JP3424913B2 - 写真処理方法及び写真処理装置 - Google Patents

写真処理方法及び写真処理装置

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JP3424913B2
JP3424913B2 JP04429599A JP4429599A JP3424913B2 JP 3424913 B2 JP3424913 B2 JP 3424913B2 JP 04429599 A JP04429599 A JP 04429599A JP 4429599 A JP4429599 A JP 4429599A JP 3424913 B2 JP3424913 B2 JP 3424913B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理を含む写
真処理方法及び画像処理部を具備する写真処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、或る画像表示媒体において、人間
の顔等の画像に対してパターン認識技術を利用して画像
処理を施し、当該画像をその画像表示媒体上で見やすい
画像に修正したり、当該画像を肖像権保護のためにモデ
ィファイしたり、又は、芸術的な装飾を付加したりする
ような画像処理技術がある。
【0003】かかる画像処理技術によれば、例えば、コ
ンピュータグラフィックスのような技術分野において
は、画像に関するデータとしてディジタルデータを利用
し、このデータに基づいて、画像の拡大縮小や回転、反
転、投影、陰影付与等種々の立体操作等を行うことがで
きる。
【0004】また、写真処理装置の技術分野において
は、例えば、写真撮影時にストロボ光の影響を受けたよ
うな場合や、カラーコンタクトを装着していたような場
合の眼の瞳の色を修正してからカラープリントを作製し
たりする需要があるので、前述したような画像処理技術
が要求されるようになってきている。
【0005】そして、写真処理装置の技術分野において
も、フィルムにアナログ的に記録された画像情報を、ス
キャナ等を用いて読み取って画像情報を電気的信号に変
換し、この電気的信号に基づいて得たディジタルデータ
に対して画像処理を施した画像データを利用して露光
し、現像することによってプリントを作製する技術が普
及してきている。
【0006】ところで、このような画像処理技術におい
て、人間の顔の或る一部分、例えば眼だけ、を特定して
抽出しその領域だけに対して画像処理する手法は、パタ
ーン認識技術の進歩につれて種々提案されているが、例
えば、パーソナルコンピュータのように、汎用的で、し
かも画像表示手段を具備したような安価な機器装置によ
って、後述するような専門知識のない非熟練者でも実行
できる簡単な手法を得ることは困難である。
【0007】即ち、写真処理の技術分野においては、写
真感光材料に対する現像や焼付を自動で行う写真処理装
置が急速に普及しており、写真処理や画像処理に関する
専門知識のない非熟練者が、かかる自動の写真処理装置
を操作して短時間で低コストでカラープリントを作製す
ることが行われるようになっているので、非熟練者でも
容易に機器を操作して画像処理ができることが要求され
ている。
【0008】例えば、画像表示媒体に表示された人間の
顔の画像のうち、眼だけを特定して何らかの画像処理を
行う場合の手法の要領について図6を参照して説明す
る。符号10は眼、20は眉毛を示す。
【0009】前述したような画像のうち、オペレータ
は、眼10の部分を目視で認識し、例えばマウスのよう
なポインティング装置により眼の領域の周囲において、
眼10になるべく近い位置の複数の点として例えば、点
1〜R8を指定し、この複数の点R1〜R8を順番に線分
等によって結んだ多角形によって囲まれる領域を定義し
て画像上の眼10の領域を特定する。
【0010】このとき、画像表示媒体は、撮像装置によ
って得られた画像を一旦画像データとしてディジタル化
し、再度画像化して表示しているのであるから、画像デ
ータは単なる数値でしかない。従って、前記複数の点を
画像表示媒体上で特定したとき、もしも眼以外の領域を
広く特定してしまうと、前記領域を特定したのち画像処
理を実行する際に眼以外の領域を除外するためのデータ
処理に多大の時間を費やすこととなる。従って、前述し
たような複数の点の指定にあたっては、データ処理を迅
速に且つ正確に実行するために、できるだけ眼に近づけ
て指定する必要がある。
【0011】しかしながら、画像表示媒体上でポインテ
ィング装置により前記複数の点を手際よく指定すること
は思いのほか熟練を要し、指定し損なったりして長時間
を要するという問題がある。しかも、長時間をかけたと
