JP3422948B2 - 荷電ビーム描画方法 - Google Patents

荷電ビーム描画方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI等の半導体
集積回路のパターンを描画するウエハやマスク等の試料
を高速・高精度に描画するための荷電ビーム描画方法に
関わり、特にステージ移動速度の最適化により描画スル
ープットの向上を図った荷電ビーム描画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の大規模化並びに素子の
微細化に伴い、描画装置を利用してウエハまたはマスク
上にパターンを描画する技術が採用されている。論理設
計、回路設計及びレイアウト設計によって作成されたL
SIの設計パターンデータを用いて、所望のパターンを
描画装置でウエハまたはマスク上に描画するには設計パ
ターンデータを描画装置のための描画データに変換しな
ければならない。設計パターンデータから描画データへ
の変換過程においては、多階層のセル階層構造の設計パ
ターンデータを描画データ用のセル階層構造に変換しな
ければならず、その際、図形の重なりによる多重露光に
よって描画精度が低下しないようにするための図形の重
なり除去、設計パターンデータの拡大・縮小を行う寸法
補正、またその様に補正されたパターンを描画装置にと
って入力可能な図形(矩形、台形、三角形等)に分割す
る処理等が行われる。
【0003】上記の様な工程より作成された描画データ
は、描画装置の主偏向ビーム偏向器のビーム偏向幅で決
まるフレームと呼ばれる単位で構成され、このフレーム
毎に読み出して、矩形、台形等のパターンに分割された
ものをビーム成形可能なショットの集まりに再度パター
ンを分割する。そして、この結果を基にビーム位置、ビ
ーム形状を制御する一方、試料を載せたステージをX方
向(若しくはY方向)に連続移動して、フレーム内の所
望のパターンを描画する。1フレームの描画が終われ
ば、ステージ移動方向と直交する方向にステップ移動
し、上記処理を繰り返すことにより全フレームを描画す
る。このようなフレーム単位にパターンを1度だけ描画
する描画方法を以降、「通常描画」と呼ぶ。図4にその
一例を示す。
【0004】また、パターンの寸法精度向上の目的から
荷電ビームのビーム照射量とビーム照射時間を制御しな
がら同一パターンを複数回描画する描画方法の場合(以
降、多重描画と呼ぶ)、上記通常描画と異なり、上述の
設計パターンデータから描画データへの変換において、
多重描画回数と描画装置の主偏向ビーム偏向器のビーム
偏向幅から決まるストライプ単位の描画データを作成
し、このストライプ毎に読み出して、通常描画と同様に
ショットの集まりに再度パターンを分割する。そして、
この結果を基にビーム位置、ビーム形状を制御する一
方、試料を載せたステージをX方向(もしくはY方向)
に連続移動して、ストライプ内の所望のパターンを描画
する。1ストライプの描画が終われば、ステージ移動方
向と直交する方向にステップ移動し、上記処理を繰り返
すことにより全ストライプを描画する。図5は多重描画
回数=2の例であり、パターンは2度描画されるような
にストライプ単位をデータを作成する。
【0005】上述の描画処理では、フレーム、若しくは
ストライプを描画する時のステージ移動速度はフレー
ム、若しくはストライプの中に定義されるパターンの描
画時間(ビーム位置、及びビーム形状を制御して所望の
パターンを描画する時間)が上記ステージ移動速度に十
分追従し得る最適な値でなければならず、この条件を満
足するステージ移動速度の決定方法として従来以下の様
な方法が用いられてきた。
【0006】フレームに包含される総ショット数と総
副偏向領域数より、該フレームの描画処理を行うステー
ジ移動速度を決定する(特開平1−152726号公報
参照)。
【0007】フレームに包含されるパターンの総面積
を1ショットの平均的な面積により除算することにより
得られる仮想的なショット数と総副偏向領域数により、
該フレームの描画処理を行うステージ移動速度を決定す
る(特開平1−243520号公報参照)。
【0008】フレームを所定の長さの領域に仮想的に
分割し、分割した領域毎にショット数を算出し、このシ
ョット数が最も多い分割領域の描画時間を求め、この時
間を分割領域の長さで除算した値を該フレームの描画処
理を行うステージ移動速度と決定する(特開平2−54
06号公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来方法〜を用い
ることにより、多重描画におけるストライプのステージ
移動速度を算出することはできる。しかし、多重描画に
おけるストライプ単位の速度算出においては最適な方法
ではない。
