JP3421087B2 - 射出成形機の射出条件設定方法 - Google Patents

射出成形機の射出条件設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機の射出条件設
定方法に係り、更に詳しくは、通常速度動作モードと高
速動作モードとを択一選択可能とされて常時作動する射
出油圧シリンダ(以下、射出シリンダと称す)の動作
と、選択的に昇圧動作される複数のアキュームレータ
(以下、ACCと称す)の動作とを、適宜組合せするこ
とによる油圧アクチュエータ(射出シリンダとACC)
動作の組合せモードの選択によって、射出速度条件範囲
と射出圧力条件範囲との組合せが可変設定できるように
した射出成形機における射出条件設定方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】1台のマシン(射出成形機)で幅広い成
形条件の設定を可能にするため、1台のマシンに複数の
射出シリンダを搭載し(例えば、複数の射出シリンダを
一直線状に配置したり、複数の射出シリンダを対称に並
設したりし)、求められる成形条件に応じて使用する射
出シリンダの組合せを選択して、射出速度条件と射出圧
力条件を所定のものに設定し得るようにした射出成形機
が、近時開発されつつある。しかしながら、このように
複数の射出シリンダを搭載した射出成形機においては、
各射出シリンダのピストンロッドがスクリューと一体と
なって前後進するメカニズムをとらざるを得ないため、
使用しない(射出行程時に圧油を供給しない)射出シリ
ンダを設定すると、この使用しない射出シリンダも空移
動することになり、摺動抵抗が大きくなってエネルギー
ロスが大きいと言う問題があり、また、射出途中から圧
力の切り替えをすることができず、充填行程の低圧高
速,保圧行程の高圧の両条件を同時に満たすことが出来
ないという問題があった。さらにまた、複数の射出シリ
ンダを搭載すると、マシンの形状が複雑になり、マシン
が大型化するという問題も生じた。
【0003】そこで、本願出願人は、特願平4−338
841号において、前進用油室へ油圧ポンプからの油の
みを送り込む通常速度動作モードと、前進用油室へ油圧
ポンプからの油と後退用油室からの油とを合わせて送り
込む高速動作モードとが、選択可能とされた差動圧シリ
ンダからなる射出シリンダと、選択的に油が供給可能と
され、油が供給された状態では射出シリンダの駆動力に
より昇圧動作を行なうと共に、この昇圧された油を射出
シリンダの前進用油室へ供給する昇圧能力の異なる2種
のACCとを設け、各ACCを昇圧動作させるか否かを
個別に選択すること、並びに、射出シリンダを通常速度
動作モードとするか高速動作モードとするかを選択する
ことによって、油圧アクチュエータ動作の8種(8段
階)の組合せモードの1つを選択し、これにより、射出
速度条件範囲と射出圧力条件範囲との組合せを可変設定
できるようにした射出成形機を提案した。斯様な構成を
とる上記先願によれば、射出速度と射出圧力の設定条件
範囲が広くできる共に、無用な摺動負荷が少なく、ま
た、射出途中で圧力の切り替えが可能で、さらに比較的
コンパクトなメカニズムとすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した先
願においては、射出条件の設定手法を簡略化することに
に関しては配慮が払われておらず、射出条件の設定作業
が煩雑で、時間がかかるという問題があった。すなわち
従前は、オペレータが、射出圧力(充填圧力)の設定,
射出速度(充填速度)の設定,油圧アクチュエータ動作
の組合せモードの設定を、各々独立して行わなければな
らず、射出条件設定が面倒な作業となっていた。また、
射出圧力(充填圧力)の設定は、射出樹脂圧(充填樹脂
圧)ではなく油圧値で設定するようにしていたため、射
出樹脂圧から油圧力への換算が必要となり、この点でも
射出条件の設定作業を煩雑で時間のかかるものにしてい
た。さらにまた、前記した8種(8段階)の組合せモー
ドの総べてにおいて、図8に示すように、射出速度(充
填速度)の設定を0〜100%で行っていたため、同じ
100%でも組合せモードが異なると実際の速度の絶対
値が違ってくるため、事前に射出率と対応付けるための
換算が必要となり、この点でも射出条件の設定を面倒な