しても指定精度が向上するわけではないのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した問
題点に鑑みてなされたものであり、熟練を要することな
く表示画像の眼の領域のうちから例えば瞳の領域を特定
して抽出して短時間かつ精度よく画像処理して写真処理
する写真処理方法及び写真処理装置を提供することを課
題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決すべ
く、本発明の請求項1記載の写真処理方法は、被写体の
画像を表示する表示工程33と、表示された画像のうち
画像処理する処理領域を特定する特定工程36と、前記
処理領域を画像処理して写真を形成するための画像デー
タを形成する画像処理工程37とを含む写真処理方法に
おいて、前記特定工程36において、前記処理領域を挟
む2点を指定し、該2点に基づいて定められる矩形領域
と該矩形領域の中央部に位置させた処理領域標準パター
ンとを画像表示し、該処理領域標準パターンと表示され
た画像とのパターンマッチングを行って前記処理領域を
特定することを特徴とする。
【0014】前述した構成により、処理領域を挟む2点
を処理領域の近傍の指定しやすい位置で指定するだけ
で、処理領域のパターンマッチングを行うことができ
る。
【0015】本発明の請求項2記載の写真処理方法によ
れば、前記被写体が人物の眼10であり、前記処理領域
が瞳領域13及び虹彩領域12のうちの少なくとも1つ
であり、前記2点が白眼領域11に位置するので、片目
ずつの処理ができ、しかも処理領域を挟む2点が指定し
やすい。
【0016】本発明の請求項3記載の写真処理方法によ
れば、前記処理領域標準パターンをテンプレート17と
とし、テンプレートマッチングを行って前記処理領域を
特定できるので、少ない数のテンプレートを保持するだ
けで、短時間且つ精度よく瞳又は虹彩の領域を特定でき
る。
【0017】本発明の請求項4記載の写真処理方法は、
被写体の画像を画像表示する第1表示工程33と、表示
された画像のうち画像処理する処理領域を含む対象領域
を指定する対象領域指定工程34と、前記対象領域を抽
出して拡大して画像表示する第2表示工程35と、前記
対象領域のうちから前記処理領域を特定する特定工程3
6と、前記処理領域を画像処理して写真を形成するため
の画像データを形成する画像処理工程37とを含む写真
処理方法において、前記特定工程36において前記処理
領域を挟む2点を指定し、該2点に基づいて定められる
矩形領域と該矩形領域の中央部に位置させた処理領域標
準パターンとを表示し、該処理領域標準パターンと表示
された画像とのパターンマッチングを行って前記処理領
域を特定することを特徴とする。
【0018】前述した構成により、眼の画像が小さい場
合でも処理領域を挟む2点を処理領域の近傍の指定しや
すい位置で指定するだけで、処理領域のパターンマッチ
ングを行うことができる。
【0019】本発明の請求項5記載の写真処理方法によ
れば、前記被写体が人物の顔であり、前記対象領域が前
記人物の眼10であり、前記処理領域が瞳領域13及び
虹彩領域12のうちの少なくとも1つであり、前記2点
が白眼領域11に位置するので、片目ずつの処理がで
き、しかも前記処理領域を挟む2点が指定しやすい。
【0020】本発明の請求項6記載の写真処理方法によ
れば、前記処理領域標準パターンをテンプレート17と
とし、テンプレートマッチングを行って前記処理領域を
特定する少ない数のテンプレートを保持するだけで、短
時間且つ精度よく瞳又は虹彩の領域を特定できる。
【0021】本発明の請求項7記載の写真処理方法によ
れば、前記対象領域指定工程34において、所定の2箇
所の点を指定し、該2箇所の点によって定まる線分と、
対象領域との間の位置関係に基づいて対象領域を指定す
るので、所定の2点を指定するだけで対象領域を簡単に
特定でき、対象領域の近傍の複数の点を指定する必要が
ない。
【0022】本発明の請求項8記載の写真処理方法によ
れば、前記対象領域指定工程34において、所定の4箇
所の点を指定し、4箇所の点によって定まる線分と、対
象領域との間の位置関係に基づいて対象領域を指定する
所定の2点を指定するだけで対象領域を簡単に特定で
き、対象領域の近傍の複数の点を指定する必要がなく、
対象領域をわかりやすく表示するアイコンを表示でき
る。
【0023】本発明の請求項9記載の写真処理装置は、
被写体の画像データに対して画像処理できる画像処理部
50を設けた写真処理装置において、前記画像処理部5
0が、前記被写体の画像を表示する画像表示部51と、
画像表示部上の任意の点及び領域を指定可能であるポイ
ンティング装置52と、画像処理のため画像データを演
