JP3420704B2 - ハンドオーバ方法及び無線通信装置 - Google Patents

ハンドオーバ方法及び無線通信装置

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JP3420704B2
JP3420704B2 JP22919798A JP22919798A JP3420704B2 JP 3420704 B2 JP3420704 B2 JP 3420704B2 JP 22919798 A JP22919798 A JP 22919798A JP 22919798 A JP22919798 A JP 22919798A JP 3420704 B2 JP3420704 B2 JP 3420704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線端末装置が移
動して通信相手の無線基地局を切替える際の制御に関
し、パケット転送網上で、無線端末装置を用いて、ホス
トの広域移動をサポートするような場合に、制御手順の
簡略化を図ることができると共に、従来の方法よりスル
ープットを向上させることが可能なハンドオーバー方法
に係る。
【0002】
【従来の技術】本発明を適用する従来のパケット通信シ
ステムについて以下に説明する。このシステムは、無線
アクセス主インタフェースを用いて、一つの無線基地局
装置とパケットの送受信を行う機能と、無線アクセス従
インタフェースを用いて、前記無線基地局装置とは別の
一つの無線基地局装置の、無線アクセスインタフェース
を介して報知される基地局識別番号の受信を行う機能と
を有し、それぞれ異なる固有の端末識別番号を有する、
複数台の無線端末装置と、
【0003】パケット転送を行う有線アクセスインタフ
ェースと、パケット転送を行う無線アクセスインタフェ
ースとを有し、これらのインタフェース間でパケットの
転送を行う機能と、端末認証装置と通信を行う有線制御
インタフェースを有し、それぞれ異なる固有の無線基地
局識別番号を有する、複数台の無線基地局装置と、
【0004】複数の有線アクセスインタフェースを保有
し、これらのインタフェース間でパケットの転送を行う
パケット転送装置と、複数の有線制御インタフェースを
用いて、複数の無線基地局装置と通信する機能を有し、
無線基地局装置からの端末認証要求に対して無線端末装
置の一意性を確認する端末認証手段を有し、確認結果を
無線基地局装置に送信する機能を有する、端末認証装置
とから構成され、
【0005】無線端末装置の無線アクセス主インタフェ
ースと無線基地局装置の無線アクセスインタフェースと
を無線りンクで接続し、無線端末装置の無線アクセス従
インタフェースと無線アクセス主インタフェースの接続
先とは異なる無線基地局装置の無線アクセスインタフェ
ースとを無線リンクで接続し、
【0006】各無線基地局装置の有線インタフェースと
パケット転送装置の各々の有線アクセスインタフェース
とを有線リンクで接続し、各無線基地局装置の有線制御
インタフェースと端末認証装置の各々の有線制御インタ
フェースを有線りンクで接続して、無線リンク確立に先
立って、無線端末装置は、無線端末識別番号を無線基地
局装置に送出し、無線基地局装置は、端末認証装置に無
線端末番号を送出し、
【0007】端末認証装置で該無線端末装置の正当性を
確認した後に、無線基地局装置が自局の無線アクセスイ
ンタフェースと有線インタフェースを介することによ
り、無線端末装置の無線アクセス主インタフェースと、
パケット転送装置の有線アクセスインタフェースとの間
で通信を開始するようにして、これらの各装置をネット
ワーク状に組み合わせて構成した広域パケット通信シス
テムである。
【0008】このような広域パケット通信システムにお
いて、従来は、無線端末装置はハンドオーバ後に、ハン
