JP3423919B2 - 同軸コネクタプラグ - Google Patents

同軸コネクタプラグ

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JP3423919B2
JP3423919B2 JP2000134925A JP2000134925A JP3423919B2 JP 3423919 B2 JP3423919 B2 JP 3423919B2 JP 2000134925 A JP2000134925 A JP 2000134925A JP 2000134925 A JP2000134925 A JP 2000134925A JP 3423919 B2 JP3423919 B2 JP 3423919B2
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • H01R9/0518Connection to outer conductor by crimping or by crimping ferrule

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルの端
末に接続される同軸コネクタプラグに係り、特にこの同
軸コネクタプラグから外部にノイズとして漏洩する電波
が削減されるように改良された同軸コネクタプラグに関
する。 【0002】 【従来の技術】図21に示すコネクタは、マルチコネク
タ10として、図示しない低周波信号が流れる低周波コ
ネクタ部と、高周波信号が流れる高周波コネクタ部が同
梱されたものであるが、ここでは、特に改良のベースと
なる高周波コネクタ部を構成する同軸コネクタプラグ1
1の部分を取り出して示してある。 【0003】同軸コネクタプラグ11は、プラグケース
本体12に、図22に示すようなコネクタ本体14が挿
入されるプラグ挿入孔13が穿設され、このプラグ挿入
孔13の外部には相手機器との接続のために挿入される
長方体状のコネクタベース15が配設されている。 【0004】このコネクタベース15には、プラグ挿入
孔13より若干大きな内径を持つ導入孔16がプラグ挿
入孔13と中心軸を同じくして穿設され、導入孔16に
はコネクタ本体14の先端の一部が突き出されている。 【0005】プラグ挿入孔13には、図23に示すよう
に、外周面が円形の係止スリーブ17が挿入固定されて
おり、この係止スリーブ17の内面は一方の端部から内
径がd1で長さがL1に亘って円筒状に係止筒部18が
形成されている。 【0006】また、係止スリーブ17の他方の端部から
は内径がd2(=d1)で長さがL2(<L1)に亘っ
て円筒状にガイド筒部19がそれぞれ形成され、係止筒
部18とガイド筒部19の間には内径がd3(<d1)
の係止段部20がガイド筒部19に向かって傾斜した円
錐面21を伴って形成されている。 【0007】コネクタ本体14は、図22に示すよう
に、ベース部22に固定され、中央にピン23が挿入さ
れた円筒状の絶縁体24の周囲を、金属製の保持部25
が覆っている。 【0008】保持部25は、底部26で絶縁体24の周
囲を覆い、中央に半円筒部27が形成され、途中から先
端部に向かって側面に切欠部28が形成され先端部に行
くに従って狭まる円環槍部29A、29Bとされ、この
円環槍部29には、例えば図示しないアンテナが挿入さ
れ、高周波の無線信号を送受する。 【0009】この弾性のある金属製の半円筒部27に
は、先端部側から底部26の方向に向かって羽状に立ち
上げられた1対のランス30、31が半円筒部27の一
部が切り開かれる形として立上げられている。 【0010】底部26には、同軸ケーブル32が固定部
材33により固定され、この同軸ケーブル32の芯線は
ピン23に、また同軸ケーブル32のシールドを行う外
部導体が保持部25にそれぞれ接続されている。 【0011】以上のように構成された同軸コネクタプラ
グ11は、プラグケース本体12のプラグ挿入孔13の
中にコネクタ本体14りの円環槍部29をガイド筒部1
9側から挿入すると、ランス30、31の部分が係止ス
リーブ17の内径の小さい係止段部20に外部から押圧
されて絶縁体24の方向に押された形で挿入される。 【0012】しかし、コネクタ本体14がこの係止段部