【0010】例えば、図16に示すフレーム数=5から
なるチップを多重描画回数=4で多重描画を行うと以下
の式からストライプ数=23となる。
【0011】ストライプ数=フレーム数+(多重描画回
数−1)×(フレーム+1) 従来方法では、ストライプ全て(23ストライプ)に対
して最適なステージ移動速度を求める処理を行うことに
なる。
【0012】つまり、N回の多重描画の場合、ステージ
移動速度の算出処理に通常描画のN倍の処理時間を要し
てしまい、描画装置システム全体から見ると描画スルー
プットの低下を招いてしまう。
【0013】本発明の目的は、描画エラーが生じない最
適なステージ移動速度を多重描画におけるストライプ毎
に決定し、また高速に算出する技術を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる荷電ビー
ム描画方法によれば、ステージ上に支持された試料に対
して、描画装置の主偏向ビームの偏向幅とパターンの多
重描画回数により決まるストライプを前記ステージ移動
毎に多重描画回数により決まる移動量だけステージ移動
方向と直交する方向に移動させてパターンを描画する荷
電ビーム描画方法において、前記描画領域を描画装置の
主偏向ビーム装置のビーム偏向幅より決まるフレームに
分割し、前記フレーム毎にステージ移動速度を求め、前
記ストライプにかかるフレームのステージ移動速度を基
に該ストライプを描画するステージ移動速度を算出して
描画することを特徴とする。
【0015】前記ストライプのステージ移動速度の算出
方法として、前記ストライプがかかるフレームのステー
ジ移動速度をフレーム情報で重み付けした式によって決
まる速度を該ストライプを描画するステージ移動速度と
することを特徴とする。
【0016】前記ストライプのステージ移動速度の算出
方法として、前記ストライプがかかるフレーム毎のステ
ージ移動速度の最小速度を該ストライプを描画するステ
ージ移動速度とする。
【0017】前記ストライプのステージ移動速度の算出
方法として、請求項2記載のストライプにかかるフレー
ム毎のステージ移動速度に重み付けした式で決まる速度
と請求項3記載のストライプがかかるフレーム毎のステ
ージ移動速度の最小速度の範囲内の速度を該ストライプ
を描画するステージ移動速度とすることを特徴とする。
【0018】また、ステージ上に支持された試料に対し
て、描画装置の主偏向ビームの偏向幅とパターンの多重
描画回数により決まるストライプを前記ステージ移動毎
に多重描画回数により決まる移動量だけステージ移動方
向と直交する方向に移動させてパターンを描画する荷電
ビーム描画方法において、前記描画領域を描画装置の主
偏向ビーム装置のビーム偏向幅より決まるフレームに分
割し、前記フレームをステージ移動方向に所定の幅Lで
分割したブロックに対して描画時間を算出し、ストライ
プにかかるブロックを抽出し、抽出されたブロックの描
画時間から該ストライプのステージ移動速度を求めて、
描画することを特徴とする。
【0019】前記描画領域を描画装置の主偏向ビーム装
置のビーム偏向幅より決まるフレームに分割し、前記フ
レームをステージ移動方向に所定の幅Lで分割したブロ
ックに対して、ステージ移動方向と直交する方向に多重
描画回数以上の値で分割した小領域毎に描画時間txy
を求め、前記ストライプにかかる小領域を抽出し、抽出
された小領域の描画時間txyより、該ストライプのス
テージ移動速度として描画することを特徴とする。
【0020】前記描画時間txyの算出方法としては、
装置を構成するパターンをショット単位に分割する回路
とショット単位にビーム照射量を算出する回路とショッ
ト単位に副偏向ビームを偏向する回路と副偏向領域単位
に主偏向ビームを偏向する回路の各動作時間とショット
のビーム照射に要する時間の和から求めることを特徴と
する。
【0021】前記描画時間txyの算出方法としては、
前記回路をシミュレートするプログラムにより求めた回
路の動作時間とショットのビーム照射に要する時間の和
によって求めることを特徴とする。
【0022】前記描画時間txyを副偏向領域の原点を
有する小領域に副偏向領域単位の描画時間を加算し求め
ることを特徴とする。
【0023】前記描画時間txyの算出をショット数の
多いフレームのブロックに対してのみ行うことを特徴と
する。
【0024】前記ブロックの選出をショット数の多いフ
レームのブロックの選定を描画処理前に行うことを特徴
とする。
【0025】以上のような手段を適用することにより、
描画エラーの生じない最適なステージ移動速度を多重描
画方式におけるストライプ毎に算出でき、また、高速に
算出できることから描画システム全体にスループットを
向上させることができる。 (作用)本発明は前記した構成により、多重描画におけ
るストライプのステージ移動速度を描画エラーが生じな