作業にしていた。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、射出シリンダとACCとを用
い油圧アクチュエータ動作の組合せモードが選択可能な
構成の射出成形機において、射出条件の設定が容易・確
実な、使い勝手のよい射出条件設定方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために、加熱シリンダ内に配設され、前進動作
によって溶融樹脂を金型内に射出充填するスクリュー
と、前進用油室へ油圧ポンプからの油のみを送り込む通
常速度動作モードと、前進用油室へ油圧ポンプからの油
と後退用油室からの油とを合わせて送り込む高速動作モ
ードとが、選択可能とされた差動圧シリンダからなる射
出シリンダと、射出シリンダのピストンロッドと連結さ
れると共に、スクリューの後端部と連結されスクリュー
と一体となって前後進する移動ブロックと、選択的に油
が供給可能とされ、油が供給された状態では射出シリン
ダの駆動力によって前進する移動ブロックを介して昇圧
動作を行なうと共に、この昇圧された油を射出シリンダ
の前進用油室へ供給する昇圧能力の異なる複数のACC
と、を備え、上記複数のACCを昇圧動作させるか否か
を個別に選択すること、並びに、上記射出シリンダを通
常速度動作モードとするか高速動作モードとするかを選
択することによる、油圧アクチュエータ動作の組合せモ
ードを選択することによって、射出速度条件範囲と射出
圧力条件範囲との組合せを可変設定できる射出成形機の
射出条件設定方法において、射出成形機のシステムコン
トローラは、オペレータが入力設定した射出樹脂圧によ
って、上記油圧アクチュエータ動作の組合せモードの中
から最適の組合せモードを自動決定すると共に、入力さ
れた射出樹脂圧から油圧設定値を算出・設定し、次に、
オペレータが入力設定した射出速度が、上記決定された
油圧アクチュエータ動作の組合せモードで規定される最
高速度以下であることを確認した後、入力された射出速
度から油の速度設定値を算出・設定する、ように構成さ
れる。
【0007】
【作用】システムコントローラは、オペレータによって
射出樹脂圧が入力設定されると、予め定められた組合せ
モード判定プログラムにしたがって、各油圧アクチュエ
ータ動作の組合せモード毎に規定される判定用射出樹脂
圧値と、入力設定された射出樹脂圧値との対比を行い、
入力設定された射出樹脂圧を満足し、かつ判定用樹脂圧
値が最小の組合せモードを決定し、決定した油圧アクチ
ュエータ動作の組合せモードに応じた各油圧アクチュエ
ータ(射出シリンダ,ACC)用の切替え制御弁の切替
え組合せモードを記憶する。また、システムコントロー
ラは、入力された射出樹脂圧から油圧値を換算・算出し
て油圧設定値を記憶する。次に、オペレータによって射
出率に対応する関係にある絶対値の形で射出速度が入力
設定されると、システムコントローラは、この入力され
た射出速度が、上記決定された油圧アクチュエータ動作
の組合せモードで規定される最高速度以下であるか否か
の判定処理を行い、この判定処理でNO判定された場合
には再入力設定を促し、YES判定された場合には、入
力された射出速度から油の流量設定値を算出して、これ
を記憶する。斯様にすることによって、射出条件の設定
がきわめて容易・確実に行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1〜図8を用い
て説明する。図1は本実施例に係る射出成形機の射出装
置の要部切断平面図、図2は同じく本実施例に係る射出
成形機の射出装置の要部切断正面図である。
【0009】図1,図2において、1は連続成形運転時
には固定的に配置される保持ブロック、2は該保持ブロ
ック1にその基端側を保持された加熱シリンダ、3は該
加熱シリンダ2の先端側に取り付けられたノズル、4は
加熱シリンダ2内に回転並びに前後進可能であるように
配設されたスクリュー、5は加熱シリンダ2の基端側
(スクリュー4の後端側)に原料樹脂を投入・供給する
ためのホッパーである。
【0010】6はスクリュー4の後端側と回転連結部材
7を介して連結されたスクリュー回転駆動用のモータ
(電動モータまたは油圧モータ)で、混練・可塑化・計
量行程時には、このモータ6の回転でスクリュー4が回
転駆動される。8は上記回転連結部材7を軸受を介して
