JP3420443B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP3420443B2
JP3420443B2 JP27459996A JP27459996A JP3420443B2 JP 3420443 B2 JP3420443 B2 JP 3420443B2 JP 27459996 A JP27459996 A JP 27459996A JP 27459996 A JP27459996 A JP 27459996A JP 3420443 B2 JP3420443 B2 JP 3420443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像及び単
色画像の記録が可能な画像形成装置及び画像形成方法に
関するものである。本発明は特に、カラー画像用の記録
材と単色画像用の記録材を交換可能な構成における画像
形成装置と画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、読取部にカラー及びモノクロ読み
取り可能なスキャナを採用した複写機やファクシミリ等
の画像形成装置において、カラー原稿の複写ができるよ
うにカラー画像を記録可能な構成としたものが知られて
いる。またそれらの装置の中で、プリンタ部にインクジ
ェット方式を採用したものも近年知られるようになっ
た。このインクジェット方式を採用したものでは、単色
用のモノクロカートリッジとカラー画像用のカラーカー
トリッジを交換可能とし、用途に応じて使用者がカート
リッジを随時交換して使用していた。
【0003】このようなインクジェット記録方式を採用
し、カラー原稿の複写が可能な画像形成装置において、
例えばモノクロコピーをする場合、カラー画像の記録が
出来るインクカートリッジ内のインク(例えばインクカ
ートリッジ内のいずれか1色、あるいは全ての色を同様
に混色して黒色を表現したプロセスブラック)を用いて
モノクロ画像の記録を行っていた。更にファクシミリの
受信画像を記録する場合も、ファクシミリの受信画像は
通常モノクロなので、カラー画像用のカートリッジを装
着した状態では、そのインクカートリッジ内のインクを
用いてファクシミリ受信したモノクロ画像の記録を行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
画像が記録できるインクカートリッジを常に記録用に用
いた場合、ユーザによってはモノクロの画像を主に記録
するためにカラー画像を記録しようとした際、インクの
残量が無くなってカラー画像の記録ができなくなる場合
があった。これを防ぐための一手法としてインクカート
リッジ内のインクの量を大容量化する方法があるが、こ
の手法では装置の大型化、高価格化を招いてしまう。
【0005】また、記録紙のサイズと原稿のサイズが異
なっている場合、画像の読み取り動作を中止してしまう
ため、様々なサイズの記録紙を常備するのが困難な家庭
等での使用においては、原稿のコピーを得る為にわざわ
ざ適切なサイズの記録紙を入手しなければならず不適切
であった。
【0006】また、記録紙のサイズに合わせて画像の縮
小処理を行って画像の記録を行う方法も考えられるが、
特にカラー原稿を複写する場合は記録紙のサイズに合わ
せた縮小処理を行うと画質の劣化が著しいため好ましい
手法とは言い難い。また、高画質のカラー画像を形成す
るには、高価で複雑な変倍処理回路が必要であった。
【0007】さらには、記録紙のサイズの方が原稿のサ
イズよりも小さい場合、原稿画像を等倍で記録すると特
に記録手段がインクジェット方式などの場合、記録紙の
ない領域に対してインクを吐出してしまい、装置内部が
インクによって汚れ、さらにそのインクが次ページの記
録紙にも付着してしまい、記録紙を汚してしまうという
問題もあった。
【0008】また、記録紙のサイズと原稿のサイズが異
なっているとき、等倍で記録するか、縮小記録するか、
記録紙のサイズの方が原稿のサイズよりも小さい場合等
倍で記録紙のサイズに合わせた領域を記録するかをいち
いちユーザに問い合わせると操作が複雑となり、使用者
が装置の操作に熟知することが困難な個人使用や家庭使
用に不向きのオペレーションとなってしまっていた。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、インクカートリッジ内のインクの量を大容量化せず
に、ユーザがカラー画像の記録が行いたいときにはいつ
でもカラー画像の記録が行えるよう低価格で小型な使い
勝手の良い家庭向けの画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、記録紙のサイ
ズと原稿のサイズが異なっていても画像の読み取り動作
を中止せず、様々なサイズの記録紙を常備していない家
庭等の環境においてはコピーを得る為にわざわざ適切な
サイズの記録紙を入手せずにすむような画像形成装置を
提供することにある。
【0011】また、本発明の更なる目的は、記録紙のサ
イズと原稿のサイズが異なっていても記録紙のない領域
をインクが吐出し、装置内部がそれによって汚れ、次ペ
ージの記録紙にも汚れが付着してしまわないような画像
形成装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的、本発明はカート
リッジの種類の判別、原稿サイズ・記録紙サイズの検
出、カラーの読み取り動作を連動して行い、いちいちユ
ーザに問い合わせなくともすみユーザにとって使い勝手
の良い装置を提供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、特にカラーコ
ピーの場合、記録紙のサイズと原稿のサイズが異なって
いる場合でも著しく画質が劣化させずに高画質で安価な
画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明に係る画像形成装置は、複数の色の記録が可
能な第1の記録手段と単色での記録を行う第2の記録手
段とを選択的にかつ交換可能に搭載し、記録媒体上に画
像を形成する画像形成装置において、原稿上の画像を複
数色および単色で読み取ることのできる読取手段と、前
記第1の記録手段と前記第2の記録手段を交換可能に保
持するための保持手段と、前記保持手段に保持されてい
る記録手段の種類を判別する判別手段と、前記読取手段
により原稿上の画像を複数色で読み取るか単色で読み取
るかを指示する指示手段と、画像の読み取りを行う原稿
のサイズを検出する原稿サイズ検出手段と、記録媒体の
サイズを検出する記録媒体サイズ検出手段と、前記判別
手段の判別結果、前記指示手段による指示、前記原稿の
サイズ、及び前記記録媒体のサイズに応じて、等倍記
録、前記読取手段によって読み取った画像の大きさを縮
小して記録する縮小記録、前記原稿上の画像の一部を等
倍で記録する部分記録のいずれで記録を行うかを選択す
る選択手段と、を有し、前記部分記録は、前記原稿より
小さいサイズの前記記録媒体に対し、原稿上の領域のう
ち前記記録媒体のサイズに合わせた領域の画像を記録す
ことを特徴とする。
【0015】また、前記選択手段は、前記判別手段の判
別結果が第1の記録手段でかつ前記指示手段によってカ
ラーでの読み取りが指示された場合には、縮小記録は選
択しないよう構成されることが好ましい。
【0016】また、前記選択手段は原稿のサイズより
も記録媒体のサイズの方が小さい場合には原稿の一部を
記録する前記部分記録を選択し、原稿サイズと記録媒体
のサイズが同じかまたは記録媒体のサイズの方が大きい
場合は前記等倍記録を選択する構成であってもよい。
【0017】また、前記選択手段は、前記前記指示手段
によって単色での読み取りが指示されかつ原稿のサイズ
よりも記録媒体のサイズが小さくかつ葉書サイズでない
場合には縮小記録を選択し、前記前記指示手段によって
単色での読み取りが指示されかつ原稿のサイズよりも記
録媒体のサイズが小さくかつ葉書サイズの場合には原稿
の一部を記録する部分記録を選択し、原稿サイズと記録
媒体のサイズが等しいかまたは記録媒体のサイズが大き
い場合には等倍記録を選択する構成であってもよい。
【0018】さらに、前記選択手段による選択はオペレ
ータの介在なしに行われるものであることが好ましい。
【0019】また、本発明に係る画像形成方法は、原稿
上の画像を複数色および単色で読み取ることのできる読
取手段を有し、複数の色の記録が可能な第1の記録手段
と単色での記録を行う第2の記録手段とを選択的にかつ
交換可能に搭載して記録媒体上に画像を形成する装置に
おける画像形成方法において、原稿上の画像を複数色で
読み取るか、単色で読み取るかを指示する指示工程と、
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出工程と、前記読
取手段により、前記指示に従って原稿を複数色または単
色で読み取る読取工程と、搭載される記録手段の種類を
判別する判別工程と、記録媒体のサイズを検出する記録
媒体サイズ検出工程と、前記判別工程の判別結果、前記
指示工程による指示、前記原稿のサイズ、及び前記記録
媒体のサイズに応じて、等倍記録、前記読取工程によっ
て読み取った画像の大きさを縮小して記録する縮小記
録、前記原稿上の画像の一部を等倍で記録する部分記録
のいずれで記録を行うかを選択する選択工程と、前記選