20を過ぎて更に挿入されて内径の大きい係止筒部18
に到達し、ここでランス30、31の弾性により羽根が
開いて広がり、係止筒部18に係合係止する。このよう
にしてコネクタ本体14を同軸コネクタプラグ11に係
合させると、逆にコネクタ本体14を抜こうとしても、
ランス30、31が係止段部20に妨げられて抜くこと
ができない形で係止される。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の同軸コネクタプラグ11は、電気的にシー
ルドを行う金属製の半円筒部27の一部がカットされて
引き起こされてランス30、31を形成しているので、
この部分に窓が開き、シールド効果の低下と共に高周波
電波の漏洩が発生するという問題がある。 【0014】さらに、一旦、コネクタ本体14を係止ス
リーブ17に挿入すると、ランス30、31が係止段部
20に当たり、再度引き出すことができず、無理に引き
出そうとするとコネクタ本体14を損傷し、コネクタ本
体14を再利用することができないという問題もある。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための同軸コネクタプラグの構成として、同軸
ケーブルの芯線に接続されたコンタクトが絶縁部材に挿
入され、その外周面が金属製の円筒状に形成され、前記
絶縁部材を嵌合する長さからなる大径筒部と小径筒部と
これらを連絡する円重面部とからなるシエルで覆われた
シエル結合体と、前記同軸ケーブルの外部導体と前記シ
エルとが電気的に接続されるように前記同軸ケーブルに
挿入されたスリーブとを備えたコネクタ本体と、 前記
コネクタ本体が挿入される挿入孔の上部位置に前記コネ
クタ本体を係止する係止爪と、該係止爪の対向側に設け
たカバー挿入口とを備えたハウジングと、を有する同軸
コネクタプラグであって、前記コネクタ本体を前記挿入
孔に嵌合したときに、前記シエルの前記大径筒部の端部
に前記係止爪を係合して抜け止めとし、前記カバー挿入
口に係止カバーを挿入して前記コネクタ本体を係合係止
したことである。 【0016】 【0017】本発明は、以上の同軸コネクタプラグの構
成により、電気的なシールド効果を向上させることがで
き、しかも一度ハウジングにコネクタ本体を挿入して
も、コネクタ本体を破損させることなくコネクタ本体を
再度抜き去ることができ、必要に応じて再利用すること
ができる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る同軸コネクタ
プラグの実施の形態について図を用いて説明する。図1
〜図2は本発明の実施の1形態の全体構成を略示的に示
した構成図である。 【0019】同軸コネクタプラグ40は、図1〜図2に
示すように、全体的にはその外形がほぼ矩形状に形成さ
れたハウジング41と、このハウジング41の中心部に
穿設された挿入孔42の中に挿入される同軸ケーブル4
3が接続されたコネクタ本体44と、ハウジング41に
おいて同軸ケーブル43が挿入される側の側面側である
端面部45の底部に設けられたカバー挿入口46に挿入
される係止カバー47などから構成されている。 【0020】先ず、ハウジング41の具体的な構成につ
いて図3〜図5を用いて説明する。ハウジング41に
は、図3〜図5に示すように、その端面部45のほぼ中
央付近に穿設されたほぼ円形の挿入孔42があり、端面
部45から挿入孔42を見た左右の側面にはコネクタ本
体44を挿入する際のガイドとなる一対のガイド溝48
A、48Bがその軸方向に所定の長さに亘って形成され
ている。 【0021】また、この挿入孔42の上方には、図4〜
図5に示すように、所定間隔L0を隔てて所定幅W1で
所定長L1に亘って形成された横広で矩形状の空間部4
9が形成され、この空間部49には挿入孔42の中央部
に所定幅W2(W1>W2)で所定長L2(L1>L
2)を持つ開放スリット50が形成されている。 【0022】この開放スリット50の中には、空間部4
9を構成する底壁部の最奥端近傍で一体に形成されて端
面部45側に向かって延長され片持梁状で先端に係止爪
51を有する係止梁52がほぼ所定長L0の厚さで配設
されている。 【0023】この係止爪51は、弾性を有する例えばプ