回転自在に保持した移動ブロックで、スクリュー4やモ
ータ6と一体となって前後進する。
【0011】9は射出用の駆動源たる射出シリンダ(油
圧シリンダ)で、本実施例においては、平面的に見てス
クリュー4を中心として対称に1対が設けられていて、
この2つの射出シリンダ9は同一構成のものが用いられ
ている。この射出シリンダ9は、両ロッドタイプの差動
圧シリンダとされ、前進用油室10と後進用油室11
(図1,2においては後進用油室11は略完全に無体積
化された状態にある)におけるピストン体の有効断面積
に差がある構成となっている。12は射出シリンダ9の
両ロッド形ピストンロッド(以下、ピストンロッド12
と称す)で、該ピストンロッド12の細径側(前進用油
室10側)のロッド部の先端側が、前記移動ブロック8
に取り付けられている。従って、射出シリンダ9のピス
トンロッド12が前後進すると、これと一体となって移
動ブロック8も前後進する。
【0012】13はACC(A)(アキュームレータ
(A))、14はACC(B)(アキュームレータ
(B))で、本実施例においては、各射出シリンダ9に
対して1対づつが設けられている。ACC(A)13に
は、ACC室13a内を前後進可能とされた昇圧用ピス
トンロッド13bが設けられ、この昇圧用ピストンロッ
ド13bの一端側は、ACC室13aから外方へ突出し
て前記移動ブロック8と対向している。また、ACC
(B)14にも、ACC室14a内を前後進可能とされ
た昇圧用ピストンロッド14bが設けられ、この昇圧用
ピストンロッド14bの一端側も、ACC室14aから
外方へ突出して前記移動ブロック8と対向している。本
発明において用いられる上記ACC(A)13,(B)
14は、高圧ガスやバネで油を昇圧して貯え蓄圧された
油を吐出する一般のACCとは異なり、ACC室13a
または14aに油が供給された際に、後述するように昇
圧用ピストンロッド13bまたは14bが前記移動ブロ
ック8に押されて前進(図示左行)することによって油
を昇圧して吐出するようになっている。なお、本実施例
においては、アキュームレータ(A)13の昇圧能力よ
りもアキュームレータ(B)の昇圧能力を大きく設定し
てある。
【0013】図3は、前記射出シリンダ9とACC
(A)13,(B)14を含む油圧回路の要部構成を示
している(1対ある射出シリンダ9の一方側のみの油圧
回路を示している)。同3において、21は、射出シリ
ンダ9のピストンロッド12の前進制御用の切替え制御
弁で、同図においては中立位置が選択されているが、切
替え制御弁21を図示左位置へ切替えることにより、油
圧ポンプ26からの油が、速度/圧力可変制御バルブ系
25を介して、射出シリンダ9の前進用油室10に送り
込まれる。22は、射出シリンダ9の後進用油室11と
前進用油室10との間の管路に配設された差動圧動作制
御用の切替え制御弁で、同図においては中立位置が選択
されているが、切替え制御弁22を図示左位置へ切替え
ることにより、前進用油室10と後進用油室11とが連
結状態となって、後進用油室11から前進用油室10へ
と油が流れることが可能なようになっている。なお、こ
の切替え制御弁22は、前記スクリュー4が、貯えられ
る溶融樹脂圧で後退する公知の混練・可塑化・計量行程
時(チャージ行程時)、並びに、後述する射出シリンダ
9の射出差動圧動作(高速動作)時には、前進用油室1
0と後進用油室11とを連通する図示左位置へ切り替え
られる(少なくともこの際には前進用油室10と後進用
油室11に油が入った状態となる)。
【0014】23は前記ACC(A)13用の切替え制
御弁で、図3においては中立位置が選択されているが、
切替え制御弁23を図示右位置へ切替えることにより、
油圧ポンプ26からの油がACC(A)13のACC室
13aに補給され、前記昇圧用ピストンロッド13bが
前記移動ブロック8側へ突出する。また、切替え制御弁
23を図示左位置へ切替えることにより、ACC室13
aから油がタンクに戻される。さらにまた、ACC室1
3aに油を満たした状態で切替え制御弁23を中立位置
に切替えて射出行程を実行させると、射出シリンダ9の
ピストンロッド12と一体となって前進する移動ブロッ
ク8によって昇圧用ピストンロッド13bが前進して、
ACC室13a内の油を昇圧し、これによってACC室
13a内の加圧された油が射出シリンダ9の前進用油室
10へと送り込まれる。
【0015】24は前記ACC(B)14用の切替え制
御弁で、図3においては中立位置が選択されているが、
切替え制御弁24を図示右位置へ切り替えることによ
り、油圧ポンプ26からの油がACC(B)14のAC
C室14aに補給され、前記昇圧用ピストンロッド14
bが前記移動ブロック8側へ突出する。また、切替え制
御弁24を図示左位置へ切替えることにより、ACC室
14aから油がタンクに戻される。さらにまた、ACC
室14aに油を満たした状態で切替え制御弁24を中立
位置に切替えて射出行程を実行させると、射出シリンダ
9のピストンロッド12と一体となって前進する移動ブ
ロック8によって昇圧用ピストンロッド14bが前進し
て、ACC室14a内の油を昇圧し、これによってAC
C室14a内の加圧された油が射出シリンダ9の前進用
油室10へと送り込まれる。
【0016】27は、射出成形機全体の制御を司るマイ
クロコンピュータを主体としたシステムコントローラ
で、該システムコントローラ27からの指令によって、
バルブドライバ28,29,30,31を介して前記各
切替え制御弁21,22,23,24の切替え組合せ状
態が選択される。すなわち、ACC(A)13およびA
CC(B)14を昇圧動作させるか否かを個別に選択す
ること、並びに、射出シリンダ9を通常速度動作モード
とするか前記射出差動圧動作(高速動作)モードとする
かを選択することによる、油圧アクチュエータ動作の組
合せモードを、システムコントローラ27が選択・制御
するようになっている。なお図3において、25は、シ
ステムコントローラ27からの指令によってバルブドラ
イバ32を介して制御される速度/圧力可変制御バルブ
系で、図示では簡略化して示してあるが、システムコン
トローラ27から与えられる設定圧力と設定速度とによ
ってコントロールされるようになっている。
【0017】次に、上記した構成による動作について
を、図4,図5,図6を用いて説明する。なお、図4の
〜は、図5の各欄の〜および図6のグラフの
〜とそれぞれ対応している。
【0018】図4のは、ACC(A)13,(B)1
4を使用せず、射出シリンダ9のみを通常速度動作で作
動させた状態(すなわち、射出シリンダ9の前進用油室
10と後進用油室11とを連通させずに縁切りした状態
で、前進用油室10に油を送り込む動作状態)を示して
いる。図4のの動作形態においては、射出シリンダ9
のピストンロッド12は、前進用油室10に油圧ポンプ
26から送り込れる圧油の力で前進し、本実施例の動作
形態中では最も低速であるも、最も高射出圧力(最も高
樹脂圧)が実現される。この図4のの動作形態を、以
下油圧アクチュエータ動作の組合せモードと称する。
図5の欄には、この組合せモードにおいて、実現で
きる射出樹脂圧の範囲と射出率(単位時間当たりの射出
樹脂量で表わされる速度絶対値の指標)の範囲とが示さ
れている(これは、以下の組合せモード〜におけ
る、図5の〜欄においても同様である)。また、図
5の欄には、後述するシステムコントローラ27によ
る組合せモードの判定処理で用いられる、判定用射出樹
脂圧値PC1が併せて記載してある(以下の組合せモード
〜における、図5の〜欄の判定用射出樹脂圧値
C2〜PC7も同様のものである)。一方また、図6のグ
ラフで右下がりのハッチングを施した領域は、組合せ
モードで実現できる射出樹脂圧の範囲と射出率の範囲
とを示している。なお、ここでの数値は或る特定機種の
マシンにおけるものを1例として示しており、マシン機
種が異なると当然数値は異なってくる。
【0019】図4のは、ACC(A)13を使用し、
射出シリンダ9を通常速度動作で作動させた状態を示し
ている。この場合は、射出シリンダ9のピストンロッド
12の前進に伴い、ACC(A)13の昇圧用ピストン
ロッド13bが移動ブロック8によって前進して、AC
C(A)13のACC室13a内の油を昇圧し、これに
よってACC室13a内の油が、油圧ポンプ26からの
油に足し合わされる形で射出シリンダ9の前進用油室1
0へと送り込まれる。従って、射出シリンダ9のピスト
ンロッド12の推進力によってACC室13a内の油を
前進用油室10へと送り込むので、図5の欄に示すよ
うに、組合せモード(図4の)よりも射出率の最大
値は大きくなり(射出速度は高速化可能となり)、射出
樹脂圧の最大値は小さくなる。この図4のの動作形態
を、以下油圧アクチュエータ動作の組合せモードと称
する。また、図6のグラフで左下がりのハッチングを施
した領域が、組合せモードで実現できる射出樹脂圧
の範囲と射出率の範囲とを示している。
【0020】図4のは、ACC(B)14を使用し、
射出シリンダ9を通常速度動作で作動させた状態を示し
ている。この場合は、射出シリンダ9のピストンロッド
12の前進に伴い、ACC(B)14の昇圧用ピストン
ロッド14bが移動ブロック8によって前進して、AC
C(B)14のACC室14a内の油を昇圧し、これに
よってACC室14a内の油が、油圧ポンプ26からの
油に足し合わされる形で射出シリンダ9の前進用油室1
0へと送り込まれる。このACC(B)14の能力はA
CC(A)13の能力より高いので、図5の欄に示す
ように、組合せモード(図4の)よりも射出率の最
大値は大きくなり、射出樹脂圧の最大値は小さくなる。
この図4のの動作形態を、以下油圧アクチュエータ動
作の組合せモードと称する。なお、図6のグラフで
は、この組合せモードで実現できる射出樹脂圧の範囲
と射出率の範囲を、ハッチングを施しては示していない
が、前記と同様に矩形の領域で表わされることは当業者
には自明である(これは、以下の組合せモード〜に
おける、図6の各領域〜でも同様である)。
【0021】図4のは、ACC(A)13とACC
(B)14の両者を使用し、射出シリンダ9を通常速度
動作で作動させた状態を示している。この場合は、射出
シリンダ9のピストンロッド12の前進に伴い、ACC
(A)13の昇圧用ピストンロッド13bとACC
(B)14の昇圧用ピストンロッド14bが移動ブロッ
ク8によって前進して、ACC室13aおよびACC室
14a内の油を昇圧し、これによってACC室13a,
14a内の油が、油圧ポンプ26からの油に足し合わさ
れる形で射出シリンダ9の前進用油室10へと送り込ま
れる。従って、射出シリンダ9のピストンロッド12の
推進力によってACC室13a,14a内の油を前進用
油室10へと送り込むので、図5の欄に示すように、
組合せモード(図4の)よりも射出率の最大値は大
きくなり、射出樹脂圧の最大値は小さくなる。この図4
のの動作形態を、以下油圧アクチュエータ動作の組合
せモードと称する。
【0022】図4のは、ACC(A)13,(B)1
4を使用せず、射出シリンダ9のみを高速動作(差動圧
動作)で作動させた状態(すなわち、射出シリンダ9の
前進用油室10と後進用油室11とを連通させて、差動
圧回路を形成した動作状態)を示している。図4のの
動作形態においては、射出シリンダ9のピストンロッド
12は、前進用油室10に油圧ポンプ26から直接送り
込れる圧油の力で前進力を受けると共に、前進用油室1
0と後進用油室11との断面積差に応じて後進用油室1
1から吐出されて差動圧回路(再生回路)を介して前進
用油室10に送り込まれる油による前進力も受ける。従
って、当然ながら前記組合せモードよりも射出率の最
大値は大きくなり、射出樹脂圧の最大値は小さくなる。
本実施例においては、この図4のの動作形態の場合
を、図5の欄に示すように、組合せモード(図4の
)よりも射出率の最大値を大きく、射出樹脂圧の最大
値を小さくするように構成してある。以下、この図4の
の動作形態を油圧アクチュエータ動作の組合せモード
と称する。
【0023】図4のは、ACC(A)13を使用し、
射出シリンダ9を高速動作(差動圧動作)で作動させた
状態を示している。この場合は、射出シリンダ9の上記
した差動圧動作と、前記図4のの場合のACC(A)
13の動作とが組み合わされた形となり、図5の欄に
示すように、組合せモード(図4の)よりも射出率
の最大値は大きくなり、射出樹脂圧の最大値は小さくな
る。この図4のの動作形態を、以下油圧アクチュエー
タ動作の組合せモードと称する。
【0024】図4のは、アキュームレータ(B)14
を使用し、射出シリンダ9を高速動作(差動圧動作)で
作動させた状態を示している。この場合は、射出シリン
ダ9の差動圧動作と、前記図4のの場合のACC
(B)14の動作とが組み合わされた形となり、図5の
欄に示すように、組合せモード(図4の)よりも
射出率の最大値は大きくなり、射出樹脂圧の最大値は小
さくなる。この図4のの動作形態を、以下油圧アクチ
ュエータ動作の組合せモードと称する。
【0025】図4のは、ACC(A)13とACC
(B)14の両者を使用し、射出シリンダ9を高速動作
(差動圧動作)で作動させた状態を示している。この場
合は、射出シリンダ9の差動圧動作と、前記図4のの
アキュームレータ(A)13,(B)14の動作とが組
み合わされた形となり、図5の欄に示すように、組合
せモード(図4の)よりも射出率の最大値は大きく
なり、射出樹脂圧の最大値は小さくなる(本実施例にお
いて、射出率の最大値が最も大きくなり、射出樹脂圧の
最大値が最も小さくなる)。この図4のの動作形態
を、以下油圧アクチュエータ動作の組合せモードと称
する。
【0026】このように本実施例においては、2種のA
CC(A)13,(B)14を1つまたは2つ使用する
か、もしくは全く使用しないかの選択と、前記した射出
シリンダ9の通常速度動作モードと高速動作モードの選
択を組み合わせることにより、8段階の油圧アクチュエ
ータ動作の組合せモード〜を選択・設定可能として
おり、これによって用途に応じて、8通りの射出速度条
件範囲と射出圧力条件範囲とが設定可能とされている。
そして、斯様にすることによって、使用しないACC
(A)13または(B)14は、射出シリンダ9で前進
駆動される移動ブロック8とメカ接触を断たれた(縁を
切られた)状態となるため、摺動負荷は可及的に低減で
き、エネルギーロスを抑えることが可能となる。また、
射出行程では射出シリンダ9は常時作動しているため、
射出途中で例えばACC室13a,14aからタンクへ
油をリリーフさせることによって、低圧から高圧への切
り替えも容易に行なえる。さらに多数の射出シリンダを
搭載する従来構成に比して、本実施例のACCは比較的
小型かつ簡素にできるので、マシン全体も比較的コンパ
クトなものになし得る。
【0027】次に、前記したシステムコントローラ27
による射出条件設定のための処理動作を、図7のフロー
チャートを用いて説明する。
【0028】射出条件の設定に際し、オペレータが先ず
射出樹脂圧値Pを入力設定すると(図7のステップST
1)、システムコントローラ27は、予め定められた
(油圧アクチュエータ動作の)組合せモード判定プログ
ラムにしたがって、前記図5で示した前記組合せモード
〜毎に規定された判定用射出樹脂圧値PC1〜P
C7と、入力された射出樹脂圧値Pとを対比して、前記し
た組合せモード〜のうちから1つの組合せモードを
判別・決定する(ステップST2)。すなわちステップ
ST2では、システムコントローラ27は、まず、各判
定用射出樹脂圧値のうちで最も大きな値の判定用射出樹
脂圧値PC1と入力された射出樹脂圧値Pとを対比して、
P≧PC1であれば前記組合せモードを選択・決定し、
P≧PC1でなければ、次位に大きな値の判定用射出樹脂
圧値PC2と入力された射出樹脂圧値Pとを対比して、P
≧PC2であれば前記組合せモードを選択・決定し、P
≧PC2でなければ、次位に大きな値の判定用射出樹脂圧
値PC3と入力された射出樹脂圧値Pとを対比するといっ
た判定処理を、以下、最も小さな値の判定用射出樹脂圧
値PC7まで必要に応じて繰り返して行い、P≧PC7であ
れば前記組合せモードを選択・決定し、P≧PC7でな
ければ前記組合せモードを選択・決定する。
【0029】ステップST2で組合せモード〜のう
ちの1つが択一選択されて決定されると、システムコン
トローラ27は、決定された組合せモードに応じた前記
した各切替え制御弁21〜24の切替え組合せ状態を、
所定記憶エリアに格納する(ステップST3)。また、
システムコントローラ27は、オペレータによって入力
された射出樹脂圧値Pを、前記速度/圧力可変制御バル
ブ系25への指令出力値(圧力指令値)P0 とするため
に、P0 =P/(モード減圧率)なる演算処理を行っ
て、求めた指令出力値(圧力指令値)P0 を所定記憶エ
リアに格納する(ステップST4)。なお、上記したモ
ード減圧率は、(モード減圧率)=(決定した組合せモ
ードの最高射出樹脂圧値)/(組合せモードの最高射
出樹脂圧値PC1)で表わされる。
【0030】次に、オペレータによって、射出率に対応
する関係にある絶対値の形で射出速度V(%)が入力さ
れる(ステップST5)。図8の右側は、本実施例(本
発明)においてオペレータが入力する絶対値%で表わさ
れる速度設定範囲を示しており、入力する絶対値%で表
わされる速度設定範囲は、実際の速度範囲と同一のもの
