JP3423009B2 - 機器の制御装置 - Google Patents

機器の制御装置

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JP3423009B2 JP15062392A JP15062392A JP3423009B2 JP 3423009 B2 JP3423009 B2 JP 3423009B2 JP 15062392 A JP15062392 A JP 15062392A JP 15062392 A JP15062392 A JP 15062392A JP 3423009 B2 JP3423009 B2 JP 3423009B2
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克美 森戸
勇一 吉澤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、入切スイッチが
「切」のときのオフモード中に入切スイッチが「入」の
ときのオンモードのための準備動作を行う機器、例え
ば、液体燃料を電気ヒータで気化する気化器を有し、こ
の気化器をオフモード中に予熱する温風暖房機、給湯機
等の燃焼機器や、運転停止中に圧縮機を低回転数で運転
させたり、冷媒を電気ヒータで予熱することにより運転
開始と同時に冷風や温風を出せるようにした空気調和機
や、オフモード中にブラウン管を予熱しておき、スイッ
チの投入と同時に画像が見られるようにしたテレビジョ
ン機器などに利用される機器の制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、燃焼機器では、例えば特開昭62
−46124号公報に開示されているように、燃焼中は
気化器の温度が液体燃料の気化温度以上になるように電
気ヒータを通電制御し、ガス化燃焼を行えるようにして
いる。また、燃焼停止中も、予熱スイッチを投入すれ
ば、気化器の温度を燃焼時の温度よりも低い温度に維持
し、運転スイッチの投入後、速やかにガス化燃焼を行え
るようにした制御装置を備えている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た燃焼機器の制御装置では、運転スイッチがオフとなる
運転停止中(オフモード中)に、予熱スイッチを投入す
ると、気化器が常に所定の温度で加熱されるため、次の
燃焼開始までに時間がある場合には、電力が無駄に消費
され、大変不経済であった。 【0004】この発明は上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、運転スイッチ等の入切スイッチが「切」の
ときのオフモード中に入切スイッチが「入」のときのオ
ンモードのための準備動作を行う機器において、使用者
の使い勝手を損わないようにしつつ、電力消費を低減さ
せるようにし、しかも、簡単な構成でこれを実現するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明では、入切スイ
ッチが「切」のときのオフモード中に、入切スイッチが
「入」のときのオンモードのための準備動作を行う機器
において、前日の運転開始時刻、運転停止時刻等の運転
時間データを保存するデータ保存手段と、このデータ保
存手段に保存された前日の保存データを基準として当日
の準備動作時間帯を設定し、かつ、この設定された準備
動作時間帯に機器のオフモードにおける準備動作を実行
する制御手段とを備えた構成である。 【0006】 【0007】 【0008】 【作用】機器の運転開始時刻、運転停止時刻等の運転時
間データを保存するデータ保存手段の前日の保存データ
を基準として当日の準備動作時間帯が設定され、この設
定された準備動作時間帯に機器のオフモードにおける準
備動作が実行されるので、機器の運転時間データのない
時間帯では準備動作が行われないようにでき、使用者の
使い勝手を損わないようにしつつ、準備動作のための電
力消費を極力低減させることができ、しかも、保存デー
タに応じて準備動作の動作時間が決められるようにして
いるので、制御手段のアルゴリズムが複雑にならないよ
うにでき、制御手段の構成が複雑になる心配がない。 【0009】 【0010】 【0011】 【実施例】以下、この発明を、液体燃料を電気ヒータで
気化する気化器を有し、この気化器をオフモード中に予
熱する石油ファンヒータに適用した実施例について図面
を参照して説明する。 【0012】図2及び図3は石油ファンヒータを示すも
のである。図2及び3において、1は石油ファンヒータ
の外装ケースであり、外装ケース1の背面にはエアフィ
ルター2を有する空気吸込口3が設けられ、前面には温
風吹出口4が設けられている。外装ケース1の内部には
空気吸込口3に臨ませた温風用送風機5が設けられると
ともに、カートリッジタンク6、油受けタンク7、燃料
ポンプ8、燃焼用送風機9、バーナ10、燃焼筒11、
送風案内ケース12及び制御装置13等が設けられてい
る。また、14は外装ケース1の上面に設けられた操作
パネルである。 【0013】図1は上述した制御装置13の基本構成を
示すものである。図1において、15はA/D変換器及
び時計装置を内蔵したマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)であり、マイコン15の入力側には運転
スイッチ16、温度設定器17、室温センサ18、バー
ナ10の気化部の温度を検出するバーナ温度センサ1
9、及び炎検知器FLが接続されている。 【0014】また、マイコン15の出力側にはバーナ1
0の気化部を加熱する電気ヒータ20、点火器21、燃
焼用送風機9を駆動するバーナモータ9M、燃料ポンプ
8、温風用送風機5を駆動するファンモータ5M、及び
室温や設定温度を表示するデジタル表示器22が接続さ
れている。Rはバーナモータ9Mの回転数を検出する回