算処理する演算処理部53と、前記画像に関する所定の
データを記憶する記憶部54とを具備し、前記画像のう
ち画像処理する処理領域を表示し、且つ前記ポインティ
ング装置52によって前記処理領域を挟む2点を指定し
たとき該2点によって定まる矩形領域及び該矩形領域の
中央部に位置させた処理領域標準パターンを表示し、パ
ターンマッチングを行って前記処理領域を特定して画像
処理できることを特徴とする。
【0024】前述した構成によれば、処理領域を挟む2
点を通常の画像処理手段によって指定するだけで瞳又は
虹彩の領域を短時間且つ精度よく簡単に特定できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態について説明する。
【0026】本明細書において、人間の顔の画像に関
し、人間の身体の上下にあわせて顔(頭部を含む)の頭
部を上、顎部を下、画像に向かって向かって顔の右又は
左というものとする。従って、本明細書において顔の左
又は右というのは、被写体の人物本人にとっての左右で
はない。
【0027】図1は、本発明に係わる写真処理装置の構
成を概略的に示すブロック説明図である。本発明に係わ
る写真処理装置は、以下に詳細に説明する画像処理部5
0を具備する他は、従来から知られている写真処理装置
と同様に、現像、定着、水洗及び乾燥等の種々の化学的
処理又は物理的処理を一連の工程で自動的に行う処理装
置61や、カラー画像の各画素を近似的に青、緑、及び
赤の3原色に分解測光するという色分解を行い、各画素
ごとに青、緑、及び赤の各光強度を色信号として色ごと
に順番に読み出すためのカラースキャナ装置62等から
なる写真処理部60や、制御部70を具備している。
【0028】そして、各色信号をディジタル信号に変換
したのち、後述するように画像処理を行ったうえで、画
像処理された画像データに基づいて写真感光材料に走査
露光し、通常の写真処理を行ってカラープリント等を得
る。前記処理装置61及びカラースキャナ装置62等に
ついては、その説明を省略し、以下、本発明に係わる画
像処理部50について説明する。
【0029】当該画像処理部50は、画像表示部51
と、ポインティング装置52と、演算処理部53と、記
憶部54とによって構成され、写真処理装置1全体とし
て操作は制御部70によって制御される。
【0030】まず、画像表示部51は、フィルム等の写
真感光材料等に記録された画像情報をカラースキャナ装
置62等によって画像情報として読取り、ディジタルデ
ータとして読み取った画像データを表示装置(図にハッ
チングで示した)に画像表示するものであり、CRT又
は液晶表示装置等によって構成される。そして、画像表
示部51に付随して、対象とする画像に関する統計的デ
ータや、後述する演算処理や画像処理に関する追加的の
指示や情報の入出力が可能なインターフェイス(図示せ
ず)を設けてもよい。
【0031】また、ポインティング装置52は、画像表
示部51上の任意の点を指定する機能、及び、後述する
ように2点を指定したときに2点に基づいて演算処理部
によって算出された矩形領域と、パターンマッチングを
行うための処理領域標準パターンとを発生させるように
演算処理部及び画像表示部に作用する機能を有するもの
であり、いわゆるマウス又はトラックボール等によって
構成される。
【0032】また、演算処理部53は、前記画像データ
に対して本実施の形態に係わる画像処理を行う領域を特
定する処理(以下、「画像処理領域特定処理」という)
を行うため及び前記矩形領域及び処理領域標準パターン
を算定するため行う演算処理の他、色補正や濃度補正、
後述する写真画像特有の処理のための画像処理や、一般
的に画像に対して行う拡大縮小や回転、反転、投影、陰
影付与、合成、分割等種々の画像処理を行うための演算
処理を行うものであり、種々の論理回路や演算回路、レ
ジスタ等によって構成される。
【0033】また、記憶部54は、本実施の形態に係わ
る対象画像に関する所定のデータやや統計的データに基
づく基本的数値等の他、前記画像データ、前記基本的数
値を加工したデータ等の演算処理途中のデータ等を記憶
するものであり、RAM及びROM等によって構成され
る。このように、記憶部54に、対象画像に関する所定
のデータや統計的データに基づく基本的数値を記憶する
ので、特段の複雑な演算等を要することがなく当該所定
のデータや統計的データに基づいて処理領域の位置を推
定できる。そして、記憶部54に特段の装置や処理を要
しないので、記憶部を低コストで実現できる。
【0034】次に、本実施の形態に係わる画像処理部5
0によって行う画像処理領域特定処理の基本的概念につ
いて説明する。本実施の形態においては、被写体を人物
