の大きさを明らかにし前記実施例2の場合と
比較する。尚、この場合は図5(a)及び図6(b)か
ら分かるように、支持線11とその曲がり癖の方向→R
a及び曲率中心Oを含む平面300内に光ケーブルコア
10aの中心が含まれ 、かつこの面に平行に4枚の光
ファイバテープ心線12bの各軸線が配されている。
【0053】本比較例2の光ケーブルの製造は、図3に
示す光ケーブルの製造装置において、前記ターンテーブ
ル30の軸方向を水平方向に向けて、その外周に鋼線1
を巻き付けて支持線11に対し曲率半径Rが3mの曲が
り癖を下方向に付与した点で実施例2と相違する。その
他の製造条件は実施例2と同様である。
【0054】本比較例2の光ケーブル曲率半径は、巻取
りドラム60から巻き解いた自然の状態において常温で
約10mであった。この値は、曲率半径が7mの前記実
施例2の光ケーブルの場合よりも大きいが、これは外部
被覆層4のポリエチレンの材料強度に加えて、その支持
線11の曲がり癖の方向と光ケーブルの横断面の形状の
影響により、曲率半径Rが3mの支持線11の曲がり癖
が実施例2の場合よりも強く拘束されたことによる。
【0055】前記実施例2と同じヒートサイクルの負荷
条件でこの光ケーブルにヒートサイクルを加え、また同
じ測定条件でヒートサイクルを加える前後の光ケーブル
の伝送損失を測定した。ヒートサイクルを加えた後の光
ケーブルは、図5(b)に示すような変形が観測され、
その曲率半径は約6mであった。
【0056】ヒートサイクルを加える前の巻取りドラム
60に巻いた状態の伝送損失は0.20dB/kmで前
記実施例2の場合との相違は認められなかった。しか
し、ヒートサイクルを加えたことにり伝送損失の増加
は、前記実施例2の場合と比較して18倍も大きい0.
53dB/kmの値が得られた。
【0057】本比較例2と実施例2との比較結果から、
前記実施例1と比較例1との比較結果と同様な結論が得
られる。即ち、実施例2で採用した図6(a)に示す曲
がり癖の体系を採用することによって、光ケーブルの布
施後の環境の熱源に起因する伝送損失の増加を顕著に抑
制できることがわかる。但し、この実施例2の場合には
光ケーブルの断面積が大きいことから、実施例1の場合
よりも本発明の効果が一層顕著に現われた。
【0058】尚、前記実施例2の場合、光ファイバテー
プ心線12bの軸線の方向を、支持線11の中心とその
曲がり癖の曲率中心Oを含む平面200(図6(a)参
照)に対し直交する方向に配したが、本発明の効果はこ
の範囲に限定されるものではなく、この平面に対し直交
する方向鋭角を成す方向に軸線の方向を配した場合も
有効である。
【0059】尚、前記実施例1、2では、押出し被覆装
置による光ケーブルの外部被覆前に支持線の曲がり癖を
付与したがこれに限定されるものではなく、光ケーブル
を製造後に支持線に電流を流す等して加熱しながら前記
ターンテーブルに巻き付けて一定の曲がり癖を付与する
ことも可能である。また、前記実施例1、2では、支持
線1、11として単鋼線を使用したがこれに限定される
ものではなく、鋼撚り線、その他の金属線を使用するこ
ともできる。
【0060】
【発明の効果】本発明の光ケーブルは、支持線とその曲
がり癖の曲率中心とを含む平面に平行に隣接する平面上
でかつ前記支持線をその面に直交する方向に投影した位
置に光ファイバ心線が配されているので、使用中に環境
の熱源に起因して高温となり外部被覆層が軟化し、支持
線の曲がり癖が顕在化して光ケーブル全体が曲がったと
しても、支持線の部分と光ファイバ心線の部分とが同じ
曲率で曲がるに過ぎず、光ファイバ心線に圧縮叉は引張
り応力によるいづれの歪をも受けないので、光伝送損失
が増加したり叉は切断などすることのない信頼性の高い
光ケーブルが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ケーブルの構造を示す横断面及び熱
変形後の状態を表す斜視図である。図1(a)は光ケー
ブルの横断面と支持線の曲がり癖の方向→Rを示し、同
図(b)は支持線の曲がり癖が顕在化して光ケーブルが
変形した状態を表わす。
【図2】本発明の他の光ケーブルの構造を示す横断面図
及び熱変形後の状態を表す斜視図である。図1(a)は
光ケーブルの横断面と支持線の曲がり癖の方向→Rを示
し、同図(b)は支持線の曲がり癖が顕在化して光ケー
ブルが変形した状態を表わす。
【図3】本発明の光ケーブルの製造装置を示す側面図及
び平面図である。図3(a)は本発明の光ケーブルの製
造装置の側面を、同図(b)は平面を、同図(c)は押
出し被覆装置のダイス装置の開口の形状をあらわす。
【図4】従来の光ケーブルの構造を示す横断面図及び熱
変形後の状態を表す斜視図であるである。図4(a)は
光ケーブルの横断面構造とその支持線の曲がり癖の方向
→Ra、→Rbを、同図(b)は支持線の曲がり癖の方
向→Ra に光ファイバ心線を配した光ケーブルの熱変
形後の状態を、同図(c)は支持線の曲がり癖の方向→
Rb と反対の方向に光ファイバ心線を配した光ケーブ