択工程によって選択された前記等倍記録、前記縮小記
録、前記部分記録のいずれかで前記記録媒体上に画像を
形成する記録工程と、からなり、前記部分記録は、前記
原稿より小さいサイズの前記記録媒体に対し、原稿上の
領域のうち前記記録媒体のサイズに合わせた領域の画像
を記録する
【0020】また、前記選択工程は、前記判別工程の判
別結果が前記第1の記録手段でかつ前記指示工程によっ
て複数色による原稿の読み取りが指示された場合には、
縮小記録は選択しないよう構成されるものでもよい。
【0021】さらには、前記選択工程は、原稿のサイズ
よりも記録媒体のサイズの方が小さい場合には原稿の一
部を記録する部分記録を選択し、原稿サイズと記録媒体
のサイズが同じかまたは記録媒体のサイズの方が大きい
場合は等倍記録を選択するものであってもよい。
【0022】また、前記選択工程手段は、前記前記指示
工程によって単色での読み取りが指示されかつ原稿のサ
イズよりも記録媒体のサイズが小さくかつ葉書サイズで
ない場合には縮小記録を選択し、前記前記指示工程によ
って単色での読み取りが指示されかつ原稿のサイズより
も記録媒体のサイズが小さくかつ葉書サイズの場合には
原稿の一部を記録する部分記録を選択し、原稿サイズと
記録媒体のサイズが等しいかまたは記録媒体のサイズが
大きい場合には等倍記録を選択する構成であってもよ
い。
【0023】また、前記選択工程による選択はオペレー
タの介在なしに行われることが本発明の目的上好ましい
構成である。
【0024】また、本発明に適用される記録方式として
は、記録媒体上にインクを吐出して画像を形成するため
の吐出手段を有するインクジェット方式が挙げられる。
特に前記吐出手段として、インクに熱エネルギーを印加
する電気熱エネルギー変換体を採用したものは、本発明
に好適に採用できるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態例を詳細に説明する。
【0026】〈実施形態例1〉本発明の好適な実施形態
として、画像形成装置に原稿を読み取る機構や電話回線
を通じて読み取った原稿の送受信・出力が可能なファク
シミリ装置が挙げられる。本実施形態例では、ファクシ
ミリ装置を例に説明する。
【0027】図1は本発明の代表的な実施形態であるフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0028】図1において、1は本発明の画像形成装置
全体の動作を制御するCPU、2はデータや命令等の授
受を行うためのバス、3はCPUを制御するためのプロ
グラムが格納されているROMである。また、ファクシ
ミリ装置特有の構成として、発信元情報やユーザ登録情
報等を記憶するSRAM4、画像信号、音声信号を変復
調するためのモデム5、電話回線と本装置との接続を制
御するための網制御ユニット6が設けられている。ま
た、7は公衆電話回線、8は有線電話機、9はコードレ
ス電話機のベースユニットであり、10は電話回線7、
電話機8、コードレス電話機ベースユニット9間を選択
的に接続するためのクロスポイント、11はコードレス
子機である。12は画像を読み取るためのラインセンサ
で、主走査方向に8pelで読み取りが可能である。ラ
インセンサ12は画像を主走査方向に1ライン分のデー
タを読み取ることができる。読み取りセンサ12が画像
を読み取るための光源として、赤色LED光源13、緑
色LED光源14、青色LED光源15が設けられてい
る。ここで光源としてLEDを用いているのは、装置の
小型化が可能であり、蛍光燈と比べて光量が安定してお
り、応答特性も早く光源の切替えを高速に行うことが可
能であるため。そのためシートスルータイプで高速な画
像形成装置を提供できる。又、LED光源の消費電流は
蛍光燈と比較すると消費電力が小さくて済み、家庭やパ
ーソナルユースに適した画像形成装置を提供できるから
である。
【0029】図1中の16は画像処理ゲートアレイであ
り、シェーディング補正処理、画像を単色で読み取った
場合の2値化処理、カラーで読み取った場合のガンマ変
換処理、RGBをYMCKに変換する色変換処理、読み
取りセンサ12が読み取った画像データを主走査方向に
関し記録ヘッドが記録できる解像度に変換する解像度変
換処理、各LED光源の点灯制御などの処理を行う。ま
た、17は画像を記録する記録ヘッドであり、本実施形
態例のファクシミリ装置は、カラーでの記録が可能な記
録ヘッドとモノクロでの記録が可能な記録ヘッドとを交
換可能に構成されている。ここで、本実施形態例の記録
ヘッドは、インクを記録紙やシート部材などの記録媒体
上にインクを吐出して記録や画像の形成を行う所謂イン
クジェット方式の記録ヘッドである。記録ヘッド17
は、副走査方向に沿って複数のノズルが並んで配置され
てヘッド記録面を形成している。又、記録動作時にはヘ
ッドを搭載したキャリッジを主走査方向に往復運動しな
がら前記記録ヘッドを駆動することで複数のノズルによ
る記録幅分の領域に画像が形成される。その後、記録紙
を副走査方向に搬送し、記録動作を繰り返すことにより
記録紙上に画像が形成される。また、記録ヘッドは、イ
ンクジェット方式に限られるものではなく、インクシー
トに対して熱エネルギーを印加して記録媒体にインクを
転写する熱転写方式のものであってもよい。
【0030】本実施形態例において、記録ヘッド17は
インクを貯蔵するタンクを内蔵しているインク収納部と
一体に形成されたカートリッジタイプを示している。1
8はプリントヘッドに供給するための画像を一時的に蓄
えるためのDRAM、19は受信画像の記憶や留守番電
話の内容等を録音するためのフラッシュメモリ(FLA
SH MEMORY)、20はプリントカートリッジの
有無及び種類を検出するためのプリントカートリッジセ
ンサー、21は原稿幅や原稿の有無を検出する原稿検出
センサ、22は記録に用いる用紙のサイズや用紙の有無
を検出する用紙検出センサ、23は原稿を搬送するため
の読み取りモータ(以下、原稿搬送モータともいう)、
24は読み取りモータを駆動するためのモータドライ
バ、25はオペーレーションパネルで、操作部としての
キーボードや、画像形成装置の状態等の表示を行うLC
Dなどが設けられる。また、操作部としてのキーボード
上には後述するような原稿をカラーで読み取ってカラー
で記録を指示するカラーコピーキー、モノクロで読み取
ってモノクロで記録を指示するモノクロコピーキーなど
が配置される。
【0031】26は多機能ゲートアレイで、プリントヘ
ッド17、DRAM18、フラッシュメモリ19、各種
センサ(20、21、22)、読み取りモータのモータ
ドライバ24、オペレーションパネル25等に接続され
ている。多機能ゲートアレイ26は、更にヘッドのノズ
ルの配列に合わせて主走査方向に並んだ画像データを副
走査方向に並んだ画像データに変換してプリントヘッド
に転送する処理や、キーボード25より入力されたキー
入力データや各種センサの出力信号をCPUが判別でき
るコード信号に変換する処理、読み取りモータのタイミ
ング処理等を行ってる。
【0032】27は記録紙を副走査方向に搬送するため
のLFモータ、28はLFモータ27を駆動するための
モータドライバ、29はプリントヘッドを装着したキャ
リッジを駆動するためのキャリッジモータ、30はキャ
リッジモータを駆動するためのモータドライバ、31は
キャリッジに装着されていない未使用のプリントカート
リッジを収容するスペースである。この収容スペースは
本実施形態例では装置内に設けられた構成を示している
が、装置の小型化を考慮して装置外の別の容器に収容さ
れるようにな構成でもよい。また、32は画像形成装置
の状態等の情報を音声でユーザに伝えるためのスピーカ
である。
【0033】図2は本発明の画像形成装置の断面図であ
り、図の右手方向を鉛直下向きに不図示の置き台に設置
した状態を示している。図1と同じ符号の構成について
は説明を省略する。
【0034】図2において、201は原稿、202は記
録紙を示している。図中203は原稿201を読み取り
位置の方向に給紙するための原稿給紙ローラであり、読
み取りモータ23に接続されて回転駆動される。204
は原稿給紙ローラ203に従動して回転する原稿給紙コ
ロ、205は読み取った原稿を排紙するための原稿排紙
ローラであって読み取りモータ23に接続されている。
206は原稿排紙ローラ205に従動して回転する原稿
排紙コロ、208は記録紙をピックアップするためのピ
ックアップローラ、209は記録紙を1枚づつ給紙する
ための分離片である。207は記録紙の有無を検出する
ための記録紙有無検出センサ、210は記録紙のサイズ
を検出するための記録紙サイズ検出センサである。図1
においては記録紙有無検出センサ207と記録紙サイズ
検出センサ210をまとめて用紙検出センサ22として
説明してある。211は記録紙を副走査方向(図の下
側)に搬送するためのLFローラであって、LFモータ
27に接続されている。212はLFローラに従動する
LFコロであり、213はLFモータ27に接続されて
いる排紙ローラである。214は吐出されたインク上を
拍車が通過することによって記録紙が汚れることがない
よう撥水性を有する部材で形成された拍車である。ここ
でセンサ21、207、210はアクチュエータになっ
ており原稿又は記録紙が通過することによりアクチュエ