ドオーバ先の無線基地局装置と主インタフェースにて通
信を再開する際に、無線端末番号をハンドオーバ先無線
基地局装置に通知し、ハンドオーバ先無線基地局装置
は、該無線端末番号を、有線インタフェースを介して端
末認証装置に通知することにより、無線端末装置の認証
処理を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の広域パケット通信システムにおいては、ハンドオーバ
を行ったとき、ハンドオーバ先の無線基地局装置は、ハ
ンドオーバ後に無線端末の認証処理を行っていた。この
とき、端末認証装置による認証が完了するまでは、無線
基地局装置とパケット転送装置間にパケットは流れない
ため、ハンドオーバに伴ってスループットが低下すると
いう課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項1の発明は、無線アクセス主
インタフェースを用いて、一つの無線基地局装置とパケ
ットの送受信を行う機能と、無線アクセス従インタフェ
ースを用いて、前記無線基地局装置とは別の無線基地局
装置の、無線アクセスインタフェースを介して報知され
る基地局識別番号の受信を行う機能とを有し、それぞれ
異なる固有の端末識別番号を有する複数台の無線端末装
置と、
【0011】パケット転送を行う有線アクセスインタフ
ェースと、パケット転送を行う無線アクセスインタフェ
ースとを有し、これらのインタフェース間でパケットの
転送を行う機能と、端末認証装置と通信を行う有線制御
インタフェースを有し、それぞれ異なる固有の無線基地
局識別番号を有する、複数台の無線基地局装置と、
【0012】複数の有線アクセスインタフェースを保有
し、これらのインタフェース間でパケットの転送を行う
パケット転送装置と、複数の有線制御インタフェースを
用いて、複数の無線基地局装置と通信する機能を有し、
無線基地局装置からの端末認証要求に対して無線端末装
置の一意性を確認する端末認証手段を有し、確認結果を
無線基地局装置に送信する機能を有する、端末認証装置
とから構成されるパケット通信システムにおいて、
【0013】無線端末装置は、無線アクセス従インタフ
ェースを用いてハンドオーバ先の無線基地局識別番号を
取得し、無線アクセス主インタフェースを用いてハンド
オーバ前すなわち、現在通信中の無線基地局装置に該無
線基地局識別番号と、自身の無線端末識別番号とを、通
知し、
【0014】ハンドオーバ前の無線基地局装置は、無線
端末装置より通知された無線基地局識別番号より、ハン
ドオーバ先の無線基地局装置を認識し、パケット転送装
置に対して有線制御インタフェースを通じてハンドオー
バ先の無線基地局識別番号を通知し、
【0015】パケット転送装置は、無線基地局識別番号
からハンドオーバ先の無線基地局装置の制御インタフェ
ースを認識し、同インタフェースを介して、ハンドオー
バ先の無線基地局装置に、無線端末識別番号を通知し、
ハンドオーバ先の無線基地局装置は、該無線端末識別番
号を記憶し、
【0016】無線端末装置は、無線アクセス主インタフ
ェースの通信先をハンドオーバ先の無線基地局装置に切
り替え、すなわちハンドオーバを実行し、無線端末装置
はハンドオーバ後に無線アクセス主インタフェースを用
いて無線端末識別番号をハンドオーバ先の無線基地局装
置に通知し、
【0017】ハンドオーバ先の無線基地局装置は、前記
ハンドオーバ前の無線基地局装置から通知され記憶した
無線端末識別番号と、無線端末装置の無線アクセス主イ
ンタフェースを介して通知された無線端末識別番号とを
照合することにより、無線端末装置の正当性を確認する
ように構成したハンドオーバ方法である。
【0018】請求項2の発明は、無線アクセス主インタ
フェースを用いて、一つの無線基地局装置とパケットの
送受信を行う機能と、無線アクセス従インタフェースを
