JP3418966B2 - 同期化方法及びデコーダ - Google Patents

同期化方法及びデコーダ

Info

Publication number
JP3418966B2
JP3418966B2 JP27678997A JP27678997A JP3418966B2 JP 3418966 B2 JP3418966 B2 JP 3418966B2 JP 27678997 A JP27678997 A JP 27678997A JP 27678997 A JP27678997 A JP 27678997A JP 3418966 B2 JP3418966 B2 JP 3418966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization information
decoder
data stream
reference clock
synchronization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27678997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11177652A (ja
Inventor
宏昭 久保
憲昭 朝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP27678997A priority Critical patent/JP3418966B2/ja
Priority to US09/151,572 priority patent/US6313879B1/en
Publication of JPH11177652A publication Critical patent/JPH11177652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3418966B2 publication Critical patent/JP3418966B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/4302Content synchronisation processes, e.g. decoder synchronisation
    • H04N21/4305Synchronising client clock from received content stream, e.g. locking decoder clock with encoder clock, extraction of the PCR packets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、データストリーム
におけるにおける同期化方法及びデコーダに関し、特に
MPEG(Moving Picture Experts Group)のエンコード
化されたデータストリームの同期化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEGはデジタルデータの転送のため
の標準であり、ビデオ信号及びオーディオ信号をデジタ
ル圧縮する際の標準として広く知られている。ビデオサ
ーバと呼ばれる送信側の記憶装置上に存在する、デジタ
ル圧縮されたビデオ信号及びオーディオ信号であるMP
EG2転送ストリームは、ネットワークを介して配信さ
れる。受信側のデコーダは、この転送ストリームを受け
取って、ビデオ及びオーディオを再生する。ネットワー
クを経由して転送ストリームが配信される場合、ビデオ
信号やオーディオ信号のデータ量が大きいため、転送ス
トリームを高速に送る必要がある。
【0003】一般のTV放送レベルの解像度や画質を求
めるならば、約750Kハ゛イト/秒程度の転送速度が要求
されるのが現状である。このような現状では、双方向通
信の実行は転送速度の点で容易ではない。そのため、C
ATVや衛星放送におけるデータ転送は、それが送出さ
れる帯域において片方向通信となっている。このよう
な、片方向のデータ配信における送受信を適切に行うた
め、プログラムクロックリファレンス(Program Clock
Reference:以下PCRという)と呼ばれる送信側の同
期情報をMPEG2転送ストリーム中に含ませる。デコ
ーダ側は、転送ストリームからこの同期信号PCRを抽
出することで、送信側の同期情報を知ることができる。
PCRは、データのエンコード時に負荷されると共に、
送信時において送信側で加工される時刻情報である。
【0004】一方、デコーダは、デコーダ内部の同期情
報であるシステムタイムクロック(System Time Clock:
以下STCという)を有している。デコード側の同期情
報であるSTCは、デコードが復号化を実行する際の基
準となる基準クロックに基づき生成される。デコーダ
は、転送ストリーム中からPCRを検出し、検出された
PCRをデコーダ内部の同期情報であるSTCと比較す
る。両者の差により、送出側及び受信側の双方の基準ク
ロックの転送のずれの程度を認識できる。これらの同期
情報に差があるということは、送受信側が認識している
転送速度に差があるということである。認識している転
送速度に差があると、デコーダ側でデータのオーバーフ
ローが生じたり、再生データが途切れてしまうという問
題が生じる。そこで、デコーダは、自己のSTCが送ら
れてきたPCRとの同期がとれるようにSTCを更新す
ることで、転送同期のとれた周波数の基準クロックを得
ることができる。
【0005】このような同期をとる回路として電圧制御
発振器を有するPLL(Phase Locked Loop)構成が用
いられる。電圧制御発振器は、入力される電圧に応じて
出力周波数(クロック)を可変にできる発振器である。
ある転送ストリームから抽出されたはじめのPCRをカ
ウンタにセットし、電圧制御発振器からの出力(すなわ