の画像とし、画像処理の対象としてその画像のうち、瞳
又は虹彩の画像を画像処理する。そのため、まず眼の領
域を「対象領域」として特定し、眼の画像を拡大して表
示し、次に画像処理する領域である瞳又は虹彩を「処理
領域」として各白眼領域に1点ずつ指定点を指定して矩
形領域を表示し、瞳又は虹彩を特定する。そして、特定
した瞳領域又は虹彩領域内の少なくとも一部分に対して
画像処理を行う。以下、詳細に説明する。尚、以下の説
明において、「瞳又は虹彩」のようにいずれかに言及す
る記載は、両方でもよいものとする。
【0035】まず、眼の領域を対象領域として指定する
手法を説明する。本実施の形態においては、画像処理領
域特定の前提となる対象領域を指定する。そのための2
点を指定し、該2点によって定まる線分と、該線分と所
定の位置関係にある領域を推定して前記対象領域を特定
する。或いは、顔の画像の面積的広がりを利用できる場
合、即ち、頭頂や顎部にも指定点を指定できるときに
は、後述するように4点を指定して4点によって定まる
線分と所定の位置関係にある領域を推定してその領域に
対応したアイコンを表示して前記対象領域を特定する。
【0036】以下、4点を指定する場合について説明す
るが、2点を指定する場合にはアイコン等は用いず、後
述する統計的位置関係だけから眼の領域を特定する点が
4点を指定する場合と異なり、その他は同じである。本
実施の形態においては、画像処理領域特定の前提となる
対象領域を指定するための4点を指定し、統計的データ
に基づく顔の各部分の位置関係を利用して、4点によっ
て定まる線分を基準にして眼の領域が統計的に推定され
る位置に眼の形状に対応した円や、眼鏡形状のアイコン
やマスク形状のアイコン等のツールを表示して眼の領域
を特定する。以下、まず、当該統計的データについて説
明する。
【0037】図2は、人間の顔のうち、眼10や鼻3
1、口32等がどの位置に存在するかという相互の位置
関係を統計的に調査した結果を概略的に示した平面説明
図である。一般に、人間の顔のうち、左右の眼10が顔
のどこの位置に存在するかという存在領域の位置関係
は、統計的にみてほぼ一定であることが知られている。
【0038】即ち、図示したように、線分CDを、左眼
の下端及び右眼の下端を通る線分上に位置するように設
定するとき、右眼の両端(目頭、目尻)の位置及び左眼
の両端の位置は線分CDを5等分する4点P1、P2、P
3、P4の位置にほぼ相当する。即ち、 h1≒h2≒h3≒h4≒h5 (1) である。また、線分ACは、線分BDによってほぼ2等
分される。従って、 AF≒DF≒FB≒FC≒v1≒v2≒0.5V (2) である。そして、a、b、c及びdを、同様に、統計的
に得られる定数(設定値は変更できる)として、線分B
D方向(顔の縦方向)における眼自体の大きさLは、 L≒h1≒aH(a≒0.2) (3) であり、眼は、点Fからみてbh1(b≒0.5)の点
からch1(c≒0.5)の点までの領域に位置すると
いう位置関係(位置関係1)が得られる。
【0039】そして、線分AC方向(顔の横方向)にお
ける眼自体の大きさWは、眉毛の下端P5と、鼻の下端
6と顎Cとに関して、 y1≒y2≒0.5Y (4) であることから、 W≒dy1(d≒0.3) (5) であり、眼は、線分BDからみて線分に接する位置から
からみてdy1までの領域に位置するという位置関係が
得られる(位置関係2)。
【0040】そこで、線分ACの長さ及び線分BDの長
さを、それぞれ、表示された画像上で求めて、その長さ
データに基づいてさらに、統計的に得られた前述の式
(1)〜(5)及び位置関係1〜2に従って、眼の存在
が推定される領域を演算処理して算出し、画像表示する
ことができる。
【0041】以上説明した顔の各部分の位置関係に関す
る統計的データを利用して、以下のように4点を指定
し、4点によって規定される線分を定める。
【0042】即ち、まず、顔のほぼ中央を上下に通る直
線の直線上で、頭頂部の一点A、顎の一点B、両眼の下
端部を結び顔を左右に通る直線の直線上で、顔の右方の
端部の一点C、及び、顔の左方の端部の一点Dを指定す
る。そして、点Cは右眼と、顔の端縁との間に位置し、
点Dは左眼と、顔の端縁との間に位置するものとする。
以上の4点を指定すると、A点とB点とを結ぶ線分A
B、C点とD点とを結ぶ線分CDが定まり、さらに、線
分ABと、線分CDとの交点Fが定まる。このとき、4
点は、4辺形形状を指定し得る位置であって、且つ対角
線が互いにほぼ直交する位置関係となるように設定す
る。このような位置に4点を指定するので、指定操作
は、熟練を要することがなく簡単である。
【0043】次に、前記線分を利用し、前記統計的デー
タによる顔の各部分の位置関係に基づいて、前記4点に