用いて、前記無線基地局装置とは別の無線基地局装置
の、無線アクセスインタフェースを介して報知される基
地局識別番号の受信を行う機能とを有し、それぞれ異な
る固有の端末識別番号を有する、複数台の無線端末装置
と、
【0019】パケット転送を行う有線アクセスインタフ
ェースと、パケット転送を行う無線アクセスインタフェ
ースとを有し、これらのインタフェース間でパケットの
転送を行う機能と、端末認証装置と通信を行う有線制御
インタフェースを有し、それぞれ異なる固有の無線基地
局識別番号を有する、複数台の無線基地局装置と、複数
の有線アクセスインタフェースを保有し、これらのイン
タフェース間でパケットの転送を行うパケット転送装置
と、
【0020】複数の有線制御インタフェースを用いて、
複数の無線基地局装置と通信する機能を有し、無線基地
局装置からの端末認証要求に対して無線端末の一意性を
確認する端末認証手段を有し、確認結果を無線基地局装
置に送信する機能を有する、端末認証装置とから構成さ
れるパケット通信システムの、
【0021】無線端末装置に、無線アクセス従インタフ
ェースを用いてハンドオーバ先の無線基地局識別番号を
取得し、無線アクセス主インタフェースを用いてハンド
オーバ前すなわち、現在通信中の無線基地局装置に、該
無線基地局識別番号と、自身の無線端末識別番号とを、
通知する手段と、
【0022】無線アクセス主インタフェースの通信先
を、ハンドオーバ先の無線基地局装置に切り替えたと
き、すなわちハンドオーバを実行したとき、ハンドオー
バ後に無線アクセス主インタフェースを用いて無線端末
識別番号をハンドオーバ先の無線基地局装置に通知する
手段とを設け、
【0023】無線基地局装置に、自局がハンドオーバ前
の無線基地局装置であるとき、無線端末装置より通知さ
れた無線基地局識別番号に基づいて、ハンドオーバ先の
無線基地局装置を認識し、パケット転送装置に対して有
線制御インタフェースを通じてハンドオーバ先の無線基
地局識別番号を転送し、
【0024】自局がハンドオーバ先の無線基地局装置で
あるとき、無線端末装置から無線アクセス主インタフェ
ースを介して転送を受けた無線端末識別番号を、前記ハ
ンドオーバ前の無線基地局装置から通知され記憶してい
る無線端末識別番号とを照合することにより、無線端末
装置の正当性を確認する手段とを設け、パケット転送装
置に、無線基地局識別番号からハンドオーバ先の無線基
地局装置の制御インタフェースを認識し、同インタフェ
ースを介して、ハンドオーバ先の無線基地局装置に、無
線端末識別番号を通知する手段を設けた無線通信装置で
ある。
【0025】この構成により、ハンドオーバ後の無線基
地局装置が、端末認証のために、端末認証装置に対して
該当する端末識別番号の転送や、その結果の受信などの
処理を行うことなく無線端末装置の正当性を確認できる
からハンドオーバに際するスループットを向上せしめる
ことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
の例を説明する図であって、数字符号1は無線端末装
置、2はハンドオーバ前の通信中の無線基地局装置を示
している。無線基地局装置2は、無線端末装置1と無線
アクセスインタフェース2−1を介して無線接続されて
いる。
【0027】3はハンドオーバ後の無線基地局装置であ
る。無線基地局装置3は、無線アクセスインタフェース
3−1を介して、自局の無線基地局識別番号を報知して
いる。無線端末装置1は無線アクセス従インタフェース
1−2でこの信号を傍受している。4はパケット転送装
置である。
【0028】パケット転送装置4に複数ある有線アクセ
スインタフェース4−1,4−2はそれぞれ異なった無
線基地局装置2,3に有線接続されている。5は端末認
証装置である。該端末認証装置5は、複数ある有線アク