ータが動く。その動きを光学センサ等で検出することで
原稿/記録紙のサイズ/有無などを検出している。
【0035】215は記録ヘッド17を保持するための
キャリッジである。記録ヘッドはこのキャリッジ上に取
り外し可能に装着され、ヘッド上に取り付けられている
センサ20によって記録ヘッドの有無、装着されている
記録ヘッドの種類が識別される。キャリッジ215は前
述のキャリッジモータ29によって移動され、この移動
中に記録動作は実行される。
【0036】図3はオペレーションパネル25を詳述し
た図である。図中の301は画像をカラーで読み取って
カラーで記録することを指示するためのカラーコピーキ
ーであり、302は画像をモノクロで読み取ってモノク
ロで記録することを指示する白黒コピーキーである。こ
こでは2つのキーによってカラーコピーと白黒コピーと
を選択するよう構成しているが、装置の小型化を考慮し
てキー数の削減するために1つのキーにして押すたびに
カラーコピーと白黒コピーとが切り替わるように構成し
てもよい。また、303は装置の状態やさまざまな情報
を表示するためのLCD、304はカラーカートリッジ
が装着されているときに点灯するLEDランプである。
【0037】図4はオペレーションパネル25を裏側か
ら見た状態を示す図である。ここでは原稿検出センサ2
1について詳述する。原稿検出センサ21は実際には3
つのセンサ401、402、403より構成されてお
り、3つのセンサより各々の3つの信号線が出力されて
多機能ゲートアレイ26に接続されている。401は原
稿の有無及び原稿が葉書サイズ以上のサイズであるか否
かを検出するためのセンサ、402は原稿がA4以上の
サイズであるか否かを検出するセンサ、403は原稿が
B4サイズであるか否かを検出するためのセンサであ
る。各センサの検出状態によって原稿のサイズを検出で
きるよう構成されている。
【0038】図5は記録紙の給紙部の記録紙有無検出セ
ンサ207及び記録紙サイズ検出センサ210のセンサ
の位置関係を詳述した図である。
【0039】記録紙は図5中の左側より右側に搬送され
る。記録紙サイズ検出センサ210は、実際には50
1、502、503、504の4つのセンサからなり、
4つのセンサよりおのおの4つの信号線が出力されて多
機能ゲートアレイ26に接続されている。501は記録
紙のサイズが葉書サイズであることを示す葉書サイズ検
出センサ、502は記録紙のサイズがB5であることを
示すB5サイズ検出センサ、503は記録紙のサイズが
A4であることを示すA4サイズ検出センサ、504は
記録紙のサイズがB4であることを示すB4サイズ検出
センサである。各センサの検出状態の組み合わせによっ
て、記録紙のサイズを検出するよう構成されている。
【0040】次に図6に示すフローチャートを用いて、
本発明の動作について説明する。CPU1はROM3に
格納されているプログラムにしたがって以下の動作を実
行する。
【0041】まず、ステップS601にて、オペレーシ
ョンパネル25上のモノクロコピーキー302が押下さ
れたかを判断し、モノクロコピーキー302が押下され
ている場合は処理をステップS617に移行する。ステ
ップS601にてモノクロコピーキー302が押下され
ていないと判断した場合、続くステップS602にてオ
ペレーションパネル25上のカラーコピーキー301が
押下されているかどうか判断する。ここで、カラーコピ
ーキー301が押下されていない場合は処理をステップ
S601に戻す。ステップS602にてカラーコピーキ
ー301が押下されている場合は処理をステップS60
3に移行して原稿がセットされているかどうかをセンサ
401の出力によって判断する。原稿がセットされてい
ない場合、ステップS613にて 「原稿をセットしてく
ださい」という原稿のセットを促すメッセージをオペレ
ーションパネル25上のLCD303に表示し、スピー
カ32によって同メッセージを音声で出力してステップ
S601処理を戻す。このメッセージによってユーザは
コピーが実行されない原因が原稿がないことだと分かる
ので直ぐに対応することが出来る。又、表示だけでなく
音声でもメッセージを出力することにより、使用者がL
CDを確認していない場合やLCDの表示が見えにくい
状態であっても対処方法が分かりやすい。
【0042】ステップS603にて原稿が有ることが確
認できた場合、続くステップS604にて記録紙がある
かどうかを記録紙有無検出センサ207の出力によって
判断する。記録紙がセットされていない場合、ステップ
S614に処理を移行して「記録紙をセットしてくださ
い」という記録紙のセットを促すメッセージをオペレー
ションパネル25上のLCD303に表示し、スピーカ
32によって同メッセージを音声で出力してステップS
601に処理を戻す。このメッセージと音声による報知
によりユーザはコピーが実行されない原因が記録紙がな
いことだと分かるので直ぐに対応することが出来る。
【0043】ステップS604にて記録紙がセットされ
ていると判断した場合は、続くステップS605にてプ
リントヘッド17がキャリッジに装着されているかどう
かをプリントカートリッジセンサ20の出力によって判
断する。ここで、プリントヘッドがキャリッジに装着さ
れていない場合、ステップS615にて「カートリッジ
をセットしてください」というプリントヘッド17のセ
ットを促すメッセージをオペレーションパネル25上の
LCD303に表示するとともに、スピーカ32によっ
て同メッセージを音声で出力して処理をステップS60
1に戻す。このメッセージによってユーザはコピーが実
行されない原因がプリントヘッド17がないことだと分
かるので直ぐに対応することができ、また、表示だけで
なく音声でもメッセージを出力するのでLCDの表示が
見ていない状態であっても対処方法が分かりやすい。
【0044】ステップS605にてプリントヘッド17
がキャリッジに装着されていると判断した場合は、続く
ステップS606にてモノクロカートリッジが装着され
ているかどうかを判断する。ここではカラーコピーを行
うため、モノクロカートリッジが装着されている場合に
はステップS616へ処理を移行して「カートリッジを
交換してください」もしくは「カラーカートリッジをセ
ットしてください」といったようなカラープリントヘッ
ド17のセットを促すメッセージをオペレーションパネ
ル25上のLCD303に表示し、スピーカ32によっ
て同メッセージを音声で出力して処理をステップS60
1に戻す。このメッセージによってユーザはコピーが実
行されない原因がカラーカートリッジが装着されていな
いことだと分かるので直ぐに対応することができ、表示
だけでなく音声によるメッセージを出力するのでLCD
の表示が見えにくい状態であっても対処方法が分かりや
すい。又、カートリッジの種類を判別してからカラーコ
ピー動作に入るため、カラーカートリッジが装着されて
いないのにカラーコピー動作(原稿の読み取り/記録)
を実行するといった不具合も発生しない。
【0045】ステップS606にてモノクロカートリッ
ジでないと判断されると、ステップS607に処理を移
行し、記録紙サイズ検出センサ501、502、50
3、504の出力によって記録紙のサイズを検出し、続
くステップS608にて原稿の幅を原稿検出センサ40
1、402、403の出力によって原稿の幅を検出する。
ステップS608にて原稿の幅の検出を行った後、続く
ステップS609にてプリスキャン動作を行う。このプ
リスキャン動作については後述する。
【0046】プリスキャン動作を行った後にステップS
610にて、先のステップS607、S608で検出し
た記録紙のサイズと原稿のサイズを元に記録紙に記録で
きる読み取り幅を決定し、この決定した読み取り幅を後
述する図7の画像処理ゲートアレイ16内マスク領域・
縮小率設定レジスタ714、DRAM18内のワークエ
リアにセットする。ここで画像処理ゲートアレイ16で
は主走査方向の読み取り幅以外のマスク処理、解像度変
換を行い、DRAM18内のデータに基づいてCPU1
は副走査方向の解像度変換を行う。これによって読み取
りセンサ12で読み取った画像データで記録紙に記録で
きない部分の画像データはマスク処理される。ここで、
本発明の画像形成装置は記録紙のサイズよりも原稿のサ
イズが大きい場合に記録紙のサイズに合わせた画像領域
を読み取ることが出来るようになっている。記録紙のサ
イズと原稿のサイズが異なっている場合でも画像の読み
取りを実行する理由は、本発明の画像形成装置は主に個
人や家庭での使用に適するよう設計されたもので、この
ような用途ではさまざまなサイズの記録紙を常備されて
いることは一般的でないからである。もし記録紙と原稿
のサイズが異なった場合にコピー動作を禁止するとユー
ザは適したサイズの記録紙を新たに用意せねばならず、
不都合が生じる場合が多い。また、ここで記録紙のサイ
ズに合わせて縮小処理を行わないよう構成されるのは、
カラー画像の変倍処理を行うと画像の劣化が著しいため
である。また、カラーコピー動作を行う場合、単色の場
合と比較して処理の機構上装置が高価となるため、更に
変倍処理の動作を可能な構成とすると、個人や家庭にお
ける使用に適した安価な装置を提供できなくなってしま
う。
【0047】記録紙に記録できる読み取り幅をセットし
た後、続くステップS611にてカラー画像読み取り割