い最適な速度を高速に算出することができ、荷電ビーム
描画装置システム全体のスループットを向上させること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる描画方法が
適用される電子ビーム描画装置システムの概略構成を示
すブロック図である。
【0027】この電子ビーム描画システムは、主副二段
偏向方式の電子ビーム描画装置30とその制御のための
要素を備えており、図中10は試料室であり、この試料
室10内には半導体ウエハもしくはマスク等の試料11
を載置したステージ12が収容されている。ステージ1
2は、ステージ駆動回路13によりX方向、及びY方向
に駆動できる。そして、ステージ12の移動位置はレー
ザー測長計等を用いた位置回路14により測定されるも
のとなっている。
【0028】試料10の上には電子ビーム光学系20が
配置されている。この電子ビーム光学系20は電子銃2
1、各種レンズ22〜26、ブランキング用偏向器3
1、ビーム寸法可変用偏向器32、ビーム走査用の主偏
向ビーム偏向器33、ビーム走査用の副偏向ビーム偏向
器34およびビーム成形アパーチャ35、36等から構
成されている。
【0029】この電子ビーム描画装置で描画を行うに
は、主偏向ビーム偏向器33により所定の副偏向走査領
域(以降、サブフィールドと呼ぶ)に位置決めし、副偏
向ビーム偏向器34によりサブフィールド内でのショッ
トの位置決めを行なうと共に、ビーム寸法可変用偏向器
32、及びビーム成形アパーチャ35,36によりビー
ム形状を制御し、ステージ12を一方向に連続移動しな
がら、LSIチップを主偏向ビームの偏向幅に応じて短
冊状に分割したフレーム(多重描画の場合はストライ
プ)を描画処理する。さらに、ステージ12を連続移動
方向と直交する方向にステップ移動させ、次のフレーム
(ストライプ)については同様にして所望の範囲を順次
描画する。
【0030】一方、制御計算機40には磁気ディスク4
1等の記憶媒体が接続されており、この磁気ディスク4
1にLSIの描画データが格納されている。磁気ディス
ク41から読み出された描画データは前記フレーム(ス
トライプ)毎にパターンメモリ(データバッファ部)4
2に一時的に格納される。パターンメモリ42に格納さ
れたフレーム(ストライプ)毎の描画データ、つまり描
画位置および図形データ(図形形状、図形サイズ)等で
構成されるフレーム(ストライプ)データは、描画デー
タ解析部である描画図形データデコーダ43および描画
位置データデコーダ44により解析され、ブランキング
回路45、ビーム成形器ドライバ46、主偏向器ドライ
バ47および副偏向器ドライバ48に送られる。即ち、
描画図形データデコーダ43では、フレーム(ストライ
プ)データとして定義されている図形データを前記成形
アパーチャ35、36の組み合わせによりビーム形成可
能なショット単位に図形分割して、このデータに基づい
てブランキングデータが作成され、ブランキング回路4
5に送られる。そして、更に希望するビーム寸法データ
が作成され、このビーム寸法データがビーム成形器ドラ
イバ46に送られる。次にビーム成形器ドライバ46か
ら前記光学系20のビーム寸法可変用偏向器32に所定
の偏向信号が送られ、これにより電子ビームの寸法が制
御されるものとなっている。
【0031】また、描画位置データデコーダ44では上
記フレーム(ストライプ)データに基づいてサブフィー
ルドの位置決めのデータが作成され、このデータが主偏
向器ドライバ47に送られる。そして、主偏向器ドライ
バ47から前記光学系の主偏向ビーム偏向器33に所定
の信号が送られ、これにより電子ビームは指定のサブフ
ィールド位置に偏向走査される。更に、描画位置データ
デコーダ44では副偏向器走査のコントロール信号が発
生され、この信号が副偏向器ドライバ48に送られる。
そして、副偏向器ドライバ48から副偏向ビーム偏向器
34に所定の副偏向信号が送られ、これによりサブフィ
ールド毎の描画が行われる。
【0032】図2は、LSIパターンの描画処理を行う
ためのデータ作成工程におけるデータの流れを示す模式
図である。
【0033】LSIパターンはCADシステム50によ
り作成され、そこから出力される設計パターンデータ5
1がデータ変換用計算機60で描画データ61に変換さ
れ、その描画データ61は制御計算機40の命令により
電子ビームに描画装置に転送され、前記描画処理が行わ
れることになる。
【0034】図3は設計パターンデータがデータ変換処
理によりパターン重複除去、台形分割などの処理を経て
電子ビーム描画装置で許容し得るデータ形式に変換され
る様子である。また、データ変換では、通常描画の場合
は、図4に示すようにチップを主偏向ビーム偏向器でビ
ーム偏向可能な領域であるフレームに分割する。多重描