よって定まる線分を基準にして眼の領域が推定される領
域(以下、「推定領域」という)を表示して前記対象領
域を特定する。
【0044】即ち、線分DFに接して上方に左眼が、線
分CFに接して上方に右眼が存在するものと推定され、
その位置は、図2に示した各部分の位置関係により、線
分DF及びCFに付随して定まる。この各部分の位置関
係に基づき、4点の位置及び式(1)〜式(5)等に従
って眼の推定領域が演算処理されて算出される。このと
き、推定領域の大きさは、前記4点を指定する際の指定
位置のバラツキを含めて尚且つ推定領域が真の領域を含
み得る大きさとなるように設定される。以上のようにし
て眼の領域を特定したのち、次に、眼の領域のなかから
瞳の領域又は虹彩の領域を特定する。図3は、瞳又は虹
彩を特定する手法を概略的に示す説明図である
【0045】即ち、睫毛14を含めた眼10の領域のう
ち、白眼領域11の双方の領域中にそれぞれ1点A及び
Bを指定する。この2点A及びBを含む矩形領域16
と、該矩形領域16の中央に、後述する標準パターンと
を設定し、該標準パターンと、表示された画像とのパタ
ーンマッチングを行って前記処理領域を特定して画像処
理を表示する。
【0046】このとき矩形領域16の長辺が眼の水平方
向に平行であるように、且つ、前記2点がそれぞれ短辺
上に位置するように矩形領域16を設定する。そして、
前記2点によって定まる線分の中央部に虹彩及び瞳が同
心円状に位置して、前記短辺の長さに対応した円弧が得
られるものとして、虹彩12領域又は瞳13領域の各画
素について記憶部54に記憶された虹彩12及び瞳13
に関する所定のデータに基づいて色情報等を設定した処
理領域標準パターン17(以下、単に「標準パターン」
という)を前記矩形領域16の中央部に位置するように
推定して予め設定しておき、表示された画像との間でパ
ターンマッチングを行い、処理領域を特定する。
【0047】このパターンマッチングの具体的な手法と
しては、例えば、前記標準パターン17をテンプレート
として形成しておき、表示した画像に対して、知られた
手法に従ってテンプレートマッチングを行って虹彩12
領域又は瞳13領域の特定を行う。パターンマッチング
の手法はテンプレートマッチングには限定されない。
【0048】いずれも、本実施の形態によれば、虹彩1
2領域及び瞳13領域をかなり絞り込んでいるので、保
有すべき標準パターン17の数が少なくてすみ、簡単な
演算処理で推定領域を処理領域として特定できる。
【0049】以上のようにして虹彩12領域又は瞳13
領域を特定するので、よく知られた演算回路等を用いる
だけで演算処理して処理領域を推定して特定できる。従
って、演算処理部等が低コストで実現できる。しかも、
対象領域及び処理領域の推定位置を、線分を基準にして
演算処理して得るので簡単な演算処理で高速に処理領域
を推定でき、特段の複雑な装置を用いることなく短時間
で対象領域及び処理領域を特定できる。また、前記対象
領域を、前記統計的データに基づいて推定するので、統
計的確からしさを伴って正確に対象領域を推定できる。
さらに、パターンマッチングを行う際に処理領域がかな
り絞り込まれているので、パターンマッチングが短時間
且つ正確に行える。
【0050】図4は、以上に説明した画像処理領域特定
処理の基本的概念に従って画像処理を行う実際の手順を
工程順に示したフローチャートである。まず、フィルム
等の画像の記録手段から対象とする顔の画像をスキャナ
装置等によって画像データとして取り込み(工程3
2)、画像表示媒体である画像表示部51上に第1表示
工程として画像表示する(工程33)。対象とする画像
が眼であり、処理領域が瞳又は虹彩であり、処理領域を
挟む白眼領域が充分大きく表示でき、この白眼領域中
に、処理領域を挟む2点が充分容易に指定できるとき
は、後述する対象領域指定工程34及び第2表示工程3
5を省略し、白眼領域をそのまま処理領域として工程3
6を実行する。
【0051】工程33において、顔が斜め方向を向いた
り、俯いたりしている場合は、画像表示上ほぼ正面を向
く位置まで回転させる等して対象領域を指定する前提と
なる2点の指定或いは4点の指定が容易になる向きに画
像を修正して画像表示部51に表示してもよい。
【0052】次に、眼の領域を特定するため、表示され
た顔の画像のうちから前述の2点或いは4点を、例えば
マウスのようなポインティング装置52によって指定す
る(工程34)。このとき、4点を指定する場合は、頭
頂から所定方向回りに順に4点を指定する。ただし、4
点の各々のいずれが頭頂や顎であるかが適宜に規定され
るのであれば、この順自体は限定されない。指定する位
置は、顔の領域の内部であることを要するが、内部であ