ち基準クロック)であるパルスの変化に従ってカウンタ
の値を順次インクリメントする。すなわち、カウンタに
現在セットされている値が、デコーダ側における現在の
同期情報STCである。このSTCはフィードバック制
御により、転送ストリーム中から抽出されたPCRと比
較される。そしてこれらの差に応じた制御電圧を発振器
に供給することで、デコーダ内部の基準クロックの周波
数を更新していく。STCがPCRと一致、すなわちロ
ックされた状態で発振器の制御が安定する。このような
一連の制御動作をクロックリカバリーという。
【0006】ところで、短時間の複数の短いストリーム
が順次配信されてくるような場合、デコード内の電圧制
御発振器による制御が安定する前に、次の新しいストリ
ームが配信されてしまうという状況が生じる。この場
合、STCをPCRにロックさせる制御をデコード側で
再度最初からやり直す必要がある。例えば、MPEG2
において、デコード内の基準クロックの周波数は、初期
的には27MHzに設定されており、STCとPCRとの
差に応じてその周波数を最適な値に更新していく。そし
て、STCとPCRとが一致するような周波数で安定す
る。新しい別のストリームの配信が検知されると、この
初期値である27MHzにリセットし、この値から再度、
基準クロックの周波数の更新を行っているのである。送
出側がデコーダよりも高い周波数の基準クロックを有し
ていると、発振器の制御が安定するまでの期間、転送デ
ータはデコーダ中のバッファに蓄積され続ける。そし
て、最悪の場合、データ量が許容されているバッファ量
を越えてしまいデータの欠落が生じてしまう。
【0007】このようなケースは、商業ベースに乗った
放送において実際に起こり得る。例えば、何回も同じ広
告を差し込んでストリームを配信し、1本のコマーシャ
ルのストリームが何回も使われるというケースである。
このようなケースでは、コマーシャルのストリームが流
れるたびにPCRがリセットされて0に戻るという事態
が発生する。
【0008】送信側からの同期情報であるPCRは、M
PEGの規格上、1秒間に10回以上の送付が要求され
ている。従って、デコーダ側でも最低でも1秒間に10
回のSTCとPCRとの比較を行う必要がある。離散系
でのフィードハックによる制御を行う場合、その制御が
安定(サーボがかかって安定)するまでに約20サンプ
ルから数100サンプルが必要と一般にいわれているの
で、制御開始からロックするまで、どんなに早くとも2
秒程度の時間を要する。従って、それ以下の時間で、別
のストリームが配信されてくる場合に、上述した不測の
事態が生じる恐れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】今後、MPEG2の転
送ストリームの配信が商業ベースで主流になるであろう
と予想される。その際に、コマーシャル等の短いストリ
ームが短時間の間に次々と配送されるケースも当然考え
られる。
【0010】そこで、本発明の目的は、短期間に短い転
送ストリームが到来しても、スムーズに同期をとること
ができる方式を提供することである。
【0011】また、本発明の別の目的は、短いストリー
ムが連続して到来してもデコーダのバッファにデータが
たまりにくくすることである。
【0012】さらに、本発明の別の目的は、再生時にお
けるデータの欠落の発生を抑制することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明は、生成する基準クロックの周波数を制
御値に応じて変えられる発振回路を有し、基準クロック
を基準としてデータを復号化するデコーダに、ネットワ
ークを介して、送信側の同期情報が含まれかつ符号化さ
れたデータストリームが配信された場合における、送信
側とデコーダ側間の転送同期をとる同期化方法におい
て、到来した一のデータストリームから、送信側の同期
情報を抽出するステップと、基準クロックに基づいて、
デコーダ側の同期情報を求めるステップと、送信側の同
期情報とデコーダ側の同期情報を比較することで制御値
を順次求め、かつ一のデータストリームにおいて転送同
期をとるべく基準クロックの周波数を順次更新するステ
ップと、一のデータストリームとは異なる他のデータス
トリームが到来したか否かを判断するステップと、他の
データストリームが到来したと判断された場合、一のデ
ータストリームの到来時において求められた基準クロッ
クを基準として、他のデータストリームにおける転送同
期をとることを開始するステップとを有する同期化方法
を提供する。
【0014】ここで、所定の制限値を設けておけば、抽
出された送信側の同期情報とデコーダ側の同期情報との
差がこの制限値より大きい場合、他のデータストリーム
が到来したと客観的に判断できる。
【0015】また、上記の方法において、他のデータス
トリームが到来したと判断された場合、他のデータスト
リームから抽出された送信側の同期情報をデコーダ側の
同期情報の初期値としてセットするステップをさらに設
けてもよい。
【0016】第2の発明は、比較器と、制御値決定手段
と、発振器と、カウンタとを有する帰還閉回路を含むと
共に、ネットワークを介して配信された、送信側の同期
情報が含まれかつ符号化されたデータストリームを復号
化するデコーダにおいて、到来したデータストリームか
ら、送信側の同期情報を抽出する抽出回路と、データを
復号化する際の基準クロックを生成すると共に、基準ク
ロックの周波数を制御値に応じて変えられる発振器と、
発振器により生成された基準クロックが入力され、基準
クロックに従ってデコーダの同期情報をセットするカウ
ンタと、送信側の同期情報とデコーダ側の同期情報との
差を求める比較器と、比較器と発振器との間に設けら
れ、差に応じて制御値を決定する制御値決定手段と、送
信側の同期情報とデコーダ側の同期情報との差が、所定
の制限値以上の場合には、現在の基準クロックを基準と