込み処理を起動し、続いてステップS612にてカラー
画像記録処理を行ってコピー処理を終了する。
【0048】ステップS601にてモノクロコピーキー
302が押下されたことを判断した後のステップS61
7では、まず原稿がセットされているかどうかをセンサ
401の出力によって判断する。原稿がセットされてい
ない場合は処理をステップS626へ移行し、「原稿を
セットしてください」という原稿のセットを促すメッセ
ージをオペレーションパネル25上のLCD303に表
示し、さらにスピーカ32によって同メッセージを音声
で出力してステップS601へ戻る。
【0049】ステップS617にて原稿がセットされた
状態であることを判断した後、次にステップS618に
て記録紙があるかどうかを記録紙有無検出センサ207
の出力によって判断する。ステップS618にて記録紙
がセットされていないと判断した場合、ステップS62
7にて「記録紙をセットしてください」という記録紙の
セットを促すメッセージをオペレーションパネル25上
のLCD303に表示し、スピーカ32によって同メッ
セージを音声で出力してステップS601に処理を戻
す。
【0050】ステップS618にて記録紙がセットされ
ていると判断した場合、続くステップS619にてプリ
ントヘッド17がキャリッジに装着されているかどうか
をプリントカートリッジセンサ20で判断する。キャリ
ッジに装着されていない場合、処理をステップS628
に進め、「カートリッジをセットしてください」という
プリントヘッド17のセットを促すメッセージをオペレ
ーションパネル25上のLCD303に表示し、スピー
カ32によって同メッセージを音声で出力してステップ
S601に戻る。プリントヘッド17がキャリッジに装
着されている場合は、ステップS620にて記録紙サイ
ズ検出センサ501、502、503、504の出力に
よって記録紙のサイズを検出し、続いてステップS62
1にて原稿の幅を原稿検出センサ401、402、403
の出力によって原稿の幅を検出する。原稿の幅を検出す
ると、ステップS622にてプリスキャン動作を行う。
プリスキャン動作について詳細は後述する。
【0051】ステップS622にてプリスキャンを行っ
た後、先に検出した記録紙のサイズと原稿のサイズを元
にステップS623にて記録紙にあったサイズになるよ
う縮小率を後述する図7の画像処理ゲートアレイ16内
マスク領域・縮小率設定レジスタ714、DRAM18
内のワークエリアにセットする。画像処理ゲートアレイ
16では主走査方向の読み取り幅以外のマスク処理、縮
小率に合わせた解像度変換を行い、DRAM18内のデ
ータに基づいてCPU1が副走査方向の解像度変換を行
う。次に、ステップS624にてモノクロ画像読み取り
割込み処理を起動し、次にステップS625にてモノク
ロ画像記録処理を行ってコピー処理を終了する。
【0052】次に、前述したプリスキャン動作について
その詳細を図7を用いて説明する。図7は画像処理ゲー
トアレイ16を詳細に説明した図である。ここで、図1
と同じ符号の構成については既に説明したのでその詳細
については説明を省略する。
【0053】図7において701は読み取りセンサ12
の出力信号を10ビットのデジタル信号に変換するため
のA/D変換回路、702はLED光源の点灯時間をC
PU1より設定するためのレジスタでありバス2に接続
されている。703はLED光源の点灯時間を制御する
ためのカウンタ、704はA/D変換回路の出力が過剰
な光量によってオーバーフローしているかどうかを検出
する光量オーバフロー検出回路、705はLED光源の
点灯時間をオーバーフローしないように自動調整するた
めの点灯時間自動調整回路である。また、706はLE
D光源の光量を制御するための電流の設定、及び光源の
切換回路717を制御するための点灯モードの設定、及
び各モードでどの光源を点灯させるかを設定をする点灯
モード設定レジスタである。707はLED光源に供給
する点灯電流を制御するための点灯電流制御回路、70
8はA/D変換された画像信号のピーク値を検出するピ
ーク検出回路、709はピーク検出回路708の出力に
基づいてA/D変換回路701より出力された10ビッ
トのデジタル信号で表された輝度のうち最適な8ビット
の輝度領域を選択するためのAGC回路、710はシェ
ーディング補正及び黒補正を行うためのシェーディング
/黒補正回路、711は710で得られた補正データを
蓄積し蓄積された補正データに基づいてシェーディング
補正及び黒補正するための補正データ蓄積手段でRA
M、712は710で補正された画像信号をY(イエ
ロ)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)
に変換するためのRGB/YMCK変換回路、713は
解像度変換回路で読み取りセンサ12で読み取った主走
査方向の解像度8pelの画像をプリンタの解像度36
0DPIに変換したり、読み取った画像の大きさを縮小
したり、不要な画像をマスクしたりするための解像度変
換回路、714は画像のマスク領域や縮小率をCPU1
よりバス2を介して設定するためのレジスタである。7
16は光量オーバフローの検出をCPU1からも可能に
するためのレジスタである。717は光源の点灯時間を
時分割で切り換えるための光源切換回路である。718
は光源切換回路717の光源の点灯を切り換えるための
クロックである。
【0054】本装置において、カラー画像を読み取る場
合は5msec毎にクロックが入力され、クロックが入
力されるごとにLED光源の点灯を赤色光源、緑色光
源、青色光源と切り換えて点灯させるようになってい
る。モノクロ読み取りの場合は10msec毎にクロッ
クが入力され、この場合緑色光源のみが必要な時間点灯
する。また、カラー読み取り/モノクロ読み取りの切換
は点灯モード設定レジスタによって設定される。719
はCPU1より入力される読み取りトリガで1ライン単
位で読み取りトリガが発行され、このトリガによって画
像処理ゲートアレイ16が活性化される。720は3本
の信号線よりなり、この3本の信号線のそれぞれは赤
色、緑色、青色のどの光源を点灯させるかを示す。この
信号線720は点灯電流制御回路707、及び点灯時間
設定レジスタ702に接続され赤色、緑色、青色の各光
源の点灯時間の点灯時間カウンタ703へのロード及び
点灯電流を供給する光源の選択を行っている。721は
点灯されている光源の色に基づいて各種処理ができるよ
うにするための3本の信号線でAGC、シェーディング
/黒補正回路710、RGB/YMCK変換回路71
2、解像度変換回路713、出力レジスタ715に接続
されている。又信号線721は信号線720に基づいて
点灯した光源色の各種処理ができるように、信号線72
0のタイミングより所定時間遅れたタイミングが出力さ
れている。
【0055】以下図7の画像処理ゲートアレイ16によ
るプリスキャン動作について図8に示すフローチャート
を用いながら説明する。
【0056】本実施形態例の画像形成装置において図6
のフローチャートにおけるステップS609及びS62
1においてプリスキャン動作が指示されると、図8のフ
ローチャートによりプリスキャン処理が行われる。この
処理は、CPU1によりROM3のプログラムにしたが
って以下ように実行される。
【0057】まずステップS801において、カラーコ
ピーの動作の場合、点灯モード設定レジスタ706にカ
ラーモードの設定をする。モノクロコピーで読み取る場
合、1ラインあたり10msecで読み取るため、前述
したとおり蓄積時間が長く設定されLED光源に供給す
る電流値をカラーの場合よりも低く設定できる。本実施
形態例では、モノクロコピーの動作ではカラーコピーの
場合の半分の電流値の電流をLED光源に供給してい
る。ここで電流値をカラーの場合より下げるのは、LE
D光源に大きな電流を流すことによる光源の劣化を極力
押さえるためである。また、最大点灯時間を5msec
にしているのは1ラインあたり10msecの速さでモ
ノクロ画像を読み取る場合でも、最大点灯時間5mse
cで読み取りに十分な光量が確保できるからである。カ
ラーの場合このレジスタの設定によって点灯電流制御回
路707にカラー用の点灯電流がセットされ、光源切換
回路717に3色の光源の時分割切換がセットされる。
次にステップS802にてカラーコピーかモノクロコピ
ーかを判断し、カラーコピーの動作の場合にはステップ
S803にて点灯モード設定レジスタにR、G、B各光
源を点灯させることを設定する。一方モノクロコピーの
動作の場合はステップS811へ移行して緑色光源(G
光源)だけを点灯させるように設定する。カラーコピ
ー、モノクロコピーのそれぞれに応じた光源の設定を行
った後に、ステップS804へ移行し、点灯時間制御レ
ジスタ702に自動調整モードを設定する。ここで本発
明の画像形成装置はカラー画像は1ラインあたり20m
secで読み取り、モノクロ画像は1ラインあたり10
msecで読み取る。カラーでの画像の読み取りはレッ
ド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3色のLE
D光源で3回読み取る必要があるので、1色のLED光
源あたり読み取るのに必要な時間は、モノクロで読み取
る時間よりも短くなる(約5〜7msec)。このため
輝度をモノクロの場合と同程度に確保するためにはLE
D光源に供給する電流をモノクロの場合に供給する電流
より大きくして光量を大きくする必要がある。電流値を
モノクロの場合よりどの程度大きくすればよいかはLE
D光源の電流−輝度特性によって異なるが、ここでは点
灯電流制御回路707によってモノクロの場合にLED
光源に供給する電流値の2倍の電流値をLED光源に供
給している。点灯モード設定レジスタ706はカラー読
み取りとモノクロ読み取りで電流値を制御するためのレ
ジスタである。ステップS804では、上記各レジスタ
に必要な設定を行い、CPU1よりトリガーが与えら
れ、まず赤色LED光源13が最大点灯時間(ここでは
5msec)点灯する。最大点灯時間は点灯時間カウン
タ705でカウントされ、カウンタで設定されている時
間点灯電流制御回路の出力がONになり、赤色光源13
に電流が供給され赤色光源が点灯するようになってい
る。赤色光源からの光は不図示の白色板を照らしその反
射光をセンサ12で受光する。受光した光はセンサ12
内で光電変換されアナログの電気信号としてA/D変換
回路701に入力される。A/D変換回路701では入
力されたアナログ電気信号を10ビットのデジタル信号
に変換する。このデジタル信号がオーバーフローしてい
るかどうかを光量オーバフロー検出回路704で検出す
る。光量オーバーフロー検出回路704で光量のオーバ
フローが検出されると次に点灯時間自動調整回路705
にトリガーを与える。点灯時間自動調整回路は、光量の
オーバーフローが検出されると点灯時間カウンタに最大
点灯時間から所定時間減算した値(ここでは5msec
より5/16msec減算した値)をセットする。この
新たにセットされた値に基づいて、再度LED光源を点
灯し光量のオーバーフローを検出する。オーバーフロー
が発生している場合は点灯時間自動調整回路705は点
灯時間カウンタにセットされている点灯時間の値から再
度前記所定時間減算した値をあらたにセットする。この
処理を繰り返し光量のオーバーフローが検出されなくな
った最初の値をLED光源の点灯時間として点灯時間レ
ジスタ702にセットする。この点灯時間に基づいてセ
ットされている原稿を読み取る。この処理は、緑色LE
D光源、青色LED光源についても5msec毎に時分
割に切り換えながら同様に行われる。また、モノクロコ
ピーである場合は、緑色光源を最大点灯時間(5mse
c)を点灯するよう設定されている。モノクロコピーの
場合は、緑色光源のみを点灯しこの光源に対して点灯時
間の調整をカラーコピーの場合と同様に行う。
【0058】ステップS804において光源の点灯時間
の調整が終了すると、続くステップS805にて光源の
全てが消灯される。続いてステップS806にて、CP
U1は全ての光源を消灯した状態で、黒補正の指示をシ
ェーディング/黒補正回路710に対して行う。この処
理では、読み取りセンサ12の各画素ごとの出力のばら
つきを補正する黒補正を行う。黒補正データが求められ
ると、黒補正のデータは補正データ蓄積手段711に蓄
積される。続いてステップS807にてカラーコピーが
指示されたかどうか判断し、カラーコピーキー301に
よってカラーコピーが指示されている場合はステップS
808にて点灯モード設定レジスタに点灯させる光源の
種類をR、G、Bの3つの光源とするよう設定する。次
にステップS809に処理を進め、先のステップS80
4で求めた各光源の点灯時間に基づいて各色毎に時分割
にシェーディング補正を行う指示を画像処理ゲートアレ
イ16に指示する。シェーディング/黒補正回路710
は不図示の白板を読み取ってシェーディング補正を行
い、補正データ蓄積手段711に各色毎の補正データが
蓄積される。続くステップS810では全色のシェーデ
ィング補正が完了したかどうかを判断し、完了していな
い場合は完了するのを待って、完了している場合はプリ
スキャン処理を終了する。
【0059】また、ステップS807にてモノクロコピ
ー動作の場合にはステップS812に処理を進めて緑色
光源を点灯し、続くステップS813にて先のステップ
S804で求めた緑色光源の点灯時間に従ってシェーデ
ィング/黒補正回路710は不図示の白板を読み取って
シェーディング補正を行い、補正データ蓄積手段711
に緑色の補正データをが蓄積し、プリスキャン処理を終
了する。
【0060】次に、図15に示すタイミングチャートを
用いてカラーコピーの場合の光源点灯時間の調整のタイ
ミングについて説明する。モノクロの場合は図15のG
光源のみ点灯させたものであり、詳細については省略す
る。
【0061】先に示した図8のフローチャートにおける
ステップS801、S803で各種レジスタの設定を行
った後、点灯モード設定レジスタから光源切換回路にL
EDAGCトリガが与えられ(LEDAGCトリガ)点
灯時間の自動調整が開始される。ここで、図15中に示
すXSHは、5msec毎に光源切換回路717に与え
られるクロックパルスを表している。LEDAGCトリ
ガが与えられると、光源切換回路717によって点灯す
るLEDは1XSH(5msec)毎にR→G→Bの順
に順次点灯するよう制御される。点灯された光源によっ
て読み取られた各色の画像は、図15中のAnalog
Inputに示すように、点灯のタイミングより1XS
H遅れてA/D変換回路701に入力される。LEDA
GCトリガが発行されると各色毎に最大点灯時間(5m
sec)が点灯時間カウンタにセットされる。点灯時間
カウンタのカウント値は各色について3XSH(15m
sec)毎に最大点灯時間の1/16づつ減算された値
がセットされる。セットされた点灯時間でオーバフロー
が検出された場合は、点灯時間カウンタ703、オーバ
フローレジスタ716にオーバフローFLAGが点灯時
間の設定より約1XSH遅れて、ANALOG INの
後に立つ。各色のオーバフローが検出されなくなったと
ころで(図15の場合、赤、青が2/16msec、緑
が1/16msec)、各色の点灯時間が決定され、オ
ーバフローが検出されなくなった点灯時間を点灯時間制
御レジスタに各色毎に区別できるようにセットする。
【0062】ここでこの点灯時間の調整を各色毎に行う
理由は、各色毎に発光特性が異なり、同じ色のLED光
源であっても発光特性に固体差や経時変化があるためで
ある。そのため向上出荷時に予め決めた点灯時間で読み
取っても光量の過不足により画像が劣化してしまうおそ
れがあるからである。
【0063】一方、LED光源の点灯時間が決まると、
ピーク検出回路708はその点灯時間での光量のピーク
値を検出する。検出されたピーク値に基づいてAGC回
路709は10ビットのデジタル信号の中で最適なダイ
ナミックレンジ8ビットを選択し8ビットのデジタル信
号として出力する。出力されたデジタル信号はシェーデ
ィング/黒補正回路710に入力され、全てのLED光
源を消灯して、読み取りセンサ12が読み取った値がA
GC回路709、シェーディング及び黒補正を行うシェ
ーディング/黒補正回路710に入力される。シェーデ
ィング/黒補正回路710は黒画像を読み取った場合の
読み取りセンサ12の各画素毎のばらつきを補正する。
この黒補正の値は補正データ蓄積手段711に蓄積され
る。次に読み取りセンサ12の各画素毎の感度のばらつ
きを不図示の白板を読み取った値に基づいて補正する。
このシェーディング補正の値は、R、G、B各LED光
源毎に求められ補正データ蓄積手段に蓄積される。
【0064】図7、図9を用いてカラー読み取りタスク
について説明する。
【0065】図6に示すフローチャートのステップS6
11にてカラー読み取り処理が起動されると、20ms
ec毎に本割り込み処理が起動される。まずステップS
901にて原稿の搬送が終了しているかどうかを判断
し、原稿の搬送が終了しているとステップS907にて
本割り込み処理を禁止し、本割り込み処理を終了する。
ステップS901にて原稿の搬送が終了していない場
合、ステップS902にてDRAM18内にカラー画像
1ライン分(RGB/YMCKに変換された後の画像Y
MCK各色1ライン分計4ライン分)の空きがあるかど
うか判断する。カラー1ライン分の空きがないと、本割
り込み処理を終了する。カラー1ライン分の空きがある
と判断すると副走査方向の解像度変換処理を行う。副走
査方向の解像度は読み取り解像度15.4pel(約4
00DPI)よりも記録解像度360DPIの方が粗い
ために、読み取ったラインの内約10%を間引く必要が
ある。続くステップS903にて、CPU1は記録の解
像度に合わせるために読み取らずにスキップするライン
かどうかを、先に図16のステップS610の処理でD
RAM18内にセットしたデータに基づいて判断し、読
み取りをスキップするラインでないと判断した場合はス
テップS904へ処理を進め、読み取りトリガを発行す
る。読み取りトリガを受けると画像処理ゲートアレイ1
6はR、G、Bの各LED光源を前述のプリスキャン処
理で求めたLED光源点灯時間にしたがって順次点灯さ
せ画像を読み取る。読み取った画像は画像処理ゲートア
レイ16でシェーディング補正、黒補正、RGB/YM
CK変換等の画像処理される。
【0066】次に解像度変換回路713は読み取り解像
度8pel(約200DPI)の画像をプリントヘッド
で記録できる解像度360DPIへの主走査方向の解像
度変換処理、及びマスク領域・縮小率設定レジスタ71
4に設定されている値にしたがって記録紙のサイズに収
まるように記録紙に記録できない領域のマスク処理等を
行う。図13はカラーコピー動作時における原稿のサイ
ズと記録紙のサイズの組み合わせに応じた記録画像のサ
イズを示す表である。このカラーコピー動作時において
は、画像の読み取りは全て等倍で行われる。
【0067】解像度変換回路713によって解像度変換
されたC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロ
ー)、K(ブラック)の画像データは出力レジスタ71
5に出力され、DRAM18に格納する。DRAM18
に画像データを格納するとステップS905にて記録フ
ラグをDRAM18のワークエリア領域にセットする。
記録フラグをセットすると、続くステップS906にて
読み取りモータトリガを発行し、読み取りモータを駆動
し原稿を1ライン分フィードし、カラー読み取り割込み
処理を終了する。
【0068】また、ステップS903にてCPU1は記
録の解像度に合わせるために読み取らずにスキップする
ラインであると判断した場合は、ステップS906へ処
理を移行して読み取りモータトリガを発行し、読み取り
モータを駆動して原稿を1ライン分フィードし、カラー
読み取り割込み処理を終了する。また、この20mse
cの割り込み処理によって1ラインあたり20msec
での読み取りを実現できる。また、後述するモノクロで
の画像の読み取り速度より遅くなっている(1ライン1
色あたりの処理速度はモノクロの2倍程度に抑えられ
る)のでシステムの過負荷もなく低価格なシステムで高
画質なカラーコピーを得ることができる。
【0069】図16はカラー画像を読み取る際のタイミ
ングチャートである。モノクロの読み取りのタイミング
チャートについては省略する。
【0070】図16において、XSHは5msec毎に
光源切換回路717に与えるクロックパルスを示してい
る。先の図9に示したフローチャートにおけるステップ
S904の処理で光源切換回路717に信号線719を
介しての読み取りトリガが与えられると、光源切換回路
717によって点灯LEDは1XSH(5msec)毎
にR→R→G→Bの順に順次点灯する(点灯LED)。
点灯された光源によって読み取られた各色の画像は点灯
のタイミングより1XSH遅れてA/D変換回路701
に入力される(ANALOG INPUT)。読み取り
トリガが発行されると各色毎にプリスキャン処理で求め
られた1XSH毎に点灯時間カウンタにセットされる。
セットされた点灯時間にしたがって各色毎に1ラインづ
つ時分割に順次点灯を切り換えながら点灯される。出力
データはANALOG INPUTより1XSH(5m
sec)遅れてYMCKのデータとして出力される。
【0071】次に図10を用いてカラー記録タスクにつ
いて説明する。カラー記録タスクは図6に示したフロー
チャートのステップS612の処理によって起動され
る。
【0072】CPU1はROM内のプログラムにしたが
って以下の処理を行う。まず、ステップS1001に
て、DRAM18に記録すべき画像が存在するかどうか
を記録フラグがあるかどうかによって判断し、記録すべ
き画像がないとステップS1009に処理を進める。記
録すべき画像がある場合、ステップS1002にて記録
すべき画像が8ライン分蓄積されているかどうかを判断
し、記録すべき画像が8ライン分蓄積されていなければ
蓄積されるまで待ち、蓄積されていればステップS10
03に処理を進め、多機能ゲートアレイ26に対して、
DRAM18内の主走査方向に8ライン分揃っている画
像データをプリントヘッドに供給するために副走査方向
に並び替える横縦変換処理を指示する。横縦変換処理が
指示されると多機能ゲートアレイ26は横縦変換を実行
し、横縦変換後の画像データをステップS1004にて
DRAM18に格納し、続くステップS1005にて8
ライン分の記録フラグをリセットする。本実施形態例の
画像処理装置の場合、カラー画像を記録するプリントヘ
ッドは副走査方向に24ノズルづつ主走査方向に平行に
Y、M、Cの順番に並んでいる。更に黒色を記録するノ
ズルがY、M、Cのノズルと平行に64ノズル並んでい
る。カラー画像を記録する場合Y、M、C、Kの全ての
画像データが24ノズル分蓄積されたとき記録すること
が出来るので、続くステップS1006ではY、M、
C、Kの画像データが全て24ノズル分蓄積されたかど
うかを判断する。ステップS1006にて画像データが
24ノズル分蓄積されていない場合は処理をステップS
1001に戻してデータが蓄積されるの待つ。また、ス
テップS1006にて画像データが24ノズル分蓄積さ
れている場合、続くステップS1007にて、CRモー
タ29を駆動して蓄積されているデータにしたがって2
4ノズル分のカラー画像の記録を行う。24ノズル分の
カラー画像が記録されると、続くステップS1008に
てCPU1はLFモータ27を駆動し記録紙を24ノズ
ル分フィードする。続くステップS1009では全ての
データの記録が終了しているかどうか判断し、記録が終
了していなければ処理をステップS1001に戻し、終
了していればカラー記録タスクを終了する。
【0073】次に、図7、図11を用いてモノクロ読み
取り処理について説明する。
【0074】モノクロ読み取り処理が図6に示すフロー
チャートにおけるステップS624の処理によって起動
されると、10msec毎に本割り込み処理が起動され
る。図6に示したステップS611でモノクロ読み取り
割込み処理が起動されると、CPU1はまずステップS
1101において原稿の搬送が終了しているかどうかを
判断し、原稿の搬送が終了しているとステップS110
7にて本割り込み処理を禁止して本割り込み処理を終了
する。またステップS1101にて原稿の搬送が終了し
ていない場合は処理をステップS1102へ進め、DR
AM18内にモノクロ画像1ライン分の空きがあるかど
うか判断する。ステップS1102にてモノクロ1ライ
ン分の空きがない場合、本割り込み処理を終了する。ス
テップS1102にてモノクロ1ライン分の空きがある
と判断された場合、CPU1は副走査方向の解像度変換
処理を行う。副走査方向の解像度は読み取り解像度1
5.4pel(約400DPI)よりも記録解像度36
0DPIの方が粗いために、読み取ったラインの内約1
0%を間引く必要がある。又原稿画像を記録紙のサイズ
に収まるように縮小する場合縮小率にあわせて読み取っ
たラインを間引く必要がある。このためCPU1は、ス
テップS1103において、記録の解像度及び記録紙の
サイズに収まる縮小率に合わせるように読み取らずにス
キップするラインかどうかをDRAM18内に先のステ
ップS623(図6のフローチャート)でセットしたデ
ータに基づいて判断する。ステップS1103にて読み
取りをスキップするラインでないと判断した場合は、続
くステップS1104にて読み取りトリガを発行し、読
み取りトリガを受けた画像処理ゲートアレイ16は緑色
LED光源を前述のプリスキャン処理で求めたLED光
源点灯時間にしたがって点灯させ画像を読み取る。ここ
で緑色LED光源で画像を読み取る理由は、緑色LED
光源の特性が最も白色LED光源に近いためである。又
本発明のように安価で小型な家庭向けの画像形成装置を
提供しようとする場合は、白色LED光源を別に設ける
とその分だけ高価格化・大型化してしまうためである。
読み取った画像は画像処理ゲートアレイ16でシェーデ
ィング補正、黒補正、等の画像処理される。次に解像度
変換回路713では読み取り解像度8pel(約200
DPI)の画像をプリントヘッドで記録できる解像度3
60DPIへの主走査方向の解像度変換処理、及びマス
ク領域・縮小率設定レジスタ714に設定されている値
にしたがって記録紙のサイズに収まるように記録紙に記
録できない領域のマスク処理、縮小処理等を行う。
【0075】図14は原稿のサイズと記録紙のサイズが
様々な組み合わせの場合に記録される画像のサイズを表
したものである(図中B4→A4等に記載されているも
のはB4の原稿をA4に縮小して記録することを表
す)。解像度変換回路713によって解像度変換された
画像データは出力レジスタ715に出力され、DRAM
18に格納する。ステップS1105ではDRAM18
に画像データを格納すると記録フラグをDRAM18の
ワークエリア領域にセットする。記録フラグをセットす
ると、続くステップS1106にて読み取りモータトリ
ガを発行し、読み取りモータを駆動し原稿を1ライン分
フィードし、モノクロ読み取り割り込み処理を終了す
る。ステップS1103にて記録の解像度、縮小率に合
わせるために読み取らずにスキップするラインであると
判断すると処理をステップS1106へ進めて読み取り
モータトリガを発行し、読み取りモータを駆動し原稿を
1ライン分フィードし、モノクロ読み取り割り込み処理
を終了する。又この割り込み処理によって1ラインあた
り10msecでの読み取りを実現できる。モノクロで
の画像処理はカラーの場合より簡単なのでカラーの読み
取り速度より早くモノクロコピーを得ることができる。
【0076】次に、図12を用いてモノクロ記録タスク
について説明する。このモノクロ記録タスクは図6に示
すフローチャートのステップS625によって起動され
る。
【0077】CPU1はROM内のプログラムにしたが
って以下の処理を行う。まずステップS1201におい
て、DRAM18に記録すべき画像が存在するかどうか
を記録フラグがあるかどうかによって判断し、記録すべ
き画像がないと判断された場合は処理を終了する。ステ
ップS1201にて記録すべき画像があると判断された
場合は、ステップS1202にて記録すべき画像が8ラ
イン分蓄積されているかどうかを判断する。ステップS
1202にて記録すべき画像が8ライン分蓄積されてい
なければ蓄積されるまで待ち、蓄積されていれば処理を
ステップS1203へ進め、多機能ゲートアレイ26に
対して、DRAM18内の主走査方向に8ライン分揃っ
ている画像データをプリントヘッドに供給するために副
走査方向に並び替える横縦変換処理を指示する。横縦変
換処理を指示すると多機能ゲートアレイ26は横縦変換
を実行し、続くステップS1204にて横縦変換後の画
像データをDRAM18に格納し、続くステップS12
05にて8ライン分の記録フラグをリセットする。本実
施形態例の画像処理装置の場合、モノクロ画像を記録す
るのは、カラープリントヘッドによる場合とモノクロプ
リントヘッドによる場合と2種類ある。カラープリント
ヘッドは副走査方向に24ノズルづつ主走査方向に平行
にY、M、Cの順番に並んでいる。更に黒色を記録する
ノズルがY、M、Cのノズルと平行に64ノズル並んで
いる。モノクロ画像を記録する場合Kの画像データが6
4ノズル分蓄積されたとき記録することができる。一方
モノクロプリントヘッドは、副走査方向に128ノズル
並んでおりモノクロ画像を記録する場合Kの画像データ
が128ノズル分蓄積されたとき記録することができ
る。このようにモノクロプリントヘッドとカラープリン
トヘッドでは、一度に記録可能なデータ量が異なるた
め、記録データの蓄積に要する時間の違いから記録でき
るタイミングに差がある。そのため、CPU1はステッ
プS1206にて装着されているプリントヘッドがモノ
クロプリントヘッドかカラープリントヘッドかを判別す
る。
【0078】ステップS1206にてモノクロプリント
ヘッドであると判断された場合はステップS1207へ
処理を移行し、128ノズル分蓄積されたかどうかを判
断する。128ノズル蓄積されていない場合は処理をス
テップS1201へ戻して蓄積されるの待つ。128ノ
ズル分蓄積されるとステップS1208へ処理を進め、
CPU1はCRモータ29を駆動し、蓄積されているデ
ータにしたがって128ノズル分のモノクロ画像の記録
を行う。128ノズル分のモノクロ画像が記録される
と、ステップS1209にてLFモータ27を駆動して
記録紙を128ノズル分フィードする。
【0079】一方、ステップS1206にてカラープリ
ントヘッドであると判断された場合、ステップS121
1にて64ノズル分蓄積されたかどうかを判断する。6
4ノズル蓄積されていない場合は処理をステップS12
01へ戻して蓄積されるの待つ。64ノズル分蓄積され
ると、ステップS1212へ処理を進め、CPU1はC
Rモータ29を駆動し、蓄積されているデータにしたが
って64ノズル分のモノクロ画像の記録を行う。64ノ
ズル分のモノクロ画像が記録されると、続くステップS
1213にてLFモータ27を駆動し記録紙を64ノズ
ル分フィードする。
【0080】ステップS1209及びS1213にてプ
リントヘッドの記録幅に応じた量の記録紙をフィードし
た後、続くステップS1210では全てのデータの記録
が終了しているかどうか判断し、記録が終了していなけ
れば処理をステップS1201へ戻し、終了していれば
このモノクロ記録タスクを終了する。
【0081】(実施形態例2)図17は本発明の他の実
施形態例であり、本発明の画像形成装置をパーソナルコ
ンピュータに接続したシステム化した構成例である。1
301は本発明の画像形成装置でこれについては既に説
明した通りである。1302はパーソナルコンピュータ
で、1304はパーソナルコンピュータ1302上での
作業を表示するディスプレイ、1303はパーソナルコ
ンピュータにコマンド等を入力するためのマウス/キー
ボードである。1305はパーソナルコンピュータと画
像形成装置の間のデータ、コマンド、画像形成装置の状
態情報の授受を行うインターフェースである。パーソナ
ルコンピュータ1302はマウス/キーボード1303
より画像形成装置にカラーコピー/モノクロコピーの指
示が入力出来るようになっている。カラーコピー/モノ
クロコピーの指示が入力されるとインターフェース13
05を介して画像形成装置に対して、カラーコピー/モ
ノクロコピーコマンドが入力される。画像形成装置13
02内のCPU1は、パーソナルコンピュータからのカ
ラーコピー指示又はモノクロコピー指示のいずれかに応
答して図6の各々カラーコピーキーの押下(ステップS
602)、モノクロコピーキーの押下(ステップS60
1)と同様な動作を行うように構成されている。又ステ
ップS603、S604、S605、S606、S61
7、S618、S619等の処理で検出された状態情報
はインターフェース1305を介してパーソナルコンピ
ュータ1302に転送される。パーソナルコンピュータ
1302は上記の状態情報に応じて図6に示したステッ
プS613、S614、S615、S616、S62
6、S627、S628と同様な情報をパーソナルコン
ピュータ内に格納されているプログラム情報にしたがっ
てディスプレイ1304上に表示するようにしても構わ
ない。こうすることによって、本発明の画像形成装置の
側にいなくともパーソナルコンピュータのオペレータが
指示したコピーが実行されない原因が分かり直ぐに対応
することが出来る。ここでは読取部と記録部が一体とな
っているが別の装置でもあってもよい。
【0082】(他の実施形態例)上述した実施形態例に
おいては、インクを吐出して記録を行うインクジェット
記録方式を例に説明したが、本発明はこれに限らず、他
の記録方式にも好適に採用可能なものである。
【0083】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液的を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを用いた記録
装置において優れた効果をもたらすものである。
【0084】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一体一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、更に優れた記録を行うことが出
来る。
【0085】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0086】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0087】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付加時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0088】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、イ
ンクカートリッジ内のインクの量を大容量化せずに、ユ
ーザがカラー画像の記録が行いたいときにはいつでもカ
ラー画像の記録が行えるよう低価格で小型な使い勝手の
良い家庭向けの画像形成装置を提供することが可能とな
った。
【0089】更に記録紙のサイズと原稿のサイズが異な
っていても画像の読み取り動作を中止せず、様々なサイ
ズの記録紙を常備していない家庭等の環境においてはコ
ピーを得る為にわざわざ適切なサイズの記録紙を入手せ
ずにすむような画像形成装置を提供することが可能とな
った。
【0090】更に記録紙のサイズと原稿のサイズが異な
っていても記録紙のない領域をインクが吐出し、装置内
部がそれによって汚れ、次ページの記録紙にも汚れが付
着してしまわないような画像形成装置を提供することが
可能となった。
【0091】更に、本発明はカートリッジの種類の判
別、原稿サイズ・記録紙サイズの検出、カラーの読み取
り動作を連動して行い、いちいちユーザに問い合わせな
くともすみユーザにとって使い勝手の良い装置を提供す
ることが可能となった。
【0092】特にカラーコピーの場合、記録紙のサイズ
と原稿のサイズが異なっている場合でも著しく画質が劣
化させずに高画質で安価な画像形成装置を提供すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例の画像形成装置のブロック
構成図である。
【図2】本発明の実施形態例の画像形成装置の側断面図
である。
【図3】本発明の実施形態例におけるオペレーションパ
ネル25の詳細を示す図である。
【図4】本発明の実施形態例におけるオペレーションパ
ネル25を裏から見た図である。
【図5】本発明の実施形態例における記録紙有無検出セ
ンサ207及び記録紙サイズ検出センサ210を詳述し
た図である。
【図6】本発明の実施形態例における動作を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の実施形態例における画像処理ゲートア
レイ16を説明する図である。
【図8】本発明の実施形態例におけるプリスキャン動作