れば少々ずれた位置でもかまわない。例えば、頭頂の場
合は顔の輪郭線上の位置が好ましいが、少々ずれた位置
即ち毛髪部分でもかまわない。このようにして2点又は
4点を指定することにより前述のように、顔の各部分の
位置関係に基づく統計的データから得られる位置関係及
び線分が演算処理されて定まり、この線分を基準にして
眼の位置が統計的に推定されて推定領域として画像表示
される。
【0053】このとき、4点を指定した場合は、眼の推
定領域と顔の輪郭との関係を画像表示部上で見やすくす
るため、顔の画像を表示するのと同時に、推定領域を示
すアイコンを表示することができる。このアイコンは、
図5の(a)〜(c)に示すように、単純な円(図5の
(a))や、推定領域を眼鏡形状にしたアイコン(図5の
(b))、又は、推定領域が開口になっているマスク状に
したアイコン(図5の(c))等を設定することができ
る。そして、推定領域の形状は、円形でも長円でもよ
く、眼の形状に近似させ且つ眼の輪郭に近接した形状で
もよい。
【0054】そして、前記推定領域の形状が、円や長円
であれば容易にアイコンを設定でき記憶部の記憶容量を
圧迫することがない。また、前記推定領域の形状が、眼
鏡形状であれば、画像処理するとき眼の表情等が実感的
に想像できる。さらに、前記推定領域の形状が開口とし
たマスク状のアイコンであれば、肌色部分の影響を受け
ないので見やすい。
【0055】このとき、さらに、被写体人物の年齢や性
別等のバラツキにより眼の位置や大きさ、眼同士の位置
関係が推定領域とずれていることがあるので、ポインテ
ィング装置52等のよく知られた操作によって、前記眼
鏡の位置や、マスク状アイコンの開口の位置を変位さ
せ、又は、大きさを拡大縮小して表示画像の位置及び大
きさに近づけることができる。従って、表示画像に対し
て位置関係がわかりやすく推定領域を表示してその大き
さ及び位置を調節することができる。
【0056】こののち、眼の部分を抽出して拡大して第
2表示として表示(工程35)し、次に、処理領域を挟
む2点として、2つの白眼部分のそれぞれに1点ずつ指
定点を指定(工程36a)し、この2点に基づいて前記
矩形領域16及び標準パターン17を表示する(工程3
6b)。前述したように、この矩形領域16の中央部に
は虹彩12又は瞳13に合わせて設定された標準パター
ン17としてテンプレートが予め形成されていて、矩形
領域16に合わせて表示できるので、表示された画像に
対して、標準パターン17と、矩形領域16の中央部の
画像とに対してテンプレートマッチングを行うことによ
ってパターンマッチングして(工程36c)虹彩12又
は瞳13を特定する(工程36d)。
【0057】以上のように処理領域を特定したのち、処
理領域のうち少なくともその一部分、例えば、瞳12又
は虹彩13を抽出してその一部分に対して、色を変更し
たり、当該一部分を拡大又は縮小したり、所望の部分画
像を追加したりして画像処理することができる(工程3
7)。
【0058】即ち、眼のうち、その内部の円形領域を瞳
であると判断して瞳の色を任意に変更して赤目を除去し
たり、カラーコンタクトを装着したようにしたりでき
る。また、瞳の領域とその隣接領域とを黒と白とでコン
トラストを強調することができる。さらに、瞳の中に白
い点を加えて、いわゆるキャッチライト効果を出したり
することができる。
【0059】以上説明したように、簡単なアルゴリズム
によって従来の手法の場合よりも少ない数の指定点を、
指定しやすい位置で指定することにより比較的短時間で
画像処理する領域を特定することが可能である。しか
も、処理領域を挟む2点の指定点の位置は、特に複雑な
位置ではないので、片目ずつ又は片目のみの場合であっ
ても、熟練を要することなく容易に画像処理する領域を
特定することができる。
【0060】以上本実施の形態においては、処理領域が
被写体の人物の瞳又は虹彩である場合について説明した
が、本発明はこの構成に限定されるものではなく、或る
対象物の各部分の位置関係が定量的に得られて当該位置
関係によって各部分の領域が推定され、処理領域を2点
で挟むことができ得るのであれば、対象画像が人物だけ
でなく、動植物等生物のみならず建築物や物品等無生物
に対しても、当該領域を特定できる。
【0061】
【発明の効果】本発明に係わる写真処理方法によれば、
表示された画像のうち画像処理する処理領域を特定する
特定工程において、処理領域を挟む2点を指定し、該2
点に基づいて定められる矩形領域と該矩形領域の中央部
に位置させた処理領域標準パターンとを画像表示し、該
処理領域標準パターンと表示された画像とのパターンマ
ッチングを行って前記処理領域を特定するという構成に
より、処理領域を挟む2点を処理領域の近傍の指定しや