して、新たな転送同期をとることを開始するように制御
値決定部を制御する判定手段とを有するデコーダを提供
する。
【0017】第1及び第2の発明において、データスト
リームは、MPEG互換可能なデータストリームである
ことが好ましい。
【0018】
【作用】転送ストリームの送信元が同一である限り、転
送ストリームが異なっても、送信元の基準クロックの周
波数自体はあまり変化していない特徴がある。そこで、
デコード側で一度転送の同期がとれたならば、新しいス
トリームが到来しても従前に求められた基準クロックを
初期的な値として、別のストリームの転送同期を開始す
る。これにより、電圧制御発振器の操作量の連続性を維
持する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例における
デコーダ中のPLLの構成ブロック図を示しており、こ
れは、PCR抽出部1、比較器2、制御値決定部3、電
圧制御発振器4、カウンタ5、及び判定部6を有してお
り、帰還閉回路を構成している。このような回路を構成
することにより、送信側の装置中の基準クロックと完全
に周波数の一致したSTCをデコーダ側でもつことがで
きる。電圧制御発振器4は、VCXO(Voltage Control
led Cristal Reference)と呼ばれる制御電圧(制御値)
により発振周波数を可変にすることができる水晶発振器
を用いている。この発振器4により生成された発振周波
数がMPEG2の転送ストリームを復号化する際の基準
クロックとして用いられる。なお、MPEG2では、基
準クロックの初期的な値は27MHzに設定されている。
【0020】図2は、本発明の実施例における同期化方
法を示すフローチャートである。
【0021】まず、ステップ101のシステムリセット
時において、制御値決定部3は制御値=0をセットする
と共にカウンタ5にはSTC=0がセットされる。従っ
て、電圧制御発振器の出力は初期的に設定された27MH
zの周波数を有するクロックを基準クロックとして発生
する。
【0022】ステップ102において、PCR抽出部1
は、ネットワークを介して到来したMPEG2転送スト
リームからPCRを抽出する。PCR(Program Clock R
eference)は、送信側の同期情報であり、MPEG2の
転送ストリーム中に挿入されている。抽出されたPCR
は、ビデオとオーディオの復号器を含むMPEGデコー
ダにおいて、時刻基準となるデコーダ内部のSTC(基
準となる同期情報)の値を送信側で意図した値にセット
・校正するための情報である。PCRは、1秒間に最低
10回以上送付することが、規格において規定されてい
る。PCRは、一般にMPEGのデータを作成(エンコ
ード)する際に付加され、データ送出時にジッタが生じ
ないように、サーバー装置(データの送出側)でさらに
加工された上でデコーダに配信される。
【0023】ステップ103では、カウンタ5を参照し
てSTCを特定する。STCはデコーダ内部の同期情報
であり、基準クロックのパルスの変化に応じてカウンタ
5中に順次インクリメントされることによりセットされ
る。なお、PCR及びSTC共に40ビットのバイナリ
値である。
【0024】ステップ104において、転送ストリーム
から抽出された送信側の同期情報でありSTCとデコー
ダ側の同期情報であるPCRとが一致しているか否かを
判断する。この判断は両者の差を求める比較器2におい
て行われる。両者が一致していると判断された場合、す
なわち両者の差が0の場合、デコーダ側の基準クロック
と送信側の基準クロックとが一致しているということで
あり、転送の同期がとれているということであるので、
ステップ102に戻る。両者が一致している限り、ステ
ップ102からステップ104の手順が繰り返し実行さ
れる。
【0025】ステップ104において、両者が一致して
いないと判断された場合、ステップ105に進む。すな
わち、比較器2により計算されたPCRとSTCとの差
が所定の制限値より大きいか否かが判断される。この判
断は判定部6において行われる。判定部6は、従前のデ
ータストリームとは異なる新たなデータストリームがデ
コーダに到来したか否かを判断するためのものである。
具体的には、この判定のために適切な所定の制限値を判
定部6中に設けておき、PCRとSTCとの差をこの制
限値と比較することにより判断する。同一の転送ストリ
ームであればカウンタにセットされたSTCと抽出され
たPCRとの差はあまりない。ところが、別のストリー
ムが到来すると、この差が非常に大きくなる。そこで、
例えば54000(27MHz×2ms)パルス程度を制
限値を設定しておき、STCとPCRとの差が制限値以
下の場合には、従前の転送ストリームと同一の転送スト
リームであると判断する。
【0026】同一の転送ストリームであると判断される
と、ステップ106及びそれに続くステップ107に進
む。すなわち、制御値決定部3により、比較器2により
計算された差に応じて、電圧制御発振器4に供給する制
御値を計算し、基準クロックの更新すべき周波数を決定
する。この計算は、フィードバック系のゲイン(制御値
を1変化させたときに、どれだけ基準クロックの周波数
が変化するか)を掛けて、かつこの系のもつオフセット
を加算して次回の変化量を算出する。但し、この変化量
が、あらかじめ決められた1回の変化量を越えた場合
は、その制限値を変化量とする。この変化量を現在与え
ていた制御量に偏差(変化量)を加算することで、制御
は必ず現在からの偏差を与えることになり、制御の連続
性が保たれる。もし、電圧制御発振器4の制御範囲を超
えた場合は、制御最大値(例えば32767)または最小値
(例えば-32767)を与えるものとする。この制御値に応
じて、電圧制御発振器4の出力である基準クロックの周
波数が変更される。そして、再度ステップ102に戻っ
て引き続きフィードバック制御を実行する。