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態例におけるカラー原稿読み取
り動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態例におけるカラー記録処理
の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態例におけるモノクロ読み取
り動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態例におけるモノクロ記録処
理の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態例におけるカラーコピー動
作時の原稿検知サイズと記録紙検知サイズに応じて読み
取るサイズを示す図である。
【図14】本発明の実施形態例におけるモノクロコピー
動作時の原稿検知サイズと記録紙検知サイズに応じて読
み取るサイズおよび縮小方式を示す図である。
【図15】本発明の実施形態例におけるカラーコピーの
場合の光源点灯時間の調整のタイミングチャートであ
る。
【図16】本発明の実施形態例におけるカラー画像を読
み取る際のタイミングチャートである。
【図17】本発明の実施形態例において、画像形成装置
をパーソナルコンピュータに接続したシステム化した構
成例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 バス 3 ROM 4 SRAM 12 ラインセンサ 13 赤色LED光源 14 緑色LED光源 15 青色LED光源 16 画像処理ゲートアレイ 17 プリントヘッド 18 DRAM 20 プリントカートリッジセンサ 21 原稿検出センサ 22 用紙検出センサ 23 読み取りモータ 25 オペーレーションパネル 26 多機能ゲートアレイ 27 LFモータ 28 モータドライバ 29 キャリッジ駆動モータ 31 プリントカートリッジ収容スペース 32 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−181822(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 H04N 1/46 - 1/64

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色の記録が可能な第1の記録手段
    と単色での記録を行う第2の記録手段とを選択的にかつ
    交換可能に搭載し、記録媒体上に画像を形成する画像形
    成装置において、 原稿上の画像を複数色および単色で読み取ることのでき
    る読取手段と、 前記第1の記録手段と前記第2の記録手段を交換可能に
    保持するための保持手段と、 前記保持手段に保持されている記録手段の種類を判別す
    る判別手段と、 前記読取手段により原稿上の画像を複数色で読み取るか
    単色で読み取るかを指示する指示手段と、 画像の読み取りを行う原稿のサイズを検出する原稿サイ
    ズ検出手段と、 記録媒体のサイズを検出する記録媒体サイズ検出手段
    と、 前記判別手段の判別結果、前記指示手段による指示、前
    記原稿のサイズ、及び前記記録媒体のサイズに応じて、
    等倍記録、前記読取手段によって読み取った画像の大き
    さを縮小して記録する縮小記録、前記原稿上の画像の一
    部を等倍で記録する部分記録のいずれで記録を行うか
    選択する選択手段と、を有し、前記部分記録は、前記原稿より小さいサイズの前記記録
    媒体に対し、原稿上の領域のうち前記記録媒体のサイズ
    に合わせた領域の画像を記録する ことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記判別手段の判別結
    果が前記第1の記録手段でかつ前記指示手段によって複
    数色による読み取りが指示された場合には、前記縮小記
    録は選択しないことを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は原稿のサイズよりも記
    録媒体のサイズの方が小さい場合には原稿の一部を記録
    する前記部分記録を選択し、原稿サイズと記録媒体のサ
    イズが同じかまたは記録媒体のサイズの方が大きい場合
    前記等倍記録を選択することを特徴とする請求項2に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、前記指示手段によって
    単色での読み取りが指示されかつ原稿のサイズよりも記
    録媒体のサイズが小さくかつ葉書サイズでない場合には
    前記縮小記録を選択し、前記指示手段によって単色での
    読み取りが指示されかつ原稿のサイズよりも記録媒体の
    サイズが小さくかつ葉書サイズの場合には原稿の一部を
    記録する前記部分記録を選択し、原稿サイズと記録媒体
    のサイズが等しいかまたは記録媒体のサイズが大きい場
    合には前記等倍記録を選択することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段による選択はオペレータの
    介在なしに行うことを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の記録手段および前記第2の記
    録手段は、記録媒体上にインクを吐出して画像を形成す
    るための吐出手段を有することを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記部分記録は、前記原稿上の領域のう
    ち前記記録媒体のサイズに合わせた画像領域を前記読取
    手段によって読み取ることにより、前記原稿上の画像の
    一部を前記記録媒体に等倍で記録することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿上の画像を複数色および単色で読み
    取ることのできる読取手段を有し、複数の色の記録が可
    能な第1の記録手段と単色での記録を行う第2の記録手
    段とを選択的にかつ交換可能に搭載して記録媒体上に画
    像を形成する装置における画像形成方法において、 原稿上の画像を複数色で読み取るか、単色で読み取るか
    を指示する指示工程と、 原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出工程と、 前記読取手段により、前記指示に従って原稿を複数色ま
    たは単色で読み取る読取工程と、 搭載される記録手段の種類を判別する判別工程と、 記録媒体のサイズを検出する記録媒体サイズ検出工程
    と、 前記判別工程の判別結果、前記指示工程による指示、前
    記原稿のサイズ、及び前記記録媒体のサイズに応じて、
    等倍記録、前記読取工程によって読み取った画像の大き
    さを縮小して記録する縮小記録、前記原稿上の画像の一
    部を等倍で記録する部分記録のいずれで記録を行うか
    選択する選択工程と、前記選択工程によって選択された前記等倍記録、前記縮
    小記録、前記部分記録 のいずれかで前記記録媒体 上に画
    像を形成する記録工程と、からなり、前記部分記録は、前記原稿より小さいサイズの前記記録
    媒体に対し、原稿上の領域のうち前記記録媒体のサイズ
    に合わせた領域の画像を記録する ことを特徴とする画像
    形成方法。
  9. 【請求項9】 前記選択工程は、前記判別工程の判別結
    果が前記第1の記録手段でかつ前記指示工程によって複
    数色による読み取りが指示された場合には、前記縮小記
    録は選択しないことを特徴とする請求項8に記載の画像
    形成方法。
  10. 【請求項10】 前記選択工程は、原稿のサイズよりも
    記録媒体のサイズの方が小さい場合には原稿の一部を記
    録する前記部分記録を選択し、原稿サイズと記録媒体の
    サイズが同じかまたは記録媒体のサイズの方が大きい場
    合は前記等倍記録を選択することを特徴とする請求項9
    に記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記選択工程は、前記指示工程によっ
    て単色での読み取りが指示されかつ原稿のサイズよりも
    記録媒体のサイズが小さくかつ葉書サイズでない場合に
    前記縮小記録を選択し、前記指示工程によって単色で
    の読み取りが指示されかつ原稿のサイズよりも記録媒体
    のサイズが小さくかつ葉書サイズの場合には原稿の一部
    を記録する前記部分記録を選択し、原稿サイズと記録媒
    体のサイズが等しいかまたは記録媒体のサイズが大きい
    場合には前記等倍記録を選択することを特徴とする請求
    項8乃至10のいずれかに記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 前記選択工程による選択はオペレータ
    の介在なしに行うことを特徴とする請求項8乃至11の
    いずれかに記載の画像形成装置。
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