ルの熱変形後の状態をそれぞれ表わす。
【図5】比較例2の光ケーブルの横断面図及び熱変形後
の状態を表わす斜視図である。図5(a)は光ケーブル
の横断面と支持線の曲がり癖の方向→Raを表わし、同
図(b)は同図(a)の光ケーブルの熱変形後の状態を
表わす。
【図6】光ケーブル中の支持線の曲がり癖の類型を説明
するための斜視図である。図6(a)は支持線が水平方
向に曲がり癖の方向→Rを有し、光ファイバ心線が、支
持線とその曲がり癖の曲率中心Oとを含む平面200に
平行に隣接する平面220上でかつ前記支持線をその面
に直交する方向に投影した位置に配され、同図(b)は
支持線が下方向→Raに曲がり癖の方向を有し、光ファ
イバ心線がその曲がり癖の方向に支持線と平行に配さ
れ、同図(c)は支持線が下方向に曲がり癖の方向→R
bを有し、光ファイバ心線がその曲がり癖の方向と反対
の方向に支持線と平行に配されている各光ケーブルの体
系を表わす。
【図7】従来の光ケーブルの製造装置を示す側面図及び
平面図である。図7(a)は従来の光ケーブルの製造装
置の側面を、同図(b)は平面を、同図(c)は押出し
被覆装置のダイス装置の開口の形状をそれぞれあらわ
す。
【符号の説明】
1、11:支持線 1a:曲がり癖が顕在化した状態の支持線1、11 2、12b:光ファイバ心線、光ファイバテープ心線 2a:支持線の曲がり癖が顕在化した状態の光ファイバ
心線1、光ファイバテープ心線12b 3:銅線 4、14:外部被覆層 5、15:首部 6:切込み 10、100:光ケーブル 10a:光ケーブルコア 20:支持線サプライ 13a:繊維層 20a:光ファイバサプライ 30:ターンテーブル 30a:繊維サプライ 40:押出し被覆装置のクロスヘッド 40a:押出し被覆装置のダイス装置 40b:同上の開口 50:冷却漕 60:巻取りドラム 200、300、400:支持線とその曲がり癖の曲率
中心を含む平面 220:支持線とその曲がり癖の曲率中心を含む平面に
平行に隣接する平面
フロントページの続き (72)発明者 渡部 雅一 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 氏家 誠吾 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 世良 裕司 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安藤 公夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−223750(JP,A) 特開 平10−48487(JP,A) 特開 平9−281368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44 H01B 13/22 H01B 13/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配した支持線と光ファイバ心線の
    外周に外部被覆層を形成して一体化した光ケーブルであ
    って、前記光ファイバ心線が、前記支持線とその曲がり
    癖の曲率中心とを含む面に平行な平面上でかつ前記支持
    線をその面に直交する方向に投影した位置に配されてい
    ることを特徴とする光ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバ心線が光ファイバテープ
    心線であって、その横断面の両端にある2本の光ファイ
    バの中心を結ぶ軸線が前記支持線とその曲がり癖の曲
    率中心の成す平面に対し直交する方向に配されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル。
  3. 【請求項3】 水平面内の曲がり癖を付与した前記支持
    線と前記光ファイバ心線とを上下に配置し、その外周に
    押出し被覆装置により前記外部被覆層を形成して一体化
    したことを特徴とする請求項1に記載の光ケーブルの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバ心線が光ファイバテープ
    心線であって、その横断面の両端にある2本の光ファイ
    バの中心を結ぶ軸線が前記支持線とその曲がり癖の曲
    率中心の成す平面に対し直交する方向に配されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の光ケーブルの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記支持線が、円板又は円柱状体の外周
    に巻き付けることによって一定方向の曲がり癖が付与さ
    れたことを特徴とする請求項3叉は4に記載の光ケーブ
    ルの製造方法。
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