【0027】一方、ステップ105において、PCRと
STCとの差が制限値より大きい場合、従前の転送スト
リームとは別の転送ストリームが到来したものと判断す
る。別の転送ストリームが到来したものと判断された場
合、判定部6は、PCR抽出部1に対して、到達した転
送ストリーム中から抽出されたPCRを、STCの初期
値としてカウンタ5に新たにセットするように指示する
(ステップ108)。そして、基準クロックの現在ロッ
クされている周波数を27MHzの周波数にリセットして
しまうことなく、現在の周波数をそのまま初期値として
用いるように制御値決定部3に指示する。これにより、
発振器4の現在の出力周波数を維持するような制御値が
制御値決定部3より出力される(ステップ109)。そ
して、ステップ102に戻って、現在の基準クロックを
基準として(この状態は次のPCRが到着するまで維持
される)、PCRとSTCの差をなくすような新たな転
送同期の制御を開始させる。このフィードバック制御を
繰り返し実行し、比較器で計算された差に応じて、基準
クロックの周波数を順次更新することにより、送信側と
デコーダ側の転送同期をとる。送信側が別の装置に変わ
っていなければ、27MHzというシステム的に設定され
た初期値にリセットするよりは、現在の基準クロックを
初期値として継続して用いたほうが早く制御をロックす
ることが期待できる。
【0028】上述した実施例によれば、、データの配信
する装置は一度決まるとほとんど変わらないこと(デー
タ送出機の基準クロックの周波数の変化が少ない)を利
用して、別の転送ストリームが到着しても、一度ロック
した基準クロックを基準にして、新たに電圧制御発振器
の制御値を決めていく。これにより、この発振器の制御
量の連続性を維持できるので、コマーシャル等のように
短い転送ストリームが連続して到来する場合であって
も、デコーダ側のバッファのオーバーフローを防止で
き、またデータ再生時に再生の欠落を防止することがで
きる。
【0029】上述の実施例は、MPEG2の転送ストリ
ームについて説明したが、本発明はこれに限定されるこ
となくMPEG互換可能なデータストリーム、または同
様の符号化されたデータストリームに適用することが可
能である。
【0030】
【効果】このように本発明によれば、コマーシャルなど
のように短いストリームが連続して到来するケースであ
っても、デコーダ側のバッファのオーバーフローを防止
でき、かつ再生データの欠落を防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデコーダ中のPLLの
構成ブロック図を示す図である。
【図2】本発明の実施例における同期化方法の手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・PCR抽出部、2・・・比較器、3・・・制御
値決定部、4・・・電圧制御発振器、5・・・カウン
タ、6・・・判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝本 憲昭 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲 事業所内 (56)参考文献 特開 平8−46605(JP,A) 特開 平9−64860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08 H04L 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生成する基準クロックの周波数を制御値に
    応じて変えられる発振回路を有し、前記基準クロックを
    基準としてデータを復号化するデコーダに、ネットワー
    クを介して、送信側の同期情報が含まれかつ符号化され
    たデータストリームが配信された場合における、前記送
    信側と前記デコーダ側間の転送同期をとる同期化方法に
    おいて、 到来した一のデータストリームから、前記送信側の同期
    情報を抽出するステップと、 前記基準クロックに基づいて、前記デコーダ側の同期情
    報を求めるステップと、 前記送信側の同期情報と前記デコーダ側の同期情報とが
    一致しているか否かを判断するステップと、前記送信側
    の同期情報と前記デコーダ側の同期情報とを比較するこ
    とで前記制御値を順次求め、かつ前記一のデータストリ
    ームにおいて転送同期をとるべく前記基準クロックの周
    波数を順次更新するステップと、 前記一のデータストリームとは異なる他のデータストリ
    ームが到来したか否かを判断するステップと、 前記他のデータストリームが到来したと判断された場
    合、前記一のデータストリームの到来時において求めら
    れた前記基準クロックを基準として、前記他のデータス
    トリームにおける転送同期をとることを開始するステッ
    プとを有することを特徴とする同期化方法。
  2. 【請求項2】前記データストリームは、MPEG互換可
    能なデータストリームであることを特徴とする請求項1
    に記載の同期化方法。
  3. 【請求項3】所定の制限値を設けておき、抽出された前
    記送信側の同期情報と前記デコーダ側の同期情報との差
    が前記制限値より大きい場合、前記他のデータストリー
    ムが到来したと判断することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の同期化方法。
  4. 【請求項4】前記他のデータストリームが到来したと判
    断された場合、前記他のデータストリームから抽出され
    た前記送信側の同期情報を前記デコーダ側の同期情報の
    初期値としてセットするステップをさらに有することを
    特徴とする請求項1または2に記載の同期化方法。
  5. 【請求項5】比較器と、制御値決定手段と、発振器と、