セスインタフェース5−1,5−2を介してそれぞれ異
なった無線基地局装置2,3の有線制御インタフェース
2−3,3−3と接続されている。
【0029】以下、無線端末装置のハンドオーバ方法に
ついて図1を参照して説明する。 無線端末装置1は、無線アクセス主インタフェース1
−1を介して無線基地局装置2と通信を行っている。通
信に先立ち、無線端末装置1は無線基地局装置2を介し
て端末認証装置5との間で認証処理を完了している。 無線端末装置1は無線アクセス従インタフェース1−
2を介して、無線基地局装置3の無線基地局識別番号を
得る。
【0030】無線端末装置1はハンドオーバ起動と共
に無線基地局装置3の無線基地局識別番号と自身の端末
識別番号を、無線アクセス主インタフェース1−1を介
して無線基地局装置2に通知する。 無線基地局装置2はパケット転送装置5に無線端末識
別番号と、無線基地局装置3の無線基地局識別番号を通
知する。
【0031】パケット転送装置4は有線アクセスイン
タフェース4−2を介して無線基地局装置3に無線端末
識別番号を通知する。無線基地局装置3は通知された端
末識別番号を記憶する。 無線端末装置1はハンドオーバを実行し、無線アクセ
ス主インタフェースを無線基地局装置2から無線基地局
装置3に切り替える、と共に端末識別番号を無線基地局
装置3に通知する。
【0032】無線基地局装置3は前記項で記憶した
端末識別番号と、項で通知された端末識別番号とを比
較し、一致したなら、無線アクセスインタフェース3−
1と有線アクセスインタフェース3−2とを接続する。 以上によりハンドオーバ後に、無線基地局装置3と端
末認証装置5との間で認証シ一ケンスを実行することな
<、ハンドオーバが実現される。
【0033】以上のように、本例によれば、無線基地局
装置3が無線端末装置1のハンドオーバに際して、あら
ためて端末認証装置にアクセスして無線端末装置1の認
証を行う必要がなくなるので、切り替え処理を高速化す
ることが可能となる。
【0034】図2は本発明の実施の形態の第2の例を説
明する図であって、数字符号1は無線端末装置、2はハ
ンドオーバ前の通信中の無線基地局装置を示している。
無線基地局装置2は、無線端末装置1と無線アクセスイ
ンタフェース2−1を介して無線接続されている。
【0035】3はハンドオーバ後の無線基地局装置であ
る。無線基地局装置3および6は、無線アクセスインタ
フェース3−1,6−1を介して、自局の無線基地局識
別番号を報知している。無線端末装置1は無線アクセス
従インタフェース1−2を時分割で無線基地局装置3あ
るいは無線基地局装置6に切替えて、この信号を傍受し
ている。4はパケット転送装置である。
【0036】パケット転送装置4に複数ある有線アクセ
スインタフェース4−1,4−2,4−3はそれぞれ異
なった無線基地局装置2,3,6に有線接続されてい
る。5は端末認証装置である。該端末認証装置5は、複
数ある有線アクセスインタフェース5−1,5−2,5
−3を介してそれぞれ異なった無線基地局装置2,3,
6の有線制御インタフェース2−3,3−3,6−3と
接続されている。
【0037】以下、無線端末装置のハンドオーバ方法に
ついて図2を参照して説明する。 無線端末装置1は、無線アクセス主インタフェース1
−1を介して無線基地局装置2と通信を行っている。通
信に先立ち、無線端末装置1は無線基地局装置2を介し
て端末認証装置5との間で認証処理を完了している。
【0038】無線端末装置1は無線アクセス従インタ
フェース1−2を時分割で切替えて使用することにより
無線基地局装置3と無線基地局装置6の無線基地局識別
番号を得て、それらの内、いずれか受信品質の高いもの
を選択する。(ここでは無線基地局装置3が選ばれた場
合を想定する)
【0039】無線端末装置1はハンドオーバ起動と共