画の場合は、図5にチップを主偏向ビーム偏向器でビー
ム偏向可能な幅と多重描画回数からストライプに分割す
る。図5は多重描画回数=2の場合のストライプの構成
を示している。
【0035】上記フレーム(ストライプ)内を副偏向ビ
ーム偏向器でビーム偏向可能な副偏向領域(サブフィー
ルド)に分割する(図6参照)。このようなデータ生成
工程により得た描画データをパターン形状、位置、サイ
ズで表現し、サブフィールド並びにフレーム(ストライ
プ)単位のパターンデータ群として定義され、前記磁気
ディスク41に格納する。
【0036】上述のようなデータ生成工程を経て作成さ
れた描画データをフレーム(ストライプ)毎に磁気ディ
スク41からから読み出して描画することとなるが、こ
こでLSIのチップはパターン密度の高い領域と低い領
域が連続的に変化しながら混在している。従って、チッ
プを構成している各フレーム(ストライプ)毎に描画処
理に要する時間が異なり、それに伴って各フレーム(ス
トライプ)毎に設定する描画処理時のステージ移動速度
はスループット向上の観点から最適な速度にすることが
望まれる。
【0037】以下、描画時のステージ移動速度の決定に
関する本発明にかかる荷電ビーム描画方法の実施形態の
いくつかを図面を参照して説明する。 (実施の形態1)この実施の形態は多重描画において、
図8、図9に示すようにストライプにかかるフレームの
フレーム情報に対して重み付けした式でストライプのス
テージ移動速度を求めるものであり、図7のフローチャ
ートに従って説明する。
【0038】まず、全フレームに対してステージ移動速
度を算出する。次に速度算出対象ストライプにかかるフ
レームを抽出する。
【0039】ストライプにかかる各フレームを描画す
るのに必要な時間をTとすると、フレームiのストラ
イプにかかる部分のみ描画するのに必要な時間はα
で近似できる。ここでαはフレームデータから決ま
る係数である。従って、ストライプの描画時間はフレー
の描画時間Tと重み係数αを用いて、 T=Σα i={ストライプにかかるフレームNi} と表現することができる。
【0040】以下、説明を簡略化するためにストライプ
にかかるフレームが2の場合について詳しく説明する。
なお、かかるフレームが3以上の場合に拡張することも
容易である。
【0041】図8の場合、対象ストライプSにかかるフ
レームはフレームN+1、フレームN+2である。この
抽出されたフレーム情報から係数(重み)を求め、スト
ライプの速度を算出する。
【0042】この実施の形態(図8)は、ストライプに
かかる各フレームの領域(面積)を元に係数(Z1,Z
2)を決定している。なお、本実施の形態におけるスト
ライプにかかるフレーム数=2の例である。
【0043】フレームN+1の幅=Wn1、フレームN
+2の幅=Wn2、ストライプSにかかるフレームN+
1の幅=w1、ストライプSにかかるフレームN+2の
幅=w2とする。
【0044】係数(重み)算出 フレームN+1に対する係数は、Z1=w1/Wn1 フレームN+2に対する係数は、Z2=w2/Wn2と
なる。
【0045】速度算出 フレームN+1の描画に要する時間=T1、フレームN
+2の描画に要する時間=T2とすると、ストライプS
の速度Vsは、Vs=L/(T1×Z1+T2×Z2)
と求めることができる。
【0046】次の実施の形態(図9)では、ストライプ
にかかる各フレームのショット数を元に係数(U1,U
2)を決定している。なお、本実施の形態におけるスト
ライプにかかるフレーム数=2の例である。
【0047】フレームN+1の全ショット数=Shn1
all、フレームN+2の全ショット数=Shn2al
l、ストライプSにかかるフレームN+1のショット数
=Shn1、ストライプSにかかるフレームN+2のシ
ョット数=Shn2とする。
【0048】係数(重み)算出 フレームN+1に対する係数は、U1=Shn1/Sh
n1al フレームN+2に対する係数は、U2=Shn2/Sh
n2allとなる。
【0049】速度算出 フレームN+1の描画に要する時間=T1、フレームN
+2の描画に要する時間=T2とすると、ストライプS
の速度Vsは、Vs=L/(T1×U1+T2×U2)
と求めることができる。
【0050】上述の図8、図9の実施の形態では面積、
ショット数から求めた係数(Z1,Z2)、(U1,U
2)とストライプにかかるフレームの描画時間T1、T
2からストライプSの速度Vsを算出している。また、
係数(重み)は、パターン面積(被覆率)、パターン数
などの図形情報やサブフィールド情報などを用いて決定
しても良い。
【0051】全ストライプに対して、上述の実施例のよ
うに係数(重み)を求め、ステージ移動速度を算出す
る。
【0052】以上のように、フレームに対する情報(描
画時間、ショット数)からストライプにおけるステージ
移動速度を算出することで高速に処理できる。 (実施の形態2)この実施の形態は多重描画において、
図11に示すようにストライプにかかるフレーム中で最
も遅い速度でストライプのステージ移動速度とするもの
であり、図10のフローチャートに従って説明する。な
お、本実施の形態におけるストライプにかかるフレーム
数=2の例である。
【0053】まず全フレームに対してステージ移動速度
を算出する。次に速度算出対象ストライプにかかるフレ
ームを抽出する。図11の例では、 フレームの抽出 ストライプSaでは、フレームN、フレームN+1が抽
出される。
【0054】ストライプSbでは、フレームN+1、フ
レームN+2が抽出される。と対象ストライプにかかる
フレーム抽出する。
【0055】次に、抽出したフレームのステージ移動速
度から対象ストライプのステージ移動速度を求める。
【0056】ストライプの速度算出 ストライプSaの場合、フレームNのステージ移動速度
Va、フレームN+1のステージ移動速度Vbであり、
Va<Vb の関係が成り立っている。
【0057】抽出したフレームの各ステージ移動速度の
最小速度を対象ストライプのステージ移動速度とするの
で、この場合、VaがストライプSaのステージ移動速
度となる。
【0058】同様にストライプSbの場合を求めるとフ
レームN+1のステージ移動速度Vb、フレームN+2
のステージ移動速度Vcであり、Vb<Vc の関係が
成り立っている。
【0059】よって、最小速度であるVcがストライプ
Sbのステージ移動速度となる。
【0060】全ストライプに上記処理を行い、各ストラ
イプのステージ移動速度を求める。
【0061】また、実施の形態1で求めたストライプ速
度をVmaxとし、本実施例で求めたストライプ速度V
minとし、Vmin≦Vs≦Vmaxの関係が成り立
つストライプ速度Vsを求めても良い。
【0062】以上のように、フレームに対する情報(速
度)からストライプにおけるステージ移動速度を算出す
ることで高速に処理できる。 (実施の形態3)この実施の形態は多重描画において、
図13に示すようにフレームを所定の幅Lで分割したブ
ロック単位の描画時間からストライプのステージ移動速
度を決定するものであり、図12のフローチャートに従
って説明する。
【0063】まず、図13に示すようにフレームをステ
ージ移動方向に幅Lで分割する(分割された領域をブロ
ックと呼ぶ)。このブロック単位毎に描画時間tを求め
る。この処理を全フレームに対して行い、その結果、ブ
ロック単位に描画時間マップが出来る。
【0064】次に速度算出対象ストライプに対応する領
域のブロックを抽出する。抽出されたブロックのストラ
イプのかかる部分(図13のハッチ部分)の描画時間t
sの総和Tを求める。この時、描画時間tsは、実施の
形態1に示したブロックの描画時間tに重み付けするこ
とにより求めることができる。ストライプ長Sl、描画
時間Tより、対象ストライプの速度Vs=Sl/Tで求
められる。
【0065】全ストライプに上記処理を行い、各ストラ
イプのステージ移動速度を求める。
【0066】以上の方法によれば、多重描画回数によら
す、パターンに対する描画時間の算出は1回で済むた
め、ストライプにおけるステージ移動速度を高速に算出
することができる。 (実施の形態4)この実施の形態は多重描画において、
図15に示すようにフレームを所定の幅Lで分割したブ
ロックを更に分割した小領域の描画時間からストライプ
のステージ移動速度を決定するものであり、図14のフ
ローチャートに従って説明する。
【0067】まず、図15に示すようにフレームをステ
ージ移動方向に幅Lで分割する(分割された領域をブロ
ックと呼ぶ)。更にブロックをステージ移動方向と直交
する方向に幅w(=フレーム幅Wf/多重描画回数)で
分割する(分割された領域を小領域と呼ぶ)。次に小領
域毎に描画時間txyを求める。以上の処理を全フレー
ムに対して行う。その結果、小領域単位の描画時間のマ
ップが出来る。
【0068】次に速度算出対象ストライプに対応する小
領域から、ストライプのブロック単位の描画時間Tを求
める。図13ではストライプSのブロック1の描画時間
Ts1は、Ts1=T12+T13+T14+T15で
求められる。対象ストライプの全ブロックに対して描画
時間Tを求め、求めた全ての描画時間Tの中から最も長
い時間Tmaxを得て、対象ストライプのステージ移動
速度Vs=L/Tmax(式(1))を求める。上述の
処理を全ストライプに対して行い、各ストライプのステ
ージ移動速度を求める。
【0069】上述の実施の形態では、対象ストライプに
おける1ブロック当たりの最大描画時間Tmaxに注目
し、ステージ移動速度を算出しているが、対象ストライ
プにおける全ブロックの描画時間Tから特開平4−61
221の方法を用いて、ステージ移動速度を算出しても
良い。
【0070】一般に、ブロック単位の描画時間を算出す
るには長い処理時間を要する。例えば、ブロック毎の描
画時間を描画装置の回路を用いて算出する方法では描画
に要する時間と同等の時間が必要である。また、回路の
動作をシュミレートするプログラムにより求める場合で
も描画データを構成するパターンからショット数や主副
偏向器の整定時間を求めなければならず、この場合も長
い処理時間が必要である。
【0071】従来方法では、多重描画に必要なストライ
プ全てに対して、各ブロック単位に描画時間を求め、式
(1)によってストライプのステージ速度を決定する必
要があるため、その処理時間は1重描画の場合に比べ
て、ほぼ多重度(N)倍となる。一方、本発明の方法に
よれば、ブロック毎の描画時間を求める処理は1回で良
い。これにより作成された描画時間マップからストライ
プのステージ移動速度を算出するためには、描画時間マ
ップから該当するストライプに属する部分を抽出し、式
(1)で求めるわけだが、これらはブロックの描画時間
を求めるために必要な時間に比べると無視できる時間で
処理できる。すなわち、本発明によれば、従来方法の1
/Nの処理時間でステージ速度の算出が可能である。従
って、描画のために必要な前処理の時間が大幅に短縮さ
れ、描画のターンアラウンド時間が大幅に短縮されるこ
とになる。 (実施の形態5)実施の形態4に記した小領域における
描画時間txyの算出方法として、描画装置における各
回路を動作させることにより求めることを図17、図1
8、図19を用いて説明する。
【0072】主偏向整定回路とは、副偏向領域(サブフ
ィールド)単位に主偏向ビームを偏向する回路である
(図17の参照)。副偏向整定回路はショット単位に
副偏向ビームを偏向する回路である(図17の参
照)。ショット分割回路はパターンを描画可能なショッ
トに分割する回路である(図3参照)。照射量算出回路
はショット単位に荷電ビームを照射する量を算出する回
路である。
【0073】図18のようにフレームデータの副偏向デ
ータ(サブフィールド内に定義されているパターンの形
状、位置情報)によりショット分割回路でサブフィール
ド内の全パターンをショット単位に分割し(ショットデ
ータ)、これら分割したショットの位置または数より副
偏向整定回路で副偏向整定時間(Ts)を算出する。同
じくショットデータから照射量算出回路よりビーム照射
量を求め、その結果より、ビーム照射時間を算出し、サ
ブフィールド内の全ショットのビーム照射に要する時間
(Tsht)を算出する。また主偏向データ(フレーム
でのサブフィールドの位置情報)により主偏向整定回路
で主偏向整定時間(Tm)を算出する。以上求めた各時
間を加算回路で加算し、1サブフィールドの描画に必要
とされる時間tsf(=Ts+Tsht+Tm)を算出
することができる。描画装置の回路を使うことでより精
度の高い値(描画時間)が得られる。
【0074】前記求めた描画時間tsfを小領域に振り
分けを行わなければならない。図19のように振り分け
の基準はサブフィールドの原点とし、原点を有する小領
域に加算することで算出する。描画時間をサブフィール
ド単位で求め、小領域に振り分けることで高速に処理で
きる。仮にショット単位で行った場合、ショット毎にど
の小領域に該当するかの判定を行わなければならず、サ
ブフィールド単位で判定した場合と比べて処理効率が悪
い。
【0075】以上の処理を各フレームに対して行い、小
領域単位の描画時間txyを算出する。
【0076】また、前記各回路の動作をシミュレートす
るプログラムにより求められた回路の動作時間とショッ
トのビーム照射に要する時間の和より描画時間txyを
求めても良い。
【0077】以上にように、各回路の動作時間より描画
時間を算出することで、精度の高い描画時間を得ること
ができ、描画エラーの生じないステージ移動速度を算出
することができる。 (実施の形態6)実施の形態4、実施の形態5に記した
小領域における描画時間txyの算出について、特定の
ブロックについてのみ算出することを図20、図21、
図22を用いて説明する。
【0078】まず、フレームのブロック毎にショット数
を算出する。図22のようにフレーム単位の全ブロック
のショット数の中でショット数の多い上位N個を抽出す
る(処理1)。この処理を全フレームに対して行う。次
にフレーム毎に近傍のフレームで抽出されているブロッ
クと同じ位置のブロックを抽出する(処理2)。処理
1、処理2でそれぞれ抽出されたブロックに対して、実
施の形態3、実施の形態4で記した小領域における描画
時間txyを求める。
【0079】ショット数を判定基準としてパターン密度
の高いブロック(描画時間が長いと予想されるブロッ
ク)のみを抽出し、そのブロックのみ処理することで高
速に処理できる。
【0080】図22は、処理1における抽出数=1、処
理2における参照近傍フレーム数=1の例である。スト
ライプSは、フレームN+1のブロック3,ブロック5
とフレームN+2のブロック3,ブロック5でそれぞれ
求められた小領域における描画時間txyから描画時間
Tを算出する。
【0081】また、このブロック抽出処理を描画処理前
に予め行っておき、描画処理時に小領域単位の描画時間
txyが必要なブロックの情報を与え、速度処理を行っ
ても良い。
【0082】以上のようなに特定のブロックのみ処理す
ることで、高速にストライプ速度を算出することができ
る。
【0083】以上、本発明を実施の形態1〜6に基づい
て説明したが、本発明はそれに限定されるものでなく、
その趣旨を逸脱しない範囲において変更可能である。例
えば、電子ビーム描画装置の構成は図1に限定されるも
のでなく適宜変更可能である。また、本実施例では主副
二段方式の電子ビーム描画装置を例にとり説明したが、
多段偏向方式でもよく、電子ビーム以外の荷電ビームに
対し適用可能である。
【0084】
【発明の効果】以上にように本発明によれば、荷電ビー
ム描画装置での多重描画方式におけるステージ移動速度
の決定において、ストライプのステージ移動速度を描画
エラーが生じない最適な速度を高速に算出することがで
き、荷電ビーム描画装置システム全体のスループットを
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例に使用した電子ビーム描
画装置を示す概略構成図。
【図2】描画装置周辺のデータの流れを示す模式図。
【図3】描画データの生成工程を示す図。
【図4】描画データにおけるデータの構成を示す図。
【図5】描画データにおけるデータの構成を示す図。
【図6】描画データにおけるデータの構成を示す図。
【図7】本発明(実施の形態1)の速度決定に至るまで
のフローとその解説図。
【図8】本発明(実施の形態1)の速度決定に至るまで
のフローとその解説図。
【図9】本発明(実施の形態1)の速度決定に至るまで
のフローとその解説図。
【図10】本発明(実施の形態2)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図。
【図11】本発明(実施の形態2)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図。
【図12】本発明(実施の形態3)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図。
【図13】本発明(実施の形態3)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図。
【図14】本発明(実施の形態4)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図。
【図15】本発明(実施の形態4)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図。
【図16】従来方法との比較を示す図。
【図17】本発明(実施の形態5)の解説図。
【図18】本発明(実施の形態5)の解説図。
【図19】本発明(実施の形態5)の解説図。
【図20】本発明(実施の形態6)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図である。
【図21】本発明(実施の形態6)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図である。
【図22】本発明(実施の形態6)の速度決定に至るま
でのフローとその解説図である。
【符号の説明】
10 試料室 12 ステージ 20 電子ビーム光学系 21 電子銃 22−26 レンズ 30 電子ビーム描画装置 32 ビーム寸法可変用偏向器 33 主偏向ビーム偏向器 40 制御計算機 41 磁気ディスク 50 CADシステム 60 データ変換用計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松木 一人 東京都中央区銀座四丁目2番11号 東芝 機械株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 504 G03F 7/20 521 H01J 37/20

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージ上に支持された試料に対して、
    描画装置の主偏向ビームの偏向幅とパターンの多重描画
    回数により決まるストライプを前記ステージ移動毎に多
    重描画回数により決まる移動量だけステージ移動方向と
    直交する方向に移動させてパターンを描画する荷電ビー
    ム描画方法において、前記描画領域を描画装置の主偏向
    ビーム装置のビーム偏向幅より決まるフレームに分割
    し、前記フレーム毎にステージ移動速度を求め、前記ス
    トライプにかかるフレームのステージ移動速度を基に該
    ストライプを描画するステージ移動速度を算出して描画
    することを特徴とする荷電ビーム描画方法。
  2. 【請求項2】 前記ストライプのステージ移動速度の算
    出方法として、前記ストライプがかかるフレームのステ
    ージ移動速度をフレーム情報で重み付けした式によって
    決まる速度を該ストライプを描画するステージ移動速度
    とすることを特徴とする請求項1記載の荷電ビーム描画
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ストライプのステージ移動速度の算
    出方法として、前記ストライプがかかるフレーム毎のス
    テージ移動速度の最小速度を該ストライプを描画するス
    テージ移動速度とすることを特徴とする請求項1記載の
    荷電ビーム描画方法。
  4. 【請求項4】 前記ストライプのステージ移動速度の算
    出方法として、請求項2記載のストライプにかかるフレ
    ーム毎のステージ移動速度に重み付けした式で決まる速
    度と請求項3記載のストライプがかかるフレーム毎のス
    テージ移動速度の最小速度の範囲内の速度を該ストライ
    プを描画するステージ移動速度とすることを特徴とする
    請求項1記載の荷電ビーム描画方法。
  5. 【請求項5】 ステージ上に支持された試料に対して、
    描画装置の主偏向ビームの偏向幅とパターンの多重描画
    回数により決まるストライプを前記ステージ移動毎に多
    重描画回数により決まる移動量だけステージ移動方向と
    直交する方向に移動させてパターンを描画する荷電ビー
    ム描画方法において、前記描画領域を描画装置の主偏向
    ビーム装置のビーム偏向幅より決まるフレームに分割
    し、前記フレームをステージ移動方向に所定の幅Lで分
    割したブロックに対して描画時間を算出し、ストライプ
    にかかるブロックを抽出し、抽出されたブロックの描画
    時間から該ストライプのステージ移動速度を求めて、描
    画することを特徴とする荷電ビーム描画方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の前記描画領域を描画装置
    の主偏向ビーム装置のビーム偏向幅より決まるフレーム
    に分割し、前記フレームをステージ移動方向に所定の幅
    Lで分割したブロックに対して、ステージ移動方向と直
    交する方向に多重描画回数以上の値で分割した小領域毎
    に描画時間txyを求め、前記ストライプにかかる小領
    域を抽出し、抽出された小領域の描画時間txyを基
    に、該ストライプのステージ移動速度として描画するこ
    とを特徴とする荷電ビーム描画方法。
  7. 【請求項7】 前記描画時間txyの算出方法として
    は、装置を構成するパターンをショット単位に分割する
    回路とショット単位にビーム照射量を算出する回路とシ
    ョット単位に副偏向ビームを偏向する回路と副偏向領域
    単位に主偏向ビームを偏向する回路の各動作時間とショ
    ットのビーム照射に要する時間の和から求めることを特
    徴とする描画求項6記載の荷電ビーム描画方法。
  8. 【請求項8】 前記描画時間txyの算出方法として
    は、請求項7記載の回路をシミュレートするプログラム
    により求めた回路の動作時間とショットのビーム照射に
    要する時間の和によって求めることを特徴とする請求項
    6記載の荷電ビーム描画方法。
  9. 【請求項9】 前記描画時間txyは副偏向領域の原点
    を有する小領域に副偏向領域単位の描画時間を加算し求
    めることを特徴とする請求項6、7または8記載の荷電
    ビーム描画方法。
  10. 【請求項10】 前記描画時間txyの算出をショット
    数の多いフレームのブロックに対してのみ行うことを特
    徴とする請求項6、7または8記載の荷電ビーム描画方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のショット数の多いフ
    レームのブロックの選定を描画処理前に行うことを特徴
    とする請求項6、7または8記載の荷電ビーム描画方
    法。
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