    カウンタとを有する帰還閉回路を含むと共に、ネットワ
    ークを介して配信された、送信側の同期情報が含まれか
    つ符号化されたデータストリームを復号化するデコーダ
    において、 到来したデータストリームから、送信側の同期情報を抽
    出する抽出回路と、 データを復号化する際の基準クロックを生成すると共
    に、前記基準クロックの周波数を制御値に応じて変えら
    れる発振器と、 前記発振器により生成された前記基準クロックが入力さ
    れ、前記基準クロックに従って前記デコーダの同期情報
    をセットするカウンタと、前記送信側の同期情報と前記デコーダ側の同期情報とが
    一致しているか否かを判断し、 前記送信側の同期情報と
    前記デコーダ側の同期情報との差を求める比較器と、 前記比較器と前記発振器との間に設けられ、前記差に応
    じて前記制御値を決定する制御値決定手段と、 前記送信側の同期情報と前記デコーダ側の同期情報との
    差が、所定の制限値以上の場合には、現在の基準クロッ
    クを基準として、新たな転送同期をとることを開始する
    ように前記制御値決定部を制御する判定手段とを有する
    ことを特徴とするデコーダ。
  6. 【請求項6】前記データストリームは、MPEG互換可
    能なデータストリームであることを特徴とする請求項5
    に記載のデコーダ。
JP27678997A 1997-10-09 1997-10-09 同期化方法及びデコーダ Expired - Fee Related JP3418966B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27678997A JP3418966B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 同期化方法及びデコーダ
US09/151,572 US6313879B1 (en) 1997-10-09 1998-09-11 Synchronization method and decoder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27678997A JP3418966B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 同期化方法及びデコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11177652A JPH11177652A (ja) 1999-07-02
JP3418966B2 true JP3418966B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=17574404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27678997A Expired - Fee Related JP3418966B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 同期化方法及びデコーダ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6313879B1 (ja)
JP (1) JP3418966B2 (ja)

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW376629B (en) * 1997-12-19 1999-12-11 Toshiba Corp Digital image decoding method and device
US6633582B1 (en) * 1999-05-20 2003-10-14 Cisco Technology Inc. Symmetrical codec selection in an asymmetrical codec environment
US6429902B1 (en) * 1999-12-07 2002-08-06 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for audio and video end-to-end synchronization
EP1926323A3 (en) * 2000-01-10 2008-06-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of setting a system time clock at the start of an MPEG sequence
US6909709B2 (en) * 2000-06-13 2005-06-21 Altigen Communications, Inc. Packetized communications apparatus and method
JP3814470B2 (ja) * 2000-08-09 2006-08-30 富士通株式会社 データ転送方法及びデータ転送装置
EP1223689B1 (en) * 2000-12-21 2006-10-18 Alcatel Program clock reference correction method in a multiplexed burst mode downlink transmission in an integrated multispot satellite communication system
TW499818B (en) * 2001-03-29 2002-08-21 Winbond Electronics Corp Audio/video packet synchronous decoding method