転数検知器であり、回転数検知器Rの回転数信号はマイ
コン15に入力されている。尚、運転スイッチ16、温
度設定器17、及びデジタル表示器22は操作パネル1
4に設けられている。また、ファンモータ5M及びバー
ナモータ9Mには隈取りモータ等の交流モータを用いて
いる。 【0015】運転スイッチ16が投入されると、マイコ
ン15は図4に示すように、まず電気ヒータ20に通電
し、バーナ10の気化部を加熱する。そして、バーナ温
度センサ19の検出温度が灯油の気化に適した温度にな
り、予熱が完了すると、マイコン15はバーナモータ9
Mを作動させ、バーナ10のプリパージを行う。プリパ
ージが終了すると、マイコン15は所定時間点火器21
を作動させるとともに、温風用送風機5を駆動するファ
ンモータ5Mと燃料ポンプ8を始動させる。 【0016】このようにして、バーナ10に燃焼用空気
及び燃料(灯油)が供給されると、燃料は気化され、燃
焼用空気と混合された後、点火器21にて着火される。
マイコン15は炎検知器FLからの信号で着火と判断す
ると、温度設定器17による設定温度と室温センサ18
が検出した室温との温度差に応じてバーナ10での燃焼
量を設定し、この燃焼量が得られるようにバーナモータ
9Mの回転数を制御するとともに、燃料ポンプ8の周波
数を制御する。また、燃焼量に見合った温風量が得られ
るように送風機5(ファンモータ5M)の回転数制御を
行う(図5及び6参照)。 【0017】マイコン15は、運転スイッチ16がオフ
となる暖房運転停止中に次のような準備動作(バーナ1
0の気化部の予熱制御)を行う。すなわち、マイコン1
5には、機器の例えば、前日の運転開始時刻、運転停止
時刻等の運転時間データを保存するデータ保存手段23
と、その保存データを基準として所要時間オフモードで
の準備動作を制御する準備動作制御手段24とが設けら
れている。そして、準備動作制御手段24は、図7及び
図8に示すように、データ保存手段23に保存されてい
る前日の時間データと現在時刻とを比較し、現在時刻が
前日の時間データによって決まる予熱制御時間帯(準備
動作時間帯)にある場合には、電気ヒータ20に通電を
行い、バーナ10の気化部を所定の温度に予熱してお
く。この実施例では、前日の運転時間を基準とし、当日
はその時間帯と、その前後の1時間予熱制御が行われる
ようにしている。 【0018】また、図9や図10に示すように、データ
保存手段24に保存されている前日の運転開始時刻や運
転停止時刻を基準とし、当日は、前日の運転開始時刻の
1時間前から運転開始時刻の所定時間(例えば、朝は2
時間、昼は2.5時間、夜は3時間)後まで予熱運転を
行わせたり、当日は、前日の運転停止時刻の所定時間前
(例えば3時間)から運転停止時刻、または、その前後
まで予熱運転を行わせたりしても良い。 【0019】 【0020】 【0021】 【発明の効果】この発明は以上説明したように、入切ス
イッチが「切」のときのオフモード中に、入切スイッチ
が「入」のときのオンモードのための準備動作を行う機
器において、前日の運転開始時刻、運転停止時刻等の運
転時間データを保存するデータ保存手段と、このデータ
保存手段に保存された前日の保存データを基準として当
日の準備動作時間帯を設定し、かつ、この設定された準
備動作時間帯に機器のオフモードにおける準備動作を実
行する制御手段とを備えた構成であるから、機器の運転
時間データのない時間帯では準備動作が行われないよう
にでき、使用者の使い勝手を損わないようにしつつ、準
備動作のための電力消費を極力低減させることができ、
しかも、保存データに応じて準備動作の動作時間が決め
られるようにしているので、制御手段のアルゴリズムが
複雑にならないようにでき、制御手段の構成が複雑にな
る心配がないなど、経済性に優れ、しかも、安価に提供
できるものである。 【0022】
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す石油ファンヒータ
(機器)の制御装置を示すブロック図である。 【図2】同じく石油ファンヒータの斜視図である。 【図3】同じく石油ファンヒータの内部構造説明図であ
る。 【図4】制御装置のマイクロコンピュータの運転中にお
ける動作説明用のフローチャートである。 【図5】マイクロコンピュータの燃焼量制御特性を示す
説明図である。 【図6】マイクロコンピュータの送風機制御特性を示す
説明図である。 【図7】マイクロコンピュータの運転停止中における動
作説明用のフローチャートである。 【図8】保存データと予熱制御時間との関係を示す説明
図である。 【図9】保存データと予熱制御時間との関係を示す他の
説明図である。 【図10】保存データと予熱制御時間との関係を示すさ
らに他の説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 博司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−270115(JP,A) 特開 平3−262(JP,A) 特開 平3−1488(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 入切スイッチが「切」のときのオフモー
    ド中に、入切スイッチが「入」のときのオンモードのた
    めの準備動作を行う機器において、前日の運転開始時
    刻、運転停止時刻等の運転時間データを保存するデータ
    保存手段と、このデータ保存手段に保存された前日の保
    存データを基準として当日の準備動作時間帯を設定し、
    かつ、この設定された準備動作時間帯に機器のオフモー
    ドにおける準備動作を実行する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする機器の制御装置。
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