に無線基地局装置3の無線基地局識別番号と自身の端末
識別番号を、無線アクセス主インタフェース1−1を介
して無線基地局装置2に通知する。 無線基地局装置2は、パケット転送装置5に無線端末
識別番号と、無線基地局装置3の無線基地局識別番号を
通知する。
【0040】パケット転送装置4は、有線アクセスイ
ンタフェース4−2を介して無線基地局装置3に無線端
末識別番号を通知する。無線基地局装置3は通知された
端末識別番号を記憶する。 無線端末装置1は、ハンドオーバを実行し、無線アク
セス主インタフェースを無線基地局装置2から無線基地
局装置3に切り替える、と共に端末識別番号を無線基地
局装置3に通知する。
【0041】無線基地局装置3は前記項で記憶した
端末識別番号と、項で通知された端末識別番号とを比
較し、一致したなら、無線アクセスインタフェース3−
1と有線アクセスインタフェース3−2とを接続する。 以上によりハンドオーバ後に、無線基地局装置3と端
末認証装置5との間で認証シ一ケンスを実行することな
<、ハンドオーバが実現される。
【0042】以上のように、本例の場合も先の例と同様
に、無線基地局装置3が無線端末装置1のハンドオーバ
に際して、あらためて端末認証装置にアクセスして無線
端末装置1の認証を行う必要がなくなるので、切り替え
処理を高速化することが可能となる。
【0043】なお、上述の説明では、無線基地局装置数
が3の場合について述べているがこれに限るものではな
く、無線端末装置1が更に多くの無線基地局装置から無
線基地局装置識別番号を受信するようにしても良い。
【0044】また、上記説明では、無線端末装置1が複
数の無線基地局装置の中の1つを選択する場合について
述べているが、これに限るものではなく、無線端末装置
が受信品質に係る情報を無線基地局装置に通知して、無
線基地局装置あるいは、その上位局でハンドオーバ先を
決めるようにしても良い。
【0045】図3、図4は以上説明した制御における各
装置の信号の授受をシーケンスチャートとして示したも
のである。以下同図に沿って、主としてハンドオーバに
係る制御について説明する。
【0046】無線端末装置(RM)から無線基地局装置
(S.CS)に対して接続要求が上がり、該無線基地局装置
がこれを受け付けると、端末認証装置が該無線端末装置
の認証処理を行う。そして、無線端末装置とパケット転
送装置(EN)が接続されて通信を行う。そして、無線端
末装置が必要を認めたとき、ハンドオーバ要求(H.O.要
求)を無線基地局装置に対して行う。
【0047】無線基地局装置は、該無線端末装置の端末
識別番号の正当性を確認し、該無線基地局装置からパケ
ット転送装置に対してH.O.要求が通知される。パケット
転送装置は、ハンドオーバ先の無線基地局装置(D.CS)
に対してH.O.要求を出す。該ハンドオーバ先の無線基地
局装置(D.CS)は、パケット転送装置に対してH.O.要求
応答を返す。
【0048】更に図4に移って、パケット転送装置は、
無線基地局装置(S.CS)に対して、H.O.要求応答を通知
する。無線基地局装置(S.CS)は、これを受けて無線端
末装置にH.O.要求応答を通知する。このとき、無線端末
装置と無線基地局装置(S.CS)、該無線基地局装置(S.
CS)とパケット転送装置、該パケット転送装置と無線基
地局装置(D.CS)との間が通信中である。
【0049】次いで、ハンドオーバの実行に移る。すな
わち、無線端末装置がハンドオーバ先の無線基地局装置
(D.CS)に対して、H.O.接続要求を出す。該無線基地局
装置(D.CS)は、該無線端末装置の端末識別番号を確認
した上で、該無線端末装置に対してH.O.接続要求応答を
返す。
【0050】このとき、従来の方法では、後述する認証
処理が行われていたが、本発明では、ハンドオーバ先の
無線基地局装置(D.CS)において、無線基地局装置(S.
CS)から送られて記憶している端末識別番号と、無線端
末装置から送られてきた端末識別番号とを比較して、そ
れらが一致すれば通信を開始するようにしている。
【0051】図5は、通信開始時の認証シーケンスを示
す図である。同図に基づいて、認証処理に際する無線端
末装置、無線基地局装置と、端末認証装置間の制御の流
れを説明する。無線端末装置から無線基地局装置に対し
て、認証起動要求が通知される。該認証起動要求は端末
認証装置に伝えられる。
【0052】該端末認証装置は認証起動要求応答を無線
基地局装置を介して無線端末装置に通知する。そして、
同様に、認証要求を無線基地局装置を介して無線端末装
置に通知する。次に、無線端末装置から無線基地局装置
を介して端末認証装置に対して認証応答が通知される。
【0053】端末認証装置は無線基地局装置に対して接
続許可を通知する。無線基地局装置は無線端末装置に対
して接続要求応答を通知し、無線端末装置とパケット転
送装置との間で通信が開始される。
【0054】図6は従来のハンドオーバ時の認証シーケ
ンスを示す図である。認証処理については、先に図5に
基づいて説明した通信開始時の認証シーケンスと全く同
様であるので、動作の説明を省略する。本発明では、本
図に示すようなハンドオーバ時の認証シーケンスを行う
必要がないのであるが、本発明が、このように複雑で、
多大な時間を必要とする処理を省略できることを説明す
るために敢えて本図を掲載した。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンドオーバ後に無線端末装置の認証処理を省略するこ
とが可能となるため、従来の方式に見られるようなハン
ドオーバ時のスループット低下するという減少を最小限
に抑制することが可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を説明する図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の第2の例を説明する図で
ある。
【図3】ハンドオーバ時の制御を示すシーケンス図(そ
の1)である。
【図4】ハンドオーバ時の制御を示すシーケンス図(そ
の2)である。
【図5】通信開始時の認証シーケンスを示す図である。
【図6】ハンドオーバ時の認証シーケンスを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 無線端末装置 2,3,6 無線基地局装置 4 パケット転送装置 5 端末認証装置 1−1 無線アクセス主インタフェース 1−2 無線アクセス従インタフェース 2−1,3−1,6−1 無線アクセスインタフェー
ス 2−2,3−2,6−2,4−1,4−2,5−1,5
−2 有線アクセスインタフェース 2−3,3−3,6−3 有線制御インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅比良 正弘 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 村井 高明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−46643(JP,A) 特開 平9−326805(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線アクセス主インタフェースを用い
    て、一つの無線基地局装置とパケットの送受信を行う機
    能と、無線アクセス従インタフェースを用いて、前記無
    線基地局装置とは別の無線基地局装置の、無線アクセス
    インタフェースを介して報知される基地局識別番号の受
    信を行う機能とを有し、それぞれ異なる固有の端末識別
    番号を有する、複数台の無線端末装置と、 パケット転送を行う有線アクセスインタフェースと、パ
    ケット転送を行う無線アクセスインタフェースとを有
    し、これらのインタフェース間でパケットの転送を行う
    機能と、端末認証装置と通信を行う有線制御インタフェ
    ースを有し、それぞれ異なる固有の無線基地局識別番号
    を有する、複数台の無線基地局装置と、 複数の有線アクセスインタフェースを保有し、これらの
    インタフェース間でパケットの転送を行うパケット転送
    装置と、 複数の有線制御インタフェースを用いて、複数の無線基
    地局装置と通信する機能を有し、無線基地局装置からの
    端末認証要求に対して無線端末の一意性を確認する端末
    認証手段を有し、確認結果を無線基地局装置に送信する
    機能を有する、端末認証装置とから構成されるパケット
    通信システムにおいて、 無線端末装置は、無線アクセス従インタフェースを用い
    てハンドオーバ先の無線基地局識別番号を取得し、無線
    アクセス主インタフェースを用いてハンドオーバ前すな
    わち、現在通信中の無線基地局装置に該無線基地局識別
    番号と、自身の無線端末識別番号とを、通知し、 ハンドオーバ前の無線基地局装置は、無線端末装置より
    通知された無線基地局識別番号より、ハンドオーバ先の
    無線基地局装置を認識し、パケット転送装置に対して有
    線制御インタフェースを通じてハンドオーバ先の無線基
    地局識別番号を通知し、 パケット転送装置は、無線基地局識別番号からハンドオ
    ーバ先の無線基地局装置の制御インタフェースを認識
    し、同インタフェースを介して、ハンドオーバ先の無線
    基地局装置に、無線端末識別番号を通知し、 ハンドオーバ先の無線基地局装置は、該無線端末識別番
    号を記憶し、 無線端末装置は、無線アクセス主インタフェースの通信
    先をハンドオーバ先の無線基地局装置に切り替え、すな
    わちハンドオーバを実行し、無線端末装置はハンドオー
    バ後に無線アクセス主インタフェースを用いて無線端末
    識別番号をハンドオーバ先の無線基地局装置に通知し、 ハンドオーバ先の無線基地局装置は、前記ハンドオーバ
    前の無線基地局装置から通知され記憶した無線端末識別
    番号と、無線端末装置の無線アクセス主インタフェース
    を介して通知された無線端末識別番号とを照合すること
    により、無線端末装置の正当性を確認することを特徴と
    するハンドオーバ方法。
  2. 【請求項2】 無線アクセス主インタフェースを用い
    て、一つの無線基地局装置とパケットの送受信を行う機
    能と、無線アクセス従インタフェースを用いて、前記無
    線基地局装置とは別の無線基地局装置の、無線アクセス
    インタフェースを介して報知される基地局識別番号の受
    信を行う機能とを有し、それぞれ異なる固有の端末識別
    番号を有する、複数台の無線端末装置と、 パケット転送を行う有線アクセスインタフェースと、パ
    ケット転送を行う無線アクセスインタフェースとを有
    し、これらのインタフェース間でパケットの転送を行う
    機能と、端末認証装置と通信を行う有線制御インタフェ
    ースを有し、それぞれ異なる固有の無線基地局識別番号
    を有する、複数台の無線基地局装置と、複数の有線アク
    セスインタフェースを保有し、これらのインタフェース
    間でパケットの転送を行うパケット転送装置と、 複数の有線制御インタフェースを用いて、複数の無線基
    地局装置と通信する機能を有し、無線基地局装置からの
    端末認証要求に対して無線端末の一意性を確認する端末
    認証手段を有し、確認結果を無線基地局装置に送信する
    機能を有する、端末認証装置とから構成されるパケット
    通信システムにおいて、 無線端末装置に、無線アクセス従インタフェースを用い
    てハンドオーバ先の無線基地局識別番号を取得し、無線
    アクセス主インタフェースを用いてハンドオーバ前すな
    わち、現在通信中の無線基地局装置に、該無線基地局識
    別番号と、自身の無線端末識別番号とを、通知する手段
    と、 無線アクセス主インタフェースの通信先を、ハンドオー
    バ先の無線基地局装置に切り替えたとき、すなわちハン
    ドオーバを実行したとき、ハンドオーバ後に無線アクセ
    ス主インタフェースを用いて無線端末識別番号をハンド
    オーバ先の無線基地局装置に通知する手段とを設け、 無線基地局装置に、自局がハンドオーバ前の無線基地局
    装置であるとき、無線端末装置より通知された無線基地
    局識別番号に基づいて、ハンドオーバ先の無線基地局装
    置を認識し、パケット転送装置に対して有線制御インタ
    フェースを通じてハンドオーバ先の無線基地局識別番号
    を転送し、 自局がハンドオーバ先の無線基地局装置であるとき、無
    線端末装置から無線アクセス主インタフェースを介して
    転送を受けた無線端末識別番号を、前記ハンドオーバ前
    の無線基地局装置から通知され記憶している無線端末識
    別番号とを照合することにより、無線端末装置の正当性
    を確認する手段とを設け、 パケット転送装置に、無線基地局識別番号からハンドオ
    ーバ先の無線基地局装置の制御インタフェースを認識
    し、同インタフェースを介して、ハンドオーバ先の無線
    基地局装置に、無線端末識別番号を通知する手段を設け
    たことを特徴とする無線通信装置。
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