US8676025B2 (en) 2002-03-01 2014-03-18 Broadcom Corporation Method of timebase management for MPEG decoding with personal video recording functionality
US6906755B2 (en) * 2002-01-04 2005-06-14 Microsoft Corporation Method and apparatus for synchronizing audio and video data
US7466362B2 (en) * 2002-10-22 2008-12-16 Broadcom Corporation Data rate management system and method for A/V decoder
US8086752B2 (en) 2006-11-22 2011-12-27 Sonos, Inc. Systems and methods for synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices that independently source digital data
US11294618B2 (en) 2003-07-28 2022-04-05 Sonos, Inc. Media player system
US10613817B2 (en) 2003-07-28 2020-04-07 Sonos, Inc. Method and apparatus for displaying a list of tracks scheduled for playback by a synchrony group
US8234395B2 (en) 2003-07-28 2012-07-31 Sonos, Inc. System and method for synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices
US11650784B2 (en) 2003-07-28 2023-05-16 Sonos, Inc. Adjusting volume levels
US11106425B2 (en) 2003-07-28 2021-08-31 Sonos, Inc. Synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices
US8290603B1 (en) 2004-06-05 2012-10-16 Sonos, Inc. User interfaces for controlling and manipulating groupings in a multi-zone media system
US11106424B2 (en) 2003-07-28 2021-08-31 Sonos, Inc. Synchronizing operations among a plurality of independently clocked digital data processing devices
JP4268062B2 (ja) * 2004-01-28 2009-05-27 株式会社フジテレビジョン 音声映像信号多重装置
US9977561B2 (en) 2004-04-01 2018-05-22 Sonos, Inc. Systems, methods, apparatus, and articles of manufacture to provide guest access
US7170545B2 (en) * 2004-04-27 2007-01-30 Polycom, Inc. Method and apparatus for inserting variable audio delay to minimize latency in video conferencing
US8024055B1 (en) 2004-05-15 2011-09-20 Sonos, Inc. Method and system for controlling amplifiers
US8868698B2 (en) 2004-06-05 2014-10-21 Sonos, Inc. Establishing a secure wireless network with minimum human intervention
US8326951B1 (en) 2004-06-05 2012-12-04 Sonos, Inc. Establishing a secure wireless network with minimum human intervention
JP2006060699A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Toshiba Corp 信号処理装置
JP2006094344A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Toshiba Corp 放送受信装置及びこれを用いた基準信号生成方法
US7865021B2 (en) * 2004-12-06 2011-01-04 Nec Electronics Corporation Compressed stream decoding apparatus and method
JP5097874B2 (ja) * 2005-08-24 2012-12-12 株式会社メガチップス 局間補正装置
KR100713468B1 (ko) 2005-09-15 2007-04-30 삼성전자주식회사 초기지연을 최소화하는 동영상 전문가 그룹 전송 스트림동기 방법 및 장치
JP2007104085A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toshiba Corp 通信回線を用いるデジタル放送方法およびその装置