ラスチックス材料などで構成されているので、図2に示
すように、コネクタ本体44を挿入孔42に挿入する際
にはこの係止爪51を押し上げて挿入することはできる
が、一旦挿入された後は、コネクタ本体44に係合し
て、コネクタ本体44の抜け防止の機能を果たす。 【0024】また、この挿入孔42の下方には、図4〜
図5に示すように、所定間隔L3を隔てて所定幅W4で
所定長L4に亘って形成された横広で矩形状のカバー挿
入口46が形成され、このカバー挿入口46には挿入孔
42の底部の中央部に所定幅W5(W4>W5)で所定
長L5(L4=L5)を持つ開放スリット54が形成さ
れている。 【0025】端面部45の下側には、端面部45に対し
て一部が切り欠かれた段部をなして端面部55が形成さ
れており、この端面部55には係止カバー47(図2参
照)が挿入・配設される。 【0026】カバー挿入口46の底壁には、端面部55
側から所定幅W6で所定長L6に亘ってロック溝56が
形成され、このロック溝56には係止カバー47をロッ
クするためのロック孔57が端面部55から若干離れて
ハウジング41を貫通して底部に穿設されている。 【0027】係止カバー47は、所定幅W4で所定長L
4を持つカバー挿入口46に対応する長さと幅を有し、
図6に示すように、右端から長さ(L4−L6)に対応
する長さの部分は厚みがL3であり、このあとの底部側
にロック孔57に係止するための係止突起58が形成さ
れ、端面部55側には下方に若干延長された長さを有す
る押圧部59が設けられ、係止突起58と押圧部59の
間はカバー挿入口46とロック溝56とを合わせた厚み
に形成されている。 【0028】そして、コネクタ本体44を挿入孔42に
挿入した状態では同軸ケーブル43とハウジング41と
の間にガタがあるので、これを抑えるために、この係止
カバー47をロック溝56に挿入し、係止突起58をロ
ック孔57に挿入することにより、コネクタ本体44の
抜け防止と共に同軸ケーブル43のガタ防止を行う。 【0029】また、この係止突起58をロック孔57の
下側から押圧することにより、ロック孔57から係止カ
バー47を比較的容易に抜き去ることができ、抜き去っ
た状態では、同軸ケーブル43はガタのある状態となる
ので、コネクタ本体44と係止爪51との係合も比較的
容易に解くことができ、全体としてハウジング41とコ
ネクタ本体44との再利用が可能となる。 【0030】また、ハウジング41の端面部45とは反
対側の端面部60は、図5に示すように、端面部60か
ら内部に向かってほぼ矩形状の空間部61として形成さ
れ、この部分には後述するコネクタ本体44が他の機器
への接続を行うコンタクト部分などが位置する。 【0031】空間部49の上壁62Aは、図3に示すよ
うに、一端が端面部45の両側壁に固定され、他端は端
面部60に形成された梁部63の中央部にブリッジ状に
固定されており、さらにこの上に横方向にブリッジ状に
ブリッジ部64が形成され、このブリッジ部64と梁部
63との間の上壁62Bは幅が狭められて、ここに突面
部65が形成されている。 【0032】次に、コネクタ本体44の構成について、
図7から図12を用いて具体的に説明する。 【0033】コネクタ本体44は、全体的には、図7に
示すように、同軸ケーブル43の芯線に接続されたコン
タクト66が絶縁部材67に挿入されその外周面が金属
製のシエル68で覆われたシエル結合体69と、同軸ケ
ーブル43の外部導体とシエル68とが電気的に接続さ
れるように同軸ケーブル43に挿入されたスリーブ91
とから構成されている。 【0034】そこで、これらの構成要素について、図8
〜図12を用いて、さらに具体的に説明する。シエル6
8Aは、図8に示すように、円筒状をなし径の大きい大
径筒部70と、同様に円筒状をなし径の小さい小径筒部
71と、これらを連絡する円垂面部72などから構成さ
れ、これらは金属により一体として形成されている。 【0035】大径筒部70の外方に向かう一端には、円
筒の一部が切り取られ断面が円弧状のキャリア73が所
定の長さに延長されて配設され、大径筒部70の中央部
にはガイド溝48A、48Bに係合する一対の矩形状の
ガイド74A(図示しない74B)が浮き出してブリッ
ジ状に凸設され、さらに大径筒部70の周面の一部には
鈎状に内部に若干凹まされた係止部75A、75Bが形
成されている。 【0036】さらに、小径筒部71は、部分的に所定の
幅hで内径d4に絞られた絞り部71A、71Bが形成
され、これらにより同軸ケーブル43が挿入された状態
で同軸ケーブル43が引っ張られても絞り部71A、7
1Bの摩擦により抜け落ち難くすることができる。 【0037】係止部として機能する円垂面部72の内側
の端面は、部分的に外部に開放されて大径筒部70から
半径方向に所定内径d5に縮められ、この後、円錐面7
6を形成しながら内径が小径筒部71より若干小さい内
径d6され、この後、内径を広くして小径筒部71に連
結するように形成されている。 【0038】絶縁部材67は、図9に示すように、ほぼ
円筒状に形成されており、中心には貫通孔77が穿設さ
れており、端部の一端には座繰り部78が、他端にも座
繰り部79がそれぞれ形成され、この座繰り部79に至
る端面はシエル68Aの円錐面76に対応する傾斜面8
0とされている。 【0039】同軸ケーブル43は、図10に示すよう
に、芯線81の周囲が絶縁体82で覆われ、この上は芯
線81に対するシールドを行うために編組状の外部導体
83で覆われ、さらに外部導体83の上は、絶縁のため
に、例えばポリエチレン製の被覆体84で覆われてい
る。 【0040】さらに、同軸ケーブル43の端末は、芯線
81の部分の長さがm1、絶縁体82の部分の長さがm
2、外部導体83の部分の長さがm3に、接続しやすい
ようにそれぞれカットする加工がなされている。 【0041】コンタクト66は、弾力のある金属製であ
り、図11に示すように、全体としてはほぼ円筒状に形
成されており、その一端には所定の長さに亘り端部に近
づくに従って狭まる円錐筒86に形成され、この円錐筒
86の部分には対向して1対のスリ割部87A,87B
(図示せず)が端部に達するように設けられ、外部から
アンテナなどが挿入し易い形状とされている。 【0042】他端には、部分的に所定の幅nで内径d7
に絞られた絞り部88A、88Bが形成され、これらに
より同軸ケーブル43の芯線81が挿入された状態で同
軸ケーブル43が引っ張られても絞り部88A、88B
の摩擦により抜け落ち難くすることができる。 【0043】さらに、絞り部88Bの右方近傍には、上
下に一対の貫通孔89A、89Bが穿設されており、こ
の貫通孔89A、89Bから円錐筒86に至る円筒部9
0は直管として形成されている。 【0044】スリーブ91は、金属製であり、図12に
示すように、肉厚の薄い円筒状に形成されており、その
内径d8は同軸ケーブル43の外径に合致する大きさ
で、その両端部は内側が斜めにカットされ、同軸ケーブ
ル43が挿入しやすいように形成されている。 【0045】次に、以上の図8から図12に示すコネク
タ本体44を構成する部品と、図6に示す係止カバー4
7と、図3〜図5に示すハウジング41とを用いて、同
軸コネクタプラグ40を製造する製造方法について図1
3〜図20を用いて説明する。 【0046】シエル結合体69は、図13〜図15に示
す製造工程で作られるが、先ず図8に示すシエル68A
の大径筒部70に、図9に示す絶縁部材67を傾斜面8
0側から円垂面部72に当接するまで、図13に示す圧
入工程で圧入して筒状圧入体92を作る。 【0047】次に、図14に示す接続工程に移行する。
図10に示す同軸ケーブル43の中にスリーブ91を端
末より少し奥深く挿入した後、図11に示すコンタクト
85の絞り部88A、88Bの中に芯線81を挿入し、
この絞り部88A、88Bを圧着して電気的に芯線81
とコンタクト85とを接続して接続ケーブル93を作
る。 【0048】この後、同軸ケーブル43のシールドをな
す編組状の外部導体83の編組をほどいて、図14に示
すように、外部導体83Aと外部導体83Bとの2つに
分離する加工を行う。 【0049】この後、図15に示す結合工程に移行す
る。ここでは、図13に示す圧入工程で得たシエル68
Aの小径筒部71側から、図14の接続工程で得たコン
タクト85を図9に示す貫通孔77に至るまで挿入す
る。 【0050】さらに、外部導体83Aと外部導体83B
とが、シエル68Aの大径筒部70に当接するように外
方に折り曲げ延長され、同軸ケーブル43の外部導体8
3Aと外部導体83Bがシエル68Aと電気的に接続で
きるようにして、最終的にシエル結合体69Aを構成す
るが、このシエル結合体69Aからキャリア73を折り
曲げて取り去ると図7に示すシエル結合体69となる。 【0051】次に、図16〜図17に示す組立工程1、
2に移行する。先ず、図15で完成したシエル結合体6
9Aに、図16に示すように、同軸ケーブル43の後方
に後退して挿入されていたスリーブ91をシエル68A
の小径筒部71側に戻す。 【0052】この後、図17に示す組立工程2に移行す
る。ここでは、先ず、シエル68Aからキャリア73を
折り曲げて取り去り、シエル68を作り、この後スリー
ブ91を周囲から加締めて同軸ケープル43とシエル6
8とを一体に固定して電気的にシールドを確立し、コネ
クタ本体44を完成させる。 【0053】次に、図18に示す最終工程1に移行し、
図18に示すハウジング41の挿入孔42のガイド溝4
8A、48Bに沿って、コネクタ本体44の図8に示す
ガイド74A、74Bを係合させてコネクタ本体44を
挿入し、係合爪51を図17に示すシエル68の係止部
として機能する円錐面部72に係合させ、コネクタ本体
44が抜けるのを防止するようにする。 【0054】この後、図19に示す最終工程2に移行
し、図6に示す係止カバー47をハウジング41のカバ
ー挿入口46に挿入し、ロック孔57に係止カバー47
の係止突起58を係合させて、同軸ケーブル43がガタ
つくのを防止すると共にその先端部でシエル68の大径
筒部70の左端近傍に形成された円錐面部72を押圧し
て、係合爪51と共にコネクタ本体44の抜け防止を行
う。 【0055】以上の図13から図19までの各工程を経
て、図20に示すように、同軸コネクタプラグ40が完
成するが、図13に示す圧入工程と、図14に示す接続
工程とは、その順序を入れ替えても良いことはもちろん
である。 【0056】 【発明の効果】 以上、説明したように、本発明に係る
同軸コネクタプラグによれば、同軸ケーブルの芯線をほ
ぼ覆い尽くすようにシールドを行っており、従来のよう
にシールド部にランスのような電気的に透明な空間部を
持たないので、電気的なシールド効果を向上させること
ができ、このため電波の漏洩がなく、ノイズを発生させ
ることもない。 【0057】しかも、一度ハウジングにコネクタ本体を
挿入しても、係止カバーを抜き去ることにより、従来の
ようにランスにより係合されて同軸ケーブルを抜くこと
ができない不都合が生ぜず、このため本発明によればコ
ネクタ本体を破損させることなくコネクタ本体を一度挿
入しても再度抜き去ることができ、必要に応じてコネク
タ本体もハウジングも再利用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る実施の形態を示す同軸コネクタプ
ラグの全体構成を示す斜視図である。 【図2】図1に示す同軸コネクタプラグの縦断面を示す
縦断面図である。 【図3】図1に示す同軸コネクタプラグのハウジングの
構成を示す斜視図である。 【図4】図3に示すハウジングの左半面における挿入孔
近傍の内面の状態を示す部分斜視図である。 【図5】図3に示すハウジングの縦断面を示す縦断面図
である。 【図6】図3に示すハウジングのカバー挿入口に挿入す
る係止カバーの構成を示す断面図である。 【図7】ハウジングに挿入するコネクタ本体の全体構成
を示す縦断面図である。 【図8】図7に示すコネクタ本体を構成するシエルの構
成を示す縦断面図である。 【図9】図7に示すコネクタ本体を構成する絶縁部材の
構成を示す縦断面図である。 【図10】図7に示すコネクタ本体を構成する同軸ケー
ブルの端末の構成を示す側面図である。 【図11】図7に示すコネクタ本体を構成するコンタク
トの構成を示す縦断面図である。 【図12】図7に示すコネクタ本体を構成するスリーブ
の構成を示す縦断面図である。 【図13】図7に示すコネクタ本体を製造する1工程で
ある圧入工程を示す縦断面図である。 【図14】図7に示すコネクタ本体を製造する1工程で
ある接続工程を示す縦断面図である。 【図15】図7に示すコネクタ本体を製造する1工程で
ある結合工程を示す縦断面図である。 【図16】図7に示すコネクタ本体を製造する1工程で
ある組立工程1を示す縦断面図である。 【図17】図7に示すコネクタ本体を製造する1工程で
ある組立工程2でコネクタ本体を完成した状態を示す縦
断面図である。 【図18】図7に示すコネクタ本体をハウジングに挿入
する工程である最終工程1を示す縦断面図である。 【図19】図7に示すコネクタ本体をハウジングに挿入
した後で係止カバーを挿入する工程である最終工程2を
示す縦断面図である。 【図20】図7に示すコネクタ本体を各工程で製造して
完成した、同軸コネクタプラグの完成状態を示す完成図
である。 【図21】従来の同軸コネクタの構成を示す縦断面図で
ある。 【図22】図21に示す同軸コネクタのコネクタ本体の
構成を示す構成図である。 【図23】図21に示す同軸コネクタの係止スリーブの
構成を示す縦断面図である。 【符号の説明】 10;マルチコネクタ、11;同軸コネクタプラグ、1
2;プラグケース本体、13;プラグ挿入孔、14;コ
ネクタ本体、15;コネクタベース、16;導入孔、1
7;係止スリーブ、18;係止筒部、19;ガイド筒
部、20;係止段部、21;円錐面、22;ベース部、
23;ピン、24;絶縁体、25;保持部、26;底
部、27;半円筒部、28;切欠部、29;円環槍部、
29A;円環槍部、29B;円環槍部、30;ランス、
31;ランス、32;同軸ケーブル、33;固定部材、
40;同軸コネクタプラグ、41;ハウジング、42;
挿入孔、43;同軸ケーブル、44;コネクタ本体、4
5;端面部、46;カバー挿入口、47;係止カバー、
48A;ガイド溝、48B;ガイド溝、49;空間部、
50;開放スリット、51;係止爪、52;係止梁、5
4;開放スリット、55;端面部、56;ロック溝、5
7;ロック孔、58;係止突起、59;押圧部、60;
端面部、61;空間部、62;上壁、63;梁部、6
4;ブリッジ部、65;凸面部、66;コンタクト、6
7;絶縁部材、68;シエル、69;シエル結合体、7
0;大径筒部、71;小径筒部、71A;絞り部、71
B;絞り部、72;円錐面部、73;キャリア、74
A;ガイド、75A;係止部、75B;係止部、76;
円錐面、77;貫通孔、78;座繰り部、79;座繰り
部、80;傾斜面、81;芯線、82;絶縁体、83;
外部導体、84;被覆体、86;円錐筒、87A;スリ
割部、87B;スリ割部、88A;絞り部、88B;絞
り部、89A;貫通孔、89B;貫通孔、90;円筒
部、91;スリーブ、92;筒状圧入体、93;接続ケ
ーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 一昭 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−68938(JP,A) 特開 平11−273798(JP,A) 特開 平11−329599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/02 H01R 43/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 同軸ケーブルの芯線に接続されたコンタ
    クトが絶縁部材に挿入され、その外周面が金属製の円筒
    状に形成され、前記絶縁部材を嵌合する長さからなる大
    径筒部と小径筒部とこれらを連絡する円重面部とからな
    るシエルで覆われたシエル結合体と、前記同軸ケーブル
    の外部導体と前記シエルとが電気的に接続されるように
    前記同軸ケーブルに挿入されたスリーブとを備えたコネ
    クタ本体と、 前記コネクタ本体が挿入される挿入孔の上部位置に前記
    コネクタ本体を係止する係止爪と、該係止爪の対向側に
    設けたカバー挿入口とを備えたハウジングと、 を有する同軸コネクタプラグであって、 前記コネクタ本体を前記挿入孔に嵌合したときに、前記
    シエルの前記大径筒部の端部に前記係止爪を係合して抜
    け止めとし、前記カバー挿入口に係止カバーを挿入して
    前記コネクタ本体を係合係止したことを特徴とする同軸
    コネクタプラグ。
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