となるようにされている。このように、従来の如く各組
合せモードで総べて相対速度0〜100%で速度を入力
指示するものに較べ、本実施例では絶対値化した値で射
出速度V(%)を入力指示するようにしているので、速
度の指示が感覚的に掴みやすい簡単な形で行えることに
なり、速度の入力指示に際し換算作業が不要となる。な
お、オペレータが入力する速度設定値は、射出率で行っ
ても差し支えない。
【0031】オペレータによって絶対値化した値で射出
速度V(%)が入力されると、システムコントローラ2
7は、入力された射出速度Vが、前記ステップST2で
決定された組合せモードで規定される(許容される)最
高速度VC 以下であるかの判定処理(V≦VC であるか
の判定処理)をステップST6で行い、該ステップST
6でNO判定されると、ステップST7において入力さ
れた射出速度Vが許容範囲外である旨を図示せぬ表示装
置上に表示させて、射出速度Vの再入力を促してステッ
プST5に戻る。一方、ステップST6でYES判定さ
れると、入力された射出速度Vが決定された組合せモー
ドにおいて適切なものであると判断して、システムコン
トローラ27は、オペレータによって入力された射出速
度値Vを、前記速度/圧力可変制御バルブ系25への指
令出力値(速度指令値)V0 とするために、V0 =V/
(モード増速率)なる演算処理を行って、求めた指令出
力値(速度指令値)V0 を所定記憶エリアに格納する
(ステップST8)。なお、上記したモード増速率は、
(モード増速率)=(決定した組合せモードの最高速
度)/(組合せモードの最高速度)で表わされる。
【0032】上述した処理フローによって、射出条件の
設定が完了し、マシンの運転開始が指示されると、シス
テムコントローラ27は記憶した各条件データに従っ
て、射出時の運転動作を制御する。
【0033】以上詳述したように、本実施例では、射出
樹脂圧Pを先ず入力設定することによってシステムが最
適組合せモードを決定し、次に、射出速度Vを入力する
ことによってこれが適当なものである場合には、射出条
件の設定作業が終了するので、射出条件の設定作業が短
時間で、極めて容易に行える。また、射出樹脂圧Pから
システムが油圧への換算を自動的に行うので、この点で
も条件設定が容易なものとなる。さらにまた、絶対値化
した値で射出速度Vを入力指示するようにしているの
で、速度の指示が感覚的に掴みやすい簡単な形で行える
ことになり、この点でも条件設定が容易なものとなる。
【0034】以上本発明を図示した実施例によって説明
したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種
々の変形が可能であることは言うまでもなく、例えば、
射出シリンダに対して3つ以上のACCを付設するよう
になせば、より細やかに射出速度条件範囲と射出圧力条
件範囲とが選択設定可能となる。また、射出樹脂圧の入
力設定によってシステムコントローラが最適組合せモー
ドを決定した際に、この決定した組合せモードでの能力
(圧力と速度の範囲)を、表示装置上に数値表示や、前
記した図6での領域の形などで表示させてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、例えば射
出シリンダに対して昇圧能力の異なる2つのACCを付
設し、2つのACCを1つまたは2つ使用するか、もし
くは全く使用しないかの選択と、前記した射出シリンダ
の通常速度動作モードと高速動作モードの選択を組み合
わせることにより、8通りの油圧アクチュエータ動作の
組合せモードが選択可能で、射出条件の設定適用範囲が
極めて広範な射出成形機において、射出条件の設定がオ
ペレータに負担をかけずに、特に、必要な射出樹脂圧に
対して自動的に射出速度範囲を最大にとれるように最適
組合せモードの決定が容易・確実に行えて、使い勝手が
大いに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る射出成形機の射出装置
の要部切断平面図である。
【図2】本発明の1実施例に係る射出成形機の射出装置
の要部切断正面図である。
【図3】本発明の1実施例に係る射出成形機の射出装置
で用いられる要部油圧回路とシステムコントローラを示
す説明図である。
【図4】本発明の1実施例によって実現される8種類の
動作形態(油圧アクチュエータ動作の組合せモード)を
示す説明図である。
【図5】図4の各油圧アクチュエータ動作の組合せモー
ドに対応する、射出シリンダと2つのACCの動作の組
み合わせと、射出樹脂圧,射出率との関係を示す説明図
である。
【図6】図4の各油圧アクチュエータ動作の組合せモー
ドに対応する、射出樹脂圧の範囲と射出率の範囲をグラ
フ化して示す説明図である。
【図7】本発明の1実施例によるシステムコントローラ
で実行される処理フローを示す説明図である。
【図8】従来と本発明とにおいてオペレータが入力する
速度設定範囲とこれに対応する実際の速度範囲との関係
を示す説明図である。
【符号の説明】
2 加熱シリンダ 4 スクリュー 8 移動ブロック 9 射出シリンダ 10 前進用油室 11 後退用油室 12 ピストンロッド 13 アキュームレータ(A)(ACC(A)) 13a アキュームレータ(ACC)室 13b 昇圧用ピストンロッド 14 アキュームレータ(B)(ACC(B)) 14a アキュームレータ(ACC)室 14b 昇圧用ピストンロッド 21,22,23,24 切替え制御弁 25 速度/圧力可変制御バルブ系 26 油圧ポンプ 27 システムコントローラ 28,29,30,31,32 バルブドライバ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−147227(JP,A) 特開 昭62−151315(JP,A) 特開 昭50−142425(JP,A) 実開 平5−169511(JP,U) 実開 平2−64021(JP,U) 実開 平5−177678(JP,U) 実開 平5−147092(JP,U) 実開 平5−104598(JP,U) 実開 平5−7431(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/82 B29C 45/77

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱シリンダ内に配設され、前進動作に
    よって溶融樹脂を金型内に射出充填するスクリューと、 前進用油室へ油圧ポンプからの油のみを送り込む通常速
    度動作モードと、前進用油室へ油圧ポンプからの油と後
    退用油室からの油とを合わせて送り込む高速動作モード
    とが、選択可能とされた差動圧シリンダからなる射出油
    圧シリンダと、 前記射出油圧シリンダのピストンロッドと連結されると
    共に、前記スクリューの後端部と連結されスクリューと
    一体となって前後進する移動ブロックと、 選択的に油が供給可能とされ、油が供給された状態では
    前記射出油圧シリンダの駆動力によって前進する前記移
    動ブロックを介して昇圧動作を行なうと共に、この昇圧
    された油を前記射出油圧シリンダの前進用油室へ供給す
    る昇圧能力の異なる複数のアキュームレータと、を備
    え、前記複数のアキュームレータを昇圧動作させるか否
    かを個別に選択すること、並びに、前記射出油圧シリン
    ダを前記通常速度動作モードとするか前記高速動作モー
    ドとするかを選択することによる、油圧アクチュエータ
    動作の組合せモードを選択することによって、射出速度
    条件範囲と射出圧力条件範囲との組合せを可変設定でき
    る射出成形機において、 射出成形機のシステムコントローラは、 オペレータが入力設定した射出樹脂圧によって、前記油
    圧アクチュエータ動作の組合せモードの中から最適の組
    合せモードを自動決定すると共に、入力された射出樹脂
    圧から油圧設定値を算出・設定し、 次に、オペレータが入力設定した射出速度が、前記決定
    された油圧アクチュエータ動作の組合せモードで規定さ
    れる最高速度以下であることを確認した後、入力された
    射出速度から油の流量設定値を算出・設定する、ように
    したことを特徴とする射出成形機の射出条件設定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記射出速度の設定は、射出率と対応する関係の速度絶
    対値で入力するようにしたことを特徴とする射出成形機
    の射出条件設定方法。
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