US8788080B1 (en) 2006-09-12 2014-07-22 Sonos, Inc. Multi-channel pairing in a media system
US9202509B2 (en) 2006-09-12 2015-12-01 Sonos, Inc. Controlling and grouping in a multi-zone media system
US8483853B1 (en) 2006-09-12 2013-07-09 Sonos, Inc. Controlling and manipulating groupings in a multi-zone media system
JP4607856B2 (ja) * 2006-12-26 2011-01-05 富士通株式会社 符号化復号システム及び符号化復号方法
JP4740170B2 (ja) * 2007-02-09 2011-08-03 富士通株式会社 非同期同期通信網の変換装置、方法、プログラム、記録媒体及び通信システム
US8368812B2 (en) * 2007-09-07 2013-02-05 Thomson Licensing PLL loop able to recover a synchronisation clock rhythm comprising a temporal discontinuity
US11429343B2 (en) 2011-01-25 2022-08-30 Sonos, Inc. Stereo playback configuration and control
US11265652B2 (en) 2011-01-25 2022-03-01 Sonos, Inc. Playback device pairing
US8938312B2 (en) 2011-04-18 2015-01-20 Sonos, Inc. Smart line-in processing
US9042556B2 (en) 2011-07-19 2015-05-26 Sonos, Inc Shaping sound responsive to speaker orientation
US9729115B2 (en) 2012-04-27 2017-08-08 Sonos, Inc. Intelligently increasing the sound level of player
US9008330B2 (en) 2012-09-28 2015-04-14 Sonos, Inc. Crossover frequency adjustments for audio speakers
US9244516B2 (en) 2013-09-30 2016-01-26 Sonos, Inc. Media playback system using standby mode in a mesh network
US9226087B2 (en) 2014-02-06 2015-12-29 Sonos, Inc. Audio output balancing during synchronized playback
US9226073B2 (en) 2014-02-06 2015-12-29 Sonos, Inc. Audio output balancing during synchronized playback
US10248376B2 (en) 2015-06-11 2019-04-02 Sonos, Inc. Multiple groupings in a playback system
EP3160147A1 (en) * 2015-10-19 2017-04-26 Thomson Licensing Method for fast channel change, corresponding arrangement and device
US10303422B1 (en) 2016-01-05 2019-05-28 Sonos, Inc. Multiple-device setup
US10712997B2 (en) 2016-10-17 2020-07-14 Sonos, Inc. Room association based on name

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559999A (en) * 1994-09-09 1996-09-24 Lsi Logic Corporation MPEG decoding system including tag list for associating presentation time stamps with encoded data units
US5771075A (en) * 1994-12-08 1998-06-23 Lg Electronics Inc. Audio/video synchronizer
KR0152916B1 (ko) * 1995-04-11 1998-10-15 문정환 데이타 동기화장치 및 방법
US6148135A (en) * 1996-01-29 2000-11-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Video and audio reproducing device and video decoding device
JP3130464B2 (ja) * 1996-02-02 2001-01-31 ローム株式会社 データ復号装置
US5818539A (en) * 1996-03-29 1998-10-06 Matsushita Electric Corporation Of America System and method for updating a system time constant (STC) counter following a discontinuity in an MPEG-2 transport data stream