すい位置で指定するだけで、処理領域のパターンマッチ
ングを行うことができるので、熟練を要することなく指
定点を指定でき、短時間かつ精度よく画像処理して写真
処理できる。
【0062】本発明に係わる写真処理方法によれば、前
記被写体を人物の眼とし、前記処理領を瞳領域及び虹彩
領域のうちの少なくとも1つとし、前記2点を白眼領域
に位置できるので、片目ずつの処理ができ、しかも処理
領域を挟む2点が指定しやすいので、熟練を要すること
なく指定点を指定できる。
【0063】本発明に係わる写真処理方法によれば、前
記処理領域標準パターンをテンプレートととすることが
でき、テンプレートマッチングを行って前記処理領域を
特定できるので、少ない数のテンプレートを保持するだ
けで、短時間且つ精度よく瞳又は虹彩の領域を特定でき
るので、片目ずつ又は片目のみでも、熟練を要すること
なく瞳又は虹彩の画像処理ができる。
【0064】本発明に係わる写真処理方法によれば、被
写体の画像を画像表示して対象領域を指定し、さらに前
記対象領域を抽出して拡大して画像表示して処理領域を
特定する際、前記処理領域を挟む2点を指定し、該2点
によって定まる矩形領域と該矩形領域の中央部に位置さ
せた処理領域標準パターンとを表示し、該処理領域標準
パターンと表示された画像とのパターンマッチングを行
って前記処理領域を特定するという構成により、処理領
域を挟む2点を処理領域の近傍の指定しやすい位置で指
定するだけで、処理領域のパターンマッチングを行うこ
とができるので、対象とする画像が小さい場合でも熟練
を要することなく指定点を指定でき、短時間かつ精度よ
く画像処理して写真処理できる。
【0065】本発明に係わる写真処理方法によれば、前
記被写体を人物の顔とし、前記対象領域を前記人物の眼
とし、前記処理領域を瞳領域及び虹彩領域のうちの少な
くとも1つとし、前記2点を白眼領域に位置させること
ができる、片目ずつの処理ができ、しかも前記処理領域
を挟む2点が指定しやすいので、熟練を要することなく
指定点を指定できる。
【0066】本発明に係わる写真処理方法によれば、前
記処理領域標準パターンをテンプレートととし、テンプ
レートマッチングを行って前記処理領域を特定できるの
で、少ない数のテンプレートを保持するだけで、短時間
且つ精度よく瞳又は虹彩の領域を特定でき、少ない数の
テンプレートを保持するだけで、短時間且つ精度よく瞳
又は虹彩の領域を特定できるので、片目ずつ又は片目の
みでも、熟練を要することなく瞳又は虹彩の画像処理が
できる。
【0067】本発明に係わる写真処理方法によれば、前
記対象領域指定工程において、所定の2箇所の点を指定
して対象領域を指定するので、指定の容易な所定の2点
を指定するだけで対象領域を簡単に特定でき、対象領域
の近傍の複数の点を指定する必要がない。従って、熟練
を要することなく瞳又は虹彩の画像処理ができる。
【0068】本発明に係わる写真処理方法によれば、前
記対象領域指定工程において、所定の4箇所の点を指定
して対象領域を指定するので、指定の容易な所定の4点
を指定するだけで対象領域を簡単に特定でき、対象領域
の近傍の複数の点を指定する必要がなく、しかも、対象
領域をわかりやすく表示するアイコンを表示できる。従
って、熟練を要することなく瞳又は虹彩の画像処理がで
きる。
【0069】本発明に係わる写真処理装置は、画像表示
部と、ポインティング装置と、演算処理部と、記憶部5
4とからなる画像処理部を具備し、画像処理する処理領
域を表示し、且つ前記ポインティング装置によって前記
処理領域を挟む2点を指定したとき該2点によって定ま
る矩形領域及び処理領域標準パターンを表示し、パター
ンマッチングを行って前記処理領域を特定して画像処理
できる。従って、通常の画像処理手段によって処理領域
を挟む2点を指定するだけで短時間且つ精度よく処理領
域を特定できる写真処理装置を低コストにて実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる写真処理装置の
構成を概略的に示すブロック図。
【図2】本発明の一実施の形態に係わる画像処理領域特
定手法を概念的に示す説明図。
【図3】本発明の一実施の形態に係わるテンプレートを
概念的に示す説明図。
【図4】本発明の一実施の形態に係わる画像処理領域特
定手法を工程順に示すフローチャート。
【図5】本発明の一実施の形態に係わる画像処理領域特
定手法を概念的に示す説明図であり、(a)は円形のアイ
コン、(b)は眼鏡形状のアイコン、(c)は開口を有する
マスク状のアイコンを示す説明図。
【図6】従来の眼の近傍を指定する手法を概念的に示し
た説明図。
【符号の説明】
10…眼、16…矩形領域、17…テンプレート、50
…画像処理部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−91761(JP,A) 特開 平9−261580(JP,A) 特開 平10−233929(JP,A) 特開 平9−81732(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 H04N 1/40 - 1/409 G06T 7/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像を表示する表示工程(33)
    と、表示された画像のうち画像処理する処理領域を特定
    する特定工程(36)と、前記処理領域を画像処理して写
    真を形成するための画像データを形成する画像処理工程
    (37)とを含む写真処理方法において、前記特定工程
    (36)において、前記処理領域を挟む2点を指定し、該
    2点に基づいて定められる矩形領域と該矩形領域の中央
    部に位置させた処理領域標準パターンとを画像表示し、
    該処理領域標準パターンと表示された画像とのパターン
    マッチングを行って前記処理領域を特定することを特徴
    とする写真処理方法。
  2. 【請求項2】 前記被写体が人物の眼(10)であり、前
    記処理領域が瞳領域(13)及び虹彩領域(12)のうちの
    少なくとも1つであり、前記2点が白眼領域(11)に位
    置する請求項1記載の写真処理方法。
  3. 【請求項3】 前記処理領域標準パターンをテンプレー
    ト(17)ととし、テンプレートマッチングを行って前記
    処理領域を特定する請求項1記載の写真処理方法。
  4. 【請求項4】 被写体の画像を画像表示する第1表示工
    程(33)と、表示された画像のうち画像処理する処理領
    域を含む対象領域を指定する対象領域指定工程(34)
    と、前記対象領域を抽出して拡大して画像表示する第2
    表示工程(35)と、前記対象領域のうちから前記処理領
    域を特定する特定工程(36)と、前記処理領域を画像処
    理して写真を形成するための画像データを形成する画像
    処理工程(37)とを含む写真処理方法において、前記特
    定工程(36)において前記処理領域を挟む2点を指定
    し、該2点に基づいて定められる矩形領域と該矩形領域
    の中央部に位置させた処理領域標準パターンとを表示
    し、該処理領域標準パターンと表示された画像とのパタ
    ーンマッチングを行って前記処理領域を特定することを
    特徴とする写真処理方法。
  5. 【請求項5】 前記被写体が人物の顔であり、前記対象
    領域が前記人物の眼(10)であり、前記処理領域が瞳領
    域(13)及び虹彩領域(12)のうちの少なくとも1つで
    あり、前記2点が白眼領域(11)に位置する請求項4記
    載の写真処理方法。
  6. 【請求項6】 前記処理領域標準パターンをテンプレー
    ト(17)ととし、テンプレートマッチングを行って前記
    処理領域を特定する請求項5記載の写真処理方法。
  7. 【請求項7】 前記対象領域指定工程(34)において、
    所定の2箇所の点を指定し、該2箇所の点によって定ま
    る線分と、対象領域との間の位置関係に基づいて対象領
    域を指定する請求項4記載の写真処理方法。
  8. 【請求項8】 前記対象領域指定工程(34)において、
    所定の4箇所の点を指定し、4箇所の点によって定まる
    線分と、対象領域との間の位置関係に基づいて対象領域
    を指定する請求項4記載の写真処理方法。
  9. 【請求項9】 被写体の画像データに対して画像処理で
    きる画像処理部(50)を設けた写真処理装置において、
    前記画像処理部(50)が、前記被写体の画像を表示する
    画像表示部(51)と、画像表示部上の任意の点及び領域
    を指定可能であるポインティング装置(52)と、画像処
    理のため画像データを演算処理する演算処理部(53)
    と、前記画像に関する所定のデータを記憶する記憶部
    (54)とを具備し、前記画像のうち画像処理する処理領
    域を表示し、且つ前記ポインティング装置(52)によっ
    て前記処理領域を挟む2点を指定したとき該2点によっ
    て定まる矩形領域及び該矩形領域の中央部に位置させた
    処理領域標準パターンを表示し、パターンマッチングを
    行って前記処理領域を特定して画像処理できることを特
    徴とする写真処理装置。
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