US6151479A (en) * 1996-06-03 2000-11-21 Echostar Engineering Corp. Single clock 27 MHZ oscillator in MPEG-2 system
US6088357A (en) * 1997-09-26 2000-07-11 International Business Machines Corporation Auxiliary transport assist processor especially for an MPEG-2 compliant decoder
US6118486A (en) * 1997-09-26 2000-09-12 Sarnoff Corporation Synchronized multiple format video processing method and apparatus
US6101591A (en) * 1998-03-25 2000-08-08 International Business Machines Corporation Method and system for selectively independently or simultaneously updating multiple system time clocks in an MPEG system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11177652A (ja) 1999-07-02
US6313879B1 (en) 2001-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3418966B2 (ja) 同期化方法及びデコーダ
JP3925311B2 (ja) データ配信システム
US7346698B2 (en) Webcasting method and system for time-based synchronization of multiple, independent media streams
EP2506570B1 (en) Method and system for playing video information, and video information content
EP0987894B1 (en) A dejittering and clock recovery technique for real-time audio/visual network applications
CA2563799C (en) Rate limited control mechanism for mpeg pcr dejittering
US20080304571A1 (en) Content Receiving Apparatus, Method of Controlling Video-Audio Output Timing and Content Providing System
US20070092224A1 (en) Content receiving apparatus, video/audio output timing control method, and content provision system
JPH1117532A (ja) ディジタルpll回路およびmpegデコーダ
US7706400B2 (en) Transport stream processing device and transport stream processing method
JP3921986B2 (ja) 同期装置及び方法、ディジタル放送受信装置
US7039114B2 (en) Data separation and decoding device
JP3906712B2 (ja) データストリーム処理装置
WO1995026596A1 (en) Method for preserving the original timebase of a program in a multiplexed communications system
US20060171659A1 (en) Exploitation of discontinuity indicator for trick mode operation
US20040218633A1 (en) Method for multiplexing, in MPEG stream processor, packets of several input MPEG streams into one output transport stream with simultaneous correction of time stamps
JP2001257664A (ja) ディジタル放送受信機におけるクロック周波数同期制御回路
JP3314700B2 (ja) Mpegデータ転送制御回路
JP2007274536A (ja) 受信装置及び送受信方法
US9124921B2 (en) Apparatus and method for playing back contents
JP2008067179A (ja) 受信装置および符号化データ再生方法
JPH08307863A (ja) 映像符号化情報の送受同期方法
JP2006067158A (ja) データ処理装置およびデータ処理方法並びにデータ送受信システム
JP2012231213A (ja) ストリーム同期装置、及びストリーム同期方法
JP2003198619A (ja) データ送信装置及び方法、並びにデータ受信装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees